JP2002212835A - 熱収縮性ポリエステル系繊維及びそれを用いた人工毛髪 - Google Patents
熱収縮性ポリエステル系繊維及びそれを用いた人工毛髪Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ポリエステル系繊維が有する耐熱性、強伸度な
どの繊維物性は損なわずに、耐燃性とセット性に優れた
熱収縮性ポリエステル系繊維及びそれを用いた人工毛髪
を提供する。 【解決手段】ポリアルキレンテレフタレートの重合体又
はポリアルキレンテレフタレートを主体とした共重合体
からなるポリエステル(A)80〜40重量%とポリア
リレート(B)20〜60重量%を含有する組成物を用
いてなり、140℃以上において、20%以上の熱収縮
率を有するポリエステル系繊維により達成される。
どの繊維物性は損なわずに、耐燃性とセット性に優れた
熱収縮性ポリエステル系繊維及びそれを用いた人工毛髪
を提供する。 【解決手段】ポリアルキレンテレフタレートの重合体又
はポリアルキレンテレフタレートを主体とした共重合体
からなるポリエステル(A)80〜40重量%とポリア
リレート(B)20〜60重量%を含有する組成物を用
いてなり、140℃以上において、20%以上の熱収縮
率を有するポリエステル系繊維により達成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリアリレートを
含むポリエステル組成物から形成された熱収縮性ポリエ
ステル系繊維及びそれを用いた人工毛髪に関する。
含むポリエステル組成物から形成された熱収縮性ポリエ
ステル系繊維及びそれを用いた人工毛髪に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレンテレフタレート又はポリエ
チレンテレフタレートを主体とするポリエステルからな
る繊維は、高融点、高弾性率で優れた耐熱性、耐薬品性
を有していることから、カーテン、敷物、衣料、毛布、
シーツ地、テーブルクロス、椅子張り地、壁装材、人工
毛髪、自動車内装資材、屋外用補強材、安全ネットなど
に広く使用されている。
チレンテレフタレートを主体とするポリエステルからな
る繊維は、高融点、高弾性率で優れた耐熱性、耐薬品性
を有していることから、カーテン、敷物、衣料、毛布、
シーツ地、テーブルクロス、椅子張り地、壁装材、人工
毛髪、自動車内装資材、屋外用補強材、安全ネットなど
に広く使用されている。
【0003】かつら、ヘアーウィッグ、付け毛、ヘアー
バンド、ドールヘアーなどの頭髪製品においては、従
来、人毛、人工毛髪としてモダクリル、ポリ塩化ビニル
などが使用されてきた。人毛の提供は困難になってきて
おり、人工毛髪の重要性が高まってきている。人工毛髪
素材として、難燃性の特長を生かしてモダクリルが多く
使用されてきたが、耐熱温度の点では不十分であった。
近年になり、耐熱性に優れるポリエチレンテレフタレー
トに代表されるポリエステルを主成分とする繊維を用い
た人工毛髪繊維が提案されるようになってきた。しかし
ながら、ポリエチレンテレフタレートを代表とするポリ
エステル繊維は、可燃性素材であるため、耐燃性が不十
分であった。
バンド、ドールヘアーなどの頭髪製品においては、従
来、人毛、人工毛髪としてモダクリル、ポリ塩化ビニル
などが使用されてきた。人毛の提供は困難になってきて
おり、人工毛髪の重要性が高まってきている。人工毛髪
素材として、難燃性の特長を生かしてモダクリルが多く
使用されてきたが、耐熱温度の点では不十分であった。
近年になり、耐熱性に優れるポリエチレンテレフタレー
トに代表されるポリエステルを主成分とする繊維を用い
た人工毛髪繊維が提案されるようになってきた。しかし
ながら、ポリエチレンテレフタレートを代表とするポリ
エステル繊維は、可燃性素材であるため、耐燃性が不十
分であった。
【0004】従来より、ポリエステル繊維の耐燃性を向
上させようとする試みは種々なされており、例えばポリ
エステル樹脂にリン原子を含有する難燃モノマーを共重
合する方法や、ポリエステル繊維に難燃剤を含有させる
方法などが知られている。前者の難燃モノマーを共重合
する方法としては、例えば、特公昭55−41610号
公報には、リン原子が環員子となっていて熱安定性の良
好なリン化合物を共重合する方法、また、特公昭53−
13479号公報には、カルボキシホスフィン酸を共重
合する方法、特開平11−124732号公報には、ポ
リアリレートを含むポリエステルにリン化合物を配合又
は共重合する方法が提案されている。一方、後者の難燃
剤を含有させる方法としては、特公平3−57990号
公報には、微粒子のハロゲン化シクロアルカン化合物を
ポリエステル繊維に含有させる方法、また、特公平1−
24913号公報には、臭素原子含有アルキルシクロヘ
キサンを含有させる方法などが提案されている。
上させようとする試みは種々なされており、例えばポリ
エステル樹脂にリン原子を含有する難燃モノマーを共重
合する方法や、ポリエステル繊維に難燃剤を含有させる
方法などが知られている。前者の難燃モノマーを共重合
する方法としては、例えば、特公昭55−41610号
公報には、リン原子が環員子となっていて熱安定性の良
好なリン化合物を共重合する方法、また、特公昭53−
13479号公報には、カルボキシホスフィン酸を共重
合する方法、特開平11−124732号公報には、ポ
リアリレートを含むポリエステルにリン化合物を配合又
は共重合する方法が提案されている。一方、後者の難燃
剤を含有させる方法としては、特公平3−57990号
公報には、微粒子のハロゲン化シクロアルカン化合物を
ポリエステル繊維に含有させる方法、また、特公平1−
24913号公報には、臭素原子含有アルキルシクロヘ
キサンを含有させる方法などが提案されている。
【0005】これらの難燃化技術を人工毛髪に適用した
ものとしては、例えば、特開平3−27105号公報、
特開平5−339805号公報などに、リン化合物を共
重合したポリエステル繊維が提案されている。しかしな
がら、人工毛髪には高い耐燃性が要求されるため、これ
らの共重合ポリエステルを人工毛髪に使用するためには
その共重合量を多くしなければならず、その結果、ポリ
エステルの耐熱性が大幅に低下し、溶融紡糸が困難にな
ったり、火炎が接近した場合、着火し燃焼はしないが、
溶融しドリップするという問題が発生する。
ものとしては、例えば、特開平3−27105号公報、
特開平5−339805号公報などに、リン化合物を共
重合したポリエステル繊維が提案されている。しかしな
がら、人工毛髪には高い耐燃性が要求されるため、これ
らの共重合ポリエステルを人工毛髪に使用するためには
その共重合量を多くしなければならず、その結果、ポリ
エステルの耐熱性が大幅に低下し、溶融紡糸が困難にな
ったり、火炎が接近した場合、着火し燃焼はしないが、
溶融しドリップするという問題が発生する。
【0006】一方、ポリエステル繊維に難燃剤を含有さ
せる方法では、十分な耐燃性を得るために、含有処理温
度を150℃以上の高温にすることが必要であったり、
含有処理時間を長時間にする必要があったり、又は大量
の難燃剤を使用しなければならないといった課題があ
り、繊維物性の低下や生産性の低下、製造コストアップ
などの問題が発生する。このように、耐燃性とセット性
がともに優れた人工毛髪はいまだ得られていないのが現
状である。
せる方法では、十分な耐燃性を得るために、含有処理温
度を150℃以上の高温にすることが必要であったり、
含有処理時間を長時間にする必要があったり、又は大量
の難燃剤を使用しなければならないといった課題があ
り、繊維物性の低下や生産性の低下、製造コストアップ
などの問題が発生する。このように、耐燃性とセット性
がともに優れた人工毛髪はいまだ得られていないのが現
状である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、通常のポリ
エステル繊維の耐熱性、強伸度など繊維物性を維持し、
耐燃性とセット性に優れた熱収縮性ポリエステル系繊維
及びそれを用いた人工毛髪を提供しようとするものであ
る。
エステル繊維の耐熱性、強伸度など繊維物性を維持し、
耐燃性とセット性に優れた熱収縮性ポリエステル系繊維
及びそれを用いた人工毛髪を提供しようとするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決するため、鋭意検討を重ねた結果、ポリエステル
とポリアリレートを特定の比率で混合した組成物を溶融
紡糸し、熱収縮性を持たせることで、通常のポリエステ
ル繊維の物性を損なうことなく、耐燃性、セット性を付
与できることを見出し、本発明に到達した。すなわち本
発明のポリエステル系繊維は、ポリアルキレンテレフタ
レートの重合体又はポリアルキレンテレフタレートを主
体とした共重合体からなるポリエステル(A)80〜4
0重量%とポリアリレート(B)20〜60重量%を含
有する組成物を用いてなり、140℃以上における熱収
縮率が20%以上である熱収縮性ポリエステル系繊維で
あり、前記(A)は、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リプロピレンテレフタレート及びポリブチレンテレフタ
レートよりなる群から選択される少なくとも1種の混合
物であるのが好ましい。
を解決するため、鋭意検討を重ねた結果、ポリエステル
とポリアリレートを特定の比率で混合した組成物を溶融
紡糸し、熱収縮性を持たせることで、通常のポリエステ
ル繊維の物性を損なうことなく、耐燃性、セット性を付
与できることを見出し、本発明に到達した。すなわち本
発明のポリエステル系繊維は、ポリアルキレンテレフタ
レートの重合体又はポリアルキレンテレフタレートを主
体とした共重合体からなるポリエステル(A)80〜4
0重量%とポリアリレート(B)20〜60重量%を含
有する組成物を用いてなり、140℃以上における熱収
縮率が20%以上である熱収縮性ポリエステル系繊維で
あり、前記(A)は、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リプロピレンテレフタレート及びポリブチレンテレフタ
レートよりなる群から選択される少なくとも1種の混合
物であるのが好ましい。
【0009】また前記(B)は、テレフタル酸及びその
誘導体とイソフタル酸及びその誘導体の混合物と下記一
般式(1)で表されるビスフェノール化合物とから得ら
れるポリアリレートであるのが好ましい。
誘導体とイソフタル酸及びその誘導体の混合物と下記一
般式(1)で表されるビスフェノール化合物とから得ら
れるポリアリレートであるのが好ましい。
【0010】
【化2】
【0011】(式中、Rは水素原子、炭素数1〜10の
炭化水素基、Xはメチレン基、エチリデン基、イソプロ
ピリデン基、カルボニル基、スルホニル基、1,3−フ
ェニレンジイソプロピリデン基、1,4−フェニレンジ
イソプロピリデン基を示す。) また前記の熱収縮性ポリエステル系繊維は、140℃未
満の温度では10%以下の熱収縮率を示し、140℃以
上で最大収縮率20%以上を示すことが好ましい。一
方、本発明の人工毛髪は上記した熱収縮性ポリエステル
系繊維を用いてなる人工毛髪である。
炭化水素基、Xはメチレン基、エチリデン基、イソプロ
ピリデン基、カルボニル基、スルホニル基、1,3−フ
ェニレンジイソプロピリデン基、1,4−フェニレンジ
イソプロピリデン基を示す。) また前記の熱収縮性ポリエステル系繊維は、140℃未
満の温度では10%以下の熱収縮率を示し、140℃以
上で最大収縮率20%以上を示すことが好ましい。一
方、本発明の人工毛髪は上記した熱収縮性ポリエステル
系繊維を用いてなる人工毛髪である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明について詳細に説
明する。本発明の熱収縮性ポリエステル系繊維は、ポリ
アルキレンテレフタレート又はポリアルキレンテレフタ
レートを主体とした共重合ポリエステル(A)80〜4
0重量%とポリアリレート(B)20〜60重量%を含
有する組成物を用いてなるものである。
明する。本発明の熱収縮性ポリエステル系繊維は、ポリ
アルキレンテレフタレート又はポリアルキレンテレフタ
レートを主体とした共重合ポリエステル(A)80〜4
0重量%とポリアリレート(B)20〜60重量%を含
有する組成物を用いてなるものである。
【0013】本発明で用いられるポリアルキレンテレフ
タレート又はポリアルキレンテレフタレートを主体とし
た共重合ポリエステル(A)とは、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリブチレ
ンテレフタレートなどのポリアルキレンテレフタレート
及び/又はこれらのポリアルキレンテレフタレートを主
体とし、少量の共重合成分を含有する共重合ポリエステ
ルが挙げられる。
タレート又はポリアルキレンテレフタレートを主体とし
た共重合ポリエステル(A)とは、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリブチレ
ンテレフタレートなどのポリアルキレンテレフタレート
及び/又はこれらのポリアルキレンテレフタレートを主
体とし、少量の共重合成分を含有する共重合ポリエステ
ルが挙げられる。
【0014】共重合成分としては、イソフタル酸、オル
トフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、パラフェニレン
ジカルボン酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、コハ
ク酸、グルタル酸、アジピン酸、スぺリン酸、アゼライ
ン酸、セバシン酸、ドデカン二酸などの多価カルボン酸
及びそれらの誘導体、5−ナトリウムスルホイソフタル
酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸ジヒドロキシエ
チルなどのスルホン酸塩を含むジカルボン酸及びその誘
導体、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジ
オール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジ
オール、ネオペンチルグリコール、1,4−シクロヘキ
サンジメタノール、ジエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、トリメチロールプロパン、ペンタエリス
リトール、4−ヒドロキシ安息香酸、ε−カプロラクト
ンなどが挙げられる。
トフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、パラフェニレン
ジカルボン酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、コハ
ク酸、グルタル酸、アジピン酸、スぺリン酸、アゼライ
ン酸、セバシン酸、ドデカン二酸などの多価カルボン酸
及びそれらの誘導体、5−ナトリウムスルホイソフタル
酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸ジヒドロキシエ
チルなどのスルホン酸塩を含むジカルボン酸及びその誘
導体、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジ
オール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジ
オール、ネオペンチルグリコール、1,4−シクロヘキ
サンジメタノール、ジエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、トリメチロールプロパン、ペンタエリス
リトール、4−ヒドロキシ安息香酸、ε−カプロラクト
ンなどが挙げられる。
【0015】前記(A)成分の共重合ポリエステルは、
主体となるポリアルキレンテレフタレートの主鎖中及び
/又は側鎖に前記共重合成分を公知の方法により重縮合
すればよい。前記(A)成分は、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリブチレン
テレフタレート、共重合ポリエステルよりなる群から選
択される少なくとも1種の混合物が好ましい。
主体となるポリアルキレンテレフタレートの主鎖中及び
/又は側鎖に前記共重合成分を公知の方法により重縮合
すればよい。前記(A)成分は、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリブチレン
テレフタレート、共重合ポリエステルよりなる群から選
択される少なくとも1種の混合物が好ましい。
【0016】前記(A)成分の固有粘度は、0.4〜
1.0の範囲が好ましく、0.5〜0.9の範囲がより
好ましい。固有粘度が0.4未満では、溶融粘度が低く
なりすぎるため、溶融紡糸が困難になったり、延伸、熱
処理の過程又は製品加工時に単繊維間の融着が発生す
る。逆に固有粘度が1.0を超えると、溶融粘度が高く
なりすぎ、溶融紡糸が困難になる傾向がある。
1.0の範囲が好ましく、0.5〜0.9の範囲がより
好ましい。固有粘度が0.4未満では、溶融粘度が低く
なりすぎるため、溶融紡糸が困難になったり、延伸、熱
処理の過程又は製品加工時に単繊維間の融着が発生す
る。逆に固有粘度が1.0を超えると、溶融粘度が高く
なりすぎ、溶融紡糸が困難になる傾向がある。
【0017】本発明で用いられるポリアリレート(B)
は、芳香族ジカルボン酸成分と芳香族ジオール成分とか
らなる全芳香族ポリエステルを意味し、界面重合法、溶
液重合法及び溶融重合法のいずれの方法で製造したもの
でもよい。
は、芳香族ジカルボン酸成分と芳香族ジオール成分とか
らなる全芳香族ポリエステルを意味し、界面重合法、溶
液重合法及び溶融重合法のいずれの方法で製造したもの
でもよい。
【0018】前記(B)成分の芳香族ジカルボン酸成分
としては、テレフタル酸、イソフタル酸、オルトフタル
酸、ナフタレンジカルボン酸、パラフェニレンジカルボ
ン酸などの多価カルボン酸及びそれらの誘導体、5−ナ
トリウムスルホイソフタル酸、5−ナトリウムスルホイ
ソフタル酸ジヒドロキシエチルなどのスルホン酸塩を含
むジカルボン酸及びその誘導体などが挙げられる。
としては、テレフタル酸、イソフタル酸、オルトフタル
酸、ナフタレンジカルボン酸、パラフェニレンジカルボ
ン酸などの多価カルボン酸及びそれらの誘導体、5−ナ
トリウムスルホイソフタル酸、5−ナトリウムスルホイ
ソフタル酸ジヒドロキシエチルなどのスルホン酸塩を含
むジカルボン酸及びその誘導体などが挙げられる。
【0019】前記(B)成分の芳香族ジオール成分とし
ては、一般式(1)で表される二価フェノール類、レゾ
ルシノール、ハイドロキノン、ビフェノール、ビス(4
−ヒドロキシフェニル)メタン、ビス(4−ヒドロキシ
ルフェニル)エーテル、ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)スルホン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルフ
ィド、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルフォン、ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)ケトン、ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)ジフェニルメタン、ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)−p−ジイソプロピルベンゼン、ビス
(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)メタ
ン、ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)メタ
ン、ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)エーテル、ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキ
シフェニル)スルホン、ビス(3,5−ジメチル−4−
ヒドロキシフェニル)スルフィド、1,1−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)エタン、1,1−ビス(3,5−
ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)エタン、1,1−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、1,
1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−ト
リメチルシクロヘキサン、1,1−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)−1−フェニルエタン、2,2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2−ビス(3,5−
ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2
−ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、4,4’−ジヒドロキシルビフェニル、3,3’,
5,5’−テトラメチル−4,4’−ジヒドロキシビフ
ェニル、4,4’−ジヒドロキシベンゾフェノン4,
4’−ジヒドロキシ−ジフェニルエーテル、4,4’−
ジヒドロキシ−ジフェニルチオエーテルなどを挙げるこ
とができる。
ては、一般式(1)で表される二価フェノール類、レゾ
ルシノール、ハイドロキノン、ビフェノール、ビス(4
−ヒドロキシフェニル)メタン、ビス(4−ヒドロキシ
ルフェニル)エーテル、ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)スルホン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルフ
ィド、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルフォン、ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)ケトン、ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)ジフェニルメタン、ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)−p−ジイソプロピルベンゼン、ビス
(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)メタ
ン、ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)メタ
ン、ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)エーテル、ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキ
シフェニル)スルホン、ビス(3,5−ジメチル−4−
ヒドロキシフェニル)スルフィド、1,1−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)エタン、1,1−ビス(3,5−
ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)エタン、1,1−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、1,
1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−ト
リメチルシクロヘキサン、1,1−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)−1−フェニルエタン、2,2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2−ビス(3,5−
ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2
−ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、4,4’−ジヒドロキシルビフェニル、3,3’,
5,5’−テトラメチル−4,4’−ジヒドロキシビフ
ェニル、4,4’−ジヒドロキシベンゾフェノン4,
4’−ジヒドロキシ−ジフェニルエーテル、4,4’−
ジヒドロキシ−ジフェニルチオエーテルなどを挙げるこ
とができる。
【0020】前記(B)成分は、イソフタル酸とその誘
導体及び/又はテレフタル酸とその誘導体と一般式
(1)で表される化合物とからなるポリアリレートから
選ばれる1種又は2種以上の混合物が好ましい。
導体及び/又はテレフタル酸とその誘導体と一般式
(1)で表される化合物とからなるポリアリレートから
選ばれる1種又は2種以上の混合物が好ましい。
【0021】前記(B)成分の固有粘度は、0.6〜
1.5の範囲が好ましく、0.7〜1.4の範囲がより
好ましい。固有粘度が0.6未満では、十分な熱収縮率
が得られない。固有粘度が1.5を超えると、(A)成
分のポリエステルとの混合性が悪くなり、、延伸、熱処
理時の糸切れ、繊維物性の低下などを招く傾向にある。
1.5の範囲が好ましく、0.7〜1.4の範囲がより
好ましい。固有粘度が0.6未満では、十分な熱収縮率
が得られない。固有粘度が1.5を超えると、(A)成
分のポリエステルとの混合性が悪くなり、、延伸、熱処
理時の糸切れ、繊維物性の低下などを招く傾向にある。
【0022】前記(A)成分のポリアルキレンテレフタ
レート又はポリアルキレンテレフタレートを主体とした
共重合ポリエステルと前記(B)成分のポリアリレート
の混合比率は、(A)成分が80〜40重量%、(B)
成分が20〜60重量%であることが好ましく、(A)
成分が75〜50重量%、(B)成分が25〜50重量
%がより好ましい。(A)成分が80重量%を超え、
(B)成分が20重量%未満になると、形成されるポリ
エステル系繊維の熱収縮率が20%未満となり、耐燃性
が低下する。(A)成分が40重量%未満で、(B)成
分が60重量%を超えると、溶融粘度が高く、溶融紡糸
が困難になる傾向にある。
レート又はポリアルキレンテレフタレートを主体とした
共重合ポリエステルと前記(B)成分のポリアリレート
の混合比率は、(A)成分が80〜40重量%、(B)
成分が20〜60重量%であることが好ましく、(A)
成分が75〜50重量%、(B)成分が25〜50重量
%がより好ましい。(A)成分が80重量%を超え、
(B)成分が20重量%未満になると、形成されるポリ
エステル系繊維の熱収縮率が20%未満となり、耐燃性
が低下する。(A)成分が40重量%未満で、(B)成
分が60重量%を超えると、溶融粘度が高く、溶融紡糸
が困難になる傾向にある。
【0023】前記(A)成分と前記(B)成分の混合す
る方法としては、(A)成分のポリエステルの重合時に
(B)成分のポリアリレートを添加する方法や、(A)
成分と(B)成分を溶融混練する方法、又は紡糸時に溶
融混練する方法などがあるが、いずれの方法を用いても
よい。
る方法としては、(A)成分のポリエステルの重合時に
(B)成分のポリアリレートを添加する方法や、(A)
成分と(B)成分を溶融混練する方法、又は紡糸時に溶
融混練する方法などがあるが、いずれの方法を用いても
よい。
【0024】本発明のポリエステル系繊維は、通常の溶
融紡糸法で製造することができる。すなわち、まず、押
し出し機、ギアポンプ、口金などの温度を270〜31
0℃とし溶融紡糸し、紡出糸条を加熱筒を通過させた
後、ガラス転移点以下に冷却し、50〜5000m/分
の速度で引き取り未延伸糸が得られる。また、紡出糸条
を冷却用の水を入れた水槽で冷却し、繊度のコントロー
ルを行なうことも可能である。加熱筒の温度や長さ、冷
却風の温度や吹き付け量、冷却水槽の温度、冷却時間、
引き取り速度は、吐出量及び口金の孔数によって適宜調
整することができる。
融紡糸法で製造することができる。すなわち、まず、押
し出し機、ギアポンプ、口金などの温度を270〜31
0℃とし溶融紡糸し、紡出糸条を加熱筒を通過させた
後、ガラス転移点以下に冷却し、50〜5000m/分
の速度で引き取り未延伸糸が得られる。また、紡出糸条
を冷却用の水を入れた水槽で冷却し、繊度のコントロー
ルを行なうことも可能である。加熱筒の温度や長さ、冷
却風の温度や吹き付け量、冷却水槽の温度、冷却時間、
引き取り速度は、吐出量及び口金の孔数によって適宜調
整することができる。
【0025】得られた未延伸糸は熱延伸するが、延伸は
未延伸糸を一旦巻き取ってから延伸する2工程法及び巻
き取ることなく連続して延伸する直接紡糸延伸法のいず
れの方法によってもよい。熱延伸は、1段延伸法又は2
段以上の多段延伸法で行われる。熱延伸における加熱手
段としては、加熱ローラ、ヒートプレート、スチームジ
ェット装置、温水槽などを使用することができ、これら
を適宜併用することができる。
未延伸糸を一旦巻き取ってから延伸する2工程法及び巻
き取ることなく連続して延伸する直接紡糸延伸法のいず
れの方法によってもよい。熱延伸は、1段延伸法又は2
段以上の多段延伸法で行われる。熱延伸における加熱手
段としては、加熱ローラ、ヒートプレート、スチームジ
ェット装置、温水槽などを使用することができ、これら
を適宜併用することができる。
【0026】得られた延伸糸は、加熱ローラ、ヒートプ
レート、スチームジェット装置などを用いて、140℃
以上で20%以上の熱収縮性を示すように熱処理され
る。
レート、スチームジェット装置などを用いて、140℃
以上で20%以上の熱収縮性を示すように熱処理され
る。
【0027】本発明の熱収縮性ポリエステル系繊維は、
ポリアリレート成分を20〜60重量%含有することに
より、限界酸素指数が高くなり、耐炎性を示し、炎が接
近してきても着火しにくくなる。フィラメントに炎が接
近するに伴い、フィラメントが加熱されるが、その時に
収縮することで炎から遠ざかり、着火、燃焼を回避でき
る。
ポリアリレート成分を20〜60重量%含有することに
より、限界酸素指数が高くなり、耐炎性を示し、炎が接
近してきても着火しにくくなる。フィラメントに炎が接
近するに伴い、フィラメントが加熱されるが、その時に
収縮することで炎から遠ざかり、着火、燃焼を回避でき
る。
【0028】本発明でいう熱収縮率とは、30℃〜28
0℃における熱収縮率を意味するものであり、具体的に
は、熱機械分析(Thermo Mechanical
Analysis)により測定した値を言う。
0℃における熱収縮率を意味するものであり、具体的に
は、熱機械分析(Thermo Mechanical
Analysis)により測定した値を言う。
【0029】本発明のポリエステル系フィラメントが有
する熱収縮性は、140℃以上において20%以上であ
ることが好ましく、30%以上であることがより好まし
い。人工毛髪用途で使用する場合には、高温でのセット
性を維持するため、140℃以下の収縮率は小さく、1
40℃以上の収縮率が大きくなるように加工することが
好ましい。特に、140℃未満の収縮率は5%以下にす
るのがよい。
する熱収縮性は、140℃以上において20%以上であ
ることが好ましく、30%以上であることがより好まし
い。人工毛髪用途で使用する場合には、高温でのセット
性を維持するため、140℃以下の収縮率は小さく、1
40℃以上の収縮率が大きくなるように加工することが
好ましい。特に、140℃未満の収縮率は5%以下にす
るのがよい。
【0030】また、ヘアーアイロンを用いてカールセッ
トを行う場合には、最大収縮温度が180℃以上になる
よう、熱処理温度を設定するのが好ましい。
トを行う場合には、最大収縮温度が180℃以上になる
よう、熱処理温度を設定するのが好ましい。
【0031】本発明のポリエステル系繊維を人工毛髪と
して使用する場合には、モダアクリル、ポリ塩化ビニ
ル、ナイロンなど他の人工毛髪素材と併用してもよい。
して使用する場合には、モダアクリル、ポリ塩化ビニ
ル、ナイロンなど他の人工毛髪素材と併用してもよい。
【0032】また、本発明のポリエステル系繊維には、
必要に応じて、アルカリ減量処理などのつや消し処理を
施すことができる。
必要に応じて、アルカリ減量処理などのつや消し処理を
施すことができる。
【0033】本発明のポリエステル系繊維の加工条件
は、特に限定されるものではなく、通常のポリエステル
繊維と同様に加工することができるが、使用する顔料、
染料や助剤などは耐候性及び難燃性のよいものを使用す
ることが好ましい。
は、特に限定されるものではなく、通常のポリエステル
繊維と同様に加工することができるが、使用する顔料、
染料や助剤などは耐候性及び難燃性のよいものを使用す
ることが好ましい。
【0034】なお、本発明のポリエステル系繊維には、
必要に応じて、難燃剤、耐熱剤、光安定剤、蛍光剤、酸
化防止剤、艶消剤、静電防止剤、顔料、可塑剤、潤滑剤
などの各種添加剤を含有させることができる。
必要に応じて、難燃剤、耐熱剤、光安定剤、蛍光剤、酸
化防止剤、艶消剤、静電防止剤、顔料、可塑剤、潤滑剤
などの各種添加剤を含有させることができる。
【0035】
【実施例】次に、本発明を実施例によって具体的に説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
尚、特性値の測定法は、以下のとおりである。
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
尚、特性値の測定法は、以下のとおりである。
【0036】(ポリエステルの固有粘度)フェノールと
テトラクロロエタンとの等重量混合物を溶媒とし、濃度
0.5g/dlの溶液についてウベローデ型粘度管を用
いて25℃における相対粘度を測定し、式(2)より固
有粘度を算出した。
テトラクロロエタンとの等重量混合物を溶媒とし、濃度
0.5g/dlの溶液についてウベローデ型粘度管を用
いて25℃における相対粘度を測定し、式(2)より固
有粘度を算出した。
【0037】
【数1】
【0038】(式中、ηは溶液の粘度、η0は溶媒の粘
度、ηrelは相対粘度、ηspは比粘度、[η]は固有粘
度、Cは溶液の濃度である。) (ポリアリレートの固有粘度)フェノールとテトラクロ
ロエタンとの重量比6/4の混合物を溶媒とし、濃度
1.0g/dlの溶液についてウベローデ型粘度管を用
いて25℃における相対粘度を測定し、ポリエステルの
場合と同様にして、式(2)より固有粘度を算出した。
度、ηrelは相対粘度、ηspは比粘度、[η]は固有粘
度、Cは溶液の濃度である。) (ポリアリレートの固有粘度)フェノールとテトラクロ
ロエタンとの重量比6/4の混合物を溶媒とし、濃度
1.0g/dlの溶液についてウベローデ型粘度管を用
いて25℃における相対粘度を測定し、ポリエステルの
場合と同様にして、式(2)より固有粘度を算出した。
【0039】(強度及び伸度)(株)インテスコ製IN
TESCO Model 201型を用いて、フィラメ
ントの引張強伸度を測定した。長さ40mmのフィラメ
ント1本をとり、フィラメントの両端10mmを接着剤
を糊付けした両面テープを貼り付けた台紙(薄紙)で挟
み、一晩風。乾して、長さ20mmの試料を作製する。
試験機に試料を装着し、温度24℃、湿度80%以下、
荷重1/30gf×繊度(デニール)、引張速度20m
m/分で試験を行ない、強伸度を測定した。同じ条件で
試験を10回繰り返し、平均値をフィラメントの強伸度
とした。
TESCO Model 201型を用いて、フィラメ
ントの引張強伸度を測定した。長さ40mmのフィラメ
ント1本をとり、フィラメントの両端10mmを接着剤
を糊付けした両面テープを貼り付けた台紙(薄紙)で挟
み、一晩風。乾して、長さ20mmの試料を作製する。
試験機に試料を装着し、温度24℃、湿度80%以下、
荷重1/30gf×繊度(デニール)、引張速度20m
m/分で試験を行ない、強伸度を測定した。同じ条件で
試験を10回繰り返し、平均値をフィラメントの強伸度
とした。
【0040】(熱収縮性)セイコー電子工業(株)製S
SC5200H熱分析TMA/SS150Cを用いて、
フィラメントの熱収縮率を測定した。長さ10mmのフ
ィラメント10本をとり、5.55mg/dtexの荷
重をかけ、昇温速度3℃/分で30〜280℃の範囲で
の熱収縮率を測定した。
SC5200H熱分析TMA/SS150Cを用いて、
フィラメントの熱収縮率を測定した。長さ10mmのフ
ィラメント10本をとり、5.55mg/dtexの荷
重をかけ、昇温速度3℃/分で30〜280℃の範囲で
の熱収縮率を測定した。
【0041】(限界酸素指数)16cm/0.25gの
フィラメントを秤量し、端を軽く両面テープでまとめ、
懸撚器で挟み撚りをかける。十分に撚りがかかったら、
試料の真中を二つに折り2本を撚り合わせる。端をセロ
テープ(登録商標)で止め、全長7cmになるようにす
る。105℃で60分間前乾燥を行ない、さらにデシケ
ーターで30分以上乾燥する。乾燥したサンプルを所定
の酸素濃度に調整し、40秒後8〜12mmに絞った点
火器で上部より着火し、着火後点火器を離す。5cm以
上燃えるか、3分以上燃え続けた酸素濃度を調べ、同じ
条件で試験を3回繰り返し、限界酸素指数とする。
フィラメントを秤量し、端を軽く両面テープでまとめ、
懸撚器で挟み撚りをかける。十分に撚りがかかったら、
試料の真中を二つに折り2本を撚り合わせる。端をセロ
テープ(登録商標)で止め、全長7cmになるようにす
る。105℃で60分間前乾燥を行ない、さらにデシケ
ーターで30分以上乾燥する。乾燥したサンプルを所定
の酸素濃度に調整し、40秒後8〜12mmに絞った点
火器で上部より着火し、着火後点火器を離す。5cm以
上燃えるか、3分以上燃え続けた酸素濃度を調べ、同じ
条件で試験を3回繰り返し、限界酸素指数とする。
【0042】(コールドセット性)160mmのフィラ
メントを真っ直ぐに伸ばし、両端をテープで固定して、
100℃で40分間加熱する。室温まで冷却した後に、
85mmにカットし、二つ折りにして両端をミシン糸で
結び、Φ4m/mの棒に釣り下げ、荷重が6.7mg/
dtexになるように錘を付け、30℃、60%RHで
24時間保持する。錘を外し、5分間静置した後に80
mmにカットし、フィラメントの曲がり具合(角度)を
測定する。これを低温での癖の付きやすさの指標とし、
真っ直ぐ(180℃)に回復するのが最も好ましい。
メントを真っ直ぐに伸ばし、両端をテープで固定して、
100℃で40分間加熱する。室温まで冷却した後に、
85mmにカットし、二つ折りにして両端をミシン糸で
結び、Φ4m/mの棒に釣り下げ、荷重が6.7mg/
dtexになるように錘を付け、30℃、60%RHで
24時間保持する。錘を外し、5分間静置した後に80
mmにカットし、フィラメントの曲がり具合(角度)を
測定する。これを低温での癖の付きやすさの指標とし、
真っ直ぐ(180℃)に回復するのが最も好ましい。
【0043】(カール保持力)蓑毛にしたフィラメント
をΦ32m/mのパイプに捲きつけ、100〜180℃
の各温度で60分間カールセットし、室温で60分間エ
イジングした後に、カールしたフィラメントの一端を固
定し釣り下げ、初期のフィラメント長、7日後までのフ
ィラメント長の経時変化を調べる。これをカールの付き
やすさ、保持性の指標とし、初期長は短い方がよく、低
温でカールセットが可能で、かつ、より高温でセットで
きるのが好ましい。
をΦ32m/mのパイプに捲きつけ、100〜180℃
の各温度で60分間カールセットし、室温で60分間エ
イジングした後に、カールしたフィラメントの一端を固
定し釣り下げ、初期のフィラメント長、7日後までのフ
ィラメント長の経時変化を調べる。これをカールの付き
やすさ、保持性の指標とし、初期長は短い方がよく、低
温でカールセットが可能で、かつ、より高温でセットで
きるのが好ましい。
【0044】(アイロンセット性)ヘアーアイロンによ
るカールセットのしやすさ、カール形状の保持性の指標
である。フィラメントをヘアーアイロンにかるく挟み、
3回扱き予熱する。この時のフィラメント間の融着、櫛
通り、フィラメントの縮れ、糸切れを目視評価する。次
に、予熱したフィラメントをヘアーアイロンに捲きつ
け、10秒間保持し、アイロンを引き抜く。この時の抜
きやすさ(ロッドアウト性)、抜いた時のカールの保持
性を目視評価する。
るカールセットのしやすさ、カール形状の保持性の指標
である。フィラメントをヘアーアイロンにかるく挟み、
3回扱き予熱する。この時のフィラメント間の融着、櫛
通り、フィラメントの縮れ、糸切れを目視評価する。次
に、予熱したフィラメントをヘアーアイロンに捲きつ
け、10秒間保持し、アイロンを引き抜く。この時の抜
きやすさ(ロッドアウト性)、抜いた時のカールの保持
性を目視評価する。
【0045】(実施例1)水分量100ppm以下に乾
燥させた固有粘度0.61のポリエチレンテレフタレー
ト(ベルペットEFG−10、カネボウ合繊(株)製)
3500gとモル比が50/50のイソフタル酸とテレ
フタル酸の混合物とビスフェノールAからなる固有粘度
1.38のポリアリレート(UポリマーU−100、ユ
ニチカ(株)製)1500gをドライブレンドし、エク
ストルーダーに供給し、300℃で溶融混練し、ペレッ
ト化した後に、水分量100ppm以下に乾燥した。次
いで、ノズル径0.5mmの丸断面ノズル孔を有する紡
糸口金を用いて溶融ポリマーを吐出し、口金下25cm
の位置に設置した水温30℃の水浴中で冷却し、100
m/分の速度で巻き取って未延伸糸を得た。得られた未
延伸糸を90℃の温水浴中で一段目の延伸を行い、続い
て100℃の温水浴中で二段目の延伸を行って、5倍延
伸糸とし、200℃に加熱したヒートロールを用いて、
100m/分の速度で巻き取り、熱処理を行い、単繊維
繊度が50dtexの熱収縮性ポリエステル系繊維(マ
ルチフィラメント)を得た。
燥させた固有粘度0.61のポリエチレンテレフタレー
ト(ベルペットEFG−10、カネボウ合繊(株)製)
3500gとモル比が50/50のイソフタル酸とテレ
フタル酸の混合物とビスフェノールAからなる固有粘度
1.38のポリアリレート(UポリマーU−100、ユ
ニチカ(株)製)1500gをドライブレンドし、エク
ストルーダーに供給し、300℃で溶融混練し、ペレッ
ト化した後に、水分量100ppm以下に乾燥した。次
いで、ノズル径0.5mmの丸断面ノズル孔を有する紡
糸口金を用いて溶融ポリマーを吐出し、口金下25cm
の位置に設置した水温30℃の水浴中で冷却し、100
m/分の速度で巻き取って未延伸糸を得た。得られた未
延伸糸を90℃の温水浴中で一段目の延伸を行い、続い
て100℃の温水浴中で二段目の延伸を行って、5倍延
伸糸とし、200℃に加熱したヒートロールを用いて、
100m/分の速度で巻き取り、熱処理を行い、単繊維
繊度が50dtexの熱収縮性ポリエステル系繊維(マ
ルチフィラメント)を得た。
【0046】(実施例2)使用するポリマーをポリエチ
レンテレフタレート(ベルペットEFG−10、カネボ
ウ合繊(株)製)2500g、ポリアリレート(Uポリ
マーU−100、ユニチカ(株)製)2500gに変更
した以外は、実施例1と同様にして熱収縮性ポリエステ
ル系繊維を得た。
レンテレフタレート(ベルペットEFG−10、カネボ
ウ合繊(株)製)2500g、ポリアリレート(Uポリ
マーU−100、ユニチカ(株)製)2500gに変更
した以外は、実施例1と同様にして熱収縮性ポリエステ
ル系繊維を得た。
【0047】(実施例3)使用するポリマーを固有粘度
0.85のポリエチレンテレフタレート(ベルペットE
FG−85A、カネボウ合繊(株)製)4000g、ポ
リアリレート(UポリマーU−100、ユニチカ(株)
製)1000gに変更した以外は、実施例1と同様にし
て熱収縮性ポリエステル系繊維を得た。
0.85のポリエチレンテレフタレート(ベルペットE
FG−85A、カネボウ合繊(株)製)4000g、ポ
リアリレート(UポリマーU−100、ユニチカ(株)
製)1000gに変更した以外は、実施例1と同様にし
て熱収縮性ポリエステル系繊維を得た。
【0048】(実施例4)使用するポリマーをポリエチ
レンテレフタレート(ベルペットEFG−10、カネボ
ウ合繊(株)製)2500g、固有粘度1.20のポリ
ブチレンテレフタレート(ノバドゥール5510S、三
菱エンジニアプラスチックス(株)製)1000g、ポ
リアリレート(UポリマーU−100、ユニチカ(株)
製)1500gに変更した以外は、実施例1と同様にし
て熱収縮性ポリエステル系繊維を得た。
レンテレフタレート(ベルペットEFG−10、カネボ
ウ合繊(株)製)2500g、固有粘度1.20のポリ
ブチレンテレフタレート(ノバドゥール5510S、三
菱エンジニアプラスチックス(株)製)1000g、ポ
リアリレート(UポリマーU−100、ユニチカ(株)
製)1500gに変更した以外は、実施例1と同様にし
て熱収縮性ポリエステル系繊維を得た。
【0049】(実施例5)使用するポリマーをポリエチ
レンテレフタレート(ベルペットEFG−10、カネボ
ウ合繊(株)製)3500g、ポリアリレート(Uポリ
マーU−100、ユニチカ(株)製)1500gに変更
し、リン系難燃剤PX−200(大八化学工業(株)
製)500g添加した以外は、実施例1と同様にして熱
収縮性ポリエステル系繊維を得た。
レンテレフタレート(ベルペットEFG−10、カネボ
ウ合繊(株)製)3500g、ポリアリレート(Uポリ
マーU−100、ユニチカ(株)製)1500gに変更
し、リン系難燃剤PX−200(大八化学工業(株)
製)500g添加した以外は、実施例1と同様にして熱
収縮性ポリエステル系繊維を得た。
【0050】(実施例6)窒素導入管、溶剤留去管、圧
力計、内温測定部位を備えた耐圧容器にテレフタル酸ジ
メチル4630g、5−ナトリウムスルホイソフタル酸
ジヒドロキシエチル430g、エチレングリコール31
00g及び三酸化アンチモン1.4gを投入し、混合物
を窒素雰囲気下で攪拌しながら140℃に加熱した。反
応温度を2時間かけて230℃に上昇させ、脱離メタノ
ールと過剰のエチレングリコールを弱減圧下で留去させ
た。次いで、反応温度を30分かけて280℃まで上昇
させ、内部圧を30分かけて1torr以下まで低下さ
せて重縮合を行い、溶融物の固有粘度が0.6になるま
で攪拌を続け、共重合ポリエステルを得た。得られたポ
リエステル3500gとモル比が50/50のイソフタ
ル酸とテレフタル酸の混合物とビスフェノールAからな
るポリアリレート1500gをドライブレンドし、以降
は実施例1と同様にして熱収縮性ポリエステル系繊維を
得た。
力計、内温測定部位を備えた耐圧容器にテレフタル酸ジ
メチル4630g、5−ナトリウムスルホイソフタル酸
ジヒドロキシエチル430g、エチレングリコール31
00g及び三酸化アンチモン1.4gを投入し、混合物
を窒素雰囲気下で攪拌しながら140℃に加熱した。反
応温度を2時間かけて230℃に上昇させ、脱離メタノ
ールと過剰のエチレングリコールを弱減圧下で留去させ
た。次いで、反応温度を30分かけて280℃まで上昇
させ、内部圧を30分かけて1torr以下まで低下さ
せて重縮合を行い、溶融物の固有粘度が0.6になるま
で攪拌を続け、共重合ポリエステルを得た。得られたポ
リエステル3500gとモル比が50/50のイソフタ
ル酸とテレフタル酸の混合物とビスフェノールAからな
るポリアリレート1500gをドライブレンドし、以降
は実施例1と同様にして熱収縮性ポリエステル系繊維を
得た。
【0051】(実施例7)窒素導入管、溶剤留去管、圧
力計、内温測定部位を備えた耐圧容器にテレフタル酸ジ
メチル4630g、n−ブチル−ビス(3−ヒドロキシ
プロピル)ホスフィンオキシド268g、エチレングリ
コール3100g及び三酸化アンチモン1.4gを投入
し、混合物を窒素雰囲気下で攪拌しながら140℃に加
熱した。反応温度を2時間かけて230℃に上昇させ、
脱離メタノールと過剰のエチレングリコールを弱減圧下
で留去させた。次いで、反応温度を30分かけて280
℃まで上昇させ、内部圧を30分かけて1torr以下
まで低下させて重縮合を行い、溶融物の固有粘度が0.
6になるまで攪拌を続け、共重合ポリエステルを得た。
得られたポリエステル3500gとモル比が50/50
のイソフタル酸とテレフタル酸の混合物とビスフェノー
ルAからなるポリアリレート1500gをドライブレン
ドし、以降は実施例1と同様にして熱収縮性ポリエステ
ル系繊維を得た。
力計、内温測定部位を備えた耐圧容器にテレフタル酸ジ
メチル4630g、n−ブチル−ビス(3−ヒドロキシ
プロピル)ホスフィンオキシド268g、エチレングリ
コール3100g及び三酸化アンチモン1.4gを投入
し、混合物を窒素雰囲気下で攪拌しながら140℃に加
熱した。反応温度を2時間かけて230℃に上昇させ、
脱離メタノールと過剰のエチレングリコールを弱減圧下
で留去させた。次いで、反応温度を30分かけて280
℃まで上昇させ、内部圧を30分かけて1torr以下
まで低下させて重縮合を行い、溶融物の固有粘度が0.
6になるまで攪拌を続け、共重合ポリエステルを得た。
得られたポリエステル3500gとモル比が50/50
のイソフタル酸とテレフタル酸の混合物とビスフェノー
ルAからなるポリアリレート1500gをドライブレン
ドし、以降は実施例1と同様にして熱収縮性ポリエステ
ル系繊維を得た。
【0052】(比較例1)使用するポリマーをポリエチ
レンテレフタレート(ベルペットEFG−10、カネボ
ウ合繊(株)製)のみに変更した以外は、実施例1と同
様にした。
レンテレフタレート(ベルペットEFG−10、カネボ
ウ合繊(株)製)のみに変更した以外は、実施例1と同
様にした。
【0053】(比較例2)使用するポリマーをポリエチ
レンテレフタレート(ベルペットEFG−10、カネボ
ウ合繊(株)製)4500g、ポリアリレート(Uポリ
マーU−100、ユニチカ(株)製)500gに変更し
た以外は、実施例1と同様にした。実施例1〜4及び比
較例1〜2で得られた繊維について、強伸度、熱収縮
率、限界酸素濃度を測定した結果を表1に示す。
レンテレフタレート(ベルペットEFG−10、カネボ
ウ合繊(株)製)4500g、ポリアリレート(Uポリ
マーU−100、ユニチカ(株)製)500gに変更し
た以外は、実施例1と同様にした。実施例1〜4及び比
較例1〜2で得られた繊維について、強伸度、熱収縮
率、限界酸素濃度を測定した結果を表1に示す。
【0054】
【表1】
【0055】
【発明の効果】本発明により、通常のポリエステル系繊
維の耐熱性、強伸度など繊維物性を損なわずに、耐燃性
とセット性に優れた熱収縮性ポリエステル系繊維及びそ
れを用いた人工毛髪が得られる。
維の耐熱性、強伸度など繊維物性を損なわずに、耐燃性
とセット性に優れた熱収縮性ポリエステル系繊維及びそ
れを用いた人工毛髪が得られる。
Claims (5)
- 【請求項1】ポリアルキレンテレフタレートの重合体又
はポリアルキレンテレフタレートを主体とした共重合体
からなるポリエステル(A)80〜40重量%とポリア
リレート(B)20〜60重量%を含有する組成物を用
いてなり、140℃以上における最大熱収縮率が20%
以上である熱収縮性ポリエステル系繊維。 - 【請求項2】前記(A)が、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリプロピレンテレフタレート及びポリブチレンテ
レフタレートよりなる群から選択される少なくとも1種
の混合物からなることを特徴とする請求項1記載の熱収
縮性ポリエステル系繊維。 - 【請求項3】前記(B)が、テレフタル酸及びその誘導
体とイソフタル酸及びその誘導体の混合物と下記一般式
(1)で表されるビスフェノール化合物とから得られる
ポリアリレートであることを特徴とする請求項1記載の
熱収縮性ポリエステル系繊維。 【化1】 (式中、Rは水素原子、炭素数1〜10の炭化水素基、
Xはメチレン基、エチリデン基、イソプロピリデン基、
カルボニル基、スルホニル基、1,3−フェニレンジイ
ソプロピリデン基、1,4−フェニレンジイソプロピリ
デン基を示す。) - 【請求項4】熱収縮性ポリエステル系繊維が、140℃
未満の温度では10%以下の熱収縮率を示し、140℃
以上で最大収縮率20%以上を示すことを特徴とする請
求項1記載の熱収縮性ポリエステル系繊維。 - 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載の熱収縮性
ポリエステル系繊維を用いてなる人工毛髪。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001059871A JP2002212835A (ja) | 2000-11-16 | 2001-03-05 | 熱収縮性ポリエステル系繊維及びそれを用いた人工毛髪 |
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JP2000349063 | 2000-11-16 | ||
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ID=26604056
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Country | Link |
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JP (1) | JP2002212835A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2005004652A1 (ja) * | 2003-07-14 | 2006-08-24 | 富士ケミカル株式会社 | 人工毛髪及びその製造方法 |
US8211542B2 (en) | 2004-09-07 | 2012-07-03 | Kaneka Corporation | Artificial hair made of flame-retardant polyester |
-
2001
- 2001-03-05 JP JP2001059871A patent/JP2002212835A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2005004652A1 (ja) * | 2003-07-14 | 2006-08-24 | 富士ケミカル株式会社 | 人工毛髪及びその製造方法 |
US8211542B2 (en) | 2004-09-07 | 2012-07-03 | Kaneka Corporation | Artificial hair made of flame-retardant polyester |
US8545981B2 (en) | 2004-09-07 | 2013-10-01 | Kaneka Corporation | Artificial hair made of flame-retardant polyester |
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