JP2002211063A - ペーパーナプキンホルダおよびプリンタ - Google Patents

ペーパーナプキンホルダおよびプリンタ

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JP2002211063A
JP2002211063A JP2001008852A JP2001008852A JP2002211063A JP 2002211063 A JP2002211063 A JP 2002211063A JP 2001008852 A JP2001008852 A JP 2001008852A JP 2001008852 A JP2001008852 A JP 2001008852A JP 2002211063 A JP2002211063 A JP 2002211063A
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Yoshihiro Oyamada
佳裕 小山田
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペーパーナプキンに対して適正に記録を施す
ためのペーパーナプキンホルダを提供すること。 【解決手段】 平板状のホルダベース2の一面側に、シ
ート状のホルダカバー3をホルダベース2の一端部に対
して接着剤4により接着することにより開閉自在に一体
に形成し、ホルダカバー3の中央部に、ホルダベース2
とホルダカバー3との間に保持されるペーパーナプキン
Pを保持するとともにペーパーナプキンPの印刷部を露
出させる枠状の切欠き部3aを形成したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタの記録部へ
の単独搬送が困難であるペーパーナプキンをホールドす
るペーパーナプキンホルダおよびこのペーパーナプキン
ホルダを用いた記録に最適なプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、搬送ローラおよびこれに圧接
される圧接ローラとの間に所定の記録媒体を挟持してプ
ラテンとサーマルヘッドとの間に形成された記録部に搬
送し、その後、前記サーマルヘッドを前記記録媒体に対
して所定の圧接力で圧接させ、この状態で、キャリッジ
を移動させるとともに、リボンカセットのインクリボン
を巻取りながら、所望の印字信号に基づいてサーマルヘ
ッドを動作させることにより、インクリボンのインクを
転写することにより、前記記録媒体に所望の記録を行な
い、排紙ローラとこれに圧接される圧接ローラとの間に
記録後の記録媒体を挟持して外部に排出する構成の熱転
写プリンタが多く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記熱転写プ
リンタにおいては、前記搬送ローラ、圧接ローラ、排紙
ローラ等から構成される熱転写プリンタの給紙装置が搬
送可能な記録媒体は、例えば、材質的には一定以上の剛
性(いわゆる紙のコシ)や厚さが必要である。剛性が小
さい、例えばペーパーナプキンのような記録媒体は搬送
方向へ指向させにくいため、熱転写プリンタ内の搬送経
路で用紙詰まりの原因となり、また、用紙厚の薄い記録
媒体は、給紙装置の圧接するローラ間に適正に挟持され
ないことがあるためである。
【0004】しかしながら、現実問題として、前記剛性
の小さい記録媒体であるペーパーナプキンに店名等の所
望の記録を施したいというニーズがある。
【0005】本発明は前記した点に鑑みてなされたもの
で、ペーパーナプキンに対して適正に記録を施すための
ペーパーナプキンホルダおよびこのペーパーナプキンホ
ルダを用いた記録に最適なプリンタを提供することを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係るペーパーナプキンホルダは、平板状のホル
ダベースの一面側に、シート状のホルダカバーを前記ホ
ルダベースの一端部に対して接着剤により接着すること
により開閉自在に一体に形成し、前記ホルダカバーの中
央部には、前記ホルダベースとホルダカバーとの間に保
持されるペーパーナプキンを保持するとともにペーパー
ナプキンの印刷部を露出させる枠状の切欠き部を形成し
てなることを特徴とするものである。
【0007】本発明によれば、ホルダカバーを微弱粘着
部の粘着力に抗してめくり上げた状態で、ホルダベース
に所望のペーパーナプキンを1枚設置し、ホルダカバー
を閉じることにより、前記ホルダベースとホルダカバー
との間にペーパーナプキンを挟持させ、かつ、ホルダカ
バーに形成された切欠き部から被記録部を露出させるこ
とができるので、ペーパーナプキンの被記録部を確実に
プリンタの記録部へ搬送することができるものである。
【0008】また、本発明に係る他のペーパーナプキン
ホルダは、前記ホルダベースとホルダカバーとの間に、
このホルダベースとホルダカバーとの間に弱い粘着力を
付与する微弱粘着部を形成したことを特徴とするもので
ある。
【0009】本発明によれば、ホルダカバーを微弱粘着
部の粘着力に抗してめくり上げた状態で、ホルダベース
に所望のペーパーナプキンを1枚設置し、ホルダカバー
を閉じることにより、前記ホルダベースとホルダカバー
との間にペーパーナプキンを挟持させ、かつ、ホルダカ
バーに形成された切欠き部から被記録部を露出させるも
のであり、この場合に、ホルダベースとホルダカバーと
の間に微弱粘着部を形成するようにしているので、微弱
粘着部の粘着力により、ホルダベースとホルダカバーと
の間に前記ペーパーナプキンが確実に保持されるととも
に、ホルダベースとホルダカバーとが密着保持されるこ
とになり、ホルダベースとホルダカバーとのずれを防止
してペーパーナプキンを確実に搬送することができる。
【0010】そして、本発明に係るさらに他のペーパー
ナプキンホルダは、前記枠状の切欠き部は、ユーザーが
任意な形状に切り取り形成可能としたことを特徴とする
ものである。
【0011】本発明によれば、いかなる平面形状のペー
パーナプキンであっても、その形状に合わせて前記枠状
の切欠き部を形成して、前記ペーパーナプキンの記録に
供される部分を露出させると共に、記録に供されないペ
ーパーナプキンの周辺部分をホルダベースとホルダカバ
ーとの間に挟むことで、前記ペーパーナプキンを保持し
つつ確実に搬送することができる。
【0012】また、本発明に係るプリンタは、前記ペー
パーナプキンホルダを記録部に搬送し、前記ペーパーナ
プキンホルダに挟持されたペーパーナプキンの被記録部
に対して所望の記録を行うことを特徴とするものであ
る。
【0013】本発明によれば、コシの弱いペーパーナプ
キンであっても、そのペーパーナプキンをホルダベース
とホルダカバーとの間に挟んで被記録部を上面に露出さ
せた状態でプリンタの記録部に供給することで、前記ペ
ーパーナプキンに対し、適切な記録を施すことができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1乃
至図5を参照して説明する。
【0015】図1乃至図3は本発明に係るペーパーナプ
キンホルダの一実施形態を示したもので、ペーパーナプ
キンホルダ1は、平板状のホルダベース2を有してお
り、このホルダベース2の一面側には、例えば、PET
等からなる透明材料のシート状のホルダカバー3が前記
ホルダベース2の上端部に対して接着剤4により接着す
ることにより一体に形成されている。本実施形態におい
て、前記ホルダカバー3の中央部には枠状の切欠き部3
aが形成されている。また、前記ホルダベース2とホル
ダカバー3との間には、このホルダベース2とホルダカ
バー3との間に弱い粘着力を付与する微弱粘着部5が形
成されている。そして、前記ホルダカバー3を前記微弱
粘着部5の粘着力に抗してめくり上げることにより前記
ホルダベース2に対してホルダカバー3を開閉できるよ
うになっており、前記ホルダベース2とホルダカバー3
との間に所望のペーパーナプキンを保持することができ
るようになされている。
【0016】また、図4は本発明に係るペーパーナプキ
ンホルダ1を使用可能とする熱転写プリンタの一実施形
態を示したもので、このプリンタ6は、ペーパーナプキ
ンホルダ1をほぼ水平に搬送して記録を行なうように構
成されている。このプリンタ6は、図示しないプリンタ
ケースの内部に配設されるプリンタフレーム7を有して
いる。このプリンタフレーム7の下方には、平板状を有
し前記プリンタフレーム7の幅方向に延在するプラテン
8がその記録面が上方に指向するように配設されてい
る。
【0017】また、前記プリンタフレーム7の一側に
は、図示しない駆動機構によりプラテン8に沿って往復
移動自在とされたキャリッジ9が配設されており、この
キャリッジ9の下端部には、複数の発熱素子が整列配置
された記録ヘッドとしての図示しないサーマルヘッドが
図示しない駆動機構によりプラテン8に対して接離自在
に配設されている。さらに、前記キャリッジ9には、内
部に所望の色のインクリボンが巻回された図示しないリ
ボンカセットが着脱自在に装着されるようになってお
り、前記インクリボンは、前記サーマルヘッドの発熱素
子部分とプラテン8との間に案内されるようになされて
いる。そして、プラテン8とサーマルヘッドとの間にペ
ーパーナプキンホルダおよびインクリボンが供給された
状態で、サーマルヘッドをプラテン8に対して圧接さ
せ、このヘッドダウン状態におけるサーマルヘッドとプ
ラテン8との圧接位置が記録位置とされている。
【0018】また、前記プリンタフレーム7の給紙方向
上流側の下方には、着脱可能とされた給紙カセット10
が装着されており、本実施形態において、この給紙カセ
ット10の上面はペーパーナプキンをセットした状態の
ペーパーナプキンホルダ11を積層して載置可能とされ
たペーパーナプキン載置部11として機能するように構
成されている。
【0019】前記プリンタ6内における前記ペーパーナ
プキン載置部11の配置位置の上方には、複数の給紙ロ
ーラ12がプリンタフレーム7の両側に回転自在に支持
された給紙ローラ駆動軸13に軸方向に所定間隔をもっ
て取付けられており、ねじりコイルばね等の付勢部材2
0によりペーパーナプキン載置部11の配設方向に付勢
されている。
【0020】プリンタフレーム7の前記プラテン8より
給紙方向上流側には、複数の紙送りローラ14がプリン
タフレーム7の両側に回転自在に支持された紙送りロー
ラ駆動軸15に所定間隔をもって取付けられている。ま
た、各紙送りローラ14の上方には、紙送りローラ14
の外周面に当接され紙送りローラ14に従動回転される
補助ローラ16が回転自在に配設されている。
【0021】また、プリンタフレーム7の前記ペーパー
ナプキン載置部11と紙送りローラ14との間には、給
紙ローラ12によりペーパーナプキン載置部11から取
出されたペーパーナプキンホルダ1を前記紙送りローラ
14と補助ローラ16との間に案内するガイド板17が
配設されている。
【0022】さらに、プリンタフレーム7のプラテン8
より給紙方向下流側には、プリンタフレーム7に回転自
在に支持された排紙ローラ駆動軸18に軸支された排紙
ローラ19が所定間隔をもって取付けられている。
【0023】そして、ペーパーナプキン載置部11から
給紙ローラ12により給紙されたペーパーナプキンホル
ダ1は、記録位置の手前でガイド板17に案内されて紙
送りローラ14と補助ローラ16とに受け渡され、紙送
りローラ14と補助ローラ16との間に挟持されて記録
位置に搬送されるものであり、記録後のペーパーナプキ
ンホルダ1は、排紙ローラ19によりプリンタ6の外部
に排出されるようになされている。
【0024】また、図5は本実施形態の熱転写プリンタ
の制御装置の一実施形態を示したもので、CPU21に
は、使用されるペーパーナプキンの種類に応じた印刷条
件等が記憶されたROM22および各種データを記憶す
るRAM23が接続されており、このCPU21から
は、前記サーマルヘッドへの通電制御を行なうサーマル
ヘッド駆動回路24、前記サーマルヘッドをプラテン7
に対して接離動作させるサーマルヘッド接離駆動回路2
5、キャリッジモータ駆動回路26、給紙ローラ駆動回
路27、紙送りローラ駆動回路28および排紙ローラ駆
動回路29に対してそれぞれ制御信号が送られるように
なされている。
【0025】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0026】本実施形態においては、前記ペーパーナプ
キンとして、いわゆる材質紙にコシが無く、しかも、拡
開状態において正方形状の紙を平面長方形状に折り畳ん
だ状態のペーパーナプキンPを用いることとし、以下の
作用を説明する。よって、前記ペーパーナプキンホルダ
1のホルダカバー3に形成される枠状の切欠き部3a
は、この折り畳まれた状態のペーパーナプキンの長方形
状よりも小さい長方形状に形成されているものとする。
【0027】そして、前記ホルダカバー3を前記微弱粘
着部5の粘着力に抗してめくり上げた状態で、前記ホル
ダベース2に前記ペーパーナプキンPを設置し、ホルダ
カバー3を閉じることにより、前記ホルダベース2とホ
ルダカバー3との間にペーパーナプキンPを挟持させ
る。その際、前記ホルダカバー3に形成された切欠き部
3aにペーパーナプキンPの被記録部が露出するように
して配設する。その状態を図6に示す。
【0028】この場合に、本実施形態においては、ホル
ダベース2とホルダカバー3との間に微弱粘着部5を形
成するようにしているので、微弱粘着部5の粘着力によ
り、ホルダベース2とホルダカバー3との間に前記ペー
パーナプキンPが所定形状に折り畳まれた状態で確実に
保持されるとともに、ホルダベース2とホルダカバー3
とが密着保持されることになる。
【0029】次に、前記熱転写プリンタにより前記ペー
パーナプキンホルダ1に保持されたペーパーナプキンP
への記録を行なう場合は、まず、前記ペーパーナプキン
Pが保持された複数のペーパーナプキンホルダ1を重ね
た状態で給紙カセット10のホルダ載置部11に積層さ
せて収納しておく。
【0030】そして、CPU21からの制御信号により
前記給紙ローラ12を回転駆動させることにより、前記
ホルダ載置部11から前記紙送りローラ14と補助ロー
ラ16との間に供給されるペーパーナプキンホルダ1を
サーマルヘッド10とプラテン7との間に搬送する。こ
のとき、本実施形態においては、微弱粘着部5によりホ
ルダベース2とホルダカバー3とがずれてしまうことが
なく、確実にペーパーナプキンホルダ1の搬送を行なう
ことができる。その後、CPU21からの制御信号によ
り前記サーマルヘッドをプラテン7に圧接させた状態
で、キャリッジ駆動モータを駆動してキャリッジ9を移
動させるとともに、巻取りボビンを回転駆動してインク
リボンを巻取りながら、前記RAM23に記憶された記
録情報に基づいてサーマルヘッドの発熱素子を選択的に
発熱させることにより、所定のペーパーナプキンPに対
して所望の記録を行なう。
【0031】このようにして、前記ペーパーナプキンP
への記録が完了したら、排紙ローラ18を回転させるこ
とにより、ペーパーナプキンホルダ1とともにペーパー
ナプキンPの排出を行なう。この動作を繰り返すことで
順次ペーパーナプキンPに記録を行なうことができる。
【0032】そして、本実施形態においては、ホルダベ
ース2とホルダカバー3との間に微弱粘着部5を形成す
るようにしているので、微弱粘着部5の粘着力により、
ホルダベース2とホルダカバー3との間に前記ペーパー
ナプキンPを確実に保持することができ、ホルダベース
2とホルダカバー3とが密着保持されることになり、ホ
ルダベース2とホルダカバー3とのずれを防止してペー
パーナプキンホルダ1を確実に記録部へ搬送し、所望の
記録を施すことができる。そして、ペーパーナプキンP
は、あくまでも微弱な接着力で前記ホルダベース2に接
着されているので、記録後にあっては、簡単且つ美観を
損なわずにペーパーナプキンホルダ1から取り出すこと
ができる。このように、従来はプリンタ内の記録媒体の
搬送経路の移動に不適であるため、記録不可能であった
ペーパーナプキンPのようなコシのない用紙に対して
も、個別に所望の記録を施すことが可能となる。
【0033】また、前記ホルダカバー3の枠状の切欠き
部3aは、ペーパーナプキンの形状に沿わせて、被記録
部を露出させるとともに、ペーパーナプキン自体をしっ
かりとホルダカバー3で保持することができるように、
ユーザーが任意な形状に切欠いて形成することも可能で
ある。ホルダーカバー3は、例えば、PET、ポリ塩化
ビニル等のような樹脂材のシートとすることで、ユーザ
ーがカッター等の切断部材で容易に切欠き形成すること
ができるものとなる。そして、このようにオリジナルの
切欠き部を形成することで、様々な形状のペーパーナプ
キンに対応することができ、記録可能なペーパーナプキ
ンの選択の幅を大幅に広げることができる。
【0034】なお、本発明は、前述した実施形態に限定
されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能で
ある。例えば、前記微弱粘着部の形成は必須のものでは
なく、また、その形成部分を、ホルダベースの全面でな
く前記ホルダーシートを固着させる側に対向する側の縁
部にのみ形成し、ホルダシートの開放端辺のみを固定す
る構成とすることもできる。さらには、1枚のホルダシ
ートに対し、前記切欠き部を複数形成するとともに1枚
のホルダに複数枚のペーパーナプキンを挟持可能とし、
プリンタの記録部に対する1枚の搬送で、複数枚のペー
パーナプキンの記録を行うようにすることも可能であ
る。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係るペーパー
ナプキンホルダは、ホルダカバーを微弱粘着部の粘着力
に抗してめくり上げた状態で、ホルダベースに所望のペ
ーパーナプキンを1枚設置し、ホルダカバーを閉じるこ
とにより、前記ホルダベースとホルダカバーとの間にペ
ーパーナプキンを挟持させ、かつ、ホルダカバーに形成
された切欠き部から被記録部を露出させることができる
ので、ペーパーナプキンの被記録部を確実にプリンタの
記録部へ確実に搬送することができる。
【0036】また、本発明に係るペーパーナプキンホル
ダは、ホルダカバーを微弱粘着部の粘着力に抗してめく
り上げた状態で、ホルダベースに所望のペーパーナプキ
ンを1枚設置し、ホルダカバーを閉じることにより、前
記ホルダベースとホルダカバーとの間にペーパーナプキ
ンを挟持させ、かつ、ホルダカバーに形成された切欠き
部から被記録部を露出させるものであり、この場合に、
ホルダベースとホルダカバーとの間に微弱粘着部を形成
するようにしているので、微弱粘着部の粘着力により、
ホルダベースとホルダカバーとの間に前記ペーパーナプ
キンが確実に保持されるとともに、ホルダベースとホル
ダカバーとが密着保持されることになり、ホルダベース
とホルダカバーとのずれを防止してペーパーナプキンを
確実に搬送することができる。
【0037】さらに、本発明に係るペーパーナプキンホ
ルダは、いかなる平面形状のペーパーナプキンであって
も、その形状に合わせて前記枠状の切欠き部を形成し
て、前記ペーパーナプキンの記録に供される部分を露出
させると共に、記録に供されないペーパーナプキンの周
辺部分をホルダベースとホルダカバーとの間に挟むこと
で、前記ペーパーナプキンを保持しつつ確実に搬送する
ことができる。
【0038】そして、本発明に係るプリンタは、コシの
弱いペーパーナプキンであっても、そのペーパーナプキ
ンをホルダベースとホルダカバーとの間に挟んで被記録
部を上面に露出させた状態でプリンタの記録部に供給す
ることで、前記ペーパーナプキンに対し、適切な記録を
施すことができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のペーパーナプキンホルダの実施の一
形態を示すホルダカバーの平面図
【図2】 本発明のペーパーナプキンホルダのホルダベ
ースを示す平面図
【図3】 本発明のペーパーナプキンホルダを示す側面
【図4】 本発明のペーパーナプキンホルダを適用する
熱転写プリンタの実施の一形態を示す平面図
【図5】 前記熱転写プリンタの制御装置の実施の一形
態を示すブロック図
【図6】 本発明のペーパーナプキンホルダの使用状態
を示す平面図
【符号の説明】
1 ペーパーナプキンホルダ 2 ホルダベース 3 ホルダカバー 3a 切欠き部 4 接着剤 5 微弱粘着部 6 プリンタ P ペーパーナプキン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状のホルダベースの一面側に、シー
    ト状のホルダカバーを前記ホルダベースの一端部に対し
    て接着剤により接着することにより開閉自在に一体に形
    成し、前記ホルダカバーの中央部には、前記ホルダベー
    スとホルダカバーとの間に保持されるペーパーナプキン
    を保持するとともにペーパーナプキンの印刷部を露出さ
    せる枠状の切欠き部を形成してなるペーパーナプキンホ
    ルダ。
  2. 【請求項2】 前記ホルダベースとホルダカバーとの間
    に、このホルダベースとホルダカバーとの間に弱い粘着
    力を付与する微弱粘着部を形成したことを特徴とする請
    求項1に記載のペーパーナプキンホルダ。
  3. 【請求項3】 前記枠状の切欠き部は、ユーザーが任意
    な形状に切り取り形成可能としたことを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載のペーパーナプキンホルダ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
    記載のペーパーナプキンホルダを記録部に搬送し、前記
    ペーパーナプキンホルダに挟持されたペーパーナプキン
    の被記録部に対して所望の記録を行うことを特徴とする
    プリンタ。
JP2001008852A 2001-01-17 2001-01-17 ペーパーナプキンホルダおよびプリンタ Withdrawn JP2002211063A (ja)

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