JP2002210280A - 針振りミシン - Google Patents

針振りミシン

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JP2002210280A
JP2002210280A JP2001014043A JP2001014043A JP2002210280A JP 2002210280 A JP2002210280 A JP 2002210280A JP 2001014043 A JP2001014043 A JP 2001014043A JP 2001014043 A JP2001014043 A JP 2001014043A JP 2002210280 A JP2002210280 A JP 2002210280A
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Japan
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needle bar
balance
needle
sewing machine
crank
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JP2001014043A
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Mitsuhiro Tachikawa
充宏 立川
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Juki Corp
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Juki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い縫製品質を保持させることのできる針振
りミシンを提供する。 【解決手段】 天秤36の基端部をミシンフレーム3に
固定された天秤支持軸35に回動可能に支持し、一端部
が天秤36の先端部と基端部との中間部に連結され他端
部が針棒クランク32に連結されている天秤リンク39
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縫製物の送り方向
(縫製方向)と直交する方向に針振りを行うことのでき
る針振りミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、針(縫い針)が縫製物、例えば
布地に刺さっていないときに布地の送り方向(以下、縫
製方向とする)と直交する方向に針を振るようにした針
振りミシンが知られている。
【0003】図4および図5は従来の針振りミシンの一
例を示すものであり、針振りミシン1のミシンベッド2
上に配設されているミシンフレーム3の一部を構成する
ミシンアーム4の内部には、水平方向に延在し図示しな
いミシンモータの駆動力により回転駆動されるミシン駆
動軸としての主軸5が配設されている。この主軸5は、
複数の主軸軸受(一部のみ図示)6を介してミシンアー
ム4の内部に回転自在に支持されている。そして、ミシ
ンアーム4の図4左方に示す先端部近傍は、面部7とさ
れており、この面部7の内部に、主軸5の先端部が位置
するように形成されている。また、針振りミシン1は、
図4左側に位置する面部7側が、縫製動作を実行する際
に作業者が対峙する操作側OSとされており、図4右側
は、操作側OSに対して反対側に位置する奥側BSとさ
れている。
【0004】前記ミシンフレーム3の面部7の内部の操
作側OSの上部には、水平方向に延在する支持軸8が配
設されている。この支持軸8には、針棒揺動支持部材9
の上端部が揺動自在に支持されている。そして、針棒揺
動支持部材9の奥側BSに位置する側面には上下一対の
針棒軸受部9a,9bが形成されている。これらの針棒
軸受部9a,9bには、針棒10が上下方向に昇降自在
に支持されている。この針棒10は、公知の如く、主軸
5の操作側OSに位置する先端部分に配設された釣合錘
11、針棒クランク12、針棒クランクロッド13およ
び針棒抱き14などによって上下方向に往復動できるよ
うにされている。また、針棒10の下端部には、針留め
15が固着されており、この針留め15によって縫製に
用いる針(縫い針)16の基端部が支持されている。さ
らに、針棒揺動支持部材9の下方に位置する針棒軸受部
9bの奥側BSの面には角駒嵌合溝17が上下方向に沿
って形成されている。
【0005】前記主軸5の下方には、主軸5と平行に延
在する針振り駆動軸18が配設されている。この針振り
駆動軸18は、針16を支持する針棒10を図5におい
て両矢印Sにて示す縫製方向と直交する方向に沿って揺
動させるためのものである。また、針振り駆動軸18
は、ミシンフレーム3に回動自在に支持されており、主
軸5あるいは個別に設けられた駆動モータ(図示せず)
からの駆動力の伝達を受けて揺動するように形成されて
いる。さらに、針振り駆動軸18の操作側OSに位置す
る先端部は、前記針棒揺動支持部材9の近傍に臨んでお
り、この針振り駆動軸18の先端部には、針振り駆動軸
18とともに揺動しうる揺動ロッド19が図示しないね
じなどにより固着されている。この揺動ロッド19の下
端部には、針振り駆動軸18と平行に延在する作動軸2
0がそのねじ部20aに螺合されたナット21により固
定されており、この作動軸20の操作側OSに位置する
頭部20bには、前記角駒嵌合溝17に嵌合される角駒
22が回動自在に支持されている。
【0006】前記針棒10の中央部の針棒抱き14の上
方には、天秤留め23が固着されており、この天秤留め
23には天秤24の基端部がねじ25などにより固定さ
れている。この天秤24は、図5に詳示するように、天
秤留め23に固着される板状の基端部24aと、この基
端部24aから針棒10に沿って上方に向かって延出さ
れた板状の直立部24bと、この直立部24bの先端か
ら屈曲部24cを介して直立部24bの長手方向に対し
て直交する幅方向に延出された板状の水平部24dとを
有しており、全体としてほぼ倒立L字状に形成されてい
る。すなわち、天秤24は、縫製方向と直交する方向に
配設されている。そして、天秤24の先端部、詳しくは
水平部24dの先端部は、操作側OSから見てミシンア
ーム4の右方外側に露出するように突出されており、こ
の天秤24の先端部のミシンアーム4の外部に露出して
いる部位には、図示しない上糸が挿通される糸通し孔2
6が設けられている。すなわち、糸通し孔26は縫製方
向に沿って配設されている。
【0007】このように形成された従来の針振りミシン
1によれば、主軸5を図5において矢印Aにて示す方向
へ回転運動させることにより、主軸5の回転運動に連動
して前記針棒10が図5において両矢印Bにて示す上下
方向へ往復動するように形成されている。また、針振り
駆動軸18の図5において両矢印Cにて示す揺動運動に
連動して前記針棒揺動支持部材9が縫製方向に直交する
方向に図5において両矢印Dにて示す方向に揺動し、そ
の結果、針棒10が、縫製方向に直交する方向に揺動す
るように形成されている。すなわち、前記針棒10は、
上下動するとともに、縫製方向に直交する方向に揺動す
るように形成されており、縫製動作を実行する際に、図
示しない縫製物としての布地に針16が刺さっていない
ときに、布地の送り方向と直交する方向に針16を振る
ことができるように構成されている。また、針棒10の
上下動および揺動に従動して針棒10に固着された前記
天秤24も上下動および揺動するように形成されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の針振りミシン1においては、天秤24が針棒1
0に固着されているとともに、天秤24が、縫製方向に
直交する方向に沿って配設されているため、図6に示す
ように、針棒10を両矢印Sにて示す縫製方向に直交す
る方向に沿って図6に両矢印Dにて示す左右に揺動した
場合、針棒10が例えば図6右側に移動した場合と、針
棒10が図6左側に移動した場合とでは、天秤24の糸
通し孔26の縫製方向に直交する方向に沿った左右方向
の位置の差ΔXと、天秤24の糸通し孔26の高さ方向
の位置の差ΔYが大きくなってしまう。このことは、天
秤24による糸ゆるめ量が大きく変化することになる。
したがって、従来の針振りミシン1においては、揺動す
る針16の左右位置によって糸ゆるめ量が異なるので縫
い目が大きく異なり、その結果、高い縫製品質を保持さ
せることができないという問題点があった。
【0009】このような問題点に対処するために、天秤
24の先端部を縫製方向である操作側OSに突出するよ
うに配設することが考えられるが、このような構成とし
た場合には、天秤24の糸通し孔26を通過させる上糸
の引き回しが煩雑になるとともに、揺動する天秤24の
先端部が作業者と対峙することになり、作業者の目障り
になる。
【0010】そこで、天秤による糸ゆるめ量が変化する
ことのない針振りミシン、すなわち、高い縫製品質を保
持させることのできる針振りミシンが求められている。
【0011】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、高い縫製品質を保持させることのできる針振り
ミシンを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため特許請求の範囲の請求項1に係る本発明の針振りミ
シンの特徴は、天秤の基端部がミシンフレームに固定さ
れた天秤支持軸に回動可能に支持されており、一端部が
天秤の長手方向の中間部に連結され、他端部が針棒クラ
ンクに連結されている天秤リンクを設けた点にある。そ
して、このような構成を採用したことにより、天秤は、
天秤リンクを介して伝達される針棒クランクの駆動力を
受けて天秤支持軸を中心として上下方向に揺動する。す
なわち、天秤の運動を針棒クランクの運動のみで決定す
ることができるため、針棒を揺動しても天秤による糸ゆ
るめ量の変化は生じない。したがって、高い縫製品質を
保持させることができる。
【0013】また、請求項2に係る本発明の針振りミシ
ンの特徴は、請求項1において、針棒クランクロッドの
一端部が針棒クランクのクランク軸に連結され、天秤リ
ンクの他端部が針棒クランクのクランクピンに連結され
ている点にある。そして、このような構成を採用したこ
とにより、天秤の揺動運動と針棒の上下運動とを容易に
同期できる。
【0014】また、請求項3に係る本発明の針振りミシ
ンの特徴は、請求項1または請求項2において、針棒ク
ランクのクランクピンの外周の一部が主軸の先端面の外
周とオーバーラップする位置に配置されている点にあ
る。そして、このような構成を採用したことにより、天
秤および天秤リンクのレイアウトを容易にできる。
【0015】また、請求項4に係る本発明の針振りミシ
ンの特徴は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に
おいて、天秤に対する天秤リンクの一端部の連結位置が
変更可能に形成されている点にある。そして、このよう
な構成を採用したことにより、天秤に対する天秤リンク
の一端部の連結位置を変更することで、天秤の揺動量を
容易に変更できるため、任意の糸ゆるめ量を得ることが
できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1から図3に示
す実施形態により説明する。なお、前述した従来のもの
と同一ないし相当する構成については図面中に同一の符
号を付しその説明は省略する。
【0017】図1から図3に示すように、本実施形態の
針振りミシン31は、主軸5の操作側OSに位置する先
端部に釣合錘11が固着されている。そして、釣合錘1
1の操作側OSに位置する前面11aには、図2に詳示
するように、針棒クランク32のクランク軸32aの先
端部分が固着されている。このクランク軸32aは、前
記釣合錘11の操作側OSに位置する前面11aの前記
主軸5の軸心から半径方向に離間した位置に固着されて
いる。また、クランク軸32aには、図1に示すよう
に、針棒クランクロッド33の一端部たる上端部が回動
自在に支持されており、これにより針棒クランク32と
針棒クランクロッド33とが連結されている。この針棒
クランクロッド33の他端部たる下端部には、針棒抱き
34の奥側BSに位置する後端部が回動自在に支持され
ている。この針棒抱き34の操作側OSに位置する先端
部は、針棒揺動支持部材9に支持された針棒10の中央
部に固着されており、針棒クランクロッド33と針棒1
0とが針棒抱き34を介して接続されている。また、針
棒クランク32は、相互に平行に延在するクランク軸3
2aとクランクピン32bとが腕部32cを介して接続
されており、クランクピン32bの外周の一部は前記主
軸5の先端面の外周とオーバーラップする位置に配置さ
れている。すなわち、図3に詳示するように、針棒クラ
ンク32を操作側OSから見た際に、クランクピン32
bの外周の一部が前記主軸5の先端面の外周とオーバー
ラップする位置に配置されている。
【0018】図1に戻って、前記主軸5の先端部の近傍
には、主軸5と平行に延在する天秤支持軸35が配設さ
れている。この天秤支持軸35は、ミシンフレーム3、
詳しくはミシンフレーム3の一部を構成するミシンアー
ム4の内部に形成された取付部に固定されている。そし
て、この天秤支持軸35には、図3に詳示するように、
図3において両矢印Sにて示す針16の揺動方向に沿っ
て配設された天秤36の基端部が回動自在に支持されて
おり、その自由端となる先端部には、糸通し孔26が設
けられている。また、天秤36の長手方向の中間部に
は、板厚方向に貫通する位置調整孔37が形成されてい
る。この位置調整孔37は、天秤36の長手方向に沿っ
て長く形成された長穴状に形成されている。そして、こ
の位置調整孔37に、図示しないねじとナットなどによ
って天秤36に固着された連結ピン38のピン部38a
の先端が操作側OSに突出している。この連結ピン38
のピン部38aには、天秤リンク39の一端部たる上端
部が回動自在に支持されており、これにより天秤36と
天秤リンク39とが連結されている。
【0019】したがって、位置調整孔37に対する連結
ピン38の取付位置を変更することで、天秤36に対す
る天秤リンク39の取付位置を容易に変更することがで
きるようになっている。
【0020】前記天秤リンク39の他端部たる下端部
は、前記針棒クランク32のクランクピン32bに回動
自在に支持されており、これにより天秤リンク39と針
棒クランク32とが連結されている。
【0021】その他の構成は前述した従来の針振りミシ
ン1と同様とされているので、その詳しい説明は省略す
る。
【0022】つぎに、前述した構成からなる本実施形態
の作用について説明する。
【0023】本実施形態の針振りミシンによれば、図1
に示すように、主軸5を図1に矢印A方向にて示す操作
側OSから見て時計方向へ回転すると、針棒クランク3
2も矢印A方向へ回転する。そして、主軸5の回転運動
は、針棒クランク32のクランク軸32aに回転自在に
支持された針棒クランクロッド33および針棒抱き34
を介して前記針棒10を図1において両矢印Bにて示す
上下方向へ往復動するように働く。また、主軸5の回転
運動は、針棒クランク32のクランクピン32bに回動
自在に支持された天秤リンク39の他端部に伝達し、天
秤36を上下動する。したがって、天秤36は、天秤支
持軸35を中心として、図3に実線にて示す天秤上死点
と、図3に破線にて示す天秤下死点との間を両矢印Eに
て示すように、上下方向に揺動する。
【0024】このように、本実施形態の針振りミシン3
1によれば、天秤36の運動は、針棒クランク32の運
動で決定されるため、針棒10を図1において両矢印D
にて示す方向に揺動させても、天秤36の位置が変わら
ない。すなわち、天秤36の運動を針棒クランク32の
運動のみで決定することができるため、針棒10を揺動
しても天秤36による糸ゆるめ量の変化は生じない。
【0025】したがって、本実施形態の針振りミシン3
1によれば、針棒10を操作側OSから見て左右方向に
揺動しても、針棒10の揺動方向の両端位置における天
秤36のそれぞれの位置を同一高さ位置、例えば天秤上
死点における糸ゆるめ量を同一とすることが容易にでき
るため、高い縫製品質を確実かつ容易に保持させること
ができる。
【0026】また、本実施形態の針振りミシン31によ
れば、針棒クランクロッド33の一端部が針棒クランク
32のクランク軸32aに連結され、天秤リンク39の
他端部が前記針棒クランク32のクランクピン32bに
連結されているので、天秤36の揺動運動と針棒10の
上下方向への往復運動とを容易に同期させることができ
る。
【0027】さらに、本実施形態の針振りミシン31に
よれば、針棒クランク32のクランクピン32bの外周
の一部が主軸5の先端面の外周とオーバーラップする位
置に配置されているので、天秤36および天秤リンク3
9のレイアウトを容易にできる。すなわち、天秤36お
よび天秤リンク39などの天秤装置の設置スペースを容
易に確保することができるとともに、天秤装置の構成の
複雑化や大型化などを防止することができる。
【0028】また、本実施形態の針振りミシン31によ
れば、位置調整孔37に対する連結ピン38の取付位置
を変更することで、天秤36に対する天秤リンク39の
取付位置を容易に変更することができる。すなわち、天
秤36に対する天秤リンク39の一端部の連結位置が変
更可能に形成されているので、天秤36の揺動量を容易
に変更できる。したがって、本実施形態の針振りミシン
31によれば、任意の糸ゆるめ量を容易に得ることがで
きる。
【0029】なお、本発明は、前記実施形態に限定され
るものではなく、必要に応じて種々変更することができ
る。例えば、布の送り方向と針の揺動方向とを同一とし
て、針が布にささっているときに針を揺動する針送りミ
シンに適用してもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明の針振りミシ
ンによれば、高い縫製品質を保持させることができるな
どの極めて優れた効果を奏する。
【0031】すなわち、天秤の基端部がミシンフレーム
に固定された天秤支持軸に回動可能に支持されており、
一端部が天秤の長手方向の中間部に連結され、他端部が
針棒クランクに連結されている天秤リンクを設けたの
で、天秤は、天秤リンクを介して伝達される針棒クラン
クの駆動力を受けて天秤支持軸を中心として上下方向に
揺動する。よって、天秤の運動を針棒クランクの運動の
みで決定することができるため、針棒を揺動しても天秤
による糸ゆるめ量の変化は生じない。
【0032】また、針棒クランクロッドの一端部が針棒
クランクのクランク軸に連結され、天秤リンクの他端部
が針棒クランクのクランクピンに連結されているので、
天秤の揺動運動と針棒の上下運動とを容易に同期でき
る。
【0033】さらに、針棒クランクのクランクピンの外
周の一部が主軸の先端面の外周とオーバーラップする位
置に配置されているので、天秤および天秤リンクのレイ
アウトを容易にできる。
【0034】また、天秤に対する天秤リンクの一端部の
連結位置が変更可能に形成されているので、天秤に対す
る天秤リンクの一端部の連結位置を変更することで、天
秤の揺動量を容易に変更できるため、任意の糸ゆるめ量
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る針振りミシンの実施形態の要部
の斜視図
【図2】 図1の釣合錘に針棒クランクのクランク軸を
固着した状態を示す部分拡大斜視図
【図3】 図1の天秤リンク近傍を操作側から見て示す
拡大側面図
【図4】 従来の針振りミシンの要部を示す断面図
【図5】 図4の針振りミシンの要部の分解斜視図
【図6】 従来の針振りミシンにおける針棒を揺動した
際の天秤の運動を模式化して示す線図
【符号の説明】
3 ミシンフレーム 4 ミシンアーム 5 主軸 9 針棒揺動支持部材 10 針棒 11 釣合錘 11a 前面 16 針 26 糸通し孔 31 針振りミシン 32 針棒クランク 32a クランク軸 32b クランクピン 32c 腕部 33 針棒クランクロッド 34 針棒抱き 35 天秤支持軸 36 天秤 37 位置調整孔 38 連結ピン 39 天秤リンク OS 操作側 S 針の揺動方向(縫製方向と直交する方向)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 針を支持する針棒を縫製物の送り方向と
    直交する方向に沿って揺動可能に支持する針棒揺動支持
    部材と、 主軸の先端部に固着された釣合錘と、 クランク軸、腕部およびクランクピンを具備し、前記ク
    ランク軸が前記釣合錘の前面の前記主軸の軸心から半径
    方向に離間した位置に固着されている針棒クランクと、 一端部が前記針棒クランクに連結され、他端部が前記針
    棒に接続されている針棒クランクロッドと、 縫製物の送り方向と直交する方向に沿って配設され糸通
    し孔が先端部に設けられている天秤と、を有する針振り
    ミシンにおいて、 前記天秤の基端部がミシンフレームに固定された天秤支
    持軸に回動可能に支持されており、 一端部が前記天秤の長手方向の中間部に連結され、他端
    部が前記針棒クランクに連結されている天秤リンクを設
    けたことを特徴とする針振りミシン。
  2. 【請求項2】 前記針棒クランクロッドの一端部が前記
    針棒クランクのクランク軸に連結され、前記天秤リンク
    の他端部が前記針棒クランクのクランクピンに連結され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の針振りミシ
    ン。
  3. 【請求項3】 前記針棒クランクのクランクピンの外周
    の一部が前記主軸の先端面の外周とオーバーラップする
    位置に配置されていることを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の針振りミシン。
  4. 【請求項4】 前記天秤に対する前記天秤リンクの一端
    部の連結位置が変更可能に形成されていることを特徴と
    する請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の針
    振りミシン。
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