JP2002209782A - 浴室用椅子 - Google Patents

浴室用椅子

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JP2002209782A
JP2002209782A JP2001013064A JP2001013064A JP2002209782A JP 2002209782 A JP2002209782 A JP 2002209782A JP 2001013064 A JP2001013064 A JP 2001013064A JP 2001013064 A JP2001013064 A JP 2001013064A JP 2002209782 A JP2002209782 A JP 2002209782A
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JP
Japan
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leg
seat
chair
bathroom chair
chair according
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Application number
JP2001013064A
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English (en)
Inventor
Yoshikazu Yamamoto
善和 山本
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Daiwa KK
Original Assignee
Daiwa KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 座った儘で股間を洗浄できるきわめて衛生的
な使用が可能な浴室用椅子の提供。 【解決手段】 下部を開放した筒状の脚部1と、この脚
部1と一体に連設される座部2および背もたれ部3とよ
り成り、かつ座部2の中央付近から脚部1の前部上方に
向けて断面逆L字状の股間洗浄用の切欠孔4を設け、さ
らに脚部1の下側に排水用の切欠部5を設けることを特
徴とする浴室用椅子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、浴室内で安全に
しかも座った儘で股間殊に、肛門箇所を洗える便利な浴
室用椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、古くから浴室用椅子は、木製で下
駄状のものや、合成樹脂製の円筒状のものなど広く知ら
れている。
【0003】また、最近では障害者や老人向けのものと
して座る部分と背もたれ部分が別々で構成されており、
さらに高さを保つために金属パイプを用いているものな
どが知られている。
【0004】また、多くの椅子には、座部の中央に孔を
開けた構造のものや、凹処が形成されて洗浄水が流出で
きる構造のものが見られるが格別通常の椅子と異なる処
は見受けられない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の浴室
用椅子は金属性のパイプを用いたものは、石鹸や洗剤な
どに僅かに含まれる酸、アルカリや水の影響を受けて錆
を発生しやくす、不衛生で損傷の傾向は大きい。
【0006】また、身障者や老人など体の不自由な人達
にとって、椅子に座った儘で有効に股間殊に、肛門付近
の汚れの激しい箇所を洗浄できないという不都合があっ
た。
【0007】さらに凹処をつたわって洗浄水が流出でき
ても凹処は汚れた状態であるため他人が使用した後は、
不衛生でその儘の状態では、つぎの人が使い難いという
問題があった。
【0008】この発明は叙上の点に着目して成されたも
ので、錆の生じない、しかも座った儘で股間を洗浄で
き、しかも使用後では、次の人がるきわめて衛生的な連
続使用が可能な浴室用椅子を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は以下の構成を
備えることにより上記課題を解決することができる。
【0010】(1)下部を開放した筒状の脚部と、この
脚部と一体に連設される座部および背もたれ部とより成
り、かつ座部の中央付近から脚部の前部上方に向けて断
面逆L字状の股間洗浄用の切欠孔を設け、さらに脚部の
下側に排水用の切欠部を設けることを特徴とする浴室用
椅子。
【0011】(2)座部は人体の臀部の形状に沿った凹
状として成ることを特徴とする前記(1)記載の浴室用
椅子。
【0012】(3)筒状の脚部と座部との裏側には補強
用リブを設けたことを特徴とする前記(1)記載の浴室
用椅子。
【0013】(4)脚部の下端にはゴム等の滑り止めパ
ッキンを固着して成ることを特徴とする前記(1)記載
の浴室用椅子。
【0014】(5)全体を、硬質合成樹脂材料で成形し
て成ることを特徴とする前記(1)記載の浴室用椅子。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
図面について説明する。
【0016】1は下部を開放した略々筒状に形成される
脚部、2はこの脚部1と一体的に連設される座部を示
し、凹状αを呈し、尻部、すなわち臀部の形状に適した
形状とするのが好ましい。3は前記座部2と同様に脚部
1と一体的に連設され、かつ座部2の背後に座部2と一
体的に形成される背もたれ部を示しており、高さは必要
以上に高くする必要はなく、座った際、後方に滑落しな
いよう尻部を支持できる構成になっていれば差支えな
い。
【0017】4は座部2の中央付近から脚部1の前部上
方に向けて形成された股間洗浄用の切欠孔で、手が挿入
できる大きさの断面逆L字状となって形成される。5は
脚部1の後部下側に形成される排水用の切欠部であっ
て、股間洗浄汚水が有効に流れ出るようになっている。
図示では、一箇所であるが複数箇所に設けても良い。6
は裏側に設けた複数の補強用のリブで、脚部1と座部2
の変形破損を防いでいる。7は脚部1の下端に沿って設
けられるゴム材などの弾性材料の滑り止めパッキンを示
し、脚部1の下端に設けた溝8(図4参照)内に、前記
滑り止めパッキン7の基部7aを係入固着して固定す
る。
【0018】そして、全体を硬質合成樹脂材料を用いて
射出成形などの手段で一体的に加工成形できる。
【0019】なお、前記脚部1の筒状形状とは、上下部
で同一大きさの場合は勿論のこと、図示のように下部で
大きく上部に行くに従って、漸次小さくなる截円錐状に
形成する場合を含むと共に、脚部1の下部には全域に亘
って僅かに外側に膨出させたリブ9を形成するのが好ま
しい。
【0020】以上の構成より成るので、浴室内に載置し
て使用する時は、臀部が座部2に乗り、両脚を中央の切
欠孔4を挟んで座ることができるので、股間は、肛門に
亘って逆L字状の切欠孔4の場所に位置でき、座った儘
で手を切欠孔4に差し入れて自ら股間部分を綺麗に洗浄
できる。そして、その洗浄水は、脚部1の後部の切欠部
5より流出されるので衛生的である。しかも座部2には
その背部には背もたれ部3が形成されているので、座っ
ている人の尻部は後方にずれ落ちることなく確実に支持
できるので、不用意に滑落する虞れがなく安心して使用
できる。
【0021】併せて脚部1の下端には滑り止めパッキン
7を取付けてあるので、使用中浴室内で滑動することな
く安定に座ることができる。
【0022】
【発明の効果】この発明によれば、座った儘で股間部殊
に肛門付近の汚れの激しい箇所を簡単に洗浄でき、しか
も、座った箇所の肛門付近は常に綺麗に洗浄されて洗浄
水は完全に床面に流出して了うので、常に座部は清潔を
保持でき、浴場など多くの人々が替る々々交代して連続
して衛生的に使用できると共に、身障者や老人など身体
の不自由な方の浴室用椅子として好適であり、しかも硬
質合成樹脂その他の材料で一体的に形成できるので、衛
生的であり廉価量産に適すると共に安価に提供でき、介
護用品としても広く利用できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る浴室用椅子の正面図
【図2】 平面図
【図3】 右側面図
【図4】 図1のA−A線断面図で、円形箇所を一部拡
大して示している。
【図5】 図3のB−B線断面図
【図6】 背面図
【図7】 底面図
【符号の説明】
1 略々筒状の脚部 2 座部 3 背もたれ部 4 股間洗浄用の断面逆L字状の切欠孔 5 排水用の切欠部 6 補強用リブ 7 ゴム材などの弾性材料の滑り止めのパッキン α 凹状

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部を開放した筒状の脚部と、この脚部
    と一体連設される座部および背もたれ部とより成り、か
    つ座部の中央付近から脚部の前部上方に向けて断面逆L
    字状の股間洗浄用の切欠孔を設け、さらに脚部の下側に
    排水用の切欠部を設けることを特徴とする浴室用椅子。
  2. 【請求項2】 座部は人体の臀部の形状に沿った凹状と
    して成ることを特徴とする請求項1記載の浴室用椅子。
  3. 【請求項3】 筒状の脚部と座部との裏側には補強用リ
    ブを設けたことを特徴とする請求項1記載の浴室用椅
    子。
  4. 【請求項4】 脚部の下端にはゴム等の滑り止めパッキ
    ンを固着して成ることを特徴とする請求項1記載の浴室
    用椅子。
  5. 【請求項5】 全体を、硬質合成樹脂材料で成形して成
    ることを特徴とする請求項1記載の浴室用椅子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20210001998U (ko) * 2020-02-26 2021-09-06 석운식 목욕 의자

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20210001998U (ko) * 2020-02-26 2021-09-06 석운식 목욕 의자
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