JP2002209396A - ブラシレスモータの制御装置 - Google Patents

ブラシレスモータの制御装置

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JP2002209396A
JP2002209396A JP2001004115A JP2001004115A JP2002209396A JP 2002209396 A JP2002209396 A JP 2002209396A JP 2001004115 A JP2001004115 A JP 2001004115A JP 2001004115 A JP2001004115 A JP 2001004115A JP 2002209396 A JP2002209396 A JP 2002209396A
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Atsushi Takada
敦 高田
Kazunori Yamada
和則 山田
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栄二 高橋
Shiro Nakamura
司朗 中村
Yoshinori Asayama
佳則 朝山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外乱ノイズの混入等によって誤作動が生じた
場合に、駆動電流の方向を切り換えるスイッチング素子
に過剰な負担がかかることを有効に防止して、スイッチ
ング素子の破損等を未然に回避する。 【解決手段】 目標値算出部11からの目標回転数信号
と回転数算出部12からの回転数信号とに基づいて制御
信号算出部13により算出された制御信号を回路保護部
14によりモニタリングし、この制御信号が、Hiサイ
ドのスイッチング素子Q1,Q2,Q3を同時にオンさ
せるものとなったとき、或いはLoサイドのスイッチン
グ素子Q4,Q5,Q6を同時にオンさせるものとなっ
たときは、スイッチング素子Q1,Q2,Q3、或いは
スイッチング素子Q4,Q5,Q6に対する制御信号の
供給を停止させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数相のステータ
巻線に接続されたスイッチング素子のオン/オフを切り
換えてこれらステータ巻線を流れる駆動電流の方向を切
り換えることでロータの回転制御を行うブラシレスモー
タの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば車両用空調装置における送風ファ
ンを駆動するためのモータとして、整流機構を磁極セン
サとスイッチング素子とで置き換えたブラシレスモータ
が知られている。この種のブラシレスモータは、ロータ
の回転を制御するための制御装置を備えており、電源回
路から駆動電源が供給されるとともに、制御装置により
スイッチング素子の切り換えタイミングが制御されるこ
とで、ロータに接続された送風ファンを所定の回転数で
安定的に回転させるようになっている。
【0003】詳述すると、この種のブラシレスモータで
は、例えば3相のステータ巻線がブリッジ形態で相互に
接続され、この3相ブリッジ形態のステータ巻線の巻線
端子がそれぞれスイッチング素子を介してバッテリ電源
に接続されるようになっている。そして、制御装置が、
磁極センサからのセンサ信号とロータの回転数を指示す
る回転指示信号とに基づいてスイッチング素子の切り換
えタイミングを制御するための制御信号を出力し、この
制御信号に応じて各スイッチング素子のオン/オフが切
り換えられることで、3相ブリッジ形態のステータ巻線
に流れるバッテリ電源からの駆動電流の方向が切り換え
られて、ロータの回転が制御されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したブ
ラシレスモータでは、制御装置からの制御信号に応じて
オンとなったスイッチング素子の組み合わせで、3相ブ
リッジ形態のステータ巻線に流れる駆動電流の方向が切
り換えられることになるが、制御装置に外乱ノイズが混
入するといったような特殊な事情が生じた場合には、こ
の制御装置に誤動作が生じて、各巻線端子に接続された
全てのスイッチング素子を同時にオンとする制御信号が
出力される場合がある。
【0005】このような制御信号が出力された場合、各
スイッチング素子がこの制御信号に応じて同時にオンと
なると、3相のステータ巻線がそれぞれ電気的に短絡す
ることになり、いわゆる回生ブレーキが働くことにな
る。そして、このような各スイッチング素子を同時にオ
ンとする信号と正常な制御信号とがスイッチング素子に
交互に繰り返して供給されると、スイッチング素子に回
生ブレーキによる電流と起動電流とが繰り返し供給され
て、スイッチング素子の負担が過剰となり、スイッチン
グ素子の破損を招いてしまう場合がある。
【0006】そこで、本発明は、外乱ノイズの混入等に
よって誤作動が生じた場合に、駆動電流の方向を切り換
えるスイッチング素子に過剰な負担がかかることを有効
に防止し、スイッチング素子の破損等を未然に回避する
ことができるブラシレスモータの制御装置を提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ブリッジ形態で接続された複数相のステータ巻線を
流れる駆動電流の方向を前記複数相のステータ巻線に対
応した複数のスイッチング素子を用いて切り換えること
で、ロータの回転制御を行うブラシレスモータの制御装
置において、前記ロータの回転数を指示する回転指示信
号に基づいて、前記ロータの回転数の目標値を示す目標
回転数信号を算出する目標値算出手段と、磁極センサか
らのセンサ信号に基づいて、前記ロータの現在の回転数
を示す回転数信号を算出する回転数算出手段と、前記目
標値算出手段により算出された目標回転数信号と、前記
回転数算出手段により算出された回転数信号とに基づい
て、前記ロータの回転数が前記回転指示信号により指示
された回転数となるように前記複数のスイッチング素子
のオン/オフの切り換えタイミングを制御するための制
御信号を算出する制御信号算出手段と、前記制御信号算
出手段により算出された制御信号をモニタリングして、
この制御信号が前記複数相のステータ巻線に対応した複
数のスイッチング素子を同時にオンさせるものとなった
ときに、前記複数のスイッチング素子に対する制御信号
の供給を停止させる回路保護手段とを備えることを特徴
としている。
【0008】この請求項1に記載のブラシレスモータの
制御装置では、目標値算出手段が、ロータの回転数を指
示する回転指示信号に基づいて、ロータの回転数の目標
値を示す目標回転数信号を算出する。また、回転数算出
手段が、磁極センサからのセンサ信号に基づいて、ロー
タの現在の回転数を示す回転数信号を算出する。そし
て、制御信号算出手段が、これら目標回転数信号と回転
数信号とに基づいて、ブリッジ形態で接続された複数相
のステータ巻線に供給する駆動電流の方向を切り換える
スイッチング素子のオン/オフの切り換えタイミングを
制御するための制御信号を算出する。このとき、制御信
号算出手段により算出された制御信号が複数相のステー
タ巻線に対応した複数のスイッチング素子を同時にオン
させるものとなった場合には、回路保護手段が、複数の
スイッチング素子への制御信号の供給を停止させる。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のブラシレスモータの制御装置において、前記回
路保護手段が、前記制御信号算出手段により算出された
制御信号が前記複数相のステータ巻線に対応した複数の
スイッチング素子を同時にオンさせるものとなったとき
に、この制御信号の前記制御信号算出手段からの出力を
遮断することを特徴としている。
【0010】この請求項2に記載のブラシレスモータの
制御装置では、制御信号算出手段により算出された制御
信号が複数相のステータ巻線に対応した複数のスイッチ
ング素子を同時にオンさせるものとなった場合には、回
路保護手段が、この制御信号の制御信号算出手段からの
出力を遮断する。これにより、複数のスイッチング素子
に対する制御信号の供給が停止することになる。
【0011】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載のブラシレスモータの制御装置において、前記回
路保護手段が、前記制御信号算出手段により算出された
制御信号が前記複数相のステータ巻線に対応した複数の
スイッチング素子を同時にオンさせるものとなったとき
に、前記目標値算出手段に対する回転指示信号の供給を
遮断することを特徴としている。
【0012】この請求項3に記載のブラシレスモータの
制御装置では、制御信号算出手段により算出された制御
信号が複数相のステータ巻線に対応した複数のスイッチ
ング素子を同時にオンさせるものとなった場合には、回
路保護手段が、目標値算出手段に対する回転指示信号の
供給を遮断する。これにより、複数のスイッチング素子
に対する制御信号の供給が停止することになる。
【0013】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
に記載のブラシレスモータの制御装置において、所定の
条件下で当該ブラシレスモータの制御装置の動作をリセ
ットさせるリセット手段を更に備え、前記回路保護手段
が、前記制御信号算出手段により算出された制御信号が
前記複数相のステータ巻線に対応した複数のスイッチン
グ素子を同時にオンさせるものとなったときに、前記リ
セット手段を機能させることを特徴としている。
【0014】この請求項4に記載のブラシレスモータの
制御装置では、例えば、電源投入直後や電源電圧が所定
の値に満たない状態が一定時間経過した場合等、所定の
条件下では、リセット手段が当該ブラシレスモータの制
御装置の動作をリセットさせて、当該ブラシレスモータ
の異常動作を防止する。また、制御信号算出手段により
算出された制御信号が複数相のステータ巻線に対応した
複数のスイッチング素子を同時にオンさせるものとなっ
た場合も、回路保護手段がリセット手段を機能させて、
当該ブラシレスモータの制御装置の動作をリセットさせ
る。これにより、複数のスイッチング素子に対する制御
信号の供給が停止することになる。
【0015】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
乃至4の何れかに記載のブラシレスモータの制御装置に
おいて、前記ロータの回転数が異常値を示した場合に当
該ブラシレスモータの制御装置の動作を停止させてその
停止状態を維持するロック保護制御手段を更に備え、前
記回路保護手段は、前記制御信号算出手段により算出さ
れた制御信号が前記複数相のステータ巻線に対応した複
数のスイッチング素子を同時にオンさせるものとなった
ときに、この制御信号の前記複数のスイッチング素子に
対する供給を停止させると共に、この制御信号の供給を
停止している間、前記ロック保護制御手段を機能させな
い制御を行うことを特徴としている。
【0016】この請求項5に記載のブラシレスモータの
制御装置では、ロータの回転数が異常値を示した場合に
は、ロック保護制御手段が、当該ブラシレスモータの制
御装置の動作を停止させてその停止状態を維持する制御
を行う。このとき、制御信号算出手段により算出された
制御信号が複数相のステータ巻線に対応した複数のスイ
ッチング素子を同時にオンさせるものとなった場合に
は、回路保護手段が、複数のスイッチング素子への制御
信号の供給を停止させると共に、この制御信号の供給を
停止している間、ロック保護制御手段を機能させない制
御を行う。
【0017】
【発明の効果】請求項1乃至4に記載の発明によれば、
外乱ノイズの混入等により誤作動が生じて、制御信号算
出手段により算出された制御信号が複数相のステータ巻
線に対応した複数のスイッチング素子を同時にオンさせ
るものとなった場合に、回路保護手段が複数のスイッチ
ング素子への制御信号の供給を停止させるようにしてい
るので、スイッチング素子に回生ブレーキによる電流と
起動電流とが繰り返し供給されてこれらスイッチング素
子に過剰な負担がかかるといった不都合を有効に防止し
て、スイッチング素子の破損等を未然に回避することが
できる。
【0018】また、請求項5に記載の発明によれば、制
御信号算出手段により算出された制御信号が複数相のス
テータ巻線に対応した複数のスイッチング素子を同時に
オンさせるものとなった場合に、回路保護手段が複数の
スイッチング素子への制御信号の供給を停止させると共
に、この制御信号の供給を停止している間、ロック保護
制御手段を機能させない制御を行うようにしているの
で、制御信号の供給が停止するたびにロック保護制御が
働いて、その都度復帰動作を行わなければならないとい
った煩雑な処理を不要としながら、スイッチング素子を
適切に保護することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0020】本発明は、例えば図1に示すように構成さ
れたブラシレスモータに適用される。
【0021】この図1に示すブラシレスモータは、いわ
ゆる3相全波整流方式のブラシレスモータであり、図示
しない永久磁石を有するロータと、ブリッジ形態で相互
に接続された3相のステータ巻線1a,1b,1cを有
するステータとの間における磁界の作用によって、ロー
タが回転駆動されるようになっている。
【0022】ブリッジ形態で接続された3相のステータ
巻線1a,1b,1cは、6つのスイッチング素子Q
1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6を介してバッテリ電
源に接続されており、バッテリ電源からの駆動電流がこ
れらステータ巻線1a,1b,1cに供給されること
で、ステータに磁界を発生させてロータを回転駆動させ
る。
【0023】6つのスイッチング素子Q1,Q2,Q
3,Q4,Q5,Q6は、例えばMOS型の電界効果ト
ランジスタ(MOSFET)よりなり、Hiサイドの3
つのスイッチング素子Q1,Q2,Q3とLoサイドの
3つのスイッチング素子Q4,Q5,Q6とが、ステー
タ巻線1a,1b,1cの巻線端子にそれぞれ接続され
ている。
【0024】これらスイッチング素子Q1,Q2,Q
3,Q4,Q5,Q6は、それぞれのオン/オフの切り
替えタイミングがモータ制御装置10によって制御され
るようになっている。モータ制御装置10には、ロータ
の回転数を指示する回転指示信号と、磁極センサからの
センサ信号が供給されるようになっており、モータ制御
装置10は、これら回転指示信号とセンサ信号とに基づ
いて、6つのスイッチング素子Q1,Q2,Q3,Q
4,Q5,Q6のオン/オフの切り替えタイミングを制
御するための制御信号を出力する。そして、6つのスイ
ッチング素子Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6のオ
ン/オフの切り替えタイミングがこの制御信号に応じて
制御されることで、3相のステータ巻線1a,1b,1
cに流れる駆動電流の方向が切り替えられ、ステータか
ら発生する磁界が制御されて、ロータの回転が制御され
ることになる。
【0025】磁極センサは、センサマグネット2と、こ
のセンサマグネット2からの磁界の方向を検出するため
の3つのホールIC3a,3b,3cと、これら3つの
ホールIC3a,3b,3cからの出力をもとにセンサ
信号を生成するセンサ信号検出回路4とから構成され
る。
【0026】センサマグネット2は、ロータの回転位置
を示すためのものであり、ロータの回転中心に対し、N
極とS極の対が2対均等角度に配置され、ロータと一体
に回転するシャフトに取り付けられている。そして、こ
のセンサマグネット2から所定間隔を存して離間した位
置に、このセンサマグネット2の周囲に亘って、3つの
ホールIC3a,3b,3cが120度間隔で均等配置
されている。
【0027】3つのホールIC3a,3b,3cからの
出力は、センサ信号検出回路4に供給される。センサ信
号検出回路4は、センサマグネット2の磁界方向の変化
による検出信号が各ホールIC3a,3b,3cから入
力されると、これら各ホールIC3a,3b,3cから
の検出信号をもとに反転信号を生成し、これら反転信号
を非反転信号とともに、6本のセンサ信号としてモータ
制御装置10に供給する。
【0028】モータ制御装置10は、目標値算出部11
と、回転数算出部12と、制御信号算出部13と、回路
保護部14とを備えている。
【0029】目標値算出部11は、図示しない外部回路
に接続されており、この外部回路からロータの回転数を
指示する回転指示信号が供給されるようになっている。
回転指示信号は、そのデューティ(Duty)比によっ
て、所定の回転数を特定している。すなわち、回転指示
信号は、Hレベルの信号時間とLレベルの信号時間との
比率(デューティ比)がロータの回転数に一対一で対応
しており、このデューティ比を変化させることで、ロー
タの回転数を指示するようになっている。具体的には、
回転指示信号は、例えば、ロータを高回転数で駆動させ
るときには高いデューティ比の信号となり、ロータを低
回転数で駆動させるときには低いデューティ比の信号と
なる。目標値算出部11は、外部回路からこのような回
転指示信号が供給されると、そのデューティ比を検出し
て、ロータの回転数の目標値を示す目標回転数信号を算
出する。
【0030】回転数算出部12は、センサ信号検出回路
4に接続されており、このセンサ信号検出回路4から6
本のセンサ信号が供給されるようになっている。回転数
算出部12は、センサ信号検出回路4からセンサ信号が
供給されると、このセンサ信号をもとにしてロータの現
在の回転数を検出し、ロータの現在の回転数を示す回転
数信号を算出する。
【0031】制御信号算出部13は、目標値算出部11
と回転数算出部12とに接続されており、目標値算出部
11により算出された目標回転数信号と、回転数算出部
12により算出された回転数信号とが供給されるように
なっている。制御信号算出部13は、目標値算出部11
からの目標回転数信号と、回転数算出部12からの回転
数信号とが供給されると、これら目標回転数信号と回転
数信号とに基づいて、ロータの回転数が回転指示信号に
より指示された回転数となるように、6つのスイッチン
グ素子Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6のオン/オ
フの切り替えタイミングを制御するための制御信号を算
出する。
【0032】回路保護部14は、制御信号算出部13に
より算出された制御信号、すなわち、3相のステータ巻
線1a,1b,1cに接続された6つのスイッチング素
子Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6に供給されるこ
とになる制御信号をモニタリングするようになってい
る。そして、回路保護部14は、例えば、モータ制御装
置10に外乱ノイズが混入するといったような何らかの
要因で誤作動が生じ、制御信号算出部13により算出さ
れた制御信号がHiサイドの3つのスイッチング素子Q
1,Q2,Q3を同時にオンさせるものとなったとき、
或いはLoサイドの3つのスイッチング素子Q4,Q
5,Q6を同時にオンさせるものとなったときは、これ
らスイッチング素子Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q
6に対する制御信号の供給を停止させる。
【0033】制御信号算出部13からHiサイドの3つ
のスイッチング素子Q1,Q2,Q3を同時にオンさせ
る制御信号、或いはLoサイドの3つのスイッチング素
子Q4,Q5,Q6を同時にオンさせる制御信号が出力
された場合、Hiサイドの3つのスイッチング素子Q
1,Q2,Q3、或いはLoサイドの3つのスイッチン
グ素子Q4,Q5,Q6がこの制御信号に応じて同時に
オンとなると、3相のステータ巻線1a,1b,1cが
それぞれ電気的に短絡することになり、いわゆる回生ブ
レーキが働くことになる。そして、このような異常な制
御信号と正常な制御信号とが交互に繰り返して供給され
ると、各スイッチング素子Q1,Q2,Q3,Q4,Q
5,Q6に回生ブレーキによる電流と起動電流とが繰り
返し供給されて、スイッチング素子Q1,Q2,Q3,
Q4,Q5,Q6の負担が過剰となり、スイッチング素
子Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6の破損を招いて
しまう場合がある。
【0034】しかしながら、モータ制御装置10では、
回路保護部14が、制御信号算出部13により算出され
た制御信号をモニタリングして、この制御信号がHiサ
イドの3つのスイッチング素子Q1,Q2,Q3を同時
にオンさせるものとなったとき、或いはLoサイドの3
つのスイッチング素子Q4,Q5,Q6を同時にオンさ
せるものとなったときは、これらスイッチング素子Q
1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6に対する制御信号の
供給を停止させるようにしているので、スイッチング素
子Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6に回生ブレーキ
による電流と起動電流とが繰り返し供給されてこれらス
イッチング素子Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6に
過剰な負担がかかるといった不都合を有効に防止して、
スイッチング素子Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6
の破損等を未然に回避することができる。
【0035】次に、モータ制御装置10の詳細な構成に
ついて、具体的な一例を挙げて説明する。図2は、一体
のIC(Integrated Circuit)として構成されたモータ
制御装置10の一構成例を示すブロック図である。
【0036】この図2に示すモータ制御装置10は、車
両用空調装置における送風ファンを駆動するブラシレス
モータを制御するためのものであり、図示しない車両電
源回路から電源が供給されると、第1フィルタ回路21
に電源電圧が入力される。第1フィルタ回路21は、入
力された電源電圧に対してフィルタ処理を施して、AC
C電圧算出回路22に供給する。ACC電圧算出回路2
2は、供給された電源電圧を分圧して、分圧した電圧値
を8ビットのデータDaccとして電圧補正値算出回路2
3に出力する。
【0037】また、モータ制御装置10では、図示しな
い空調制御回路からアナログ方式の回転指示信号が入力
されたときには、第2フィルタ回路24によりこの回転
指示信号に対してフィルタ処理が施される。第2フィル
タ回路24によりフィルタ処理が施された回転指示信号
は、ACC電圧算出回路22に供給され、このACC電
圧算出回路22によりディジタル方式の回転指示信号に
変換されてファン速目標値算出回路25に供給される。
【0038】一方、図示しない空調制御回路からディジ
タル方式の回転指示信号が入力されたときには、ディジ
タルフィルタ回路26によりこの回転指示信号に対して
フィルタ処理が施される。ディジタルフィルタ回路26
によりフィルタ処理が施された回転指示信号は、デュー
ティ比検出回路27に供給される。デューティ比検出回
路27は、図3に示すように、回転指示信号のパルス周
期Tinと、前パルスの立ち下がりから次パルスの立ち上
がりまでの時間、すなわちON電圧レベル区間Tinonと
を検出し、これらパルス周期TinとON電圧レベル区間
Tinonとの比率(Tin/Tinon)であるデューティ比D
dutyを算出する。デューティ比検出回路27で算出され
たデューティ比Ddutyは、8ビットのデータとされ、フ
ァン速目標値算出回路25に供給される。
【0039】ファン速目標値算出回路25は、図4に示
すように、デューティ比Ddutyを送風ファンの回転数
(ロータの回転数)に変換するためのテーブルを有して
おり、デューティ比Ddutyが供給されると、この変換テ
ーブルを参照して送風ファンの回転数(ロータの回転
数)を示すファン速目標値Dfanを算出する。このファ
ン速目標値算出回路25により算出されたファン速目標
値Dfanは、8ビットのデータとされ、ソフトスタート
目標値算出回路28及び急スタート切替回路29、後述
する出力OFF→ONタイマー回路39にそれぞれ供給
される。
【0040】ソフトスタート目標値算出回路28は、フ
ァン速目標値Dfanまでに達するときのビット数と時間
との関係を示したテーブルを有している。このソフトス
タート目標値算出回路28は、テーブルを参照して時間
に対するソフトスタート目標値Dsfanを算出して、ソフ
トスタート目標値Dsfanを急スタート切替回路29に供
給する。このソフトスタート目標値算出回路28は、オ
フ(0%)から立ち上がったときに、ファン速目標値D
fanまでファン速を上昇させるように勾配遅延を設定し
てソフトスタート制御をするためのものである。
【0041】急スタート切替回路29は、ファン速目標
値Dfan及びソフトスタート目標値Dsfanが入力される
と共に、外部からの急スタート入力ポートからHi信号
又はLo信号が入力される。急スタート切替回路29
は、急スタート入力ポートからHi信号が入力されたと
きには、ファン速目標値算出回路25からのファン速目
標値Dfanをそのまま目標値Dfan’として電圧補正値算
出回路23に供給する。一方、急スタート切替回路29
は、急スタート入力ポートからLo信号が入力されたと
きには、ソフトスタート目標値算出回路28からのソフ
トスタート目標値Dsfanを目標値Dfan'として電圧補正
値算出回路23に供給する。
【0042】電圧補正値算出回路23には、基準データ
作成回路30が接続されている。この基準データ作成回
路30は、ブラシレスモータ自体の電源電圧の中心電圧
の大きさが8ビットデータで表現された基準データDre
fを生成して、この基準データDrefを電圧補正値算出回
路23に供給する。
【0043】電圧補正値算出回路23は、基準データ作
成回路31から供給される基準データDrefとACC電
圧算出回路22から供給される電圧入力データDaccと
の比率を検出し、この検出した比率に基づいて、急スタ
ート切替回路29から供給された目標値Dfan'を補正し
て、8ビットデータで表現された補正値Dfan''を生成
する。すなわち、電圧補正値算出回路23は、(Dref
/Dacc)・Dfan'=Dfan''で表現される演算をして補
正値Dfan''を算出する。この電圧補正値算出回路23
により算出された補正値Dfan''は、PWM出力回路3
1及び後述する出力判定回路38に供給される。
【0044】PMW出力回路31は、図5に示すよう
に、PWM基準クロックに応じたPWM周期Tpwmと電
圧補正値算出回路23から供給される補正値Dfan''と
に基づいて、8ビットデータで表現された目標回転数信
号PWMを生成する。このPWM出力回路31により生
成された目標回転数信号PWMは、制御信号算出部13
を構成するLoサイド出力回路52に供給される。ま
た、このPWM出力回路31により生成された目標回転
数信号PWMは、検査用予備出力として、モータ制御回
路10の外部にモニター出力される。
【0045】モータ制御装置10では、以上説明した第
1フィルタ回路21、第2フィルタ回路24、ディジタ
ルフィルタ回路26からPWM出力回路31までの各回
路により目標値算出部11が構成されている。
【0046】また、このモータ制御装置10では、セン
サ信号検出回路4から6本のセンサ信号が供給される
と、これらセンサ信号が波形変換回路32に入力され
る。
【0047】波形変換回路32は、センサ信号検出回路
4からのセンサ信号を波形変換して、センサ信号SAH、S
AL、SBH、SBL、SCH、SCLを生成する。この波形変換回路
32により波形変換されたセンサ信号のうちHiサイド
のセンサ信号SAH、SBH、SCHは、制御信号算出部13を
構成するHiサイド出力回路51に供給され、Loサイ
ドのセンサ信号SAL、SBL、SCLはLoサイド出力回路5
2に供給される。またHiサイドのセンサ信号SAHは、
回転数検出回路33にも供給される。
【0048】回転数検出回路33は、波形変換回路32
から供給されたセンサ信号SAHに基づいて、ロータ回転
数の回転周期Trを検出する。ここでは、上述したセン
サマグネット2の極数が4極であり、1つのホールIC
3aからの出力でみると2周期分がロータの1周期とな
るため、回転数検出回路33は、波形変換回路32から
供給されたセンサ信号SAHを2周期毎にカウントをし
て、ロータ回転数の回転周期Trを検出する。この回転
数検出回路33により検出されたロータの回転周期Tr
は、オーバーラップ算出回路34及び進角量算出回路3
5にそれぞれ供給される。
【0049】オーバーラップ算出回路34は、回転数検
出回路33から供給された回転周期Trに基づいて、オ
ーバーラップ量Toを算出する。このオーバーラップ算
出回路34は、回転周期Trとオーバーラップ量Toと
を対応づけたテーブルを有しており、このテーブルを参
照することで回転数検出回路33から供給された回転周
期Trに対応したオーバーラップ量Toを算出する。こ
のオーバーラップ算出回路36により算出されたオーバ
ーラップ量Toは、Hiサイド出力回路51及びLoサ
イド出力回路52にそれぞれ供給される。
【0050】また、進角量算出回路35は、回転数検出
回路33から供給された回転周期Trに基づいて、進角
制御をするための進角時間Tfを算出する。この進角量
算出回路35は、回転周期Trと進角時間Tfとを対応
づけたテーブルを有しており、このテーブルを参照する
ことで回転数検出回路33から供給された回転周期Tr
に対応した進角時間Tfを算出する。この進角量算出回
路35により算出された進角時間Tfは、Hiサイド出
力回路51及びLoサイド出力回路52にそれぞれ供給
されると共に、モータ制御装置10の外部の進角量切替
入力端子に供給される。
【0051】モータ制御装置10では、以上説明した波
形変換回路32、回転数検出回路33、オーバーラップ
算出回路34及び進角量算出回路35の各回路により回
転数算出部12が構成されている。
【0052】また、このモータ制御装置10では、回転
数検出回路33により検出されたロータの回転周期Tr
がロック判定回路36にも供給されるようになってい
る。ロック判定回路36は、回転数検出回路33から供
給された回転周期Trが予め設定された所定時間以上と
なっているか否かを判定する。そして、ロック判定回路
36は、回転数検出回路33から供給された回転周期T
rが予め設定された所定時間以上となっている場合に
は、ロック判定信号としてHi信号をロック保護制御回
路37に供給し、所定時間以下の場合にはLo信号を供
給する。
【0053】ロック保護制御回路37は、ロータの回転
数が異常値を示した場合にモータ制御装置10の動作を
停止させて、その停止状態を維持するためのものであ
り、ロック判定回路36の他に、上述した出力判定回路
38及び出力OFF→ONタイマー回路39が接続され
ている。
【0054】出力判定回路38は、上述した電圧補正値
算出回路23から目標値Dfan''が供給されるようにな
っており、電圧補正値算出回路23から供給された目標
値Dfan''が「0」以外であるときには、出力判定信号
としてHi信号をロック保護制御回路37に供給し、目
標値Dfan''が「0」であるときにはLo信号を供給す
る。
【0055】また、出力OFF→ONタイマー回路39
は、上述したファン速目標値算出回路25からファン速
目標値Dfanが供給されるようになっており、ファン速
目標値算出回路25から供給されたファン速目標値Dfa
nが「0」から立ち上がったらカウントを開始して所定
時間以上経過した場合に、出力OFF→ONタイマー信
号としてHi信号をロック保護制御回路37に供給し、
ファン速目標値Dfanが「0」となったらLo信号を供
給する。
【0056】ロック保護制御回路37は、AND回路で
構成されており、ロック判定回路36から供給されたロ
ック判定信号、出力判定回路38から供給された出力判
定信号及び出力OFF→ONタイマー回路39から供給
された出力OFF→ONタイマー信号回路39が全てH
i信号であるときには、出力を停止することを示すHi
信号のロック保護制御信号を生成する。一方、ロック保
護制御回路37は、各信号のうちいずれかの信号がLo
信号であるときには、出力動作を示すLo信号のロック
保護制御信号を生成する。そして、ロック保護制御回路
37により生成されたロック保護制御信号は、Hiサイ
ド出力回路51及びLoサイド出力回路52にそれぞれ
供給されると共に、モータ制御装置10の外部にロック
検知信号出力として出力される。
【0057】また、このモータ制御装置10は、図示し
ない車両電源回路から電源が供給される起動回路40
と、電源投入直後や電源電圧が所定の値に満たない状態
が一定時間経過した場合等の所定の条件下で当該モータ
制御装置10の動作をリセットさせるリセット回路41
とを備えている。
【0058】リセット回路41は、電源投入時、外部コ
ンデンサに定電流を流し込んでリセット端子が所定の電
圧値になるまでの間、モータ制御装置10の動作をリセ
ットし、電源投入直後の発振不安定状態によるモータ制
御装置10の異常動作を防止する。この電源投入時にお
けるリセット時間は、外部コンデンサに応じて設定され
ることになる。また、リセット回路41は低電圧監視も
行っており、起動回路40に供給される電源電圧が所定
の電圧値に満たない状態が一定時間以上経過した場合に
は、モータ制御装置10の動作をリセットし、所定の電
圧値以上となった場合にモータ制御装置10の動作を復
帰させる。
【0059】制御信号算出部13を構成するHiサイド
出力回路51及びLoサイド出力回路52は、PWM出
力回路31から供給される目標回転数信号PWMと、波
形変換回路24から供給されるセンサ信号SAH、SAL、SB
H、SBL、SCH、SCL、オーバーラップ算出回路34から供
給されるオーバーラップ量To、進角量算出回路35か
ら供給される進角時間Tfとに基づいて、3層のステー
タ巻線1a,1b,1cの巻線端子にそれぞれ接続され
たスイッチング素子Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q
6のオン/オフの切り替えタイミングを制御するための
制御信号を算出する。
【0060】具体的には、Hiサイド出力回路51及び
Loサイド出力回路52は、例えば、ロータの回転数が
予め設定された所定の値以下の場合には、非進角制御を
行って、図6のタイミングチャートで示すように制御信
号を算出する。すなわち、Hiサイド出力回路51及び
Loサイド出力回路52は、センサ信号SAH、SAL、SB
H、SBL、SCH、SCLの立ち下がりで出力を切り換え、出力
の立ち下がりはオーバーラップ量To分だけOFFを遅
らせるようにしている。また、Loサイドの出力は、目
標回転数信号PWMとの論理積で決定するようにし、図
6に示すような制御信号を算出する。
【0061】また、ロータの回転数が予め設定された所
定の値を超える場合には、進角量算出回路35からの進
角時間Tfに基づいて進角制御が行われた上で、同様の
アルゴリズムで制御信号が算出されることになる。
【0062】モータ制御装置10では、以上のようにH
iサイド出力回路51及びLoサイド出力回路52によ
り算出された制御信号、すなわち3層のステータ巻線1
a,1b,1cの巻線端子にそれぞれ接続されたスイッ
チング素子Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6のオン
/オフの切り替えタイミングを制御するための制御信号
を、回路保護部14を構成する保護回路60によりモニ
タリングするようにしている。
【0063】モータ制御装置10では、Hiサイド出力
回路51及びLoサイド出力回路52により算出された
制御信号に応じてオンとなったスイッチング素子の組み
合わせで、3相ブリッジ形態のステータ巻線1a,1
b,1cに流れる駆動電流の方向が切り換えられること
になるが、例えば当該モータ制御装置1に外乱ノイズが
混入するといったような特殊な事情が生じた場合には、
モータ制御装置10に誤動作が生じて、Hiサイドのス
イッチング素子Q1,Q2,Q3を全て同時にオンさせ
る異常な制御信号、或いは図7に例示するように、Lo
サイドのスイッチング素子Q4,Q5,Q6を全て同時
にオンさせる異常な制御信号が算出される場合がある。
このような異常な制御信号は、上述したように、スイッ
チング素子Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6の損傷
を招く要因となるので、モータ制御装置10では、Hi
サイド出力回路51及びLoサイド出力回路52により
算出された制御信号を保護回路60によりモニタリング
して、Hiサイドのスイッチング素子Q1,Q2,Q3
を全て同時にオンさせる異常な制御信号、或いはLoサ
イドのスイッチング素子Q4,Q5,Q6を全て同時に
オンさせる異常な制御信号が算出された場合には、スイ
ッチング素子Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6に対
する制御信号の供給を停止させるようにしている。
【0064】保護回路60は、例えば図8に示すよう
に、NAND回路を用いて構成されている。この図8に
示す保護回路60では、Hiサイド出力回路51から出
力された制御信号がHiサイドのスイッチング素子Q
1,Q2,Q3を全て同時にオンさせるものであると
き、すなわち、制御信号AH,BH,CHが全てHi信
号であるときは、NAND回路の出力端がLoとなっ
て、Hiサイド出力回路51からの出力が遮断される。
これにより、Hiサイドのスイッチング素子Q1,Q
2,Q3に対する制御信号の供給が停止することにな
る。
【0065】また、この図8に示す保護回路60では、
Loサイド出力回路52から出力された制御信号がLo
サイドのスイッチング素子Q4,Q5,Q6を全て同時
にオンさせるものであるとき、すなわち、制御信号A
L,BL,CLが全てHi信号であるときは、NAND
回路の出力端がLoとなって、Loサイド出力回路52
からの出力が遮断される。これにより、Loサイドのス
イッチング素子Q4,Q5,Q6に対する制御信号の供
給が停止することになる。
【0066】また、保護回路60は、例えば図9に示す
ように、NAND回路とAND回路とを用いて構成する
ようにしてもよい。この図9に示す保護回路60では、
Hiサイド出力回路51から出力された制御信号がHi
サイドのスイッチング素子Q1,Q2,Q3を全て同時
にオンさせるものであるとき、すなわち、制御信号A
H,BH,CHが全てHi信号であるときは、NAND
回路の出力端からLo信号が出力される。そして、この
NAND回路から出力されたLo信号が、各スイッチン
グ素子Q1,Q2,Q3に対応したAND回路にそれぞ
れ入力され、これらAND回路からの出力がLoとなっ
て、Hiサイド出力回路51からの出力が遮断されるこ
とになる。これにより、Hiサイドのスイッチング素子
Q1,Q2,Q3に対する制御信号の供給が停止するこ
とになる。
【0067】また、この図9に示す保護回路60では、
Loサイド出力回路52から出力された制御信号がLo
サイドのスイッチング素子Q4,Q5,Q6を全て同時
にオンさせるものであるとき、すなわち、制御信号A
L,BL,CLが全てHi信号であるときは、NAND
回路の出力端からLo信号が出力される。そして、この
NAND回路から出力されたLo信号が、各スイッチン
グ素子Q4,Q5,Q6に対応したAND回路にそれぞ
れ入力され、これらAND回路からの出力がLoとなっ
て、Loサイド出力回路52からの出力が遮断されるこ
とになる。これにより、Loサイドのスイッチング素子
Q4,Q5,Q6に対する制御信号の供給が停止するこ
とになる。
【0068】なお、以上の例では、Hiサイド出力回路
51から出力された制御信号がHiサイドのスイッチン
グ素子Q1,Q2,Q3を全て同時にオンさせるもので
あるときは、Hiサイドの全ての制御信号AH,BH,
CHの供給を停止し、Loサイド出力回路52から出力
された制御信号がLoサイドのスイッチング素子Q4,
Q5,Q6を全て同時にオンさせるものであるときは、
Loサイドの全ての制御信号AL,BL,CLの供給を
遮断するようにしているが、保護回路60は、Hiサイ
ド出力回路51から出力された制御信号がHiサイドの
スイッチング素子Q1,Q2,Q3を全て同時にオンさ
せるものであるときに、Hiサイドの制御信号AH,B
H,CHのいずれかの供給を遮断し、Loサイド出力回
路52から出力された制御信号がLoサイドのスイッチ
ング素子Q4,Q5,Q6を全て同時にオンさせるもの
であるときに、Loサイドの制御信号AL,BL,CL
のいずれかの供給を遮断するように構成されていても、
同様の効果が得られる。
【0069】具体的には、保護回路60は、例えば図1
0や図11に示すように構成されていてもよい。この図
10、図11に示す保護回路60では、Hiサイド出力
回路51から出力された制御信号がHiサイドのスイッ
チング素子Q1,Q2,Q3を全て同時にオンさせるも
のであるとき、すなわち、制御信号AH,BH,CHが
全てHi信号であるときは、制御信号AHの出力が遮断
されて、Hiサイドのスイッチング素子Q1に対する制
御信号AHの供給が停止することになる。また、この図
10、図11に示す保護回路60では、Loサイド出力
回路52から出力された制御信号がLoサイドのスイッ
チング素子Q4,Q5,Q6を全て同時にオンさせるも
のであるとき、すなわち、制御信号AL,BL,CLが
全てHi信号であるときは、制御信号ALの出力が遮断
されて、Loサイドのスイッチング素子Q4に対する制
御信号ALの供給が停止することになる。
【0070】ところで、以上のように保護回路60がス
イッチング素子Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6に
対する制御信号の供給を停止させた場合には、ロータの
回転数が低下して、上述したロック保護制御回路37に
より出力を停止することを示すロック保護制御信号が生
成されることになる。そして、この出力を停止すること
を示すロック保護制御信号がHiサイド出力回路51及
びLoサイド出力回路52にそれぞれ供給されると、ロ
ック保護制御が働いて、外乱ノイズ等の異常な制御信号
の発生要因が解消された後でも、例えば、ファンスイッ
チを押下したり、電源を再投入したりといったような復
帰動作を行わないと、スイッチング素子Q1,Q2,Q
3,Q4,Q5,Q6に対する制御信号の供給が停止し
た状態が維持されることになる。
【0071】以上のように保護回路60がスイッチング
素子Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6に対する制御
信号の供給を停止させた場合に、その都度ロック保護制
御が働いて復帰動作が要求されるのでは、操作が非常に
煩雑なものとなってしまう。そこで、モータ制御装置1
では、保護回路60がスイッチング素子Q1,Q2,Q
3,Q4,Q5,Q6に対する制御信号の供給を停止さ
せた場合には、制御信号の供給を停止している間、例え
ば、ロック保護制御回路37からのロック保護制御信号
の出力を遮断するようにして、ロック保護制御を機能さ
せないようにすることが望ましい。このように保護回路
60がスイッチング素子Q1,Q2,Q3,Q4,Q
5,Q6に対する制御信号の供給を停止させた場合に、
制御信号の供給を停止している間、ロック保護制御を機
能させないようにすれば、不要なロック保護制御を行わ
ずに煩雑な操作を不要としながら、スイッチング素子Q
1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6を適切に保護するこ
とができる。
【0072】なお、以上は、モータ制御装置10を一体
のICとして構成し、回路保護部14を構成する保護回
路60をこのICの内部に設けるようにした例について
説明したが、回路保護部14を構成する保護回路60
は、目標値算出部11や回転数算出部12、制御信号算
出部13が設けられたICの外部に、これら各部と別体
の回路として設けられていてもよい。なお、保護回路6
0をICの外部に設けるようにした場合にも、保護回路
60がスイッチング素子Q1,Q2,Q3,Q4,Q
5,Q6に対する制御信号の供給を停止させた場合に
は、制御信号の供給を停止している間、ロック保護制御
を機能させないようにすることが望ましい。
【0073】保護回路60をICの外部に設けるように
した場合には、この保護回路60は、例えば図12に示
すように構成される。
【0074】この図12に示す保護回路60は、AND
回路を用いて構成されており、その出力端が、目標値算
出部11や回転数算出部12、制御信号算出部13が設
けられたIC70におけるディジタル方式の回転指示信
号の入力端子に接続されている。また、このIC70に
おけるディジタル方式の回転指示信号の入力端子には、
ノイズ低減用のフィルタ回路80を介して空調制御回路
が接続されている。
【0075】この図12に示す保護回路60では、IC
70内部に設けられた制御信号算出部13のHiサイド
出力回路51から出力された制御信号がHiサイドのス
イッチング素子Q1,Q2,Q3を全て同時にオンさせ
るものであるとき、すなわち、制御信号AH,BH,C
Hが全てHi信号であるときは、AND回路からHi信
号が出力される。これにより、空調制御回路からノイズ
低減用のフィルタ回路80を介してIC70内部の回転
数算出部12に供給されていたディジタル方式の回転指
示信号が遮断され、Hiサイドのスイッチング素子Q
1,Q2,Q3に対する制御信号AH,BH,CHの供
給が停止することになる。
【0076】また、この図12に示す保護回路60で
は、IC70内部に設けられた制御信号算出部13のL
oサイド出力回路52から出力された制御信号がLoサ
イドのスイッチング素子Q4,Q5,Q6を全て同時に
オンさせるものであるとき、すなわち、制御信号AL,
BL,CLが全てHi信号であるときは、AND回路か
らHi信号が出力される。これにより、空調制御回路か
らノイズ低減用のフィルタ回路80を介してIC70内
部の回転数算出部12に供給されていたディジタル方式
の回転指示信号が遮断され、Loサイドのスイッチング
素子Q4,Q5,Q6に対する制御信号AL,BL,C
Lの供給が停止することになる。
【0077】また、保護回路60は、図13に示すよう
に、NAND回路を用いて構成され、その出力端が、目
標値算出部11や回転数算出部12、制御信号算出部1
3が設けられたIC70におけるアナログ方式の回転指
示信号の入力端子に接続されていてもよい。
【0078】この図13に示す保護回路60では、IC
70内部に設けられた制御信号算出部13のHiサイド
出力回路51から出力された制御信号がHiサイドのス
イッチング素子Q1,Q2,Q3を全て同時にオンさせ
るものであるとき、すなわち、制御信号AH,BH,C
Hが全てHi信号であるときは、NAND回路からLo
信号が出力される。これにより、IC70内部の回転数
算出部12に供給されていたアナログ方式の回転指示信
号が遮断され、Hiサイドのスイッチング素子Q1,Q
2,Q3に対する制御信号AH,BH,CHの供給が停
止することになる。
【0079】また、この図13に示す保護回路60で
は、IC70内部に設けられた制御信号算出部13のL
oサイド出力回路52から出力された制御信号がLoサ
イドのスイッチング素子Q4,Q5,Q6を全て同時に
オンさせるものであるとき、すなわち、制御信号AL,
BL,CLが全てHi信号であるときは、NAND回路
からLo信号が出力される。これにより、IC70内部
の回転数算出部12に供給されていたアナログ方式の回
転指示信号が遮断され、Loサイドのスイッチング素子
Q4,Q5,Q6に対する制御信号AL,BL,CLの
供給が停止することになる。
【0080】また、保護回路60は、図14に示すよう
に、NAND回路を用いて構成され、その出力端が、リ
セット回路41が設けられたIC70におけるリセット
端子に接続されていてもよい。
【0081】この図14に示す保護回路60では、IC
70内部に設けられた制御信号算出部13のHiサイド
出力回路51から出力された制御信号がHiサイドのス
イッチング素子Q1,Q2,Q3を全て同時にオンさせ
るものであるとき、すなわち、制御信号AH,BH,C
Hが全てHi信号であるときは、NAND回路からLo
信号が出力される。これにより、IC70のリセット端
子からリセット回路41にリセット信号が供給されて、
モータ制御装置10の動作がリセットされ、Hiサイド
のスイッチング素子Q1,Q2,Q3に対する制御信号
AH,BH,CHの供給が停止することになる。
【0082】また、この図14に示す保護回路60で
は、IC70内部に設けられた制御信号算出部13のL
oサイド出力回路52から出力された制御信号がLoサ
イドのスイッチング素子Q4,Q5,Q6を全て同時に
オンさせるものであるとき、すなわち、制御信号AL,
BL,CLが全てHi信号であるときは、NAND回路
からLo信号が出力される。これにより、IC70のリ
セット端子からリセット回路41にリセット信号が供給
されて、モータ制御装置10の動作がリセットされ、L
oサイドのスイッチング素子Q4,Q5,Q6に対する
制御信号AL,BL,CLの供給が停止することにな
る。
【0083】以上詳細に説明したように、モータ制御装
置10では、回路保護部14を構成する保護回路60
が、制御信号算出部13を構成するHiサイド出力回路
51及びLoサイド出力回路52により算出された制御
信号をモニタリングして、この制御信号がHiサイドの
3つのスイッチング素子Q1,Q2,Q3を同時にオン
させるものとなったとき、或いはLoサイドの3つのス
イッチング素子Q4,Q5,Q6を同時にオンさせるも
のとなったときは、これらスイッチング素子Q1,Q
2,Q3,Q4,Q5,Q6に対する制御信号の供給を
停止させるようにしているので、スイッチング素子Q
1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6に回生ブレーキによ
る電流と起動電流とが繰り返し供給されてこれらスイッ
チング素子Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6に過剰
な負担がかかるといった不都合を有効に防止して、スイ
ッチング素子Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6の破
損等を未然に回避することができる。
【0084】なお、以上は、本発明を、いわゆる3相全
波整流方式のブラシレスモータを制御するためのモータ
制御装置10に適用した例について具体的に説明した
が、本発明は以上の例に限定されるものではなく、複数
相のステータ巻線を備えるブラシレスモータを制御する
ためのモータ制御装置にいずれも適用可能であり、ま
た、全波整流方式のみならず、いわゆる半波整流方式の
ブラシレスモータを制御するための制御装置にも有効に
適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したブラシレスモータを示すブロ
ック構成図である。
【図2】本発明に係るモータ制御装置の一例を示すブロ
ック構成図である。
【図3】上記モータ制御装置が備えるデューティ比検出
回路の処理について説明するための図である。
【図4】上記モータ制御装置が備えるファン速目標値算
出回路の処理について説明するための図である。
【図5】上記モータ制御装置が備えるPWM出力回路の
処理について説明するための図である。
【図6】上記モータ制御装置が備えるHiサイド出力回
路及びLoサイド出力回路の処理について説明するため
の図であり、これらHiサイド出力回路及びLoサイド
出力回路により算出される制御信号を示すタイミングチ
ャートである。
【図7】Loサイドの3つのスイッチング素子を同時に
オンさせる異常な制御信号を示す図である。
【図8】上記モータ制御装置が備える保護回路の一例を
示す回路図である。
【図9】上記保護回路の他の例を示す回路図である。
【図10】上記保護回路の更に他の例を示す回路図であ
る。
【図11】上記保護回路の更に他の例を示す回路図であ
る。
【図12】上記保護回路の更に他の例を示す回路図であ
る。
【図13】上記保護回路の更に他の例を示す回路図であ
る。
【図14】上記保護回路の更に他の例を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1a,1b,1c ステータ巻線 10 モータ制御装置 11 目標値算出部 12 回転数算出部 13 制御信号算出部 14 回路保護部 37 ロック保護制御回路 41 リセット回路 51 Hiサイド出力回路 52 Loサイド出力回路 60 保護回路 Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6 スイッチング素
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 和則 東京都中野区南台5丁目24番15号 カルソ ニックカンセイ株式会社内 (72)発明者 高橋 栄二 東京都中野区南台5丁目24番15号 カルソ ニックカンセイ株式会社内 (72)発明者 中村 司朗 東京都中野区南台5丁目24番15号 カルソ ニックカンセイ株式会社内 (72)発明者 朝山 佳則 東京都中野区南台5丁目24番15号 カルソ ニックカンセイ株式会社内 Fターム(参考) 5H560 AA01 BB04 BB12 DA03 DB02 DC01 EB07 GG04 JJ02 JJ11 RR02 SS02 TT01 TT08 TT15 UA05 XA04 XB02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブリッジ形態で接続された複数相のステ
    ータ巻線を流れる駆動電流の方向を前記複数相のステー
    タ巻線に対応した複数のスイッチング素子を用いて切り
    換えることで、ロータの回転制御を行うブラシレスモー
    タの制御装置において、 前記ロータの回転数を指示する回転指示信号に基づい
    て、前記ロータの回転数の目標値を示す目標回転数信号
    を算出する目標値算出手段と、 磁極センサからのセンサ信号に基づいて、前記ロータの
    現在の回転数を示す回転数信号を算出する回転数算出手
    段と、 前記目標値算出手段により算出された目標回転数信号
    と、前記回転数算出手段により算出された回転数信号と
    に基づいて、前記ロータの回転数が前記回転指示信号に
    より指示された回転数となるように前記複数のスイッチ
    ング素子のオン/オフの切り換えタイミングを制御する
    ための制御信号を算出する制御信号算出手段と、 前記制御信号算出手段により算出された制御信号をモニ
    タリングして、この制御信号が前記複数相のステータ巻
    線に対応した複数のスイッチング素子を同時にオンさせ
    るものとなったときに、前記複数のスイッチング素子に
    対する制御信号の供給を停止させる回路保護手段とを備
    えることを特徴とするブラシレスモータの制御装置。
  2. 【請求項2】 前記回路保護手段は、前記制御信号算出
    手段により算出された制御信号が前記複数相のステータ
    巻線に対応した複数のスイッチング素子を同時にオンさ
    せるものとなったときに、この制御信号の前記制御信号
    算出手段からの出力を遮断することを特徴とする請求項
    1に記載のブラシレスモータの制御装置。
  3. 【請求項3】 前記回路保護手段は、前記制御信号算出
    手段により算出された制御信号が前記複数相のステータ
    巻線に対応した複数のスイッチング素子を同時にオンさ
    せるものとなったときに、前記目標値算出手段に対する
    回転指示信号の供給を遮断することを特徴とする請求項
    1に記載のブラシレスモータの制御装置。
  4. 【請求項4】 所定の条件下で当該ブラシレスモータの
    制御装置の動作をリセットさせるリセット手段を更に備
    え、 前記回路保護手段は、前記制御信号算出手段により算出
    された制御信号が前記複数相のステータ巻線に対応した
    複数のスイッチング素子を同時にオンさせるものとなっ
    たときに、前記リセット手段を機能させることを特徴と
    する請求項1に記載のブラシレスモータの制御装置。
  5. 【請求項5】 前記ロータの回転数が異常値を示した場
    合に当該ブラシレスモータの制御装置の動作を停止させ
    てその停止状態を維持するロック保護制御手段を更に備
    え、 前記回路保護手段は、前記制御信号算出手段により算出
    された制御信号が前記複数相のステータ巻線に対応した
    複数のスイッチング素子を同時にオンさせるものとなっ
    たときに、この制御信号の前記複数のスイッチング素子
    に対する供給を停止させると共に、この制御信号の供給
    を停止している間、前記ロック保護制御手段を機能させ
    ない制御を行うことを特徴とする請求項1乃至4の何れ
    かに記載のブラシレスモータの制御装置。
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