JP2002209102A - 誤差拡散系アプローチを使用したグレイスケール画像の劣化方法 - Google Patents

誤差拡散系アプローチを使用したグレイスケール画像の劣化方法

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JP2002209102A
JP2002209102A JP2000373479A JP2000373479A JP2002209102A JP 2002209102 A JP2002209102 A JP 2002209102A JP 2000373479 A JP2000373479 A JP 2000373479A JP 2000373479 A JP2000373479 A JP 2000373479A JP 2002209102 A JP2002209102 A JP 2002209102A
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ルー アイ−チ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グレイレベルの数を減少する画像変換方法
が開示される。 【解決手段】 誤差拡散、誤差バイアスおよびプログ
ラマブル整数Cが用いられる。フォーカスピクセルにつ
いて、原グレイスケールの値Giが読み出される。いく
つかの選択されたピクセルから予め求めた関連の誤差E
jがロードされる。各誤差Ejにつき、それぞれ対応する
重み係数wjが決定される。そして、Ri=Gi+Σw
j(Ej−C)により、フォーカスピクセルの得られたグ
レイ値R iが計算される。なお、式中のCはプログラマ
ブル整数である。その後、グレイ値Riは、最上位部Mi
と最下位部Liに分割されるが、ここで、MiはKビット
整数であり、Liは(N−K)ビット整数であり、Mi×
N-K+Li=Riおよび−2N-K/2≦Li<2N-K/2で
ある。フォーカスピクセルの誤差Ejは、Liと誤差バイ
アスDである2N-K/2を加算したものとして記憶され
る。最後に、フォーカスピクセルは、劣化した目標グレ
イ値として、Miを用いて表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像の変換方法に
関し、特に、誤差拡散方式により所要ビット数のグレイ
スケール画像を劣化する方法に関する。
【0001】
【従来の技術】一般に、スキャナ、プリンタ、ファック
ス装置等の画像処理装置は、所定数のメモリビットを設
けてピクセルと呼ばれる画素のグレイ値を表す。たとえ
ば、通常1がスポットであり0がスポットでない2つの
グレイレベルのみを区別することができる二進数の場合
には、1ビットが設けられる。別の場合には、8ビット
の画像処理装置は、1ピクセルの各グレイ値が0乃至2
55の範囲である256のグレイスケールを設ける。こ
のように、1ピクセルあたり設けられるビットが大きい
ほど、区別できるグレイレベルが大きくなる。
【0002】基本的に、異なる画像処理装置は、異なる
ビット数により確立される異なる解像度を用いる。した
がって、解像度変換は、画像データが1つの装置から別
の装置に送信される際に避けられない。高い解像度から
低い解像度に変換する場合、誤差拡散は、かかる変換を
ある程度の劣化補償に与える周知の手法である。
【0003】高い解像度の画像を低い解像度の画像に変
換する場合、ビット数の一部を切り捨てることにより画
像歪みが生じる。これを補償するために、ピクセルの切
り捨て誤差が、その隣接ピクセルの一部、通常はフォー
カスピクセル(focus pixel)から下流側の最も近いピク
セルの一部に分布または拡散される。図1は、フォーカ
スピクセルがその切り捨て誤差を、矢印で示すように下
流側の最も近い4個のピクセルに寄与する場合を示す。
図2は、フォーカスピクセルにおいて分布される切り捨
て誤差が上流側の最も近い4個のピクセルから派生する
同一の場合を示す。さらに、画像階調を平衡する目的
で、拡散は、図3に示すように直接隣接する2本の走査
線に沿って、反対の方向に分布されることが好ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これま
で、誤差拡散方法に対して、グレイスケール画像をバイ
ナリ画像に変換する方法しか開発に成功していない。こ
れらの二進数の場合は、比較および切り捨てのしきい値
を使用することによって容易に達成できる。これらの場
合、所定のしきい値より大きい原グレイ値が目標値1に
変換され、小さいものは0に変換される。しかしなが
ら、バイナリ画像に変換するのではなく、グレイスケー
ル画像をビット数の少ないものに変換する誤差拡散方法
は存在しない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、Nビットのグ
レイスケール画像を、少ないKビットのグレイスケール
画像に劣化する画像変換方法を提案する。誤差拡散、誤
差バイアスおよびプログラマブル整数Cが当該方法に用
いられる。
【0006】まず、フォーカスピクセルに対して、原グ
レイスケール値を読み出し、これをGiとし、Giは、値
が[0,2N−1]の範囲内にあるNビット整数であ
る。いくつかの選択されたピクセルから予め求めた関連
の誤差Ejを次にロードする。各誤差Ejにつき、それぞ
れ対応する重み係数(weighting coefficient)wjが決
定される。そして、誤差拡散の後、得られたフォーカス
ピクセルのグレイ値R iは、以下の計算式により計算可
能である。
【0007】
【数1】 ここで、Cは、誤差バイアスを補償し、必要に応じて、
目標画像全体の輝度を調整するためのプログラマブル整
数である。
【0008】その後、グレイ値の劣化は、グレイ値Ri
を第1部Miと第2部Liに分割することによって実施で
きる。ただし、MiはKビット整数であり、Liは(N−
K)ビット整数であり、MiおよびLiは、以下の計算式
を満たす。
【0009】
【数2】Mi×2N-K+Li=Ri −2N-K/2≦Li<2N-K/2
【0010】次に、Liは、得られたグレイ値Riから切
り捨てられ、フォーカスピクセルの誤差として記憶され
る。フォーカスピクセルの誤差Eiは、Liと2N-K/2
の誤差バイアスDの合計として記憶される。すなわち、 Ei=Li+2N-K/2 2N-K/2の誤差バイアスDを追加した後、計算される
誤差は、負ではない整数として記憶され、0≦Ei<2
N-K−1の範囲内である。最後に、フォーカスピクセル
は、劣化した目標グレイ値としてMiを用いて表示され
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の上記の態様およびこれに
付随する利点の多くは、添付図面とともに以下の詳細な
説明を参照することによってより、よく理解されるため
に、さらに理解しやすくなるであろう。
【0012】本発明は、グレイスケール画像を低レベル
グレイスケール画像に変換する新規方法を提案する。本
方法は、誤差拡散を用いて、切り捨て誤差を分布し、劣
化効果を補償する。さらに、誤差バイアスを利用するこ
とで、負の数の計算を回避して回路を簡単にする。さら
に、プログラマブル整数Cを用いて、目標の画像の輝度
全体を制御する。
【0013】画像変換方法を行う前に、原グレイレベル
数と目標のグレイレベル数を決定する。元の数は、二進
法では通常2Nであるが、ここで、Nは、たとえば8で
あり、ピクセルの原グレイレベルに使用されるビットを
表す整数である。目標数は2 Kであるが、ここでも、K
は、例えば、2,4,6等の整数であるが、Nより小さ
く、ピクセルの目標グレイレベルに使用されるビット数
を表す。NとKは、ともに本装置に設けられるメモリに
よって異なる。
【0014】元の数および目標数が決定されると、誤差
拡散プロセスが実行される。図4は、原画像を目標画像
に変換する本発明の主要フローチャートを示す。まず、
表示装置が焦点走査線においてフォーカスピクセルPi
を走査すると、このピクセルの原グレイ値が読み出さ
れ、これをGiとし、Giは、値が0≦Gi≦2N−1の範
囲内にあるNビット整数である(ステップ201)。添
字(index)iの値が異なることは、ピクセルが異なる
ことを示している。Giは、M’i×2N-K+L’iと表す
ことも可能であり、ここで、M’iはKビットの整数で
あり、L’iは(N−K)ビットの整数である。M’
は、フォーカスピクセルのNビットグレイ値の最初のK
ビットデータを表す。L’は、このグレイ値の最後の
(M−K)ビットデータを表す。したがって、原グレイ
値Giは2つの部分、すなわち、目標グレイレベルと拡
散される誤差にそれぞれ関連する第1の数M’iと第2
の数L’iに分割される。
【0015】その後、いくつかの選択されたピクセルか
ら予め求めた関連の誤差Ejがロードされるが、ここ
で、jは、これらのピクセルがその誤差をフォーカスピ
クセルに寄与することを示している(ステップ20
2)。その誤差をフォーカスピクセルに寄与する関連ピ
クセルは、分布設計および装置の容量、特に設けられる
メモリにしたがって選択できる。実時間の実施形態にお
いて、関連の誤差を、フォーカスピクセルの上流側にあ
る最も近い4個のピクセル、すなわち、図2)に示す
左、左上、上および右上の隣接ピクセルから分布または
拡散してもよい。3本以上の走査線から得られた誤差デ
ータを記憶する十分なメモリを表示装置が備えている別
の実施形態において、上流側、下流側にかかわらず、フ
ォーカスピクセルを中心にして、最も近い8個のピクセ
ルは、その誤差をフォーカスピクセルに寄与するように
選択されてもよい。このステップにおいて、関連の誤差
をロードするフォーカスピクセルがすでに処理されてい
るピクセルをともなわない第1のピクセルであれば、こ
れらの関連誤差はゼロと考えることができる。さらに、
前の誤差世代をともなわない関連ピクセルになるべき割
り当てられている隣接ピクセルがあれば、これらのピク
セルから寄与される誤差を見つけ出すステップを、この
時点で実行するべきである。次に、これらのピクセルの
原グレイ値は、Kビットの第1の値とN−Kビットの誤
差に、原グレイ値Giを第1の数M’iと第2の数L’i
に分割するように、それぞれ分割される。次いで、これ
らのピクセルから求めた誤差をこれらの関連誤差Ej
加える。
【0016】関連の誤差Ejをロードした後、各誤差Ej
につき対応する重み係数wjを決定する(ステップ20
3)。対応する重み係数は、1つのピクセルに他のピク
セルから分布される誤差の比、または1つのピクセルか
ら他のピクセルに分布される誤差の比を表す。標準的な
実施形態において、1つのピクセルに分布されるすべて
の対応する重み係数の合計は1であり、1つのピクセル
からの合計も同様である。さらに、プリンタ等表示装置
の中には、これらの走査線すべてを同一方向、すなわち
左から右に走査するものもある。すなわち、最後のピク
セルが最後の走査線の最も右にある場合、走査線の最も
左のピクセルが次に走査されるピクセルとなる。したが
って、重み係数wjは、同一の誤差拡散方向を補償する
ために、2本の隣接する走査線に対して、異なる値でプ
ログラム可能であり、これは図3に示すものと異なる。
【0017】誤差Ejおよび対応する重み係数wjが得ら
れると、誤差拡散の後に、得られたフォーカスピクセル
のグレイ値Riは、原グレイ値Giに誤差の合計を加算す
ることによって計算できる(ステップ204)。フォー
カスピクセルの誤差の合計は、関連の誤差をすべて加算
したものであり、これに、所定の整数Cを関連の誤差か
ら差し引いた後、それぞれ対応する重み係数をさらに掛
け合わせる。得られたグレイ値Riの計算式を以下に示
す。
【0018】
【数3】 式中、Cは、誤差バイアスを補償し得るプログラマブル
整数であり、関連の誤差が記憶された状態で選択的に追
加されるが、これについては後述する。あるいは、整数
Cは、さらに目標画像全体の輝度に合わせてグレイスケ
ールの強度をさらに調整するように、さらにプログラム
可能である。したがって、整数Cは、2つの部分として
も考えることができ、一方は誤差バイアスを補償する係
数であり、他方は輝度バイアス係数である。
【0019】フォーカスピクセルの得られたグレイ値R
iが求められると、グレイ値の劣化は、グレイ値Riを第
1部Miと第2部Liに、GiをM’iとL’iに分割する
ように、分割することによって実施することができる
(ステップ205)。第1部M iは、フォーカスピクセ
ルの得られるNビットのグレイ値Riの最初のKビット
データを表すKビット整数である。第2部Liは、得ら
れたグレイ値Riの最後のKビットデータを表す(N−
K)ビット整数である。MiおよびLiは、以下の計算式
を満たす。
【0020】
【数4】Mi×2N-K+Li=Ri −2N-K/2≦Li<2N-K/2
【0021】慣用では、第2部Liは、まず、0≦Li
N-K−1の範囲内にある正の整数として現れる。次
に、これらのLi≧2N-K/2について、2N-KをLiから
差し引くと同時に1(unit)をMiに追加することで、
iの値を変えることなく上記計算式を満たすことが可
能である。すなわち、Li≧2N-K/2のとき、Ri
(Mi+1)×2N-K+(Li−2N-K)である。実際の例
では、8ビットの二進数10011100は、9×24
+12に等しく、十進法では(9+1)×24+(12
−16)(すなわち、10×24−4)に等しい。
【0022】Miは、得られたグレイ値Riの最初のKビ
ットからのメッセージを搬送し、L iは、最後の(N−
K)ビットからのメッセージを搬送することがわかるで
あろう。したがって、第2部Liは、得られたグレイ値
iから切り捨てられ、次に処理されるピクセルに対し
て分布または拡散するフォーカスピクセルの誤差として
記憶される(ステップ206)。いずれの負の数の計算
も行わないようにする好ましい実施形態において、フォ
ーカスピクセルの誤差Eiは、代替として、第2部Li
誤差バイアスDとして記憶することが可能であるが、こ
こで、誤差バイアスDは2N-K/2であり、すなわち、
【数5】Ei=Li+2N-K/2 である。
【0023】誤差バイアスDである2N-K/2を追加し
た後、誤差Eiは、0≦Ei<2N-K−1の範囲内にあ
る。すなわち、すべての誤差Eiは、負でない整数とし
て記憶される。処理される負の整数がないため、所要メ
モリは大幅に縮小され、計算を実施する回路を簡単にす
ることができる。あるいは、誤差バイアスの誤差に対す
る追加が行われるのは、得られたグレイ値を計算する前
に、追加が行われるのであれば、その関連誤差として作
用するように別のピクセルについて誤差をロードした後
であってもよい。しかしながら、記憶される前の誤差に
誤差バイアスDを追加することで、2つ以上の隣接ピク
セルに分布される際に、計算回数をいくつか保存するこ
とができる。
【0024】最後に、フォーカスピクセルは、劣化した
目標グレイ値としてRiの第1部Miを用いて表示される
(ステップ207)。第1部MiがKビットの整数であ
り、かつ、Miが、関連の誤差を含むように計算される
iから求められるため、誤差拡散方法を用いて、グレ
イレベルの数を2Nから2Kに減少する画像変換がこうし
て完了する。
【0025】図5および図6は、8ビットグレイ値から
4ビットグレイ値に変換する実施形態を示す。該実施形
態において、図35では、N、K、Gi、M’iおよび
L’iの関係が示されるが、ここで、N=8、K=4で
あり、M’i、L’i、Ej、Mi、Liを16進数として
表すことができる。
【0026】上述した各ステップにしたがって、まず、
フォーカスグレイ値Giが読み出される(ステップ20
1)。ここで、Giは、0からFF(16進法ではF=
4−1=15であり、F=1111でもあり、後者は
二進数である)までの8ビット整数である。次に、関連
の誤差Ejがロードされる(ステップ202)。リアル
タイムの実施形態において、4個の関連誤差Eleft、E
upleft、Eup、Euprigh tが、左、左上、上、そして右
上の各隣接ピクセルからピクセルにロードされる。
【0027】その後、Eleft、Eupleft、Eup、E
uprightにそれぞれ対応する重み係数wl eft
upleft、wup、wuprightが、wleft+wupleft+w
up+wupright=1の条件において決定される(ステッ
プ203)。得られたグレイ値Riは、により計算され
る。式中、Cは、標準値8であり、RiもGiと同様に0
からFFの範囲内の8ビット整数である。
【0028】次に、Riを第1の部分Miと第2の部分L
iに分割する(ステップ205)。MiおよびLiは、と
もに4ビット整数である。Miは0からFの範囲であ
り、Liは−8から7の範囲である。図6は、Ri
i、LiおよびEiの関係を示すが、ここで、Xおよび
Yは、Riの最初の4ビットメッセージと最後の4ビッ
トメッセージをそれぞれ表す4ビット整数である。Yが
8より大きい場合、MiはX+1として記憶され、Li
Y−16として記憶される。
【0029】MiおよびLiが求められると、フォーカス
ピクセルから生成された誤差Eiは、図6に示すように
i+8として記憶される(ステップ206)。最後
に、フォーカスピクセルは、Miを4ビットの目標グレ
イ値として用いて表示され(ステップ207)、変換が
終了する。
【0030】本発明の上記の好ましい実施形態が、説明
の目的で例示されたものであり、本発明の範囲を制限す
るものではないことは、当業者に理解されよう。特許請
求の範囲により本発明の範囲には、各種の変更および同
様の構成が包含され、その範囲は、かかる変更および同
様の構成すべてを包含するものとして、最も広義に解釈
されるべきであることが意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術にかかる、1つのピクセルから下流側
の最も近い4個のピクセルまでの誤差分布を示す図形表
現である。
【図2】従来技術にかかる、1つのピクセルから上流側
の最も近い4個のピクセルに分布される切り捨て誤差を
示す図形表現である。
【図3】従来技術にかかる、異なる走査線の誤差分布方
向を示す図形表現である。
【図4】本発明に係る画像データ変換プロセスのフロー
チャートである。
【図5】8ビット原グレイ値と4ビット目標グレイ値と
の関係を示す図形表現である。
【図6】8ビット原グレイ値、4ビット目標グレイ値、
さらにピクセルの分布誤差との関係を示す表である。
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月23日(2001.3.2
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項14
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像の変換方法に
関し、特に、誤差拡散方式により所要ビット数のグレイ
スケール画像を劣化する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、スキャナ、プリンタ、ファック
ス装置等の画像処理装置は、所定数のメモリビットを設
けてピクセルと呼ばれる画素のグレイ値を表す。たとえ
ば、通常1がスポットであり0がスポットでない2つの
グレイレベルのみを区別することができる二進数の場合
には、1ビットが設けられる。別の場合には、8ビット
の画像処理装置は、1ピクセルの各グレイ値が0乃至2
55の範囲である256のグレイスケールを設ける。こ
のように、1ピクセルあたり設けられるビットが大きい
ほど、区別できるグレイレベルが大きくなる。
【0003】基本的に、異なる画像処理装置は、異なる
ビット数により確立される異なる解像度を用いる。した
がって、解像度変換は、画像データが1つの装置から別
の装置に送信される際に避けられない。高い解像度から
低い解像度に変換する場合、誤差拡散は、かかる変換を
ある程度の劣化補償に与える周知の手法である。
【0004】高い解像度の画像を低い解像度の画像に変
換する場合、ビット数の一部を切り捨てることにより画
像歪みが生じる。これを補償するために、ピクセルの切
り捨て誤差が、その隣接ピクセルの一部、通常はフォー
カスピクセル(focus pixel)から下流側の最も近いピク
セルの一部に分布または拡散される。図1は、フォーカ
スピクセルがその切り捨て誤差を、矢印で示すように下
流側の最も近い4個のピクセルに寄与する場合を示す。
図2は、フォーカスピクセルにおいて分布される切り捨
て誤差が上流側の最も近い4個のピクセルから派生する
同一の場合を示す。さらに、画像階調を平衡する目的
で、拡散は、図3に示すように直接隣接する2本の走査
線に沿って、反対の方向に分布されることが好ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これま
で、誤差拡散方法に対して、グレイスケール画像をバイ
ナリ画像に変換する方法しか開発に成功していない。こ
れらの二進数の場合は、比較および切り捨てのしきい値
を使用することによって容易に達成できる。これらの場
合、所定のしきい値より大きい原グレイ値が目標値1に
変換され、小さいものは0に変換される。しかしなが
ら、バイナリ画像に変換するのではなく、グレイスケー
ル画像をビット数の少ないものに変換する誤差拡散方法
は存在しない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、Nビットのグ
レイスケール画像を、少ないKビットのグレイスケール
画像に劣化する画像変換方法を提案する。誤差拡散、誤
差バイアスおよびプログラマブル整数Cが当該方法に用
いられる。
【0007】まず、フォーカスピクセルに対して、原グ
レイスケール値を読み出し、これをGiとし、Giは、値
が[0,2N−1]の範囲内にあるNビット整数であ
る。いくつかの選択されたピクセルから予め求めた関連
の誤差Ejを次にロードする。各誤差Ejにつき、それぞ
れ対応する重み係数(weighting coefficient)wjが決
定される。そして、誤差拡散の後、得られたフォーカス
ピクセルのグレイ値R iは、以下の計算式により計算可
能である。
【0008】
【数1】 ここで、Cは、誤差バイアスを補償し、必要に応じて、
目標画像全体の輝度を調整するためのプログラマブル整
数である。
【0009】その後、グレイ値の劣化は、グレイ値Ri
を第1部Miと第2部Liに分割することによって実施で
きる。ただし、MiはKビット整数であり、Liは(N−
K)ビット整数であり、MiおよびLiは、以下の計算式
を満たす。
【0010】
【数2】Mi×2N-K+Li=Ri −2N-K/2≦Li<2N-K/2
【0011】次に、Liは、得られたグレイ値Riから切
り捨てられ、フォーカスピクセルの誤差として記憶され
る。フォーカスピクセルの誤差Eiは、Liと2N-K/2
の誤差バイアスDの合計として記憶される。すなわち、
i=Li+2N-K/22N-K/2の誤差バイアスDを追加
した後、計算される誤差は、負ではない整数として記憶
され、0≦Ei<2N-K−1の範囲内である。最後に、フ
ォーカスピクセルは、劣化した目標グレイ値としてMi
を用いて表示される。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の上記の態様およびこれに
付随する利点の多くは、添付図面とともに以下の詳細な
説明を参照することによってより、よく理解されるため
に、さらに理解しやすくなるであろう。
【0013】本発明は、グレイスケール画像を低レベル
グレイスケール画像に変換する新規方法を提案する。本
方法は、誤差拡散を用いて、切り捨て誤差を分布し、劣
化効果を補償する。さらに、誤差バイアスを利用するこ
とで、負の数の計算を回避して回路を簡単にする。さら
に、プログラマブル整数Cを用いて、目標の画像の輝度
全体を制御する。
【0014】画像変換方法を行う前に、原グレイレベル
数と目標のグレイレベル数を決定する。元の数は、二進
法では通常2Nであるが、ここで、Nは、たとえば8で
あり、ピクセルの原グレイレベルに使用されるビットを
表す整数である。目標数は2 Kであるが、ここでも、K
は、例えば、2,4,6等の整数であるが、Nより小さ
く、ピクセルの目標グレイレベルに使用されるビット数
を表す。NとKは、ともに本装置に設けられるメモリに
よって異なる。
【0015】元の数および目標数が決定されると、誤差
拡散プロセスが実行される。図4は、原画像を目標画像
に変換する本発明の主要フローチャートを示す。まず、
表示装置が焦点走査線においてフォーカスピクセルPi
を走査すると、このピクセルの原グレイ値が読み出さ
れ、これをGiとし、Giは、値が0≦Gi≦2N−1の範
囲内にあるNビット整数である(ステップ201)。添
字(index)iの値が異なることは、ピクセルが異なる
ことを示している。Giは、M’i×2N-K+L’iと表す
ことも可能であり、ここで、M’iはKビットの整数で
あり、L’iは(N−K)ビットの整数である。M’
は、フォーカスピクセルのNビットグレイ値の最初のK
ビットデータを表す。L’は、このグレイ値の最後の
(M−K)ビットデータを表す。したがって、原グレイ
値Giは2つの部分、すなわち、目標グレイレベルと拡
散される誤差にそれぞれ関連する第1の数M’iと第2
の数L’iに分割される。
【0016】その後、いくつかの選択されたピクセルか
ら予め求めた関連の誤差Ejがロードされるが、ここ
で、jは、これらのピクセルがその誤差をフォーカスピ
クセルに寄与することを示している(ステップ20
2)。その誤差をフォーカスピクセルに寄与する関連ピ
クセルは、分布設計および装置の容量、特に設けられる
メモリにしたがって選択できる。実時間の実施形態にお
いて、関連の誤差を、フォーカスピクセルの上流側にあ
る最も近い4個のピクセル、すなわち、図2)に示す
左、左上、上および右上の隣接ピクセルから分布または
拡散してもよい。3本以上の走査線から得られた誤差デ
ータを記憶する十分なメモリを表示装置が備えている別
の実施形態において、上流側、下流側にかかわらず、フ
ォーカスピクセルを中心にして、最も近い8個のピクセ
ルは、その誤差をフォーカスピクセルに寄与するように
選択されてもよい。このステップにおいて、関連の誤差
をロードするフォーカスピクセルがすでに処理されてい
るピクセルをともなわない第1のピクセルであれば、こ
れらの関連誤差はゼロと考えることができる。さらに、
前の誤差世代をともなわない関連ピクセルになるべき割
り当てられている隣接ピクセルがあれば、これらのピク
セルから寄与される誤差を見つけ出すステップを、この
時点で実行するべきである。次に、これらのピクセルの
原グレイ値は、Kビットの第1の値とN−Kビットの誤
差に、原グレイ値Giを第1の数M’iと第2の数L’i
に分割するように、それぞれ分割される。次いで、これ
らのピクセルから求めた誤差をこれらの関連誤差Ej
加える。
【0017】関連の誤差Ejをロードした後、各誤差Ej
につき対応する重み係数wjを決定する(ステップ20
3)。対応する重み係数は、1つのピクセルに他のピク
セルから分布される誤差の比、または1つのピクセルか
ら他のピクセルに分布される誤差の比を表す。標準的な
実施形態において、1つのピクセルに分布されるすべて
の対応する重み係数の合計は1であり、1つのピクセル
からの合計も同様である。さらに、プリンタ等表示装置
の中には、これらの走査線すべてを同一方向、すなわち
左から右に走査するものもある。すなわち、最後のピク
セルが最後の走査線の最も右にある場合、走査線の最も
左のピクセルが次に走査されるピクセルとなる。したが
って、重み係数wjは、同一の誤差拡散方向を補償する
ために、2本の隣接する走査線に対して、異なる値でプ
ログラム可能であり、これは図3に示すものと異なる。
【0018】誤差Ejおよび対応する重み係数wjが得ら
れると、誤差拡散の後に、得られたフォーカスピクセル
のグレイ値Riは、原グレイ値Giに誤差の合計を加算す
ることによって計算できる(ステップ204)。フォー
カスピクセルの誤差の合計は、関連の誤差をすべて加算
したものであり、これに、所定の整数Cを関連の誤差か
ら差し引いた後、それぞれ対応する重み係数をさらに掛
け合わせる。得られたグレイ値Riの計算式を以下に示
す。
【0019】
【数3】 式中、Cは、誤差バイアスを補償し得るプログラマブル
整数であり、関連の誤差が記憶された状態で選択的に追
加されるが、これについては後述する。あるいは、整数
Cは、さらに目標画像全体の輝度に合わせてグレイスケ
ールの強度をさらに調整するように、さらにプログラム
可能である。したがって、整数Cは、2つの部分として
も考えることができ、一方は誤差バイアスを補償する係
数であり、他方は輝度バイアス係数である。
【0020】フォーカスピクセルの得られたグレイ値R
iが求められると、グレイ値の劣化は、グレイ値Riを第
1部Miと第2部Liに、GiをM’iとL’iに分割する
ように、分割することによって実施することができる
(ステップ205)。第1部M iは、フォーカスピクセ
ルの得られるNビットのグレイ値Riの最初のKビット
データを表すKビット整数である。第2部Liは、得ら
れたグレイ値Riの最後のKビットデータを表す(N−
K)ビット整数である。MiおよびLiは、以下の計算式
を満たす。
【0021】
【数4】Mi×2N-K+Li=Ri −2N-K/2≦Li<2N-K/2
【0022】慣用では、第2部Liは、まず、0≦Li
N-K−1の範囲内にある正の整数として現れる。次
に、これらのLi≧2N-K/2について、2N-KをLiから
差し引くと同時に1(unit)をMiに追加することで、
iの値を変えることなく上記計算式を満たすことが可
能である。すなわち、Li≧2N-K/2のとき、Ri
(Mi+1)×2N-K+(Li−2N-K)である。実際の例
では、8ビットの二進数10011100は、9×24
+12に等しく、十進法では(9+1)×24+(12
−16)(すなわち、10×24−4)に等しい。
【0023】Miは、得られたグレイ値Riの最初のKビ
ットからのメッセージを搬送し、L iは、最後の(N−
K)ビットからのメッセージを搬送することがわかるで
あろう。したがって、第2部Liは、得られたグレイ値
iから切り捨てられ、次に処理されるピクセルに対し
て分布または拡散するフォーカスピクセルの誤差として
記憶される(ステップ206)。いずれの負の数の計算
も行わないようにする好ましい実施形態において、フォ
ーカスピクセルの誤差Eiは、代替として、第2部Li
誤差バイアスDとして記憶することが可能であるが、こ
こで、誤差バイアスDは2N-K/2であり、すなわち、
【数5】Ei=Li+2N-K/2 である。
【0024】誤差バイアスDである2N-K/2を追加し
た後、誤差Eiは、0≦Ei<2N-K−1の範囲内にあ
る。すなわち、すべての誤差Eiは、負でない整数とし
て記憶される。処理される負の整数がないため、所要メ
モリは大幅に縮小され、計算を実施する回路を簡単にす
ることができる。あるいは、誤差バイアスの誤差に対す
る追加が行われるのは、得られたグレイ値を計算する前
に、追加が行われるのであれば、その関連誤差として作
用するように別のピクセルについて誤差をロードした後
であってもよい。しかしながら、記憶される前の誤差に
誤差バイアスDを追加することで、2つ以上の隣接ピク
セルに分布される際に、計算回数をいくつか保存するこ
とができる。
【0025】最後に、フォーカスピクセルは、劣化した
目標グレイ値としてRiの第1部Miを用いて表示される
(ステップ207)。第1部MiがKビットの整数であ
り、かつ、Miが、関連の誤差を含むように計算される
iから求められるため、誤差拡散方法を用いて、グレ
イレベルの数を2Nから2Kに減少する画像変換がこうし
て完了する。
【0026】図5および図6は、8ビットグレイ値から
4ビットグレイ値に変換する実施形態を示す。該実施形
態において、図35では、N、K、Gi、M’iおよび
L’iの関係が示されるが、ここで、N=8、K=4で
あり、M’i、L’i、Ej、Mi、Liを16進数として
表すことができる。
【0027】上述した各ステップにしたがって、まず、
フォーカスグレイ値Giが読み出される(ステップ20
1)。ここで、Giは、0からFF(16進法ではF=
4−1=15であり、F=1111でもあり、後者は
二進数である)までの8ビット整数である。次に、関連
の誤差Ejがロードされる(ステップ202)。リアル
タイムの実施形態において、4個の関連誤差Eleft、E
upleft、Eup、Euprigh tが、左、左上、上、そして右
上の各隣接ピクセルからピクセルにロードされる。
【0028】その後、Eleft、Eupleft、Eup、E
uprightにそれぞれ対応する重み係数wl eft
upleft、wup、wuprightが、wleft+wupleft+w
up+wupright=1の条件において決定される(ステッ
プ203)。得られたグレイ値Riは、
【数6】 により計算される。式中、Cは、標準値8であり、Ri
もGiと同様に0からFFの範囲内の8ビット整数であ
る。
【0029】次に、Riを第1の部分Miと第2の部分L
iに分割する(ステップ205)。MiおよびLiは、と
もに4ビット整数である。Miは0からFの範囲であ
り、Liは−8から7の範囲である。図6は、Ri
i、LiおよびEiの関係を示すが、ここで、Xおよび
Yは、Riの最初の4ビットメッセージと最後の4ビッ
トメッセージをそれぞれ表す4ビット整数である。Yが
8より大きい場合、MiはX+1として記憶され、Li
Y−16として記憶される。
【0030】MiおよびLiが求められると、フォーカス
ピクセルから生成された誤差Eiは、図6に示すように
i+8として記憶される(ステップ206)。最後
に、フォーカスピクセルは、Miを4ビットの目標グレ
イ値として用いて表示され(ステップ207)、変換が
終了する。
【0031】本発明の上記の好ましい実施形態が、説明
の目的で例示されたものであり、本発明の範囲を制限す
るものではないことは、当業者に理解されよう。特許請
求の範囲により本発明の範囲には、各種の変更および同
様の構成が包含され、その範囲は、かかる変更および同
様の構成すべてを包含するものとして、最も広義に解釈
されるべきであることが意図されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャズ ヤン 台湾 カオシュン ウーチン ファースト ロード レーン 194 アレイ 3 ナ ンバー 11 (72)発明者 リン−イー リュウ 台湾 タイペイ カンファン ロード レ ーン 26 ナンバー 8 5エフ Fターム(参考) 5B057 CA08 CA12 CA16 CB08 CB12 CB16 CC02 CE13 5C077 NN12 NN13 PP68 PQ08 PQ12 PQ18 RR08

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれNビットの原グレイ値を有する
    ピクセルからなるソース画像を、それぞれKビットの目
    標グレイ値を有するピクセルからなる目標画像に量子化
    する方法であって、NとKは整数であり、かつ、NはK
    より大きく、前記方法は、 前記ピクセルの1つがフォーカスピクセルとなるように
    選択するステップと、 前記フォーカスピクセルの前記原グレイ値を読み出すス
    テップと、 前記フォーカスピクセルに関連する選択された位置にあ
    る前記数の隣接ピクセルからすでに生成されている多数
    の誤差をロードするステップと、 前記隣接ピクセルそれぞれに、対応する重み係数(weig
    hting coefficient)を与えるステップと、 前記隣接ピクセルそれぞれに重み付けされた誤差を与え
    ることを、その前記誤差を前記対応する重み係数と掛け
    合わせることによって行うステップと、 前記フォーカスピクセルに、得られたグレイ値を与える
    ことを、その前記原グレイ値を前記隣接ピクセルの前記
    重み付けされた誤差と加算することによって行うステッ
    プと、 前記得られたグレイ値をKビットの出力と(N−K)ビ
    ットの誤差に分割するステップと、を含む、方法。
  2. 【請求項2】 前記隣接ピクセルからすでに生成されて
    いる誤差がない場合、前記隣接ピクセルの1つから誤差
    を見つけ出すことを、前記隣接ピクセルの前記原グレイ
    値をNビットの第1の値とN−Kビットの前記誤差に分
    割することによって行うステップをさらに含む、請求項
    1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記フォーカスピクセルに対して、前記
    隣接ピクセルの前記対応する重み係数を合計して1にす
    る、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記隣接ピクセルの前記誤差それぞれを
    バイアスすることを、これに正の整数の第1のバイアス
    を追加することによって行い、前記重み付けされた誤差
    が与えられる前に前記誤差が負でない値になるようにす
    るステップと、 前記フォーカスピクセルの前記得られたグレイ値を補償
    することを、前記重み付け誤差が与えられた後に、前記
    第1のバイアスをこれから差し引くことによって行うス
    テップと、をさらに含む、請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 第2のバイアスを追加することによって
    前記誤差をバイアスするステップをさらに含む、請求項
    1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記第2のバイアスは、前記目標画像に
    対して所望の輝度に応じてプログラム可能である、請求
    項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の前記各ステップは、順次
    走査方向にしたがうフォーカスピクセルとなるように選
    択された複数のピクセルそれぞれに対して、繰り返され
    る、請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記走査方向における前記フォーカスピ
    クセルの次の前記ピクセルの1つは、次のフォーカスピ
    クセルとなるように選択される、請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記ソース画像および前記目標画像は、
    ともに、それぞれ複数の前記ピクセルからなる走査線で
    構成される、請求項7記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記走査方向は、前記走査線それぞれ
    の全体において左から右である、請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記フォーカスピクセルの右にある前
    記ピクセルの1つは、次のフォーカスピクセルとなるよ
    うに選択される、請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 走査線において最も左のピクセルは、
    前記フォーカスピクセルが最後の走査線の最も右のピク
    セルであるとき、次のフォーカスピクセルとなるように
    選択される、請求項10記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記隣接ピクセルは、前記フォーカス
    ピクセルに対して左上、上、右上、および左の位置にあ
    る、請求項10記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記重み係数は、隣接する走査線にお
    いて異なるフォーカスピクセルに対して異なる、請求項
    9記載の方法。 【0001】
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