JP2002208691A - 逆導通機能を有する電力用半導体スイッチングデバイス - Google Patents
逆導通機能を有する電力用半導体スイッチングデバイスInfo
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Abstract
されたダイオードに、振動電流がピークに達した直後か
ら順電圧を印加して導通可能状態とし、反転逆電流がダ
イオードに円滑に移行できるようにして電力用半導体ス
イッチング素子に大きな逆電流が流れないようにして破
壊から保護する電力用半導体スイッチングデバイスを提
供する。 【解決手段】静電誘導サイリスタ62のアノードと、ダ
イオード63のカソードに接続された第1の電極部材6
6の内表面の、静電誘導サイリスタとダイオードとの境
界位置に切込み75を形成すると共に、第1の電極部材
の外表面の中央領域に高透磁率材料の円板状部材77を
設け、電極部材の外表面と、静電誘導サイリスタのアノ
ードとの間の電流経路に形成される直結寄生インダクタ
ンスL0によって、静電誘導サイリスタを流れる振動電
流の極性が反転する以前に、ダイオードの順回復電圧よ
りも大きな電圧を生成させてダイオードを導通可能状態
として逆電流をダイオードに流すようにする。
Description
内に、数千A以上の大電流をパルス状に供給する必要の
あるレーザ装置等において、放電電極に急峻に高電圧を
印加し、放電による極狭の大電流を流すことのできる電
力用半導体スイッチング素子を用いたパルスパワー回路
における逆流保護技術に関するものである。
電装置用電源として高電圧大電流のパルスを出力する電
源装置が使用されている。図1は、パルスレーザ用電源
として知られているパルス発生回路の一例を示すもので
ある。このパルス発生回路においては、直流電源11、
スイッチ12および電流制限抵抗13を有する充電器1
4の出力端子14aと14bとの間に電力用半導体スイ
ッチング素子としての静電誘導サイリスタ15が接続さ
れ、この静電誘導サイリスタと並列に共振用のコイル1
6およびコンデンサ17の直列接続されたものが接続さ
れている。通常、コイル16は配線インダクタンス程度
の極小さいものである。このコンデンサ17と並列に、
コンデンサ18および大きなインダクタンス値を有する
コイル19を直列接続したものを接続し、このインダク
タンスと並列に負荷となる放電ギャップ20が接続され
ている。
した状態でスイッチ12を閉じ、抵抗13およびコイル
16を経てコンデンサ17を充電する。この充電過程に
おいて、コイル19のインピーダンスは低周波数におい
ては低いのでコンデンサ18もこのコイル19を経て充
電される。今、直流電源11の電圧をEとすると、コン
デンサ17および18が共にEまで充電された後に、静
電誘導サイリスタ15のゲートに接続されているゲート
駆動回路21によって静電誘導サイリスタ15をターン
オンする。このとき、コンデンサ17の電荷はコイル1
6およびコンデンサ17によって決まる共振特性に応じ
て静電誘導サイリスタ15を経て放電し、コンデンサ1
7は、充電中の極性とは反対の極性にほぼ−Eまで充電
される。一方、コンデンサ18の電荷も静電誘導サイリ
スタ15およびコイル19を経て放電するが、このコイ
ルのインピーダンスは高周波数に対しては非常に高いも
のであるので、非常にゆっくりと放電する。したがっ
て、放電ギャップ20間にはほぼ−2Eの電圧が印加さ
れる。ここで放電が起これば、コンデンサ17および1
8の電荷は放電して消滅することになる。再びスイッチ
12を閉じて充電を開始する。
ャップ20間に−2Eの電圧が印加されたときに適正に
放電が行なわれれば、コイル16およびコンデンサ17
より成る共振回路に蓄積された電荷は消滅するので、図
2において実線で示すように、静電誘導サイリスタ15
を逆方向に流れる電流はないが、何らかの原因で放電が
適正に起こらなかった場合には、共振回路においてリン
ギング電流が流れ、図2において破線で示すように静電
誘導サイリスタ15を経て逆方向に大きな電流が流れる
ことになる。図3は静電誘導サイリスタ15のアノード
・カソード間の電圧の変化を示すものであり、放電にミ
スした場合には、逆方向の電圧が印加されることにな
る。特に、静電誘導サイリスタ15のカソードからゲー
トに逆電流が流れるが、これはダイオードの逆回復現象
と同じで、ゲート・カソード間に過大な逆方向電圧が印
加される。
て静電誘導サイリスタ15のアノード・カソード間に大
きな逆電流が流れるときに、静電誘導サイリスタを破壊
から保護するために、静電誘導サイリスタと逆並列にダ
イオードを接続し、逆電流をこのダイオードを経て流す
ことが提案されている。このようなダイオードを有する
静電誘導サイリスタは、一般に逆導通型静電誘導サイリ
スタと呼ばれている。この逆導通型静電誘導サイリスタ
においては、配線インダクタンスをできるだけ小さくす
るために、逆並列ダイオードを静電誘導サイリスタと共
通の半導体基板に一体に組み込むことが、例えば平成8
年電気学会全国大会の予稿集の第4−76〜4−77頁
において、清水等が「4000V級 逆導通SIサイリ
スタ(1)」として提案している。
スタの等価回路図であり、静電誘導サイリスタ31と並
列に、サイリスタのアノードにカソードが接続され、静
電誘導サイリスタのカソードにアノードが接続されるよ
うにダイオード32を接続してある。このダイオード3
2のアノードは、抵抗33を経て静電誘導サイリスタ3
1のゲートに接続されており、このゲートには静電誘導
サイリスタのターンオン/ターンオフを制御するゲート
駆動回路(GC)34が接続されている。静電誘導サイ
リスタ31のアノードとカソードとの間に実線で示す主
電源35が接続されているときは、静電誘導サイリスタ
を経て電流ITが流れ、破線で示すように逆極性の電源
36が接続されるときにはダイオード32に電流IRが
流れて静電誘導サイリスタが破壊するのを保護してい
る。
スタの構造を示す断面図である。n−型シリコン基板4
1の一方の表面にp+型のゲート領域42が形成されて
いるとともに埋め込みゲート領域43がチャネル領域内
に形成されており、ゲート領域42と接触するようにゲ
ート電極45が形成されている。埋め込みゲート領域4
3はゲート領域42によって囲まれるようにくし状に形
成されている。チャネル領域の上方にはn+形のカソー
ド領域46が形成され、このカソード領域は導電層を介
してカソード電極47に接続されており、サイリスタ部
44が形成されている。また、サイリスタ部44の外側
には分離帯48を介してダイオード49が形成されてい
る。このダイオード部49は、p+型のアノード領域5
0とシリコン基板41の一部41aによって構成された
カソード領域とで構成されており、アノード領域50は
導電層を経て静電誘導サイリスタのカソード電極47に
接続されており、カソード領域41aはn+型の接点領
域51および導電層を介して静電誘導サイリスタのアノ
ード電極52に接続されている。
サイリスタにおいては、アノード・カソード間に逆電圧
が印加されるときに、ダイオード部49が導通して、サ
イリスタ部44が破壊するのを防止する効果を狙ってい
る。しかしながら、逆導通型静電誘導サイリスタを上述
した図1に示すパルス発生回路に適用した場合、放電ミ
スがあったときに、上述したように共振回路におけるリ
ンギング電流によって静電誘導サイリスタ部がしばしば
破壊してしまう問題がある。また、回路によっては正常
動作においてスイッチに逆電流を流す必要のある応用も
ある。このような逆電流による問題が発生するメカニズ
ムを明らかにするために、逆導通型静電誘導サイリスタ
のアノード・カソード間に逆電流が流れるときにサイリ
スタ部がどのような影響を受けるのかをさらに詳細に検
討した。
イリスタを逆電流が伴うパルス動作させたときのアノー
ド・カソード間を流れる電流Iak、ゲート電流Igおよび
ゲート電圧Vgの変化を示すものであり、これらの図にお
いて、Aはパルス幅twを長くした場合、Bはパルス幅
を短くした場合である。電流Iakが3000A以上で、
パルス幅twを数十μs以上と長くしたときには逆導通
型静電誘導サイリスタは破壊しないが、パルス幅twを
数百ns〜数μsと短くしたときには、逆導通型静電誘
導サイリスタは破壊してしまう現象があることを確かめ
た。また、破壊点は静電誘導サイリスタ部にあり、ダイ
オード部には異常が発生しないのが特徴である。このこ
とから、逆導通型静電誘導サイリスタが破壊するか否か
は、電流Iakの立ち下がり部分の勾配に依存することが
推測される。図6Aの長いパルス幅の場合の勾配は、例
えば0.5kA/μsであり、図6Bの短いパルス幅の
場合の勾配は、例えば3kA/μsである。また、図8
Bに示すように、破壊が生じる場合には、ゲート電圧Vg
の逆電圧ピークを過ぎた付近に顕著な変動が認められ
る。
するとき、電流の流れ難さを調べた。図9および10
は、図4に示すダイオード32のアノード・カソード間
にパルス状の急峻な電流を流したときの順方向電流IF
および順方向電圧降下VFを示すものであるが、Aは順
方向電流の立ち上がりの勾配が小さい場合、Bは順方向
電流の立ち上がりの勾配が大きい場合を示すものであ
る。このように順方向電流IFの立ち上がりの勾配と過
渡オン電圧(順回復電圧)VFPとの間には図11に示
すような密接な相関関係がある。すなわち、耐圧が40
00Vのダイオードの場合、順方向電流IFの立ち上が
りの勾配dIF/dtが500A/μsと小さい場合に
は、順回復電圧VFPはほぼ70Vと低いが、1000
A/μsではほぼ100Vとなり、2000A/μsと
大きくなると約170Vと高くなっている。
がりの勾配dIF/dtが2000A/μs時のダイオ
ードの順回復電圧VFPとダイオードの耐圧との関係を
示すものであり、ダイオードの耐圧が高くなるほど順回
復電圧VFPは高くなっており、耐圧が4000Vのダ
イオードでは順回復電圧VFPは170Vにも達してい
る。逆導通型静電誘導サイリスタにおいては、サイリス
タと並列に配置されているダイオード部の耐圧は少なく
ともサイリスタ部の耐圧に等しくする必要があるので、
ダイオード部としても数千ボルトの耐圧を有するものが
用いられている。このように耐圧が高いダイオード部の
順回復電圧VFPは高いものとなる。つまり、ダイオー
ド部の耐圧が高い程、特に急峻な順方向パルス電流はダ
イオード部を流れにくい。
高耐圧逆導通型静電誘導サイリスタにおいては、サイリ
スタ部に順方向電流が流れた後に大きな逆電流が急激に
流れるとき、保護用のダイオード部が導通できず、図5
のチャネル領域44に蓄積されているキャリアがカソー
ド領域46からゲート領域43に向かって急激に逆方向
に流れる。特に、センターのゲート領域45より最も急
峻にゲート電流が供給されるゲート領域42の近傍の部
位においてキャリアが過多となり、ゲート・カソード間
におけるダイオード逆回復現象でチャネル間にフィラメ
ンテ−ションが生じ、サイリスタ部44が破壊してしま
うという問題がある。
リスタのみにおいて生じる問題ではなく、通常のサイリ
スタやゲートターンオフ(GTO)サイリスタや絶縁ゲ
ートバイポーラトランジスタ(IGBT)などのスイッ
チング素子においても生じるものである。
は、特願平2000−30502号において、静電誘導
サイリスタ或いは逆導通静電誘導サイリスタと並列に、
それぞれの耐圧が静電誘導サイリスタの耐圧よりも低い
複数のダイオードの直列回路を、静電誘導サイリスタと
逆並列となるように接続して順回復電圧を小さくする工
夫を提供しているが、この方法では静電誘導サイリスタ
のカソード−ゲート間のダイオードが逆回復し、静電誘
導サイリスタのアノード−カソード間に逆電圧が発生
し、逆並列ダイオードの順回復電圧以上になって該ダイ
オードが導通するため、充分余裕のある保護方法とは言
えない。
生するメカニズムを詳述する。逆電流の発生を説明する
ために図1の回路を用い放電ギャップ20が放電しない場
合について述べている。この現象を説明するために必要
な部分のみを改めて示すと図13のようになる。通常、ま
とめて1つに表している寄生インダクタンス16は部品
として存在するわけではなく、部品間を接続する導体お
よび部品自身に内在するインダクタンスとして存在する
ものである。パルスパワーの分野ではこのような寄生イ
ンダクタンスを極力小さくする努力がなされている。ま
た、説明を簡単にするため回路の損失はないものとす
る。図14に示す動作波形と合わせて動作説明をする。
動回路21からのトリガ信号により電力用半導体スイッ
チング素子である静電誘導サイリスタ15をターンオン
すると、+Eまで充電されているコンデンサ17から寄
生インダクタンス16を経由して電流が流れ始め、高周
波の振動電流IRとなる。時刻t1で振動電流IRはピ
ークIPとなり、コンデンサ17に蓄えられていた静電
エネルギーの全てが寄生インダクタンス16に磁気エネ
ルギーとして移行する。時刻t1以降はこの寄生インダ
クタンス16に蓄えられている磁気エネルギーがコンデ
ンサ17に移行することで引き続き振動を継続し、時刻
t2で振動電流IRが零となり、再びコンデンサ17は
逆極性に−Eまで充電され、静電エネルギーとして全て
移行される。時刻t2以降はこの静電エネルギーによ
り、逆方向に電流が流れ振動が継続する。静電誘導サイ
リスタ15に逆並列に接続されたダイオード32が理想
的なものであれば、この反転電流は円滑にダイオード1
5に移行するが、前述したようにダイオードの順回復電
圧の存在等によりダイオードに電流が流れ始めるのが遅
れてしまう。
チング素子である静電誘導サイリスタ15のチャンネル
にキャリアが蓄積されているため、このキャリアを放出
する形で時刻t3まで反転電流は逆電流として静電誘導
サイリスタ15に流れる。このような逆電流のピーク値
Irは、振動電流IRの周波数が非常に高いためきわめ
て大きなものとなる。静電誘導サイリスタ15のチャン
ネルに蓄積されているキャリアが放出されるとカソード
−ゲート間の接合が逆回復し、逆電流Irが遮断されよう
とする。このため、寄生インダクタンス16はこの電流
を流し続けるように作用し、図14に示すように、振動電
流IRの大きさおよび減少率に比例して大きく、急峻な
誘起電圧を発生する。この電圧は逆回復した静電誘導サ
イリスタ15のカソード−ゲート間に印加されるが、こ
のカソード−ゲート間の電圧耐量を超えるとこの接合を
破壊してしまう。
に、電力用半導体スイッチング素子と逆並列に接続され
たダイオードに、振動電流がピークに達した直後から順
電圧を印加して導通可能状態とし、反転逆電流がダイオ
ードに円滑に移行できるようにして電力用半導体スイッ
チング素子に大きな逆電流が流れないようにし,その結
果として破壊から有効に保護するようにした電力用半導
体スイッチングデバイスを提供しようとするものであ
る。
スイッチング素子と、この電力用半導体スイッチング素
子をターンオンしてきわめて短時間内にパルス状の大電
流を順方向に流し、順方向電流通流後に引続き流れる急
峻な逆電流による破壊を保護するために、電力用半導体
スイッチング素子と極性が反対となるように接続された
ダイオードとを半導体基板に形成した逆導通機構を有す
る電力用半導体スイッチングデバイスにおいて、前記電
力用半導体スイッチング素子のアノード電極領域および
前記ダイオードのカソード電極領域を第1の電極部材に
共通に接続すると共に、電力用半導体スイッチング素子
のカソード電極領域およびダイオードのアノード電極領
域を第2の電極部材に共通に接続し、少なくとも第1の
電極部材の、前記電力用半導体スイッチング素子のアノ
ード電極領域との接合面と、外部回路に接続される接合
面との間に直結寄生インダクタンスを形成し、この直結
寄生インダクタンス間に生じる電圧によってダイオード
を前記逆電流が流れる以前に導通可能状態とするように
構成したことを特徴とするものである。
ッチングデバイスにおいては、逆電流から電力用半導体
スイッチング素子を保護するために逆電流をバイパスす
るためのダイオードを、順方向電流経路を構成する電極
部材に必然的に寄生するインダクタンスの一部を利用し
たり、この電流経路内に透磁率の大きな材料を挿入して
インダクタンスを与えることにより大きな逆電流が流れ
る前に導通可能状態とすることができるので、電力用半
導体スイッチング素子を破壊から有効に保護することが
できる。本発明ではこのように、順方向電流経路に本来
的に寄生するインダクタンスの一部を利用しているの
で、パルス回路全体のインダクタンスを増大させること
はなく、半導体スイッチング素子のターンオン特性に悪
影響を与えることはない。
バイスにおいては、前記直結寄生インダクタンスをL0
とし、前記電力用半導体スイッチング素子を流れる順電
流の減少率をdi/dtとするとき、前記順電流が減少
することによって直結寄生インダクタンス間に生じる電
圧L0×di/dtの大きさが、前記ダイオードの順回
復電圧VPFよりも大きくなるように直結寄生インダク
タンスを形成するのが好適である。この直結寄生インダ
クタンスの大きさは、電極部材に形成する切込みの深さ
を調整したり、電流経路の一部に挿入した高透磁率材料
より成る部材の材料やサイズを調整したり、電極部材の
外表面に設けた絶縁部材の幾何学的な形状および配置を
調整することによって容易に調整することができる。
ングデバイスを実際に構成する場合には、前記電力用半
導体スイッチング素子を半導体基板の中心領域に形成
し、前記ダイオードを半導体基板の周辺領域に形成する
ことができる。この場合には、電極部材の外表面の中央
領域に絶縁部材を設け、電極部材の周辺領域が外部回路
へ接続されるように構成するか、電極部材の外表面の中
央領域に、電極本体の透磁率よりも高い透磁率を有する
材料より成る部材を設けるのが好適である。或いは又、
前記電力用半導体スイッチング素子を半導体基板の周辺
領域に形成し、前記ダイオードを半導体基板の中央領域
に形成することもできる。この場合には、電極部材の外
表面の周辺領域に絶縁部材を設け、電極部材の中央領域
が外部回路へ接続されるように構成するか、電極部材の
外表面の周辺領域に、電極本体の透磁率よりも高い透磁
率を有する材料より成る部材を設けるのが好適である。
ングデバイスにおいては、前記電力用半導体スイッチン
グ素子のアノード電極領域およびダイオードのカソード
電極領域に接合された第1の電極部材と、電力用半導体
スイッチング素子のカソード電極領域およびダイオード
のアノード電極領域に接合された第2の電極部材との双
方に、直結寄生インダクタンスを形成することができる
が、第1の電極部材にのみ直結寄生インダクタンスを形
成するのが好適である。さらに、電力用半導体スイッチ
ング素子としては静電誘導サイリスタを用いるのが好適
であるが、他の電力用半導体スイッチング素子を用いる
こともできる。
体スイッチングデバイスの基本的な構成を示す等価回路
図である。ここで図13では一つのインダクタンスとし
て示した寄生インダクタンス16を、L0とL1とに分離
して表している。L0は電力用半導体スイッチング素子1
5のアノードAに接続された電極部材に形成された切込
みの底部から電力用半導体スイッチング素子のアノード
Aまでの電極部材の一部分の直結寄生インダクタンスで
ある。L1は残りの寄生インダクタンスである。また、
ダイオード55のアノードAは、電力用半導体スイッチ
ング素子15のカソードKに接続する。このように本発
明においては、ダイオード55は直結寄生インダクタン
スL0と電力用半導体スイッチング素子15との直列回路
に対して逆並列に接続されている。この場合、ダイオー
ド55のカソードKと、切込みの底部との間の電極部材
には、逆電流は流れないので、この部分の寄生インダク
タンスは、上述した直結寄生インダクタンスL0には含ま
れない。
ッチングデバイスでの電流、電圧の波形を示すものであ
る。寄生インダクタンス16全体の電圧はコンデンサ1
7の電圧と同じであり、直結寄生インダクタンスL0の電
圧はこの電圧のL0/(L0+L1)倍となり、時刻t0から
時刻t1まではダイオード55を逆バイアスする電圧と
なるが、時刻t1以降ではこの電圧の極性が反転し、ダ
イオード55を順バイアスし始める。つまり、直結寄生
インダクタンスL0に蓄えられた磁気エネルギーが時刻t
1から電力用半導体スイッチング素子15およびダイオ
ード55に循環して流れ、この循環回路内で損失され
る。このエネルギーは直結寄生インダクタンスL0の大き
さに比例するので直結寄生インダクタンスL0を大きくす
ると損失が大きくなるので考慮が必要となる。この直結
寄生インダクタンスL0の電圧は、L0×di/dtで表さ
れることになる。この電圧がダイオード55の順回復電
圧VFP以よりも大きければこのダイオードは導通するこ
とになる。
=170Vで、電流の勾配di/dt=2000A/μsecとする
と直結寄生インダクタンスL0のインダクタンス値は85
nH程度あれば良い。合計の寄生インダクタンス16は
実際のパルスパワー応用では数百nH以下とすることは
困難であり、これに対して寄生インダクタンスL0が85n
H程度であれば損失も大きくはならない。
の間でダイオード55を導通状態とすることができるた
め、時刻t2で振動電流IRが極性反転しても反転電流
は円滑にダイオード55に移行し、電力用半導体スイッ
チング素子15に大きな逆電流が流れることはなくな
り、この電力用半導体スイッチング素子を破壊から有効
に保護することができる。
ッチングデバイスの第1の実施例を示す断面図である。
本例では、電力用半導体スイッチング素子として静電誘
導サイリスタを用いるが、半導体基板61に形成された
電力用半導体スイッチング素子およびダイオードの構造
そのものは、図5に示されている従来の逆導通静電サイ
リスタの構造と同じであるので、その詳細な説明は省略
する。本例では、半導体基板61の中央領域に静電誘導
サイリスタ62を形成し、周辺領域にダイオード63を
形成してある.
ダイオード63のカソードと接触するように、モリブデ
ンより成る接点層64と、その上に形成された銅より成
る電極本体65とで構成された第1の電極部材66を形
成する。また、静電誘導サイリスタ62のカソードおよ
びダイオード63のアノードと接触するように、モリブ
デンより成る接点層67と、その上に形成された銅より
成る電極本体68とで構成された第2の電極部材69を
形成する。さらに、静電誘導サイリスタ62のゲートに
接触するように形成されたゲート電極70を、ゲート導
体71を経て外部へ引き出すように構成する。また、第
1および第2の電極部材68および69を半導体基板6
1に圧接した後、これらの電極部材の間に、金属製のフ
ランジ72および73と、セラミックス製の碍子74を
設ける。
の電極部材66および69の双方の内表面の、静電誘導
サイリスタ62とダイオード63との境界位置に切込み
75および76をそれぞれ形成する。したがって、静電
誘導サイリスタ62のアノードとダイオード63のカソ
ードとは、第1の電極部材66の、これら静電誘導サイ
リスタのアノードとダイオードのカソードと切込み75
の底部との間の部分を介して接続されることになる。さ
らに、電極本体65および68の表面の、静電誘導サイ
リスタと対応する中央部分には凹部を形成し、これらの
凹部に、透磁率が電極本体を構成する材料よりも高い材
料より成る円板状部材77および78を設ける。本例で
は、電極本体65および68を銅で形成し、円板状部材
77および78をモリブデンで形成する。このような高
透磁率材料より成る円板状部材77および78を設ける
ことにより、上述した切込み75および76と相俟っ
て.第1および第2の電極部材66および67の表面
と、静電誘導サイリスタ62のアノードおよびカソード
に直結された寄生インダクタンスL0が形成されることに
なり、この部分を逆電流が流れることによって生じる電
圧がダイオード63に印加されてダイオードを導通可能
状態とすることができる。
ッチングデバイスの第2の実施例の構成を示すものであ
る。図17に示した第1の実施例では、第1および第2
の電極部材66および69の双方の内表面に切込み7
5、76をそれぞれ形成すると共に外表面の中央領域に
高透磁率材料より成る円板状部材77、78をそれぞれ
形成したが、本例では、静電誘導サイリスタ62のアノ
ードおよびダイオード63のカソードに接続された第1
の電極部材66にだけ切込み75を形成すると共にこの
第1の電極本体65の表面にモリブデンより成る高透磁
率材料の円板状部材77を形成したものである。本例の
その他の構成は、図17に示した第1の実施例と同じで
ある。
ッチングデバイスの第3の実施例の構成を示すものであ
る。図17および18に示した第1および第2の実施例
では、半導体基板61の中央領域に静電誘導サイリスタ
62を形成し、周辺領域にダイオード63を形成した
が、本例では、半導体基板61の中央領域にダイオード
63を形成し、周辺領域に静電誘導サイリスタ62を形
成し、第1および第2の電極本体65および68の、静
電誘導サイリスタと対向する周辺部に段差を形成し、こ
の段差部分に絶縁材料より成るリング状部材81および
82をそれぞれ形成したものである。また、本例におい
ても、第1および第2の電極部材66および69の、静
電誘導サイリスタ62とダイオード63との境界位置に
切込み75および76をそれぞれ形成する。また、上述
した第1および第2の実施例では、電極本体75、76
の表面に高透磁率材料の円板状部材77、78を形成し
たが、本例では、第1および第2の電極部材66および
69の露出した中央部分の表面から静電誘導サイリスタ
に至る電流通路は長くなっており、ここに上述した直結
寄生インダクタンスL0を形成するようにしている。
ッチングデバイスの第4の実施例を示すものである。図
19に示した第3の実施例においては、第1および第2
の電極部材66および69の双方に切込み75および7
6をそれぞれ形成したが、本例では、静電誘導サイリス
タ62のアノードおよびダイオード63のカソードに接
続された第1の電極部材66にだけ切込み75を形成す
ると共に、第1の電極部材66の外表面の周辺領域に、
電極本体65のよりも高透磁率材料のリング状部材83
を形成したものである。
ては、電極本体65および68の表面に形成した切り込
み75、76は空間のままとしてあるが、本発明におい
ては、この切り込み75に絶縁部材を嵌め込みむことも
できる。このように構成することによって、電極本体6
5および68の、半導体基板61と接触する内表面を平
坦とすることができ、第1および第2の電極本体65およ
び68を圧接したときに不所望な応力の集中を避けるこ
とができる。
ッチングデバイスの第5の実施例を示すものである。本
例では、図17および18に示した第1および第2の実
施例と同様に、半導体基板61の中央部に静電誘導サイ
リスタ62を形成し、周辺部にダイオード63を形成
し、さらに第1および第2の電極部材66および69の
電極本体65および68の表面の、静電誘導サイリスタ
と対向する中央領域に、絶縁材料より成る円板状部材8
4および85をそれぞれ設けたものである。また、本例
では、切込み75および76は、第1および第2の電極
部材66および69の接点層64および67にだけ形成
してある。したがって、切込み75および76の深さは
上述した実施例に比べると非常に浅いものとなるが、本
例では電極本体65および68の長い部分を逆電流が流
れるので、所望の電圧を発生させることができる。
ッチングデバイスの第6の実施例を示すものである。本
例では、上述した第5の実施例と同様に、半導体基板6
1の中央部に静電誘導サイリスタ62を形成し、周辺部
にダイオード63を形成し、第1の電極部材66の接点
層64の、静電誘導サイリスタ62のアノードと接合さ
れる中央部分64aを、ダイオード63のカソードと接
合される周辺部分64よりも透磁率の高い材料で形成す
る。本例では、電極本体65を銅で形成し、接点層64
の中央部分64aを鉄で形成し、周辺部分64bをモリ
ブデンで形成するが、中央部分64aをモリブデンで形
成し、周辺部分64bをシリコンで形成することもでき
る。さらに本例では、接点層64の中央部分64aと周
辺部分64bとの間に切込みを形成し、この切込みにテ
フロン(登録商標)より成る絶縁部材86を埋めこんで
ある。この切込みは電極本体65の内部まで延在させる
こともできる。
ものではなく、幾多の変更や変形が可能である。例えば
上述した実施例では、電力用半導体スイッチング素子と
して静電誘導サイリスタを用いたが、ゲートターンオフ
(GTO)や、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(I
GBT)などの半導体スイッチング素子を用いることも
できる。また、図17〜21の実施例において電極部材
の外表面に設けた絶縁部材や高透磁率部材と、図22の
実施例の接点層の構造とを相互に組み合わせることもで
きる。
基板と接合される電極部材に形成される電流経路に存在
する寄生インダクタンスを利用するだけで振動電流が極
性反転する以前に電力用半導体スイッチング素子に逆並
列に接続されたダイオードを導通状態とすることができ
るので、振動電流による逆電流を導通状態にあるダイオ
ードにバイパスすることができ、したがって電力用半導
体スイッチング素子に流れる逆電流を少なくすることが
でき、その結果として電力用半導体スイッチング素子を
破壊から有効に保護することができる。しかも、電流経
路を規定する電極部材に形成される寄生インダクタンス
を利用しているので、何ら特別な部品を設ける必要はな
く、低コストで実施することができる。
の一例の構成を示す回路図である。
ある。
構造を示す線図である。
造を示す断面図である。
作を説明するための信号波形図である。
作を説明するための信号波形図である。
作を説明するための信号波形図である。
護ダイオードの順回復特性を示す信号波形図である。
保護ダイオードの過渡オン電圧を示す信号波形図であ
る。
フである。
すグラフである。
る半導体装置の構成を示す線図である。
である。
半導体スイッチングデバイスの基本的な構成を示す等価
回路図である。
である。
イスの第1の実施例の構成を示す断面図である。
イスの第2の実施例の構成を示す断面図である。
イスの第3の実施例の構成を示す断面図である。
イスの第4の実施例の構成を示す断面図である。
イスの第5の実施例の構成を示す断面図である。
イスの第6の実施例の構成を示す断面図である。
ス、 17 コンデンサ、 21 ゲート駆動回路、
55 ダイオード、 L0 直結寄生インダクタンス、
L1 残りの寄生インダクタンス、61 半導体基
板、 62 静電誘導サイリスタ、 63 ダイオー
ド、64 接点層、65、68 電極本体、66、69
電極部材、 70 ゲート電極、 75、76 切込
み、 77、78 高透磁率材料の円板状部材、81,
82 絶縁材料のリング状部材、83高透磁率材料のリ
ング状部材、84,85 絶縁材料の円板状部材
Claims (14)
- 【請求項1】電力用半導体スイッチング素子と、この電
力用半導体スイッチング素子をターンオンしてきわめて
短時間内にパルス状の大電流を順方向に流し、順方向電
流通流後に引続き流れる急峻な逆電流による破壊を保護
するために、電力用半導体スイッチング素子と極性が反
対となるように接続されたダイオードとを半導体基板に
形成した逆導通機構を有する電力用半導体スイッチング
デバイスにおいて、前記電力用半導体スイッチング素子
のアノード電極領域および前記ダイオードのカソード電
極領域を第1の電極部材に共通に接続すると共に、電力
用半導体スイッチング素子のカソード電極領域およびダ
イオードのアノード電極領域を第2の電極部材に共通に
接続し、少なくとも第1の電極部材の、前記電力用半導
体スイッチング素子のアノード電極領域と接合される内
表面と、外部回路に接続される外表面との間に直結寄生
インダクタンスを形成し、この直結寄生インダクタンス
間に生じる電圧によってダイオードを前記逆電流が流れ
る以前に導通可能状態とするように構成したことを特徴
とする電力用半導体スイッチングデバイス。 - 【請求項2】前記直結寄生インダクタンスをL0とし、
前記電力用半導体スイッチング素子を流れる順電流の減
少率をdi/dtとするとき、直結寄生インダクタンス
間に生じる電圧L0×di/dtの大きさが、前記ダイ
オードの順回復電圧VPFよりも大きくなるように前記
直結寄生インダクタンスを形成したことを特徴とする請
求項1に記載の逆導通機能を有する電力用半導体スイッ
チングデバイス。 - 【請求項3】前記第1の電極部材の内表面の、前記電力
用半導体スイッチング素子と前記ダイオードとの境界部
分に切込みを形成したことを特徴とする請求項1または
2に記載の逆導通機能を有する電力用半導体スイッチン
グデバイス。 - 【請求項4】前記電力用半導体スイッチング素子を半導
体基板の中心領域に形成し、前記ダイオードを半導体基
板の周辺領域に形成したことを特徴とする請求項1〜3
の何れかに記載の逆導通機能を有する電力用半導体スイ
ッチングデバイス。 - 【請求項5】前記第1の電極部材の外表面の中央領域に
絶縁部材を設け、電極部材の周辺領域が外部回路へ接続
されるように構成したことを特徴とする請求項4に記載
の逆導通機能を有する電力用半導体スイッチングデバイ
ス。 - 【請求項6】前記第1の電極部材の外表面の中央領域
に、電極部材を構成する電極本体の透磁率よりも高い透
磁率を有する部材を設けたことを特徴とする請求項4に
記載の逆導通機能を有する電力用半導体スイッチングデ
バイス。 - 【請求項7】前記電力用半導体スイッチング素子を半導
体基板の周辺領域に形成し、前記ダイオードを半導体基
板の中央領域に形成したことを特徴とする請求項1〜3
の何れかに記載の逆導通機能を有する電力用半導体スイ
ッチングデバイス。 - 【請求項8】前記第1の電極部材の外表面の周辺領域に
絶縁部材を設け、電極部材の中央領域が外部回路へ接続
されるように構成したことを特徴とする請求項7に記載
の逆導通機能を有する電力用半導体スイッチングデバイ
ス。 - 【請求項9】前記第1の電極部材の外表面の周辺領域
に、電極部材を構成する電極本体の透磁率よりも高い透
磁率を有する部材を設けたことを特徴とする請求項7に
記載の逆導通機能を有する電力用半導体スイッチングデ
バイス。 - 【請求項10】前記第1の電極部材の内表面に導電性の
接点層を設け、この導電層の、前記電力用半導体スイッ
チング素子のアノード電極領域と接合する部分を、前記
ダイオードのカソード電極領域と接合する部分よりも透
磁率の高い材料で形成したことを特徴とする請求項1〜
8の何れかに記載の逆導通機能を有する電力用半導体ス
イッチングデバイス。 - 【請求項11】前記導電層の、前記電力用半導体スイッ
チング素子のアノード電極領域と接合する部分と、前記
ダイオードのカソード電極領域と接合する部分との間に
絶縁部材を設けたことを特徴とする請求項10に記載の
逆導通機能を有する電力用半導体スイッチングデバイ
ス。 - 【請求項12】前記導電層の、前記電力用半導体スイッ
チング素子のアノード電極領域と接合する部分と、前記
ダイオードのカソード電極領域と接合する部分との間に
切込みを形成したことを特徴とする請求項10に記載の
逆導通機能を有する電力用半導体スイッチングデバイ
ス。 - 【請求項13】前記導電層の、前記電力用半導体スイッ
チング素子のアノード電極領域と接合する部分と、前記
ダイオードのカソード電極領域と接合する部分との間に
形成した切込みを電極本体にまで延在させたことを特徴
とする請求項12に記載の逆導通機能を有する電力用半
導体スイッチングデバイス。 - 【請求項14】前記電力用半導体スイッチング素子を静
電誘導サイリスタで構成したことを特徴とする請求項1
〜13の何れかに記載の逆導通機能を有する電力用半導
体スイッチングデバイス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001003721A JP2002208691A (ja) | 2001-01-11 | 2001-01-11 | 逆導通機能を有する電力用半導体スイッチングデバイス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001003721A JP2002208691A (ja) | 2001-01-11 | 2001-01-11 | 逆導通機能を有する電力用半導体スイッチングデバイス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002208691A true JP2002208691A (ja) | 2002-07-26 |
Family
ID=18872016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001003721A Pending JP2002208691A (ja) | 2001-01-11 | 2001-01-11 | 逆導通機能を有する電力用半導体スイッチングデバイス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002208691A (ja) |
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- 2001-01-11 JP JP2001003721A patent/JP2002208691A/ja active Pending
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