JP2002208336A - 高電圧開閉装置 - Google Patents

高電圧開閉装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小さな容積中で得ることができる高い性能及
び高速且つ確実な開閉を及び低動作エネルギーで実現で
きる圧縮作用を備えた高電圧開閉装置を提供するにあ
る。 【解決手段】 高電圧用回路遮断器は、駆動機構によ
って駆動される第1の接点手段12、この第1の接点手
段12に確実に一体化された筒状体16、及びカム84
を備えた伝達機構20によって筒状体に力学的に連結さ
れた第2の接点手段から構成され、その機構は、第1及
び第2の接点間で可変速度V2/V1を実現している。
この可変速度V2/V1は、第1接点手段がその開放位
置で閉じられた際に0.5より小さく、接点の分離位置
に近づくにつれて1.2よりも大きな最大値にまで上昇
し、開放位置に近づくにつれて0.5以下にまで再び戻
される。開放の初期及び開放の終期では、後者の接点の
分離が生じた際に同時に接点の相対速度を高くすること
を実現するとともにこの速度の変化が圧力を増加させて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、接点が2動作す
る高電圧開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高電圧、特に、超高電圧用の稼働中の開
閉装置、スイッチ、断路器、或いは、遮断器は、分離さ
れ、位置合わせされた2つの接点及び接点の他方に対し
て接点の一方が並進移動させる動作機構から構成されて
いる。
【0003】密封容器内で並進して移動される2つの接
点については、フランス公開公報FR1,448,85
4において提案されている。この公報では、第1の接点
が駆動機構によって駆動され、第2の接点を駆動して開
放動作の初期に2つの接点を均一に移動させ、その結
果、即座に接点が分離されない手段をこの第1の接点が
備えている。積極的に作用するラッチ手段がその移動の
過程で2つの接点を予め定められた位置で分離させ、復
帰バネは、第2の接点を2つの接点が分離された後に第
1の接点がその移動を続けるその原位置に戻している。
この種類の装置は、接点の分離が生じる瞬間に、即座に
接点間の電気的アークを延ばすように与えられた分離移
動に対する接点の分離速度を増加させることができる利
点がある。しかし、後者が開放動作の初期に復帰ばねを
圧縮しなければならないように、強力な駆動機構を必要
とする。さらに、もはやいかなる機械的リンクも分離位
置を越えて接点間にないように、分離後における第2の
接点の移動は、第1の接点の移動とは、全く独立してい
る。休止位置に第2の接点を復帰させる復帰装置に誤動
作が生じた場合には、第2の接点は、第1の接点が開位
置に駆動機構によって駆動されるその中間の分離位置に
留まってしまう事が有りうる。この場合、実際、遮断距
離が十分ではない位置に駆動機構が留まることとなる。
【0004】誘電ガスで満たされる密封容器から構成さ
れる電気開閉装置が米国特許3,896,282に記載
されている。第1及び第2の可動接点が容器に設けら
れ、電流が流れるように互いに係合されている。接点を
開放し、電流を遮断すべく、接続ロッド及びクランクを
備えた機構は、等しい速度で容器に関して反対方向に2
つの接点を同時に駆動している。分離の速度は、2接点
の1つを移動させる開閉装置における速度よりも大きく
なる。さらに、ロッド及びクランク機構が常に第1及び
第2の接点間に機械的リンクを与えて、第2の接点の位
置が常に第1の接点の位置及び駆動機構にリンクさせて
いる。しかしながら、2つの接点によって形成される2
つの可動物が常に駆動されなければならない場合には、
開放の開始時に、特に、大きなパワーが必要とされる。
加えて、この装置は、高性能の開閉装置には必要とされ
るアーク接点を具備していない。最後に、復帰機構のロ
ッドは、密封された容器内部の空間に関する問題があ
る。
【0005】誘電体ガスが充填された密封容器を具備
し、可動接点手段及び静止接点手段を収容している高電
圧電気スイッチ装置が欧州公開公報EP313,813
に記載されている。可動接点手段は、互いに一体化され
た主接点及びアーク接点並びに絶縁材で作られ、主接点
に固定されたノズルから構成されている。可動接点手段
は、駆動機構によって容器内の並進運動で軸方向に駆動
される。静止接点手段は、容器に固定されている主接点
及びこの主接点に電気的に接触されているスライド接点
中を軸方向スライドされるアーク接点から構成されてい
る。スプロケット及び冠歯車を備えた伝達機構は、静止
接点手段のスライド・アーク接点に伝達されるべき可動
接点手段の並進運動を可能にしている。静止接点手段の
アーク接点は、管形状を有し、スイッチが閉じる際に、
可動接点手段のアーク接点が静止接点手段のアーク接点
中に貫入される。スイッチが解放される際には、アーク
接点が分離する前に、移動可能な主接点は、固定側の主
接点から分離する。アーク接点の分離が起こる際には、
固定側の主接点に対して移動可能な主接点速度の2倍の
速度で、アーク接点は、互いに駆動される。主接点の1
つが容器に関して固定されていることから、この装置
は、移動質量に規制を与えている。しかし、解放位置に
おける主接点間の大きな遮断距離のような可動主接点の
偏倚によってのみ実現される大きな移動を実現する駆動
機構が装置に必要とされる。
【0006】上述した装置は、ドイツ公開公報DE1
9,631,323に記載されている。このスイッチ
は、第1の接点手段及び第2の接点手段とから構成され
ている。第1の接点手段は、主接点、アーク接点及び絶
縁材で作られたノズルから構成され、駆動機構によって
直接に移動される単一の組立体を形成している。第2の
接点手段は、互いに一体化された主接点及びアーク接点
から構成されている。第1の接点手段におけるアーク接
点の移動は、伝達機構によって第2の接点手段に伝達さ
れる。この伝達機構は、移動逆転レバー、ノズル及びレ
バー上に関節を形成する第1の接続ロッド及び第2の接
点手段及びレバー上に関節を形成する第2の接続ロッド
によって構成されている。スイッチが解放される際に、
アーク接点は、速度率が等しい対向速度で分離される。
それが2つのアーク接点及び2つの主接点を含むので、
その移動質量は大きい。従って、駆動機構は、質量や速
度にしたがってうまく寸法を決める必要がある。最も厳
しい試験のうちの1つには、進み小電流遮断試験があ
る。再点呼を防ぐには、アーク接点間の距離が一瞬の分
離が生じてから急速に増加されなければならない。ここ
で、遮断性能を高めるには、1電流の半分の期間よりも
小さい期間に接点間に距離を与え、電流がゼロを横切る
ことを待つことで十分である。装置は、この場合に機械
的エネルギーを最適化してはいない。
【0007】第1の接点手段及び第2の接点手段から成
るスイッチ装置は、米国特許5,578,806に記載さ
れている。第1の接点手段は、主接点、アーク接点及び
絶縁材で作られているノズルから構成され、駆動機構に
よって直接に動かされる単一の組立体を形成している。
第2の接点手段は、互いに一体化された主接点及びアー
ク接点から構成されている。第1の接点手段におけるア
ーク接点の移動は、伝達機構によって第2の接点手段に
伝達される。この伝達機構は、伝達はめば歯車と、はめ
ば歯車及び接続ロッドに一体化され、はめば歯車に係合
されたノズルと、及び、はめば歯車の周辺に一点でその
一方が連結され、第2の接続接点にその他方が連結され
て関節を形成する接続ロッドから構成されている。この
伝達機構は、非線形であり、主接点の分離が生じる移動
の初期に第2の接点手段に低い速度を与えてアーク接点
が分離する際の速度を増加させ、解放移動の終期にその
速度を低速に低下させている。このようなあまりに多く
の駆動エネルギーを消費せずに、進み電流が遮断され
る。しかし、この装置は、システムの機械エネルギーを
最適化することができない。
【0008】欧州公開公報EP809,269は、駆動
機構によって直接に駆動される単一の組立体を形成する
主接点、アーク接点及び絶縁ノズルから形成される第1
の接点手段、及び主接点、アーク接点及び誘電体遮蔽か
ら構成される第2の接点を具備する装置を開示してい
る。伝達機構は、ノズルを第2の接点手段のアーク接点
に連結している。この伝達機構は、移動逆転レバー、レ
バーをアーク接点に接続している接続ロッド及びノズル
に固定され、レバーの直線的な溝内をスライドするロッ
ドとを具備している。この伝達機構は、ノズルの速度及
び第2の接点手段におけるアーク接点の速度比が一定で
ない点では非線形である。しかしながら、解放移動の全
体に亘って、ノズルの速度は、第2の接点手段における
アーク接点の速度よりも非常に大きいのに対して、第1
の接点手段を含むノズルに一体化された移動質量は、第
2の接点手段のアーク接点一体化された移動質量より非
常に大きい。全体的には、機構の力学的エネルギーは、
解放動作の間、最適化されないこととなる。
【0009】フランス公開公報2,491、675は、
駆動機構によって直接に駆動される単一の組立体を形成
している主接点、アーク接点及び絶縁ノズルによって形
成される第1の接点手段、固定主接点及びアーク接点手
段から構成される第2の接点手段から構成される自力消
弧方式及び圧縮タイプの遮断器を開示している。伝達機
構は、ノズルに第2の接点手段のアーク接点を連結して
いる。第1の接点手段は、小径のダクトによってノズル
に開き、固定ピストンによって反対側で閉じている円筒
に形成され、可変容積の消弧室を形成している。第1の
接点手段が移動する際には、ピストンは消弧室に進入
し、そして、その容器の体積が減少される。開放動作の
開始では、第2のアーク接点がノズルのオリフィスを塞
がない限り、第1の接点手段の移動は、消弧室内の圧力
を増加させている。アーク接点が分離されると即座に、
第2のアーク接点は、ノズルのオリフィスを解放する。
消弧室の体積が減少され続け、そして、オリフィスを介
する消弧室から出されるガスは、アーク接点間でアーク
が生じないようにしている。強い電流で開放される場合
には、アークが消えるまで、消弧室内に含まれるガスを
比較的冷たく保つべくアークの吹き消しが続けられる。
換言すれば、ピストンの動作は、開放移動の全体にわた
って必要とされる。ピストンに関する第1の接点手段の
速度は、消弧室内の圧力に対して十分であり、ノズルの
レベルでの圧力よりも大きくなければならない。この特
許においては、装置の力学的エネルギーを減少すべく、
伝達機構がノズルを支持している接点に対して、ノズル
を支持していない接点の速度に等しいか、或いは、低い
速度を与えることを含むことが提案されている。速度比
が開放動作の間一定のままに維持されている。これは、
このタイプの開閉器の要求に即し、特に、消弧室を圧縮
することによって、アークを連続的に吹き消すにことに
適している。しかしながら、圧縮ピストンから構成され
る遮断器にこの特許の教示を移入することは困難であ
る。この場合、一方では、開放移動の初期にアーク消弧
室内で急速に圧力を増加させ、他方では、開放移動の終
期では、より効率的にアークを吹き消すような高いピス
トン速度を得る必要がある。ピストンは、ノズルを支持
している接点に、通常、一体化されるが、これは、ノズ
ルの速度をピストンが与えているからである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上述した
ような事情に鑑みなされたものであって、その目的は、
小さな容積中で得ることができる高い性能及び高速且つ
確実な開閉を及び低動作エネルギーで実現できる圧縮作
用を備えた高電圧開閉装置を提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、密封
された容器内に高い絶縁耐力のガスが充填され、幾何学
的な基準軸を有する高電圧開閉装置において、圧縮容積
の境界を定める第1の支持体と、前記支持体に対して移
動可能な第1の接点手段であって、第1の主接点と、前
記第1の主接点に一体化され、電気的絶縁物で作られた
ノズルと、前記ノズルと共にアーク膨張弁を定めるよう
に、前記支持体中でスライドされ、第1の主接点に一体
化されるピストンであって、前記ピストンが前記圧縮容
積部から前記アーク膨張容積部に放出する放出弁を備
え、前記圧縮容積部内の圧力が前記アーク膨張容積部内
の圧力よりも大きくなった際に、この放出弁が開くピス
トンと、及び前記第1の主接点に一体化され、前記アー
ク膨張弁中に突出する第1のアーク接点と、から構成さ
れる第1の接点手段と、前記容器に関して移動可能な第
2の主接点及び第2のアーク接点から構成される第2の
接点手段と、前記第1及び第2の主接点が互いに解離し
ており前記第1及び第2のアーク接点の解離位置P3を
通り、前記第1及び第2の主接点の解離位置P2及び前
記開放位置との間に位置される前記基準軸に沿う軸並進
移動を伴う閉塞位置から開放位置まで前記第1の接点手
段を駆動する駆動機構と、前記ノズル及び前記第2のア
ーク接点間で永久的な力学的リンクを形成して前記ノズ
ルの移動を前記第2のアーク接点に伝達する伝達機構
と、を具備し、前記第1の接点手段が率V1を有する速
度で前記基準軸に沿う一方向に移動する際に、前記率V
1に対して比V2/V1にある率V2を有する速度で前
記基準軸に沿った反対方向に前記第2のアーク接点が並
進移動するように前記伝達機構が構成され、前記第1及
び第2のアーク接点の一時的な分離位置及び前記閉塞位
置間にある第1の指標位置と前記閉塞位置との間に前記
第1の接点手段がある限り、前記比V2/V1が0.5
の値よりも低く維持され、前記開放位置及び第1及び第
2の主接点P2の一時的分離位置間にある第2の一時的
指標位置P5を第1の接点手段が通過する際に前記比V
2/V1が1より大きい最大値を通り、前記開放位置及
び前記第2の指標位置P5間にある第3の指標位置P7
及び前記開放位置間に前記第1接点手段がある限り、前
記比V2/V1が0.5の値よりも低く維持されるよう
に比V2/V1が前記容器に対して前記第1接点手段の
位置に従って可変されることを特徴とする高電圧開閉装
置が提供される。
【0012】伝達機構によって達成される力学的なリン
クが永久であり、その結果、第1の接点手段の位置及び
動作機構の位置が第2のアーク接点位置の忠実なイメー
ジを与えていることが装置の信頼性に寄与している。
【0013】開放の初期において閉塞位置及び第1の一
時的な指標位置間に課された速度比がより重い第1の接
点手段を即座に高速にさせている。従って、全ての利用
可能なエネルギーを圧縮容積部に含まれるガスを圧縮す
るピストンの駆動に供することができる。圧縮容積部内
の圧力が増加されると、即座に放出弁が開いてアーク膨
張容積部内の圧力を同様に増加させている。アーク接点
の分離が生じた際には、アーク膨張容積部内の圧力は、
既に高くなり、これが進み小電流を好ましく遮断してい
る。考慮されるガス状の媒体内において電極間に生じる
電気的アークに必要とされ、与えられるガス状媒体中の
電位差、即ち、最少電圧、で充電された2つの電極間の
破壊電圧は、電極を分離する距離によって定まり、パス
カルの法則によって与えられ、最小値を超えるガス圧力
の生成機能があり、この機能は、前記距離によって生成
圧力とともに増加する。膨張容積部内の圧力を増加させ
ることによって、破壊電圧は増加され、アーク接点間の
アークの機能停止が防止される。
【0014】第1の接点手段が第2の遷移指標位置を通
過する際に課される速度比は、ピストンに与えられた速
度が十分で、アーク接点を即座に分離する距離を増加さ
せるに有用である際に、可動部のエネルギーを一時的に
著しく減少させる。実際、一方で第1の接点に一体化さ
れた移動集合体によって第1の可動部材が形成され、他
方、第2のアーク接点に一体化された移動集合体によっ
て第2の可動部材が形成されるならば、第1の可動部材
は、第2の可動部材の質量M2よりも大きな質量M1を
有することとなる。このことは、一方で第1の接点が確
実にノズルに一体化され、他方で、駆動機構の一部に一
体化されることによって説明される。第2の接点の速度
V2が第1の接点の速度V1を超えるならば、可動質量
の全運動エネルギーは減少される。極めて良好なエネル
ギー効率を有する分離速度V1+V2が得られる。この
ような配置は、進み小電流遮断試験において再点呼を防
止するに有用である。
【0015】第1の接点手段が第3の遷移指標位置を再
び通過する際に与えられる速度比は、過電流を遮断する
に重要なノズルの段階でのアークの消失を促すように開
放移動の終期で有用な力学的エネルギーをピストンに連
結された第1の接点手段に与え、更に、遮断が生じてク
リーンで新鮮なガスに置き換えられる際にガスを加熱
し、汚染させる。
【0016】好ましくは、前記第2の指標位置P5が前
記開放位置と前記第1及び第2のアーク接点の一時的分
離位置P3間に前記第2の指標位置P5がある。この選
定は、装置の力学的エネルギーを進み電流に接続される
アークを消失させる為に選定された接触移動における位
置を精度良く最適化している。
【0017】好ましくは、前記V2/V1の最大値が
1.5よりも大きい。アーク接点の相対速度の増加がよ
り促進される。
【0018】好ましくは、前記第2の主接点手段及び前
記第2のアーク接点手段が互いに一体化されている。こ
のことは、第2のアーク接点のみが移動可能である場合
に比べてシステムの移動質量を全体的に増加させること
となる。しかしながら、この付加的な移動質量は、想定
される効果に対して不利にはならないと推測される。速
度比V2/V1が伝達機構の各側において移動部の質量
の比に等しいことで機構の最良の効率化が図られる。も
し、第2接点手段の可動部の質量M2が大変に低けれ
ば、比M1/M2が極めて大きく、移動の開始及び終了
時に低い伝達比の値を確保しながら最大伝達比を確実と
し、構造が簡単な伝達機構を実現することは、実際上困
難となる。
【0019】好ましくは、前記第1の接点手段及び前記
ノズルで質量M1の第1可動部を一体的に形成し、前記
第2の主接点手段及び前記アーク接点手段が質量M2の
第2の可動子を形成し、ここで、第1の接点手段が前記
第1の一時的な指標位置を通過する際に、前記速度比
は、 0.8・M1/M2≦V2/V1≦1.2・M1/M2 の関係にある。
【0020】より好ましくは、アーク接点の高速分離の
段階では、システムの力学的エネルギーを最少とすべ
く、比V2/V1は、できる限り比M1/M2に近づけ
られる。最良の態様では、第1の接点手段が前記第1の
一時的指標位置を通過する際に、その速度比が V2/V1=M1/M2 の関係にある。
【0021】この発明の一実施の形態によれば、前記伝
達機構は、前記容器に関して固定されている幾何学軸の
回りに枢支され、湾曲トラックから構成されているカム
と、前記アーク接点に一体化され、前記トラックと共に
動作するスライドと、及びカム及び前記ノズルに一体化
された部分に連接された接続ロッドと、を具備してい
る。
【0022】湾曲トラックの形状を選定することによっ
て、開放及び閉塞移動の間の要求速度比を単純化するこ
とができる。
【0023】この発明の他の実施の形態によれば、前記
伝達機構は、前記容器に関して固定されている幾何学軸
の回りに枢支され、第1の湾曲トラック及び第2の湾曲
トラックから構成されているカムと、前記第2のアーク
接点に一体化され、前記第1のトラックと共に動作する
スライドと、及び前記第2のトラックとともに動作する
第2のスライドから構成され、前記ノズルに一体化され
接続ロッド装置と、を具備している。
【0024】この機構は、接続ロッドの系を直線的にガ
イドすることができる利点がある。
【0025】好ましくは、前記ノズルは、前記容器内の
ガス膨張容積部に前記アーク膨張容積部からガスを流す
第1のガス流路を形成するネックから構成され、前記開
放位置と前記第1及び第2のアーク接点の遷移分離位置
P3との間の第4の遷移移動位置P6と前記閉塞位置と
の間に前記第1の接点手段がある限り、この第1の経路
が前記第2のアーク接点によって少なくとも部分的に閉
じられる。
【0026】好ましくは、前記第2のガス流路は、前記
開放位置と前記第1及び第2のアーク接点の前記遷移分
離位置P3との間にある第5の指標位置P4及び前記閉
塞位置の間に前記第1の接点手段がある限り、閉じられ
たままにある遅延弁を備える。この2つのガス流路は、
競合し、ガスの吹き出し比を増加させる。この弁は、ア
ーク接点の分離の後に、精度良く決定されたこのガス流
路の開放を開始させる。アーク接点の分離と弁の開放と
の間の経過時間は、アーク接点が分離する際にアーク接
点間で生じるアーク及びピストンによって生じさせられ
るガス膨張容積部内の圧力の増加を継続させる利点とな
る。良好な態様では、前記第4の指標位置P6は、前記
第5の指標位置P4及び前記開放位置間にある。換言す
れば、機構の開放手順が実行された際に、第2の経路の
開放が第1の経路の開放に先行する。より好ましくは、
前記第2の指標位置P5が前記第4の指標位置P6及び
前記第5の指標位置P4に近接している。
【0027】好ましい実施の形態によれば、前記第1の
アーク接点が管から構成され、前記ガス流路がこの管を
通る。
【0028】
【発明の実施の形態】図1から図5を参照すると、高電
圧遮断器、この例では、36kVを超える電圧に対して
設計された遮断器が高い誘電耐圧ガス、例えば、6弗化
硫黄が充填されている容器10に配置されている。この
高電圧遮断器は、作動機構14によって移動される第1
の接点手段12、この第1の接点手段12に確実に一体
化された筒状体16、及びカム84を備えた移動伝達機
構20によって筒状体に力学的に連結された第2の接点
手段から構成されている。この容器10は、可動部に対
する並進軸としての固定の幾何学的基準軸22を定めて
いる。
【0029】図2及び図4に詳細に示される第1の接点
手段12は、円筒状の主接点24及びこの主接点24内
に同軸的に配置されたアーク接点26から構成されてい
る。このアーク接点26は、同様に筒状であり、花冠形
状に配置された多数の接点指片から構成された引き込み
チューリップ状指状接点を有する自由端を具備してい
る。主接点24は、第2の接点手段18と共に動作させ
る円筒状の引き込み接点パッド30をその一部として備
えている。アーク接点26及び主接点24は、互いに確
実に一体化されている。
【0030】筒状体16は、電気的アーク中でガスを取
り除くことができる絶縁材、例えば、テフロン(登録商
標)でその一部が作られている。この筒状体16は、主
接点24の内面に固定され、アーク接点28のチューリ
ップ指片接点と主接点の円筒端子状引き込み接点パッド
30との間に介挿されている。この筒上部は、2つのカ
ウンタボア窪み34,36を分離するネック部32を構
成している。
【0031】主接点の端子状引き込み接点パッド30
は、接点手段12の支持並びにガイドとして働く容器1
0に対して固定される円筒コレクタ40内を軸方向にス
ライドするスライド接点壁38の円筒状外周面によって
拡張されている。ここで、コレクタ40は、主接点24
の並進が生じた際に、主接点24及びコレクタ40間で
電気的接触を生じさせるスライドコンタクトリング41
を備えている。
【0032】円筒状コレクタ40は、円筒状ヘッド44
によって緊密に塞がれた内部圧縮容積部42を定めてい
る。主接点24は、コレクタ40に進入するその軸端
に、主接点24の円筒状壁38によって放射状に境界が
定められたアーク膨張容積部48から圧縮容積部42を
分離するピストン46を備え、また、ピストンとは反対
の軸端は筒状体16となっている。ピストン46は、ア
ーク膨張容積部48における圧力よりも圧縮容積部42
内の圧力が大きくなると即座に開放される放出弁50を
備えている。このピストン46は、主接点24及びアー
ク接点26に確実に一体化され、主接点24及びアーク
接点26間の電流路を与えている。このアーク接点26
は、ピストン46及び円筒ヘッド44を通り、閉塞され
た容器10によって定められたガス膨張容積部54内に
突出する管52に形成されている。このガス膨張容積部
54は、容積部で有効とされるカウンタボア窪みまでも
含める全ての空間の容積を占めることができる容積を有
する。管52の端部は、駆動機構14の出力部を形成す
るロッド56に固定されている。横方向の開口58が管
52の端に形成されて管52の内部を通るガス流路60
がアーク膨張容積部48及びガス膨張容積部54間に形
成される。しかしながら、遅延バルブとして作用する円
筒ヘッドに確実に一体化された抜き打ちスリーブ61が
図4に示される閉塞位置において開口58を緊密に覆っ
ている。
【0033】円筒状ヘッド44は、充填バルブ62及び
排出バルブ64を備えている。充填バルブ62は、圧縮
容積部42内の圧力がガス膨張容積部54内の圧力より
も低い時にガス膨張容積部54を圧縮容積部42に連通
させている。排出バルブ64は、ガス膨張容積部54と
圧縮容積部42間の圧力差がバルブ64の復帰スプリン
グによって定められた放出しきい値よりも大きくなった
際に圧縮容積部42をガス膨張容積部54に連通させて
いる。
【0034】図3及び図5に詳細に示すように、第2の
接点手段18は、互いに確実に一体化された第2の主接
点70及び第2のアーク接点72によって形成されてい
る。この主接点70は、チューリップ片状の接点グリッ
プ74をその自由端に有する穴の空けられたチューブ状
金属部品によって形成される。主接点74の並進運動が
生じた際に主接点70及びコレクタ74間の電気的に接
触させるスライド接点76を備える固定コレクタ74内
を主接点70が軸方向にスライドする。第2のアーク接
点72は、金属ロッドによって延出され、ノズルのネッ
ク部の内部径と同様の内部径を有する金属指部78を形
成している。このアーク接点72及び主接点70は、2
つの接点70,72間に電流を確実に流す直径棒材82
によって互いに固定されている。
【0035】移動伝達機構20は、アーク接点72のロ
ッド80の軸端及び小径の伝達接続ロッド86と協同し
て動作する枢支復帰カム84から構成されている。この
カム84は、基準軸22に直交する固定された幾何学的
な枢支軸の回りに枢支されている。この接続ロッド86
は、ノズル16の軸端に適合された冠部材88及びカム
84に連接されている。アーク接点72の軸端は、スラ
イドの機能及びカム84中に作られた草刈り鎌状に湾曲
された溝92に形成されたトラックと共に連動するロー
ラ90を備えている。移動復帰スプリング94は、直径
棒材82及び第2の接点手段18を閉塞位置に向けてい
る。
【0036】装置は、下記のように動作する。
【0037】閉塞位置では、図4及び図5において、接
点グリップとしての第2の主接点70のコレクタ74
は、第1の主接点24の外周部30を把持し、第1コレ
クタ40、スライド接点41、第1の主接点、接点グリ
ップ74、第2の主接点70、スライド接点76及び第
2のコレクタ76を通過する電流路を与えている。第2
のアーク接点72の端を形成する指部78は、第1のア
ーク接点26中に深く貫入し、管52を塞ぐこととな
る。第1のアーク接点26におけるチューリップ指片状
の接点グリップ28は、指部78を把持し、第1及び第
2のコレクタ間の電流路を形成する。指部78は、アー
ク接点26によって形成された管52の端を塞ぎ、その
結果、管52内に含まれる気筒が密封される。指部78
は、ネック32の内部空間の殆どを占有し、その結果、
この指部78が少なくとも部分的にこのレベルでアーク
膨張容積部48を閉塞することとなる。
【0038】装置の開放の際には、図4及び図5に示さ
れる閉塞位置から図1から図3に示される開放位置への
変化を止めることなく、開放機構14が第1の接点手段
12を連続的に駆動する。ノズル6及び伝達機構20に
よって、第1の接点手段12の移動が第2の接点手段1
8に伝達される。
【0039】開放運動をより詳細に記述すれば、図6に
示されるように曲線は、コレクタ40に関するx軸に示
される第1の接点手段12の移動に対しての第1接点手
段の速度(曲線A)、第2の接点手段18の速度(曲線
B)並びに第2の接点手段12と第1の接点手段18の
速度との比(曲線C)を示している。
【0040】第1段階において第2の接点手段18が実
際上固定であれば駆動機構14の全てのエネルギーが第
1の接点手段12を加速する目的に供されるような形状
のカム84となっている。換言すれば、第1の接点手段
12の速度係数がV1,第2の接点手段18の速度係数
がV2であれば、第1の接点手段が閉塞位置及び図にお
いてP1で示される第1の一過性の指標位置間にある限
り、比V2/V1がゼロに近づき、どのような場合であ
っても、0.5より小さい。
【0041】位置P1を超えると、第1の接点手段12
は、その全移動の略10%に置かれた主接点24,70
の分離位置に達する。カム84は僅かに枢支され、その
結果、速度伝達比V2/V1が急速に増加して1を超え
る。第1の接点手段12が第2のアーク接点72から分
離されるある位置P3に到達すると、第1の接点手段1
2がその開放移動の約30%を覆い、速度比が1.5を
超えることとなる。V1+V2に等しいアーク接点の分
離の相対速度は、大変高くなる。この比V2/V1は、
約0.5〜3msに対して1.5よりも大きいままに維
持されてアーク接点26,72の高速分離を生じさせ、
第1の接点手段が位置P5に達した際に最大となる。速
度比V2/V1が1以上に維持される限り、より軽い接
点手段、即ち、ノズル16を支持しない第2の接点手段
18の速度上昇がより重い接点手段、即ち、第1の接点
手段に優先される。アーク接点の分離の段階で、機構1
4によって与えられるある全体的な機構動作に対してこ
の速度の偏りが可動部品の相対速度V1+V2を最大化
している。実際、関連する機械的システムの単純化モデ
ルでは、最大速度は、 d(V1+V2)/dt=0 即ち、dV1=−dV2 が得られる。
【0042】第1の近似では、最少作用は、 dW=M1・V1・dV1+M2・V2・dV2=0 が得られる。
【0043】ここで、M1は、第1の接点手段12に確
実に一体化された可動部の質量、即ち、第1の近似で
は、主接点24、アーク接点、棒状部材56、ノズル及
び冠部材88の質量の合計であり、M2は、第2の接点
手段18に確実に一体化された可動部質量、即ち、主接
点70,アーク接点72及び棒状部材82の質量の合計
である。
【0044】従って、 M1・V1−M2・V2=0 であり、これは、 V2/V1=M1/M2 に等しい。
【0045】移動伝達機構の移動質量を考慮していな
い、この単純化したモデルでは、機械的エネルギーを最
少にしながら相対速度V1+V2を最大にするには、第
1及び第2の接点手段の可動部品の移動質量の比M1/
M2に速度比V2/V1が近似されることが重要と考え
られる。実際、ノズルを含む、第1の可動部品の質量M
1は、常に第2の可動部材の質量M2よりも大きい。比
M1/M2は、しばし約1.5から2と比較的高くな
り、その結果、比M1/M2が質量の比に等しくするこ
とは困難となる。それ故、アーク接点の分離の後の数ミ
リ秒の間、比V2/V1が1.2より大きく、より良く
は、1.5より大きく定めている。
【0046】第1の接点手段が約50%の開放移動の範
囲に亘って移動される場合には、伝達カム84は、速度
比V2/V1が1以下に戻され、急速に減少する。ある
途中の位置P7を第1の接点手段が通過した際に、速度
比が0.5以下に戻され、開放移動の90%程でゼロに
なる。
【0047】この開放に関する純粋に運動学的な記述
は、異なる段階を明瞭としている。
【0048】P1に到達する前の、初期の移動は、駆動
機構によって供給される全てのエネルギーを第1の接点
手段12に割り当て、迅速に開始されるべきポンプ作用
を生じさせている。ピストンの移動が圧縮容積部42中
の圧力をアーク膨張容積部の圧力よりも高くすると即座
に、開放弁50が開き、圧縮容積48中のガスがアーク
膨張容積部48に進入し始める。接点指部78がアーク
接点管52の内部を介する脱出路60及びネック32を
通る脱出路の何れもが塞がれる際にアーク膨張容積部4
8中の圧力は、増加し始める。
【0049】P2で主接点24,70が分離する際に、
主接点24,70を介する電流路が遮断される。しかし
ながら、指部78がチューリップ指状接点グリップ28
に依然部分的に係合している間、アーク接点26,72
を通過する第2の電流路が存在し続け、その結果、アー
ク接点の分離位置P3に達する前には、電気的なアーク
は主接点24,70間に引き込まれない。そして、アー
ク膨張容積部48内の圧力が増加し続けることとなる。
位置P3からは、開放の継続は、開放が生じた際に遮断
器に流れる電流のタイプに実際依存することとなる。短
絡電流での開放は、引き続き過負荷電流での開放及び進
み電流での開放とは区別される。 AC短絡回路電流で
遮断器が開放された際には、アーク接点26、72が分
離されると即座に、極めてエネルギーの大きな電気アー
クがアーク接点26、72間で生じ、全ての有効な空間
を専有することとなり、その結果、アーク膨張容積部4
8における圧力が大きく増加する。
【0050】更に、電気的なアークは、アーク膨張容積
部48内の圧力の付加的な増加を誘引するノズルのガス
発生材の脱ガス化を生じさせている。アーク接点26、
72の分離が生じた際に、遅延弁61は、オリフィスを
覆い続け、その結果、ガスがアーク膨張容積部48に封
じ込められ、圧力の増加をより促進することとなる。数
センチメータの移動の後に、オリフィス58は、図6の
曲線の点p4に達し、アーク膨張容積48内に含まれる
ガスがアーク接点26の管52の内部を介してガス膨張
容積部54に抜ける。アーク接点72がネック32以下
に低下されると即座に、図6の曲線の典P6で、ネック
を塞ぐようになった指部78は、アーク膨張容積部48
のガスに対する他の経路を開放してネック32を通過し
てガス膨張容積部54にガスを流すこととなる。しかし
ながら、この排出口は、アーク膨張容積部48内の圧力
を顕著に減少させるには不十分であり、その結果、アー
ク膨張容積部48内の圧縮容積部42内の圧力を超え、
放出弁50が閉じられる。開放移動が継続される際に
は、排出処理閾値までピストン46が圧縮容積部42内
のガスを圧縮することとなる。この排出処理閾値を超え
ると、排出弁64が開いて圧縮容積部42中に留まるガ
スがガス膨張容積部54から除去されて開放移動の継続
が阻害されることがない。電流がゼロに近づくと、アー
クが消滅される。しかしながら、アーク膨張容積部48
内の圧力が放出弁50を再び開放するに十分な程には急
速に減少しない。従って、この動作モードにおいては、
開放の終期まで、アーク開放容積部48及び圧縮容積部
42は、分離されたままとなる。第1の接点手段がその
開放過程の約50%に至ると、速度比V2/V1が1以
下に戻され、急速に減少する。
【0051】遮断器がAC過負荷電流で開放されると、
位置P3でアーク接点が分離されると即座にアーク接点
間で活発な電気アークが生じる。前段階の終期でアーク
膨張容積部48における圧力が高くなると、電気アーク
が収縮される。更に、圧縮されたガスは、非圧縮ガスよ
りもより大きな熱容量を与え、電気アークによって生じ
る熱いガスをより効率的に膨張させることとなる。この
電気アークは、多量のエネルギーを放出する。この多量
のエネルギーは、ノズル16のガス放出部材の排ガス化
を生じせ、アーク膨張容積部48内の付加的な圧力の増
加を生じさせて放出弁50が再度閉じることとなる。位
置P4でオリフィス58の開放が生じるまで、ガスの放
出が延期される。膨張容積部内に含まれるガスがアーク
が生じている接点管の内部を介してガス膨張容積部に逃
げることとなる。位置P6を超えてアーク接点がネック
以下にまで降下されると即座に、ガスがノズル16の底
部に向けて逃がされる。電流がゼロに近づくと、アーク
が消失される。アークによって与えられるエネルギーが
大きくない場合には、アーク膨張容積部48内の圧力が
急速に減少して開放弁50を再度開放することとなる。
第1の接点手段がその開放過程の約50%に至ると、速
度比V2/V1が1以下に戻され、急速に減少する。従
って、この段階で、駆動機構14の利用可能なエネルギ
ーが再び第1の接点手段の加速を優先させるように作用
し、圧縮容積部42におけるピストンを移動させるよう
に作用する。開放の終期に至るまで、圧縮容積部42か
らアーク膨張容積部48及びアーク接点26,72に新
たなクリーンガスが供給され、アーク接点間での再度ア
ークが生じることが防止される。
【0052】位置P3を離れて、進み試験によれば僅か
な電流が流れる進み回路をアーク接点が開放すると、比
較的弱いアークがアーク接点間で生じる。このアーク
は、誘電ガスの質が良いことから、直ぐに消失される。
電流は、遮断され、接点手段12,18間の電圧が急速
に増加を開始する。圧縮容積部42内のピストン46の
移動によって、新たなガスの連続的な流れが圧力が増加
しているアーク膨張容積部48に流入する。オリフィス
58がスリーブ(位置P4)によって妨げられると即座
に、ガスが管52を介して膨張容積部54に逃げ出す。
接点手段12,18間での電気アークが再び引き起こさ
れることを防止する為には、接点12,18間の電圧が
破壊電圧よりも低く維持されていることが本質的に必要
とされる。パスカルの法則は、破壊電圧が接点間の距離
によってガスの圧力の生成機能を増加させていることを
示唆している。それ故、アークが消失される瞬間には、
破壊電圧が高く、どのような場合にもアーク接点間の電
圧よりもより早く急速に増加することが判明している。
このことは、詳細には、既にのべた力学的特性が何を達
成したかを実際に示している。最大速度率V2/V1に
対応する位置P5は、アーク接点を分離する位置P3及
び開放位置間に事実上ある。付記すれば、この位置は、
1より大きな速度率に対応し、より重い接点手段、即
ち、第1の接点手段の移動よりも優先され、ノズル16
を支持していない、より軽い接点手段、即ち、第2の接
点手段18の速度を上げることとなる。既に示したよう
に、このバイアスは、機構14によって供給される所与
の包括的な機械的動力に対して移動部材の相対速度V1
+V2を最大化している。
【0053】この段階において、ピストン46の速度V
1の増加に対してアーク接点の分離速度V1+V2の相
対速度の増加を優先させている。換言すれば、パスカル
の法則で、接点間の距離を増加させることが圧力の増加
に対して優先される。しかしながら、ピストン46の作
用面が管52の内部断面よりも大きく定められ、アーク
接点26の間52を介してガスの流れが継続しているに
も拘わらず、圧縮容積部42内のピストン46の移動が
ガス膨張容積部54内の圧力よりもアーク膨張容積部4
8内の圧力を高く維持され、僅かに増加させることが観
測される。しかし、少なくとも、接点指部78がノズル
のネック32から開放され、ネック32を通る第2のガ
ス流路を開く時に、膨張容積中での圧力の増加がガス流
路によって妨げられる。
【0054】第1の接点手段がその開放移動動作の50
%に達した際には、接点間の距離は、進み小電流遮断試
験下では、何れのアークも再び生じることが防止され
る。圧縮容積42からアーク膨張容積部48のガスの放
出が開放動作の終期まで継続される。
【0055】位置P7を超え、全てが開放状態にある場
合には、開放の終期までに、新鮮でクリアーなガスが圧
縮容積42からアーク膨張容積48及びアーク接点2
6,72に向けられ、アーク接点間でのいずれのアーク
も生じることが防止される。更に、第2の接点手段の移
動端は、スプリング94を圧縮するのに用いられる。
【0056】逆のやり方で閉塞動作が行われ、充填弁
(フィリングバルブ)62が動作されて膨張弁42の充
填を可能とする。閉塞動作の最初の10%の後に、第2
の接点手段18が移動を開始する。スプリング94は、
伝達機構20のどのような妨害動作をも防止している。
【0057】当然に種々の変更が可能である。
【0058】曲線位置P3で接点が分離された後に、よ
り小さな流路断面を有するガス流路、即ち、流路60が
最少に開かれることが好ましいように好ましくは、位置
P6でノズルのネックが開かれる前に、遅延弁61によ
ってオリフィス59が位置P4で開かれる。最大速度比
を決定する位置P5に関する位置P4及びP6の位置決
めは、臨界的なものはない。図6の図に対しての第1の
変形例としては、位置P6を位置P4及びP5間に置く
ことができる。他の変形例としては、位置P4を位置P
5及びP6間に置くことができる。ある応用としては、
遅延弁61を完全に動作させずに、閉塞位置で管52を
阻害するものとして知られている指部78を位置P3で
管外に移動して即座にガス流路60を開放することがで
きる。
【0059】この異なる構造の伝達機構であっても第1
の実施例の速度曲線に同一の速度曲線を得るようにする
ことができる。図7は、第2の実施例の詳細を表してい
る。この第2の実施例では、伝達機構がカム184がア
ーク接点80の一端と共に一方で作用し、接続ロッド1
86と共に作用する。アーク接点80の一端は、第1の
実施例では、カム184に作られている湾曲溝によって
形成されているトラック192aとともに動作し、スラ
イドの機能を有するローラ192aを備えている。同様
に、接続ロッド186は、その一端に、カム184に作
られている屈曲部の形状の第2の湾曲溝によって形成さ
れているトラック192bとともに動作し、スライドの
機能を有するローラ190bを備えている。この2つの
トラック192a、192bの形状は、第1の実施例で
記述された速度比と同様のタイプの速度比を得るように
選定される。第2の実施例に従った遮断器の他の要素
は、第1のそれと同様である。
【0060】更に、特定の進み小電流遮断状態下で、開
放の開始時に膨張容積部における圧力上昇をより高める
べく、スリーブ61に代えて接点指部に近接して管を閉
じる弁を設けることもできる。
【0061】上述した実施例において、主接点70は、
可動であり、アーク接点に確実に一体化される。伝達機
構20によってのみ駆動されるアーク接点及び固定側主
接点70を設けることも可能である。
【0062】
【発明の効果】この発明によれば、小さな容積中で得る
ことができる高い性能及び高速且つ確実な開閉を及び低
動作エネルギーで実現できる圧縮作用を備えた高電圧開
閉装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係る開放位置に
おける遮断器の概略図を示している。
【図2】開放位置における軸に沿って切断した図1に示
した遮断器の上部を示している。
【図3】開放位置における軸に沿って切断した図1に示
した遮断器の下部を示している。
【図4】閉塞位置における軸に沿って切断した図1に示
した遮断器の上部を示している。
【図5】閉塞位置における軸に沿って切断した図1に示
した遮断器の下部を示している。
【図6】接点手段の位置に対して異なる速度曲線がプロ
ットされている図を示している。
【図7】この発明の第2の実施の形態の詳細を示してい
る。
【符号の説明】
10…容器 12…第1の接点手段 16…筒状体 20…移動伝達機構 22…基準軸 24…主接点 26…アーク接点 30…接点パッド 40…円筒コレクタ 41…スライドコンタクトリング 42…内部圧縮容積部 46…ピストン 54…ガス膨張容積部 56…ロッド 61…スリーブ 62…充填バルブ 64…排出バルブ 70…第2の主接点 72…第2のアーク接点 78…金属指部 80…ロッド 84…枢支復帰カム 86…接続ロッド 88…冠部材 90…ローラ 94…移動復帰スプリング 184…カム 186…接続ロッド
フロントページの続き (72)発明者 ジョージ・ゴダール フランス国、 38050、 グルノーブル セデックス ケイ ポール ルイ メラン 13 (72)発明者 ファブリス・ジュレ フランス国、 38050、 グルノーブル セデックス ケイ ポール ルイ メラン 13 (72)発明者 ミッチェル・ビナチエ フランス国、 38050、 グルノーブル セデックス ケイ ポール ルイ メラン 13 (72)発明者 豊田 充 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内 Fターム(参考) 5G001 AA08 BB04 CC03 DD03 EE01 FF03

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】密封された容器内に高い絶縁耐力のガスが
    充填され、幾何学的な基準軸を有する高電圧開閉装置に
    おいて、 圧縮容積の境界を定める第1の支持体と、 前記支持体に対して移動可能な第1の接点手段であっ
    て、 第1の主接点と、 前記第1の主接点に一体化され、電気的絶縁物で作られ
    たノズルと、 前記ノズルと共にアーク膨張弁を定めるように、前記支
    持体中でスライドされ、第1の主接点に一体化されるピ
    ストンであって、前記ピストンが前記圧縮容積部から前
    記アーク膨張容積部に圧力を放出する放出弁を備え、前
    記圧縮容積部内の圧力が前記アーク膨張容積部内の圧力
    よりも大きくなった際に、この放出弁が開くピストン
    と、及び前記第1の主接点に一体化され、前記アーク膨
    張弁中に突出する第1のアーク接点と、 から構成される第1の接点手段と、 前記容器に関して移動可能な第2の主接点及び第2のア
    ーク接点から構成される第2の接点手段と、 前記第1及び第2の主接点は互いに解離し、かつ前記第
    1及び第2のアーク接点の解離位置を通り、前記第1及
    び第2の主接点の解離位置及び前記開放位置との間に位
    置される前記基準軸に沿う軸並進移動を伴う閉極位置か
    ら開極位置まで前記第1の接点手段を駆動する駆動機構
    と、 前記ノズル及び前記第2のアーク接点間で永久的な力学
    的リンクを形成して前記ノズルの移動を前記第2のアー
    ク接点に伝達する伝達機構と、 を具備し、 前記第1の接点手段が率V1を有する速度で前記基準軸
    に沿う一方向に移動する際に、前記率V1に対して比V
    2/V1にある率V2を有する速度で前記基準軸に沿っ
    た反対方向に前記第2のアーク接点が並進移動するよう
    に前記伝達機構が構成され、前記第1及び第2のアーク
    接点の一時的な分離位置及び前記閉塞位置間にある第1
    の指標位置と前記閉塞位置との間に前記第1の接点手段
    がある限り、前記比V2/V1が0.5の値よりも低く
    維持され、前記開放位置及び第1及び第2の主接点の一
    時的分離位置間にある第2の一時的指標位置を第1の接
    点手段が通過する際に前記比V2/V1が1より大きい
    最大値を通り、前記開放位置及び前記第2の指標位置間
    にある第3の指標位置及び前記開放位置間に前記第1接
    点手段がある限り、前記比V2/V1が0.5の値より
    も低く維持されるように比V2/V1が前記容器に対し
    て前記第1接点手段の位置に従って可変されることを特
    徴とする高電圧開閉装置。
  2. 【請求項2】前記第2の指標位置が前記開放位置と前記
    第1及び第2のアーク接点の一時的分離位置間に前記第
    2の指標位置があることを特徴とする請求項1の高電圧
    開閉装置。
  3. 【請求項3】前記V2/V1の最大値が1.5よりも大
    きいことを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれか
    の高電圧開閉装置。
  4. 【請求項4】前記第2の主接点手段及び前記第2のアー
    ク接点手段が互いに一体化されていることを特徴とする
    請求項1から請求項3のいずれかの高電圧開閉装置。
  5. 【請求項5】前記第1の接点手段及び前記ノズルで質量
    M1の第1可動部を一体的に形成し、 前記第2の主接点手段及び前記アーク接点手段が質量M
    2の第2の可動子を形成し、 ここで、第1の接点手段が前記第1の一時的な指標位置
    を通過する際に、前記速度比は、 0.8・M1/M2≦V2/V1≦1.2・M1/M2 の関係にあることを特徴とする請求項4の高電圧開閉装
    置。
  6. 【請求項6】第1の接点手段が前記第1の一時的指標位
    置を通過する際に、その速度比が V2/V1=M1/M2 の関係にあることを特徴とする請求項5の高電圧開閉装
    置。
  7. 【請求項7】前記伝達機構は、 前記容器に関して固定されている幾何学軸の回りに枢支
    され、湾曲トラックから構成されているカムと、 前記アーク接点に一体化され、前記トラックと共に動作
    するスライドと、及びカム及び前記ノズルに一体化され
    た部分に連接された接続ロッドと、 を具備することを特徴とする請求項1から請求項6のい
    ずれかの高電圧開閉装置。
  8. 【請求項8】前記伝達機構は、 前記容器に関して固定されている幾何学軸の回りに枢支
    され、第1の湾曲トラック及び第2の湾曲トラックから
    構成されているカムと、 前記第2のアーク接点に一体化され、前記第1のトラッ
    クと共に動作するスライドと、及び前記第2のトラック
    とともに動作する第2のスライドから構成され、前記ノ
    ズルに一体化され接続ロッド装置と、 を具備することを特徴とする請求項1から請求項6のい
    ずれかの高電圧開閉装置。
  9. 【請求項9】前記ノズルは、前記容器内のガス膨張容積
    部に前記アーク膨張容積部からガスを流す第1のガス流
    路を形成するネックから構成され、前記開放位置と前記
    第1及び第2のアーク接点の一時的分離位置との間に前
    記第1の接点手段がある限り、この第1の経路が前記第
    2のアーク接点によって少なくとも部分的に閉じられる
    ことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかの高
    電圧開閉装置。
  10. 【請求項10】前記ノズルは、前記容器の前記ガス膨張
    容積部及び前記アーク膨張容積部間のガス流の為の第2
    のガス流路から構成されることを特徴とする請求項9の
    高電圧開閉装置。
  11. 【請求項11】前記第2のガス流路は、前記開放位置と
    前記第1及び第2のアーク接点の前記一時的分離位置と
    の間にある第5の指標位置及び前記閉塞位置の間に前記
    第1の接点手段がある限り、閉じられたままにある遅延
    弁を備えることを特徴とする請求項9の高電圧開閉装
    置。
  12. 【請求項12】前記第4の指標位置は、前記第5の指標
    位置及び前記開放位置間にあることを特徴とする請求項
    11の高電圧開閉装置。
  13. 【請求項13】前記第2の指標位置が前記第4の指標位
    置及び前記第5の指標位置に近接していることを特徴と
    する請求項1の高電圧開閉装置。
  14. 【請求項14】前記第1のアーク接点が管から構成さ
    れ、前記ガス流路がこの管を通ることを特徴とする請求
    項11の高電圧開閉装置。
  15. 【請求項15】前記第1及び第2のアーク接点の分離位
    置と前記閉塞位置間に前記第1の接点手段がある限り、
    前記第2のアーク接点が間を塞ぐことを特徴とする請求
    項14の高電圧開閉装置。
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