JP2002208085A - Itv画像処理システム - Google Patents

Itv画像処理システム

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JP2002208085A JP2001001009A JP2001001009A JP2002208085A JP 2002208085 A JP2002208085 A JP 2002208085A JP 2001001009 A JP2001001009 A JP 2001001009A JP 2001001009 A JP2001001009 A JP 2001001009A JP 2002208085 A JP2002208085 A JP 2002208085A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はITV画像処理システムに関し、作
業者の負荷軽減と確実化を実現することができるITV
画像処理システムを提供することを目的としている。 【解決手段】 道路情報をITVカメラで撮影して、該
ITVカメラで撮影した道路情報から道路に発生した異
常事象を検出するITV画像処理システムにおいて、前
記ITVカメラ1で撮影した情報を画像処理する画像処
理装置4と、道路情報を一括管理する交通中央局20
と、交通中央局20と接続され、入力されたイベントを
表示装置に表示するITV中央局2とを具備し、前記I
TV中央局2経由で交通中央局20から道路状況を表現
するイベント情報を取り込み、前記画像処理装置4で処
理した事象判定結果とを比較して優先事象を判定するよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はITV画像処理シス
テムに関し、更に詳しくは道路状況を監視するITV画
像処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】高速道路等では、所定の距離ごとにIT
Vカメラ(工業用カメラ)を設置し、交通情報を管理し
ている。図6は従来の画像処理装置の非連動システムの
概要を示す図である。道路に沿って、所定の距離毎にI
TVカメラ1が設置されている。これらITVカメラ1
から取り込んだ映像信号は、ITV中央局2に送られ、
大型表示装置3に表示される。該大型表示装置3として
は、例えばグラフィックパネル(GP)やプロジェクタ
等が用いられる。各場所のITVカメラ1で撮影された
映像は、一定間隔で切り換えられ、大型表示装置3に表
示される。
【0003】一方、これらITVカメラ1から取り込ん
だ映像信号は、画像処理装置4に入って画像処理が行な
われ、事象が検出される。検出された事象は、ITV中
央局2に送られ、大型表示装置3に表示される。また、
ITV中央局2に付属のITV操作卓5からは、道路工
事中の場所については非連動設定が入力される。この非
連動設定入力は、画像処理装置4に入力される。画像処
理装置4は、この非連動設定が入力された場所の画像処
理は行わなくなり、該当ITVカメラ1からの映像信号
は、大型表示装置3には表示されなくなる。図7は非連
動設定時のイメージである。図は、道路工事のために一
車線規制されている状態を示す。このような道路工事の
場合には、異常ではないので、予めITV操作卓5から
非連動設定を入力しておくものである。
【0004】図8は従来の運用フローを示す図である。
工事実施前と、工事実施中と、工事実施後についてのそ
れぞれの処理内容を示す。 (工事実施前)この場合には、交通管制室では事務所か
らの工事予定(車線規制あり)を入力する(S1)。入
力された工事予定イベントは、交通中央局のデータベー
ス(DB)に登録される(S2)。施設制御室では、ト
ンネル内の工事や規模の大きい工事の場合には、別途レ
ポートやファクシミリで交通中央局に送る(S3)。施
設制御室では、DBに登録された内容を交通モニタで確
認する(S4)。
【0005】(工事実施前)この場合には、現場より非
常電話等で工事開始を連絡すると(S5)、施設制御室
よりスピーカで会話がモニタされ(S6)、該当路線の
区間の位置を判断する(S10)。一方、ステップS5
で現場より工事開始を連絡すると、交通管制室は、イベ
ント入力卓にて該当工事予定イベントを消し、工事イベ
ントを入力にする(S7)。この内容は、交通中央局の
DB等に登録する(S8)。
【0006】ステップS7の内容は施設制御室のモニタ
で確認され(S9)、該当路線の区間の位置を判断す
る。次に、モニタを現場映像に切り替えて状況を確認す
る(S11)。次に、ターゲット区間の画像処理を非連
動にする操作を行なう(S12)。次に、画像処理の事
象判定に反映する(S13)。
【0007】(工事実施後)この場合には、現場より非
常電話等で工事終了を連絡し(S14)、イベント入力
卓にて該当工事イベントを消す(S15)。この内容
は、交通中央局のDBに登録される(S16)。一方、
施設制御室では、スピーカでその会話をモニタする(S
17)。その結果、街頭路線の区間の位置を判断すする
(S19)。また、一方、イベント入力卓で該当工事イ
ベントを消すと、その内容は交通モニタで確認され(S
18)、ステップS19に入る。
【0008】次に、施設制御室では、現場映像に切り替
えて状況を確認する(S20)。次に、ターゲット区間
の画像処理を連動にする操作を行ない(S21)、画像
処理の事象判定部に反映する(S22)。
【0009】図9は従来システムの構成例を示すブロッ
ク図である。図6と同一のものは、同一の符号を付して
示す。画像処理装置4は、映像入力機能部11、画像処
理事象判定部12及び外部情報交換機能部13より構成
されている。ITV中央局2は、外部情報交換機能部1
4と外部表示機能部15から構成されている。交通中央
局10において、16はイベント処理機能部である。
【0010】ITVカメラ1から入力された映像信号
は、映像入力機能部11に入力され、その後、画像処理
事象判定機能部12に入る。この画像処理事象判定機能
部12では画像処理が行われ、その結果が外部情報交換
機能部13を経てITV中央局2の外部情報交換機能部
14に入る。この結果は、外部情報交換機能部14から
外部表示機能部15を経て大型表示装置3に表示され
る。
【0011】一方、交通中央局10では、イベント入力
卓34からイベントが入力され、イベント処理機能部1
6に入り、処理が行われる。ITV操作卓5から画像処
理事象判定機能部12の連動、非連動の設定を入力し、
外部情報交換機能部14から画像処理装置4の外部情報
交換機能部13へ設定情報が入力され、画像処理事象判
定機能部12に反映される。
【0012】道路管理者が道路の交通状況を監視する一
つの手段として、道路脇等に設置されたITVカメラ映
像を監視センタで一括集中管理している。従来は、モニ
タテレビによる目視監視が主であったが最近では、前述
したようにITVカメラ映像をリアルタイムでコンピュ
ータ処理することにより渋滞や事故/故障等により車両
監視等を人間に代わって自動検出する画像処理機能が一
部導入されている。今後、画像処理技術の向上と共に、
監視作業の省力化、高度化を目的に整備される傾向にあ
る。
【0013】従来の画像処理による交通状況監視では、
事故処理、道路工事、道路保守作業等により車線規制が
実施されると、停止されている工事車両等を事故/故障
等による停止車両と検出してしまったり、車線規制のた
めに設置したパイロン(図7参照)等を落下物と検出し
たりするため、車線規制時の画像処理機能における車線
規制により一般の車両が通行不可となる部分は画像処理
しない。あるいはその部分の処理結果は非連動設定にす
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前述の車線規制時に該
当するITVカメラ映像を画像処理するITV画像処理
システムに対して該当カメラ(車線規制地点を撮影して
いるカメラ)の車線規制部分の画像処理機能停止あるい
はその部分の検出結果の非連動(出力しない)等の設定
をする作業には、車線規制を行なう毎に行なう設定、車
線規制後は解除する操作がある。
【0015】監視センタでは延べ数百kmもの道路を管
理する関係上、作業発生頻度も高く、各作業について各
車線規制が開始/解除される情報を監視センタの担当者
が確認し、設定/解除するITVカメラ映像及び車線や
時間の特定を正確に行なう等作業負担が非常に大きく、
作業ミス等が発生する確率も高くなる。
【0016】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって作業者の負荷軽減と確実化を実現すること
ができるITV画像処理システムを提供することを目的
としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】(1)図1は本発明の原
理ブロック図である。図6と同一のものは、同一の符号
を付して示す。図に示すシステムは、道路情報をITV
カメラ1で撮影して、該ITVカメラ1で撮影した道路
情報から道路に発生した異常事象を検出するITV画像
処理システムを構成している。
【0018】図において、1はITVカメラ、4は前記
ITVカメラ1で撮影した情報を画像処理する画像処理
装置、20は道路情報を一括管理する交通中央局、2は
画像処理装置4及び交通中央局20と接続されるITV
中央局、3は該ITV中央局2と接続され、道路情報を
表示する表示装置、5は画像処理の連動、非連動の割込
み制御を行なうITV走査卓である。41は交通中央局
20と接続され、イベント情報を入力するイベント入力
卓である。
【0019】そして、このシステムは、前記ITV中央
局2から道路状況を表現するイベント情報を取り込み、
前記画像処理装置4で処理した事象判定結果とを比較し
て優先事象を判定するようにしている。
【0020】このように構成すれば、ITVカメラ1か
ら入力されたイベントとイベント入力卓34を介してI
TV中央局2から入力されたイベントの優先順位を判定
することができる。
【0021】この場合において、前記画像処理装置4内
に、イベント事象の優先順位をデータとして記憶してお
き、ITVカメラ1から読み込んだ事象との比較を行な
い、優先順位に応じて比較結果を表示装置に表示するこ
とを特徴とする。
【0022】このように構成すれば、ITVカメラ1か
ら読み込んだ事象の優先順位の判定を行ない、その結果
を表示装置に表示することができる。また、本発明は、
前記優先事象を画像処理装置の検知限度に応じて複数の
段階に分けたことを特徴とする。
【0023】このように構成すれば、画像処理手段4で
処理できる事象のみ画像処理を行わせることができる。
また、本発明は、予め車線規制を行なう場合には、その
情報を画像処理装置に入力しておき、その車線について
は、監視を行なわないことを特徴とする。
【0024】このように構成すれば、予め工事中である
ことが分かっている車線については、画像処理を行わな
いようにして無駄な作業を省略することができる。ま
た、本発明は、優先順位で判定された連動、非連動の結
果を運用に適さない場合はITV操作卓5より割り込み
制御を行なうことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態例を詳細に説明する。ここで、交通中央局シ
ステムとイベントについて説明する。交通中央局システ
ムは、集中監視センタに設置され、大きく以下の3つの
体系に分類される。各体系は、更に目的に応じて複数の
サブシステムにて構成されている。各サブシステムは、
一部のシステムを除きオンラインで収集系→処理系→提
供系の順に接続されている。
【0026】・収集系:道路上の交通状況を収集するこ
とを目的としている。例として、交通量の計測や渋滞判
定を行なう交通量計測システム、道路の交通の流れを映
像監視するITVシステム、非常電話からの通報を受け
付ける非常電話システム等がある。
【0027】・処理系:収集系で収集された情報を基に
道路状況の入力、監視、配信を行なうことを目的として
いる。例として、交通中央システム、情報交換システム
がある。
【0028】・提供系:一般利用者に道路状況を提供す
ることを目的としている。例として、情報板システム、
ハイウェイラジオシステム、情報ターミナルシステム等
がある。
【0029】交通中央局システムでは、管理対象路線の
交通状況を一元的に管理するため、道路上に発生する事
象(渋滞や事故等)をイベントと定義し、更にイベント
の内容を定型のフォーマットで表現した電文(データ)
をイベント情報と定義している。
【0030】イベント情報は、共通部とデータ部に分類
され、共通部は、時刻情報、事象種別、イベント番号、
路線、方向、位置等の共通情報が格納され、データ部は
事象種別毎の詳細情報(事象原因、事象内容、車線情報
等)が格納される。1つの事象を1イベントとして表現
し、各サブシステム間はこのイベント情報をもって道路
状況の情報のやりとりをしている。
【0031】イベント情報の生成にあたっては、収集系
のサブシステムで自動的に生成されるものもあれば、非
常電話等の通報による事故発見時は、監視センタで担当
者が端末から入力する場合がある。これらのイベント情
報は、処理系により管理され、隣接交通中央局からのイ
ベント情報との整合処理等を行ない、提供系へイベント
情報を配信する。
【0032】このイベント整合処理を行なうことで、同
一路線上に時間差をもってお互いに接近した状態で発生
した事象種別の等しい複数の帯状イベントを、連続した
単一の帯状イベントにまとめることができ、提供系に一
つのイベント情報として配信する。提供系のサブシステ
ムにおいては、受信したイベント情報を基にハイウェイ
ラジオ、情報板等から適切な情報提供を自動的に行な
う。
【0033】図2は本発明の交通中央局システムの一実
施の形態例を示すブロック図である。図において、20
は交通中央局で、イベントの集配信管理や、整合処理等
を行なう。交通中央局20において、20aは画像処理
装置4とのインタフェース、20bは火災イベント作成
部である。該交通中央局20は、通信線を介して他の機
関や交通中央局システムと接続されている。
【0034】28は交通量を検出するセンサ、31は該
センサ28と接続され交通量を計測する交通量計測シス
テム(トラフィックカウンタ)、29は気象センサ、3
2は該気象センサ29と接続される気象中央システム、
30はトンネル内の災害発生を検出するセンサ、33は
該センサ30と接続されるトンネル防災受信盤である。
これら交通量計測システム31、気象中央システム32
及びトンネル防災受信盤の出力は、交通中央局20と接
続されている。
【0035】21は情報板中央システムで、情報板21
aに対して道路情報を表示させる。22はラジオ再放送
処理装置、23はハイウェイテレホン処理装置、24は
VICS部、25は道路情報を送出するビーコン、26
はサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)
に設置された情報ターミナル中央部で、端末27に道路
情報を表示する。これら情報板中央システム21、ラジ
オ再放送処理装置22、ハイウェイテレホン処理部2
3、VICS中央部24及び情報ターミナル中央部26
は、ネットワーク40を介して交通中央局20と接続さ
れている。
【0036】34は工事予定、工事、規制、事故等を手
動で入力するイベント入力卓である。3は交通中央局2
0及びITV中央局2と接続され、各種情報を表示する
大型表示装置である。該大型表示装置3としては、例え
ばグラフィックパネルやプロジェクタが用いられる。
【0037】1は道路状況を撮影する所定距離毎に設置
されたITVカメラ、2はこれらITVカメラ1の出力
を受けて画像処理を行ない、その結果を大型表示装置3
に表示するITV中央局である。4はITVカメラ1の
出力を受けて画像処理を行ない事象を判定する画像処理
装置である。5はITV中央局2と接続され各種コマン
ド等を入力するITV操作卓である。35は道路上に所
定間隔で設置された非常電話、36はこれら非常電話3
5からの通話を受ける非常電話受付台である。画像処理
装置4は、インタフェース20aを介して交通中央局2
0と接続されている。交通中央局20、ITV中央局
2、情報板中央システム21、ラジオ再放送処理装置2
2、ハイウェイテレホン処理装置23、VICS中央部
24、情報ターミナル中央部26、交通量計測システム
31、気象中央システム32、トンネル防災受信盤33
及びイベント入力卓34とで交通中央局システムを構成
している。このように構成されたシステムの動作を説明
すれば、以下の通りである。
【0038】交通中央局20には、各種センサ28〜3
0から交通量や、気象情報や、火災発生の有無等が通知
される。該交通中央局20は、これら情報を受けて、大
型表示装置3に表示する。また、交通中央局20は、情
報板中央システム21を介して情報板21aに交通情報
を表示し、ラジオ再放送処理装置22から交通情報を流
す。また、ハイウェイテレホン処理装置23を動作させ
る。また、VICS中央部24を動作させてビーコン2
5から道路情報を流す。また、情報ターミナル中央部2
6から端末27に道路情報を表示する。また、イベント
入力卓34からイベントを入力し、画像処理装置4に入
力する。
【0039】ITV中央局2は、ITVカメラ1で撮影
された映像を取り込んで大型表示装置3に表示させる。
また、ITV操作卓41からITVカメラの選択等を行
なう。入力されたイベントを大型表示装置3に表示させ
る。また、非常電話受付台36で非常電話35から非常
状態(事故や故障車など)を受け付けると、イベント入
力卓34から非常情報を入力し、大型表示装置3に表示
させる。
【0040】図3は本発明による処理フローである。 (イベント発生時)イベント発生現場より非常電話等で
イベント発生を連絡する(S1)。交通管制室側では、
イベント入力卓34にてイベントを入力する(S2)。
同時に、交通管制室では、交通中央局20のDBにその
イベントを登録する(S4)。また、交通管制室では、
交通中央局20にてイベント情報から該当路線区間を検
索し、画像処理対象区間ならイベント情報をITV中央
局2に送信する(S3)。
【0041】交通管制室からイベント情報を受けた施設
制御室(交通管制室)では、ITV中央局2にてイベン
ト情報から該当画像処理装置4を導き、イベント事象を
送信する(S5)。次に、画像処理装置4にて事象判定
結果とイベント事象を用いて、優先判定処理を行なう
(S6)。
【0042】次に、交通管制室では、優先判定結果処理
によりITV中央局2及びモニタに対して以下の出力を
行なう。判定結果が入力卓優先の場合出力事象は入力卓
事象であり、映像モニタはロックしない。判定結果が画
像処理優先の場合出力事象は画像処理事象であり、映像
モニタをロックし、常時映像を流す(S7)。
【0043】このように本発明によれば、ITVカメラ
1から入力されたイベントとITV中央局2から入力さ
れたイベントの優先順位を判定することができる。 (イベント終了時)イベント終了時には、現場より非常
電話等でイベント終了を連絡する(S8)。この連絡を
受けると、交通管制室では、イベント入力卓にてイベン
トを消去する(S9)。同時に、交通中央局20のDB
にその旨を登録する(S9)。この場合、施設管制室で
は、S5〜S7のシーケンスにならい、状変入力時に優
先判定処理を行なう(S11)。
【0044】ここで、車線規制を行なう場合、イベント
入力卓34、又はITV操作卓41からその旨を入力し
ておくことで、その車線については監視を行なわないよ
うにすることができ、無駄な作業を省略することができ
る。
【0045】図4は本発明の一実施の形態例を示すブロ
ック図である。図1、図2と同一のものは、同一の符号
を付して示す。図において、4は画像処理装置、2はI
TV中央局、20は交通中央局である。画像処理装置4
において、11はITVカメラ1と接続される映像入力
機能部、12は該映像入力機能部11と接続され、画像
処理を行ない、事象判定を行なう画像処理事象判定機能
部、51は画像処理事象判定機能部12と接続され、予
めテーブルとして記憶されたいる事象の優先情報データ
とITVカメラ1から入力されたイベントと、イベント
入力卓34から入力されるイベントとの優先順位を判定
する優先事象判定機能部、13は優先事象判定機能部5
1及び外部と接続され、外部情報の交換機能を有する外
部情報交換機能部である。
【0046】ITV中央局2において、52は画像処理
装置4の外部情報交換機能部13と接続される外部情報
交換機能部、15は外部情報交換機能部52から出力さ
れる映像を大型表示装置3に表示する外部表示機能部、
53は交通中央局20からのイベント情報を受信し、外
部情報交換機能部52に与えるイベント情報受信機能部
である。
【0047】交通中央局20において、54はイベント
入力卓34と接続されるイベント処理機能部、55は該
イベント処理機能部54と接続されるイベント情報送信
先選定機能部、56は該イベント情報送信先選定機能部
55と接続されるイベント情報送信機能部である。イベ
ント情報送信機能部56は、イベント情報受信機能部5
3と接続されている。このような構成により、画像処理
装置4と、ITV中央局2と、交通中央局20はオンラ
インで接続されている。このように構成されたシステム
の動作を説明すれば、以下の通りである。
【0048】交通中央局20では、先ずイベント入力卓
34から入力されるイベント情報の路線データ及びKP
(キロポスト)データから該当する画像処理装置を選定
する。ここで、KPとは、例えば東京から何km離れて
いるかを示す標識である。に、イベント情報を選定した
画像処理装置4に対してイベント情報をITV中央局2
を介して送信する。
【0049】画像処理装置4では、画像処理事象判定機
能部12にて常時事象判定処理を行なっており、事象検
知時にはイベント事象が優先事象判定機能部51に送ら
れる。また、外部情報交換機能部13より交通中央局2
0からのイベント情報が優先事象判定機能部51に送ら
れる。そこで、優先事象判定機能部51では、上記2つ
のイベント事象を図5のイベント事象の優先順位をもと
に比較し、優先順位が高い(高い1…8…15低い)事
象を事象検出結果として出力する。
【0050】このように構成すれば、ITVカメラ1か
ら読み込んだ事象の優先順位の判定を行ない、その結果
を表示装置に表示することができる。この実施の形態例
では、交通中央局20にITV画像処理装置4の監視範
囲(路線、KP範囲)を登録する機能を追加し、登録管
理を行なう。交通中央局20では、管理している車線に
対してイベント情報(規制イベント)に変化(新規、更
新、終了)があった場合、そのイベント情報から読みと
れる発生位置から監視範囲に該当するITV画像処理装
置4を選定し、ITV中央局2にイベントを配信する。
【0051】ITV中央局2では、受信したイベント情
報から該当画像処理装置4に対してスルーで配信する。
ITV画像処理装置4では、受信したイベント情報か
ら、路線、KP方向のデータ項目を照合し、受信したイ
ベント情報が監視範囲内に該当するか判定する。監視範
囲外の処理は行なわない。
【0052】カメラの監視範囲内の場合、画像処理によ
る事象判定結果とイベント情報内の事象イベントにより
優先判定処理を行なう。この判定結果により、ITV中
央局2に事象イベントの出力と、映像モニタ制御(カメ
ラのロック等)を行なう。
【0053】ここで、図5の画像処理による事象判定の
可否について説明する。イベント入力卓34から入力で
きるイベント事象は、図5内のイベント事象全てに可能
であるが、画像処理技術を用いて検知できるイベントに
は限界がある。そこで、検知限度を4段階に分けた。既
に検知可能を二重○、将来的に可能と思われるものを
○、将来的に一部可能と思われるものを△、技術的に不
可能なものを×とする。
【0054】このように構成すれば、画像処理手段4で
処理できる事象のみ画像処理を行わせることができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下の効果が得られる。本発明によれば、ITVカメラ
から入力されたイベントとITV中央局から入力された
イベントの優先順位を判定することができる。
【0056】この場合において、ITVカメラ1から読
み込んだ事象の優先順位の判定を行ない、その結果を表
示装置に表示することができる。また、本発明によれ
ば、画像処理手段で処理できる事象のみ画像処理を行わ
せることができる。
【0057】また、本発明によれば、予め工事中である
ことが分かっている車線については、画像処理を行わな
いようにして無駄な作業を省略することができる。この
ように、本発明によれば、作業者の負荷軽減と確実化を
実現することができるITV画像処理システムを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の交通中央局システムの一実施の形態例
を示すブロック図である。
【図3】本発明による運用フローを示す図である。
【図4】本発明の一実施の形態例を示すブロック図であ
る。
【図5】イベント事象の優先順位(例)の説明図であ
る。
【図6】従来の画像処理装置の非連動設定システムの概
要を示す図である。
【図7】非連動設定時のイメージを示す図である。
【図8】従来の運用フローを示す図である。
【図9】従来システムの構成例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 ITVカメラ 2 ITV中央局 3 表示装置 4 画像処理装置 20 交通中央局 34 イベント入力卓
フロントページの続き (72)発明者 目崎 徹 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 田島 孝善 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5C022 AA01 5C054 FA04 FC11 HA19 HA26 5H180 AA01 BB05 BB15 CC04 DD01 EE01 JJ03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路情報をITVカメラで撮影して、該
    ITVカメラで撮影した道路情報から道路に発生した異
    常事象を検出するITV画像処理システムにおいて、 前記ITVカメラで撮影した情報を画像処理する画像処
    理装置と、 道路情報を一括管理する交通中央局と、 交通中央局と接続され、入力されたイベントを表示装置
    に表示するITV中央局とを具備し、 前記ITV中央局経由で交通中央局から道路状況を表現
    するイベント情報を取り込み、前記画像処理装置で処理
    した事象判定結果とを比較して優先事象を判定するよう
    にしたことを特徴とするITV画像処理システム。
  2. 【請求項2】 前記画像処理装置内に、イベント事象の
    優先順位をデータとして記憶しておき、ITVカメラか
    ら読み込んだ事象との比較を行ない、比較結果を表示装
    置に表示することを特徴とする請求項1記載のITV画
    像処理システム。
  3. 【請求項3】 前記優先事象を画像処理装置の検知限度
    に応じて複数の段階に分けたことを特徴とする請求項2
    記載のITV画像処理システム。
  4. 【請求項4】 予め車線規制を行なう場合には、その情
    報を画像処理装置に入力しておき、その車線について
    は、監視を行なわないことを特徴とする請求項1記載の
    ITV画像処理システム。
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