JP2002207855A - 経営情報の分析方法、そのプログラム及び該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、並びに経営情報の分析装置 - Google Patents

経営情報の分析方法、そのプログラム及び該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、並びに経営情報の分析装置

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JP2002207855A
JP2002207855A JP2001002939A JP2001002939A JP2002207855A JP 2002207855 A JP2002207855 A JP 2002207855A JP 2001002939 A JP2001002939 A JP 2001002939A JP 2001002939 A JP2001002939 A JP 2001002939A JP 2002207855 A JP2002207855 A JP 2002207855A
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analysis target
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analysis
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change pattern
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Tadashi Nakajima
正 中島
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SYNERGY SYSTEM KK
TOKAI KEIEI KENKYOSHO KK
Original Assignee
SYNERGY SYSTEM KK
TOKAI KEIEI KENKYOSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 季節変動または突発性の不規則変動等の一時
的な変化に影響を受けず、分析対象の変化傾向を直感的
に把握できるようにする経営情報の分析方法、プログラ
ム及び記録媒体、並びに経営情報の分析装置を提供す
る。 【解決手段】 変化パターンモデルデータ設定ステップ
S10と、分析対象グループ選択ステップS20と、分
析対象グループに含まれる分析対象の実績数値データと
移動年計値を抽出して記録する抽出ステップS30と、
基準年月指定ステップS40と、判定用年月算出ステッ
プS50と、分類ステップS60と、表示分析対象選択
ステップS70と、分析結果表示ステップS80とを備
える経営情報の分析方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、売上高や粗利益
高等のような経営に関する数値データの分析方法、プロ
グラム、記録媒体及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】経営情報に関する数値データ、例えば売
上高、粗利益高、数量等は、通常月単位で集計されて、
経営の判断資料となされる。ところが、前記売上高等の
数値データは、商品等によっては季節的な影響による変
動や突発的に変動することがあり、経営状態の変化傾向
を正しく把握し難いことがある。
【0003】また、前記売上高等の数値データをグラフ
表示しても、季節変動や突発的な変動によるデータが含
まれているため、全体としてどのような変化傾向となっ
ているのか、直感的に理解しがたいという問題がある。
特に、経営者にとっては、一時的な例外的な変動は無視
して大局的な傾向を迅速に把握したいにもかかわらず、
従来ではそれが難しいものになっている。
【0004】さらに、地域、営業所、販売部門あるいは
チェーン店等のようなグループが存在し、さらに各グル
ープ内に担当者、顧客、製品等のような分析対象が複数
存在する場合には、グループ合計毎に、しかも分析した
い個別対象毎に傾向を把握して経営政策を立てたい場合
がある。かかる場合にも、季節変動や例外的変動に影響
を受けず、しかも直感的に変化の傾向が把握できる方法
が必要とされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前記の点
に鑑みなされたもので、季節変動または突発性の不規則
変動等の一時的な変化に影響を受けず、グループ合計毎
に、しかも分析したい個別対象毎の変化傾向を直感的に
把握できるようにする経営情報の分析方法、プログラム
及び記録媒体、並びに経営情報の分析装置を提供するも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、月単
位で集計された経営に関する数値データをコンピュータ
で処理して数値データの変化傾向を示す分析方法におい
て、変化パターンモデルグラフに対する基準変化率と判
定用年月計算指数を設定して変化パターンモデルデータ
記録手段へ記録する設定記録ステップと、所望の分析対
象グループを選択する分析対象グループ選択ステップ
と、分析対象毎に月単位で集計された過去の実績数値デ
ータの記録された実績データ記録手段と、前記実績数値
データに対する移動年計値の記録された移動年計値記録
手段とから、前記分析対象グループに含まれる分析対象
の実績数値データと移動年計値を抽出して抽出データ記
録手段に記録する抽出ステップと、基準年月を指定する
基準年月指定ステップと、前記基準年月に対して変化パ
ターンモデルデータ記録手段から読み出した判定用年月
計算指数を用いて複数の判定用年月を算出する判定用年
月算出ステップと、前記抽出データ記録手段から判定用
年月の移動年計値を分析対象グループ内の分析対象毎に
抽出して判定用基準値とし、該判定用基準値間の変化率
を前記変化パターンモデルデータ記録手段から読み出し
た基準変化率と比較して、該基準変化率に対する変化量
に応じて予め設定されている変化パターンモデルグラフ
にそれぞれの分析対象を分類し、その分類結果をパター
ン分類記録手段へ記録する分類ステップと、前記分類結
果を表示させる分析対象を選択指定する表示分析対象選
択ステップと、前記表示分析対象をパターン分類記録手
段から読み出して該当する変化パターンモデルグラフと
ともに表示する分析結果表示ステップと、を備える経営
情報の分析方法に係る。
【0007】請求項2の発明は、請求項1における表示
される変化パターンモデルグラフが折れ線グラフからな
ることを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、月単位で集計された経
営に関する数値データを分析するためコンピュータに、
変化パターンモデルグラフに対する基準変化率と判定用
年月計算指数を設定して変化パターンモデルデータ記録
手段へ記録する設定記録ステップと、所望の分析対象グ
ループを選択する分析対象グループ選択ステップと、分
析対象毎に月単位で集計された過去の実績数値データの
記録された実績データ記録手段と、前記実績数値データ
に対する移動年計値の記録された移動年計値記録手段と
から、前記分析対象グループに含まれる分析対象の実績
数値データと移動年計値を抽出して抽出データ記録手段
に記録する抽出ステップと、基準年月を指定する基準年
月指定ステップと、前記基準年月に対して変化パターン
モデルデータ記録手段から読み出した判定用年月計算指
数を用いて複数の判定用年月を算出する判定用年月算出
ステップと、前記抽出データ記録手段から判定用年月の
移動年計値を分析対象グループ内の分析対象毎に抽出し
て判定用基準値とし、該判定用基準値間の変化率を前記
変化パターンモデルデータ記録手段から読み出した基準
変化率と比較して、該基準変化率に対する変化量に応じ
て予め設定されている変化パターンモデルグラフにそれ
ぞれの分析対象を分類し、その分類結果をパターン分類
記録手段へ記録する分類ステップと、前記分類結果を表
示させる分析対象を選択指定する表示分析対象選択ステ
ップと、前記表示分析対象をパターン分類記録手段から
読み出して該当する変化パターンモデルグラフとともに
表示する分析結果表示ステップと、を実行させるための
経営情報分析プログラムに係る。
【0009】請求項4の発明は、請求項3に記載された
経営情報分析プログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体に係る。
【0010】請求項5の発明は、月単位で集計された経
営に関する数値データを分析する装置であって、変化パ
ターンモデルグラフに対する基準変化率と判定用年月計
算指数を記録する変化パターンモデルデータ記録手段
と、分析対象毎に月単位で集計された過去の実績数値デ
ータの記録された実績データ記録手段と、前記実績数値
データに対する移動年計値を記録しておく移動年計値記
録手段と、複数の分析対象を含む所望の分析対象グルー
プを選択する分析対象グループ選択手段と、前記分析対
象グループに含まれる分析対象の実績数値データと移動
年計値を抽出して記録しておく抽出データ記録手段と、
基準年月を指定する基準年月指定手段と、前記基準年月
に対して変化パターンモデルデータ記録手段から読み出
した判定用年月計算指数を用いて複数の判定用年月を算
出する判定用年月算出手段と、前記抽出データ記録手段
から判定用年月の移動年計値を分析対象グループ内の分
析対象毎に抽出して判定用基準値とし、該判定用基準値
間の変化率を前記変化パターンモデルデータ記録手段か
ら読み出した基準変化率と比較して、該基準変化率に対
する変化量に応じて予め設定されている変化パターンモ
デルグラフにそれぞれの分析対象を分類し、その分類結
果を記録するパターン分類記録手段と、前記分類結果を
表示させる分析対象を選択する表示分析対象選択手段
と、前記表示分析対象をパターン分類記録手段から読み
出して該当する変化パターンモデルグラフとともに表示
する表示手段と、を備える経営情報分析装置に係る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例に係る装
置の構成図、図2は移動年計値の例を示す図、図3は分
析処理のフローチャート、図4は変化パターンモデルグ
ラフ用データの設定記録に関するフローチャート、図5
は結果表示方法選択処理のフローチャート、図6は変化
パターンモデルグラフの図、図7は結果表示方法選択画
面の一例を示す図、図8は変化パターンモデルグラフ選
択画面の一例を示す図、図9は変化パターンモデルグラ
フに分類された分析対象のリスト表示画面、図10は結
果表示画面の一例を示す図、図11は直接選択する場合
の表示画面の一例を示す図である。
【0012】図1に示すように、この発明の経営情報の
分析装置は、中央処理装置11、作業用エリア13、記
憶装置15、入力装置17、表示装置19及び適宜接続
される印刷装置21とを備えるものであり、ディスクト
ップタイプあるいはノートタイプまたはモバイルタイプ
等のパーソナルコンピュータで構成することができる。
【0013】中央処理装置11は、CPU等よりなり、
後記の経営情報分析プログラムの処理を実行し、各種装
置及び手段のための処理及び分析対象グループの分類処
理等を行う。作業用エリア13は、RAM等からなり、
経営情報プログラムの一部を記録したり、中央処理装置
11によるプログラム実行時の作業領域等として使用さ
れたり、その作業時に記憶装置15から各種のファイル
が随時読み込まれたりする。
【0014】記憶装置15は、固定記録媒体装置や着脱
可能な可搬式記録媒体用装置等からなる。この例では固
定記録媒体装置としてハードディスク装置、可搬式記録
媒体用装置としてCD−ROMドライブ装置、フロッピ
ィディスクドライブ装置、PCカードスロット等を有す
る。また、この例の記憶装置15におけるハードディス
ク装置は、実績データ記録手段、移動年計値記録手段、
変化パターンモデルデータ記録手段、抽出データ記録手
段及びパターン分類記録手段の作用もし、前記実績デー
タ記録手段と対応する実績データファイル15a、移動
年計値記録手段と対応する移動年計値ファイル15b、
変化パターンモデルデータ記録手段と対応する変化パタ
ーンモデルファイル15c、抽出データ記録手段と対応
する抽出データファイル15d、パターン分類記録手段
と対応するパターン分類ファイル15eが形成されると
ともに、この発明の経営情報分析プログラム15fが格
納される。
【0015】前記実績データファイル15aには、予め
月単位で集計された分析対象の実績数値データがキーボ
ード等の入力装置17から、あるいはLAN等で接続さ
れている場合にはホストコンピュータから入力されて記
録される。また、実績数値データがフロッピィディスク
等の可搬式記録媒体に保存されている場合には、その可
搬式記録媒体をセットして読み込み、前記実績データフ
ァイル15aに記録される。
【0016】前記実績数値データは、売上高や、利益
高、販売数量、入場者数等経営に関する数値データを、
顧客や商品等の分析対象毎に月単位で、少なくとも24
ヶ月以上に渡って集計(合計)されたデータが用いられ
る。各分析対象は、種々のグループに含まれることがあ
る。以下の実施例では、担当者や営業所等が含まれる最
大グループの中から担当者を大グループとして選択し、
さらに担当者グループの中から特定の担当者を中グルー
プとして選択し、該特定担当者が受け持つ全顧客の含ま
れる顧客グループを小グループとして選択し、該小グル
ープに含まれる各顧客を分析対象としている。また、こ
の実績数値データは対応する分析対象と関連付ける識別
情報、例えば担当者名や顧客名等の情報も関連して記録
されている。
【0017】移動年計値は、前記分析対象毎に実績数値
データから算出されたものであって、予め前記入力装置
17等から入力されて移動年計値ファイル15bに、対
応する分析対象の識別情報とともに記録される。前記移
動年計値は、1年間の集計(合計)値から季節変動を消
して趨勢的な変化傾向を把握できるようにする周知の移
動年計法によって計算される値である。この移動年計値
の算出方法は、1ヶ月単位でずらして1年間(12ヶ
月)の集計を行う方法である。図2には、この実施例に
おける一分析対象(一顧客)の売上高に関する移動年計
値を1997年6月〜1999年5月の期間に渡って示
す。この図2において、1997年6月の移動年計値は
1996年7月〜1997年6月までの12ヶ月分の売
上高集計(合計)値24630万円、1997年7月の
移動年計値は1996年8月〜1997年7月までの1
2ヶ月分の売上高集計(合計)値25818万円、19
97年8月の移動年計値は1996年9月〜1997年
8月までの12ヶ月分の売上高集計(合計)値2857
6万円であり、以下同様にして1ヶ月単位でずらして集
計されることにより移動年計値が計算される。
【0018】前記変化パターンモデルファイル15c
は、変化パターンモデルグラフのための設定データ等を
記録しておくものであり、抽出データファイル15dは
分析対象グループの選択実行時に前記実績データファイ
ル15aや移動年計値ファイル15b等から抽出された
データ等を記録しておくものであり、またパターン分類
ファイル15eは分類結果等を記憶しておくものであ
り、それらについては後に詳述する。
【0019】前記経営情報分析プログラム15fは、通
常CD−ROMディスクあるいはフロッピィディスク等
の可搬式記録媒体に記録されることが多く、その可搬式
記録媒体をCD−ROMドライブ装置やフロッピィディ
スクドライブ装置等の可搬式記録媒体用装置にセットし
て読み取ることにより、ハードディスクに記録されるの
が一般的である。なお、プログラムの一部または全てを
ハードディスクに記録せず、CD−ROMやフロッピィ
ディスクを可搬式記録媒体用装置にセットした状態で、
プログラムの実行、すなわち後述の経営情報分析を行う
ようにすることもできる。さらに、前記経営情報分析プ
ログラム15fは、インターネット等の通信回線を介し
てハードディスク等に記録されることもある。
【0020】入力装置17は、キーボードやマウス等か
らなり、変化パターンモデルデータ記録手段における入
力手段や、分析対象グループ選択手段、基準年月指定手
段、表示対象選択手段等として機能し、ユーザーが文字
や数字等のデータを入力したり画面上のコマンド(アイ
コン)等を選択したりするのに用いられる。
【0021】表示装置19は、分析(分類)結果の表示
手段等として用いられるものであって、液晶ディスプレ
イやブラウン管ディスプレイ等からなる。ノートタイプ
パソコンやモバイルタイプパソコンの場合には液晶ディ
スプレイが一般的である。
【0022】印刷装置21は、各種のプリンタで構成さ
れ、分類結果の印刷が必要な場合に使用されるものであ
る。特にノートタイプやモバイルタイプのパソコンの場
合、接続しないことも多い。なお、この経営情報分析装
置は、その他LAN用インターフェィスを設けてLAN
でホストコンピュータ等と接続したり、通信回線によっ
てインターネットと接続したりしてもよい。特にLAN
でホストコンピュータと接続する場合には、ホストコン
ピュータの固定記録媒体装置にプログラムを記録しても
よい。
【0023】次にこの発明の経営情報分析方法について
主に図3を用いて説明する。まず、この経営情報分析プ
ログラムがスタートすると、変化パターンモデルグラフ
に対する設定記録ステップ(S10)が行われる。この
設定記録ステップ(S10)では、図4に示すように判
定用年月計算指数の設定と基準変化率の設定が行われ
る。判定用年月計算指数の設定と基準変化率の設定はい
ずれを先に行うようにしてもよいが、この実施例では、
判定用年月計算指数の設定を先に行っている。
【0024】この実施例における判定用年月計算指数の
設定では、予め判定用年月計算指数として初期値が設定
されており、その初期値の判定用年月計算指数を変更す
るか否かを決定するようになっている(S11)。そし
て、変更するを選択した場合には、判定用年月計算指数
を入力する(S12)。その入力は、前記表示装置19
に表示される判定用年月計算指数設定画面上で前記入力
装置17のマウスにより行い、あるいはキーボードによ
り直接数値を入力して行う。判定用年月計算指数は、後
記の基準年月から判定用年月を計算するための指数であ
って、この例では基準年月から遡る月数とされ、第1の
判定用年月計算指数sa、第2の判定用年月計算指数s
b、第3の判定用年月計算指数scが、sa<sb<s
cとなるように決められている。具体的にはsa=0,
sb=6,sc=18に初期値が決定されており、その
sa,sb,scのそれぞれを変更することができるよ
うになっている。なお、前記判定用年月計算指数を変更
しない場合には判定用年月計算指数の入力ステップ(S
12)はスキップされる。前記変更された判定用年月計
算指数あるいは変更されない場合には初期値の判定用年
月計算指数は前記変化パターンモデルファイル15cに
記録される。
【0025】次に、基準変化率の設定が行われる。この
実施例では基準変化率として予め初期値が設定されてお
り、その初期値を変更するか否かを選択するようになっ
ている(S13)。変更するを選択した場合には、基準
変化率を入力する(S14)。その入力は、前記表示装
置19に表示される基準変化率設定画面上で前記入力装
置17のマウスにより行い、あるいはキーボードにより
直接数値を入力して行う。基準変化率は、後に詳述する
ように、判定用年月に対応する移動年計値の変化率か
ら、分析対象を図6に示すこの例の変化パターンモデル
グラフP1〜P9に分類する際の基準となる値である。
この例では、3点の折れ線グラフによって前半側(過去
側)の変化傾向と後半側(最近側)の変化傾向が示され
る変化パターンモデルグラフP1〜P9に分類できるよ
う、前半側と対応する前半基準変化率Yb%と後半側と
対応する後半変化率Ya%の二種類の数値で基準変化率
が構成されている。具体的には、この例では、基準変化
率の初期値として前半基準変化率Yb=6%、後半基準
変化率Ya=3%が予め設定されており、そのYb,Y
aのそれぞれを変更することができる。前記基準変化率
を変更しない場合には基準変化率入力ステップ(S1
4)はスキップされる。前記変更された基準変化率ある
いは変更されない場合には初期値の基準変化率は前記変
化パターンモデルファイル15cに記録される。なお、
この実施例では、前記基準変化率を前半基準変化率Yb
と後半基準変化率Yaの二種類としているが、それに限
られるものではない。例えば、前半側と後半側それぞれ
に対して上昇判定用基準率と下降判定用基準率を独自に
設定できるようにしてもよい。その場合、前半側の上昇
判定用基準変化率をx%、前半側の下降判定用基準変化
率をy%、後半側の上昇判定用基準変化率をv%、後半
側の下降判定用基準変化率をz%とし、x,y,v,z
それぞれに初期値を設定しておき、その初期値x,y,
v,zを自由に変更できるようにする。さらに、前記基
準変化率に初期値を設定することなく、初めから自由に
前記基準変化率を設定できるようにしてもよい。
【0026】ここで、この例の変化パターンモデルグラ
フについて詳述する。この例では、図6に示すように3
点を結ぶ折れ線グラフで構成されるものであって、右側
ほど新しい時期を表し、後半側(右側)が上昇する上段
の上昇組PUと、変化の無い中段の現状維持組PMと、
下降する下段の下降組PDとの3大分類に区分され、さ
らに前半側(左側)が上昇、現状維持(変化なし)又は
下降かによって、各大分類は3種類に分類されて合計9
種類となっている。上昇組PUは一直線に上昇する第1
変化パターンモデルグラフP1、初め現状維持で途中か
ら上昇する第2変化パターンモデルグラフP2、初め下
降しその後上昇する第3変化パターンモデルグラフP3
とに分類される。現状維持組PMは初め上昇しその後現
状維持となる第4変化パターンモデルグラフP4と、最
初から最後まで現状維持の第5変化パターンモデルグラ
フP5と、初め下降しその後現状維持となる第6変化パ
ターンモデルグラフP6とに分類される。また下降組P
Dは初め上昇しその後下降する第7変化パターンモデル
グラフP7と、初め現状維持で途中から下降する第8変
化パターンモデルグラフP8と、最初から一直線に下降
する第9変化パターンモデルグラフP9とに分類され
る。このように、3点で構成される折れ線グラフで傾向
を分類しているため、変化傾向が視覚的に、かつ明確に
把握しやすくなる。
【0027】分析対象グループの選択ステップ(S2
0)では、複数のグループから分析したい一グループを
選択する。その際、この実施例では、前記のように、ま
ず担当者のグループを選択し、次いで特定の担当者を選
択し、さらに特定担当者に含まれる顧客を選択する。そ
の選択は、画面上に表示される分析対象グループ選択リ
ストから、入力装置17としてのマウスで選択したり、
キーボードから打ち込んだりする等により行われる。
【0028】分析対象抽出ステップ(S30)では、前
記選択された分析対象(顧客)の実績数値データ及び移
動年計値が、前記実績データファイル15a及び移動年
計値ファイル15bから分析対象(顧客)毎に読み込ま
れて、該分析対象と関連させて前記抽出データファイル
15dに記録される。例えば、担当者Zの担当する複数
の顧客が分析対象とされ、その分析対象(顧客)毎の実
績数値データ及び移動年計値が、前記実績データファイ
ル15a及び移動年計値ファイル15bから読み出され
て抽出データファイル15dに記録される。
【0029】基準年月指定ステップ(S40)では、判
定用年月の算出基準時点となる年月がまず指定される。
ここで指定される基準年月は、前記移動年計値の存在す
る年月範囲から指定される。この例では1999年5月
が指定される。このステップ(S40)における基準年
月の指定は、入力装置17としてのキーボードから入力
する他に、表示装置19に指定可能年月を表示しその表
示画面の年月からマウスで選択指示するようにしてもよ
い。次いで判定用年月算出ステップ(S50)が行われ
る。この判定用年月算出ステップ(S50)では、前記
変化パターンモデルファイル15cから判定用年月計算
指数sa,sb,scが読み出され、前記基準年月から
sa(この例では0ヶ月)の減算された年月A(199
9年5月)が第1判定用年月、sb(この例では6ヶ
月)の減算された年月B(1998年11月)が第2判
定用年月、sc(この例では18ヶ月)の減算された年
月C(1997年11月)が第3用判定年月とされる。
指定された基準年月及び算出された判定用年月は前記作
業用エリア13へ記録され、必要時に読み出される。
【0030】分類ステップS60では、前記抽出データ
ファイル15dから前記判定用年月A,B,Cの移動年
計値を分析対象グループ(例えば担当者Z)内の分析対
象毎に(例えば担当者Zが担当する全顧客Zn個々に)
抽出して判定用基準値とし、該分析対象毎に判定用基準
値間の変化率Xa,Xbを、前記変化パターンモデルフ
ァイル15cから読み出した基準変化率Ya,Ybと比
較して該当する変化パターンモデルグラフに分類し、そ
の分類結果をパターン分類ファイル15eに記録する。
その際、この実施例では、前記移動年計値の他に実績数
値データについても抽出データファイル15dから分析
対象毎に抽出して、前記分類結果とともに分類ファイル
15eに記録し、その後必要に応じて分類ファイル15
eから実績数値データや移動年計値を読み出すようにし
ているが、移動年計値及び実績数値データについては分
類ファイル15eに記録せず、必要に応じて抽出データ
ファィル15dから読み出すようにしてもよい。
【0031】前記分類は、選択された分析類対象(顧
客)毎に、例えば前記A月,B月,C月の移動年計値
a,b,cを読み出し、C月に対するB月の変化率X
b、B月に対するA月の変化率Xaを、(式1−1)、
(式1−2)のようにしてそれぞれ計算し、その変化率
Xb,Xaを(式2−1)、(2−2)の不等式のよう
に前記基準変化率Yb,Yaと比較して、各期間の変
化、すなわちC月〜B月間及びB月〜A月間の変化がそ
れぞれ上昇、下降、維持(変化なし)の何れであるかを
判定することにより行う。例えば、前記(式2−1)及
び(式2−2)によってC月〜B月間が下降、B月〜A
月間が上昇となった場合には、前記変化パターンモデル
グラフP3に分類される。このように基準変化率Yb,
Yaを設定し、前記不等式を用いることによって、基準
年月間のわずかな変動に左右されることなく、分析対象
を前記変化パターンモデルに効率よく分類できるように
なる。
【0032】(式1−1) Xb=(b−c)/c×100 (式1−2) Xa=(a−b)/b×100
【0033】 (式2−1) Xb≧Yb :C月〜B月間上昇 Xb≦−Yb :C月〜B月間下降 −Yb<Xb<Yb :C月〜B月間現状維持(変化なし) (式2−2) Xa≧Ya :B月〜A月間上昇 Xa≦−Ya :B月〜A月間下降 −Ya<Xa<Ya :B月〜A月間現状維持(変化なし) なお、前記基準変化率を前半側上昇判定用基準変化率=
x%、前半側下降判定用基準変化率=y%、後半側上昇
判定用基準変化率=v%、後半側下降判定用基準変化率
=z%とする場合には、Xb≧x:C月〜B月間上昇、
Xb≦−y:C月〜B月間下降、−y<Xb<x:C月
〜B月間現状維持(変化なし)、Xa≧v:B月〜A月
間上昇、Xa≦−z:B月〜A月間下降、−z<Xa<
v:B月〜A月間現状維持(変化なし)となる。
【0034】表示分析対象選択ステップS70では、図
5に示すように、まず、前記9つの変化パターンモデル
から選択する“パターン選択”で行うか、分析対象リス
トから直接選択する“直接選択”で行うかを決定する
(S71)。図7は、その際に前記表示装置19に表示
される表示方法選択画面の一例であり、表示画面19a
には、パターン選択ボタン25と、直接選択ボタン26
が表示され、入力装置17のマウスで何れかのボタンを
選択するようになっている。
【0035】前記パターン選択ボタン25を選択する
と、表示画面19aには図8のように、変化パターンモ
デル選択画面が表示される(S72)。その際、表示画
面19aには、全変化パターンモデルグラフP1〜P9
のグラフが並べて表示されるとともに、各変化パターン
モデルグラフに分類された分析対象(顧客)の件数や、
その各変化パターンモデルグラフ内の全分析対象(顧
客)に関するデータを前記パターン分類ファイル15e
から読み出し、例えば実績数値データの合計や、その合
計値が分析対象グループ内における全分析対象の実績数
値データ合計値に対して何%となるか等を、中央処理装
置11で集計してグラフの脇の位置23等に表示すれ
ば、分析結果がより素早く、かつ容易に理解されるよう
になる。
【0036】次に、前記表示装置19に表示されている
9種類の変化パターンモデルグラフP1〜P9より、所
望の変化パターンモデルグラフを入力装置17としての
キーボードやマウス等を利用して選択する(S73)。
例えば図8の表示画面19aにおいて変化パターンモデ
ルグラフP3を選択すると、変化パターンモデルグラフ
P3に分類されている全分析対象(顧客)に関するデー
タが、前記パターン分類ファイル15eから読み出さ
れ、図9のように前記表示装置19の表示画面19aに
選択リスト27で表示される(S74)。リスト表示さ
れる内容は、前記変化パターンモデルグラフP3に分類
されている全分析対象(顧客)の名称と、その他適宜の
データ、例えば月次実績(実績数値データ)や移動年計
値等が含まれる。
【0037】次いで、図9における前記表示画面19a
の選択リスト27から、表示させたい特定の表示分析対
象を選択する(S75)。その際の選択は、入力装置1
7のマウスで特定顧客(例えば顧客Zx)の名称部分を
クリックする等により行う。
【0038】前記のようにして選択された表示分析対象
についての分析結果が、分析結果表示ステップ(S8
0)において、前記表示装置19の表示画面19aに表
示される。その際の表示内容は、図10に示すように、
選択された分析対象(顧客Zx)について、該当する変
化パターンモデルグラフP3のグラフの他に、前記パタ
ーン分類ファイル13cから読み出された実績数値デー
タ(折れ線グラフ)及び移動年計値(棒グラフ)の少な
くとも一方を含むようにされる。
【0039】また、前記パターン選択か否かの選択ステ
ップ(S71)において、直接選択を選んだ場合には、
前記分析対象グループ(例えば担当者Z)に含まれる全
分析対象(例えば担当者Zが担当する全ての顧客)に関
するデータが、前記分類結果とともに、前記パターン分
類ファイル15eから読み出され、図11のように前記
表示装置19の表示画面19aにリスト28で表示され
る(S77)。表示内容としては、前記選択された分析
対象グループ(例えば担当者Z)に含まれる全分析対象
(例えば担当者Zが担当する全顧客)の名称、月次デー
タ(実績数値データ)、移動年計値等が含まれる。
【0040】次に前記表示画面19aに表示させたい特
定の分析対象を選択する(S78)。その際の選択は、
前記分析対象グループ内の全分析対象リストが表示され
た図11の表示画面で、表示させたい所望の分析対象
(例えば顧客Zx)名をマウス等で指定することにより
行う。分析結果表示ステップ(S80)では、前記選択
された分析対象(例えば顧客Zx)の分類結果が前記パ
ターン分類ファイル15eから読み出され、該当する変
化パターンモデル(P3)とともに、実績数値データ及
び移動年計値の少なくとも一方を含んで、表示される
(S80)。その際の表示画面の一例は、先に説明した
図10と同様である。
【0041】再選択ステップ(S90)では、他の分析
対象を表示させるか(再表示選択するか)否かを前記入
力装置17で選択し、他の分析対象を表示さる場合に
は、表示分析対象選択ステップ(S70)に戻り、再び
前記のようにして処理される。また、再表示選択しない
場合には、再分析するか否かを前記入力装置17によっ
て選択する(S100)。そして、再分析を選択した場
合には、前記変化パターンモデルグラフに対する設定記
録ステップ(S10)に戻る。なお、前記再分析を行わ
ない場合には、この分析プログラムが終了する。
【0042】なお、この発明は前記実施例に限られるも
のではなく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜
変更されてもよい。例えば、前記実施例では分類結果を
印刷するようになっていないが、分類結果を印刷するよ
うにしてもよい。その場合、分析結果表示ステップ(S
80)の次に印刷選択ステップを設ける等すればよい。
また、分析対象グループの合計値(例えば担当者Zに含
まれる全顧客Znに対する合計値)について変化パター
ンモデルグラフに分類できるようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上図示し説明したように、請求項1の
発明に係る経営情報の分析方法によれば、移動年計値を
利用してデータを処理するため、季節変動や突発性変動
の影響を受けることなく経営情報の分析を的確に行える
ようになる。しかも、変化パターンモデルグラフに経営
情報が分類されて表示されるため、変化傾向を直感的に
把握でき、かつ容易に経営情報を分析判断することがで
きるようになる。
【0044】さらに請求項2の発明に係る経営情報の分
析方法によれば、変化パターンモデルグラフが折れ線グ
ラフで構成されるため、変化傾向が視覚的に掴みやす
く、分析結果の把握がより容易になる。特に3点を結ん
だ折れ線グラフとすれば、よりシンプルな変化パターン
モデルグラフとなって、一見して変化傾向がわかり、一
層容易に分析結果を把握することができるようになる。
【0045】また、請求項3の発明に係る経営情報分析
プログラムによれば、コンピュータを用いる前記分析方
法によって経営情報の分析を容易に行えるようになる。
特に、経営情報の変化傾向を視覚的に、かつ直感的に把
握できるようになる。
【0046】さらにまた、請求項4の発明に係る経営情
報分析プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体によれば、ハードディスクやCD−ROMや
フロッピィディスク等の記録媒体に記録されたプログラ
ムを、コンピュータに読み取らせて実行させることによ
り、前記経営情報の分析方法にしたがって経営情報の分
析を容易かつ視覚的に、しかも的確に行えるようにな
る。
【0047】また、請求項5に係る経営情報分析装置に
よれば、経営情報に対し、移動年計値を用いることによ
り季節変動や突発的な変動の影響をなくして的確に変化
傾向を分析把握することができるようになり、しかも、
視覚的かつ直感的に変化傾向を把握できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る分析装置の構成図で
ある。
【図2】移動年計値の例を示す図である。
【図3】分析処理のフローチャートである。
【図4】変化パターンモデルグラフ用データ設定のため
のフローチャートである。
【図5】結果表示方法の選択処理のフローチャートであ
る。
【図6】予め設定されている変化パターンモデルグラフ
の図である。
【図7】分類結果表示方法選択画面の一例を示す図であ
る。
【図8】変化パターンモデルグラフ選択画面の一例を示
す図である。
【図9】変化パターンモデルグラフに分類された分析対
象のリスト表示画面である。
【図10】結果表示画面の一例を示す図である。
【図11】直接選択する場合の表示画面の一例を示す図
である。
【符号の説明】
11 中央処理装置 13 作業用エリア 15 記憶装置 15a 実績データファイル 15b 移動年計値ファイル 15c 変化パターンモデルファイル 15d 抽出データファイル 15e パターン分類ファイル 15f 経営情報分析プログラム 17 入力装置 19 表示装置 21 印刷装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 月単位で集計された経営に関する数値デ
    ータをコンピュータで処理して数値データの変化傾向を
    示す分析方法において、 変化パターンモデルグラフに対する基準変化率と判定用
    年月計算指数を設定して変化パターンモデルデータ記録
    手段へ記録する設定記録ステップと、 所望の分析対象グループを選択する分析対象グループ選
    択ステップと、 分析対象毎に月単位で集計された過去の実績数値データ
    の記録された実績データ記録手段と、前記実績数値デー
    タに対する移動年計値の記録された移動年計値記録手段
    とから、前記分析対象グループに含まれる分析対象の実
    績数値データと移動年計値を抽出して抽出データ記録手
    段に記録する抽出ステップと、 基準年月を指定する基準年月指定ステップと、 前記基準年月に対して変化パターンモデルデータ記録手
    段から読み出した判定用年月計算指数を用いて複数の判
    定用年月を算出する判定用年月算出ステップと、 前記抽出データ記録手段から判定用年月の移動年計値を
    分析対象グループ内の分析対象毎に抽出して判定用基準
    値とし、該判定用基準値間の変化率を前記変化パターン
    モデルデータ記録手段から読み出した基準変化率と比較
    して、該基準変化率に対する変化量に応じて予め設定さ
    れている変化パターンモデルグラフにそれぞれの分析対
    象を分類し、その分類結果をパターン分類記録手段へ記
    録する分類ステップと、 前記分類結果を表示させる分析対象を選択指定する表示
    分析対象選択ステップと、 前記表示分析対象をパターン分類記録手段から読み出し
    て該当する変化パターンモデルグラフとともに表示する
    分析結果表示ステップと、 を備える経営情報の分析方法。
  2. 【請求項2】 表示される変化パターンモデルグラフが
    折れ線グラフからなることを特徴とする請求項1に記載
    の経営情報の分析方法。
  3. 【請求項3】 月単位で集計された経営に関する数値デ
    ータを分析するためコンピュータに、 変化パターンモデルグラフに対する基準変化率と判定用
    年月計算指数を設定して変化パターンモデルデータ記録
    手段へ記録する設定記録ステップと、 所望の分析対象グループを選択する分析対象グループ選
    択ステップと、 分析対象毎に月単位で集計された過去の実績数値データ
    の記録された実績データ記録手段と、前記実績数値デー
    タに対する移動年計値の記録された移動年計値記録手段
    とから、前記分析対象グループに含まれる分析対象の実
    績数値データと移動年計値を抽出して抽出データ記録手
    段に記録する抽出ステップと、 基準年月を指定する基準年月指定ステップと、 前記基準年月に対して変化パターンモデルデータ記録手
    段から読み出した判定用年月計算指数を用いて複数の判
    定用年月を算出する判定用年月算出ステップと、 前記抽出データ記録手段から判定用年月の移動年計値を
    分析対象グループ内の分析対象毎に抽出して判定用基準
    値とし、該判定用基準値間の変化率を前記変化パターン
    モデルデータ記録手段から読み出した基準変化率と比較
    して、該基準変化率に対する変化量に応じて予め設定さ
    れている変化パターンモデルグラフにそれぞれの分析対
    象を分類し、その分類結果をパターン分類記録手段へ記
    録する分類ステップと、 前記分類結果を表示させる分析対象を選択指定する表示
    分析対象選択ステップと、 前記表示分析対象をパターン分類記録手段から読み出し
    て該当する変化パターンモデルグラフとともに表示する
    分析結果表示ステップと、 を実行させるための経営情報分析プログラム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載された経営情報分析プロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  5. 【請求項5】 月単位で集計された経営に関する数値デ
    ータを分析する装置であって、 変化パターンモデルグラフに対する基準変化率と判定用
    年月計算指数を記録する変化パターンモデルデータ記録
    手段と、 分析対象毎に月単位で集計された過去の実績数値データ
    の記録された実績データ記録手段と、 前記実績数値データに対する移動年計値を記録しておく
    移動年計値記録手段と、 複数の分析対象を含む所望の分析対象グループを選択す
    る分析対象グループ選択手段と、 前記分析対象グループに含まれる分析対象の実績数値デ
    ータと移動年計値を抽出して記録しておく抽出データ記
    録手段と、 基準年月を指定する基準年月指定手段と、 前記基準年月に対して変化パターンモデルデータ記録手
    段から読み出した判定用年月計算指数を用いて複数の判
    定用年月を算出する判定用年月算出手段と、 前記抽出データ記録手段から判定用年月の移動年計値を
    分析対象グループ内の分析対象毎に抽出して判定用基準
    値とし、該判定用基準値間の変化率を前記変化パターン
    モデルデータ記録手段から読み出した基準変化率と比較
    して、該基準変化率に対する変化量に応じて予め設定さ
    れている変化パターンモデルグラフにそれぞれの分析対
    象を分類し、その分類結果を記録するパターン分類記録
    手段と、 前記分類結果を表示させる分析対象を選択する表示分析
    対象選択手段と、 前記表示分析対象をパターン分類記録手段から読み出し
    て該当する変化パターンモデルグラフとともに表示する
    表示手段と、 を備える経営情報分析装置。
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