JP2002207536A - 携帯型情報処理端末 - Google Patents

携帯型情報処理端末

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JP2002207536A
JP2002207536A JP2001005433A JP2001005433A JP2002207536A JP 2002207536 A JP2002207536 A JP 2002207536A JP 2001005433 A JP2001005433 A JP 2001005433A JP 2001005433 A JP2001005433 A JP 2001005433A JP 2002207536 A JP2002207536 A JP 2002207536A
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JP2001005433A
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Kazumasa Fujimura
和正 藤村
Shinichi Hayashida
進一 林田
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯型情報処理端末の端末本体に対して周辺
機器としてのキーボードを接続させて使用するに際し、
その携帯性を損なうことなく回動可能且つ着脱可能に連
結させることに加えて、キーボードと端末本体との着脱
の容易な携帯型情報処理端末を提供する。 【解決手段】 端末本体11と、この端末本体11とは
別体とされた周辺機器としてのキーボード21とを備
え、端末本体11とキーボード21とがヒンジ機構によ
り相互に回動可能且つ着脱可能に連結され、ヒンジ機構
は、キーボード21側に設けられた一対の連結突起22
と、端末本体11側に前記連結突起22と対応して設け
られた一対の係合凹部13とからなり、端末本体11と
キーボード21とを相互に幅方向に摺動させることによ
り連結状態が解除されるように構成された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パーソナルコン
ピュータやメール端末、電子手帳等の携帯型情報処理端
末に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯型情報処理端末は、表示部にタッチ
スクリーンを採用したり、ボタンタイプの小さなキーの
キーボードを採用したりすることで小型化が図られ、携
帯性が追求されてきた。このうち、タッチスクリーン式
の携帯型情報処理端末では、データの入出力は、スタイ
ラスペンによるデータ入力方法が用いられる。しかし、
ペン入力による入力方法はキー入力に比べ効率が悪く、
テキスト入力には不向きであった。一方、ボタンタイプ
のキーボードを備えた携帯型情報処理端末においては、
小型ゆえに搭載できるキー数が制限され、そのキーピッ
チも狭く、こちらも使い勝手の悪いものであった。
【0003】これらの他に、タッチスクリーン式の携帯
型情報処理端末に対し、タッチタイピング可能なフルキ
ーボードを別途用意し、このキーボードを端末本体に接
続することも考えられる。この方法では、ペン入力とキ
ー入力との両方を満足に行うことができる。ところが、
キーボードを端末本体に接続するには、また別に接続ケ
ーブルを用意しなければならず、部品点数が増えるため
コストが嵩む。そこで、端末本体とキーボードとを必要
に応じて着脱可能とすることが考えられた。
【0004】従来、これと同様に、端末本体に対し周辺
機器を着脱可能にする技術として、特開平2−9031
0号公報に開示されたものがあった。これは、図10及
び図11に示されるように端末本体101と、この端末
本体101とは別体の表示部102及びヒンジユニット
103とから構成される。端末本体101にはキーボー
ド104が一体に設けられ、表示部102はヒンジユニ
ット103を介して回動自在に連結される。図10
(a)は、キー入力の場合の連結方法を示し、同図
(b)は、ペン入力の場合の連結方法を示している。ま
た、図11に示されるように、別体として形成されたヒ
ンジユニット103には、端末本体101と表示部10
2とを電気的に接続するコネクタ105と、両端に突設
されたヒンジ部106とを備えている。端末本体101
と表示部102との連結には、まず表示部102の下側
連結面にこのヒンジユニット103を嵌合させて一体と
した後、これを端末本体101に嵌合させる。このと
き、キー入力に対してはキーボード104を手前に、表
示部102を起こした状態で連結する。また、ペン入力
に対しては表示部102をキーボード104の上面に重
ねて、表示画面が上になるよう連結する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では端末本体と表示部との着脱および回動を可
能にするヒンジユニットが、端末本体とは別部品として
形成されている。このため、キー入力とペン入力の両方
を行えるものの、着脱に際しては、まず表示部にヒンジ
ユニットを嵌合させ、それから表示部を端末本体に連結
させるといった2段階の操作を要し、手間がかかり実用
性に欠いたものであった。また、ヒンジユニットが別体
である分コストが嵩むといった問題もあった。
【0006】本発明は上記のような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、携帯型情報処理
端末の端末本体に対して周辺機器としてのキーボードを
接続させて使用するに際し、その携帯性を損なうことな
く回動可能且つ着脱可能に連結させることに加えて、キ
ーボードと端末本体との着脱の容易な携帯型情報処理端
末を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、端末本体と、この端末本体とは別体とさ
れた周辺機器としてのキーボードとを備え、端末本体と
キーボードとがヒンジ機構により相互に回動可能且つ着
脱可能に連結された携帯型情報処理端末であって、前記
ヒンジ機構は、キーボード側に設けられた一対の連結突
起と、端末本体側に前記連結突起と対応して設けられた
一対の係合凹部とからなり、端末本体とキーボードとを
相互に幅方向に摺動させることにより連結状態が解除さ
れるように構成されたことを特徴としている。
【0008】この構成によれば、端末本体とキーボード
とを幅方向に相互に摺動させるという簡単な操作のみ
で、端末本体とキーボードと着脱することができ、連結
時には双方を回動可能とすることができる。また、前記
従来技術におけるヒンジユニット等の別部材を用意する
必要がなくなる。
【0009】或いは、端末本体と、この端末本体とは別
体とされた周辺機器としてのキーボードとを備え、端末
本体とキーボードとがヒンジ機構により相互に回動可能
且つ着脱可能に連結された携帯型情報処理端末であっ
て、前記ヒンジ機構は、キーボード側に設けられた一対
の連結突起と、端末本体側に前記連結突起と対応して設
けられた一対の係合凹部とからなるとともに、連結突起
の一方はキーボードの幅方向に摺動可能に取り付けら
れ、この摺動可能とされた連結突起をキーボードの幅方
向に摺動させることにより連結状態が解除されるように
構成されたことを特徴としている。
【0010】この構成によれば、摺動可能とされた連結
突起をキーボードの幅方向に摺動させるという簡単な操
作のみで、端末本体とキーボードとを着脱可能とするこ
とができ、連結時には双方を回動可能とすることができ
る。
【0011】また、前記端末本体と前記キーボードと
が、ヒンジ機構を介して電気的に接続されてもよい。
【0012】このようにすれば、別途接続ケーブル等を
用意することはなく、端末本体とキーボードとを連結さ
せると同時に両者を電気的に接続させることができる。
【0013】さらに、前記連結突起の少なくとも一方が
キーボードに対して着脱可能とされてもよい。
【0014】このようにすれば、万一連結突起が破損し
ても、その連結突起のみを新しいものと簡単に交換する
ことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に関
し、図面を参照しつつ説明する。ここでは、本発明を、
携帯型情報処理端末としてタッチスクリーン式表示部を
備えた携帯型情報処理端末に適用した場合について説明
する。
【0016】―携帯型情報処理端末の全体構成の説明―
本発明に係る携帯型情報処理端末は、端末本体と、この
端末本体とは別体とされた周辺機器としてのキーボード
とを備え、端末本体とキーボードとがヒンジ機構により
相互に回動可能且つ着脱可能に連結されるものである。
端末本体とキーボードはそれぞれの各一側端部、すなわ
ち端末本体では表示部の下側面が、またキーボードでは
最奥部がそれぞれ連結面とされる。ヒンジ機構はこれら
の各連結面に設けられ、端末本体とキーボードとの連結
はこのヒンジ機構を介して行われる。
【0017】上記ヒンジ機構は、キーボード側に設けら
れた一対の連結突起と、この連結突起と対応して端末本
体側に設けられた一対の係合凹部とを有する。また、端
末本体とキーボードとの電気的な接続も、このヒンジ機
構を介して行われる。
【0018】本発明に係る携帯型情報処理端末は、連結
突起と係合凹部との形態にそれぞれ複数のパターンがあ
り、その組み合わせにより複数の実施の形態が存在す
る。本実施の形態においては、そのうちの3例と、各例
におけるそれぞれの変形例について説明するが、前述の
全体構成は以下において共通である。
【0019】<実施の形態1>図1乃至図4は、本発明
に係る携帯型情報処理端末の実施の形態1を示す。図1
は携帯型情報処理端末の端末本体とキーボードとを示す
斜視図である。図2は端末本体を示し、同図(a)は正
面図、同図(b)は背面図、同図(c)は連結面側の側
面図である。図3はキーボードを示し、同図(a)は平
面図、同図(b)は連結面側の側面図、同図(c)は右
側面図である。また、図4は端末本体とキーボードとの
連結状態を示す斜視図である。
【0020】ヒンジ機構としてキーボード21に設けら
れた一対の連結突起22は、接続端子台部23と軸係合
突起25とから構成されている。
【0021】接続端子台部23は、キーボード21の側
面から突設され、接続端子24を有する。この接続端子
24は、接続端子台部23の内側面中央部から突設され
て軸係合突起25と対をなし、端末本体11とキーボー
ド21とを機械的且つ電気的に接続する。
【0022】一方、軸係合突起25は、脚部26及び当
接部27からなり、キーボード21面上において上記接
続端子台部23の幅方向反対側に設けられる。軸係合突
起25は、後述する端末本体11の連結軸16に係合し
て、上記接続端子24と協働で端末本体11をキーボー
ド21に対して回動可能に支承する。この軸係合突起2
5の当接部27は、連結時には直接連結軸16に係合し
て当接される箇所となる。このため、当接部27は、連
結軸16の周面に沿う湾曲面で構成されている。また、
脚部26はキーボード21面上から突設されて、当接部
27の裏面中央部においてこれを支持する。
【0023】上記連結突起22に対し、ヒンジ機構とし
て端末本体11に設けられた一対の係合凹部13は、接
続端子孔14と係合突起ガイド部15とを有する。
【0024】接続端子孔14は、端末本体11の側面端
部に設けられ、前記接続端子24が挿抜される。
【0025】係合突起ガイド部15は、端末本体11の
連結面11aに設けられる。端末本体11がキーボード
21に対して回動可能に支承されたとき円滑な開閉動作
が可能となるよう、端末本体11の連結面11aは、曲
面で構成されている。また連結面11aの内部は、この
係合突起ガイド部15が設けられる付近が中空に形成さ
れている。係合突起ガイド部15は、連結軸16と一連
のガイド溝17とを有する。
【0026】連結軸16は、中空に形成された連結面1
1a内部において、幅方向に沿って設けられる。この連
結軸16は、他方に設けられた接続端子孔14の延長軸
線上に位置する。
【0027】一連のガイド溝17は、連結面11aのう
ち連結軸16の外周に配され、端末本体11とキーボー
ド21との着脱時に行われる両者11、21の摺動動作
及び連結後の回動動作がそれぞれ円滑に行われるよう、
軸係合突起25の脚部26を案内する。このガイド溝1
7として、接続端子孔14側から順に嵌入溝18、摺動
溝19、開閉溝20が設けられている。また、ガイド溝
17のうち、嵌入溝18と摺動溝19とは、連結面11
a裏面側に設けられる方が望ましく、端末本体11とキ
ーボード21とのより安定した連結状態を保つことがで
きる。
【0028】嵌入溝18は、軸係合突起25の当接部2
7の外形よりも僅かに大きい程度の開口部として、連結
面11aに設けられる。この嵌入溝18を介して、軸係
合突起25の挿抜が行われる。摺動溝19は、嵌入溝1
8に連なって設けられた開口部であり、着脱の際、軸係
合突起25の摺動をキーボード21及び端末本体11の
幅方向にのみ許容する。すなわち、摺動溝19には軸係
合突起25の脚部26が挟まれて、嵌入溝18と開閉溝
20との間の摺動動作が案内されるものである。開閉溝
20は、上記摺動溝19に連なって連結面11aの曲面
方向に設けられた開口部である。この開閉溝20により
軸係合突起25の動作は、前述の嵌入溝18及び摺動溝
19による動作とは対照的に、幅方向の動作は制限され
て連結軸16の外周面方向のみとされる。すなわち、開
閉溝20は、キーボード21に対する端末本体11の開
閉範囲を規制している。
【0029】なお、摺動溝19及び開閉溝20における
その溝幅により、軸係合突起25の当接部27は、これ
らのガイド溝17からの抜けが阻止される。これによ
り、摺動及び開閉のそれぞれの動作時、キーボード21
と端末本体11とが不用意に外れるようなことはない。
【0030】次に、上記のような構成をとる携帯型情報
処理端末1の着脱手順について簡単に説明する。
【0031】キーボード21の端末本体11への連結に
は、まず、連結突起22の一方である軸係合突起25を
端末本体11の嵌入溝18へ嵌入させ、当接部27を連
結軸16に当接させる。これと同時に、接続端子24
は、端末本体11の接続端子孔14の直前に位置するこ
ととなる(図1矢符A参照)。続いて、軸係合突起25
の当接部27を連結軸16に当接させた状態で、脚部2
6を摺動溝19間を摺動させる。摺動溝19により軸係
合突起25の脚部26の動作は幅方向のみに拘束されて
いるので、軸係合突起25はそのまま開閉溝20に到達
するとともに、他方の接続端子24は接続端子孔14に
誘導される。軸係合突起25が開閉溝20まで到達する
と前記の拘束は解かれ、端末本体11は回動可能にな
る。また、このとき、接続端子24の嵌入及び電気的な
接続も完了し、キーボード21と端末本体11とは連結
状態となる。
【0032】一方、キーボード21を端末本体11から
取り外すには、これら一連の操作とは逆の操作を行う。
すなわち、開閉溝20に位置する軸係合突起25を摺動
溝19へ誘導し、幅方向に摺動させ、嵌入溝18へ到達
させる。これにより、他方の接続端子24も接続端子孔
14から外れ、キーボード21と端末本体11との連結
状態は解除される。
【0033】<実施の形態2>図5は、本発明の実施の
形態2を示し、携帯型情報処理端末の端末本体とキーボ
ードとの斜視図である。
【0034】この実施の形態2の携帯型情報処理端末3
は、上記実施の形態1と基本的にはほぼ同一の構成であ
る。相違する点は、一対の連結突起42のうちの軸係合
突起45の形状と、この軸係合突起45に対応した係合
凹部33の係合突起ガイド部35の形状である。以下、
これらの相違点について詳述し、実施の形態1と同一の
構成部分についてはその説明を省略する。
【0035】軸係合突起45は、実施の形態1と同様、
キーボード41の連結面41aに設けられている。この
軸係合突起45は軸穴46を有する。
【0036】軸穴46は、軸係合突起45の中央部を貫
通して設けられ、後述する端末本体31の連結軸36が
係合される。
【0037】一方、係合突起ガイド部35は、端末本体
31の連結面31aを一部切り欠いて形成されている。
この係合突起ガイド部35はその内側面の一方に連結軸
36を備えている。
【0038】連結軸36は、係合突起ガイド部35の内
側面から端末本体31の幅方向に沿って接続端子孔34
の延長線上に位置するよう突設され、実施の形態1とは
異なって外部に露出している。連結軸36の突出長さ
は、係合される軸係合突起45の厚み以上とするのが、
端末本体31とキーボード41との連結を安定させるう
えで好ましい。
【0039】また、この係合突起ガイド部35の切欠き
幅としては、接続端子44の突出長さに連結軸36の突
出長さを加えただけの長さがあれば足り、これが着脱の
際の軸係合突起45の摺動幅に相当する。
【0040】次に、上記のような構成をとる携帯型情報
処理端末3の着脱手順について簡単に説明する。この着
脱手順に関しても、行う操作としては実施の形態1と大
きく異なる点はない。
【0041】キーボード41と端末本体31との連結
は、キーボード41の軸係合突起45を端末本体31の
係合突起ガイド部35へ嵌入させ、その内側面に当接さ
せる(図5矢符B参照)。このとき、他方、接続端子4
4は接続端子孔34の直前に位置し、キーボード41側
の接続端子44と端末本体31側の連結軸36とは同一
軸線上に配置されることとなる。続いて、軸係合突起4
5を係合突起ガイド部35の内側面に当接させたまま、
幅方向に摺動させる。この操作により、軸係合突起45
の軸穴46には端末本体31側の連結軸36が嵌合し、
同時に接続端子44は接続端子孔34に嵌合されて連結
が完了する。
【0042】一方、キーボード41を端末本体31から
取り外すには、これら一連の操作とは逆の操作を行う。
すなわち、端末本体31を連結時とは逆方向に摺動させ
ることにより、連結状態は解除される。
【0043】上記実施の形態2の構成では、キーボード
41の着脱に際し、キーボード41に対する端末本体3
1の嵌入角度が限定されず、所定範囲の角度内であれば
いずれの方向からも着脱が可能となる。
【0044】<実施の形態3>図6乃至図8は、本発明
の実施の形態3を示す。図6は、携帯型情報処理端末の
端末本体とキーボードとを示す斜視図である。図7はキ
ーボードを示し、(a)は平面図、(b)はヒンジ機構
側の側面図、(c)は右側面図である。また、図8はキ
ーボードと端末本体との連結状態を示し、(a)は平面
図、(b)は右側面図である。
【0045】実施の形態3の携帯型情報処理端末5は、
前述の実施の形態1乃至2とは異なるヒンジ機構を有す
る。しかし、連結突起62の接続端子台部63及び接続
端子64、並びにこれらと対応する係合凹部53の接続
端子孔54は、上記2例と同様の構成をとる。そこで、
以下においてヒンジ機構に関する相違点のみについて詳
述し、上記2例と同一の構成部分については説明を省略
する。
【0046】キーボード61に設けられる一対の連結突
起62は、一方は実施の形態1乃至2と同様に接続端子
台部63を有するが、他方には上記2例とは異なって可
動軸部65を有する。
【0047】可動軸部65は、連結面61a端部のキー
ボード61側面に突設される。この可動軸部65には、
連結軸66が備えられる。連結軸66は、実施の形態1
乃至2では端末本体51側に設けられたが、本実施の形
態では可動軸部65の中央部に設けられる。また、この
連結軸66は、他方に設けられた接続端子64と対向し
て同一軸線上に配置される。
【0048】特記すべきは、可動軸部65が幅方向に摺
動可能に設けられている点である。すなわち、キーボー
ド61の側面からこの可動軸部を、幅方向外側へ引き出
すことができる。また逆に、キーボード61内部のばね
機構(図示省略)による復元力で、可動軸部65はキー
ボード61の側面へ引き戻される仕組を備えている。
【0049】一方、端末本体51に設けられる一対の係
合凹部53は、それぞれ端末本体51の側面端部に設け
られる。ここでの係合凹部53は、接続端子孔54と、
前記可動軸部65の連結軸66が嵌入される軸穴55を
備える。
【0050】次に、上記のような構成をとる携帯型情報
処理端末5の着脱操作について説明する。
【0051】キーボード61に端末本体51を連結する
にあたり、まずキーボード61に備えられた可動軸部6
5を幅方向外側へ引き出す(図6矢符C参照)。このと
き、引き出された可動軸部65と他方の接続端子台部6
3の間には、端末本体51の連結面51aが納まるのに
十分な長さを有することとなる。この状態から、端末本
体51の接続端子孔54に、キーボード61側の接続端
子64を嵌入する。続いて、引き出されていた可動軸部
65を戻す要領で、可動軸部65の連結軸66を軸穴5
5に嵌合させると連結は完了する(図6矢符D参照)。
【0052】一方、キーボード61を端末本体51から
取り外すには、これら一連の操作とは逆の操作を行う。
すなわち、キーボード61側面から可動軸部65を幅方
向に摺動させて引き出し、連結状態を解除した後、端末
本体51を連結時とは逆方向に摺動させて取り外す。
【0053】<変形例>上記実施の形態1乃至3のそれ
ぞれに対し、さらに変形例が挙げられる。キーボード8
1の一対の連結突起82の少なくとも一方が、キーボー
ド81に対して着脱可能とされるものである。ここで
は、実施の形態1に係る上記の変形例の一について詳述
し、他については省略することとする。
【0054】図9(キーボード81の斜視図)に示され
るように、この携帯型情報処理端末8は、一対の連結突
起82のうち軸係合突起85がキーボード81面上から
着脱可能に設けられる。同図(a)は軸係合突起85が
キーボード81に納められた状態を示し、同図(b)は
軸係合突起85がキーボード81面上から取り外された
状態を示す。
【0055】軸係合突起85は、スライド板86、脚部
87、及び当接部88を有する。ここで脚部87と当接
部88の構成は実施の形態1と同様である。ここでは、
これら脚部87及び当接部88が、スライド板86の板
面上に設けられる。また、スライド板86がキーボード
81の側方向から摺動されて納められるよう、キーボー
ド81には着脱溝89が設けられ、軸係合突起85の幅
方向の摺動とともにその着脱が可能とされる。
【0056】このように、連結突起82の少なくとも一
方をキーボード81に対して着脱可能とすることによ
り、万一連結突起82が破損しても、その連結突起82
のみをキーボード81から取り外して、新しい連結突起
と簡単に交換することができる(図9矢符E参照)。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る携帯
型情報処理端末は、キーボード側に設けられた一対の連
結突起と、端末本体側に前記連結突起と対応して設けら
れた一対の係合凹部とからなり、端末本体とキーボード
とを相対的に幅方向に摺動させるか、或いは連結突起の
一方がキーボードの幅方向に摺動可能に取り付けられ、
この摺動可能とされた連結突起をキーボードの幅方向に
摺動させることにより着脱が行われる構成である。これ
により、周辺機器の着脱に際しては、従来のような2段
階の操作を必要とせず、簡単に着脱を行うことができ
る。また、入力方法についてはキー入力とペン入力とを
使用者は適宜選択でき、操作性の向上を実現している。
その上、携帯型情報処理端末そのものにヒンジ機構が備
えられているため、部品点数は減少し、コストを抑える
ことができる。
【0058】加えて、一対の連結突起の少なくとも一方
をキーボードから着脱可能とすることにより、その連結
突起が破損しても、連結突起のみを新しいものと簡単に
交換することができ、キーボード等の機器そのものは継
続して使用することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯型情報処理端末の実施の形態
1を示す斜視図である。
【図2】実施の形態1の端末本体を示し、(a)は正面
図、(b)は背面図、(c)は連結面側の側面図であ
る。
【図3】実施の形態1のキーボードを示し、(a)は平
面図、(b)は連結面側の側面図、(c)は右側面図で
ある。
【図4】実施の形態1の端末本体とキーボードとの連結
状態を示す斜視図である。
【図5】本発明に係る携帯型情報処理端末のうち実施の
形態2を示す斜視図である。
【図6】本発明に係る携帯型情報処理端末の実施の形態
3を示す斜視図である。
【図7】実施の形態3のキーボードを示し、(a)は平
面図、(b)は連結面側の側面図、(c)は右側面図で
ある。
【図8】実施の形態3の端末本体とキーボードとの連結
状態を示し、(a)は平面図、(b)は右側面図であ
る。
【図9】本発明に係る携帯型情報処理端末のキーボード
示し、(a)は軸係合突起がキーボードに納められた状
態を示す斜視図、(b)は軸係合突起をキーボード面上
から取り外された状態を示す斜視図である。
【図10】従来の端末本体とキーボードとの着脱を可能
にする技術を示し、(a)はキー入力の場合の連結、
(b)はペン入力の場合の連結を示す。
【図11】従来の端末本体とキーボードとの着脱を可能
にする技術のヒンジユニットを示す斜視図である。
【符号の説明】
1、3、5、8 携帯型情報処理端末 11、31、51 端末本体 13、33、53 係合凹部 21、41、61、81 キーボード 22、42、62、82 連結突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 1/00 312G Fターム(参考) 4E360 AB17 AB42 EA21 EC12 EC13 EC14 ED03 ED04 ED28 GA02 GA03 GA04 GA49 GB26 GB46 5B019 BC01 BC06 5B020 BB02 CC06 CC12 DD02 DD04 DD51

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末本体と、この端末本体とは別体とさ
    れた周辺機器としてのキーボードとを備え、端末本体と
    キーボードとがヒンジ機構により相互に回動可能且つ着
    脱可能に連結された携帯型情報処理端末であって、 前記ヒンジ機構は、キーボード側に設けられた一対の連
    結突起と、端末本体側に前記連結突起と対応して設けら
    れた一対の係合凹部とからなり、端末本体とキーボード
    とを相互に幅方向に摺動させることにより連結状態が解
    除されるように構成されたことを特徴とする携帯型情報
    処理端末。
  2. 【請求項2】 端末本体と、この端末本体とは別体とさ
    れた周辺機器としてのキーボードとを備え、端末本体と
    キーボードとがヒンジ機構により相互に回動可能且つ着
    脱可能に連結された携帯型情報処理端末であって、 前記ヒンジ機構は、キーボード側に設けられた一対の連
    結突起と、端末本体側に前記連結突起と対応して設けら
    れた一対の係合凹部とからなるとともに、連結突起の一
    方はキーボードの幅方向に摺動可能に取り付けられ、こ
    の摺動可能とされた連結突起をキーボードの幅方向に摺
    動させることにより連結状態が解除されるように構成さ
    れたことを特徴とする携帯型情報処理端末。
  3. 【請求項3】 端末本体とキーボードとが、ヒンジ機構
    を介して電気的に接続されたことを特徴とする請求項1
    又は2に記載の携帯型情報処理端末。
  4. 【請求項4】 連結突起の少なくとも一方がキーボード
    に対して着脱可能とされたことを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれかに記載の携帯型情報処理端末。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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