JP2002055775A - コンピュータ - Google Patents

コンピュータ

Info

Publication number
JP2002055775A
JP2002055775A JP2000244868A JP2000244868A JP2002055775A JP 2002055775 A JP2002055775 A JP 2002055775A JP 2000244868 A JP2000244868 A JP 2000244868A JP 2000244868 A JP2000244868 A JP 2000244868A JP 2002055775 A JP2002055775 A JP 2002055775A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mouse
main body
ball
computer
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000244868A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobutaka Suzuki
信隆 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2000244868A priority Critical patent/JP2002055775A/ja
Publication of JP2002055775A publication Critical patent/JP2002055775A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯に便利なようにマウスを収納でき、キー
ボード部のスペースを犠牲にすることのないコンピュー
タを提供する。 【解決手段】 ディスプレイ部10とキーボード部11
とから構成された本体装置1と、該本体装置1に脱着自
在で装着時にも操作可能なマウス3とを備えたコンピュ
ータにおいて、ディスプレイ部10の裏面にマウス3を
その確定ボタン9が操作可能に露出するように装着する
差込み部17が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体部にマウスを
脱着自在に収納できるようにしたコンピュータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】可搬型コンピュータは、多数のキーで構
成されたキーボード部やCRTやLCDで構成されたデ
ィスプレイ部などを備えた本体部と、ディスプレイ部の
画面上に現れるカーソルや矢印などのマークの位置を移
動させるための座標入力手段であるマウスが設けられて
いる。マウスは本体部にコードで接続され、コードが届
く範囲内をオペレータが移動させ、下部に露出したボー
ルを回転量や回転方向によって画面上のマークを移動さ
せ、所望の位置にマークが位置したとき上部の確定ボタ
ンを押してマークの移動を止めるようになっている。こ
のマウスを操作するためには、机や台など平坦での比較
的広いスペースが必要になる。
【0003】一方、このような形式のコンピュータは、
近年小型化が進み、ディスプレイ部を薄いLCDで構成
し、キーボード部とディスプレイ部とを回動自在に連結
し、携帯時にはこの回動部から折り畳むことにより容積
を小さくしたいわゆるブック型の携帯コンピュータが増
えている。このような携帯コンピュータの場合、移動す
る際にはマウスが携帯の邪魔となる。そこで、キーボー
ド部あるいはディスプレイ部の筐体の上面に座標入力手
段としてトラックボールが設けられている。このトラッ
クボールは、筐体にボールを回転自在に支持するととも
にその一部を露出させ、このボールを指や手のひらで回
転させることにより画面上のマークを移動させ、マーク
位置の固定はボールの近傍に設けた確定ボタンを押圧す
ることにより行うようになっている。しかしトラックボ
ールの操作性は、マウスより劣っており、広い場所が確
保される場合には、マウスを使用したい欲求がある。
【0004】そこで、例えば登録実用新案第30303
84号公報においては、キーボード部の筐体にマウスを
収容する凹所を設けるとともに、同じ筐体内にコード巻
き上げ手段を設けて、凹所にマウスを収納したとき邪魔
になるコードはコード巻き上げ手段によって巻き上げる
ようしている。しかしながらこの従来例ではマウスを凹
所から取り出さない限り使用することはできず、不便で
あり、座標入力もこのマウスによってのみ行われるの
で、マウス操作が行える平坦なスペースが確保できない
限り使用できない。
【0005】一方、実開平5−8640号公報には、マ
ウスを本体に納めたときはボールトラックとして使用で
きるようにした座標入力装置が開示されている。すなわ
ち、マウスの底部にもマウスの上部に設けられているマ
ーク位置の確定ボタンを設けるとともに、マウスとして
使用する際に底部の確定ボタンが動作しないようにマウ
スの底部を覆うカバーを設けている。キーボード部の筐
体に凹所を設け、マウスをこの凹所に天地を逆にして収
容し、カバーを外すことにより、マウスのボールが上面
に突出し、底部の確定ボタンも露呈するので、トラック
ボールとして使用できるようになっている。これによ
り、マウスは本来のマウスとして使用されるだけでな
く、凹所に収めることによりトラックボールとしても使
用でき、マウス操作が不可能な場所でも座標入力が可能
になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
開平5−8649号においては、マウスを本体に納めて
マウスのボールをトラックボールとして使用するために
はマウスの操作方向とトラックボールとして使用する際
の操作方向が同じでないとX−Y座標が狂ってしまうた
め、凹所はマウスの操作方向とトラックボールの操作方
向とが同じになるようにキーボード部に形成されてい
る。しかしながら、携帯コンピュータの更なる小型化が
進むとキーボード部はキーボードを配置するのが精一杯
で、マウスを収納するスペースの確保は困難である。本
発明はこのような従来技術に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、携帯に便利なようにマウスを収納でき、キー
ボード部のスペースを犠牲にすることのないコンピュー
タを提供することにある。
【0007】また、本発明の他の目的は、本体部にマウ
スを装着した場合はその操作方向がマウスと同じとなる
ボールトラックとして使用できるコンピュータを提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、本体部と、該本体部に接続されるマウス
とを備えたコンピュータにおいて、前記マウスを脱着自
在に収納する収納部が本体部のディスプレイ部の反対側
の面に設けられ、前記マウスは前記マウスの確定ボタン
が操作できるように前記収納部に前記確定ボタンを露出
させて収納させるようにした。
【0009】この場合、前記確定ボタンは、前記収納部
に前記マウスを収納した状態での使用が可能であり、前
記収納部には前記マウスの収納によって動作するスイッ
チ手段が設けられ、前記本体部は当該スイッチ手段によ
って前記マウスの収納を認識することができるようにす
る。
【0010】また、前記収納部は前記マウスのキー部が
ディスプレイ部の中央部方向に向くように設けられ、前
記スイッチ手段によって前記マウスが前記本体部に収納
されたことが指示されたときと、前記収納部から前記マ
ウスが取り出されたときとで、X−Y座標を入れ替える
X−Y座標変換手段を設ける。その際、前記マウスの前
記本体に対する収納部の角度に応じて前記X−Y座標を
傾ける角度を設定する補正手段を設けるとよい。
【0011】さらに、前記スイッチ手段は前記マウスが
収納されたとき当該マウスと係合して動作するように設
けとよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施形態をブック型の携帯コンピュータの場合を例にとっ
て説明する。なお、以下の各実施形態において、同等と
みなせる各部には同一参照符号を付して、重複する説明
は適宜省略する。
【0013】<第1の実施形態>図1ないし図4に基づ
いて本発明の第1の実施形態について説明する。図1は
第1の実施形態に係るブック型のコンピュータのマウス
を取り外した状態を示す斜視図、図2は図1のブック型
コンピュータの本体にマウスを装着した状態を示す斜視
図、図3は図2を背面から見た状態を示す斜視図であ
る。
【0014】ブック型の携帯コンピュータは、本体装置
1と、この装置本体1にマウスコード2で接続されたマ
ウス3とから構成されている。本体装置1は、LCDな
どで構成されたディスプレイ23を備えたディスプレイ
部10と複数個のキー24で構成されたキーボード部1
1とを有し、両者はヒンジ部12により開閉可能に結合
されている。マウス3は、キー配設側の先端部にマウス
コード2が接続され、この一端側の上面に2つの確定ボ
タン9が設けられ、他端側の上面には滑り止め用の引っ
かかり溝6が形成されている。マウス3はさらに、底部
側の両側縁の長手方向(図において上下方向)には突条
19が形成されている。図示していないが、マウス3の
底面には従来のマウスと同様に座標入力用のマウスボー
ルの一部が露出している。
【0015】装置本体1のディスプレイ部10には、ト
ラックボール25が回転自在にかつその一部が露呈する
ように設けられるとともに、マウス3とトラックボール
25とを切り替える切り替えスイッチ5が配設されてい
る。ディスプレイ部10にはまた、マウス3がマウスコ
ード2側から差し込まれる差込み部17が形成されてい
る。この差込み部17はディスプレイ部10の裏面側が
開放され、差込み部17の差込み方向両端部にはマウス
3の突条9が差し込まれる長穴18が形成されている。
この差込み部17は、図1および図2から分かるように
ディスプレイ部10の側縁部の長穴18のほぼ中央にト
ラックボール25が位置するように設けられている。2
2はディスプレイ部10内に設けられたマウスコード2
を巻き取るための公知の巻き取り装置、24はマウス3
の差込みや引出しの際の指かかりとなる引っかかり溝で
ある。
【0016】図1に示すように、マウス3を使用して座
標入力を行う場合は、ディスプレイ部10の引っかかり
溝24に親指を掛け、マウス3の引っかかり溝6に人差
し指や薬指を掛けてマウス3をディスプレイ部10の差
込み部17から引き出し、ディスプレイ部10の前面に
設けられた切り替えスイッチ5を操作して、マウス3の
使用を可能にすれば、トラックボール25による座標入
力はできなくなる。
【0017】また、携帯時およびマウス3を引き出して
使用するスペースがない場合は、図2および3に示すよ
うに、マウス3を本体装置2のディスプレイ部10に装
着しておく。この状態でコンピュータを使用する場合
は、トラックボール25により座標入力を行う。すなわ
ち、マウス3をマウスコード2延出側からディスプレイ
部10の差込み部17に差し込んで使用する。このと
き、マウス3の突条19が長穴18に合致するようにし
て差し込むようしないことに限り、マウス3を差込み部
17に差し込むことができない。マウス3を長穴18に
差し込んだ後、ディスプレイ部10の前面に設けられた
切り替えスイッチ5を操作してトラックボール25の使
用ができるように切り替える。またこのとき、図3に示
すように、ディスプレイ部10の裏面にマウス3の2個
の確定ボタン9が露出しているので、確定ボタン9の操
作は可能になる。一方、マウス3のマウスボールはディ
スプレイ部10の内部に隠れてしまい、マウスボールを
回転させることはできなくなる。この状態で、切り替え
スイッチ5のオンにより、トラックボール25の使用が
可能になり、座標入力するにはトラックボール25でデ
ィスプレイ23に表示されるカーソル(図示しない)を動
かし、マウス3の確定ボタン9でカーソル位置を確定さ
せる。なお、マウスコード2は巻き取り装置22によ
り、ディスプレイ部10内部に巻き取られて収納され
る。
【0018】このように、第1の実施形態では、マウス
3がディスプレイ部10の背面にディスプレイ23と重
なるように、かつマウス3の確定ボタン9を有する面を
露出して収納し、キーボード部11にはキーボード24
を最大限配置できるので操作性を確保できる。また、デ
ィスプレイ部10にはディスプレイ23を最大限配置で
きるのでディスプレイ23を小さくしなくてもよくな
り、視認性の悪化を回避できる。さらに、マウス3収納
時も、マウス3の確定ボタン9が使用可能となるので、
ディスプレイ部10のトラックボール25の使用時には
マウス3の確定ボタン9を使用でき、コスト、スペース
の削減が計れる。
【0019】<第2の実施形態>図4は第2の実施形態
におけるマウスと本体装着部との構成を説明するための
斜視図である。
【0020】この第2の実施形態においては、差込み部
17の差込み方向最深部にマウス3とトラックボール2
5とを切り替える切り替えスイッチ5が差込み部17方
向に突出するように設けられている。この構成により、
マウス3を引き出せば切り替えスイッチ5はオフとな
り、トラックボール25による座標入力はできなくな
る。一方、マウス3を差込み部17に完全に差し込んだ
ときは、自動的にマウスの差込み先端部が切り替えスイ
ッチ5を押してオン状態にし、トラックボール25の使
用が可能になる。
【0021】その他、特に説明しない各部は、全て前記
第1の実施形態と同等に構成されているので、重複する
説明は省略する。
【0022】<第3の実施形態>図5ないし図15は本
発明の第3の実施形態を説明するためのもので、図5は
本体からマウスを外した状態で示す斜視図、図6は本体
にマウスを装着した状態で示す斜視図、図7は図6の矢
印Z方向から見た部分断面図、図8はマウス分離時のデ
ィスプレイにおけるカーソルの移動を説明するための
図、図9は本実施形態におけるマウスを説明するための
図、図10は図9のA−A線に沿って切断し、かつマウ
スをX方向に移動させた場合のボールの回転を説明する
ための図、図11は図9のB−B線に沿って切断し、か
つマウスをY向に移動させた場合のボールの回転を説明
するための図、図12は第3の実施形態においてマウス
装着時のボールの回転方向とディスプレイにおけるカー
ソルの移動方向を説明するための図、図13は図12の
C−Cに沿って切断し、かつボールをY向に回転させた
場合を説明するための図、図14は図12のD−Dに沿
って切断し、かつボールをY向に移動させた場合を説明
するための図、図15はX−Y座標変換手段の回路構成
を説明するためのブロック図である。
【0023】この第3の実施形態においては、装置本体
10にマウス3を装着したときは、マウス3の確定ボタ
ン9とともに、マウスボールもトラックボールとして使
用するようにしたものである。すなわち、本体装置2の
ディスプレイ部10には、マウス3をマウスコード2側
から横に、すなわち図5に示すように、ディスプレイ2
3の横方向にマウス3の長手方向を横に向けて(ディス
プレイ横方向と平行になるように)挿入するための切り
欠き部31が形成されている。この切り欠き部31はデ
ィスプレイ部10の図5において右端側が開放されてい
る。この切り欠き部31の相対する側面(図において上
下)には突条32が一体的に形成されている。図7に示
すように、マウス3の両側面には、前記突条32にスラ
イドさせてはめ込む長溝33が形成されている。また、
マウス3のマウスボール14の一部が突出する底部に
は、図6に示すように、マウス3をスライドさせながら
分離する時に、マウス3と指が滑らないようにして操作
するための引っかかり溝34が形成されている。
【0024】したがって、図5に示すように、マウス3
を机上で使用するときは、切り欠き部31からマウス3
を引き出すとともに、切り替えスイッチ5を操作してマ
ウスの通常の使用状態に設定する。これにより、マウス
3をX方向に移動させれば、ディスプレイ23上のカー
ソル21もX方向に移動し、Y方向に移動させればカー
ソル21もY方向に移動する。
【0025】マウス3を本体装置2に装着してマウスボ
ール14をトラックボールとして使用する場合は、図6
および7に示すように、マウス3をマウスコード2側か
ら切り欠き部31に差し込む。このとき、マウス3の2
個の確定ボタン9が裏面側に、マウスボール14がディ
スプレイ23側に位置するように差し込む。マウスコー
ド2は、巻き取り装置22によりディスプレイ部10内
部に収納される。
【0026】しかしながら、このようにマウス3を装着
すると、マウス3とトラックボールの座標軸が異なり、
操作方法が異なってしまう。そこで、これを修正するた
めの座標を変換する必要がある。すなわち、図8ないし
図11に示すようにマウス3を分離したときは、マウス
3をX(+)方向に動かすとマウスボール14が図10
に示すように、断面A−Aで時計回りに回転し、ディス
プレイ23上でもX(+)方向にカーソル21が移動す
る。また、マウス3をY(+)方向に動かすと、マウス
ボール14が図11に示すように、断面B−Bで図にお
いて時計回りに回転し、ディスプレイ23上でもカーソ
ル21がY(+)方向に移動する。しかしながら、図1
2に示すようにマウス3をディスプレイ部10に装着し
たときは、図13に示すように、マウスボール14を断
面C−Cの時計回りに回転させると、ディスプレイ23
上のカーソル21はX(+)方向でなくY(+)方向へ
移動し、図14に示すように、マウスボール14を断面
D−Dの時計回りに回転させると、カーソル21はY
(+)方向でなくX(+)方向へ移動する。このように
マウス3の操作方向、操作の違いにより、意図する座標
入力ができなくなる。
【0027】これを解決するにはマウス3の分離時と装
着時でX−Y座標を入れ替えればよい。そこでこの第3
の実施形態においては、図15に示すように、X−Y座
標変換手段を設けた。このX−Y座標変換手段では、マ
ウス3の出力は切り替えスイッチ5により直接出力する
か、X−Y座標入れ替え回路15を介して出力するかに
別れている。したがって、この第3の実施形態において
は、マウス3をディスプレイ部10に装着したとき、切
り替えスイッチ5を操作してマウスの出力をX−Y座標
入れ替え回路15に印加し、X−Y座標の変換を行うよ
うにしている。これによりマウス3の使用時も、マウス
ボール14をトラックボールとして使用するときもX−
Y座標の方向は同じになり、意図する座標入力を行うこ
とができる。なお、X−Y座標入れ替え回路15はマウ
ス3の装着時に使用しても、分離時に使用してもどちら
でも良いことは言うまでもない。
【0028】<第4の実施形態>なお、前記切り替えス
イッチ5は、前述の第2の実施形態と同様にマウス3を
装着することで自動的に切り替えるようにすることがで
きる。この一例を第4の実施形態として図16に示す。
図16は本体からマウスを外した状態を示す斜視図であ
る。この第4の実施形態においては、切り欠き部31の
差込み方向最深部に切り替えスイッチ5を切り欠き部3
1方向に突出するように設けたものである。これによ
り、マウス3を引き出すことにより切り替えスイッチ5
はオフとなり、マウスボール14をトラックボールとし
て使用することはできなくなり、マウス3を切り欠き部
31に完全に差し込んだときは、自動的にマウス3の差
込み先端部が切り替えスイッチ5を押してオン状態に
し、マウスボール14をトラックボールとして使用する
ことができる。
【0029】その他、特に説明しない各部は、全て前記
第3の実施形態と同等に構成されているので、重複する
説明は省略する。
【0030】<第5の実施形態>図17および図18は
本発明の第5の実施形態を説明するためのもので、図1
7は本体にマウスを装着した状態で示す斜視図、図18
はX−Y座標変換手段の回路構成を説明するためのブロ
ック図である。
【0031】この第5の実施形態は、マウス3の収納部
である切り欠き部31が、前述の上述第3および第4の
実施形態がディスプレイ部10の横方向に対して平行に
設けられていたものを、平行から角度をもって形成した
例である。図6ではマウス3の収納部が平行から若干の
角度を持って斜めに傾いている状態が示されている。こ
の場合、マウス3を本体装置2から分離して使用する場
合は、上述各実施形態と同様に問題はないが、マウス3
を装置本体2に装着してマウスボール14をトラックボ
ールとして使用する場合は、X−Y座標を入れ替えただ
けでは斜めに傾いている角度θ分だけカーソルの移動方
向も傾いてしまう。そこで、図18に示すように、X−
Y座標入れ替え回路15の出力側にθ分の角度変更回路
20を追加している。これにより、マウスボール14を
トラックボールとして使用する場合はこの傾斜角度分だ
け角度変更回路20によってθ分の角度を行うようにす
ればよい。この場合、マウス3として使用するときに角
度変更回路20を使用するようにしても良いことは勿論
である。
【0032】
【発明の効果】これまでの説明から明らかなように、請
求項1記載の発明によれば、ディスプレイ部の裏面の装
着部にマウスを確定ボタンが操作可能に露出して装着で
きるので、マウスを収納すると携帯する際にマウスが邪
魔にならず、携帯に便利なものとなる。また、このよう
に構成することによりキーボード部にはキーボードを、
ディスプレイ部にはディスプレイをそれぞれ最大限配置
できるので操作性と視認性を損なうことなく携帯性と使
用性に優れたコンピュータを提供することができる。
【0033】請求項2記載の発明によれば、マウスの収
納時もマウスの確定ボタンを用いることができるので、
座標入力可能なようにトラックボールを備えているもの
などでは、マウスの確定ボタンを用いることが可能とな
り、コストが上昇することもなく、また、スペースの削
減も図ることができる。
【0034】請求項3記載の発明によれば、マウスの脱
着識別を手動でなく自動的に行うことができ、いちいち
手動で切り替える必要がなくなり、誤操作も防止でき
る。
【0035】請求項4記載の発明によれば、マウスの使
用時とトラックボールとして使用するときでは操作方向
が90度異なる場合でもX−Y座標変換手段によってX
−Y座標を入れ替えることができるので、たとえば本体
部の横にマウスを収納する場合X−Y座標を自動的に修
正することができる。
【0036】請求項5記載の発明によれば、マウスの装
着角度に応じてX−Y座標の傾きを修正する補正手段を
更に備えているので、マウス装着時の操作性を向上させ
るためにマウスを本体部に対して斜めに装着したい場合
でも、ディスプレイとマウスボールの操作方向を一致さ
せることができる。
【0037】請求項6記載の発明によれば、マウスの脱
着識別をする切り替えスイッチは、マウスを本体部に装
着すると自動的にマウスを検知するので、いちいち手動
で切り替える必要がなくなり、誤操作も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るマウスを外した
状態のコンピュータの斜視図である。
【図2】第1の実施形態において本体にマウスを装着し
た状態のコンピュータの斜視図である。
【図3】図2のコンピュータを背面側から見た状態を示
す斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施形態におけるマウスと本体
装着部との構成を説明するための斜視図である。
【図5】本発明の第3の実施形態に係るマウスを外した
状態のコンピュータの斜視図である。
【図6】第3の実施形態において本体にマウスを装着し
た状態のコンピュータの斜視図である。
【図7】図6において矢印A方向から見た部分断面図で
ある。
【図8】第3の実施形態においてマウス分離時のディス
プレイにおけるカーソルの移動を説明するための図であ
る。
【図9】第3の実施形態におけるマウスを説明するため
の図である。
【図10】図9のA−A線に沿って切断し、かつマウス
をX方向に移動させた場合のボールの回転を説明するた
めの図である。
【図11】図9のB−B線に沿って切断し、かつマウス
をY向に移動させた場合のボールの回転を説明するため
の図である。
【図12】第3の実施形態においてマウス装着時のボー
ルの回転方向とディスプレイにおけるカーソルの移動方
向を説明するための図である。
【図13】図12のC−Cに沿って切断し、かつボール
をY向に回転させた場合を説明するための図である。
【図14】図12のD−Dに沿って切断し、かつボール
をY向に移動させた場合を説明するための図である。
【図15】第3の実施形態におけるX−Y座標変換手段
の回路構成を説明するためのブロック図である。
【図16】本発明の第4の実施形態に係るマウスを本体
から外した状態のコンピュータの斜視図である。
【図17】第5の実施形態において本体にマウスを装着
した状態のコンピュータの斜視図である。
【図18】第5の実施形態におけるX−Y座標変換手段
の回路構成を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
1 本体装置 2 マウスコード 3 マウス 5 切り替えスイッチ 9 確定ボタン 10 ディスプレイ部 11 キーボード部 14 マウスボール 15 X−Y座標入れ替え回路 17 差込み部 20 角度変更回路 21 カーソル 23 ディスプレイ 25 トラックボール 31 切り欠き部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部と、該本体部に接続されるマウス
    とを備えたコンピュータにおいて、 前記マウスを脱着自在に収納する収納部が本体部のディ
    スプレイ部の反対側の面に設けられ、 前記マウスは前記マウスの確定ボタンが操作できるよう
    に前記収納部に露出させて収納されることを特徴とする
    コンピュータ。
  2. 【請求項2】 前記確定ボタンは、前記収納部に前記マ
    ウスを収納した状態での使用が可能であることを特徴と
    する請求項1記載のコンピュータ。
  3. 【請求項3】 前記収納部には前記マウスの収納によっ
    て動作するスイッチ手段が設けられ、前記本体部は当該
    スイッチ手段によって前記マウスの収納を認識すること
    を特徴とする請求項2記載のコンピュータ。
  4. 【請求項4】 前記収納部は前記マウスのキー部がディ
    スプレイ部の中央部方向に、底部が側端部に向くように
    設けられ、前記スイッチ手段によって前記マウスが前記
    本体部に収納されたことが指示されたときと、前記収納
    部から前記マウスが取り出されたときとでX−Y座標を
    入れ替えるX−Y座標変換手段を備えていることを特徴
    とする請求項3記載のコンピュータ。
  5. 【請求項5】 前記マウスの前記本体に対する収納部の
    角度に応じて前記X−Y座標を傾ける角度を設定する補
    正手段を更に備えていることを特徴とする請求項4記載
    のコンピュータ。
  6. 【請求項6】 前記スイッチ手段は前記マウスが収納さ
    れたとき当該マウスに当接して動作するように設けられ
    ていることを特徴とする請求項4記載のコンピュータ。
JP2000244868A 2000-08-11 2000-08-11 コンピュータ Pending JP2002055775A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000244868A JP2002055775A (ja) 2000-08-11 2000-08-11 コンピュータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000244868A JP2002055775A (ja) 2000-08-11 2000-08-11 コンピュータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002055775A true JP2002055775A (ja) 2002-02-20

Family

ID=18735493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000244868A Pending JP2002055775A (ja) 2000-08-11 2000-08-11 コンピュータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002055775A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008094063A1 (fr) * 2007-01-30 2008-08-07 Varlam Borisovich Keshelava Dispositif d'entrée pour ordinateur se présentant sous la forme d'une souris et procédé permettant d'incorporer ladite souris dans diverses cavités d'un ordinateur portatif, de l'unité centrale d'un ordinateur, d'un clavier ou d'un écran

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008094063A1 (fr) * 2007-01-30 2008-08-07 Varlam Borisovich Keshelava Dispositif d'entrée pour ordinateur se présentant sous la forme d'une souris et procédé permettant d'incorporer ladite souris dans diverses cavités d'un ordinateur portatif, de l'unité centrale d'un ordinateur, d'un clavier ou d'un écran

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8608392B2 (en) Imaging apparatus
US6747635B2 (en) Multi-mode handheld computer
US7817142B2 (en) Imaging apparatus
US20180167604A1 (en) Camera device
US7336979B2 (en) Multifunction personal computer/mobile phone
US6671170B2 (en) Miniature keyboard for a hand held computer
EP2039399B1 (en) Imaging apparatus
JP2000010654A (ja) 情報処理装置
JP2002182783A (ja) 電子機器
EP0793163A2 (en) Portable computer
US20020186525A1 (en) Attachment for handheld digital devices
JP2002215265A (ja) 携帯情報処理装置
JP2002055775A (ja) コンピュータ
JP2003177839A (ja) 情報処理装置
JPH11212665A (ja) 薄型コンピュータ装置
JPH1115587A (ja) ノート型情報処理装置
JP2003208241A (ja) 電子機器
EP2039400B1 (en) Hand-held imaging apparatus and storage medium storing program
JP2004185164A (ja) 携帯型電子機器
JP2002042596A (ja) 電子機器の操作装置
JP2003256076A (ja) 情報処理装置
JPH09244763A (ja) 電子機器
JP4062915B2 (ja) 入力装置
JP2003069677A (ja) マウスを付設した携帯電話
JP2003345497A (ja) 電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080701

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081007

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090217