JP2002206668A - 埋設管路の浮上防止工法 - Google Patents

埋設管路の浮上防止工法

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JP2002206668A
JP2002206668A JP2001001467A JP2001001467A JP2002206668A JP 2002206668 A JP2002206668 A JP 2002206668A JP 2001001467 A JP2001001467 A JP 2001001467A JP 2001001467 A JP2001001467 A JP 2001001467A JP 2002206668 A JP2002206668 A JP 2002206668A
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Shunji Azuma
俊司 東
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Sekisui Chemical Co Ltd
Sekisui Kanzai Technics KK
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Sekisui Chemical Co Ltd
Sekisui Kanzai Technics KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浅埋設の管路敷設、特に管路周辺に水等があ
る場合や沈埋工法による浅埋設の管路敷設時に適用され
て管路が浮上せず、かつ再掘削時にも安心して掘削工事
が出来る埋設管路の浮上防止工法を提供する。 【解決手段】 埋設される管1と樋形金属板2とからな
る、管天端と地表との距離が短い埋設管路の浮上防止工
法であって、樋形部21の内径が上記埋設される管1の
外径と略等しく、軸方向に沿った両辺縁22、22’が
延長されて外向きに曲げられた羽根部23、23’とさ
れた樋形金属板2の樋形部21を、上記埋設される管1
の地表側外周面に被せ、羽根部23、23’を地表に対
して略水平として埋設することを特徴とする埋設管路の
浮上防止工法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の埋設管路の浮上防止
工法は、管天端と地表との距離が短い、例えば土被りが
約1.5m程度以内のいわゆる浅埋設管路の浮上防止工
法であって、特に地下水位が地表に近い場合、湧水があ
る場合、又は/及び、沈埋工法で管路を埋設する際に適
用して効果的な、埋設管路の浮上防止工法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浅埋設の管路においては、例え
ば、管路埋設後舗装がかけられる前に豪雨があったりす
れば、地表から管路周囲に大量の雨水等が侵入し、その
浮力によって管が上方に曲がってしまうことがあった。
特に、地下水位が地表に近い場合や湧水がある場合ある
いは沈埋工法による敷設工事等のように、埋設管路の外
側に水やスラリー等が存在する場合においては、敷設工
事中にも浮力による影響があり、ますます埋設管が浮き
上がって上方に曲がってしまうことが起こっている。
【0003】このような、土被りが浅くかつ水等が存在
する土地に管路を埋設する場合には、土木安定シート工
法、地下水遮断工法等の各種工法が提案され実施されて
いる。
【0004】即ち、土木安定シート工法は、図6に示さ
れるように、不透水性シートaを管路bの地表側外側を
覆うように配置し、その上に乾燥した土や砕石等cを埋
め戻して突き固め、シートaによって、その下方からの
水を遮断して浮力の影響を少なくする方法である。
【0005】しかしながら、この方法ではシートそのも
のが受ける浮力に抵抗するために、その上に被せる土又
は砕石等の重量を増さなければならず、シート自体が破
れて水遮断効果がなくなったり、浅埋設時には土被りが
少なすぎて浮上防止効果が少なくなる等の問題点があっ
た。
【0006】地下水遮断工法は、埋設管路を敷設する位
置に、例えば防水性(鉄筋)コンクリート層の打設やこ
れに加え防水シート等を敷設して水遮断層を形成し、こ
の上に管路を敷設して埋め戻す工法である。
【0007】しかしながら、この工法では、(鉄筋)コ
ンクリートの打設時に地下水位を下げる必要があった
り、水遮断層の周囲から侵入する水を防止できないため
に、長期間経過後にはやはり浮力の影響が出てくるとい
う問題点があった。
【0008】一方、沈埋工法においては、工事途中はス
ラリー中で敷設工事が行われるが、敷設工事が完了しス
ラリーが固化した後では、管路自体はその周囲の固化ス
ラリーの重量により浮き上がらないことが期待できる。
しかしながら、地下水位が管路天端位置である土地に、
管外径2000mmのレジンコンクリート管を、管上部
の固化スラリー厚さ400mm、固化スラリー上の土被
り150mm、地面舗装アスファルト50mmとして実
際に敷設した場合では、浮力や通行車両の荷重により、
管上部の固化スラリーにひび割れが生じてしまう場合が
あり、必ずしも確実に浮力に対抗できるとは言えないこ
とが判明している。
【0009】一方、浮力に抗する重量を管路に掛ける方
法が考えられるが、単純に金属ベルトに重りを繋ぎ、金
属ベルトを管路に掛けることで管路に重量を掛けると、
浮力により金属ベルトに加重が掛かった際に、重りと金
属ベルトとの接続部に過大な加重が掛かり、そこが破断
する恐れがある。
【0010】更にこれら従来の工法では、後日例えばユ
ンボ等で再掘削を行う場合などでは、埋設深さが浅いた
めに掘削シャベルの先端が管路に当たってしまい、管路
が損傷を受ける危険性があるという問題点があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来の工法に
おける問題点を解決し、浅埋設の管路敷設、特に管路周
辺に水等がある場合や沈埋工法による浅埋設の管路敷設
に適用されて管路が浮上せず、かつ再掘削時にも安心し
て掘削工事が出来る埋設管路の浮上防止工法を提供する
目的でなされたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の請求項1記載の埋設管路の浮上防止工法(発
明1)は、埋設される管と樋形金属板とからなる、管天
端と地表との距離が短い埋設管路の浮上防止工法であっ
て、樋形部の内径が上記埋設される管の外径と略等し
く、軸方向に沿った両辺縁が延長されて外向きに曲げら
れた羽根部とされた樋形金属板の樋形部を、上記埋設さ
れる管の地表側外周面に被せ、羽根部を地表に対して略
水平として埋設することを特徴とする埋設管路の浮上防
止工法である。
【0013】また、金属板の運搬や取り扱いを容易にす
るために、前記樋形金属板は、埋設される管の天端部
で、埋設される管の管軸方向に平行に半割され、半割さ
れた2個の金属板のそれぞれの半割部の辺縁にそれぞれ
地表側に向かって鍔が設けられ、該鍔同士が対向され、
半割された金属板の鍔同士が接続されるようにされてい
ても良い。
【0014】さらに、沈埋工法等に適用する等の場合に
は、前記埋設される管の天端部外側に、管軸方向に沿っ
てH型鋼が配置され、前記樋形金属板がH型鋼を挟んで
埋設される管の管軸に沿って分割され、分割された2個
の金属板のそれぞれの分割部の辺縁にそれぞれ地表側に
向かって鍔が設けられ、該鍔同士が対向され、分割され
た金属板の鍔同士がH型鋼を介して接続されるようにさ
れていても良い。
【0015】加えて、前記樋形金属板の羽根部に貫通孔
が設けられていると、スラリーが硬化した際、貫通孔を
通って両側のスラリーが一体化されるので、金属板がよ
り強固にスラリー内で固定される。
【0016】(作用)管が埋め戻された後、樋形金属板
自体の重量に加え、平行に曲げられた羽根部上の土の重
量が加算されて、埋設管路の浮上を防止することができ
る。更に、埋設管路の地表面側に樋形金属板が被せられ
ているので、再掘削時に、例えばユンボ等のシャベルの
先端が突き当たっても、管路が損傷を受ける恐れがな
い。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、地下水位が地表に近い土地
に浅埋設管路を敷設した実施例の図面を参照しながら、
本発明の埋設管路の浮上防止工法の実施の形態を説明す
る。図1は、本発明の金属板と合成樹脂管とを組み合わ
せて実施した一例の断面図である。
【0018】管の材質は、通常の埋設管に適用されるも
のなら特に限定されず、例えば一例として、塩化ビニル
管、ポリエチレン管等の合成樹脂管;繊維強化合成樹脂
管、レジンコンクリート管等の複合管;(鉄筋)コンク
リート管等の無機材料管;鉄管、ステンレススチール管
等の金属管などが挙げられる。
【0019】樋形金属板の材質は、地中に埋設して長期
に腐食し難く、かつ地上からのユンボ等のシャベル先端
の衝撃に耐えるものであれば特に限定されず、例えば一
例として、ステンレススチール、鉄、防食された鉄等が
好適に用いられる。なお、出来るだけ密度が大きくて安
価なものが好ましく、アルミニウム、真鍮、銀、金等は
使えないことはないが、経済的に不利であり、鉛、カド
ミウム等は、社会的に嫌われているのでできれば避けた
方が無難である。
【0020】本例に用いられた金属板の概略寸法は以下
の手順で算出した。但し、仮定した要素や計算に入れな
かった要素があるので、この計算はあくまでも計算方法
の一例を示すものであることは言うまでもない。
【0021】レジンコンクリート製管1(管外径200
0mm、重量0.7トン/m)を地下水位が地表から1
mである土地に埋設した。埋設深さは、管路天端が地表
から1000mmとなるようにした。
【0022】樋形金属板2として、鉄板を曲げ加工し、
樋形部21の内径(rm )1m、延長部22、22’
のそれぞれの突設長さ(wm )1.0m、羽根部2
3、23’のそれぞれの突き出し長さ(dm )0.4
mの形状とした。
【0023】埋設時にレジンコンクリート管1に掛かる
単位長さ(以降、1mとする。)あたりの浮力(F)
は、管外半径(rp )が1mであり、水の密度(ρ)
が1.0トン/m3であるので、管の周囲が全て水であ
ると仮定すれば、 F=π×rp 2×1×ρ×9.8 =3.14×12×1×1.0×9.8 =30.77kN となる。
【0024】羽根部23の埋設深さ(H)は3mとなる
ので、両方の羽根部23、23’に掛かる土重量合計
(P)は、水中での土の見かけ密度(ρe )を0.8ト
ン/m 3とすれば、 P=(1×dm×H)×ρe×2 =(1×0.4×3)×0.8×2 =1.92トン となる。 但し、樋形鉄板の樋形部上方に掛かる土重量は除いてあ
る。
【0025】レジンコンクリート管1の単位長さ当たり
の重量(Wp )は、0.7トンであるので、必要な樋
形金属板の重量(Wm )は、安全率(Sf)を1.2と
すれば、 Wm=(F/9.8−Wp−P)×Sf =(30.77/9.8−0.7−1.92)×1.2 =0.624トン となる。
【0026】従って、必要な鉄板の厚さ(tm )は、
鉄の密度(ρe )が7.8トン/m3 であり、樋形部2
1の円弧部の長さ(lm )が、lm=(2×π×rm)/
2=2×π×1/2=3.14mであるから、鉄板に掛
かる浮力を考慮して計算上の密度を(7.8−1)=
6.8トン/m3とすると、 tm =Wm/[1×(lm+wm×2+dm×2)×6.8] =0.624/[1×(3.14+1.0×2+0.4×2)×6.8] =0.624/(5.94×6.8) =0.0155m となる。 従って、16mm厚さの圧延鋼板を上記形状に加工して
用いた。
【0027】浮力は管周囲の状況によって変化するの
で、予め土質調査を行い土質や周囲の水位等に合わせ
て、樋型金属板の形状(lm、wm、dm、tm)を適宜選
択して決めれば良い。例えば、沈埋工法等のように、管
周囲が密度が大きいスラリー等の場合には浮力が更に大
きくなるので、樋型金属板の厚みを増すのみならず、掘
削が可能なら、羽根部の面積を適宜変更したり、羽根部
の埋設深さを深くしたりして、土荷重の効果を高くする
ようにしても良い。又、羽根部に貫通孔が設けられてい
る場合にも、その分だけ土荷重が少なくなるので、同様
にされれば良い。
【0028】樋形金属板には、図2(a)に一例が示さ
れるように、隣り合う樋形金属板同士が当接する稜線
に、互いに噛み合うよう段差が設けられている。従って
管路上に樋形金属板を被せて連続された場合、樋形金属
板同士は当接している箇所で屈折することなく直線上に
配列され、万一地下水位の変化で浮力が変化したり地表
からの車重等で不等沈下が起こっても、管路が屈折する
ことがない。図2(b)に示されるように、この部位が
例えばボルトとナット等で緊結されると、更にその効果
が向上する。
【0029】なお、樋形金属板2同士の連結箇所と埋設
される管1の接続箇所とをずらせておくと、万一外力に
より樋形金属板2がずれても、被せられている埋設管路
が屈折する恐れが少なくなるので、実際の埋設管路の敷
設工事の際はこのようにされても良い。
【0030】図3は、埋設される管の天端部で管軸方向
に平行に半割された樋形金属板の一例の断面図である。
樋形金属板2は、埋設される管1の天端部で、埋設され
る管1の管軸方向に平行に半割され、半割された2個の
金属板24、24’の端辺同士にそれぞれ地表側に向か
って鍔25、25’が設けられ、該鍔25、25’同士
が対向され、半割された金属板1の鍔25、25’同士
が接続されるようにされている。
【0031】鍔25、25’同士の接続方法は特に限定
されず、一般的な方法が用いられれば良い。例えば一例
として、鍔25、25’同士の対向部にボルト孔26を
設けておき、これにボルト261を挿通してナット26
2で締める等の方法がある。
【0032】図4は、沈埋工法等に適用される場合の一
例である。沈埋工法においては、埋設される管1の1本
毎の天端部外側に、管軸方向に沿ってH型鋼3が配置さ
れる。このH型鋼3は、埋設される管1同士を接続した
時に同時にそれぞれの管毎のH型鋼3を接続し、全体と
して1本の長いH型鋼として、埋設後管路内のスラリー
を抜き取った際に管路が浮き上がることを防止する目的
以外に、その埋設される管1の管端相当位置に目印とな
る案内棒(図示せず)をスラリー面上方に突出するよう
に取り付けておき、この案内棒を目当てにスラリー内に
沈没された埋設される管1の管端位置及び配置の様子を
知り、工事を進めるものとして作用する。
【0033】但し、H型鋼3のみでは、管路周囲の水の
状況や、スラリーの硬化の状態によっては浮き上がり防
止にはその重量が不足する場合があり、本発明の浮き上
がり防止工法が好適に適用されるのである。
【0034】樋形金属板2は、H型鋼3を挟んで埋設さ
れる管1の管軸に沿って分割され、分割された2個の金
属板41、41’の端辺同士にそれぞれ地表側に向かっ
て鍔42,42’が設けられ、該鍔42、42’同士が
対向され、分割された金属板41、41’の鍔42、4
2’同士がH型鋼3を介して接続されるようにされてい
る。
【0035】鍔42、42’同士をH型鋼3を介して接
続する方法は特に限定されず、一般的な方法が用いられ
れば良い。例えば一例として、H型鋼3と鍔42にボル
ト孔を設け、これにボルト261を挿通してナット26
2で締める等の方法がある。鍔42’の場合も同様にし
てH型鋼3に接続されれば良い。
【0036】加えて、図5に示されるように、樋形金属
板2の羽根部23に貫通孔27が設けられていると、ス
ラリーが硬化した際、貫通孔27を通って両側のスラリ
ーが一体化されるので、金属板2がより強固にスラリー
内で固定される。
【0037】本発明の埋設管の浮上防止工法の工事手順
は、まず埋設管路の敷設箇所を掘削し、必要深さと幅の
溝を設ける。この溝の底面に埋設される管1を配置し、
羽根部23、23’が略水平となるように樋形金属板2
を被せる。なお、羽根部23、23’の下になる部分
を、埋設される管1を配置後、予め羽根高さまで埋め戻
して突き固めておくと、その後の埋め戻し作業が楽に出
来るので、そのようにされても良い。
【0038】続いて、次の埋設される管1を接続し、同
様にその上に樋形金属板2を被せる。このとき、それぞ
れの樋形金属板2が接する稜線に設けられた段差が噛み
合うようにする。必要があれば、これらをボルト等で緊
結しても良い。このようにして管路を配置した後埋め戻
しを行い、埋設管路の敷設が完了する。
【0039】湧水が激しかったり、沈埋工法等のよう
に、管路の周囲に絶えず水等が存在する場合には、埋設
される管1に予め樋形金属板2を被せてから配置すれ
ば、管が浮上することはない。
【0040】なお、全ての発明において、樋形金属板2
のみでは重量が不足する場合には、不足分だけの重りを
追加荷重しても良い。荷重の方法は、重りを金属ワイヤ
ー等に接続し、ワイヤーを金属板2に掛ける方法や、必
要な重量の重りを羽根部23、23’上に載置しこれを
溶接や金属線等で固定する方法など、状況に応じて適宜
選択して用いられれば良い。なお、重りを金属ワイヤー
等で吊しても、重りが不足分だけの重量であるので、浮
上防止を重りのみで行う場合よりも遙かに軽く、重りと
金属ワイヤーとの接続点で破断することはない。
【0041】
【発明の効果】以上の通りであるので、本発明の埋設管
の浮上防止工法は、特に管路周辺に水等がある場合や沈
埋工法による浅埋設の管路敷設に適用されて管路が浮上
せず、かつ再掘削時にも安心して掘削工事が出来る埋設
管路の浮上防止工法となるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の金属板と合成樹脂管とを組み合わせて
実施した一例の断面図である。
【図2】(a)樋形金属板の側方稜線の噛み合わせ構造
を示す一例の断面図である。 (b)別の一例の断面図である。
【図3】埋設される管の天端部で管軸方向に平行に半割
された樋形金属板の一例の断面図である。
【図4】本発明の金属板と合成樹脂管とを組み合わせ
て、沈埋工法に適用して実施した一例の断面図である。
【図5】貫通孔が設けられた羽根部の平面図である。
【図6】従来の土木安定シート工法の説明図である。
【符号の説明】
1 埋設される管 2 樋形金属板 21 樋形部 22、22’ 延長部 23、23’ 羽根部 24、24’ 半割された金属板 25、25’ 鍔 26 ボルト孔 261 ボルト 262 ナット 27 貫通孔 3 H型鋼 41、41’ 分割された金属板 42、42’ 鍔 a 不透水性シート b 管路b c 土や砕石等 GL 地表面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 埋設される管と樋形金属板とからなる、
    管天端と地表との距離が短い埋設管路の浮上防止工法で
    あって、樋形部の内径が上記埋設される管の外径と略等
    しく、軸方向に沿った両辺縁が延長されて外向きに曲げ
    られた羽根部とされた樋形金属板の樋形部を、上記埋設
    される管の地表側外周面に被せ、羽根部を地表に対して
    略水平として埋設することを特徴とする埋設管路の浮上
    防止工法。
  2. 【請求項2】 前記樋形金属板が、埋設される管の天端
    部で、埋設される管の管軸方向に沿って半割され、半割
    された2個の金属板のそれぞれの半割部の辺縁にそれぞ
    れ地表側に向かって鍔が設けられ、該鍔同士が対向さ
    れ、半割された金属板の鍔同士が接続されていることを
    特徴とする請求項1記載の埋設管路の浮上防止工法。
  3. 【請求項3】 前記埋設される管の天端部外側に、管軸
    方向に沿ってH型鋼が配置され、前記樋形金属板がH型
    鋼を挟んで埋設される管の管軸に沿って分割され、分割
    された2個の金属板のそれぞれの分割部の辺縁にそれぞ
    れ地表側に向かって鍔が設けられ、該鍔同士が対向さ
    れ、分割された金属板の鍔同士がH型鋼を介して接続さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の埋設管路の浮
    上防止工法。
  4. 【請求項4】 前記樋形金属板の羽根部に貫通孔が設け
    られていることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載
    の埋設管路の浮上防止工法。
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