JP2009250006A - 地盤沈下対策構造 - Google Patents

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Hisafumi Shibazaki
尚史 柴崎
Hironori Suzuki
浩徳 鈴木
Takashi Megurida
貴志 廻田
Koji Ijima
康二 井嶋
Kazuhiko Chino
和彦 千野
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Abstract

【課題】簡易かつ安価に構築することが可能であって、構造物の周囲の地盤に地盤沈下が生じた場合であっても段差が形成されることを防ぐことを可能とする地盤沈下対策構造を提案する。
【解決手段】埋設物2の上方の地表面に敷設された第一床版11と、この第一床版11の両側に敷設された第二床版12と、を備える地盤沈下対策構造1であって、この第二床版12には、第二床版12を貫通する注入孔10aが予め形成されていて、地盤Aの沈下により生じた空洞Bへの充填材の注入が可能に構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、地盤沈下対策構造に関する。
地盤沈下が懸念される地盤に構築された既設工作物に対して、地盤沈下対策工を行う場合がある。
このような地盤沈下対策工は、地盤沈下が発生することにより工作物101への影響が生じることがないように、図8(a)に示すように既設工作物101の直下の軟弱地盤に対して行われている場合がある。
一方、地盤沈下は、飽和土の液状化の過剰間隙水圧の消散に伴う沈下のほか、飽和土以浅に堆積する不飽和土の揺すり込みにより生じる場合がある。
不飽和土の揺すり込みによる沈下は、液状化による沈下に比べて小さいものの、不飽和土層が厚く堆積している場合等には、沈下量が増加するため、この不飽和土層の揺すり込みが原因による不等沈下が生じる場合がある。
また、工作物101に対する沈下対策(例えば地盤改良103)は施されているものの、周辺の地盤に対しては沈下対策が講じられていないことが多く、周辺の地盤のみが沈下し、工作物101が形成された部分が相対的に浮き上がる場合がある。例えば、図8(a)に示す路面に面した工作物101を有する道路においては、地震等が原因による地盤沈下が生じた際に工作物101の上面101’とその両側の路面104,104との間に段差Dが生じる場合がある。また、図8(b)に示す地下埋設物102を有する道路でも、地下埋設物102の真上の路面102’ とその両側の路面104,104との間に段差Dが生じる場合がある。
そのため、特許文献1には、地盤沈下が生じた場合があったとしても、路面に段差ができることがないように、地下埋設物の前後に軽量盛土層を張り出すように埋設し、軽量盛土層と一体化したネット部材を軽量盛土層から張り出させて路盤の下側に埋設する地盤沈下対策構造が開示されている。この地盤沈下対策構造は、構造物の前後での載荷加重を小さくし、軽量盛土層の下側の軟弱地盤に加わる応力を減少させることで沈下量を低減させて、構造物付近の道路の勾配を緩やかに変化させるものである。
また、特許文献2には、道路構造物とその背面の盛土部分との境界部に段差やひび割れが生じることを防止することを目的とする地盤沈下対策構造が開示されている。この地盤沈下対策構造は、道路構造物の背面の盛土部分に網状の補強材が埋設されたアスファルト混合物層を設け、アスファルト混合物層の構造物側の端部を構造物に固定する構成を備えるものであり、道路構造物の背面側において地盤沈下が生じた場合であっても、アスファルト混合物層が塑性変形することで変形を吸収し、道路の勾配を緩やかに変化させる。
特開2006−28796号公報 特開平8−151602号公報
しかしながら、特許文献1に記載の地盤沈下対策構造は、載荷加重を小さくすることで沈下量の低減化を図っているものの、飽和土の揺すり込みによる沈下のように、載荷加重に関わらず地盤に沈下が生じる場合には、対応することができないという問題点を有している。また、軽量盛土を行うために、構造物の前後における掘削作業等に手間が掛かるとともに掘削残土処分に費用がかかるという問題点を有している。
また、特許文献2に記載の地盤沈下対策構造は、沈下量が大きい場合には、構造物の背面側においての勾配が大きくなり、道路としての機能が低下するおそれがある。
本発明は、前記の問題点を解決することを目的とするものであり、簡易かつ安価に構築することが可能であって、構造物の周囲の地盤に地盤沈下が生じた場合であっても段差が形成されることを防ぐことを可能とする地盤沈下対策構造を提案することを課題とする。
前記の課題を解決するために、第一の発明に係る地盤沈下対策構造は、埋設物の上方の地表面に敷設された第一の床版と、前記第一の床版の両側に敷設された第二の床版と、を備えており、前記第二の床版に、当該第二の床版を貫通する注入孔が予め形成されていることを特徴としている。
また、第二の発明に係る地盤沈下対策構造は、地表に面して配置された工作物の両側に敷設された床版と、前記工作物の側面に一体に形成されるとともに、前記床版の端部を下方から支持する支持部材と、を備えており、前記床版に、当該床版を貫通する注入孔が予め形成されていることを特徴としている。
かかる地盤沈下対策構造によれば、地下の埋設物や地表に面した工作物等の構造物の前後の地盤に地盤沈下が生じた際に、前後に延設された床版が傾斜してスロープになるので構造物の前後に段差が形成されることが防止される。また、床版には予め注入孔が形成されているため、地盤沈下に伴って、床版の下に空隙が形成された場合には、この注入孔を利用して充填材を空隙に注入することができる。また、かかる地盤沈下対策構造は、床版の敷設のみで完了するため、作業が簡易であるとともに、安価に構築することが可能である。
前記地盤沈下対策構造において、前記床版の上面に舗装がなされていれば、床版が道路としての機能を維持するために必要な強度を備えているため、地盤沈下に伴い床版の下に空隙が形成された場合であっても、上載荷重により舗装が破損することはなく、地盤沈下が発生した直後においても道路としての機能を維持することができる。
また、前記地盤沈下対策構造において、前記床版の下側にジオテキスタイル等の引張抵抗材が敷設されていれば、床版を補強することが可能となる。
また、前記地盤沈下対策構造において、前記床版の張り出し長さが、想定される地盤の沈下量を走行可能勾配で除算することにより算出されていれば、地盤沈下が発生した場合であっても、道路としての機能を維持するために必要な勾配を確保することが可能となり、通行不能となることがない。
また、第三の発明に係る地盤沈下対策構造は、地表に面して配置された工作物の側方に敷設された引張抵抗材と、前記引張抵抗材に上載された埋め戻し土と、を備える地盤沈下対策構造であって、前記引張抵抗材は、前記工作物の側面に固定されており、地表面から前記引張抵抗材を貫通する注入孔が予め形成されていることを特徴としている。
かかる地盤沈下対策構造によれば、ジオテキスタイル等の引張抵抗材が工作物の側面に固定された状態で敷設されているため、工作物の周囲の地盤に地盤沈下が生じた際に、工作物と地盤との境界に段差が形成されることがない。また、舗装荷重や車輌荷重等の鉛直方向の荷重が作用しても、引張抵抗材の引張力により支持し、地表面が沈下することを防止する。また、かかる地盤沈下対策構造は、引張抵抗材の敷設と埋め戻し土の埋め戻しのみで作業が完了するため、作業性に優れているとともに、安価に構築することが可能である。
本発明の地盤沈下対策構造によれば、地盤沈下が生じた場合であっても、道路上での段差が形成されることを防ぐことを可能とするとともに、舗装構造の下方に空隙が形成された場合であっても、簡易に補修をすることが可能となる。
本発明の好適な実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、説明において、同一要素には同一の符号を用い、重複する説明は省略する。
<第1の実施の形態>
第1の実施の形態に係る地盤沈下対策構造1は、図1に示すように、下方に埋設物2が構築された道路3に対して施されるものであって、埋設物2の上方の地表面に敷設された第一の床版(以下、単に「第一床版」という)11と、この第一床版11の両側に敷設された第二の床版(以下、単に「第二床版」という)12とを備えている。
本実施形態では、埋設物2として、非液状化層である岩盤R上に配置された矩形断面のボックスカルバートが配設されている場合について説明するが、埋設物2の種類や断面形状等は限定されるものではない。
埋設物2の上方には、埋設物2の横断方向(図面において左右方向)を縦断方向とする道路3が形成されている。
第一床版11および第二床版12(以下、「第一床版11」と「第二床版12」とを区別しない場合には、単に「床版10」という場合がある)は、車輌等の上載荷重に対して十分な強度を有した鉄筋コンクリート造の版材であって、いわゆる踏掛版を使用するものとする。本実施形態において、床版10を構成する踏掛版の設計は、踏掛版の長さの70%を支間とした単純梁にて検討する。
なお、床版10を構成する材料、部材厚、形状等は限定されるものではなく、適宜設定することが可能である。
床版10は、埋設物2の上方の地表面において、埋設物2の道路縦断方向(図面において左右方向)前後に張り出した状態で敷設されている。この床版10の上面には、舗装5がなされており、道路3としての連続性が維持されている。
第一床版11は、埋設物2の直上の地表面に敷設されており、埋設物2と第一床版11との間の地盤Aには、地盤沈下により埋設物2への破損が生じることを防止するために、地盤改良4が施されている。
第一床版11の道路縦断方向(図1において左右方向)の長さは、埋設物2の幅よりも短く形成されており、両端が、地盤改良4の側端よりも内側に配置されるように構成されている。
第二床版12,12は、第一床版11の前後(図1において左右)において、端面が第一床版11の端面に突き合わされた状態で敷設されている。第二床版12は、第一床版11側の端部が埋設物2上に位置するように敷設されている。
第一床版11と第二床版12は、収縮目地13を介して接続されていることで、ズレ止め対策がなされている。床版10同士の目地の構成は限定されるものではなく、適宜公知の目地により構成することが可能であるが、本実施形態では、ダウエルバーを使用するものとする。
第二床版12には、第一床版11側の端部であって、地盤改良4から外れた位置に、第二床版12を貫通する注入孔10aが予め形成されている。
注入孔10aの箇所数や内径等は限定されるものではなく、適宜設定することが可能である。
第二床版12の長さは、埋設物2の側面の延長線上から道路縦断方向前後への張り出し長さが、地盤Aの土質条件から想定される推定沈下量ΔSを走行可能勾配i(10%以下)で除算することにより算出した距離(以下、「アプローチ長」という場合がある)Lの範囲内において行うものとする。すなわち、アプローチ長Lは、下記の式1を満たすように設定される。
L≧ΔS/i×100 (式1)
ここで、推定沈下量ΔSは、飽和土層A1(図4参照)の液状化による沈下量と、不飽和土層A2(図4参照)の揺すり込みによる沈下量との合計により算出されている。
また、走行可能勾配iとは、車輌がスムーズに通行できる道路勾配であって、道路の縦断方向に対しては車輌が容易に乗り越えられる程度の勾配、横断方向に対しては車輌が通行できる程度の勾配を確保するものとする。本実施形態では、走行可能勾配iとして5%を標準とする。
なお、推定沈下量ΔSの算定方法は限定されるものではないが、例えば、下記に示す方法により行ってもよい。
推定沈下量ΔSの算定方法を、図3のフローチャートを参照して説明する。
まず、現地において土質調査S10を行い、N値の測定やサンプリングを行う。
次に、現地にて採取した試料に対して三軸試験を行う。このとき、不飽和土層A2(図4参照)に対しては不飽和振動三軸試験S11、飽和土層A1(図4参照)に対しては振動三軸試験S12をそれぞれ行う。
不飽和振動三軸試験S11は、排気・排水条件下で繰返し中空ねじり試験または繰返し三軸試験とする。加振波形は正弦波を基本とするが、限定されるものではない。
不飽和振動三軸試験S11の結果は、繰返しせん断応力比をパラメータとして、繰り返し回数と体積ひずみの関係を整理する。
次に、別途、地盤応答解析S15を行い、地震時せん断応力比の時刻歴を求める。その結果を用いて体積ひずみε2を累積損傷理論によって算出する(S21)。
一方、飽和土層A1に対する振動三軸試験S12は、液状化試験により実施する。
次に、液状化試験(振動三軸試験S12)後の試料について、液状化後の再圧密試験S13をおこない、最大せん断ひずみγmaxと体積ひずみεの関係を整理する。
また、振動三軸試験S12の試験結果に基づいて、要素シミュレーションS14と二次元有効応力解析S15を行い、地震時の最大せん断ひずみを求める。そして、求められた地震時最大せん断ひずみと最大せん断ひずみγmax〜体積ひずみε関係図から、残留体積ひずみε1を求める(S22)。
なお、累積ひずみの算定S21は累積損傷度理論に基づいて行い、体積ひずみの算定S22は、石原・吉嶺の方法により行うこととするが、各ひずみの算定方式は限定されるものではなく、適宜行えばよい。
続いて、飽和土層A1のひずみε1および不飽和土層A2のひずみε2を利用して、地盤全体の沈下解析S30を行う。
水平成層地盤の場合は、残留体積ひずみε1およびε2を、地盤深さ方向に積分することにより沈下量を求める(式2)。
不成層地盤あるいは構造物を考慮する場合は、飽和土層A1のひずみε1および不飽和土層A2のひずみε2をひずみポテンシャルとして入力し、二次元FEM解析を実施することにより沈下量とその分布を求める。
なお、地盤Aの推定沈下量ΔSは、水平成層地盤の場合は式2により算出される。
ΔS=ε1・H1+ε2・H2 (式2)
ここで、H1およびH2は、図4に示すように、それぞれ飽和土層A1および不飽和土層A2の層厚である。
以上、本実施形態に係る地盤沈下対策構造によれば、図2に示すように、地震等により埋設物2の周囲に地盤Aに地盤沈下が生じた場合であっても、埋設物2に対応して地盤改良4が施された部分と、それ以外の部分との間に段差が形成されることがなく、第二床版11が傾斜することで所定の走行可能勾配iからなるスロープが形成されて、道路3の機能が維持される。
また、第二床版12は、道路3を走行する車輌等の荷重に対して十分な耐力を有しているため、空洞Bが形成された状態で車輌が通過したとしても、破損が生じることがない。
また、地盤Aが沈下することで、第二床版12と地盤Aとの間に形成された空洞Bには、第二床版12の注入孔10aを利用して充填材を充填することで補修することが可能である。
また、第一床版11と第二床版12とは、収縮目地13を介して連結されているため、地盤Aの沈下により、第二床版12がずれて、第一床版11と第二床版12との間に隙間が形成されることが防止されている。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態に係る地盤沈下対策構造1aは、図5に示すように、地表に面して形成された工作物2aの周囲に対して施されるものであって、工作物2aの両側に敷設された床版10,10と、工作物2aの側面に一体に形成されるとともに、床版10の端部を下方から支持する支持部材14とを備えて構成されている。
本実施形態では、道路3等の交通路(舗装5)を横断するように形成された水路等の工作物2aを備える場合について説明するが、地盤沈下対策構造1aが適用可能な工作物2aは限定されるものではなく、あらゆる公知の工作物に適用可能である。
工作物2aの下方から岩盤Rまでの間の地盤Aには地盤改良4が施されて、地震等により工作物2aが沈下することがないように構成されている場合がある。しかし、施工されていない場合は、地盤改良4を行う。
床版10は、車輌等の上載荷重に対して十分な強度を有した鉄筋コンクリート造の版材であって、いわゆる踏掛版を使用するものとする。本実施形態において、床版10を構成する踏掛版の設計は、踏掛版の長さの70%を支間とした単純梁にて検討する。
なお、床版10を構成する材料、部材厚、形状等は限定されるものではなく、適宜設定することが可能である。
床版10は、工作物2aの道路縦断方向(図面において左右方向)前後に張り出した状態で敷設されている。この床版10の上面には、舗装5がなされており、道路3としての連続性が維持されている。
床版10は、その端面が工作物2aの側面に突き合わされた状態で敷設されている。また、床版10の端部は、工作物2aの側面に形成された支持部材14に上載されている。
床版10は、支持部材14にズレ止め筋14aを介して固定されている。なお、床版10の支持部材14への固定方法は限定されるものではなく、適宜公知の手段により行えばよい。
床版10には、工作物2a側の端部であって、支持部材14から外れた位置に、床版10を貫通する注入孔10aが予め形成されている。
注入孔10aの箇所数や内径等は限定されるものではなく、適宜設定することが可能である。
床版10の長さは、工作物2aの道路縦断方向前後への張り出し長さが、地盤Aの土質条件から想定される推定沈下量ΔSを走行可能勾配i(10%以下)で除算することにより算出した距離(以下、「アプローチ長」という場合がある)Lの範囲内において行うものとする。すなわち、アプローチ長Lは、下記の式1を満たすように設定される。
L≧ΔS/i×100 (式1)
ここで、推定沈下量ΔSは、飽和土層A1の液状化による沈下量と、不飽和土層A2の揺すり込みによる沈下量との合計により算出されている。なお、推定沈下量ΔSの算定方法は第1の実施の形態で示した方法により行えばよい。
また、走行可能勾配iとは、車輌がスムーズに通行できる道路勾配であって、道路の縦断方向に対しては車輌が乗り越えられる程度の勾配、横断方向に対しては車輌が通行できる程度の勾配を確保するものとする。本実施形態では、走行可能勾配iとして5%を標準とする。
この他、第2の実施の形態に係る床版10の構成等は、第1の実施の形態で示した内容と同様なため詳細な説明は省略する。
支持部材14は、工作物2aの側面に一体に形成された部材であって、本実施形態では、矩形断面のコンクリート部材を、後施工アンカー14bを介して工作物2aの側面に固定することにより構成されている。
なお、支持部材14の構成は限定されるものではなく適宜構成することが可能である。また、支持部材14は、予め工作物2aの側面に形成されているものであってもよい。また、支持部材14の直下の地盤Aに地盤改良4を施すことにより、支持部材14の補強を行ってもよい。
この他、第2の実施の形態に係る推定沈下量ΔSの算定方法等は、第1の実施の形態で示した内容と同様なため、詳細な説明は省略する。
以上、第2の実施の形態に係る地盤沈下対策構造1aによれば、地震等により工作物2aの周囲に地盤Aに地盤沈下が生じた場合であっても、一端が支持部材14に支持された床版10が傾斜することで所定の走行勾配iからなるスロープが形成されるため、道路3の機能が維持される。
また、床版10は、道路3を走行する車輌等の荷重に対して十分な耐力を有しているため、地盤Aの沈下に伴い、床版10の直下に空洞B形成されたとしても、車輌などの上載荷重により破損が生じることがない。
また、地盤Aが沈下することで、床版10と地盤Aとの間に形成された空洞には、床版10の注入孔10aを利用して充填材を充填することで補修することが可能である。
さらに、床版10は、ズレ止め筋14aにより支持部材14に固定されているため、地盤Aの沈下により、床版10がずれて、工作物2aと床版10との間に隙間が形成されることが防止されている。
<第3の実施の形態>
第3の実施の形態に係る地盤沈下対策構造1bは、図6(a)に示すように、下方に埋設物2が構築された道路3に対して施されるものであって、埋設物2の上方の地表面に敷設された第一の床版(以下、単に「第一床版」という)11’と、この第一床版11’の両側に敷設された第二の床版(以下、単に「第二床版」という)12’とを備えて構成されている。また、床版11’および第二床版12’(以下、「第一床版11’」と「第二床版12’」とを区別しない場合には、単に「床版10」という場合がある)の下側には、ジオテキスタイル等の引張抵抗材15が敷設されている。
本実施形態では、埋設物2として、非液状化層である岩盤R上に配置された矩形断面のボックスカルバートが配設されている場合について説明するが、埋設物2の種類や断面形状等は限定されるものではない。
埋設物2の上方には、埋設物2の横断方向(図面において左右方向)を縦断方向とする道路3が形成されている。
床版10は、無筋コンクリート版により構成されている。 なお、床版10を構成する材料、部材厚、形状等は限定されるものではなく、適宜設定することが可能である。
床版10は、埋設物2の上方の地表面において、埋設物2の道路縦断方向(図面において左右方向)前後に張り出した状態で敷設されている。この床版10の上面は、前後に連続する舗装面と一致しており、連続性が維持されている。
第一床版11’の道路縦断方向(図1において左右方向)の長さは、埋設物2の幅よりも短く形成されており、両端が、地盤改良4の端部よりも内側に配置されるように構成されている。
第二床版12’,12’は、第一床版11’の前後(図1において左右)において、第一床版11’の端面と第二床版12’の端面とが互いに突き合わされた状態で敷設されている。第二床版12’は、第一床版11’側の端部が埋設物2上に位置するように敷設されている。
第一床版11’と第二床版12’は、収縮目地13を介して接続されていることで、ズレ止め対策がなされている。床版10同士の目地の構成は限定されるものではなく、適宜公知の目地により構成することが可能であるが、本実施形態では、ダウエルバーを使用するものとする。
第二床版12’には、第一床版11’側の端部に、第二床版12’を貫通する注入孔10aが予め形成されている。
注入孔10aの箇所数や内径等は限定されるものではなく、適宜設定することが可能である。
第二床版12’の長さは、埋設物2の側面の延長線上から道路縦断方向前後への張り出し長さが、地盤Aの土質条件から想定される推定沈下量ΔSを走行可能勾配i(10%以下)で除算することにより算出した距離(以下、「アプローチ長」という場合がある)Lの範囲内において行うものとする。すなわち、アプローチ長Lは、下記の式1を満たすように設定される。
L≧ΔS/i×100 (式1)
ここで、推定沈下量ΔSの算定方法等は第1の実施の形態で示した方法により行えばよい。
ジオテキスタイル等の引張抵抗材15は、床版10を補強する材料であって、床版10を構成するコンクリート版にその端部を埋め込み定着させることで敷設されている。
以上、第3の実施の形態に係る地盤沈下対策構造1bによれば、図7に示すように、地震等により埋設物2の周囲に地盤Aに地盤沈下が生じた場合であっても、埋設物2の直上と、それ以外の部分との間に段差が形成されることがなく、第二床版11’が傾斜することで所定の走行可能勾配iからなるスロープが形成されて、道路3の機能が維持される。
また、床版10には、ジオテキスタイル等の引張抵抗材15が定着されているため、図7(a)に示すように、地盤沈下により空洞Bが床版10の下方に形成された場合であっても、ジオテキスタイル等の引張抵抗材15が通行車輌Cの加重により作用する下側引張力Tに抵抗するため、床版10に破損が生じることがない。
また、地盤Aが沈下することで、第二床版12’と地盤Aとの間に形成された空洞Bには、図7(b)に示すように、第二床版12’の注入孔10aを利用して充填材16を充填することで補修することが可能である。
また、第一床版11’と第二床版12’とは、収縮目地13を介して連結されているため、地盤Aの沈下により、第二床版12’がずれて、第一床版11’と第二床版12’との間に隙間が形成されることが防止されている。
<第4の実施の形態>
第4の実施の形態に係る地盤沈下対策構造1cは、図6(b)に示すように、地表に面して形成された工作物2aの周囲に対して施されるものであって、工作物2aの両側に敷設された床版10,10と、工作物2aの側面に一体に形成されるとともに、床版10の端部を下方から支持する支持部材14とを備えて構成されている。また、床版10の下側には、ジオテキスタイル等の引張抵抗材15が敷設されている。
なお、第4の実施の形態に係る工作物2a、支持部材14に関する事項は第2の実施の形態で示した内容と同様なため、詳細な説明は省略する。また、床版10、ジオテキスタイル等の引張抵抗材15に関する事項は、第3の実施の形態において示したものと同様なため、詳細な説明は省略する。
以上、第4の実施の形態に係る地盤沈下対策構造1cによれば、地震等により工作物2aの周囲に地盤Aに地盤沈下が生じた場合であっても、一端が支持部材14に支持された床版10が傾斜することで所定の走行勾配iからなるスロープが形成されるため、道路3の機能が維持される。
また、床版10には、ジオテキスタイル等の引張抵抗材15が定着されているため地盤沈下により空洞Bが床版10の下方に形成された場合であっても、ジオテキスタイル等の引張抵抗材15が通行車輌Cの加重により作用する下側引張力Tに抵抗するため、床版10に破損が生じることがない(図7(a)参照)。
また、地盤Aが沈下することで、床版10と地盤Aとの間に形成された空洞Bには、床版10の注入孔10aを利用して充填材16を充填することで補修することが可能である(図7(b)参照)。
また、床版10は、ズレ止め筋14aにより支持部材14に固定されているため、地盤Aの沈下により、床版10がずれて、工作物2aと床版10との間に隙間が形成されることが防止されている。
<第5の実施の形態>
第5の実施の形態に係る地盤沈下対策構造1dは、図8(a)に示すように、地表に面して配置された隣接する二つの工作物2b,2bの間に構築されるものであって、両端がそれぞれ各工作物2b,2bの側面に固定されて斜めにたわませた状態で敷設されたジオテキスタイル等の引張抵抗材15と、ジオテキスタイル等の引張抵抗材15に上載された埋め戻し土4bと、を備えて構成されている。
本実施形態では、工作物2bとして、上面が地表に面しているとともに、非液状化層である岩盤R上に配置された矩形断面のボックスカルバートが配設されている場合について説明するが、工作物2bの種類や断面形状等は限定されるものではない。
ジオテキスタイル等の引張抵抗材15は、面材であって、端部が後施工アンカー15aを介して各工作物2bの側面に固定されていることで、工作物2b同士の間に横架されている。また、ジオテキスタイル等の引張抵抗材15は、下側に凸となるように屈曲した状態で敷設されており、本実施形態ではV字状を呈している。
ジオテキスタイル等の引張抵抗材15には、埋め戻し土4bが上載されており、V字状の設置形状が確保されている。なお、埋め戻し土4bを構成する材料は限定されるものではないが、ジオテキスタイル等の引張抵抗材15の形状を確保するために、改良土、モルタル等の粘着力を有する材料が望ましい。
埋め戻し土4bの上面には、舗装5がなされており、道路3としての連続性が維持されている。
また、地盤沈下対策構造1dには、地表面から舗装5、埋め戻し土4、ジオテキスタイル等の引張抵抗材15を貫通する注入孔15bが予め形成されている。
注入孔15bの箇所数や内径等は限定されるものではなく、適宜設定することが可能である。
以上、第5の実施の形態に係る地盤沈下対策構造1dによれば、地震等により工作物2bの周囲の地盤Aに地盤沈下が生じた場合であっても、ジオテキスタイル等の引張抵抗材15により埋め戻し土4および舗装5が支持されるため、工作物2b同士の間に段差が形成されることがなく、道路3の機能が維持される。
また、地盤沈下対策構造1dに車輌C等の荷重が作用したとしても、斜め方向に角度を持たせて設置されたジオテキスタイル等の引張抵抗材15の引張力Tにより支持されるため、道路3に変形が生じることがない。
また、地盤Aが沈下することで、ジオテキスタイル等の引張抵抗材15と地盤Aとの間に空洞が形成されたとしても、注入孔15bを利用して充填材を充填することで補修することが可能である。
<第6の実施の形態>
第6の実施の形態に係る地盤沈下対策構造1eは、図8(b)に示すように、地表に面して配置された工作物2bの周囲に対して施されるものであって、工作物2bの両側に敷設されたジオテキスタイル等の引張抵抗材15と、ジオテキスタイル等の引張抵抗材15に上載された埋め戻し土4bと、を備えて構成されている。
本実施形態では、工作物2bとして、上面が地表に面しているとともに、非液状化層である岩盤R上に配置された矩形断面のボックスカルバートが配設されている場合について説明するが、工作物2bの種類や断面形状等は限定されるものではない。
ジオテキスタイル等の引張抵抗材15は、面材であって、工作物2bの道路縦断方向(図面において左右方向)前後に張り出した状態で敷設されている。
ジオテキスタイル等の引張抵抗材15の一方の端部15cは、工作物2bの側面に後施工アンカー15aを介して固定されている。また、ジオテキスタイル等の引張抵抗材15の他方の端部15dは、工作物2b側に折り返されており、かつ、ジオテキスタイル等の引張抵抗材15に上載された埋め戻し土4bに埋設されている。また、ジオテキスタイル等の引張抵抗材15は、下側に凸となるように屈曲した状態で敷設されており、本実施形態ではV字状を呈している。
ジオテキスタイル等の引張抵抗材15には、埋め戻し土4bが上載されており、V字状の設置形状が確保されている。なお、埋め戻し土4bを構成する材料は限定されるものではないが、ジオテキスタイル等の引張抵抗材15の形状を確保するために、改良土、モルタル等の粘着力を有する材料が望ましい。
埋め戻し土4bの上面には、舗装5がなされており、道路3としての連続性が維持されている。
また、地盤沈下対策構造1eには、地表面から舗装5、埋め戻し土4、ジオテキスタイル等の引張抵抗材15を貫通する注入孔15bが予め形成されている。
注入孔15bの箇所数や内径等は限定されるものではなく、適宜設定することが可能である。
ジオテキスタイル等の引張抵抗材15の長さは、工作物2bの道路縦断方向前後への張り出し長さが、地盤Aの土質条件から想定される推定沈下量ΔSを走行可能勾配i(10%以下)で除算することにより算出した距離(以下、「アプローチ長」という場合がある)Lの範囲内において行うものとする。すなわち、アプローチ長Lは、下記の式1を満たすように設定される。
L≧ΔS/i×100 (式1)
ここで、推定沈下量ΔSの算定方法等は第1の実施の形態で示した方法により行えばよい。
以上、第6の実施の形態に係る地盤沈下対策構造1eによれば、地震等により工作物2bの周囲の地盤Aに地盤沈下が生じた場合であっても、工作物2bとその周囲の境界に段差が形成されることがなく、ジオテキスタイル等の引張抵抗材15により支持された埋め戻し土4および舗装5が傾斜することで所定の走行可能勾配iからなるスロープが形成されて、道路3の機能が維持される。
また、地盤沈下対策構造1eに車輌C等の荷重が作用したとしても、斜め方向に角度を持たせて設置されたジオテキスタイル等の引張抵抗材15の引張力Tにより支持されるため、道路3に変形が生じることがない。
また、地盤Aが沈下することで、ジオテキスタイル等の引張抵抗材15と地盤Aとの間に空洞が形成されたとしても、注入孔15bを利用して充填材を充填することで補修することが可能である。
なお、ジオテキスタイル等の引張抵抗材15は必ずしもV字状に敷設されていなくてもよく、例えば円弧状、楕円弧状、放物線状、懸垂曲線状等に敷設されていてもよい。
以上、本発明について、好適な実施形態について説明したが、本発明は前記の実施形態に限られず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更が可能である。
例えば、前記各実施形態では、道路の地盤沈下に対して対策する場合について説明したが、本発明に係る地盤沈下対策構造の適用は道路に限定されるものではない。
また、本発明の地盤沈下対策構造の適用の対象となる構造物は、新設された埋設物や工作物でも、既設の埋設物や工作物でもよい。
また、本発明の地盤沈下対策構造が適用可能な地盤の土質条件は限定されるものではないことはいうまでもない。
また、地盤改良の深さや範囲は限定されるものではなく、適宜設定すればよい。
本発明の第1の実施の形態に係る地盤沈下対策構造の概要を示す断面図である。 図1に示す地盤沈下対策構造による地盤沈下後の形態を示す断面図である。 図1に示す地盤沈下対策構造における推定沈下量の算定手順を示すフローチャート図である。 図1に示す地盤沈下対策構造の推定沈下量の算定方式の概要を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る地盤沈下対策工法の概要を示す断面図である。 (a)は本発明の第3の実施の形態に係る地盤沈下対策構造の概要を示す断面図であって、(b)は本発明の第4の実施の形態に係る地盤沈下対策構造の概要を示す断面図である。 (a)は第3の実施の形態に係る地盤沈下対策構造の地盤沈下後の形態を示す断面図であって、(b)はその補修後の形態を示す断面図である。 (a)は本発明の第5の実施の形態に係る地盤沈下対策構造の概要を示す断面図であって、(b)は本発明の第6の実施の形態に係る地盤沈下対策構造の概要を示す断面図である。 (a)および(b)は既設工作物直上とその周囲において段差が発生することを示した概念図である。
符号の説明
1 地盤沈下対策構造
10 床版
10a 注入孔
11 第一床版(第一の床版)
12 第二床版(第二の床版)
14 支持部材
15 ジオテキスタイル等の引張抵抗材
2 埋設物
3 道路
4 地盤改良
5 舗装
A 地盤
A1 飽和土層
A2 不飽和土層
L アプローチ長
R 岩盤(沈下が生じない堅固な地盤)
ΔS 推定沈下量
ε1、ε2 ひずみ

Claims (6)

  1. 埋設物の上方の地表面に敷設された第一の床版と、
    前記第一の床版の両側に敷設された第二の床版と、を備える地盤沈下対策構造であって、
    前記第二の床版に、当該第二の床版を貫通する注入孔が予め形成されていることを特徴とする地盤沈下対策構造。
  2. 地表に面して配置された工作物の両側に敷設された床版と、
    前記工作物の側面に一体に形成されるとともに、前記床版の端部を下方から支持する支持部材と、を備える地盤沈下対策構造であって、
    前記床版に、当該床版を貫通する注入孔が予め形成されていることを特徴とする地盤沈下対策構造。
  3. 前記床版の上面に舗装がなされていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の地盤沈下対策構造。
  4. 前記床版の下側に引張抵抗材が敷設されていることを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の地盤沈下対策構造。
  5. 前記床版の張り出し長さが、想定される地盤の沈下量を走行可能勾配で除算することにより算出されていることを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の地盤沈下対策構造。
  6. 地表に面して配置された工作物の側方に敷設された引張抵抗材と、
    前記引張抵抗材に上載された埋め戻し土と、を備える地盤沈下対策構造であって、
    前記引張抵抗材は、前記工作物の側面に固定されており、
    地表面から前記引張抵抗材を貫通する注入孔が予め形成されていることを特徴とする地盤沈下対策構造。
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