JP2002205133A - 拡管装置の作動プレート - Google Patents

拡管装置の作動プレート

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JP2002205133A
JP2002205133A JP2001361740A JP2001361740A JP2002205133A JP 2002205133 A JP2002205133 A JP 2002205133A JP 2001361740 A JP2001361740 A JP 2001361740A JP 2001361740 A JP2001361740 A JP 2001361740A JP 2002205133 A JP2002205133 A JP 2002205133A
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ceiling
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JP2001361740A
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Kenji Tokura
謙治 戸倉
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Kyoshin Kogyo KK
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Kyoshin Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】本発明は、ワークの搬送経路を一直線化、即ち
拡管装置の側方からワークを搬入し、反対側からワーク
を搬出する方式(いわゆるセンター通し方式)を採用す
ることにより、搬送効率を上げることができ、併せて、
好適な生産ラインを構築することができる拡管装置の作
動プレートを提供するものである。 【解決手段】作動プレート6の前方側の左右位置には、
作動プレートの前方側に位置すべく基台部2と天井部4
との間に設けられた一対の第一のガイドバー10に該作
動プレートをスライド自在に取り付けるための一対のブ
ラケット12が設けられ、且つ後方側の左右位置には、
前記作動プレートの後方側に位置すべく前記基台部と天
井部との間に設けられた一対のガイドレール11に該作
動プレートをスライドさせるための一対のスライダー1
3が設けられた構成にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多重重合された放
熱フィンと該放熱フィンに挿通された複数の管とを、該
管を拡径する拡管マンドレルの管内への圧入によって一
体化させて熱交換器を製造する拡管装置の作動プレート
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の拡管装置としては、例えば、図2
に示す如く、基台部50上に立設された一対の支柱5
1,51の上端に跨がって天井部52が架設されると共
に、該天井部52にシリンダー53が取り付けられ、該
シリンダー53の伸縮を介して昇降自在な作動プレート
54の裏面側に複数の拡管用マンドレル55,…が挿着
された構成が一般的である。
【0003】前記拡管用マンドレル55,…は、熱交換
器の管径に合わせて長尺且つ小径に形成されているた
め、圧入時における横方向の撓みを規制すべく、適宜位
置にて支持しておく必要がある。
【0004】そこで、拡管装置では、作動プレート54
の下方位置に複数のガイドプレート56,…を配設し、
さらに最下方位置にエンドプレート57を配設して、拡
管用マンドレル55,…がこれらガイドプレート56,
…、エンドプレート57に挿通されるようになってい
る。
【0005】そして、前記作動プレート54、ガイドプ
レート56,…、及びエンドプレート57には、基台部
50と天井部52とを上下に連結する左右一対のガイド
バー58,58が挿通され、これら作動プレート54、
ガイドプレート56,…、及びエンドプレート57は、
互いに平行な関係を維持しつつガイドバー58,58に
沿って昇降自在となっている。
【0006】尚、作動プレート54、ガイドプレート5
6、…、及びエンドプレート57には、それぞれ吊りボ
ルト59,…が挿通され(図中、右側は図示しない)、
該吊りボルト59,…の両端に設けられた頭部59a,
…との係合によって、作動プレート54、ガイドプレー
ト56,…、及びエンドプレート57の最大開き間隔が
決められている。
【0007】また、前記作動プレート54、ガイドプレ
ート56,…、及びエンドプレート57には、ガイドバ
ー58と平行な一対のボールネジ60,60が挿通さ
れ、その下端がエンドプレート57に回転自在に支持さ
れている。
【0008】そして、該ボールネジ60,60には、そ
れぞれ上方側ストッパー61が螺着されている。該上方
側ストッパー61には、円柱状のガイドバー58の約二
分の一円弧面に当接する半割り部が形成されており、図
示しないモーターによりボールネジ60が回転すると、
半割り部がガイドバー58に沿ってスライドしつつ上方
側ストッパー61がボールネジ60に沿って上下方向に
螺動する。
【0009】そして、該上方側ストッパー61は、ガイ
ドプレート56,…に形成された長孔56a,…を通り
抜けて作動プレート54の裏面側に当接可能になってい
る。
【0010】さらに、前記基台部50とエンドプレート
57との間には、下方側ストッパー62が設けられてい
る。
【0011】該下方側ストッパー62は、前方側にガイ
ドバー58が挿通され、後方側が支柱51に固定された
ガイドレール63にスライド自在に取り付けられてい
る。
【0012】また、ガイドバー58とガイドレール63
との間には、両者と平行な第二のボールネジ64が設け
られ、その下端が基台部50に回転自在に支持されてい
る。そして、該第二のボールネジ64には、前記下方側
ストッパー62が螺着されている。
【0013】従って、図示しないモーターにより第二の
ボールネジ64が回転すると、前方側がガイドバー58
に沿ってスライドし且つ後方側がガイドレール63に沿
ってスライドしつつ下方側ストッパー62が第二のボー
ルネジ64に沿って上下方向に螺動する。
【0014】そして、該下方側ストッパー62は、シリ
ンダー53の伸長によって下降するエンドプレート57
の裏面側に当接可能になっている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の拡管装置は、ガイドバー58、第二のボールネジ6
4、及びガイドレール63が横並びに配置され、基台部
50の左右側方を塞ぐ構成であるため、基台部50に対
してワークを前方向Pからしか搬入・搬出させることが
できない。
【0016】従って、熱交換器の生産ラインを構築する
場合、他の装置から拡管装置へのワークの搬入、或いは
拡管装置から他の装置へのワークの搬出は左右方向Qで
行うという制約があるから、生産ラインの搬送経路に折
返し部が生じ、この結果、搬送効率が悪くなるばかりで
なく、折返し部のための特別な搬送機構が必要となって
コストも悪化する。
【0017】そこで、本発明は上記問題に鑑みてなされ
たもので、ワークの搬送経路を一直線化、即ち拡管装置
の側方からワークを搬入し、反対側からワークを搬出す
る方式(いわゆるセンター通し方式)を採用することに
より、搬送効率を上げることができ、併せて、好適な生
産ラインを構築することができる拡管装置の作動プレー
トを提供することを課題とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、装置フレーム(1)が対向する基台部
(2)及び天井部(4)の後方側を連結する支柱(3)
で形成され、しかも該基台部(2)及び天井部(4)と
の間に複数の拡管用マンドレル(7)を有して昇降自在
に設けられた拡管装置の作動プレート(6)において、
該作動プレート(6)の前方側の左右位置には、該作動
プレート(6)の前方側に位置すべく前記基台部(2)
と天井部(4)との間に設けられた一対の第一のガイド
バー(10)に該作動プレート(6)をスライド自在に
取り付けるための一対のブラケット(12)が設けら
れ、且つ後方側の左右位置には、前記作動プレート
(6)の後方側に位置すべく前記基台部(2)と天井部
(4)との間に設けられた一対のガイドレール(11)
に該作動プレート(6)をスライドさせるための一対の
スライダー(13)が設けられた点にある。
【0019】更に、本発明は、複数の拡管用マンドレル
(7)を有して昇降自在に設けられた作動プレート
(6)の前方側の左右位置に、該作動プレート(6)、
ガイドプレート(8)の前方側に位置すべく前記基台部
(2)と天井部(4)との間に設けられた一対の第一の
ガイドバー(10)に該作動プレート(6)をスライド
自在に取り付けるための一対のブラケット(12)が設
けられた点にある。
【0020】更に、本発明は、複数の拡管用マンドレル
(7)を有して昇降自在に設けられ作動プレート(6)
の後方側の左右位置に、前記作動プレート(6)、ガイ
ドプレート(8)の後方側に位置すべく前記基台部
(2)と天井部(4)との間に設けられた一対のガイド
レール(11)に該作動プレート(6)をスライドさせ
るための一対のスライダー(13)が設けられた点にあ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図1に基づき説明する。
【0022】本実施形態に係る拡管装置では、基台部2
の後方側左右位置から上方に立設された一対の支柱3,
3の上端に跨がって天井部4が架設され、該基台部2、
支柱3,3、及び天井部4から装置フレーム1が構成さ
れる。
【0023】そして、該天井部4には、該天井部4の裏
面側から基台部2に向けて出退するシリンダーロッド5
aを備えたシリンダー5が取り付けられている。
【0024】前記シリンダーロッド5aの先端には、長
方形状の作動プレート6がその中央部にて固着されてお
り、シリンダー5の伸縮を介して作動プレート6が昇降
自在となっている。
【0025】また、作動プレート6の裏面側には、複数
の拡管用マンドレル7,…が挿着されており、作動プレ
ート6の昇降に伴って拡管用マンドレル7,…も追従し
て昇降する。
【0026】前記拡管用マンドレル7,…は、熱交換器
の管径に合わせて長尺且つ小径に形成されており、圧入
時における横方向の撓みを規制すべく、適宜位置にて支
持しておく必要がある。
【0027】そこで、作動プレート6の下方位置には、
複数のガイドプレート8,…、及びさらに最下方位置に
エンドプレート9が配設され、拡管用マンドレル7,…
がこれらガイドプレート8,…、及びエンドプレート9
にスライド自在に挿通されている。
【0028】前記装置フレーム1は、前方側左右位置に
一対の第一のガイドバー10,10を備えている。
【0029】即ち、第一のガイドバー10は、上端が天
井部4の前方側(の角部)に支持されると共に、下端が
基台部2の前方側(の角部)に支持されて、基台部2と
天井部4とを上下に連結する棒体である。
【0030】また、装置フレーム1は、後方側左右位置
に一対のガイドレール11,11を備えている。
【0031】即ち、ガイドレール11は、上端が天井部
4の後方側(の角部)に近接すると共に、下端が基台部
2の後方側(の角部)に近接して、左右の支柱3,3に
それぞれ上下方向に固定された軌条である。
【0032】前記作動プレート6は、前方側の左右位置
に一対の第一のガイドバー10,10が挿通され、且
つ、後方側の左右位置が一対のガイドレール11,11
にスライド自在に取り付けられることにより、水平状態
を維持しつつ昇降可能となっている。
【0033】より詳しくは、作動プレート6の前端面の
左右位置には、一対のブラケット12,12が取り付け
られ、該ブラケット12,12にそれぞれ第一のガイド
バー10が挿通され、作動プレート6の後端面の左右位
置には、一対のスライダー13,13が取り付けられ、
該スライダー13,13がそれぞれガイドレール11を
スライドするようになっている。
【0034】そして、エンドプレート9も、作動プレー
ト6と同様、前方側の左右位置に一対の第一のガイドバ
ー10,10が挿通され、且つ、後方側の左右位置が一
対のガイドレール11,11にスライド自在に取り付け
られることにより、水平状態を維持しつつ昇降可能とな
っている。
【0035】より詳しくは、エンドプレート9の前端面
の左右位置には、一対のブラケット12,12が取り付
けられ、該ブラケット12,12にそれぞれ第一のガイ
ドバー10が挿通され、エンドプレート9の後端面の左
右位置には、一対のスライダー13,13が取り付けら
れ、該スライダー13,13がそれぞれガイドレール1
1をスライドするようになっている。
【0036】前記ガイドプレート8は、拡管用マンドレ
ル7の長さに応じて適宜複数枚配置された板体である。
【0037】該ガイドプレート8には、ブラケット1
2,12が取り付けられていないため、第一のガイドバ
ー10,10と係合することはなく、該第一のガイドバ
ー10,10は、該ガイドプレート8の前方側から離間
した位置に配されている。
【0038】また、それぞれガイドプレート8の左右位
置には、長孔8a,8aが形成されており、該長孔8
a,8aにそれぞれ第二のガイドバー14及び第一のボ
ールネジ15が挿通されている。
【0039】前記第二のガイドバー14,14は、上端
が作動プレート6の左右位置に上下方向に穿設された孔
にスライド自在に挿通され、下端がエンドプレート9の
左右位置に固定されて、第一のガイドバー10,10と
平行に配されている。
【0040】また、ガイドプレート8の長孔8aには、
円柱状の第二のガイドバー14の約二分の一円弧面に接
触する半割り形状のスライダー16が嵌合されており、
該スライダー16が第二のガイドバー14に沿ってスラ
イドすることにより、ガイドプレート8は、水平状態を
維持しつつ昇降可能となっている。
【0041】前記第一のボールネジ15,15は、上端
が作動プレート6の左右位置に上下方向に穿設された孔
にスライド自在に挿通され、下端がエンドプレート9の
左右位置に回転自在に支持されて、第二のガイドバー1
4,14と平行に配されている。
【0042】そして、該第一のボールネジ15,15に
は、それぞれ上方側ストッパー17が螺着されている。
【0043】該上方側ストッパー17には、第二のガイ
ドバー14の約二分の一円弧面に接触する半割り部が形
成されており、図示しないモーターにより第一のボール
ネジ15が回転すると、半割り部が第二のガイドバー1
4に沿ってスライドしつつ上方側ストッパー17が第一
のボールネジ15に沿って上下方向に螺動する。
【0044】そして、該上方側ストッパー17は、ガイ
ドプレート8,…に形成された長孔8a,…内を通り抜
けて作動プレート6の裏面側に当接可能になっている。
【0045】尚、第一のボールネジ15は、第二のガイ
ドバー14よりも外側方に配されている(但し、第二の
ガイドバー14と第一のボールネジ15とは配置を逆に
してもよい。)ため、スライダー16は、第二のガイド
バー14の内方の二分の一外周円弧面をスライドする一
方、上方側ストッパー17は、第二のガイドバー14の
外方の二分の一外周円弧面をスライドし、スライダー1
6と上方側ストッパー17とが相互に干渉することはな
い。
【0046】以上の如く、前記作動プレート6、ガイド
プレート8,…、及びエンドプレート9には、第一のガ
イドバー10,10及び第二のガイドバー14,14が
挿通され、これら作動プレート6、ガイドプレート8,
…、及びエンドプレート9は、互いに平行な関係を維持
しつつ第一のガイドバー10,10及び第二のガイドバ
ー14,14に沿って昇降自在となっている。
【0047】尚、作動プレート6、ガイドプレート8,
…、及びエンドプレート9には、それぞれ吊りボルト1
8,…が挿通され(図中、右側は図示しない)、該吊り
ボルト18,…の両端に設けられた頭部18a,…との
係合によって、作動プレート6、ガイドプレート8,
…、及びエンドプレート9の最大開き間隔が決められて
いる。
【0048】また、前記基台部2とエンドプレート9と
の間には、下方側ストッパー19が設けられている。
【0049】該下方側ストッパー19も、作動プレート
6と同様、前方側の左右位置に一対の第一のガイドバー
10,10が挿通され、且つ、後方側の左右位置が一対
のガイドレール11,11にスライド自在に取り付けら
れることにより、水平状態を維持しつつ昇降可能となっ
ている。
【0050】より詳しくは、下方側ストッパー19の前
端面の左右位置には、一対のブラケット12,12が取
り付けられ、該ブラケット12,12にそれぞれ第一の
ガイドバー10が挿通され、下方側ストッパー19の後
端面の左右位置には、一対のスライダー13,13が取
り付けられ、該スライダー13,13がそれぞれガイド
レール11をスライドするようになっている。
【0051】また、下方側ストッパー19の後方側に
は、第二のボールネジ20が配されている。該下方側ス
トッパー19は、上端が支柱3,3に固着されたブラケ
ット21,21を介して該一対の支柱3,3(装置フレ
ーム1の左右位置)に回転自在に支持され、下端が基台
部2の後方側の左右位置に回転自在に支持されて、第一
のガイドバー10,10と平行に配されている。
【0052】そして、下方側ストッパー19は、後方側
の左右位置が一対の第二のボールネジ20,20に螺着
されている。
【0053】より詳しくは、下方側ストッパー19の後
端面の左右位置には、一対のナット22,22が取り付
けられ、図示しないモーターにより第二のボールネジ2
0が回転すると、下方側ストッパー19は、前方側が第
一のガイドバー10,10に沿ってスライドし、且つ後
方側が第二のボールネジ20,20に沿って上下方向に
螺動することにより、水平状態を維持しつつ昇降可能と
なっている。
【0054】かかる構成からなる拡管装置の動作態様
は、まず、ワークの高さ位置に合わせて、第二のボール
ネジ20を回転させ、下方側ストッパー19を所望位置
に位置決めする。
【0055】また、ワークの高さ寸法に合わせて、第一
のボールネジ15を回転させ、上方側ストッパー17を
所望位置に位置決めする。
【0056】次に、基台部2にワークをセットした状態
で、シリンダー5を作動させる。このシリンダーロッド
5aの伸長に伴って、作動プレート6、ガイドプレート
8,…、及びエンドプレート9が互いの間隔を保ちなが
ら下降する。
【0057】しかる後、まず、エンドプレート9が下方
側ストッパー19に当接してその下降が規制され、次い
で、ガイドプレート8,…が順次エンドプレート9に当
接してその下降が規制される。
【0058】この間、拡管用マンドレル7はワークの管
内に圧入されて、放熱フィンとの一体化が行われる。
【0059】そして、しかる後、拡管用マンドレル7,
…がワークの下端近傍に達すると、作動プレート6が上
方側ストッパー17に当接してその下降が規制される。
【0060】この段階で、作業が終了し、今度はシリン
ダーロッド5aを退避させて、拡管用マンドレル7,…
をワークの管から引き抜く。
【0061】完成されたワークは、基台部2から搬送方
向Pに沿って搬出される。
【0062】従って、本実施形態に係る拡管装置は、以
上の構成、即ち、作動プレート6、エンドプレート9、
及び下方側ストッパー19に挿通され、これらを上下方
向にスライドさせるための第一のガイドバー10,10
が、作動プレート6、エンドプレート9、及び下方側ス
トッパー19の前方側に配置されると共に、下方側スト
ッパー19に螺着され、これを上下方向に螺動させるた
めの第二のボールネジ20,20が、下方側ストッパー
19の後方側(基台部2の後方側の左右位置に立設され
た一対の支柱3,3間)に配置されているため、第一の
ガイドバー10,10と支柱3,3との間隔が大きく取
れる(装置フレーム1の左右側方が開放状態となる)こ
ととなり、ワークの搬送経路Pを一直線化、即ち拡管装
置の側方からワークを搬入し、反対側からワークを搬出
する方法(いわゆるセンター通し方式)を実現して、搬
送効率を上げることができ、併せて、好適な生産ライン
を構築することができるようになるのである。
【0063】尚、本発明は上記実施形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にて種々の
設計変更が可能である。
【0064】例えば、ブラケット12やスライダー13
は、作動プレート6、エンドプレート9、下方側ストッ
パー19に一体的に構成されていてもよく、別体に構成
されていてもよい。
【0065】拡管用マンドレル7,…の径、長さ、形
状、数量、ガイドプレート8,…の数量、シリンダー5
の数量、上方側ストッパー17の形状、半割りベアリン
グ(スライダー)16の形状等は限定されない。
【0066】また、第一のガイドバー10及び第二のガ
イドバー14の断面形状も円形に限定されない。
【0067】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る拡管装置の作
動プレートの前方側の左右位置には、該作動プレートの
前方側に位置すべく基台部と天井部との間に設けられた
一対の第一のガイドバーに該作動プレートをスライド自
在に取り付けるための一対のブラケットが設けられ、且
つ後方側の左右位置には、前記作動プレート、ガイドプ
レートの後方側に位置すべく前記基台部と天井部との間
に設けられた一対のガイドレールに該作動プレートをス
ライドさせるための一対のスライダーが設けられた構成
を採用するため、第一のガイドバーと前記基台部及び天
井部の後方側を連結する支柱との間隔が大きく取れるこ
ととなり、拡管装置の側方からワークを搬入し、反対側
からワークを搬出する方式(いわゆるセンター通し方
式)を実現して、搬送効率を上げることができ、併せ
て、好適な生産ラインを構築することができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る拡管装置の外観斜視
図を示す。
【図2】従来の拡管装置の外観斜視図を示す。
【符号の説明】
1…装置フレーム、2…基台部、3…支柱 4…天井部、5…シリンダー、5a…シリンダーロッド 6…作動プレート、7…拡管用マンドレル、8…ガイド
プレート 8a…長孔、9…エンドプレート、10…第一のガイド
バー 11…ガイドレール、12…ブラケット、13…スライ
ダー 14…第二のガイドバー、15…第一のボールネジ、1
6…スライダー 17…上方側ストッパー、18…吊りボルト、18a…
頭部 19…下方側ストッパー、20…第二のボールネジ、2
1…ブラケット 22…ナット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置フレーム(1)が対向する基台部
    (2)及び天井部(4)の後方側を連結する支柱(3)
    で形成され、しかも該基台部(2)及び天井部(4)と
    の間に複数の拡管用マンドレル(7)を有して昇降自在
    に設けられた拡管装置の作動プレート(6)において、
    該作動プレート(6)の前方側の左右位置には、該作動
    プレート(6)の前方側に位置すべく前記基台部(2)
    と天井部(4)との間に設けられた一対の第一のガイド
    バー(10)に該作動プレート(6)をスライド自在に
    取り付けるための一対のブラケット(12)が設けら
    れ、且つ後方側の左右位置には、前記作動プレート
    (6)の後方側に位置すべく前記基台部(2)と天井部
    (4)との間に設けられた一対のガイドレール(11)
    に該作動プレート(6)をスライドさせるための一対の
    スライダー(13)が設けられていることを特徴とする
    拡管装置の作動プレート。
  2. 【請求項2】 装置フレーム(1)が対向する基台部
    (2)及び天井部(4)の後方側を連結する支柱(3)
    で形成され、しかも該基台部(2)及び天井部(4)と
    の間に複数の拡管用マンドレル(7)を有して昇降自在
    に設けられた拡管装置の作動プレート(6)において、
    該作動プレート(6)の前方側の左右位置には、該作動
    プレート(6)の前方側に位置すべく前記基台部(2)
    と天井部(4)との間に設けられた一対の第一のガイド
    バー(10)に該作動プレート(6)をスライド自在に
    取り付けるための一対のブラケット(12)が設けられ
    ていることを特徴とする拡管装置の作動プレート。
  3. 【請求項3】 装置フレーム(1)が対向する基台部
    (2)及び天井部(4)の後方側を連結する支柱(3)
    で形成され、しかも該基台部(2)及び天井部(4)と
    の間に複数の拡管用マンドレル(7)を有して昇降自在
    に設けられた拡管装置の作動プレート(6)において、
    該作動プレート(6)の後方側の左右位置には、前記作
    動プレート(6)の後方側に位置すべく前記基台部
    (2)と天井部(4)との間に設けられた一対のガイド
    レール(11)に該作動プレート(6)をスライドさせ
    るための一対のスライダー(13)が設けられているこ
    とを特徴とする拡管装置の作動プレート。
  4. 【請求項4】 前記作動プレート(6)には、該作動プ
    レート(6)に設けられた複数の拡管用マンドレル
    (7)が挿通される複数のガイドプレート(8)が接離
    自在に吊り下げ支持された構成にしてなることを特徴と
    する請求項1乃至3の何れかに記載の拡管装置の作動プ
    レート。
  5. 【請求項5】 前記作動プレート(6)の左右位置に
    は、ガイドプレート(8)の下方位置に配されたエンド
    プレート(9)の左右位置に設けられた第二のガイドバ
    ー(14)が挿通される孔が穿設された構成にしてなる
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の拡管
    装置の作動プレート。
  6. 【請求項6】 前記作動プレート(6)の左右位置に
    は、ガイドプレート(8)の下方位置に配されたエンド
    プレート(9)の左右位置に回転自在に設けられた第一
    のボールネジ(15)が挿通される孔が穿設された構成
    にしてなることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに
    記載の拡管装置の作動プレート。
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