JP2002204923A

JP2002204923A - 脱臭装置

Info

Publication number: JP2002204923A
Application number: JP2001001228A
Authority: JP
Inventors: Kenji Yoshinari; 賢治吉成; Naoki Kokubo; 小久保　　直樹; Yumiko Ota; 有美子太田; Kunihiro Kakizoe; 国博垣添
Original assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 2001-01-09
Filing date: 2001-01-09
Publication date: 2002-07-23

Abstract

(57)【要約】【課題】生ゴミ処理機などの処理槽から送出される臭
気を脱臭する脱臭装置に関し、微生物脱臭装置の使用長
期化をはかる。【解決手段】適宜大きさの小石を敷き詰めて通気空間
を確保し送出される臭気に散水しながら臭気成分のうち
主として水溶性成分を捕捉する第１脱臭部と、通気性床
面に微生物を培養した木質細片等からなる微生物媒体を
所定高さに充填する第２脱臭部とで構成し、まず第１脱
臭部の散水環境下において水溶性成分が付着して除去さ
れ、その他臭気は通気空間を経由して第２脱臭部に至
り、ここでは微生物の醗酵作用を受けて臭気が分解され
機外に放出される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は生ゴミ処理機などの処
理槽から送出される臭気を脱臭する脱臭装置に関し、微
生物脱臭装置の使用長期化をはかる。

【０００２】

【従来の技術】例えば生ゴミ処理機では、生ゴミととも
に好気性微生物を繁殖させて生ゴミを分解処理する構成
とし、その際に生成される臭気を別途脱臭装置に送って
脱臭処理する構成が一般的である。ところで脱臭装置に
は種々の形態があるが、所謂微生物脱臭装置にあって
は、微生物を培養した木質細片等の微生物媒体を所定の
槽に充填して当該槽内に臭気を導入し脱臭する形態とし
ている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に微生物脱臭を行なわせるに際して、生ゴミの醗酵処理
槽から飛来する微生物によって膜が形成されたり、塩類
の蓄積によって使用を阻害され易い。

【０００４】

【課題を解決するための手段】この発明は、上記に鑑
み、脱臭装置内微生物乃至微生物媒体の活性化を長く継
続しようとする。このため、請求項１に記載の発明は、
適宜大きさの小石を敷き詰めて通気空間を確保し送出さ
れる臭気に散水しながら臭気成分のうち主として水溶性
成分を捕捉する第１脱臭部と、通気性床面に微生物を培
養した木質細片等からなる微生物媒体を所定高さに充填
する第２脱臭部とからなる脱臭装置の構成とする。ま
た、請求項２に記載の発明は、生ゴミと微生物媒体とを
撹拌混合する処理槽２からの臭気を導入する生ゴミ処理
機に接続する脱臭装置であって、適宜大きさの小石を敷
き詰めて通気空間を確保し上記臭気に散水しながら臭気
成分のうち主として水溶性成分を捕捉する第１脱臭部
と、通気性床面に微生物を培養した木質細片等からなる
微生物媒体を所定高さに充填する第２脱臭部とからなる
生ゴミの構成とする。

【０００５】

【発明の作用】処理槽２内には木材チップ等に着床させ
た微生物媒体が予め投入され撹拌状態にあり、投入され
た生ゴミは分解されて除々に容量を減じていくものであ
る。その際に排気される臭気は脱臭槽に送出され、ここ
では、まず第１脱臭部の散水環境下において水溶性成分
が付着して除去され、その他臭気は通気空間を経由して
第２脱臭部に至るものである。ここでは微生物の醗酵作
用を受けて臭気が分解され機外に放出される。

【０００６】

【発明の効果】上記の構成であるから、第２脱臭部の微
生物脱臭への影響を少なくできる。即ち第１脱臭部２１
では、小石が所定高さに堆積され、散水は無機質の小石
の表面に付着停滞するから、塵埃及び水溶性ガスは吸着
される。即ち、塵埃類が散水によって捕捉されて分離
し、併せて臭気要因のガスの一部成分を吸着分離でき
る。又、小石を詰めることで、通気空間を確保でき、散
水による通気空間の閉塞状態を防止できる効果がある。
その上、処理槽側から臭気成分にのって飛来する微生物
群を捕捉し洗浄し第２脱臭部２２への侵入を防止するも
のである。

【０００７】

【発明の実施の形態】この発明の一実施例を図面に基づ
き説明する。生ゴミ処理装置１は、肉，魚，野菜などの
食品のくずや残飯など生ゴミと木材チップ等に着床させ
た微生物媒体とを撹拌混合する処理槽２と、該処理槽２
から排出される排気の脱臭を行う脱臭槽３とを、４隅に
キャスタを有した共通の基台４に併設してなる。

【０００８】処理槽２は、側面及び底面を囲う外装カバ
ー５の内側に加熱手段（例えば電気ヒータ）と断熱材に
よる保温層６を有し、その内部には、撹拌軸７を水平姿
勢に配置している。該撹拌軸７は、上記外装カバー５を
貫通して軸支され、この突出端側には駆動モータ８に連
動するスプロケット９を設けて、該モータ８の駆動に伴
い一定方向に回転連動しうる構成としている。この撹拌
軸７には、その長手方向に亘り、複数枚の撹拌羽根１
０，１０…を放射方向に取付けている。

【０００９】又、処理槽２内の上部天板１１の直下に沿
わせて複数の小孔を形成した散水管１２を配置して、該
管１２への給水によって槽内に散水を行うように構成し
ている。更にこの処理槽２の下方には、排水管１３を敷
設し、処理槽２で発生する汚水を槽外に排水しうる構成
としている。

【００１０】上記処理槽２の天板１１には、生ゴミや微
生物媒体の交換投入用の投入口を形成しこの投入口には
開閉蓋１４を備える。外装カバー５前側の下部側には槽
２内の残渣や交換時期に至った微生物媒体など処理物を
取り出すための取出口１５を開閉自在に設けている。

【００１１】１６は、上部天板１１に設けた外気取り入
れ口で、供給部には吸入風量を調節しうる風調ファン１
６ａを備えている。

【００１２】１７は、側面に設ける排気口である。この
排気口１７は脱臭槽３の側方上部に設けた取入口１８よ
り脱臭槽３内に入る構成としている。

【００１３】脱臭槽３は、直方体状に形成し内部を通気
路２０，第１脱臭部２１，第２脱臭部２２の順に形成さ
れる。即ち、第１脱臭部２１と第２脱臭部２２とは上下
に重設され、槽３内一側には第１脱臭部２１に通じるよ
う通気路２０が形成される。上記取入口１８より導入さ
れた臭気ガスは、上記の順に流通し脱臭処理される構成
である。

【００１４】上記第１脱臭部２１には、通気性床面２３
に適宜高さに小石２４を堆積している。第２脱臭部２２
の床部２５面には低温嫌気性微生物を培養した木質細片
からなる微生物媒体を所定高さに充填している。更に第
１脱臭部２１及び第２脱臭部２２の上方には散水管２
６，２７を設けている。これら散水管２６，２７は給水
を受けて複数の小孔から脱臭部２１，２２内に散水する
構成である。上記通気性床面２３下方には通気路２０に
通じる通気兼排水溜り部２８が形成されるものとなる。

【００１５】なお、上記第１脱臭部２１の小石２４堆積
層は、適宜に通気空間を確保されて散水を受けつつも臭
気の上昇が妨げられない程度に通気しうるものとなって
いる。２９は排気口で排気ファン３０を備えている。

【００１６】生ゴミ処理機１本体の背面側には、散水用
の配管が施され、主給水管３１は２本に分岐され、その
うちの１本目の管３２は電磁弁３３，３４を介して脱臭
槽３の上記散水管２６，２７に連通し、２本目３６は電
磁弁３７を介して処理槽２の前記散水管１２に連通して
いる。また、処理槽２の排水は接続管３８を経て、脱臭
槽３より排水された接続管３９と合流し、まとめて排水
される構成である。

【００１７】４０は制御部であり、処理槽２の正面側の
制御盤４１内に具備され、駆動各部を制御する構成であ
る。この制御部４０には起動スイッチ４２、停止スイッ
チ４３入力のほか、開閉蓋１４の開閉信号、クロック信
号等を入力し、一方出力信号としては前記駆動モータ８
の駆動出力、排気ファン３２作動出力、電磁弁３５，３
７の作動出力等がある。

【００１８】駆動モータ８は、一定待機時間をおいて、
所定時間駆動すべく駆動出力される。例えば、１時間の
待機時間の後、２分程度の駆動が行われる。また、駆動
モータ８は開閉蓋１４の閉出力、即ち生ゴミの新規投入
を受けて起動される構成とし、同じく２分程度の駆動が
行われる構成としている。この駆動出力に同期して処理
槽２及び脱臭槽３の散水管１２，２６及び２７から散水
すべく電磁弁３３，３４及び３７に開出力する構成とし
ている。こうすることにより、駆動モータ８の駆動に伴
い処理槽２内の微生物の活動が活発化し発熱及び醗酵臭
が大となるが、同期して処理槽２内では散水が行なわれ
て発熱による温度上昇を抑制できる。同様にこの駆動モ
ータ８の駆動に同期して脱臭槽３の第２脱臭部２２では
散水が行われて水分値が上がり温度が下がるため低温嫌
気性微生物の脱臭作用を促進でき、醗酵臭の発生を抑制
できる。

【００１９】なお、開閉蓋１４は、生ゴミの投入に際し
て開閉するものであるが、この開閉を検知する手段とし
てのリミットスイッチ４４を設け、開閉蓋１４開動作に
よるリミットスイッチ４４のオン動作から引き続く該蓋
閉じ動作による当該スイッチ４４のオフ動作への移行が
所定時間（例えば１０秒）を越えて行われることを検出
すると、生ゴミ投入のための開閉操作が行われたとみな
して、駆動モータ８への駆動出力、及び散水管１２及び
２８から散水すべく電磁弁３５及び３７への開出力が行
われる。

【００２０】上記制御部４０は次の機能を併せ有する。
即ち、上記制御盤４１に生ゴミの性状を入力できる入力
スイッチ群を備え、含有水分量の多・中・小、硬・軟程
度、などを明示された基準状態と比較しながら、各設定
スイッチあるいはダイヤル４５，４６を操作することに
よって性状設定を行なう構成としている。この性状設定
信号を入力した制御部４０は、水分量の多少に従って処
理槽２への散水時間を短長に切替制御すべく電磁弁３７
をオン、オフ制御する。また複数回に分けて散水する場
合には、その散水時間間隔を長短制御してもよい。いず
れであっても、上記設定入力水分量の多少に関連して総
散水量が決定される構成である。同様に硬軟程度を入力
できるダイヤル４６を設け、各種骨類等硬いゴミの投入
か、野菜穀類等の軟らかいゴミかを入力できる構成と
し、この硬軟程度をダイヤル４６入力することにより、
撹拌時間を長短に制御する構成としている（図６）。具
体的には駆動モータ８の駆動時間を制御するものであ
る。上記のように、投入される生ゴミの性状を入力でき
る手段を設け、該入力手段に基づく性状状況に応じて処
理槽２内における運転制御を適正に行なわせ得る効果が
ある。

【００２１】上記の生ゴミの性状の入力は手動によって
入力する形態としたが、バーコード入力形態でもよく、
更には自動設定できる構成でもよい。バーコードによる
場合には、予め，生ゴミの種類毎に選択して入力可能に
バーコードを準備し、制御部４０側からのバーコードリ
ーダーによって選択された種類が入力される構成とす
る。自動設定による場合には投入口部に一時貯留ホッパ
を備え、一旦このホッパに投入された生ゴミ性状を各種
センサによって検出し制御部４０に入力できる構成とす
る。例えば水分の多少は水分測定センサにより、硬軟程
度は撹拌体の抵抗の大小によるなどである。

【００２２】前記基台４の下面に重量センサ４７を設
け、投入ゴミ量と上記性状の累積重量把握によって、微
生物媒体の交換時期を適正に予測することができる。即
ち、一回毎の生ゴミの性状と重量とを記憶しながらこれ
を累積し、予め設定する標準交換時間に対して早めに交
換すべきか、余裕をもって交換できるものかを自動判定
し、適宜表示する構成である（図７）。

【００２３】上例の作用について説明する。処理槽２内
には予め高温好気性微生物を培養した木質細片からなる
微生物媒体を８〜９分目に投入している。開閉蓋１４を
開き生ゴミを投入し、起動スイッチ４２をオンする。起
動モータ８は開閉蓋１４の閉じ動作を検知後直ちに駆動
され、撹拌軸７を回転連動する。この回転に伴い生ゴミ
と微生物媒体とは撹拌羽根１０，１０…の撹拌作用を受
けて撹拌混合される。

【００２４】木質細片はその組織に無数の細孔を有し、
高温好気性微生物はその細孔に寄生してコロニーを形成
し、生ゴミ等の有機廃棄物に作用して所定の温度湿度状
態に置かれると、木質細片から出て有機廃棄物を腐食
し、醗酵してガスと水分とに分解し、その残量がほとん
どなくなるまでに減容する。高温好気性微生物として例
えば、温度３０℃以上、湿度４０〜５５％以内で活発に
活動する菌を採用する場合には、処理槽２内の温度湿度
を各条件に夫々調整して、高温好気性微生物の活動を促
進する必要がある。

【００２５】生ゴミの腐食醗酵によってその大部分は飽
和水蒸気として排気口１７から処理槽２外に排気され、
他は結露水として排水管１３，接続管３８を経て機外に
排出される。

【００２６】処理槽２からの上記排気は臭気を帯び、脱
臭槽３の取入口１８に至り、排気ファン３２の回転で通
気路２０，第１脱臭部２１，第２脱臭部２２を通過す
る。第１脱臭部２１では、小石が所定高さに堆積され、
散水は無機質の小石の表面に付着停滞するから、塵埃及
び水溶性ガスは吸着される。即ち、塵埃類が散水によっ
て捕捉されて分離し、併せて臭気要因のガスの一部成分
を吸着分離できる。又、小石を詰めることで、通気空間
を確保でき、散水による通気空間の閉塞状態を防止でき
る効果がある。その上、処理槽側から臭気成分にのって
飛来する微生物群を捕捉し洗浄し第２脱臭部２２への侵
入を防止するものである。

【００２７】なお、水溶性でないガスは第２脱臭部２２
を下方から上方に通過する間に微生物媒体が作用し臭気
を分解する。臭気の除去された排気は、排気口３１から
排気ファン３２部を通過して槽３の外側に排出される。
この微生物による分解作用の第２脱臭部２２へ向けて上
記処理槽２側からの飛来微生物の侵入が阻止されるもの
であるから、微生物脱臭作用を適正に維持できる。

【００２８】図８は投入生ゴミと使用者の管理システム
を示し、生ゴミ処理装置を共同利用する場合の管理シス
テムに応用できる。電源スイッチをオンし、制御盤４１
に設けた入力キーにてユーザーＩＤを入力する。制御部
４０がＩＤを確認できると、生ゴミが投入口が自動的に
開されるが、この投入前に前記したようにバーコードに
よって生ゴミの種類が選択設定され、かつ生ゴミの投入
量が入力されると、制御部４０は投入生ゴミの投入の可
否が判定される。投入可の場合には投入口が自動開さ
れ、生ゴミを投入できる。なお所定時間経過すると投入
口は自動的に閉じる。

【００２９】図９は第１脱臭部２１に代わる装置に係
り、微生物脱臭槽の通気路５０に、多孔のパンチングメ
タル５１，５１…の複数枚を孔をずらせて上下に適宜間
隔はなれて設けた捕捉装置５２を構成している。この捕
捉装置５２には排水溜り部５３から汲み上げるポンプ５
４を介して上部側から常時散水できる構成としている。
なお、パンチングメタル５１，５１…の複数はユニット
化され、脱臭槽３の通気路５０壁に形成した扉５５部か
ら取り出し可能に構成している。この捕捉装置５２によ
り湿式フィルタが形成され、処理槽２から送出される臭
気のうち水溶性成分や塵埃が捕捉され、この捕捉装置５
２を通過した臭気が微生物脱臭室５６内に供給され脱臭
されるものである。従って、処理槽２からの臭気中に混
在する微生物群は捕捉装置５２部で捕捉され脱臭室５６
側への侵入が阻止されて脱臭室５６内微生物への影響が
ない。この捕捉装置５２は扉５５を開いて引き出して洗
浄等のメンテナンスが行なえて便利である。捕捉装置５
２はユニット化して通気路５０に着脱しうる構成とすれ
ばよく小石を堆積させてもよい。

【００３０】５７は微生物脱臭室５６内へ水分負荷を与
えないように配慮するミストフィルタで、上記のように
散水あるいはミスト散布状態中を潜り抜けた臭気は冷却
効果を伴って結露するが、通気兼排水溜り部５３にその
通路を遮蔽すべく斜め姿勢に不織布からなる当該ミスト
フィルタ５７を設けている。処理槽２からの排気中には
臭気と共に水蒸気が含まれており、この水蒸気がそのま
ま微生物脱臭室５６に侵入すると微生物を培養する木質
細片が過湿となって通風を阻害する要因となっている。
そこで上記のように脱臭室５６への通気路部にミスト散
布手段とミストフィルタ手段とを組み合わせることによ
って結露水を該フィルタで捕捉でき、脱臭室５６への侵
入を防いで上記した欠点を解消することができるもので
ある。

【００３１】図１１は通気路５０入り口の取入口１８手
前において、互いに仕切り６０を設け、該仕切り６０に
ペルチェ素子６１を往行程側ａに冷気が作用し、復行程
側ｂに暖気が作用すべく配設している。これによって上
記のミスト散布手段に代替して排気中から水蒸気を結露
させるものであり、構成を簡単化できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】全体斜視図である。

【図２】処理槽断面図である。

【図３】脱臭槽断面図である。

【図４】背面斜視図である。

【図５】制御ブロック図である。

【図６】フローチャートである。

【図７】フローチャートである。

【図８】フローチャートである。

【図９】他の実施例を示す脱臭槽断面図である。

【図１０】その一部の拡大斜視図である。

【図１１】更に他の実施例を示す脱臭槽側面図である。

【符号の説明】

１…生ゴミ処理装置、２…処理槽、３…脱臭槽、４…基
台、５…外装カバー、６…保温層、７…撹拌軸、８…駆
動モータ、９…スプロケット、１０…撹拌羽根、１１…
天板、１２…給水管、１３…排水管、１４…開閉蓋、１
５…取出口、１６…外気取り入れ口、１７…排気口、１
８…取入口、２０…通気路、２１…第１脱臭部、２２…
第２脱臭部、２３…通気性床面、２４…小石、２５…床
部、２６，２７…散水管、２８…通気兼排水溜り部、２
９…排気口、３０…排気ファン、３１…主給水管、３２
…管、３３，３４…電磁弁、３８，３９…接続管、４０
…制御部、４１…制御盤、４２…起動スイッチ、４３…
停止スイッチ、４４…リミットスイッチ、４５，４６…
ダイヤル、４７…重量センサ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｃ１２Ｍ 1/00 (72)発明者太田有美子愛媛県伊予郡砥部町八倉１番地井関農機株式会社技術部内 (72)発明者垣添国博愛媛県伊予郡砥部町八倉１番地井関農機株式会社技術部内Ｆターム(参考） 4B029 AA02 AA21 BB01 CC03 CC10 DA06 4C080 AA05 AA07 BB02 CC15 HH03 HH05 JJ01 JJ03 KK06 KK08 LL02 LL03 MM01 MM33 NN30 QQ01 4D002 AA40 AB02 AC10 BA02 BA17 CA01 CA07 DA35 DA58 EA03 4D004 AA03 CA19 CA48 CB04 CB28 CC08

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】適宜大きさの小石を敷き詰めて通気空間
を確保し送出される臭気に散水しながら臭気成分のうち
主として水溶性成分を捕捉する第１脱臭部と、通気性床
面に微生物を培養した木質細片等からなる微生物媒体を
所定高さに充填する第２脱臭部とからなる脱臭装置。
【請求項２】生ゴミと微生物媒体とを撹拌混合する処
理槽２からの臭気を導入する生ゴミ処理機に接続する脱
臭装置であって、適宜大きさの小石を敷き詰めて通気空
間を確保し上記臭気に散水しながら臭気成分のうち主と
して水溶性成分を捕捉する第１脱臭部と、通気性床面に
微生物を培養した木質細片等からなる微生物媒体を所定
高さに充填する第２脱臭部とからなる生ゴミ処理機用脱
臭装置。
【請求項３】第１脱臭部を下段に第２脱臭装置を上段
に構成してなる請求項１又は２に記載の脱臭装置。
【請求項４】微生物を低温嫌気性とする請求項１又は
２に記載の脱臭装置。