JP2002204516A - 配線器具取付部材 - Google Patents

配線器具取付部材

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JP2002204516A
JP2002204516A JP2001222213A JP2001222213A JP2002204516A JP 2002204516 A JP2002204516 A JP 2002204516A JP 2001222213 A JP2001222213 A JP 2001222213A JP 2001222213 A JP2001222213 A JP 2001222213A JP 2002204516 A JP2002204516 A JP 2002204516A
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Shoji Nakayama
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Mikio Haniyu
幹男 羽生
Masahiko Murata
正彦 村田
Toshiyasu Nakatsumi
敏泰 中積
Tsutomu Okubo
勤 大久保
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 壁裏に配設されてある様々な電線管にあわせ
て複数種類の配線器具取付部材を製造する必要がなく、
また、配線器具取付部材を壁開口に挿入する際に、管保
持部が邪魔にならず施工性が良い配線器具取付部材を提
供する。 【解決手段】 壁裏の造営材に取り付けるための造営材
取付部1と、配線器具を取り付けるための配線器具取付
部を有し造営材取付部1から連設される連設部2と、造
営材取付部1及び連設部2に囲まれる開口部3とで大略
枠状をなす取付部材本体4を構成した。管を保持する管
保持部5に取着部51を設けると共に取付部材本体4に
被取着部41を設けた。管保持部5に設けた取着部51
を取付部材本体4に設けた被取着部41に着脱すること
で管保持部5を取付部材本体4に着脱自在に取り付け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁裏に配設されて
ある造営材に取り付けて壁開口に配置し、内部に設けて
ある開口部に配線器具を取り付ける配線器具取付部材に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、建物の壁開口に配線器具を配
設するには、図22に示すように、配線器具取付部材B
を壁開口に配設し、配線器具取付部材Bに配線器具Aを
取り付けるという方法がよく採られている。これは、壁
開口近傍の壁裏に配設されてある造営材Cの側面に配線
器具取付部材Bを取り付け、壁裏に配設されてある電線
管D内を挿通する電線を配線器具Aに接続し、この配線
器具Aを配線器具取付部材Bの内部に設けてある開口部
3’に取り付けることで配線器具Aを壁開口に配設する
ものであった。
【0003】しかし、上記のような従来の配線器具取付
部材Bにあっては、電線管D内を挿通する電線を配線器
具Aに接続したりあるいは配線器具Aを配線器具取付部
材Bの開口部3’に取り付けたりする際に、作業の邪魔
にならないよう電線管Dを保持しておくための管保持部
5’が配線器具取付部材Bの取付部材本体4’に一体的
に設けられていたため、壁裏に配設されてある電線管D
の種類,径等にあわせて複数種類の配線器具取付部材B
を製造する必要があるという問題があった。
【0004】また、管保持部5’が配線器具取付部材B
の取付部材本体4’に一体的に設けられていたため、配
線器具取付部材Bを壁開口に挿入する際、管保持部5’
が邪魔になって施工性が悪いという問題もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、壁
裏に配設されてある様々な電線管にあわせて複数種類の
配線器具取付部材を製造する必要がなく、また、配線器
具取付部材を壁開口に挿入する際に、管保持部が邪魔に
ならず施工性の良い配線器具取付部材を提供することを
課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る配線器具取付部材は、壁裏の造営材に取
り付けるための造営材取付部1と、配線器具を取り付け
るための配線器具取付部21を有し造営材取付部1から
連設される連設部2と、造営材取付部1及び連設部2に
囲まれる開口部3とで大略枠状をなす取付部材本体4を
構成し、管を保持する管保持部5に取着部51を設ける
と共に取付部材本体4に被取着部41を設けて、管保持
部5に設けた取着部51を取付部材本体4に設けた被取
着部41に着脱することで管保持部5を取付部材本体4
に着脱自在に取り付けて成ることを特徴とするものであ
る。このような構成とすることで、管保持部5を取付部
材本体4とは別体として取付部材本体4に着脱自在に取
り付けられるため、管保持部5で保持する電線管の種
類,径や本数に応じて管保持部5を複数種類製造するこ
とで、一種類の取付部材本体4を製造するだけで様々な
電線管に対応できて汎用性のある配線器具取付部材とす
ることができ、また、配線器具取付部材を壁裏の造営材
に取り付けて壁開口に配置する際、取付部材本体4と管
保持部5とを別々に壁開口に挿入可能となって施工性が
良くなるものである。
【0007】また、取付部材本体4の開口部3の背面側
に背面カバー6を設けることが好ましい。このような構
成とすることで、背面カバー6を取付部材本体4の背面
に設けて配線器具取付部材を前面側が開口した略箱状と
することができて、配線器具取付部材にボックス機能を
具備させることが可能となるものである。
【0008】また、取付部材本体4に設けた被取着部4
1に背面カバー6を着脱自在とするカバー取付部61を
背面カバー6に設けることが好ましい。このような構成
とすることで、背面カバー6のカバー取付部61を取付
部材本体4の被取着部41に取り付けるだけで、背面カ
バー6を取付部材本体4の開口部3の背面側に配置でき
て、必要な場合に容易に配線器具取付部材にボックス機
能を具備させることが可能となるものである。
【0009】また、取付部材本体4の被取着部41に着
脱自在に取着した管保持部5が脱落するのを規制する脱
落規制部7を管保持部5に設けることが好ましい。この
ような構成とすることで、被取着部41に着脱自在に取
着することで取付部材本体4に取り付けた管保持部5が
脱落するのを規制,防止することが可能となる。
【0010】また、管保持部5に取付部材本体4に対し
てスライド嵌入自在なスライド部51bを突設して取着
部51を形成し、取付部材本体4に前記スライド部51
bがスライド嵌入される嵌入凹部41bを穿設して被取
着部41を形成し、被取着部41に取着した管保持部5
1がスライド方向に移動して抜けるのを防止するため取
付部材本体4を両側より挟持する挟持部71を脱落規制
部7として管保持部5に設けることが好ましい。このよ
うな構成とすることで、スライド部51bを嵌入凹部4
1bにスライド嵌入して取付部材本体4に着脱自在に取
着した状態で、取付部材本体4を挟持部71で両側より
挟持することで管保持部5が脱落するのを規制,防止す
ることが可能となる。
【0011】また、管保持部5に形成したスライド方向
の先端側の挟持部71に該挟持部71が取付部材本体4
の挟持する部分を乗り越え易くするための傾斜誘導部7
2を設けることが好ましい。このような構成とすること
で、スライド部51bを嵌入凹部41bにスライド嵌入
していく際に、傾斜誘導部72によってリブ71aを嵌
入凹部41bを形成する壁部に容易に乗り上げさせるこ
とが可能となる。
【0012】また、被取着部41に取着された管保持部
5を取り外すためのドライバ等の工具Tが挿入可能な取
外し用溝8を管保持部5又は取付部材本体4に穿設する
ことが好ましい。このような構成とすることで、取付部
材本体4に取着された管保持部5を取外す際、ドライバ
等の工具Tを取外し用溝8に挿入して管保持部5及び取
付部材本体4を撓ませて、取付部材本体4を挟持してい
るリブ71aを側端面41eに容易に乗り上げさせるこ
とが可能となる。
【0013】また、スライド方向が取着される取付部材
本体4の開口部3の開口方向となるように取着部41が
形成された管保持部5を複数並列に一体形成し、該一体
形成された複数の管保持部5のうち少なくとも一管保持
部5が取付部材本体4の外側方に位置するように取着可
能な被取着部41を取付部材本体4の上端部又は下端部
に形成することが好ましい。このような構成とすること
で、取付部材本体4の外側方に位置する電線管Dをこの
取付部材本体4より突出する管保持部5aで保持するこ
とが可能となる。
【0014】また、片側が取付部材本体4に取着された
一体成形された複数の管保持部5の他方の片側の管保持
部5に前記取付部材本体4とは別体の取付部材本体4の
被取着部41に取着される取着部51を形成することが
好ましい。このような構成とすることで、造営材Cに取
着された取付部材本体4aに一体成形された複数の電線
管5aで別の取付部材本体4bを連結することが可能と
なる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態について、図
1乃至図5に基づいて説明する。本実施形態における配
線器具取付部材は、壁裏の造営材に直接取り付ける略枠
状の取付部材本体4で主体が構成され、これに加えて、
電線管を保持する場合に取付部材本体4に着脱自在に取
り付ける管保持部5と、配線器具取付部材にボックス機
能を具備させる場合に取付部材本体4に着脱自在に取り
付ける背面カバー6とで構成されるものである。
【0016】配線器具取付部材の主体を構成する取付部
材本体4は、壁開口近傍の壁裏に配設されてある造営材
の側面に取り付ける板状の造営材取付部1と、板状の造
営材取付部1の上端部及び下端部より連設する前面視略
コ字状をした連設部2と、造営材取付部1と連設部2と
で囲まれる開口部3とからなる前面視で上下方向に長い
矩形の枠状のもので、開口部3に配線器具(図示せず)
を配設するものである。
【0017】造営材取付部1は、側面視で背方(後方)
に転倒した略凸字状をした上下方向に長い板状のもの
で、その上下方向三箇所には、取付部材本体4を造営材
に取り付ける際に固着具(図示せず)を挿通するための
前後方向(奥行き方向)に長い取付挿通孔11が穿設し
てある。そして、造営材取付部1の上端部及び下端部
は、前面視略コ字状をした連設部2の上側の先端部及び
下側の先端部とそれぞれ接続されてある。
【0018】前面視略コ字状をした連設部2は、上側及
び下側の横片22のそれぞれの中央部内面に、前後方向
に長い略円筒状の配線器具取付部21が突設してあり、
この配線器具取付部21には、配線器具を取り付ける固
着具(図示せず)を螺着するねじ孔21aが穿設してあ
る。また、上側及び下側の横片22のそれぞれの外面に
は、横片22の長手方向長さの略1/5ほど横片22の
両端より内側に入った位置に、前面視台形状の前後方向
に貫通した切り欠きであって管保持部5を取り付けるた
めの被取着部41が設けてある。
【0019】管保持部5は、図1(b)に示すものにつ
いて説明すると、平面視で前後方向に短い矩形状をして
その後端辺に半円の凹部54aを二箇所設けた保持部本
体52と、保持部本体52に設けた二箇所の凹部54a
のそれぞれの二箇所の後端部より連設した爪片53とで
構成され、前記爪片53は内周が前記凹部54aと同径
の円弧状となっており、凹部54aの円弧状をした内周
と該内周の両端より連続する爪片53の内周とで半周以
上の円弧内周を有する管保持孔54を形成するものであ
る。管保持部5は、その管保持孔54に電線管を嵌め込
んで保持するものであるが、保持する電線管の種類,
径,本数に合わせて管保持孔54の形状,径,管保持孔
54数の異なる複数種類の管保持部5を製造するもので
ある。例えば、図1や図3乃至図5に示すように、電線
管の種類についてはCD管用[図1の(b)(c),図
3]やPF管用[図4,図5]、径については14又は
16用[図1の(b)(c),図4]や22用[図3,
図5]、本数については二本用[図1の(b),図3乃
至図5それぞれの(a)]や一本用[図1の(c),図
3乃至図5それぞれの(b)]といったように複数種類
の管保持部5を製造するものである。なお、PF管は耐
燃性(自己消火性)の試験に合格した管で、ポリエチレ
ン,ポリプロピレン等を主材とした内管に耐燃性材料の
外管を重ねた複層管や単層管であり、CD管はオレンジ
色に着色したポリエチレン,ポリプロピレン等の耐燃性
(自己消火性)のない管である。また、保持部本体52
の下面には、管保持部5を取付部材本体4に取り付ける
際に取付部材本体4の被取着部41に対応する位置に、
取付部材本体4の被取着部41の切り欠きと同形状の取
着部51が突設してあり、該取着部51を取付部材本体
4の被取着部41に嵌め込み引き出しすることで管保持
部5を取付部材本体4に着脱自在とするものである。
【0020】また、配線器具取付部材にボックス機能を
具備させる場合に取付部材本体4の開口部3の背面に取
り付ける背面カバー6は、前面視で取付部材本体4の外
形とほぼ同じ外形を有して前面と側面の一部が開口した
箱状のもので、取付部材本体4の開口部3の背面に取り
付けた時に、背面カバー6と取付部材本体4とで前面が
開口したボックスを形成するものである。背面カバー6
には、背面カバー6を取付部材本体4の開口部3の背面
に取り付ける際に取付部材本体4の被取着部41と対応
する位置に、取付部材本体4の被取着部41の切り欠き
と同形状のカバー取付部61が突設してあり、該カバー
取付部61を取付部材本体4の被取着部41に嵌め込み
引き出しすることで背面カバー6を取付部材本体4に着
脱自在とするものである。
【0021】以上のような構成の配線器具取付部材を壁
開口に配置する施工方法として、まず、壁開口に取付部
材本体4を挿入して、壁開口近傍の壁裏に配設されてあ
る造営材の側面に取付部材本体4の造営材取付部1を当
接させ、造営材取付部1に穿設した取付挿通孔11を介
してねじ等の固着具を造営材に螺着して取付部材本体4
を造営材に取り付け、続いて管保持部5を壁開口に挿入
して、管保持部5に設けた取着部51を取付部材本体4
に設けた被取着部41に嵌め込んで管保持部5を取付部
材本体4に取り付ける。
【0022】次に、壁裏に配設されてある電線管を管保
持部5に形成してある管保持孔54に嵌め込んで電線管
を保持して、電線管内を挿通する電線を引き出して配線
器具に接続した後に配線器具に穿設してある固着孔(図
示せず)を介してねじ等の固着具を取付部材本体4の配
線器具取付部21のねじ孔21aに螺着して配線器具を
取付部材本体4に取り付けるものである。
【0023】また、配線器具取付部材にボックス機能を
具備させる場合には、背面カバー6と取付部材本体4を
別々に壁開口に挿入し、壁裏側で背面カバー6のカバー
取付部61を取付部材本体4の被取着部41に嵌め込ん
で背面カバー6を取付部材本体4に取り付け、その後で
取付部材本体4の造営材取付部1を造営材に取り付ける
ものである。
【0024】以上のようにすることで、管保持部5を取
付部材本体4とは別体として取付部材本体4に着脱自在
としてあるため、管保持孔54にて保持する電線管の種
類,径,本数に応じて管保持部5を複数種類製造すれ
ば、一種類の取付部材本体4を製造するだけで様々な電
線管に対応できるようになって、汎用性のある配線器具
取付部材とすることができるものであり、また、管保持
部5に取着部51を設けると共に取付部材本体4に被取
着部41を設けてあるので、管保持部5を取付部材本体
4に容易に着脱できるものである。また、配線器具取付
部材を壁開口に配設する際、取付部材本体4のみを壁開
口に挿入した後で管保持部5を壁開口に挿入して取付部
材本体4に取り付けられるので、管保持部5と取付部材
本体4とが一体となったものと比べて壁開口を容易にく
ぐらせられると共に、電線管内を挿通する電線の接続が
不要な場合は取付部材本体4のみを壁開口に配設するだ
けでよいため、施工性が良くなるものである。更に、配
線器具取付部材にボックス機能を具備させる場合には、
背面カバー6のカバー取付部61を取付部材本体4の被
取着部41に取り付けるだけで、背面カバー6を取付部
材本体4の開口部3の背面に配置してボックス機能を具
備させることができ、この時、管保持部5を取り付ける
ために取付部材本体4に設けた被取着部41を背面カバ
ー6の取り付け部としても兼用できるものである。
【0025】次に、本発明の他の実施形態について、図
6乃至図8に基いて説明する。本実施形態は、図1乃至
図5に示す上実施形態と大略同じであるため、主に相違
点についてのみ説明する。
【0026】本実施形態における管保持部5は、保持部
本体52に爪片53ではなく円弧筒部55を設けるもの
である。更に説明すると、本実施形態の電線管一本用の
管保持部5の保持部本体52は、図6(b)に示すよう
に、上実施形態の保持部本体52においてその内部に前
面視矩形の貫通穴52aを穿設し、前面視矩形の保持部
本体52外形の下辺両端より下方に向けて、内方に傾斜
する傾斜面51aを有する取着部51を突設したもので
ある。そして貫通穴52aには、平面視で半周以上の円
弧の管保持孔54を有する円弧筒部55を嵌め込んで固
定してある。また、電線管二本用の管保持部5は、図6
(c)に示すように、概略で上記電線管一本用の管保持
部5を接合した形状であるが、造営材取付部1に対応す
る端部と反対側端部の取着部51は設けていないもので
ある。
【0027】このようにすることで、上実施形態におい
て爪片53を保持部本体52に二個設けるところを円弧
筒部55を一個設けるだけで管保持部5を構成すること
ができるようになるものである。
【0028】上記のように、管保持部5の取着部51が
上実施形態と異なることで、取付部材本体4の被取着部
41及び背面カバー6のカバー取付部61も異なるもの
である。更に説明すると、取付部材本体4に設ける被取
着部41は、上記管保持部5を取付部材本体4に取り付
ける際に管保持部5の取着部51に対応する取付部材の
部位を、対応する取着部51と同形状になるように切り
欠いて設けてある。また、背面カバー6には、該背面カ
バー6を取付部材本体4に取り付ける際に取付部材本体
4の横片22に設けた被取着部41のうちの中央の被取
着部41aに対応する位置に、前面視で先端が平坦とな
った内向き矢印状のカバー取付部61と、カバー取付部
61に隣接してスリット62が設けてあり、スリット6
2はカバー取付部61を撓み易くするものである。この
ように背面カバー6を構成することで、背面カバー6を
取付部材本体4の開口部3の背面に取り付ける際、取付
部材本体4の背面側に背面カバー6を配置し、背面カバ
ー6のカバー取付部61を外側に撓ませて広げた状態で
取付部材本体4側に近付け、背面カバー6を取付部材本
体4の開口部3の背面に当接させてカバー取付部61の
撓みを戻し、カバー取付部61を取付部材本体4の被取
着部41に嵌め込むことで背面カバー6を取付部材本体
4の開口部3の背面に取り付けられるようになるもので
ある。
【0029】以上のようにすることで、管保持部5を取
付部材本体4とは別体として取付部材本体4に着脱自在
としてあるため、管保持孔54にて保持する電線管の種
類,径,本数に応じて管保持部5を複数種類製造すれ
ば、一種類の取付部材本体4を製造するだけで様々な電
線管に対応できるようになって、汎用性のある配線器具
取付部材とすることができるといったような上実施形態
と同様の効果が得られ、更に、管保持部5を管保持孔5
4と円弧筒部55とで簡単に構成することも可能とな
る。
【0030】なお、以上の実施形態では、背面カバー6
を取付部材本体4の開口部3の背面に取り付ける際には
管保持部5は取付部材本体4に取り付けないものである
が、背面カバー6の形状や大きさ等を変更すると共に、
背面カバー6に設けるカバー取付部61の位置や取付部
材本体4に設ける被取着部41の位置等を変更したりし
て、背面カバー6と管保持部5とを同時に取付部材本体
4に取り付け可能としてもよいものである。
【0031】次に、本発明の更に他の実施形態につい
て、図9乃至図21に基づいて説明する。本実施形態
は、図1乃至図8に示す実施形態と大略同じであるた
め、主に相違点についてのみ説明する。
【0032】本実施形態における管保持部5は、取付部
材本体4の被取着部41に取着された管保持部5の取着
部51が取付部材本体4から脱落するのを規制する脱落
規制部7を設けるものである。図9及び図10に本実施
形態の電線管一本用の管保持部5を示す。この管保持部
5は、図8に示す上実施形態の管保持部5と大略同様の
もので、保持部本体52に前面視矩形の前後方向に貫通
する貫通穴52aを穿設し、前面視矩形の保持部本体5
2の外形の下辺両端より下方に向けて、下端部が内方側
に折曲する前面視L字状をしたスライド部51bをそれ
ぞれ突設してある。貫通穴52aには、平面視で円弧状
をして内部側を管保持孔54とする弧状保持部56が設
けてある。弧状保持部56は、保持部本体52の貫通穴
52aの前面側に設けられる平面視の中心角60°程の
弧状をした前弧状部56aと、保持部本体52の後端部
の両側より後方側にそれぞれ連設される平面視の中心角
60°程の弧状をした後弧状部56bとからなる。ま
た、図11に電線管二本用の管保持部5を示す。この電
線管二本用の管保持部5は、図9及び図10に示す(電
線管一本用の)管保持部5を並べて一体に接合したもの
で、接合部においては略L字状のスライド部51bが互
いに背面合わせされた状態の略逆T字状に形成してあ
る。なお、この管保持部5は、電線管として径22のC
D管と径22のPF管を保持する保持部(特に図示せ
ず)をそれぞれ形成してあるもので、図示はしないが径
16のCD管と径14又は16のPF管を保持する保持
部及び、径14のCD管を保持する保持部を形成した管
保持部5であってもよい。そして、このような管保持部
5のスライド部51bに脱落規制部7を設けるのである
が、これに先だって取付部材本体4の被取着部41につ
いて説明する。
【0033】取付部材本体4は本実施形態においては図
12に示すように、上実施形態と大略同様のものである
が、取付部材本体4の上下端部の後面側に、先端が内方
側に折曲する平面視略L字状をしたケーブル保持部42
を突設してある。これは、ケーブル保持部42で商用電
源を配線するためのVVFケーブル等(特に図示せず)
を挿通して仮保持させ、住宅内壁の表側からの結線作業
が容易に行えるようにするものである。そして、取付部
材本体4の上下端部に、管保持部5の前面視L字状をし
たスライド部51bがスライド嵌入される嵌入凹部41
bを穿設するものである。嵌入凹部41bは、スライド
部51bが前後方向にスライド嵌入自在となるように、
前面視における形状がスライド部51bの前面視におけ
る形状とほぼ同形同大の切欠凹部として前方側より穿設
してあり、この嵌入凹部41bの後端部の底面は後述す
るがスライド部51bの後端部51cが当接する底面部
41cとなる。また、図13に配線器具二連用の取付部
材本体4を、図14に配線器具三連用の取付部材本体4
を示す。この配線器具二連用及び三連用の取付部材本体
4は、図12に示す(一連用の)取付部材本体4を並べ
て一体に接合したもので、接合部においては略L字状の
嵌入凹部41bが略逆T字状に形成してある。
【0034】この管保持部5を取付部材本体4に取着す
るには、図15(a)に示すように、管保持部5のスラ
イド部51bを取付部材本体4の嵌入凹部41bの前方
側に配置し、スライド部51bの後端部を嵌入凹部41
bにスライド嵌入していき、図15(b)に示すように
スライド部51bの後端部51cを嵌入凹部41bの底
面部41cに当接させる。この時、スライド部51bの
嵌入凹部41bへのスライド嵌入に伴って、スライド部
51bが突設される保持部本体52の下面52bが取付
部材本体4の底面部41cが形成される底壁部41dの
側端面41e上を摺動するものである。そして、取付部
材本体4の嵌入凹部41bにスライド嵌入された管保持
部5のスライド部51bが抜け落ちないようにするため
に、本実施形態のように管保持部5に上述した脱落規制
部7を設けるものである。
【0035】脱落規制部7は図9に示すように、管保持
部5に形成する挟持部71として設けてある。挟持部7
1は、スライド方向の先端側より取付部材本体4を挟持
するリブ71aと、スライド方向の後端側より取付部材
本体4を挟持する上述したスライド部の後端部51cと
からなるもので、このリブ71aとスライド部の後端部
51cとで取付部材本体4の底壁部41dを挟持するも
のである。
【0036】また、リブ71aには、底壁部41dを乗
り越え易くするための傾斜誘導部72が形成してある。
【0037】管保持部5のスライド部51bを取付部材
本体4の嵌入凹部41bにスライド嵌入する際、上述し
たように保持部本体52の下面52bが取付部材本体4
の底面部41cが形成される底壁部41dの側端面41
e上を摺動するのであるが、下面52bにリブ71aが
突設してあるため、このリブ71aが底壁部41dの側
端面41e上に容易に乗り上げられるように、リブ71
aのスライド方向の先端側の面を突設基部より先端側に
行くに従ってスライド方向の後端側に傾斜する傾斜面と
なるように形成したものである。
【0038】このような脱落規制部7を設けた管保持部
5を取付部材本体4に取着するには、上述したように、
図15(a)に示すように、管保持部5のスライド部5
1bを取付部材本体4の嵌入凹部41bの前方側に配置
し、スライド部51bの後端部を嵌入凹部41bにスラ
イド嵌入していくのであるが、この際に傾斜誘導部72
を設けてあるためリブ71aを底壁部41dの側端面4
1e上に容易に乗り上げさせることができ、乗り上げた
リブ71aを側端面41e上を摺動させて、図15
(b)に示すように底壁部41dの底面部41cと反対
側の面41fに位置させて、このリブ71aとスライド
部51bの後端部51cとで底壁部41dを挟持するも
のである。
【0039】以上のような構成によれば、スライド部5
1bを嵌入凹部41bにスライド嵌入して取付部材本体
4に着脱自在に取着した状態で、取付部材本体4を両側
より挟持することで管保持部5が脱落するのを規制する
脱落規制部7としての挟持部71(即ちリブ71aとス
ライド部51bの後端部51c)を形成したことで、被
取着部41として嵌入凹部41bを形成した取付部材本
体4に取着した取着部51としてスライド部51bを形
成した管保持部5が脱落するのを規制、防止することが
可能となる。
【0040】また更に、管保持部5には、被取着部41
に取着された管保持部5を取外すためのドライバ等の工
具が挿入可能な取外し用溝8を管保持部5に穿設するも
のである。本実施形態では、取付部材本体4の底壁部4
1dの側端面41eに取外し用溝8としての段部を穿設
するものである。このようにすることで、取付部材本体
4に取着された管保持部5を取外す際、図17に示すよ
うにドライバ等の工具をこの取外し用溝8に挿入して矢
印の方向に倒して管保持部5及び取付部材本体4を撓ま
せて、底壁部41dの面41fに位置して底壁部41d
を挟持しているリブ71aを側端面41eに容易に乗り
上げさせることが可能となる。
【0041】ところで、図11に示す電線管二本用の管
保持部5は、取着される取付部材本体4の開口部3の開
口方向がスライド方向となるように取着部51としての
スライド部51bを形成した管保持部5を複数並列に一
体形成したものであるが、更に、電線管二本用の管保持
部5や電線管三本用の管保持部5のように一体形成され
た複数の管保持部5のうちの少なくとも一つの管保持部
5aが取付部材本体4の外側方に配置されるように取着
可能な被取着部41を取付部材本体4の上端部又は下端
部に形成したものである。これは、図18に示すよう
に、一連用の取付部材本体4に形成してある二つの被取
着部41のうちの造営材Cに取り付けられる側と反対側
の被取着部41に、電線管二本用の管保持部5の造営材
C側の取着部51が取付け可能となったものである。こ
のようにすることで、取付部材本体4の外側方に位置す
る管をこの取付部材本体4より突出する管保持部5aで
保持することが可能となる。また同様の例として、図1
9に二連用の取付部材本体4に形成してある被取着部4
1のうちの造営材Cに取り付けられる側と反対側端の被
取着部41に、電線管二本用の管保持部5の造営材C側
の取着部51を取付け可能とした例を、図20に三連用
の取付部材本体4に形成してある被取着部41のうちの
造営材Cに取り付けられる側と反対側端の被取着部41
に、電線管二本用の管保持部5の造営材C側の取着部5
1を取付け可能とした例を示す。
【0042】また更に、上述した図11に示す電線管二
本用の管保持部5においては、片側が取付部材本体に取
着された状態で他方の片側の管保持部に前記取付部材本
体とは別体の取付部材本体の被取着部に取着可能に取着
部を形成してある。これは、図21に示すように、二連
用の取付部材本体4aに形成してある三つの被取着部4
1のうちの造営材Cに取り付けられる側と反対側端の被
取着部41に電線管二本用の管保持部5aの造営材C側
の取着部51を取付けると共に、この電線管二本用の管
保持部5aの造営材C側と反対側の取着部51に、造営
材Cに取り付けられた取付部材本体4aとは別体の取付
部材本体4bの被取着部41が取着されるたものであ
る。なお、図中のDは電線管を示す。このようにするこ
とで、造営材Cに取着された取付部材本体4aに電線管
二本用の管保持部5aで別の取付部材本体4bを連結す
ることが可能となる。
【0043】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の発
明にあっては、壁裏の造営材に取り付けるための造営材
取付部と、配線器具を取り付けるための配線器具取付部
を有し造営材取付部から連設される連設部と、造営材取
付部及び連設部に囲まれる開口部とで大略枠状をなす取
付部材本体を構成し、管を保持する管保持部に取着部を
設けると共に取付部材本体に被取着部を設けて、管保持
部に設けた取着部を取付部材本体に設けた被取着部に着
脱することで管保持部を取付部材本体に着脱自在に取り
付けたので、管保持部を取付部材本体とは別体として取
付部材本体に着脱自在に取り付けられるため、管保持部
で保持する電線管の種類,径や本数に応じて管保持部を
複数種類製造することで、一種類の取付部材本体を製造
するだけで様々な電線管に対応できて汎用性のある配線
器具取付部材とすることができ、また、配線器具取付部
材を壁裏の造営材に取り付けて壁開口に配置する際、取
付部材本体と管保持部とを別々に壁開口に挿入可能とな
って施工性が良くなるものである。
【0044】また請求項2記載の発明にあっては、上記
請求項1記載の発明の効果に加えて取付部材本体の開口
部の背面側に背面カバーを設けたので、背面カバーを取
付部材本体の背面に設けて配線器具取付部材を前面側が
開口した略箱状とすることができて、配線器具取付部材
にボックス機能を具備させることが可能となるものであ
る。
【0045】また請求項3記載の発明にあっては、上記
請求項2記載の発明の効果に加えて取付部材本体に設け
た被取着部に背面カバーを着脱自在とするカバー取付部
を背面カバーに設けたので、背面カバーを取付部材本体
の開口部の背面側に配置できて、必要な場合に容易に配
線器具取付部材にボックス機能を具備させることが可能
となるものである。
【0046】また請求項4記載の発明にあっては、上記
請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の効果に加え
て、取付部材本体の被取着部に着脱自在に取着した管保
持部が脱落するのを規制する脱落規制部を管保持部に設
けたので、被取着部に着脱自在に取着することで取付部
材本体に取り付けた管保持部が脱落するのを規制,防止
することが可能となる。
【0047】また請求項5記載の発明にあっては、上記
請求項4記載の発明の効果に加えて、管保持部に取付部
材本体に対してスライド嵌入自在なスライド部を突設し
て取着部を形成し、取付部材本体に前記スライド部がス
ライド嵌入される嵌入凹部を穿設して被取着部を形成
し、被取着部に取着した管保持部がスライド方向に移動
して抜けるのを防止するため取付部材本体を両側より挟
持する挟持部を脱落規制部として管保持部に設けたの
で、スライド部を嵌入凹部にスライド嵌入して取付部材
本体に着脱自在に取着した状態で、取付部材本体を挟持
部で両側より挟持することで管保持部が脱落するのを規
制,防止することが可能となる。
【0048】また請求項6記載の発明にあっては、上記
請求項5記載の発明の効果に加えて、管保持部に形成し
たスライド方向の先端側の挟持部に該挟持部が取付部材
本体の挟持する部分を乗り越え易くするための傾斜誘導
部を設けたので、スライド部を嵌入凹部にスライド嵌入
していく際に、傾斜誘導部によってリブを嵌入凹部を形
成する壁部に容易に乗り上げさせることが可能となる。
【0049】また請求項7記載の発明にあっては、上記
請求項5又は6記載の発明の効果に加えて、被取着部に
取着された管保持部を取り外すためのドライバ等の工具
が挿入可能な取外し用溝を管保持部又は取付部材本体に
穿設したので、取付部材本体に取着された管保持部を取
外す際、ドライバ等の工具を取外し用溝に挿入して管保
持部及び取付部材本体を撓ませて、取付部材本体を挟持
しているリブを側端面に容易に乗り上げさせることが可
能となる。
【0050】また請求項8記載の発明にあっては、上記
請求項5乃至7のいずれかに記載の発明の効果に加え
て、スライド方向が取着される取付部材本体の開口部の
開口方向となるように取着部が形成された管保持部を複
数並列に一体形成し、該一体形成された複数の管保持部
のうち少なくとも一管保持部が取付部材本体の外側方に
位置するように取着可能な被取着部を取付部材本体の上
端部又は下端部に形成したので、取付部材本体の外側方
に位置する電線管をこの取付部材本体より突出する管保
持部で保持することが可能となる。
【0051】また請求項9記載の発明にあっては、上記
請求項8記載の発明の効果に加えて、片側が取付部材本
体に取着された一体成形された複数の管保持部の他方の
片側の管保持部に前記取付部材本体とは別体の取付部材
本体の被取着部に取着される取着部を形成したので、造
営材に取着された取付部材本体に一体成形された複数の
管保持部で別の取付部材本体を連結することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、(a)は取付部材
本体を前方から見た斜視図であり、(b)は径が14又
は16のCD管二本用の管保持部を前方から見た斜視図
であり、(c)は径が14又は16のCD管一本用の管
保持部を前方から見た斜視図である。
【図2】同上の実施形態の背面カバーを前方から見た斜
視図である。
【図3】同上の実施形態の他の管保持部を示し、(a)
は径が22のCD管二本用の管保持部を前方から見た斜
視図であり、(b)は径が22のCD管一本用の管保持
部を前方から見た斜視図である。
【図4】同上の実施形態の更に他の管保持部を示し、
(a)は径が14又は16のPF管二本用の管保持部を
前方から見た斜視図であり、(b)は径が14又は16
のPF管一本用の管保持部を前方から見た斜視図であ
る。
【図5】同上の実施形態の更に他の管保持部を示し、
(a)は径が22のPF管二本用の管保持部を前方から
見た斜視図であり、(b)は径が22のPF管一本用の
管保持部を前方から見た斜視図である。
【図6】本発明の他の実施形態を示し、(a)は取付部
材本体を前方から見た斜視図であり、(b)は電線管一
本用の管保持部を前方から見た斜視図であり、(c)は
電線管二本用の管保持部を先方から見た斜視図である。
【図7】同上の実施形態の背面カバーを前方から見た斜
視図である。
【図8】同上の実施形態において管保持部を取付部材本
体に取り付けた状態図である。
【図9】本発明の他の実施形態における電線管一本用の
管保持部を示し、(a)は側断面図であり、(b)は背
面図であり、(c)は平面図である。
【図10】同上の斜視図である。
【図11】同上の実施形態における電線管二本用の管保
持部の斜視図である。
【図12】同上の実施形態における一連用の取付部材本
体の斜視図である。
【図13】同上の実施形態における二連用の取付部材本
体の斜視図である。
【図14】同上の実施形態における三連用の取付部材本
体の斜視図である。
【図15】(a)(b)は同上の実施形態において管保
持部を取付部材本体に取着する際の説明図である。
【図16】同上において管保持部を取付部材本体に取着
した状態の斜視図である。
【図17】同上においてドライバ等の工具で管保持部を
取付部材本体から取外す際の説明図である。
【図18】同上の実施形態において、電線管二本用の管
保持部の片側が取付部材本体の外側方に位置するように
取着できる被取着部を形成した一連用の取付部材本体に
管保持部を取着した状態の説明図である。
【図19】同上の実施形態において、電線管二本用の管
保持部の片側が取付部材本体の外側方に位置するように
取着できる被取着部を形成した二連用の取付部材本体に
管保持部を取着した状態の説明図である。
【図20】同上の実施形態において、電線管二本用の管
保持部の片側が取付部材本体の外側方に位置するように
取着できる被取着部を形成した三連用の取付部材本体に
管保持部を取着した状態の説明図である。
【図21】同上の実施形態において、造営材に取着した
三連用の取付部材本体に電線管二本用の管保持部で別の
三連用の取付部材本体を連結した状態の説明図である。
【図22】従来の配線器具取付部材を壁裏の造営材に取
り付けた状態図である。
【符号の説明】
1 造営材取付部 2 連設部 21 配線器具取付部 3 開口部 4 取付部材本体 41 被取着部 5 管保持部 51 取着部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 正彦 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 中積 敏泰 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 大久保 勤 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3H023 AA01 AB04 AC13 AD02 5G357 CA06 CB04 CC01 CC05 CD06 CE03 CF02 DA06 DB01 DC03 DD01 DD05 DD10 DE05 DF02 DG05 5G361 AA04 AB01 AC02 AC06 AC08 AC11 AD01 AE01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁裏の造営材に取り付けるための造営材
    取付部と、配線器具を取り付けるための配線器具取付部
    を有し造営材取付部から連設される連設部と、造営材取
    付部及び連設部に囲まれる開口部とで大略枠状をなす取
    付部材本体を構成し、管を保持する管保持部に取着部を
    設けると共に取付部材本体に被取着部を設けて、管保持
    部に設けた取着部を取付部材本体に設けた被取着部に着
    脱することで管保持部を取付部材本体に着脱自在に取り
    付けて成ることを特徴とする配線器具取付部材。
  2. 【請求項2】 取付部材本体の開口部の背面側に背面カ
    バーを設けて成ることを特徴とする請求項1記載の配線
    器具取付部材。
  3. 【請求項3】 取付部材本体に設けた被取着部に背面カ
    バーを着脱自在とするカバー取付部を背面カバーに設け
    て成ることを特徴とする請求項2記載の配線器具取付部
    材。
  4. 【請求項4】 取付部材本体の被取着部に着脱自在に取
    着した管保持部が脱落するのを規制する脱落規制部を管
    保持部に設けて成ることを特徴とする請求項1乃至請求
    項3のいずれかに記載の配線器具取付部材。
  5. 【請求項5】 管保持部に取付部材本体に対してスライ
    ド嵌入自在なスライド部を突設して取着部を形成し、取
    付部材本体に前記スライド部がスライド嵌入される嵌入
    凹部を穿設して被取着部を形成し、被取着部に取着した
    管保持部がスライド方向に移動して抜けるのを防止する
    ため取付部材本体を両側より挟持する挟持部を脱落規制
    部として管保持部に設けて成ることを特徴とする請求項
    4記載の配線器具取付部材。
  6. 【請求項6】 管保持部に形成したスライド方向の先端
    側の挟持部に該挟持部が取付部材本体の挟持する部分を
    乗り越え易くするための傾斜誘導部を設けて成ることを
    特徴とする請求項5記載の配線器具取付部材。
  7. 【請求項7】 被取着部に取着された管保持部を取り外
    すためのドライバ等の工具が挿入可能な取外し用溝を管
    保持部又は取付部材本体に穿設して成ることを特徴とす
    る請求項5又は6記載の配線器具取付部材。
  8. 【請求項8】 スライド方向が取着される取付部材本体
    の開口部の開口方向となるように取着部が形成された管
    保持部を複数並列に一体形成し、該一体形成された複数
    の管保持部のうち少なくとも一管保持部が取付部材本体
    の外側方に位置するように取着可能な被取着部を取付部
    材本体の上端部又は下端部に形成して成ることを特徴と
    する請求項5乃至7のいずれかに記載の配線器具取付部
    材。
  9. 【請求項9】 片側が取付部材本体に取着された一体成
    形された複数の管保持部の他方の片側の管保持部に前記
    取付部材本体とは別体の取付部材本体の被取着部に取着
    される取着部を形成して成ることを特徴とする請求項8
    記載の配線器具取付部材。
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