JP2002204081A - 携帯電子機器 - Google Patents
携帯電子機器Info
- Publication number
- JP2002204081A JP2002204081A JP2000398986A JP2000398986A JP2002204081A JP 2002204081 A JP2002204081 A JP 2002204081A JP 2000398986 A JP2000398986 A JP 2000398986A JP 2000398986 A JP2000398986 A JP 2000398986A JP 2002204081 A JP2002204081 A JP 2002204081A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- introduction
- introduction pipe
- tube
- electronic device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B37/00—Cases
- G04B37/08—Hermetic sealing of openings, joints, passages or slits
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K5/00—Casings, cabinets or drawers for electric apparatus
- H05K5/02—Details
- H05K5/0247—Electrical details of casings, e.g. terminals, passages for cables or wiring
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04G—ELECTRONIC TIME-PIECES
- G04G17/00—Structural details; Housings
- G04G17/08—Housings
- G04G17/083—Watches distributed over several housings
Abstract
(57)【要約】
【課題】 組立および分解作業が容易な電子機器を提供
すること。 【解決手段】 ゴム系部材からなると共にカップ状の導
入管９は、時計ケース２に設けられた導入孔８内に挿入
されている。導入管９の外周側面上には、軸方向の断面
形状が一様な半円弧状となる凸部１４が一体形成されて
いる。金属パイプ１５は導入管９に嵌挿されており、金
属パイプ１５の外径寸法と導入管９の内径寸法とは、挿
入前にしまりばめとなる関係となっている。また、金属
パイプ１５の端部には、つば状の縁部１７が形成されて
いる。導入管９のカップ底面にはリング溝９ａが形成さ
れ、このリング溝９ａ内には、ゴム系部材からなる環状
のＯリング１６が挟み込まれている。Ｏリング１６はシ
ールド線６の直径と略同一内径を有しており、つぶした
状態でシールド線６、金属パイプ１５およびリング溝９
ａの間でシール面を形成する。また、シールド線６は、
導入管９、剛性パイプ１５およびＯリング１６を貫通し
つつ、時計ケース２内部に導入されている。
すること。 【解決手段】 ゴム系部材からなると共にカップ状の導
入管９は、時計ケース２に設けられた導入孔８内に挿入
されている。導入管９の外周側面上には、軸方向の断面
形状が一様な半円弧状となる凸部１４が一体形成されて
いる。金属パイプ１５は導入管９に嵌挿されており、金
属パイプ１５の外径寸法と導入管９の内径寸法とは、挿
入前にしまりばめとなる関係となっている。また、金属
パイプ１５の端部には、つば状の縁部１７が形成されて
いる。導入管９のカップ底面にはリング溝９ａが形成さ
れ、このリング溝９ａ内には、ゴム系部材からなる環状
のＯリング１６が挟み込まれている。Ｏリング１６はシ
ールド線６の直径と略同一内径を有しており、つぶした
状態でシールド線６、金属パイプ１５およびリング溝９
ａの間でシール面を形成する。また、シールド線６は、
導入管９、剛性パイプ１５およびＯリング１６を貫通し
つつ、時計ケース２内部に導入されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、防水機能を有す
る携帯電子機器に関する。
る携帯電子機器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の携帯電子機器において、電池や制
御ボタンといった電気モジュールを、時計ケース等の筐
体の外部に配置することは、現在公知となっている。ま
た、腕時計や携帯電話といった携帯的な用途に用いられ
る電子機器においては、その用途および機能に応じた一
定の防水機能を確保する必要がある。このような携帯機
器の防水構造としては、特開２０００−２８４０７０号
公報に記載される技術が知られている。
御ボタンといった電気モジュールを、時計ケース等の筐
体の外部に配置することは、現在公知となっている。ま
た、腕時計や携帯電話といった携帯的な用途に用いられ
る電子機器においては、その用途および機能に応じた一
定の防水機能を確保する必要がある。このような携帯機
器の防水構造としては、特開２０００−２８４０７０号
公報に記載される技術が知られている。
【０００３】図３は、従来における腕時計の防水構造を
示す全体側面図である。図３において、腕時計１は時計
ケース２とリストバンド３とを備えており、時計ケース
２の内部にはムーブメント４が、リストバンド３の内部
には電池５が、それぞれ配設されている。これらのムー
ブメント４と電池５とは、リストバンド３の内部に配設
されたシールド線６によって電気的に接続されている。
示す全体側面図である。図３において、腕時計１は時計
ケース２とリストバンド３とを備えており、時計ケース
２の内部にはムーブメント４が、リストバンド３の内部
には電池５が、それぞれ配設されている。これらのムー
ブメント４と電池５とは、リストバンド３の内部に配設
されたシールド線６によって電気的に接続されている。
【０００４】図４ならびに図５は、図３に記載した腕時
計１のヒンジ部７付近を示す側面断面図ならびに平面断
面図である。時計ケース１には、シールド線６を導入す
る導入孔８が設けられている。この導入孔８にはシール
ド線６を導入する導入管９が設置され、前記導入管９に
差し込んだピン１０によりシールド線６が保持されてい
る。シールド線６は、この導入管９を通って時計ケース
内のムーブメント４と前記電池５とを電気的に接続して
いる。また、シールド線６と導入管９の内壁との隙間は
シリコンゴム等からなる栓１１により封止されている。
また、導入管９の外周側面部には溝１２が形成され、こ
の溝１２に環状パッキン１３を嵌め込まれている。
計１のヒンジ部７付近を示す側面断面図ならびに平面断
面図である。時計ケース１には、シールド線６を導入す
る導入孔８が設けられている。この導入孔８にはシール
ド線６を導入する導入管９が設置され、前記導入管９に
差し込んだピン１０によりシールド線６が保持されてい
る。シールド線６は、この導入管９を通って時計ケース
内のムーブメント４と前記電池５とを電気的に接続して
いる。また、シールド線６と導入管９の内壁との隙間は
シリコンゴム等からなる栓１１により封止されている。
また、導入管９の外周側面部には溝１２が形成され、こ
の溝１２に環状パッキン１３を嵌め込まれている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の携帯電子機器では、シリコンゴムを充填することで
シールド線を固定するようにしているため、前記シリコ
ンゴムの硬化に所定の時間を要し、組み立て作業に時間
がかかるという問題点があった。また、栓１１により固
定することで修理や部品交換等のメンテナンスが困難と
なるという問題点があった。
来の携帯電子機器では、シリコンゴムを充填することで
シールド線を固定するようにしているため、前記シリコ
ンゴムの硬化に所定の時間を要し、組み立て作業に時間
がかかるという問題点があった。また、栓１１により固
定することで修理や部品交換等のメンテナンスが困難と
なるという問題点があった。
【０００６】そこで、この発明は、上記に鑑みてなされ
たものであって、組立作業および分解作業を容易に行う
ことができる電子機器を提供することを目的とする。
たものであって、組立作業および分解作業を容易に行う
ことができる電子機器を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明は、筐体の外部
に設置された外部モジュールと前記筐体の内部に設置さ
れた内部モジュールとを電気的に接続する導通手段と、
前記筐体に設け、前記導通手段を前記筐体の内部に導入
する導入孔と、弾性部材からなり且つ外周面上にシーリ
ング部材を設けると共に前記導入孔の内部に導入される
導入管と、剛性部材からなり且つ前記導入管に対してし
まりばめとなる外径を有すると共に前記導通手段を貫通
させつつ、前記導入管に嵌挿される剛性パイプと、を有
する携帯電子機器である。
に設置された外部モジュールと前記筐体の内部に設置さ
れた内部モジュールとを電気的に接続する導通手段と、
前記筐体に設け、前記導通手段を前記筐体の内部に導入
する導入孔と、弾性部材からなり且つ外周面上にシーリ
ング部材を設けると共に前記導入孔の内部に導入される
導入管と、剛性部材からなり且つ前記導入管に対してし
まりばめとなる外径を有すると共に前記導通手段を貫通
させつつ、前記導入管に嵌挿される剛性パイプと、を有
する携帯電子機器である。
【０００８】前記剛性パイプは導入管に対し、挿入前の
相互寸法においてしまりばめの関係にあるので、剛性パ
イプを導入管に挿入することで前記導入管の外径が拡張
する。これにより、導入管の外周面上に設けたシーリン
グ部材が導入孔の内壁に付勢され、導入孔と導入管との
間にシールが施される。一方、剛性パイプを抜き取るこ
とで、弾性部材である導入管がもとに戻りシールが解除
される。このようにすれば、防水構造の組立作業および
分解作業を容易に行うことができる。この発明は、前記
導入管はカップ形状をしており、前記導入管の内部の前
記カップ形状の底面に配置される環状のパッキンと、を
有する携帯電子機器である。
相互寸法においてしまりばめの関係にあるので、剛性パ
イプを導入管に挿入することで前記導入管の外径が拡張
する。これにより、導入管の外周面上に設けたシーリン
グ部材が導入孔の内壁に付勢され、導入孔と導入管との
間にシールが施される。一方、剛性パイプを抜き取るこ
とで、弾性部材である導入管がもとに戻りシールが解除
される。このようにすれば、防水構造の組立作業および
分解作業を容易に行うことができる。この発明は、前記
導入管はカップ形状をしており、前記導入管の内部の前
記カップ形状の底面に配置される環状のパッキンと、を
有する携帯電子機器である。
【０００９】前記剛性パイプを導入管に挿入することで
上記同様、導入管の外径が拡張されシーリング部材が導
入管内面に付勢される。また、剛性パイプの挿入により
その先端が導入管のカップ底面に配置したパッキンに付
勢され、導通手段と導入管との間にシールが施される。
一方、剛性パイプを抜き取ることで、弾性部材である導
入管がもとに戻り、導入孔と導入管の間のシールが解除
され、同時に導通手段と導入管の間のシールが解除され
る。このようにすれば、防水構造の組立作業および分解
作業を容易に行うことができる。
上記同様、導入管の外径が拡張されシーリング部材が導
入管内面に付勢される。また、剛性パイプの挿入により
その先端が導入管のカップ底面に配置したパッキンに付
勢され、導通手段と導入管との間にシールが施される。
一方、剛性パイプを抜き取ることで、弾性部材である導
入管がもとに戻り、導入孔と導入管の間のシールが解除
され、同時に導通手段と導入管の間のシールが解除され
る。このようにすれば、防水構造の組立作業および分解
作業を容易に行うことができる。
【００１０】この発明は、前記シーリング部材が、導入
管の外周面上に導入管本体と一体として形成されたリブ
状の凸部である携帯電子機器である。。前記リブ状の凸
部は、前記剛性パイプの挿入によって導入管の内壁に付
勢し弾性圧縮すると共に導入孔と導入管との隙間をシー
ルする。
管の外周面上に導入管本体と一体として形成されたリブ
状の凸部である携帯電子機器である。。前記リブ状の凸
部は、前記剛性パイプの挿入によって導入管の内壁に付
勢し弾性圧縮すると共に導入孔と導入管との隙間をシー
ルする。
【００１１】この発明は、前記剛性パイプが、前記導入
管の開口部側につば状の縁部を有する携帯電子機器であ
る。前記つば状の縁部は、剛性パイプを導入管に挿入す
るにあたり、外力を受ける面部として機能すると共に前
記剛性パイプが導入管内に潜り込むのを防止する。
管の開口部側につば状の縁部を有する携帯電子機器であ
る。前記つば状の縁部は、剛性パイプを導入管に挿入す
るにあたり、外力を受ける面部として機能すると共に前
記剛性パイプが導入管内に潜り込むのを防止する。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、この発明につき図面を参照
しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこ
の発明が限定されるものではない。また、以下に示す実
施の形態の構成要素には、当業者が通常設計変更できる
ものが含まれるものとする。図１は、この発明の実施の
形態にかかる電子機器の防水構造を示す断面図である。
同図において、上記従来の防水構造と同一の構成要素に
は同一の符号を付し、その説明を省略する。ゴム系部材
からなると共にカップ状の導入管９は、時計ケース２に
設けられた導入孔８内に挿入されている。導入管９の外
周側面上には、軸方向の断面形状が一様な半円弧状とな
る凸部１４が一体形成されている。
しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこ
の発明が限定されるものではない。また、以下に示す実
施の形態の構成要素には、当業者が通常設計変更できる
ものが含まれるものとする。図１は、この発明の実施の
形態にかかる電子機器の防水構造を示す断面図である。
同図において、上記従来の防水構造と同一の構成要素に
は同一の符号を付し、その説明を省略する。ゴム系部材
からなると共にカップ状の導入管９は、時計ケース２に
設けられた導入孔８内に挿入されている。導入管９の外
周側面上には、軸方向の断面形状が一様な半円弧状とな
る凸部１４が一体形成されている。
【００１３】金属パイプ１５は導入管９に嵌挿されてお
り、金属パイプ１５の外径寸法と導入管９の内径寸法と
は、挿入前にしまりばめとなる関係となっている。ま
た、金属パイプ１５の端部には、つば状の縁部１７が形
成されている。縁部１７により、金属パイプ１５が導入
管９内に嵌り込んで抜けなくなるのを防止することがで
きる。導入管９のカップ底面にはリング溝９ａが形成さ
れ、このリング溝９ａ内には、ゴム系部材からなる環状
のＯリング１６が挟み込まれている。Ｏリング１６はシ
ールド線６の直径と略同一内径を有しており、つぶした
状態でシールド線６、金属パイプ１５およびリング溝９
ａの間でシール面を形成する。また、シールド線６は、
導入管９、剛性パイプ１５およびＯリング１６を貫通し
つつ、時計ケース２内部に導入されている。
り、金属パイプ１５の外径寸法と導入管９の内径寸法と
は、挿入前にしまりばめとなる関係となっている。ま
た、金属パイプ１５の端部には、つば状の縁部１７が形
成されている。縁部１７により、金属パイプ１５が導入
管９内に嵌り込んで抜けなくなるのを防止することがで
きる。導入管９のカップ底面にはリング溝９ａが形成さ
れ、このリング溝９ａ内には、ゴム系部材からなる環状
のＯリング１６が挟み込まれている。Ｏリング１６はシ
ールド線６の直径と略同一内径を有しており、つぶした
状態でシールド線６、金属パイプ１５およびリング溝９
ａの間でシール面を形成する。また、シールド線６は、
導入管９、剛性パイプ１５およびＯリング１６を貫通し
つつ、時計ケース２内部に導入されている。
【００１４】金属パイプ１５を導入管９に嵌挿すること
で前記導入管９の外径が拡張され、外周の凸部１４が導
入孔８の内壁に付勢される。これにより、導入管９の側
面部と導入孔８の内壁との隙間にシールが施され、且つ
金属パイプ１５および導入管９が導入孔８内に固定され
る。このため、従来の防水構造のように、導入管９を保
持するためのピン１０を設ける必要はなく、また、この
ピン１０を通すための貫通孔１９を設ける必要もない。
したがって、導入管９の形成も容易になると共に、防水
構造の組立も従来と比較してより一層簡素化される。
で前記導入管９の外径が拡張され、外周の凸部１４が導
入孔８の内壁に付勢される。これにより、導入管９の側
面部と導入孔８の内壁との隙間にシールが施され、且つ
金属パイプ１５および導入管９が導入孔８内に固定され
る。このため、従来の防水構造のように、導入管９を保
持するためのピン１０を設ける必要はなく、また、この
ピン１０を通すための貫通孔１９を設ける必要もない。
したがって、導入管９の形成も容易になると共に、防水
構造の組立も従来と比較してより一層簡素化される。
【００１５】また、金属パイプ１５を導入管９に嵌挿す
ることで、金属パイプ１５の先端部がＯリング１６に付
勢され、シールド線６と導入管９の内壁（溝面）との
間、導入管９と金属パイプ１５との間にシールが施され
る。この結果、時計ケース２のシールを前記金属パイプ
１５の挿入によってワンアクションで行うことができる
から、従来の防水構造のようなシリコンゴム等を用いた
面倒なシール作業が不用になる。また、金属パイプ１５
を抜き取ることにより、前記それぞれのシール状態をワ
ンアクションで解除できる。これにより、腕時計の分解
が容易になるからメンテナンス性を向上できる。
ることで、金属パイプ１５の先端部がＯリング１６に付
勢され、シールド線６と導入管９の内壁（溝面）との
間、導入管９と金属パイプ１５との間にシールが施され
る。この結果、時計ケース２のシールを前記金属パイプ
１５の挿入によってワンアクションで行うことができる
から、従来の防水構造のようなシリコンゴム等を用いた
面倒なシール作業が不用になる。また、金属パイプ１５
を抜き取ることにより、前記それぞれのシール状態をワ
ンアクションで解除できる。これにより、腕時計の分解
が容易になるからメンテナンス性を向上できる。
【００１６】なお、凸部１４は、上記のように導入管９
と一体として形成されたものに限定されず、当業者が通
常設計変更することができるものも含まれる。例えば従
来の防水構造のように、導入管９の外周部分に溝１３を
形成し、そこに環状パッキン１２を嵌め込む構成として
もよい。また、このような凸部１４や環状パッキン１６
を複数段に設置した構成としてもよい（図示省略）。さ
らに、凸部１４は、上述のような外形的に明確な半円弧
状の凸型形状を備えていなくともよく、緩やかな傾斜に
よるふくらみ部としてもよい。
と一体として形成されたものに限定されず、当業者が通
常設計変更することができるものも含まれる。例えば従
来の防水構造のように、導入管９の外周部分に溝１３を
形成し、そこに環状パッキン１２を嵌め込む構成として
もよい。また、このような凸部１４や環状パッキン１６
を複数段に設置した構成としてもよい（図示省略）。さ
らに、凸部１４は、上述のような外形的に明確な半円弧
状の凸型形状を備えていなくともよく、緩やかな傾斜に
よるふくらみ部としてもよい。
【００１７】また、図２に示すように、つば状の縁部１
７にねじ切り部１８を設けるようにしてもよい。このよ
うにすれば、導入管９は、金属パイプ１５によって導入
孔８内に確実に保持されると共に防水性も向上させるこ
とができる。さらに、上記構成は腕時計のみならず、携
帯電話、ＰＨＳ、モバイル端末などの携帯電子機器の防
水構造にも適用できることはいうまでもない。
７にねじ切り部１８を設けるようにしてもよい。このよ
うにすれば、導入管９は、金属パイプ１５によって導入
孔８内に確実に保持されると共に防水性も向上させるこ
とができる。さらに、上記構成は腕時計のみならず、携
帯電話、ＰＨＳ、モバイル端末などの携帯電子機器の防
水構造にも適用できることはいうまでもない。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、この発明かかる携
帯電子機器によれば、剛性パイプを導入管に挿入するこ
とで前記導入管の外径が拡張させ、導入管の外周面上に
設けたシーリング部材を導入孔の内壁に付勢すること
で、導入孔と導入管との間にシールを施せるようにした
ので、防水構造の組立作業および分解作業を容易に行う
こが可能となる。
帯電子機器によれば、剛性パイプを導入管に挿入するこ
とで前記導入管の外径が拡張させ、導入管の外周面上に
設けたシーリング部材を導入孔の内壁に付勢すること
で、導入孔と導入管との間にシールを施せるようにした
ので、防水構造の組立作業および分解作業を容易に行う
こが可能となる。
【００１９】また、この発明にかかる携帯電子機器によ
れば、剛性パイプを導入管に挿入することで前記導入管
の外径を拡張させ、導入管の外周面上に設けたシーリン
グ部材を導入孔の内壁に付勢することで、導入孔と導入
管との間にシールを施すと共に、剛性パイプの先端を導
入管のカップ底面に配置したパッキンに付勢し、導通手
段と導入管との間にシールを施すようにした。このた
め、防水構造の組立作業および分解作業を容易に行うこ
ができ、且つ防水機能をより向上させることができる。
れば、剛性パイプを導入管に挿入することで前記導入管
の外径を拡張させ、導入管の外周面上に設けたシーリン
グ部材を導入孔の内壁に付勢することで、導入孔と導入
管との間にシールを施すと共に、剛性パイプの先端を導
入管のカップ底面に配置したパッキンに付勢し、導通手
段と導入管との間にシールを施すようにした。このた
め、防水構造の組立作業および分解作業を容易に行うこ
ができ、且つ防水機能をより向上させることができる。
【００２０】さらに、この発明にかかる携帯電子機器に
よれば、導入管とその外周面上に設置される凸部とを一
体として成形するものであるため、必要な部品数を軽減
することができる。このため、組立作業を更に容易にで
きる。
よれば、導入管とその外周面上に設置される凸部とを一
体として成形するものであるため、必要な部品数を軽減
することができる。このため、組立作業を更に容易にで
きる。
【００２１】また、この発明に係る携帯電子機器によれ
ば、前記つば状の縁部によって、剛性パイプを容易に導
入管に挿入することができ、且つ剛性パイプが導入管に
潜り込むのを防止できる。このため、防水構造の組立作
業および分解作業を更に容易にできる。
ば、前記つば状の縁部によって、剛性パイプを容易に導
入管に挿入することができ、且つ剛性パイプが導入管に
潜り込むのを防止できる。このため、防水構造の組立作
業および分解作業を更に容易にできる。
【図１】この発明の実施の形態にかかる電子機器の防水
構造を示す断面図である。
構造を示す断面図である。
【図２】図１に示した電子機器の防水構造の変形例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図３】従来の電子機器の防水構造を示した全体構成図
である。
である。
【図４】図３に示した電子機器の防水構造の要部を示す
側面断面図である。
側面断面図である。
【図５】図４に示した電子機器の防水構造の平面断面図
である。
である。
１ 時計本体 ２ 時計ケース ３ リストバンド ４ ムーブメント ５ 電池 ６ シールド線 ７ ヒンジ部 ８ 導入孔 ９ 導入管 １０ ピン １１ 栓 １２ パッキン １３ 溝 １４ 凸部 １５ 金属パイプ １６ Ｏリング １７ 縁部 １８ ねじ切り部 １９ 貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊東 隆史 千葉県千葉市美浜区中瀬１丁目８番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 Ｆターム(参考） 2F002 AA03 AA09 AB03 AB04 AB06 AC01 4E360 AA02 AB33 AB42 ED03 ED23 ED27 FA14 GA29 GA53
Claims (4)
- 【請求項１】 筐体の外部に設置された外部モジュール
と前記筐体の内部に設置された内部モジュールとを電気
的に接続する導通手段と、 前記筐体に設け、前記導通手段を前記筐体の内部に導入
する導入孔と、 弾性部材からなり且つ外周面上にシーリング部材を設け
ると共に前記導入孔の内部に導入される導入管と、 剛性部材からなり且つ前記導入管に対してしまりばめと
なる外径を有すると共に前記導通手段を貫通させつつ、
前記導入管に嵌挿される剛性パイプと、を有する携帯電
子機器。 - 【請求項２】 前記導入管はカップ形状をしており、 前記導入管の内部の前記カップ形状の底面に配置される
環状のパッキンと、を有する請求項1記載の携帯電子機
器。 - 【請求項３】 前記シーリング部材は、導入管の外周面
上に導入管本体と一体として形成されたリブ状の凸部で
ある請求項１または２記載の携帯電子機器。 - 【請求項４】 前記剛性パイプは、前記導入管の開口部
側につば状の縁部を有する請求項１乃至３のいずれかに
記載の携帯電子機器。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000398986A JP2002204081A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 携帯電子機器 |
| US10/015,401 US6528725B2 (en) | 2000-12-27 | 2001-12-12 | Portable electronic device |
| DE10163276A DE10163276A1 (de) | 2000-12-27 | 2001-12-21 | Tragbares elektronisches Gerät |
| KR1020010085929A KR20020053766A (ko) | 2000-12-27 | 2001-12-27 | 휴대전자기기 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000398986A JP2002204081A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 携帯電子機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002204081A true JP2002204081A (ja) | 2002-07-19 |
Family
ID=18863841
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000398986A Pending JP2002204081A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 携帯電子機器 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6528725B2 (ja) |
| JP (1) | JP2002204081A (ja) |
| KR (1) | KR20020053766A (ja) |
| DE (1) | DE10163276A1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101578658B1 (ko) | 2008-09-02 | 2015-12-18 | 니폰 메크트론 가부시키가이샤 | 모바일 방수 기기 및 그 제조 방법 |
| CN112083640A (zh) * | 2020-09-30 | 2020-12-15 | 广东湾区智能终端工业设计研究院有限公司 | 可穿戴设备 |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002198664A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-07-12 | Seiko Instruments Inc | 携帯電子機器 |
| WO2013192222A2 (en) * | 2012-06-18 | 2013-12-27 | Hzo, Inc. | Systems and methods for applying protective coatings to internal surfaces of fully assembled electronic devices |
| KR102253463B1 (ko) | 2013-01-08 | 2021-05-18 | 에이치제트오 인코포레이티드 | 보호 코팅의 적용을 위한 기판 마스킹 |
| US10449568B2 (en) | 2013-01-08 | 2019-10-22 | Hzo, Inc. | Masking substrates for application of protective coatings |
| US9894776B2 (en) | 2013-01-08 | 2018-02-13 | Hzo, Inc. | System for refurbishing or remanufacturing an electronic device |
| CN104460430B (zh) * | 2014-11-06 | 2017-04-26 | 四川大学 | 一种电子腕带的控制方法 |
| US20160317086A1 (en) * | 2015-05-01 | 2016-11-03 | Otter Products, Llc | Quick release system for wearable electronic device |
| US10152169B2 (en) | 2015-06-05 | 2018-12-11 | Otter Products, Llc | Protective case with cover for wearable electronic device |
| CN105958402B (zh) * | 2016-06-30 | 2018-03-09 | 天津市津达执行器有限公司 | 一种接线盒与放大器腔体密封连接装置 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3017383C2 (de) * | 1980-05-07 | 1982-05-06 | Dietrich 7778 Markdorf Grünau | Kabelverschraubung für Schaltschränke |
| US5728987A (en) * | 1996-08-20 | 1998-03-17 | Utke; Gene H. | Gravity operated cam switch |
| US5763832A (en) * | 1997-01-02 | 1998-06-09 | Anselm; Anthony C. | Apparatus for affixing a strain wire into the wiring of flexible electric conduit |
| DE19728370A1 (de) * | 1997-07-03 | 1999-01-07 | Bosch Gmbh Robert | Kabeldurchführung für Anschlußkabel eines Gasmeßfühlers |
| FR2775844B1 (fr) * | 1998-03-09 | 2000-04-14 | Alsthom Cge Alcatel | Boitier etanche pour piquage sur cable |
| WO2002001678A1 (en) * | 2000-06-27 | 2002-01-03 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Apparatus having a cable grommet of uniform flexibility |
-
2000
- 2000-12-27 JP JP2000398986A patent/JP2002204081A/ja active Pending
-
2001
- 2001-12-12 US US10/015,401 patent/US6528725B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2001-12-21 DE DE10163276A patent/DE10163276A1/de not_active Withdrawn
- 2001-12-27 KR KR1020010085929A patent/KR20020053766A/ko not_active Application Discontinuation
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101578658B1 (ko) | 2008-09-02 | 2015-12-18 | 니폰 메크트론 가부시키가이샤 | 모바일 방수 기기 및 그 제조 방법 |
| CN112083640A (zh) * | 2020-09-30 | 2020-12-15 | 广东湾区智能终端工业设计研究院有限公司 | 可穿戴设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE10163276A1 (de) | 2002-07-04 |
| US20020088636A1 (en) | 2002-07-11 |
| KR20020053766A (ko) | 2002-07-05 |
| US6528725B2 (en) | 2003-03-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR101851997B1 (ko) | 전자기기의 방수 접속기구 및 전자기기 | |
| KR100870375B1 (ko) | 힌지장치 및 휴대형 전자기기 | |
| JP2002204081A (ja) | 携帯電子機器 | |
| US7355137B2 (en) | Waterproof structure of push button switch | |
| US8920022B2 (en) | Waterproof device and portable timepiece | |
| JP5918201B2 (ja) | 電気コネクタを備える腕時計 | |
| JP2002198664A (ja) | 携帯電子機器 | |
| CN108666157B (zh) | 开关装置及表 | |
| JP2005282776A (ja) | 折畳み式電子装置 | |
| CN113376998B (zh) | 壳体以及钟表 | |
| CN110289521A (zh) | 一种可穿戴设备 | |
| JP6162880B2 (ja) | 電子機器および電子機器の製造方法 | |
| CN106227021B (zh) | 开关装置以及钟表 | |
| US3982089A (en) | Pushbutton switch | |
| JP2004205513A (ja) | ケースが手動で開くためのバヨネット嵌合を備えた裏蓋または蓋を有する時計 | |
| JP2009042140A (ja) | 携帯機器及び携帯時計 | |
| JP2008032418A (ja) | 時計 | |
| US9698519B2 (en) | Water-proof connector for an electronic device | |
| JP2006284235A (ja) | 腕装着型の電子機器 | |
| JP3369023B2 (ja) | バンド内に回路配線を有する腕時計型電子機器 | |
| JP2020098711A (ja) | 電池保持装置及び時計 | |
| JP7055275B2 (ja) | スイッチ装置および時計 | |
| KR20220119965A (ko) | 방수 구조 및 이를 포함하는 전자 장치 | |
| CN114077190A (zh) | 外壳以及钟表 | |
| JP5991569B2 (ja) | 防水部材、防水部材を備える携帯電子機器、及び防水方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20040303 |