JP2002203817A - 半導体チップの製造方法および製造装置 - Google Patents

半導体チップの製造方法および製造装置

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JP2002203817A
JP2002203817A JP2000401857A JP2000401857A JP2002203817A JP 2002203817 A JP2002203817 A JP 2002203817A JP 2000401857 A JP2000401857 A JP 2000401857A JP 2000401857 A JP2000401857 A JP 2000401857A JP 2002203817 A JP2002203817 A JP 2002203817A
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shaped semiconductor
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Isao Morino
勲 森野
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Morix Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 棒状半導体結晶を切断して半導体チップを製
造する際に使用する容器などを繰り返し使用可能にし、
さらに切断用工具の長寿命化を実現する。 【解決手段】 まず、型枠4にセットされたセパレータ
2に棒状半導体結晶1を挿入し、その型枠4を水を入れ
た容器内に収納する。次に、水を凍結させて氷11にす
る。次いで、容器を加熱して、容器内面と型枠4の外面
との間の氷を溶かし、型枠4を容器から取り出す。取り
出された型枠4内の棒状半導体結晶1をその周囲の氷11
と共にその長手方向と直交する方向に切断する。氷を溶
かし、半導体チップをセパレータ2から分離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体チップの製
造方法および製造装置に関し、特に、SiO2 、ビスマ
ス−テルルなど、硬くて脆い半導体結晶のチップを製造
する方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビスマス−テルルなどの熱電半導体を用
いたサーモ・モジュールは、コンピュータのCPUの冷
却、光通信用半導体装置の冷却、携帯用保冷装置など、
広範な用途を有している。そして、サーモ・モジュール
を製造する際には、多数のp型とn型の熱電半導体結晶
のチップ(立方体状、または円柱状)を格子状に交互に
配列し、その端面を精密に、かつ一点の欠け(チッピン
グ)なしに仕上げることが必要である。
【0003】従来、このような熱電半導体チップの一般
的な製造方法としては、インゴット状の半導体結晶をス
ライスして円板状に形成し、さらにこの円板をダイシン
グして多数の立方体状の熱電半導体チップを製造する方
法が知られている。
【0004】しかしながら、ビスマス−テルルなどの材
料は、優れた電気的・熱的特性を有する一方で、極めて
硬く、脆いという性質を有するため、スライスやダイシ
ングの時にチッピングによる不良発生があり、かつ製造
工数が多いため、生産性低下の大きな要因となってい
る。
【0005】そこで、本発明の出願人等は、先に製造工
数の削減およびチッピングによる不良発生の抑制を実現
する方法を提案した(特願平9-218421号)。この方法で
は、多数の棒状熱電半導体結晶を金属製あるいはプラス
チック製の箱型の容器内に収納し、前記容器内に固定用
樹脂を注入して棒状熱電半導体結晶の周囲を固化させた
後、容器を棒状熱電半導体結晶の長手方向と直交する方
向に所定の間隔で切断し、さらに固定用樹脂を溶解させ
ることで多数の熱電半導体結晶のチップを製造する。
【0006】この方法によれば、切断時に棒状熱電半導
体結晶の周囲が固定用樹脂で固められているためチッピ
ングの発生を抑えることができる。また、切断工程が一
回で済むため、製造工数の削減による生産性の向上を図
ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の製造方法では、棒状熱電半導体結晶を容器ご
と切断するため、コストが高いという問題があった。ま
た、切断用の工具の目詰まりにより切削性が低下してし
まうとい問題があった。さらに、固定用樹脂の溶解のた
めの溶剤、および切削油の洗浄のための洗剤が必要であ
り、溶解のプロセスおよび洗浄のプロセスが必要である
という問題があった。
【0008】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、棒状熱電半導体結晶を切断する際に
使用する容器などを繰り返し使用可能にすることで、コ
ストを低減した半導体チップの製造方法および製造装置
を提供することを目的とする。
【0009】また、本発明は、切断用の工具の目詰まり
による切削性の低下を防止することのできる半導体チッ
プの製造方法および製造装置を提供することを目的とす
る。
【0010】さらに、本発明は、溶剤およ洗剤が不要で
あり、かつ、溶解および洗浄の工程が不要な半導体チッ
プの製造方法および製造装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体チッ
プの製造方法は、棒状半導体結晶を容器内に収納し、前
記棒状半導体結晶の周囲を液体で覆う第1工程と、前記
液体を凍結させて固体にする第2工程と、前記棒状半導
体結晶を前記固体と共に前記容器から取り出す第3工程
と、前記取り出された棒状半導体結晶をその周囲の固体
と共にその長手方向と直交する方向に切断する第4工程
とを備えたことを特徴とする。
【0012】また、本発明に係る半導体チップの製造装
置は、棒状半導体結晶を挿入するための複数の貫通孔が
形成された複数のセパレータと、前記複数のセパレータ
を保持すると共に切断用の溝を有する型枠と、前記型枠
を収納する容器と、前記容器の冷却/加熱手段と、切断
手段とを備え、前記複数のセパレータを前記型枠により
保持し、前記複数のセパレータの互いに対向する貫通孔
に前記棒状半導体結晶を挿入し、前記型枠を前記容器に
収納し、前記容器内に液体を注入し、前記冷却/加熱手
段により容器を冷却して前記液体を固体にし、前記冷却
/加熱手段により容器を加熱して前記型枠と前記容器の
内壁との間の固体を融解させて前記形枠を前記容器から
取り出し、前記取り出された型枠の溝に沿って、前記切
断手段により前記棒状半導体結晶をその周囲の固体と共
に長手方向と直交する方向に切断することを特徴とす
る。
【0013】本発明に係る半導体チップの製造方法およ
び製造装置によれば、棒状半導体結晶の周囲の液体を容
器内で凍結させて固体にした後、棒状半導体結晶とその
周囲の固体を容器から取り出し、切断することにより、
容器を繰り返し使用可能にすることができる。また、容
器を切断しないため、切断用工具の目詰まりが発生し難
い。
【0014】本発明に係る半導体チップの製造方法およ
び製造装置において、液体として水や水溶性切削液を使
用することにより、切削油を不要にし、切断後の洗浄工
程を不要にすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形
態の半導体チップの製造方法(以下、本実施の形態の方
法と略す)において使用する棒状半導体結晶を示す斜視
図である。この棒状半導体結晶1は、p型あるいはn型
の半導体結晶である。
【0016】図2は本実施の形態の方法において使用す
るセパレータを示す斜視図である。このセパレータ2
は、エポキシなどの絶縁材料により、矩形の板状に形成
されている。そして、多数の貫通孔3が格子状に配列さ
れている。なお、ここでは、便宜上、4×4=16個の
貫通孔を図示したが、実際には8×8=64個、12×
12=144個など、多数の貫通孔が配列される。
【0017】図3は本実施の形態の方法において使用す
る型枠を示す斜視図である。この型枠4は、金属などに
より、長手方向の両壁面(以下、正面および背面とい
う)が除去された箱型に形成されている。そして、箱の
側面内壁の下端から上端にわたって、箱の長手方向と直
交する方向に、前記セパレータ2を嵌め込むための第1
の溝5が多数(図示は14対)形成されている。また、
隣り合う第1の溝の間には、棒状半導体結晶1をその長
手方向と直交する方向に切断する際に、メタルソーなど
の刃が型枠を切断しないように誘導するための第2の溝
6が形成されている。なお、第1の溝は、箱の内部底面
にも形成して良い。
【0018】図4は本実施の形態の方法において使用す
る型枠用容器を示す斜視図である。この型枠用容器7
は、金属などにより、箱型に形成されている。
【0019】次に、本実施の形態の方法について説明す
る。図5は本実施の形態の方法の概要を示すフロー図で
あり、図6〜図15は、そのフロー図の各ステップにお
いて、図1〜図4に示した棒状半導体結晶1、セパレー
タ2、型枠4、および型枠用容器7をどのように用いる
かを示す図である。
【0020】まず、型枠4の内部にセパレータ2を組み
込み、セパレータ2の貫通孔3の中へ棒状半導体結晶1
を挿入する(工程P1)。ここで、型枠4の内部にセパ
レータ2を組み込むときには、第1の溝5の中にセパレ
ータ2の側面を嵌め込むことにより、セパレータ2を立
てる。また、セパレータ2の貫通孔3の中へ棒状半導体
結晶1を挿入するときには、複数のセパレータの互いに
対向する貫通孔に棒状半導体結晶1を通す。図6はこの
状態を示す斜視図である。
【0021】次いで、図7に示すように、型枠4を型枠
用容器7の内部へ収納する(工程P2)。型枠4には、
セパレータ3が嵌め込まれ、セパレータ3の貫通孔4に
は棒状半導体結晶1が挿入されているので、型枠用容器
7内には、型枠4、セパレータ3、および棒状半導体結
晶1が一体的に収納されることになる。ここで、型枠用
容器7の内部には予め所定量の水が入れてある。図8は
この状態において、型枠用容器7の側面側の中心を切断
した断面図であり、図9は型枠用容器7の正面側の中心
を切断した断面とその下側および両側に配置されている
装置の関係を示す図である。図9に示すように、型枠用
容器7の下面には冷凍機9が配設され、型枠用容器7の
両側面にはヒーター10が配設される。冷凍機9およびヒ
ーター10は、それぞれ、型枠用容器7を伝熱冷却または
加熱することができるように、型枠用容器7に接触して
いる。
【0022】次に、冷凍機8を動作させて型枠用容器7
を冷却し、型枠用容器7内の水8を例えば−10℃で凍
らせる(工程P3)。図10は水8が凍って氷11となっ
た状態を示す側面側断面図であり、図11は同じく正面
側断面図である。なお、水の凝固による体積の膨脹は無
視した。
【0023】次いで、ヒーター9を動作させて、型枠用
容器7の内面と型枠4の外面との間の氷を溶かし、型枠
4を型枠用容器7から取り出す(工程P4)。このと
き、型枠4の内部の氷は凍結したままなので、図12の
側面側断面図および図13の正面側断面図に示すよう
に、型枠4の内部、したがってセパレータ3と棒状半導
体結晶1の周囲は氷11で覆われたまの状態で取り出され
る。
【0024】次に、図14および図15に示すように、
型枠4を固定治具12の上に載置した後、多数のメタルソ
ー13が前記第2の溝6の間隔で固定されたスピンドルを
高速回転させながら、降下させる(工程P5)。これら
の図において、一点鎖線の矢印はメタルソー13の刃の動
く方向を示す。ここで、メタルソー13が下降したとき
に、メタルソー13の外周面が第2の溝6内に進入するよ
うに、型枠4およびメタルソー13が位置決めされてい
る。
【0025】この結果、棒状半導体結晶1は周囲の氷と
共に所定の長さで長手方向と直交する方向に切断され
る。この時、棒状半導体結晶1の周囲は氷に覆われてい
るので、切段時にチッピングは発生しない。
【0026】最後に、切断された部材を加熱するかまた
は常温で放置することにより、氷を融解させて、図16
に示すような、セパレータ2に挿入された円柱状半導体
チップ14を取得し、それをセパレータ2から抜き取るこ
とで、図17(a)に示すような円柱状半導体チップ14
が得られる(工程P6)。
【0027】このように、本実施の形態の方法によれ
ば、以下の特徴を有する。 (1)棒状半導体結晶1の周囲が氷11で覆われた状態で
切断するため、切断時にチッピングが発生しない。この
ため、切削速度を飛躍的に向上させることで、生産性を
大幅に高めることかできる。
【0028】(2)棒状半導体結晶1を固定する材料が
水であるため、安価である。 (3)型枠4を切断しないため、型枠4を繰り返し使用
することができ、メタルソーの目詰まりの発生を抑え、
長寿命化を実現できる。
【0029】(4)切断時に、切断用の工具であるメタ
ルソーの刃と被切断部材である氷および棒状半導体結晶
1との間の摩擦熱より氷が融解し、水溶性の切削液およ
び潤滑液として作用するため、切削性が向上し、切削精
度の向上と工具の長寿命化を実現できる。
【0030】(4)固定用樹脂を使用しないため、その
溶剤が不要である。 (5)切削油や潤滑油を使用しないため、それらを除去
するための洗浄工程が不要である。
【0031】なお、以上の実施の形態では、液体として
水を使用したが、水に限られるものではなく、水溶性の
切削液を用いても良い。また、図1に示すような断面が
円形の棒状半導体結晶(丸棒状半導体結晶)に代えて、
断面が矩形の棒状半導体結晶(角棒状半導体結晶あるい
は角材状半導体結晶)を用いることにより、図17
(b)に示すような角柱状半導体チップ15が得られる。
さらに、メタルソーに代えてマルチワイヤーソー、ハッ
クソー、レジンボンドのブレードなどを用いても良い。
また、以上の実施の形態では、型枠4内に多数(図示は
14枚)のセパレータ2をセットしたが、セパレータは
型枠4の長手方向の両端に2枚あれば良い。さらに、そ
の2枚のセパレータが型枠の長手方向の両端の壁面を兼
用していても良い。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
棒状半導体結晶の周囲の液体を容器内で凍結させた後、
棒状半導体結晶とその周囲の固体を容器から取り出し、
切断することにより、容器を繰り返し使用可能にするこ
とができると共に、切断用工具の目詰まりの発生を抑
え、その長寿命化を実現できる。また、液体として水や
水溶性の切削液を使用することにより、切削油を不要に
し、その結果、切断後の洗浄工程を不要にすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の方法において使用する棒状半導
体結晶を示す斜視図、
【図2】本実施の形態の方法において使用するセパレー
タを示す斜視図、
【図3】本実施の形態の方法において使用する型枠を示
す斜視図、
【図4】本実施の形態の方法において使用する型枠用容
器を示す斜視図、
【図5】本実施の形態の方法の概要を示すフロー図、
【図6】型枠にセットされたセパレータに棒状半導体結
晶を挿入した状態を示す図、
【図7】型枠を型枠用容器内に収納する様子を示す図、
【図8】型枠を型枠用容器内に収納した状態で型枠用容
器の側面側の中心を切断した断面図、
【図9】型枠を型枠用容器内に収納した状態で型枠用容
器の正面側の中心を切断した断面とその下側および両側
に配置されている装置の関係を示す図、
【図10】図8の水が凍結した状態を示す図、
【図11】図9の水が凍結した状態を示す図、
【図12】凍結した氷と共に型枠用容器から型枠を取り
出した状態を示す側面側断面図、
【図13】凍結した氷と共に型枠用容器から型枠を取り
出した状態を示す正面側断面図、
【図14】型枠用容器から取り出された棒状半導体結晶
をその周囲の氷と共に切断する様子を示す側面側断面
図、
【図15】型枠用容器から取り出された棒状半導体結晶
をその周囲の氷と共に切断する様子を示す正面側断面
図、
【図16】切断され、氷が融解した棒状半導体結晶およ
びセパレータを示す斜視図、
【図17】本発明の方法により得られる半導体チップを
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 棒状半導体結晶 2 セパレータ 3 貫通孔 4 型枠 5、6 溝 7 型枠用容器 8 水 9 冷凍機 10 ヒーター 11 氷 12 固定治具 13 メタルソー 14 円柱状半導体チップ 15 角柱状半導体チップ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状半導体結晶を容器内に収納し、前記
    棒状半導体結晶の周囲を液体で覆う第1工程と、前記液
    体を凍結させて固体にする第2工程と、前記棒状半導体
    結晶を前記固体と共に前記容器から取り出す第3工程
    と、前記取り出された棒状半導体結晶をその周囲の固体
    と共にその長手方向と直交する方向に切断する第4工程
    とを備えたことを特徴とする半導体チップの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記液体は水であることを特徴とする請
    求項1記載の半導体チップの製造方法。
  3. 【請求項3】 各々複数の貫通孔が形成された複数のセ
    パレータと、前記複数のセパレータを保持すると共に切
    断用の溝を有する型枠と、前記型枠を収納する容器とを
    用い、 前記複数のセパレータを前記型枠により保持し、前記複
    数のセパレータの互いに対向する貫通孔に前記棒状半導
    体結晶を挿入し、予め液体を入れておいた前記容器に前
    記型枠を収納することで前記第1工程を実行することを
    特徴とする請求項1記載の半導体チップの製造方法。
  4. 【請求項4】 冷却手段を用いて前記容器を冷却するこ
    とで前記第2工程を実行することを特徴とする請求項3
    記載の半導体チップの製造方法。
  5. 【請求項5】 加熱手段を用いて前記容器を加熱して前
    記型枠と前記容器の内壁との間の固体を融解させて前記
    形枠を前記容器から取り出すことで前記第3工程を実行
    することを特徴とする請求項3記載の半導体チップの製
    造方法。
  6. 【請求項6】 切断手段を用いて、前記取り出された型
    枠の溝に沿って前記棒状半導体結晶をその周囲の固体と
    共に長手方向と直交する方向に切断することで前記第4
    工程を実行することを特徴とする請求項3記載の半導体
    チップの製造方法。
  7. 【請求項7】 棒状半導体結晶を挿入するための複数の
    貫通孔が形成された複数のセパレータと、前記複数のセ
    パレータを保持すると共に切断用の溝を有する型枠と、
    前記型枠を収納する容器と、前記容器の冷却/加熱手段
    と、切断手段とを備え、前記複数のセパレータを前記型
    枠により保持し、前記複数のセパレータの互いに対向す
    る貫通孔に前記棒状半導体結晶を挿入し、前記型枠を前
    記容器に収納し、前記容器内に液体を注入し、前記冷却
    /加熱手段により容器を冷却して前記液体を固体にし、
    前記冷却/加熱手段により容器を加熱して前記型枠と前
    記容器の内壁との間の固体を融解させて前記形枠を前記
    容器から取り出し、前記取り出された型枠の溝に沿っ
    て、前記切断手段により前記棒状半導体結晶をその周囲
    の固体と共に長手方向と直交する方向に切断することを
    特徴とする半導体チップの製造装置。
  8. 【請求項8】 前記セパレータの貫通孔は、所定の間隔
    で格子状に配列されていることを特徴とする請求項7記
    載の半導体チップの製造装置。
  9. 【請求項9】 前記形枠は、長手方向の両壁面が除去さ
    れた箱型に形成されており、箱の両側面の長手方向と直
    交する方向に前記切断用の溝が所定の間隔で形成されて
    いることを特徴とする請求項7記載の半導体チップの製
    造装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016074068A (ja) * 2014-10-08 2016-05-12 株式会社ディスコ スライス方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016074068A (ja) * 2014-10-08 2016-05-12 株式会社ディスコ スライス方法

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