JP2002203345A - 妨害波除去手段を備えたオーディオ信号再生回路及びオーディオ機器 - Google Patents

妨害波除去手段を備えたオーディオ信号再生回路及びオーディオ機器

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JP2002203345A JP2000402231A JP2000402231A JP2002203345A JP 2002203345 A JP2002203345 A JP 2002203345A JP 2000402231 A JP2000402231 A JP 2000402231A JP 2000402231 A JP2000402231 A JP 2000402231A JP 2002203345 A JP2002203345 A JP 2002203345A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーディオ信号再生回路を構成するオペアン
プ回路における信号ライン及び電源ラインの入り口にフ
イルタ手段、特にコイルとコンデンサからなるT型フィ
ルタを備えて増幅する前で妨害波信号を除去するように
する。 【解決手段】 ヘッドからの信号を増幅するイコライザ
アンプを備えたオペアンプにおいて、このオペアンプに
電気的に接続することができる信号ライン及び電源ライ
ンであって、当該オペアンプに入力する入口位置に90
0MHz帯域を検波して減衰させるためのフィルタ手
段、特にコイルとコンデンサからなるT型フィルタを備
えた構成にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、妨害波除去手段を
備えたオーディオ信号再生回路及びオーディオ機器に関
し、詳しくは信号ライン及び電源ラインを通して、90
0MHz帯の妨害波がオペアンプに混入するのを防止す
る妨害波除去手段を講じたオーディオ信号再生回路及び
オーディオ機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術におけるオーディオ信号再生回
路における妨害波除去手段は、(1)筐体にシールドを
施すことにより妨害波の侵入を防ぐものや、(2)妨害
波を含むオーディオ信号にフィルタ手段を施して妨害波
を除去するもの等が存在する。 (1)筐体にシールドを施すことにより妨害波を除去す
るためには、そのパネルは導電塗料を施したプラスチッ
クパネルを用いたり、金属パネルを用いているものが周
知である。
【0003】一方、GSM(Global Syste
m for Mobile communicatio
n)方式の携帯電話の妨害波の輻射規制として規定され
た「EN55020―A12」規格がある。この「EN
55020―A12」規格は、CENELEC(欧州電
気標準化委員会)が作成した規格(安全、EMC、その
他を含む)の内、EMCにかかわる規制であり、その中
のイミュニテイと呼ばれるEMS規格(STD)が「E
N55020」である。これは、最近規格の修正改正の
動きの中、欧州で流行しているGSMの影響を考慮した
追加規格であり、具体的には、電子機器、例えばオーデ
ィオ機器をシールドルーム内に載置し、放射電磁界を測
定サンプル(オーディオ機器)に与え、その影響をみて
OK、NGの判定を行うというものである。この測定す
る具体的手法については後述する。
【0004】このような、EMC、安全の規格体系は、
国際規格、地域規格、各国規格、製品規格に分けること
ができる。先ず、国際規格は、IEC(国際電気標準委
員会)、CISPR(国際無線障害特別委員会)があ
り、地域規格としては、NAFTA(北米自由貿易
圏)、EU(欧州連合)+NFTA(欧州自由貿易連
合)がある。このなかで、USA、カナダ、メキシコは
NAFTAの規格に準拠し、ドイツ、イギリス、フラン
ス、他12カ国はEUの規格に準拠し、フィンランド、
ノルウェー、スウェーデン、他3カ国はNFTAの規格
に準拠している。このうち、EU、NFTAの規格に準
拠している国は、CENEELECに参加しており、製
品はCENELECが作成したEN55020規格に準
拠しなければならない。
【0005】このEN55020規格に準拠し、(20
001年に)追加される事項があり、それは、所謂、イ
ミニュティー試験といわれるもので、他の機器等からの
妨害に対しその対象製品の耐力(妨害排除能力)を規制
するものである。この規制は4項目からなり、そのうち
「Radio frequency electrom
agnetic field carrier」試験が
ある。この試験は、GSM方式の携帯電話からの妨害耐
力を規定する目的で追加されている。
【0006】この試験においては、妨害波としてGSM
の発生電波を模して「900MHz±5MHz」に「2
00Hz」のパルス変調(デューテイ比50%)をかけ
てアンテナから放射し、オーディオ機器(例えばVC
R:Video Casette Recorder)
に印加する。加える妨害波の強さは、製品のアンテナに
一番近い面で3V/mが規制値になる、この妨害波の強
度は、2ワット出力のGSMから、1.8m離れた地点
での電解の強さで表す。製品がOKかNGかの判断は、
この妨害波のもとで記録/再生を行って、画像にビート
の発生等の妨害がないこと、音声S/N比が40dB以
上であることが条件となる。
【0007】このような種々の条件を満たすための実際
の測定手法は、図7に示すように、シールドルーム20
を用意し、測定機器として妨害波発生器21、RF信号
発生器22、モニタ23、オーディオS/Nメータ24
を用意する。妨害波発生器21は、シールドルーム20
内のアンテナ125から妨害波が発生させることができ
るものである。この妨害波は、図8に示すように、90
0MHz±5MHzの妨害波に200Hzのパルス変調
(デューテイ比50%)をかけた変調妨害波である。
【0008】シールドルーム20には、高さ80cmの
テーブルの上にセット(ここではVCR)を載置すると
共に、妨害波発生器21に接続されたアンテナ125か
らの妨害波の電界強度がアンテナ125側のセット(V
CR)の端部において3V/mに設定する。具体的に
は、セット(VCR)のフロント、リア及び両サイドの
4面をアンテナ125に正対させて測定する。
【0009】そして判定条件は、妨害レベル3dB/m
下で次の条件を満足する必要がある。映像においては
モニタ23上でビート等の画質劣化がないこと。音声
において、音声S/N比が40dB以上あること、であ
る。
【0010】ここで、セットであるVCR、即ち、オー
ディオ機器に搭載されているオーディオ再生回路4A
は、図8に示すように、オーディオ・イレーズヘッド
6、フル・イレーズヘッド7、オーディオ・ヘッド9に
接続されたオーディオICに内蔵されておいるオペアン
プであるオペアンプ回路5とからなる。
【0011】オペアンプ回路5は、5ボルトのスイッチ
ングレギュレータ11から電源電圧を入力して2.3ボ
ルトの基準電圧を生成する2.3ボルト電源12と、ヘ
ッド6、7、9からの信号を受信して増幅するイコライ
ザアンプ13と、ラインアンプ14とから構成されてい
る。
【0012】このような構成からなるオーディオ再生回
路4Aの接続状態は、オーディオ・イレーズヘッド6、
フル・イレーズヘッド7、コンデンサC1を並列に接続
し、フル・イレーズヘッド7とコンデンサC1との中間
点をバイアストランス8の中間位置に接続し、バイアス
トランス8の一方側の端子は、並列接続したオーディオ
・イレーズヘッド6並びにフル・イレーズヘッド7の一
方側に接続し、他方側の端子は抵抗R1、スイッチ10
を介して並列接続したオーディオ・イレーズヘッド6並
びにフル・イレーズヘッド7の他方の接地側に接続して
ある。スイッチ10と抵抗R1との中間点をオーディオ
・ヘッド9の一方の端子に接続し、オーディオ・ヘッド
9の他方の端子はコンデンサC2を介してイコライザア
ンプ13の一方の入力端子に接続されている。又、イコ
ライザアンプ13の一方の入力端子は、負荷Z1を介し
て2.3ボルト電源12に接続されている。又、イコラ
イザアンプ13の他方の入力端子は、負荷Z2を介して
接地されると共に、その出力端子、負荷Z3を介してフ
ィードバックして接続されている。また、このイコライ
ザアンプ13の出力端子は、負荷Z4を介して接地され
ていると共に、負荷Z4を介してラインアンプ14の入
力端子に接続されている。ラインアンプ14の出力端子
は、図示しない外部端子に接続されている。
【0013】このような構成及び接続状態を有するオペ
アンプ回路5においては、ヘッド6,7、9からの信号
がイコライザアンプ13により増幅され、ラインアンプ
14を介して出力することができるのである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術で説明した、(1)筐体にシールドを施すことにより
妨害波を除去する構成のものにおいて、(a)導電塗料
を施したプラスチックパネルを用いるものは量産での接
触状態のバラツキがおおいこと、溶剤等を使用するため
に環境への配慮が必要であること、単価が高いためコス
トが高くつくという問題がある。
【0015】又、(b)金属パネルを使用する場合に
は、量産での接触状態のバラツキがおおいこと、単価が
高いためコストが高くなること、ディスク上の制約があ
るという問題がある。
【0016】更に、(2)妨害波を含むオーディオ信号
にフィルタ手段を施して妨害波を除去するものは、妨害
波分の周波数(200Hzおよびその変調波)がオーデ
ィオ信号の帯域に入り込んでしまうため、これらの妨害
波成分のみを除去することが不可能であるという問題が
ある。
【0017】即ち、図8を参照して説明した上述のオー
ディオ再生回路4Aにおいて、「EN55020―A1
2」規格に基づく900±5MHzの周波数をデューテ
イ50%の200Hzで変調した変調妨害波が印加され
た場合に、電源ライン及び信号ラインへの影響を考察す
ると、先ず、電源ラインに影響を及ぼす第1の変調妨害
波、オーディオ・ヘッド9の信号ラインに影響を及ぼす
第2の変調妨害波、フル・イレーズヘッド7に影響を及
ぼす第3の変調妨害波、オーディオ・イレーズヘッド6
の信号ラインに影響を及ぼす第4の変調妨害波に分別し
てみた場合に、これら変調妨害波は次に示すように回路
上に影響を与える。
【0018】第1の変調妨害波は、5ボルト電源電圧で
あるスイッチングレギュレータ11自体に影響を与え、
電源ラインに妨害波信号を含んだ信号が流れ、それは回
路内の2.3ボルト基準電源12、負荷Z1を介してイ
コライザアンプ13に入力する(P1→P2→P3→P
4)。
【0019】第2の変調妨害波は、オーディオ・ヘッド
9に影響を与え、接続してある信号ライン上に重畳した
妨害波信号を含んだ信号が流れ、それれはコンデンサC
2を介してイコライザアンプ13に入力する(P5→P
6→P7)。
【0020】第3の変調妨害波は、フル・イレーズヘッ
ド7に影響を与え、接続してある信号ライン上に重畳し
た妨害波信号を含んだ信号が流れ、それはバイアストラ
ンス8、抵抗R1、オーディオ・ヘッド9、コンデンサ
C2を介してイコライザアンプ13に入力する(P8→
P9→P10→P11→P12→P13)。又、フル・
イレーズヘッド7において重畳した妨害波信号を含んだ
信号が流れ、それはコンデンサC1、接地側ライン、負
荷Z2を介してイコライザアンプ13に入力する(P8
→P14→P15→P16)。更に、接地側ラインを流
れる信号は負荷Z4を介してラインアンプ14に入力す
る(P15→P17→P18)。
【0021】第4の変調妨害波は、オーディオ・イレー
ズヘッド6に影響を与え、接続してある信号ラインに妨
害波を含んだ信号が流れ、それはバイアストランス8、
抵抗R1、オーディオ・ヘッド9、コンデンサC2を介
してイコライザアンプ13に入力する(P19→P20
→P21→P22→P23→P24)。又、オーディオ
・イレーズヘッド6に重畳した妨害波信号を含んだ信号
は、コンデンサC1、接地側ライン、負荷Z2を介して
イコライザアンプ13に入力する(P19→P20→P
25→P26→P27)。更に、接地側ラインを流れる
妨害波信号を含んだ信号は、負荷Z4を介してラインア
ンプ14に入力する(P26→P28→P29)。
【0022】そして、このようにしてイコライザアンプ
13及びラインアンプ14に入り込んだ妨害波の信号は
イコライザアンプ13においては除去することができな
いため、そのまま信号として増幅され、負荷Z3を介し
てフイードバックされると共に、増幅された信号は負荷
Z4を介してラインアンプ14に入力される(S1→S
2→S3→S4、S1→S6→S7)。ラインアンプ1
4に入力された信号は、ラインアンプ14においても結
局、妨害波信号を取り除くことができず、そのまま妨害
波信号が含んだ状態で出力されることになる(O1)。
【0023】このように、オーディオ再生時に妨害波を
加えると、再生ヘッド系のみならず種々の経路から侵入
する妨害波がオーディオIC内、即ちオペアンプ回路5
のイコライザアンプ13、ラインアンプ14で検波さ
れ、図9及び図10に示すように、200Hzの信号成
分として現れ、S/N比を劣化させることになる。この
200Hzの低周波成分は、オーディオ信号で使用する
実信号の帯域に入っているため、フィルタ等での除去は
できない。そのため、信号を増幅するイコライザアンプ
13に入力されてしまうと妨害波信号を除去することが
極めて困難となり、信号の精度を悪化させることにな
る。図9において、実信号と共に入りこんだ200Hz
の妨害波信号は、増幅され、ピーク状の信号として増幅
され、再生すると、例えばビート音が出力されることに
なる。
【0024】従って、妨害波が、増幅変換される前に除
去することにより所望の信号への影響(副作用)をなく
すこと、及び基板にマウントするフィルタタイプの構造
にして、接触等に頼らないようにして安定度を高めるこ
と、コストを安価にできることに解決しなければならな
い課題を有する。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る妨害除去手段を備えたオーディオ信号
再生回路及びオーディオ機器は、次に示す構成にするこ
とである。
【0026】(1)ヘッドで得られた信号を増幅するイ
コライザアンプを備えたオペアンプに、信号ライン及び
電源ラインにより信号及び電源を供給する接続形態を有
するオーディオ再生回路において、前記信号ライン並び
に電源ラインが前記オペアンプに接続する入口及び又は
入口前の電源ライン並びに信号ラインに、900±5M
Hz帯の周波数帯域を検波減衰させるフィルタ手段を設
けたことを特徴とする妨害波除去手段を備えたオーディ
オ信号再生回路。 (2)前記フィルタ手段は、前記イコライザアンプの入
力端子に接続する信号ラインの入力にT型フィルタを組
み込んだことを特徴とする(1)記載の妨害波除去手段
を備えたオーディオ信号再生回路。 (3)前記T型フィルタは、コイルとコンデンサとから
構成され、信号ラインとイコライザアンプの入力端子と
の間に直列接続した2個のコイルを挿入し、該コイルの
中間位置にコンデンサの一方側を接続し、該コンデンサ
の他方側を接地した接続構成であることを特徴とする
(2)記載の妨害波除去手段を備えたオーディオ信号再
生回路。 (4)前記コイルは、47nHのインダクタであること
を特徴とする(1)記載の妨害波除去手段を備えたオー
ディオ信号再生回路。 (5)前記フィルタ手段は、前記ヘッドに接続した信号
ラインにコイルを挿入したフイルタを含むことを特徴と
する(2)記載の妨害除去手段を備えたオーディオ信号
再生回路。
【0027】(6)オーディオ信号を記録再生する記録
再生手段と、該記録再生手段により再生する際に妨害波
信号を除去する妨害波除去手段と、を備えたオーディオ
機器であって、前記妨害波除去手段は、ヘッドで得られ
た信号を増幅するイコライザアンプを備えたオペアンプ
に接続する信号ライン並びに電源ラインの入口及び又は
入口前の電源ライン並びに信号ラインに、900MHz
帯の周波数帯域を検波減衰させるためのフィルタ手段を
設けたことを特徴とするオーディオ機器。 (7)前記フィルタ手段は、前記イコライザアンプの入
力端子に接続する信号ラインの入口に、T型フィルタを
組み込んだことを特徴とする請求項6記載のオーディオ
機器。 (8)前記T型フィルタは、コイルとコンデンサとから
構成され、信号ラインとイコライザアンプの入力端子と
の間に直列接続した2個のコイルを挿入し、該コイルの
中間位置にコンデンサの一方側を接続し、該コンデンサ
の他方側を接地した接続構成であることを特徴とする
(7)記載のオーディオ機器。 (9)前記コイルは、47nHのインダクタであること
を特徴とする(6)記載のオーディオ機器。 (10)前記フィルタ手段は、前記ヘッドに接続した信
号ラインにコイルを挿入したフイルタを含むことを特徴
とする(7)記載のオーディオ機器。
【0028】このように、オーディオ信号再生回路のう
ちオペアンプ回路に入る手前の電源ライン及び信号ライ
ンにフィルタ手段を設けたことにより、信号を処理する
前で900MHz帯の妨害波信号を除去又は減衰するこ
とが可能であり、オペアンプ回路で減衰又は除去できな
い、正規の増幅する信号と同じくする、所謂、900M
Hz帯の変調された低周波帯域、例えば200Hz帯か
らなる妨害波信号、の影響を受けないか又は実用上無視
できる範囲内で増幅することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る妨害波除去手
段を備えたオーディオ信号再生回路及びオーディオ機器
の実施形態について、図面を参照して説明する。
【0030】本発明に係るオーディオ信号再生回路は、
電子機器、特に従来技術で説明した「EN55020―
A12」規格に基づく規制対象になるAV機器、実施例
においてオーディオ機器、例えば、VTR(Video
Tape Recorder)、チューナを備えたテ
ープレコーダ(レシーバ等)に搭載可能であり、又、将
来的には規制対象となるビデオカメラ(VHS−C)等
のアナログ(AM変調)方式の音声記録方式を有する電
子機器、実施例においてオーディオ機器に利用可能であ
る。
【0031】実施例におけるオーディオ機器1は、図1
に示すようにオーディオ信号を記録再生することができ
るオーディオ信号再生回路を備えた記録再生部2と、こ
の記録再生部2にて再生したオーディオ信号に影響する
妨害波を除去する妨害波除去手段である妨害波除去部3
とから構成され、その他のものは省略してある。
【0032】オーディオ再生回路4は、図2に示すよう
に、オーディオ・イレーズヘッド6、フル・イレーズヘ
ッド7、オーディオ・ヘッド9に接続されたオーディオ
ICチップに内蔵されているオペアンプであるオペアン
プ回路5とからなる。
【0033】オペアンプ回路5は、5ボルトのスイッチ
ングレギュレータ11から電源電圧を入力して2.3ボ
ルトの基準電圧を生成する2.3ボルト電源12と、妨
害波除去手段であるフィルタ手段であるT型フィルタ1
5並びにコイル、ヘッド6、7、9からの信号を受信し
て増幅するイコライザアンプ13と、ラインアンプ14
とから構成されている。
【0034】このような構成からなるオーディオ再生回
路4の接続状態は、オーディオ・イレーズヘッド6、フ
ル・イレーズヘッド7、コンデンサC1を並列に接続し
てある。オーディオ・イレーズヘッド6とフル・イレー
ズヘッド7の間には、妨害波除去用フィルタである第1
のコイル16aが挿入されている。又、フル・イレーズ
ヘッド7とコンデンサC1との間には妨害波除去用フィ
ルタである第2のコイル16bが挿入されている。この
第2のコイル16bとコンデンサC1との中間点をバイ
アストランス8の中間位置に接続してある。バイアスト
ランス8の一方の端子は、並列接続したオーディオ・イ
レーズヘッド6並びにフル・イレーズヘッド7の接地側
ラインに接続し、他方の端子は抵抗R1、妨害波除去用
フィルタである第3のコイル16c、スイッチ10を介
して並列接続したオーディオ・イレーズヘッド6並びに
フル・イレーズヘッド7に接続してある。この第3のコ
イル16cとスイッチ10との中間点をオーディオヘッ
ド9の一方の端子に接続し、オーディオヘッド9の他方
の端子はコンデンサC2、妨害波除去用フィルタである
第4のコイル16d、妨害波除去用フィルタであるT型
フィルタ15を介してイコライザアンプ13の一方の入
力端子に接続されている。このT型フィルタ15は、第
5及び第6のコイル16e、16fとコンデンサC3と
から構成され、これらは信号ラインに設けた第4のコイ
ル16dとイコライザアンプ13の入力端子との間に直
列接続した第5及び第6のコイル16e、16fを挿入
し、この第5及び第6のコイル16e、16fの中間位
置にコンデンサC3の一方側を接続し、このコンデンサ
C3の他方側を接地した接続構成となっている。又、こ
のT型フィルタ15の第5及び第6のコイル16e、1
6fの中間点は、負荷Z1を介して2.3ボルト電源1
2に接続されている。この2.3ボルト電源12と外部
の5ボルトのスイッチングレギュレータ11との間の電
源ラインには、直列接続した妨害波除去用フィルタであ
る第7及び第8のコイル16g、16hが挿入されてい
る。又、イコライザアンプ13の他方の入力端子は、妨
害波除去用フィルタである第9のコイル16i及び負荷
Z2を介して接地されていると共に、イコライザアンプ
13の出力端子は、負荷Z3を介した第9のコイル16
iと負荷Z2との中間点に接続されている。また、この
イコライザアンプ13の出力端子は、負荷Z4を介して
接地されていると共に、負荷Z4、妨害波除去用フィル
タである第10のコイル16jを介してラインアンプ1
4の入力端子に接続されている。ラインアンプ14の出
力端子は、図示しない外部端子に接続されている。
【0035】このような構成及び接続状態を有するオー
ディオ信号再生回路4においては、ヘッド6、7、9か
らの信号がイコライザアンプ13により増幅され、ライ
ンアンプ14を介して出力することができるのである
が、オペアンプ回路5に入力するための信号ライン及び
電源を供給する電源ラインに900±5MHz帯域の信
号を減衰させるための第1〜第4、第7〜第10のコイ
ル16a〜16j及びT型フィルタ15を設けたことに
より、オペアンプ回路5に入力する前に妨害波信号を除
去又は減衰させることができる。
【0036】ここで、除去又は減衰させられる妨害波信
号の経路について、図2を参照して説明する。尚、妨害
波信号は、上述した従来技術で説明した「EN5502
0―A12」規格に基づく900±5MHzの周波数を
デューテイ50%の200Hzで変調したものであり、
先ず、電源ラインに影響を及ぼす第1の変調妨害波、オ
ーディオ・ヘッド9の信号ラインに影響を及ぼす第2の
変調妨害波、フル・イレーズヘッド7に影響を及ぼす第
3の変調妨害波、オーディオ・イレーズヘッド6の信号
ラインに影響を及ぼす第4の変調妨害波に分別してみる
ことができ、これら変調妨害波は次に示すように回路上
において減衰される。
【0037】第1の変調妨害波は、5ボルトのスイッチ
ングレギュレータ11自体に影響を与え、それは、スイ
ッチングレギュレータ11と2.3ボルト基準電圧12
との間の電源ラインに設けた第7及び第8のコイル16
g、16hにより減衰され、更に回路内の2.3ボルト
基準電圧12、負荷Z1、を経由してT型フィルタ15
で更に減衰されてイコライザアンプ13に入力する(P
101→P102→P103→P104)。
【0038】第2の変調妨害波は、オーディオ・ヘッド
9の信号ライン上に重畳し、その妨害波信号を含んだ信
号はコンデンサC2を介して第4のコイル16dにより
減衰され、更に、T型フィルタ15により減衰されてイ
コライザアンプ13に入力する(P105→P106→
P107)。
【0039】第3の変調妨害波は、フル・イレーズヘッ
ド7の信号ライン上に妨害波が重畳するが、第2のコイ
ル16bにより減衰されて、バイアストランス8、抵抗
R1を介し、更に第3のコイル16cにより減衰されて
通過し、オーディオ・ヘッド9、コンデンサC2、第4
のコイル16dで更に減衰され、T型フィルタ15で減
衰されてイコライザアンプ13に入力する(P108→
P109→P110→P111→P112→P11
3)。又、フル・イレーズヘッド7に重畳し減衰された
信号は、コンデンサC1、接地側で接地される(P10
8→P114→P115→P116)。
【0040】第4の変調妨害波は、オーディオ・イレー
ズヘッド6の信号ライン上に妨害波が重畳すると第1及
び第2のコイル16a、16bにより減衰され、更に、
バイアストランス8を経由して第3のコイル16cによ
り減衰され、抵抗R1、オーディオ・ヘッド9、コンデ
ンサC2を経由して第4のコイル16dにより減衰さ
れ、さらにT型フィルタ15により減衰されてイコライ
ザアンプ13に入力する(P117→P118→P11
9→P120→P121→P122→P123)。又、
オーディオ・イレーズヘッド6に重畳した妨害波信号
は、第1及び第2のコイル16a、16bにより減衰さ
れた後に、コンデンサC1、接地側ラインに流れて消去
する(P117→P118→P124→P125→P1
26)。
【0041】そして、このようにしてコイル及びT型フ
ィルタ15により妨害波が減衰された信号は、イコライ
ザアンプ13及びラインアンプ14に入り込み正規の信
号と共に増幅され、負荷Z3を介してフイードバックさ
れると共に、増幅された信号は負荷Z4、第10のコイ
ル16jを介してラインアンプ14に入力される(S1
01→S102→S103、S101→S104→S1
05)。上述の如く、負荷Z4がオペアンプ回路5の外
部に位置している場合には、妨害波の影響を受けるた
め、ラインアンプ14に入力する入り口において第10
のコイル16jにより減衰されてからラインアンプ14
に入力される。ラインアンプ14に入力された信号は、
妨害波信号が減衰された状態であるため、その妨害波信
号は無視できる状態で出力されることになる(O10
1)。
【0042】このようにしてイコライザアンプ13で増
幅される信号には、図3に示すように、入力側で妨害波
を減衰させた状態で増幅しているために、増幅した信号
に入り込んでいる妨害波信号(200Hzノイズ)は、
従来技術で説明した図10に示すピーク信号に比べて殆
ど無視できる程度に小さな信号にすることができるので
あり、その分、正規の信号に与える影響は少なくするこ
とができ、実用上無視できるものとなる。従って、上述
の「En55020−A12」規格に適合した、所謂、
S/N比40dBの確保が可能になる。
【0043】このように、オーディオ信号再生時に妨害
波が印加されていても、再生ヘッド系のみならず種々の
経路から侵入する妨害波を減衰することができる。この
減衰するためのコイルは、「EN55020−A12」
の規格で規制されている700±5MHzの妨害波に有
効的に作用するインダクタ、即ち、47nHのインダク
タが好ましい。このインダクタは、図3〜図5に示すよ
うに、インダクタ係数Qと周波数との関係において、例
えば0.4GHzのときに「40」であり、インピーダ
ンスと周波数との関係において1.4GHzのときに1
04〜105Ωの値になり、インダクタンスと周波数と
の関係において0.4GHzを境にして急勾配を描くよ
うな特性である部品であればよい。
【0044】尚、実施例において、妨害波信号を減衰す
るフィルタ手段として47nHのインダクタを用いた
が、これに限定されることなく、900MHz帯の周波
数を減衰させる、例えばフェライトビーズ等のデバイス
を利用しても良く、又、イコライザアンプの入口に設け
たT型フィルタは、ディスクリート部品を組み合わせた
ものであるが。これに限定されることなく、900MH
z帯に対するフィルタリング特性を有する三端子構造の
単一フィルタでもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る妨害
波除去手段を備えたオーディオ信号再生回路及びオーデ
ィオ機器は、オペアンプの入口における信号ライン及び
電源ラインに900MHz帯の妨害波信号を減衰させる
フィルタ手段を備えたことにより、信号と同じ周波数帯
域を有する信号であっても、オペアンプに入力する前に
除去又は減衰させることができるため、「EN5502
0−A12」規格に準拠した回路構成及び機器を得るこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオーディオ信号再生回路を備えた
オーディオ機器の構成を示した説明図である。
【図2】同オーディオ信号再生回路の構成及び妨害波に
よる妨害波信号の経路を示した略示的なブロック図であ
る。
【図3】図2における回路構成において、「EN550
20−A12」規格に準拠した測定方法により測定した
妨害波信号のスペクトラムである。
【図4】同妨害波信号を除去及び減衰させるためのフィ
ルタ手段に採用したコイルのインダクタ係数Qと周波数
との特性を示したグラフである。
【図5】同妨害波信号を除去及び減衰させるためのフィ
ルタ手段に採用したコイルのインピーダンス(Ω)と周
波数との特性を示したグラフである。
【図6】同妨害波信号を除去及び減衰させるためのフィ
ルタ手段に採用したコイルのインダクタンス(nH)と
周波数との特性を示したグラフである。
【図7】「En55020−A12」規格に基づく測定
方法を説明した説明図である。
【図8】従来技術における900MHz帯域の妨害波信
号を除去又は減衰する手段を施していないオーディオ信
号再生回路のブロック図である。
【図9】図8における回路において、「EN55020
−A12」規格に基づく信号の出力波形を示した実測値
である。
【図10】図8に示すオーディオ信号再生回路の構成及
び妨害波による妨害波信号の経路を示した略示的なブロ
ック図である。
【符号の説明】
1;オーディオ機器、2;記録再生部、3;妨害除去
部、4;オーディオ信号再生回路、5;オペアンプ回
路、6;オーディオ・イレーズヘッド、7;フル・イレ
ーズヘッド、8;バイアストランス、9;オーディオ・
ヘッド、10;スイッチ、11;スイッチングレギュレ
ータ、12;2.3ボルト基準電源、13;イコライザ
アンプ、14;ラインアンプ、15;T型フィルタ、1
6a〜16j;第1〜第10のコイル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月1日(2001.3.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】このように、オーディオ信号再生時に妨害
波が印加されていても、再生ヘッド系のみならず種々の
経路から侵入する妨害波を減衰することができる。この
減衰するためのコイルは、「EN55020−A12」
の規格で規制されている700±5MHzの妨害波に有
効的に作用するインダクタ、即ち、47nHのインダク
タが好ましい。このインダクタは、図4〜図6に示すよ
うに、インダクタ係数Qと周波数との関係において、例
えば0.4GHzのときに「40」であり、インピーダ
ンスと周波数との関係において1.4GHzのときに1
04〜105Ωの値になり、インダクタンスと周波数と
の関係において0.4GHzを境にして急勾配を描くよ
うな特性である部品であればよい。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 板山 経 千葉県木更津市潮見8丁目4番地 ソニー 木更津株式会社内 (72)発明者 宮本 琢哉 千葉県木更津市潮見8丁目4番地 ソニー 木更津株式会社内 (72)発明者 在原 明博 千葉県木更津市潮見8丁目4番地 ソニー 木更津株式会社内 (72)発明者 竹原 慎太郎 東京都港区赤坂8丁目5番26号 赤坂DS ビル 株式会社メイテック内 (72)発明者 高野 直人 東京都港区赤坂8丁目5番26号 赤坂DS ビル 株式会社メイテック内 Fターム(参考) 5K052 AA01 BB23 DD07 DD11 FF01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドで得られた信号を増幅するイコラ
    イザアンプを備えたオペアンプに、信号ライン及び電源
    ラインにより信号及び電源を供給する接続形態を有する
    オーディオ再生回路において、前記信号ライン並びに電
    源ラインが前記オペアンプに接続する入口及び又は入口
    前の電源ライン並びに信号ラインに、900±5MHz
    帯の周波数帯域を検波減衰させるフィルタ手段を設けた
    ことを特徴とする妨害波除去手段を備えたオーディオ信
    号再生回路。
  2. 【請求項2】 前記フィルタ手段は、前記イコライザア
    ンプの入力端子に接続する信号ラインの入力にT型フィ
    ルタを組み込んだことを特徴とする請求項1記載の妨害
    波除去手段を備えたオーディオ信号再生回路。
  3. 【請求項3】 前記T型フィルタは、コイルとコンデン
    サとから構成され、信号ラインとイコライザアンプの入
    力端子との間に直列接続した2個のコイルを挿入し、該
    コイルの中間位置にコンデンサの一方側を接続し、該コ
    ンデンサの他方側を接地した接続構成であることを特徴
    とする請求項2記載の妨害波除去手段を備えたオーディ
    オ信号再生回路。
  4. 【請求項4】 前記コイルは、47nHのインダクタで
    あることを特徴とする請求項1記載の妨害波除去手段を
    備えたオーディオ信号再生回路。
  5. 【請求項5】 前記フィルタ手段は、前記ヘッドに接続
    した信号ラインにコイルを挿入したフイルタを含むこと
    を特徴とする請求項2記載の妨害除去手段を備えたオー
    ディオ信号再生回路。
  6. 【請求項6】 オーディオ信号を記録再生する記録再生
    手段と、該記録再生手段により再生する際に妨害波信号
    を除去する妨害波除去手段と、を備えたオーディオ機器
    であって、前記妨害波除去手段は、ヘッドで得られた信
    号を増幅するイコライザアンプを備えたオペアンプに接
    続する信号ライン並びに電源ラインの入口及び又は入口
    前の電源ライン並びに信号ラインに、900MHz帯の
    周波数帯域を検波減衰させるためのフィルタ手段を設け
    たことを特徴とするオーディオ機器。
  7. 【請求項7】 前記フィルタ手段は、前記イコライザア
    ンプの入力端子に接続する信号ラインの入口に、T型フ
    ィルタを組み込んだことを特徴とする請求項6記載のオ
    ーディオ機器。
  8. 【請求項8】 前記T型フィルタは、コイルとコンデン
    サとから構成され、信号ラインとイコライザアンプの入
    力端子との間に直列接続した2個のコイルを挿入し、該
    コイルの中間位置にコンデンサの一方側を接続し、該コ
    ンデンサの他方側を接地した接続構成であることを特徴
    とする請求項7記載のオーディオ機器。
  9. 【請求項9】 前記コイルは、47nHのインダクタで
    あることを特徴とする請求項6記載のオーディオ機器。
  10. 【請求項10】 前記フィルタ手段は、前記ヘッドに接
    続した信号ラインにコイルを挿入したフイルタを含むこ
    とを特徴とする請求項7記載のオーディオ機器。
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