JP2002203139A - 電子商取引方法およびシステム - Google Patents

電子商取引方法およびシステム

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JP2002203139A
JP2002203139A JP2001267297A JP2001267297A JP2002203139A JP 2002203139 A JP2002203139 A JP 2002203139A JP 2001267297 A JP2001267297 A JP 2001267297A JP 2001267297 A JP2001267297 A JP 2001267297A JP 2002203139 A JP2002203139 A JP 2002203139A
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internet
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sales
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Seiichi Itakura
誠一 板倉
Toshiaki Kito
寿昭 木藤
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Toyo Engineering Corp
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Toyo Engineering Corp
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    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q40/00Finance; Insurance; Tax strategies; Processing of corporate or income taxes
    • G06Q40/04Trading; Exchange, e.g. stocks, commodities, derivatives or currency exchange

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 資材の仕様、契約条件の策定に関する実務知
識が存在しない場合でも安価で良質の資材を容易かつ的
確に調達することができるようにした電子商取引方法お
よびシステムを提供する。 【解決手段】 センタ装置40のウェブサーバー41で
複数の資材売り手10−1〜10−nの売り手側端末1
1からインターネット30を介して各種資材のそれぞれ
の取引条件を収集し、該収集した取引条件の査定を行う
ことで各種資材の最適な資材売り手を選択し、該選択し
た最適な資材売り手10−1〜10−nの販売条件をイ
ンターネット30を介して資材買い手20−1〜20−
mの買い手側端末21に提示し、資材買い手は、20−
1〜20−mは、上記インターネット上で提示された上
記販売条件に基づき所望の資材を上記インターネット3
0を介して購入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一品毎に仕様変
更、設計等を要しないが、仕様を指定しなければ商取引
が成立しない汎用商品等の各種物品(以下「資材」とい
う)の再販をインターネットを介して行う電子商取引方
法およびシステムに関し、例えば、石油、石油化学プラ
ント建設、保全に係る資材、ビル建設に係わる資材、あ
るいは事務用品等を容易かつ的確に販売することができ
るようにした電子商取引方法およびシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば、石油、石油化学プラン
ト建設、保全に係わる資材は、単純一般材料を除いても
それほど複雑ではないが、仕様を一意に決定するために
は技術データの指定が必要である。
【0003】また、この種の資材の購入に際しては適宜
見積もりを収集する必要があるが、品質確保の観点から
技術査定が難しく、過去の技術蓄積データがなければ見
積もりおよび引き合い先の決定もできないという品目が
多い。
【0004】ところで、最近は、中小エンジニアリング
会社、工事会社、海外進出企業においても安価な資材調
達への要求は高く、国内外の新規売り手の開拓意欲が潜
在的には強いが、上記この種の資材の特殊性により、価
格が高いことは解っていても従来から使い慣れた国内売
り手の製品を使用していることが多い。更には、言語の
問題、輸送および通関業務に代表される発注後作業の不
慣れ、等の問題が、海外からの資材調達実施を抑制して
いる。
【0005】一方で、近年のコンピュータ技術、情報処
理技術を駆使した電子商取引の場が国内でも整備されつ
つあり、国内外の安価で良質な資材を調達できる環境が
整いつつある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現存す
る電子商取引の場は、紙、電話、FAX等の業務に係わ
る媒体を電子的媒体に置き換え、かつ、資材発注作業お
よびそれに係わる金銭授受をインターネット上で実現し
ただけであり、資材の技術仕様、契約条件の策定に関す
る実務知識を提供するものではなく、したがって、現行
の業務の実施方法を大幅に変更するものではない。
【0007】さらに、資材の仕様、単価を明らかにし
て、例えば、石油、石油化学プラント建設、保全のよう
な、特定産業分野の特定業務に係わる資材等を網羅的に
扱っている電子商取引の場は現存しない。
【0008】そのため、資材の買い手が電子商取引の場
を用いて資材の調達を行おうとした場合には、引き合い
先の決定、仕様書の作成、見積もり依頼の発行、見積も
りの督促、見積もりの査定、価格交渉、発注、発注後管
理業務の実施、支払い、等の従来通りの業務を実施する
必要があり、当然ながら、これらの業務遂行に対する実
務知識を保有していない買い手は資材の調達を行えな
い、という状況にある。また、資材買い手は必要とする
資材毎に電子商取引の場を変える、ないしは、発注の窓
口を変えるという煩雑な管理が必要となっている。
【0009】更には、資材の買い手が電子商取引の場を
用いて海外から資材の調達を行おうとした場合、 1)安価な資材を供給できる売り手をその財務状況、業
務遂行能力まで含めて熟知している 2)自らが必要な資材を特定する仕様を外国語で記述で
きる 3)自らが資材の購買条件を外国語で記述できる 4)自らが海外の売り手と価格交渉ができる 5)自らが発注後作業を実施できる 等の条件を満足しない限りは、資材調達は現実的に不可
能である。
【0010】すなわち、例えば、石油、石油化学プラン
ト建設、保全に係わる資材を電子商取引の場を用いて海
外から調達しようとしても、買い手自身がこの種の資材
調達に関する実務知識を正確に保有していない限りは、
資材調達は非常に困難である。
【0011】また、国内の買い手と海外の売り手との間
の商取引を行うものとして従来から商社が存在していた
が、商社は、海外の売り手の代理店でしかなく、仕様の
複数存在する単一の売り手からの資材の供給は可能であ
るが、仕様が一意に決まった複数の売り手からの資材供
給は不可能である。
【0012】これは、商社にこの種の資材の仕様、契約
条件の策定に関する実務知識が存在しないことによる。
【0013】そこで、この発明は、資材の仕様、契約条
件の策定に関する実務知識が存在しない場合でも安価で
良質の資材を容易かつ的確に調達することができるよう
にした電子商取引方法およびシステムを提供することを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明の電子商取引方
法は、インターネットを介して各種資材を再販する電子
商取引方法において、上記資材の設計・販売受託者は、
自らが保有している仕様決定、取引に関する実務知識に
基づき、特定産業分野で必要とされる資材に対して網羅
的に、かつ各資材に対しては、広く一般に受け入れられ
る条件を予め決定した上で、複数の資材売り手から上記
資材のそれぞれの見積もりを収集し、該収集した見積も
りから最適な資材売り手を各資材に対し1社選択し、該
選択した最適な資材売り手の販売条件を上記インターネ
ット上で資材買い手に提示し、上記資材買い手は、上記
インターネット上で提示された上記販売条件に基づき所
望の資材を上記インターネットを介して購入することを
特徴とする。
【0015】すなわち、この発明の電子商取引方法は、
資材の設計・販売受託者が保有している資材の技術仕
様、契約条件に関する実務知識を用いて決定した資材の
技術仕様、契約条件をインターネットを用いて資材買い
手に対して広く開放して、例えば、海外からの資材調達
の経験のない資材買い手に対しても安価で良質な資材を
容易かつ的確に再販することができるようにしたもので
ある。
【0016】ここで、インターネット上で提示される販
売条件とは、資材の技術仕様、契約条件を含むととも
に、各資材の単価情報も含む。
【0017】また、上記資材の設計・販売受託者は、上
記資材の各品目に対する技術仕様要求および取引条件要
求を予め定め、該定めた各品目に対する技術仕様要求お
よび取引条件要求に基づき各品目毎の資材の最適な資材
売り手を選択することを特徴とする。
【0018】また、上記資材の設計・販売受託者は、過
去の取引実績に基づき資材売り手候補を選定するととも
に、上記資材の年間購入量を予測し、上記資材売り手候
補に対して上記年間購入量を示して上記資材の実施技術
仕様および実施取引条件の提示を要求し、該要求に基づ
き上記資材売り手候補から提示された上記資材の実施技
術仕様および実施取引条件の両者に基づき上記最適な資
材売り手を品目毎に1社選択し、該選択した最適な資材
売り手との間に資材取引の年間契約を行うことを特徴と
する。
【0019】また、上記資材の設計・販売受託者は、上
記年間契約を行った資材売り手および該資材売り手と取
引する資材の実施技術仕様および実施販売条件を登録
し、該登録内容に基づき上記資材売り手との取引を行う
ことを特徴とする。
【0020】このような構成によると、資材買い手が単
独で資材を購入する場合に比較して安価な単価を設定す
ることができ、最適な売り手からの安価かつ的確な資材
を安定して供給することが可能になる。
【0021】また、上記資材の設計・販売受託者は、上
記インターネット上で各種資材の技術仕様および販売条
件を提示し、上記資材買い手は、上記インターネット上
で提示された各種資材の技術仕様および販売条件に基づ
き所望の資材を選択し、該選択した資材の見積もりを上
記インターネット上で上記資材の設計・販売受託者に要
求し、上記資材の設計・販売受託者は、上記資材買い手
からの上記資材の見積もりの要求に対応して該資材の見
積もりを作成し、該作成した該資材の見積もりを上記イ
ンターネットを介して上記資材買い手に提示し、上記資
材買い手は、上記資材の設計・販売受託者から提示され
た見積もりの確認後、上記資材の設計・販売受託者に対
して上記資材の発注を行うことを特徴とする。
【0022】ここで、上記見積もりは、買い手が指定し
た支払い通貨に基づく上記資材の総計価格の為替換算を
行い、該為替換算した上記資材の総計価格に再販手数料
を加算することにより行われることを特徴とする。
【0023】このような構成によると、資材買い手は為
替変動によるリスクを管理する必要がなくなり、また、
複数通貨による支払いの煩わしさを被ることがなくな
る。
【0024】また、上記資材の設計・販売受託者は、上
記資材買い手からの上記資材の発注後の該資材に関する
管理業務を上記資材売り手に代わって代行することを特
徴とする。
【0025】また、上記資材の設計・販売受託者は、上
記資材の発注後の該資材に関する情報を上記インターネ
ットを介して上記資材買い手に提示することを特徴とす
る。
【0026】これにより、例えば、海外からの資材調達
業務に熟知していない資材買い手にとっても容易に資材
調達が可能になるとともに、資材発注後処理も容易にな
る。
【0027】また、この発明の電子商取引システムは、
インターネットを介して各種資材を再販する電子商取引
システムにおいて、上記インターネットに接続された資
材売り手側端末と、上記インターネットに接続された資
材買い手側端末と、上記インターネットに接続されたセ
ンタ装置と、を具備し、上記センタ装置は、上記資材売
り手側端末から入力された資材売り手の資材取引条件を
収集する収集手段と、上記収集手段で収集した上記資材
取引条件に基づき最適な資材売り手を自動的に選択す
る、ないしは、設計・販売受託者が人為的に選択する選
択手段と、上記選択手段で選択した最適な資材売り手の
販売条件を上記インターネット上で資材買い手に提示す
る提示手段と、を具備し、上記資材買い手は、上記提示
手段により上記インターネット上で提示された販売条件
に基づき所望の資材を上記インターネットを介して購入
することを特徴とする。
【0028】ここで、上記選択手段は、上記資材の各品
目に対する技術仕様要求および取引条件要求を予め定
め、該定めた各品目に対する技術仕様要求および取引条
件要求に基づき各品目毎の資材の最適な資材売り手を1
社選択することを特徴とする。
【0029】また、上記収集手段は、過去の取引実績に
基づき上記資材の取引を行う資材売り手候補を選定する
候補選定手段と、上記資材の年間購入量を予測する予測
手段と、上記候補選定手段により選定した資材売り手候
補に対して上記予測手段で予測した上記資材の年間購入
量を示して上記資材の実施技術仕様および実施取引条件
の提示を要求する要求手段と、上記要求手段による要求
に応答して上記資材売り手候補から提示された上記資材
の技術仕様および取引条件を入手する入手手段と、を具
備し、上記選択手段は、上記入手手段により入手した上
記資材売り手候補の販売する資材の技術仕様および取引
条件の両者に基づき上記資材売り手候補の査定を行って
該査定に基づき上記資材売り手候補の中から最適な資材
売り手を自動的、ないしは、人為的に1社選択すること
を特徴とする。
【0030】また、上記提示手段は、上記選択手段で選
択した最適な資材売り手の販売する資材の仕様情報を格
納する仕様書データベースを具備し、上記仕様書データ
ベースに格納された上記資材の仕様情報を上記販売条件
とともに上記インターネット上で提示することを特徴と
する。
【0031】また、上記センタ装置は、上記資材買い手
側端末から入力された見積もり要求を上記インターネッ
トを介して受け付け、該受け付けた見積もり要求に応答
して、上記資材買い手が指定した資材の見積もりを作成
する見積もり作成手段と、上記見積もり作成手段で作成
した見積もりを上記インターネットを介して上記資材買
い手側端末に提示する見積もり提示手段と、上記見積も
り提示手段により提示された見積もりに応答して上記資
材買い手側端末から入力された当該資材の発注を受け付
ける発注受付手段と、を具備することを特徴とする。
【0032】ここで、上記見積もり作成手段は、上記資
材の単価情報を格納する単価データベースと、上記単価
データベースに格納された単価情報と上記資材買い手側
端末から入力された購入資材の個数情報とに基づき上記
資材の総計価格を計算する総計計算手段と、上記総計計
算手段で計算した上記資材の総計価格に再販手数料を加
算することにより再販総額を算出する再販総額算出手段
と、を具備することを特徴とする。
【0033】また、上記見積もり作成手段は、為替変換
レートを格納する為替変換マスタと、上記為替変換マス
タに格納された為替変換レートと買い手が指定した支払
い通貨に基づき上記総計計算手段で計算した上記資材の
総計価格の為替変換を行う為替変換手段と、を具備する
ことを特徴とする。
【0034】また、上記見積もり作成手段は、上記資材
買い手側端末から入力された上記資材の送付先に基づき
上記資材売り手から上記資材買い手までの輸送費計算を
行う輸送費計算手段、を具備することを特徴とする。
【0035】また、上記センタ装置は、上記資材買い手
側端末から入力された上記資材の発注後の該資材に関す
る管理業務を上記資材売り手に代わって代行する管理手
段、を具備することを特徴とする。
【0036】ここで、上記管理手段は、上記資材の発注
後の該資材に関する管理情報を上記資材売り手側端末か
ら上記インターネットを介して入手して、該入手した該
資材に関する管理情報を上記インターネットを介して上
記資材買い手側端末に提示することを特徴とする。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる電子商取
引方法およびシステムの実施の形態を添付図面を参照し
て詳細に説明する。
【0038】図1は、この発明に係わる電子商取引シス
テムの全体構成を示すシステム構成図である。
【0039】図1において、この電子商取引システム1
00は、インターネット30上に構築されるもので、そ
の販売対象は、石油、石油化学プラント建設、保守に使
用される一般的各種資材を仮に想定している。
【0040】この石油、石油化学プラント建設、保守に
使用される一般的各種資材としては、例えば、各種配管
材料、電気機器、電気資材、計装機器、計装資材等が含
まれる。なお、この発明は、石油、石油化学プラント建
設、保守に使用される一般的各種資材の再販のみに限定
されるものではなく、石油、石油化学プラント建設、保
守に使用される一般的各種資材と同等な、他の産業に一
般的な各種資材にも同様に適用することができる。
【0041】この電子商取引システム100は、この電
子商取引システム100における販売対象である各種資
材を供給する供給元である各種資材の売り手10−1〜
10−nにそれぞれ設けられた売り手側端末11と、こ
の各種資材の供給を受ける買い手20−1〜20−mに
それぞれ設けられた買い手側端末21とを、インターネ
ット30を介してこの電子商取引システム100を制御
するセンタ装置40に接続して構成される。
【0042】ここで、売り手側端末11とセンタ装置4
0との間の情報の交換および買い手側端末21とセンタ
装置40との間の情報の交換は、それぞれインターネッ
ト30を介して行われるので、売り手側端末11および
買い手側端末21は、それぞれインターネット30に接
続可能な、インターネットエクスプローラもしくはネッ
トスケープナビゲータ等のWWW(World Wide Web)ブラ
ウザを搭載するパーソナルコンピュータから構成され
る。
【0043】したがって、売り手側端末11とセンタ装
置40との間の情報の交換および買い手側端末21とセ
ンタ装置40との間の情報の交換は、それぞれWWWブ
ラウザを用いて行われる。
【0044】センタ装置40は、買い手20−1〜20
−mに対して、各種資材の仕様、契約条件の策定に関す
る実務知識が存在しない場合でも安価で良質の資材を容
易かつ的確に調達することができるようにするもので、
例えば、石油、石油化学プラント建設、保全に係わる各
種資材を網羅的に扱うことにより、任意の資材の調達を
可能にしている。
【0045】すなわち、センタ装置40は、単に、各種
資材のリストを提示するのではなく、予め、各種資材の
売り手10−1〜10−nの中から供給を受ける各種資
材の仕様、契約条件等を査定して各資材毎の最適な売り
手を1社選択し、この選択した最適な売り手の提供する
各種資材の実施技術仕様、販売条件、単価等の実施取引
条件をインターネット30を介して複数の買い手20−
1〜20−mに広く提示することで、買い手20−1〜
20−mに各種資材の仕様、契約条件の策定に関する実
務知識が存在しない場合でも、最適な資材を複雑な手続
を行うことなく容易かつ安価に提供できるようにするも
のである。
【0046】センタ装置40は、売り手側端末11およ
び買い手側端末21と同様にインターネット30に接続
可能なウェブサーバー41を備え、各種資材の単価情報
を格納する単価データベース42および各種資材の仕様
書、図面等の技術情報を格納する仕様書データベース4
3を具備して構成される。
【0047】さて、この電子商取引システム100は、
センタ装置40のウェブサーバー41で複数の資材売り
手10−1〜10−nの売り手側端末11からインター
ネット30を介して各種資材のそれぞれの取引条件を収
集し、資材の設計・販売受託者が該収集した取引条件の
査定を行うことで各種資材の最適な資材売り手を選択
し、該選択した最適な資材売り手10−1〜10−nの
販売条件をインターネット30を介して資材買い手20
−1〜20−mの買い手側端末21に提示し、資材買い
手20−1〜20−mは、上記インターネット上で提示
された上記販売条件に基づき所望の資材を上記インター
ネット30を介して購入するように構成される。
【0048】図2は、図1に示した電子商取引システム
100におけるセンタ装置40のウェブサーバー41に
よる売り手選択処理の詳細の一例を示すシーケンスチャ
ートである。
【0049】図2において、センタ装置40のウェブサ
ーバー41は、まず、販売(再販)対象となる各種資材
の技術仕様、購入条件を決定する(ステップ401)。
但し、やや複雑な資材の場合には設計・販売受託者が資
材の技術仕様、購入条件の決定を行う。
【0050】この各種資材の技術仕様、購入条件は、販
売対象が石油、石油化学プラント建設、保守に使用され
る一般的各種資材である場合は、これら各種資材を網羅
的に選択し、その上で、各種資材の技術仕様、購入条件
を各資材毎に決定する。
【0051】次に、センタ装置40のウェブサーバー4
1は、上記ステップ401で決定した資材の技術仕様、
購入条件に合致する資材売り手候補を過去の取引実績に
基づき決定する(ステップ402)。但し、やや複雑な
資材については設計・販売受託者が過去の取引実績に基
づき決定を行う。
【0052】そして、各資材毎に年間で購入するであろ
う年間購入量を予測し(ステップ403)、このステッ
プ403で予測した各資材の年間購入量を示して、ステ
ップ402で決定した資材売り手候補10−1〜10−
nに対して各資材の単価を含む見積もりを依頼する(ス
テップ404)。
【0053】この見積もり依頼に応答して各資材売り手
候補10−1〜10−nから見積もりを入手すると(ス
テップ405)、センタ装置40のウェブサーバー41
は、各資材売り手候補10−1〜10−nから供給を受
ける各種資材を技術、価格の両面から査定し(ステップ
406)、この査定に基づき各資材毎に最適な売り手を
1社選択する(ステップ407)。但し、やや複雑な資
材に関しては設計・販売受託者が査定(ステップ40
6)、選択(ステップ407)を行う。なお、図2にお
いては、最適な売り手として売り手10−1が選択され
た場合を示している。
【0054】そして、このステップ407で選択した1
社(売り手10−1)と供給資材に関する単年度での単
価契約を結ぶ(ステップ408)。
【0055】このステップ408で単年度での単価契約
を結んだ最適な売り手である1社から供給される資材の
技術仕様、単価、売り手名は、センタ装置40のウェブ
サーバー41に登録される(ステップ409)。
【0056】なお、上記センタ装置40のウェブサーバ
ー41に登録された各種資材の単価は、図1に示したセ
ンタ装置40の単価データベース42に格納されて管理
され、また、各種資材の仕様書、図面等は、図1に示し
たセンタ装置40の仕様書データベース43に格納され
て管理される。
【0057】ここで、センタ装置40における各種資材
の売り手の上記選択は、過去の取引実績に基づき決定し
た(ステップ402)資材売り手候補の中から選択され
るので、安全かつ確実な資材売り手を選択することがで
きる。
【0058】また、各種資材の売り手の選択に際して
は、このセンタ装置40全体で購入する年間購入量を予
測し(ステップ403)、この予測した各資材の年間購
入量を売り手側に示して、資材売り手候補10−1〜1
0−nに対して各資材の単価を含む見積もりを依頼する
(ステップ404)ので、例えば買い手が単独で資材を
売り手から購入する場合に比較して資材の単価を低く抑
えることができる。
【0059】また、次に説明するように、買い手20−
1〜20−mに対してはセンタ装置40で選択した最適
な売り手の情報が提示されるので、買い手20−1〜2
0−m側では売り手を選択する手間がなくなり、買い手
20−1〜20−mに各種資材の仕様、契約条件の策定
に関する実務知識が存在しない場合でも安価で良質の資
材を容易かつ的確に調達することが可能になる。
【0060】図3は、図1に示した電子商取引システム
100における資材販売処理の詳細の一例を示すシーケ
ンスチャートである。
【0061】図1に示したセンタ装置40では、図2の
シーケンスチャートの処理により決定した各種資材の仕
様書、図面、購入条件等をデータベース化して図1に示
したセンタ装置40の価格データベース42および仕様
書データベース43に格納している。
【0062】図3において、ある資材の購入を希望する
買い手20は、まず、買い手20の買い手側端末21を
操作して、インターネット30を介してセンタ装置40
のウェブサーバー41にアクセスし、センタ装置40の
データベース42、43に必要な資材が登録されている
かを検索する(ステップ201)。
【0063】そして、必要とする資材がセンタ装置40
のデータベース42、43に登録されていれば、当該資
材の必要量を決定してセンタ装置40に対して見積もり
を依頼する(ステップ202)。
【0064】センタ装置40では、買い手20からの見
積もり依頼を受けると、データベース42、43の各種
情報を参照して見積書を自動作成する(ステップ42
1)。この見積書の自動作成処理の詳細は後に詳述する
が、この見積もりにおいては、買い手20から通知され
た資材名およびその必要量(個数)および単価データベ
ース42に格納された単価情報に基づき総計を算出し、
その後必要であれば為替換算を行い、その後必要な再販
手数料を加算して見積もりを行う。
【0065】また、必要であれば、輸送費をこの見積も
りに含める。
【0066】このようにして算定した見積もりはインタ
ーネット30を介して買い手20に提示される(ステッ
プ203)。
【0067】買い手20では、このステップ203でセ
ンタ装置40から提示された見積もりの内容を確認し
(ステップ204)、問題がなければ、当該資材の発注
をインターネット30を介してセンタ装置40に行う
(ステップ205)。
【0068】センタ装置40は、この買い手20からの
発注を受けると、この発注に基づき予め登録された当該
資材の供給元である売り手10−1〜10−nに対して
発注を行う(ステップ422)。この場合、売り手10
−1〜10−nは各々異なる資材の売り手である。
【0069】センタ装置40では、上記売り手10−1
〜10−nに対する資材の発注の後、該見積書の金額に
したがい請求書の作成を行い(ステップ423)、この
請求書に基づく料金の請求を一括して買い手20に対し
て行う(ステップ206)。
【0070】そして、買い手20から料金の支払いがあ
ると(ステップ207)、この買い手20からの料金の
支払いに基づき必要な料金を売り手10−1〜10−n
に対して支払う(ステップ424)。このような構成に
よると、買い手は支払い通貨と支払い先を一元化するこ
とが可能となり、支払いに係わる、管理、手間を大幅に
減少することができる。
【0071】この発明の電子商取引システムにおいて
は、買い手20−1〜20−mの処理の簡略化を図るた
めに、買い手20−1〜20−mからのセンタ装置40
に対する資材発注後における該資材に関する管理業務を
センタ装置40が資材売り手に代わって代行する。
【0072】図4は、図1に示したセンタ装置40にお
ける代行処理の一例を示すシーケンスチャートである。
【0073】買い手20がセンタ装置40に対して資材
の発注をした後に、売り手10−1〜10−n側で何ら
かの発注後情報が発生すると、この発注後情報は、売り
手10−1〜10−nからセンタ装置40に通知される
(ステップ431)。
【0074】センタ装置40は、この発注後情報を売り
手10−1〜10−nから受けると、この発注後情報を
当該資材の発注元である買い手20に通知する(ステッ
プ231)。
【0075】このような構成によると、資材の発注後に
おいても買い手20が売り手と直接通信を行う必要がな
くなるので、買い手20の資材調達に関する手間を大幅
に減少することができる。
【0076】図5は、図1に示した買い手20−1〜2
0−mにそれぞれ設けられた買い手側端末21における
資材検索画面500の一例を示す図である。
【0077】図5においては、検索対象が石油、石油化
学プラント建設、保守に使用される一般的各種資材の場
合を示しており、ここで、資材検索画面500は、総合
カタログのメニュー画面510と検索画面520とに分
割されており、メニュー画面510の 1)配管材料 2)電気機器 3)電気資材 4)計装機器 5)計装資材 のそれぞれの文字部分を図示しないマウス等でクリック
して選択することにより、「配管材料」、「電気機
器」、「電気資材」、「計装機器」、「計装資材」のそ
れぞれについて資材検索ができるように構成されてい
る。
【0078】なお、図5においては、「配管材料」が選
択され、この「配管材料」の中の「シリアル番号」が
「F0001」の「フランジ」が表示された状態を示し
ている。
【0079】この資材検索画面500においては、「シ
リアル番号」が「F0001」の「フランジ」の「サイ
ズ」、「定格」、「接続」等の仕様情報、概略納期、製
造者、原産国が表示されている。
【0080】また、この資材検索画面500において、
仕様および図面参照ボタン501は、図1に示したセン
タ装置40のデータベース42、43にURL(Uniform
Resource Locator)でリンクされており、仕様および図
面参照ボタン501を図示しないマウス等でクリックす
ると、センタ装置40のデータベース42、43に格納
された「シリアル番号」が「F0001」の「フラン
ジ」に関する図面もしくは仕様書を表示させることがで
きる。
【0081】また、購入数量記入枠502には、この
「シリアル番号」が「F0001」の「フランジ」の購
入数量を図示しないキーボード等の操作により入力され
る。
【0082】そして、この検索画面520の表示枠上部
の「注文リストに入れる」ボタン505をクリックする
と、この「シリアル番号」が「F0001」の「フラン
ジ」を「100」個注文する注文を注文リストに入れる
ことができる。
【0083】また、メニュー画面510の「見積もり作
成」の文字部分をクリックすると、検索画面520に表
示された「シリアル番号」が「F0001」の「フラン
ジ」を「100」個注文する場合の見積もりをセンタ装
置40に依頼することができる。
【0084】また、メニュー画面510の「正式会員登
録」の文字部分をクリックすると正式会員登録を行うた
めの登録画面に移行し、この登録画面で所要の情報を入
力することにより正式会員として登録することができ
る。
【0085】図6は、図5に示した資材検索画面500
で検索された資材に関する見積もりを作成するロジック
を示す図である。
【0086】図6においては、図5に示した資材検索画
面500で「シリアル番号」が「F0001」の「フラ
ンジ」を「100」個注文する場合を示している。
【0087】この場合の見積もりは、センタ装置40の
単価データベース42に格納された単価情報に基づき行
われる。
【0088】センタ装置40の単価データベース42に
は、「シリアル番号」が「F0001」に対応して、こ
の「フランジ」の単価およびその通貨を示す単価テーブ
ル420が格納されている。
【0089】ここでは、「シリアル番号」が「F000
1」の「フランジ」の単価は「0.5」であり、その通
貨は米国ドル(USD)であることが示されている。
【0090】この図6に示す見積もりロジックにおいて
は、まず、総計の計算ロジック431で、図5の資材検
索画面500の購入数量記入枠502に入力された購入
数量「100」と単価データベース42の単価テーブル
420に格納された単価「0.5」を用いて100×
0.5=50の演算を行うことで、「シリアル番号」が
「F0001」の「フランジ」が「100」個の総計が
50米国ドルであることを算出する。
【0091】同時に、単価データベース42の単価テー
ブル420に格納された通貨「USD」に基づき為替変
換マスタ432を起動して通貨「USD」の円への変換
レートが「105」であることを知る。
【0092】次に、為替換算ロジック434では、総計
の計算ロジック431で算出した総計「50」と、為替
変換マスタ432の円への変換レート「105」に基づ
き、50×105=5250の演算を行うことで、総計
の計算ロジック431で算出した総計「50」為替換算
を行う。
【0093】再販手数料算出ロジック435では、図5
の資材検索画面500の購入数量記入枠502に入力さ
れた購入数量「100」に基づき再販手数料を算出す
る。ここでは、「シリアル番号」が「F0001」の
「フランジ」が「100」個の再販手数料として4,7
50円が算出されている。
【0094】なお、この再販手数料算出ロジック435
における再販手数料の算出は、購入資材の個数のみによ
らずその他の各種条件を考慮して算出するように構成し
てもよい。
【0095】総額算出ロジック436では、為替換算ロ
ジック434で算出した為替換算金額5,250円と再
販手数料算出ロジック435で算出した再販手数料4,
750円に基づき5250+4750=10000の演
算を行うことにより、「シリアル番号」が「F000
1」の「フランジ」が「100」個の再販手数料を含め
た総額を算出する。
【0096】図7は、図1に示した買い手20−1〜2
0−mにそれぞれ設けられた買い手側端末21における
見積書作成依頼画面700の一例を示す図である。
【0097】この見積書作成依頼画面700は、図5に
示したメニュー画面510の「見積もり作成」の文字部
分をクリックすることにより移行する。
【0098】見積書作成依頼画面700は、図5の検索
画面520で検索した資材の見積書を作成する上で必要
となる情報を入力する画面である。
【0099】図7に示す見積書作成依頼画面700で
は、図5の検索画面520で「シリアル番号」が「F0
001」の「フランジ」を「100」個注文する場合の
入力画面が示されている。この見積書作成依頼画面70
0では、図5の検索画面520で検索、入力した注文条
件、すなわち、注文対象が「シリアル番号」が「F00
01」の「フランジ」が「100」個であることを示す
記載とともに、仕向地情報として、この資材の送付先の
国名を入力する国名入力枠701、送付先住所を入力す
る送付先住所枠702、送付先の担当者を入力する担当
者入力枠703が設けられている。
【0100】ここで、見積書の作成をセンタ装置40に
依頼するには、上記国名入力枠701、送付先住所枠7
02、担当者入力枠703にそれぞれ必要な情報をキー
ボード等から入力する。
【0101】ここで、輸送費計算ボタン704をクリッ
クすると、上記国名入力枠701、送付先住所枠702
に入力された情報に基づき、「シリアル番号」が「F0
001」の「フランジ」を「100」個輸送する場合の
輸送費計算を行うことができる。
【0102】そして、この見積書作成依頼画面700の
上部の見積書作成ボタン705をクリックすると、セン
タ装置40に対してこの「シリアル番号」が「F000
1」の「フランジ」「100」個の見積書の作成を依頼
することができる。
【0103】図8は、図7に示した見積書作成依頼画面
700で輸送費計算ボタン704をクリックした場合の
輸送費計算画面800の一例を示す図である。
【0104】この輸送費計算画面800は、図7に示し
た見積書作成依頼画面700において必要事項を入力し
た場合における「シリアル番号」が「F0001」の
「フランジ」を「100」個注文した場合における輸送
費計算例が示されている。
【0105】すなわち、図8においては、この場合、出
荷地が米国であり、出荷港がヒューストンであり、受入
地が千葉県で受入港が船橋となることから概算海上輸送
費は5,000円として算出される。
【0106】図9は、図7に示した見積書作成依頼画面
700で見積書作成ボタン705をクリックした場合に
表示される見積書画面900の一例を示す図である。
【0107】この見積書画面900は、図5の資材検索
画面500、図7の見積書作成依頼画面700で入力さ
れた情報に基づきセンタ装置40のウェブサーバー41
で作成される。
【0108】図9に示す見積書においては、3インチフ
ランジ100式の代金10,000円、海上輸送一式の
費用5,000円と、資材明細および合計金額15,0
00円が記載されている。
【0109】また、この見積書画面900の上側には、
発注ボタン901、テンプレートボタン902、コピー
ボタン903が設けられており、個人確認用に予め送付
されているパスワードをパスワード入力枠904に入力
後、発注ボタン901をクリックすると、この見積書の
内容で資材のセンタ装置40への発注を行うことがで
き、テンプレートボタン902をクリックすると、資材
の検索を終了した見積書データを作成し、保管する。
【0110】また、コピーボタン903をクリックする
と、この見積書はコピーされ、資材の検索の終了した見
積データを作成し、保管する。
【0111】上記構成によると、資材の設計・販売受託
者が所有している資材売り手に関する情報、資材の技術
仕様の指定方法、取引条件指定方法等に関する実務知識
を元に決定された特定売り手の資材を設計・販売受託者
が推定した通年購入見こみ数量に基づく単価でインター
ネットを介して再販することができ、例えば、海外から
の資材購入の経験のない買い手に対しても安価で良質な
海外資材の調達の機会を提供することが可能になる。
【0112】また、海外からの資材調達をしたい買い手
は、自らが英文仕様書、英文取引条件を作成し、自らが
売り手選択に付随するリスクを管理し、また、買い手単
独の購入数量に基づき価格交渉をその都度行う必要があ
り、さらには、これらの業務を実施可能な人材を保有し
ていない買い手は海外から資材を調達することはできな
かったが、この発明によれば、これらの煩雑な業務は全
て資材の設計・販売受託者が予め行っているため、買い
手の海外資材調達に係わる負担を大幅に軽減することが
できる。
【0113】また、調達資材の価格に関しては、設計・
販売受託者が年間予想購買量を元に売り手と単価を交渉
するため、各々の買い手が単独で交渉する場合に比較し
て有利な条件を引き出すことが可能であり、設計・販売
受託者の手数料を加えた再販価格においても妥当な価格
を設定することが可能になる。
【0114】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
インターネットを介して各種資材を再販する電子商取引
方法およびシステムにおいて、上記資材の設計・販売受
託者は、複数の資材売り手から上記資材のそれぞれの取
引条件を収集し、該収集した取引条件から最適な資材売
り手を各資材に対して1社選択し、該選択した最適な資
材売り手の販売条件を上記インターネット上で網羅的に
資材買い手に提示し、上記資材買い手は、上記インター
ネット上で提示された上記販売条件に基づき所望の資材
を上記インターネットを介して購入するように構成した
ので、資材の仕様、契約条件の策定に関する実務知識が
存在しない場合でも安価で良質の資材を容易かつ的確に
調達することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる電子商取引システムの全体構
成を示すシステム構成図である。
【図2】図1に示した電子商取引システムにおけるセン
タ装置による売り手選択処理の詳細の一例を示すシーケ
ンスチャートである。
【図3】図1に示した電子商取引システムにおける資材
販売処理の詳細の一例を示すシーケンスチャートであ
る。
【図4】図1に示したセンタ装置における代行処理の一
例を示すシーケンスチャートである。
【図5】図1に示した買い手にそれぞれ設けられた買い
手側端末における資材検索画面の一例を示す図である。
【図6】図5に示した資材検索画面で検索された資材に
関する見積もりを作成するロジックを示す図である。
【図7】図1に示した買い手にそれぞれ設けられた買い
手側端末における見積書作成依頼画面の一例を示す図で
ある。
【図8】図7に示した見積書作成依頼画面で輸送費計算
ボタンをクリックした場合の輸送費計算画面の一例を示
す図である。
【図9】図7に示した見積書作成依頼画面で見積書作成
ボタンをクリックした場合に表示される見積書画面の一
例を示す図である。
【符号の説明】
10−1〜10−n 売り手 11 売り手側端末 20−1〜20−m 買い手 21 買い手側端末 30 インターネット 40 センタ装置 41 ウェブサーバー 42 単価データベース 43 仕様書データベース
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年11月12日(2001.11.
12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】このステップ408で単年度での単価契約
を結んだ最適な売り手である1社から供給される資材の
技術仕様、購入条件、単価、売り手名は、センタ装置4
0のウェブサーバー41に登録される(ステップ40
9)。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0079
【補正方法】変更
【補正内容】
【0079】この資材検索画面500においては、「シ
リアル番号」が「F0001」の「フランジ」の「サイ
ズ」、「定格」、「材料」、「接続」等の仕様情報、概
略納期、製造者、原産国が表示されている。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットを介して各種資材を再販
    する電子商取引方法において、 上記資材の設計・販売受託者は、 複数の資材売り手から上記資材のそれぞれの取引条件を
    収集し、 該収集した取引条件から最適な資材売り手を選択し、 該選択した最適な資材売り手の販売条件を上記インター
    ネット上で資材買い手に提示し、 上記資材買い手は、 上記インターネット上で提示された上記販売条件に基づ
    き所望の資材を上記インターネットを介して購入するこ
    とを特徴とする電子商取引方法。
  2. 【請求項2】 上記資材の設計・販売受託者は、 上記資材の各品目に対する技術仕様要求および取引条件
    要求を予め定め、 該定めた各品目に対する技術仕様要求および取引条件要
    求に基づき各品目毎の資材の最適な資材売り手を1社選
    択することを特徴とする請求項1記載の電子商取引方
    法。
  3. 【請求項3】 上記資材の設計・販売受託者は、 過去の取引実績に基づき資材売り手候補を選定するとと
    もに、上記資材の年間購入量を予測し、 上記資材売り手候補に対して上記年間購入量を示して上
    記資材の実施技術仕様および実施取引条件の提示を要求
    し、 該要求に基づき上記資材売り手候補から提示された上記
    資材の実施技術仕様および実施取引条件の両者に基づき
    上記最適な資材売り手を1社選択し、 該選択した最適な資材売り手との間に資材取引の年間契
    約を行うことを特徴とする請求項1記載の電子商取引方
    法。
  4. 【請求項4】 上記資材の設計・販売受託者は、 上記年間契約を行った資材売り手および該資材売り手と
    取引する資材の実施技術仕様および実施販売条件を登録
    し、 該登録内容に基づき上記資材売り手との取引を行うこと
    を特徴とする請求項3記載の電子商取引方法。
  5. 【請求項5】 上記資材の設計・販売受託者は、 上記インターネット上で各種資材の技術仕様および販売
    条件を提示し、 上記資材買い手は、 上記インターネット上で提示された各種資材の技術仕様
    および販売条件に基づき所望の資材を選択し、 該選択した資材の見積もりを上記インターネット上で上
    記資材の設計・販売受託者に要求し、 上記資材の設計・販売受託者は、 上記資材買い手からの上記資材の見積もりの要求に対応
    して該資材の見積もりを作成し、 該作成した該資材の見積もりを上記インターネットを介
    して上記資材買い手に提示し、 上記資材買い手は、 上記資材の設計・販売受託者から提示された見積もりの
    確認後、上記資材の設計・販売受託者に対して上記資材
    の発注を行うことを特徴とする請求項1記載の電子商取
    引方法。
  6. 【請求項6】 上記見積もりは、 上記資材の総計価格の為替換算を行い、 該為替換算した上記資材の総計価格に再販手数料を加算
    することにより行われることを特徴とする請求項5記載
    の電子商取引方法。
  7. 【請求項7】 上記資材の設計・販売受託者は、 上記資材買い手からの上記資材の発注後の該資材に関す
    る管理業務を上記資材売り手に代わって代行することを
    特徴とする請求項5記載の電子商取引方法。
  8. 【請求項8】 上記資材の設計・販売受託者は、 上記資材の発注後の該資材に関する管理情報を上記イン
    ターネットを介して上記資材買い手に提示することを特
    徴とする請求項7記載の電子商取引方法。
  9. 【請求項9】 インターネットを介して各種資材を再販
    する電子商取引システムにおいて、 上記インターネットに接続された資材売り手側端末と、 上記インターネットに接続された資材買い手側端末と、 上記インターネットに接続されたセンタ装置と、 を具備し、 上記センタ装置は、 上記資材売り手側端末から入力された資材売り手の資材
    取引条件を収集する収集手段と、 上記収集手段で収集した上記資材取引条件に基づき最適
    な資材売り手を選択する選択手段と、 上記選択手段で選択した最適な資材売り手の販売条件を
    上記インターネット上で資材買い手に提示する提示手段
    と、 を具備し、 上記資材買い手は、上記提示手段により上記インターネ
    ット上で提示された販売条件に基づき所望の資材を上記
    インターネットを介して購入することを特徴とする電子
    商取引システム。
  10. 【請求項10】 上記選択手段は、上記資材の各品目に
    対する技術仕様要求および取引条件要求を予め定め、 該定めた各品目に対する技術仕様要求および取引条件要
    求に基づき各品目毎の資材の最適な資材売り手を選択す
    ることを特徴とする請求項9記載の電子商取引システ
    ム。
  11. 【請求項11】 上記収集手段は、 過去の取引実績に基づき上記資材の取引を行う資材売り
    手候補を選定する候補選定手段と、 上記資材の年間購入量を予測する予測手段と、 上記候補選定手段により選定した資材売り手候補に対し
    て上記予測手段で予測した上記資材の年間購入量を示し
    て上記資材の実施技術仕様および実施取引条件の提示を
    要求する要求手段と、 上記要求手段による要求に応答して上記資材売り手候補
    から提示された上記資材の実施技術仕様および実施取引
    条件を入手する入手手段と、 を具備し、 上記選択手段は、 上記入手手段により入手した上記資材売り手候補の販売
    する資材の実施技術仕様および実施取引条件の両者に基
    づき、センタ装置が自動的に、ないしは設計・販売受託
    者が上記資材売り手候補の査定を行って該査定に基づき
    上記資材売り手候補の中から最適な資材売り手を選択す
    ることを特徴とする請求項9記載の電子商取引システ
    ム。
  12. 【請求項12】 上記提示手段は、 上記選択手段で選択した最適な資材売り手の販売する資
    材の仕様情報を格納する仕様書データベースを具備し、 上記仕様書データベースに格納された上記資材の仕様情
    報を上記販売条件とともに上記インターネット上で提示
    することを特徴とする請求項9記載の電子商取引システ
    ム。
  13. 【請求項13】 上記センタ装置は、 上記資材買い手側端末から入力された見積もり要求を上
    記インターネットを介して受け付け、該受け付けた見積
    もり要求に応答して、上記資材買い手が指定した資材の
    見積もりを作成する見積もり作成手段と、 上記見積もり作成手段で作成した見積もりを上記インタ
    ーネットを介して上記資材買い手側端末に提示する見積
    もり提示手段と、 上記見積もり提示手段により提示された見積もりに応答
    して上記資材買い手側端末から入力された当該資材の発
    注を受け付ける発注受付手段と、 を具備することを特徴とする請求項9記載の電子商取引
    システム。
  14. 【請求項14】 上記見積もり作成手段は、 上記資材の単価情報を格納する単価データベースと、 上記単価データベースに格納された単価情報と上記資材
    買い手側端末から入力された購入資材の個数情報とに基
    づき上記資材の総計価格を計算する総計計算手段と、 上記総計計算手段で計算した上記資材の総計価格に再販
    手数料を加算することにより再販総額を算出する再販総
    額算出手段と、 を具備することを特徴とする請求項13記載の電子商取
    引システム。
  15. 【請求項15】 上記見積もり作成手段は、 随時更新される為替変換レートを格納する為替変換マス
    タと、 上記為替変換マスタに格納された為替変換レートと買い
    手が指定した支払い通貨に基づき上記総計計算手段で計
    算した上記資材の総計価格の為替変換を行う為替変換手
    段と、 を具備することを特徴とする請求項14記載の電子商取
    引システム。
  16. 【請求項16】 上記見積もり作成手段は、 上記資材買い手側端末から入力された上記資材の送付先
    に基づき上記資材売り手から上記資材買い手までの輸送
    費計算を行う輸送費計算手段、 を具備することを特徴とする請求項13記載の電子商取
    引システム。
  17. 【請求項17】 上記センタ装置は、 上記資材買い手側端末から入力された上記資材の発注後
    の該資材に関する管理業務を上記資材売り手に代わって
    代行する管理手段、 を具備することを特徴とする請求項9記載の電子商取引
    システム。
  18. 【請求項18】 上記管理手段は、 上記資材の発注後の該資材に関する管理情報を上記資材
    売り手側端末から上記インターネットを介して入手し
    て、該入手した該資材に関する管理情報を上記インター
    ネットを介して上記資材買い手側端末に提示することを
    特徴とする請求項17記載の電子商取引システム。
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