JP2002288493A - 電子調達システム,電子調達支援装置及び電子調達方法 - Google Patents

電子調達システム,電子調達支援装置及び電子調達方法

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JP2002288493A
JP2002288493A JP2002081255A JP2002081255A JP2002288493A JP 2002288493 A JP2002288493 A JP 2002288493A JP 2002081255 A JP2002081255 A JP 2002081255A JP 2002081255 A JP2002081255 A JP 2002081255A JP 2002288493 A JP2002288493 A JP 2002288493A
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computer
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JP2002081255A
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Hisakazu Mizuno
尚和 水野
Takeo Ueno
健夫 上野
Makoto Ehata
誠 江幡
Hiroshi Takaoka
洋 高岡
Makoto Nakajima
信 中島
Hisafumi Saito
尚史 西塔
Kinji Ito
欣二 伊藤
Takahiro Yoshida
貴宏 吉田
Yasunari Matsumoto
泰成 松本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】品質の保証を保った部品の調達ができる電子調
達システム及び電子調達方法を提供する。 【解決手段】購入品認定情報データベース,調達先認定
情報データベース,調達品仕様情報データベースを含ん
で構成される部品認定ファイル11を具備したコンピュ
ータを有し、コンピュータによりネットワーク9を介し
て認定された部品情報,部品の仕様を提供する電子調達
システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、品質保証を確実と
して安価に部品等の調達をする電子調達システム及び電
子調達方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置としては、特開2000−132596
号公報に記載のものがある。このシステムは、オフィス
サプライネットセンタ(OSNセンタ)が企業内部の部
署を含む多くのユーザ企業に対し、インターネット又は
イントラネットでのオンラインの商品受発注サービスを
提供するものである。そして、OSNセンタは、複数の
商品サプライヤと接続され、複数の商品サプライヤから
の商品情報を商品データベース内に保持し、複数のサプ
ライヤの商品販売を一手に取り扱い、サプライヤ毎に異
なるカスタマイズや、仮発注から発注承認までの手続き
のような企業の内部事情の影響を受けやすい業務を、個
々の企業内のイントラサーバに分散させて処理させるよ
うになっている。OSMセンタ及びイントラサーバは、
受注そして代金決済を行う過程で、企業内の発注承認や
検収のプロセスをサポートしているものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置は、複
数のサプライヤの商品販売を一手に取り扱うものである
が、サプライヤ毎に異なるカスタマイズ、すなわち企業
別の価格設定,特定企業向けのバーゲン企画,個々の企
業の取引慣行などに合わせた取引システムを提供してい
るもので、販売される商品の品質保証,サプライヤの経
営状態,価格設定等についてサポートすることには配慮
されていないものであった。
【0004】本発明の第1の目的は、品質の保証を保っ
た部品の調達ができる電子調達システム,電子調達支援
装置及び電子調達方法を提供することにある。
【0005】本発明の第2の目的は、購入する部品の仕
様や標準化の度合いを参照して調達ができる電子調達シ
ステム,電子調達支援装置及び電子調達方法を提供する
ことにある。
【0006】本発明の第3の目的は、発注実績や入庫実
績から種々の分析ができる電子調達支援装置を提供する
ことにある。
【0007】本発明の第4の目的は、部品ファミリ,互
換部品情報を提供できる電子調達支援装置を提供するこ
とにある。
【0008】本発明の第5の目的は、調達しようとする
部品を使った製品に含まれる化学物質の含有量を自動計
算できる電子調達支援装置を提供することにある。
【0009】本発明の第6の目的は、設計者や調達担当
者に有害な化学物質を含んでない部品を調達することを
促す電子調達支援装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電子調達支援装置は、購入品認定情報デー
タベース,調達先認定情報データベースを含んで構成さ
れる部品認定ファイルを具備したコンピュータを有し、
コンピュータによりネットワークを介して認定された部
品情報,部品の仕様を提供するものである。
【0011】又、部品認定ファイルを具備したコンピュ
ータとネットワークを介して送受信し、部品の仕様,図
面番号,メーカ型番,データ種別/類別のいずれかから
の検索により、標準区分,価格情報,部品認定情報,取
引状況を表示する端末を備えたものである。
【0012】又、部品認定ファイルを具備したコンピュ
ータとネットワークを介して送受信し、前記部品認定フ
ァイルから検索された結果、部品認定,メーカ認定され
ていない場合は、端末入力により購入品認定指示仕様
書,購入品認定検査指示仕様書,メーカ認定依頼書のい
ずれかを電子発行するものである。
【0013】又、各部品の化学物質の含有量が登録され
た部品認定ファイルを具備したコンピュータを有し、該
コンピュータとネットワークを介して送受信して部品検
索を行い、部品検索した部品を使って作られる製品に含
まれる化学物質の含有量を自動的計算するものである。
【0014】又、各部品の化学物質の含有量が登録され
た部品認定ファイルを具備したコンピュータを有し、該
コンピュータとネットワークを介して部品認定ファイル
の仕様データベースと接続することにより、設計者や調
達担当者が使用予定の部品の化学物質含有量を画面に表
示する端末を備えたものである。
【0015】又、サプライヤ又は部品メーカに設置され
る端末であって、集中購買される先物手配情報又は正式
な発注部品情報と紐付けされた図面データ,部品組立メ
ーカ指定をネットワークを介して受信するものである。
【0016】又、前記部品認定ファイルがメーカ型番マ
スタテーブル,部品ファミリデータ,互換部品データを
含むものであって、図面番号からの検索によりメーカ型
番の表示,特定仕様についてファミリ部品,互換部品の
一覧を表示するものである。
【0017】又、本発明の電子調達方法は、資材選定・
購入にあたり、各企業もしくは企業内各事業所で固有の
名称で使用される資材を共通名称に変換し、前記各企業
もしくは企業内各事業所からネットワークを介して発注
される資材を共通名称で数量を集計して購買活用するも
のである。
【0018】又、購入品認定情報,調達先認定情報を含
む部品情報をネットワークを介して送信し、該送信され
た部品情報に基づいて各部署からネットワークを介して
発注された部品名,数量を集計し、先物手配の購買を含
んでサプライヤ又は部品メーカにネットワークを介して
集中購買を行うものである。さらに、前記集中購買され
た部品の購入価格,数量,納期情報,支払情報を含んで
発注部署毎の実績データとして蓄積し、該実績データに
基づいて端末画面入力により分析を行うものである。
【0019】又、購入品認定情報データベース,調達先
認定情報データベースを含んで構成される部品認定ファ
イルを具備したコンピュータとネットワークを介して認
定された部品情報,該部品の仕様の提供を受け、該部品
情報,部品の仕様を参照して部品の発注を行うものであ
る。
【0020】又、本発明の電子調達システムは、購入品
選定情報データベース,調達先認定情報データベースを
含んで構成される部品認定ファイルを具備した第1のコ
ンピュータと、部品情報提供企業・組織,サプライヤ又
は部品メーカに具備された第2のコンピュータと、前記
第1のコンピュータ及び第2のコンピュータとネットワ
ークを介して接続され部署に設置された端末を備え、該
端末の操作により前記部品情報提供企業・組織,サプラ
イヤ又は部品メーカの部品情報を受信して表示するもの
である。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1から図1
1により説明する。図1は、本実施例の電子調達システ
ムの構成例を示す図である。
【0022】調達業務集約センタ1は、部品情報提供企
業・組織2,国内の大企業から小企業までのサプライヤ
又は部品メーカ3a,3bのコンピュータ,海外のサプ
ライヤ又は部品メーカ4のコンピュータとインターネッ
ト5を介して接続されている。調達業務集約センタ1
は、企業内の事業所6a,工場6b,事務所6c内に設
置されているコンピュータとイントラネット7又はイン
ターネットを介して接続されている。又、調達業務集約
センタ1とエクストラネット9又はインターネットを介
して関連企業8aの事業所,工場,事務所内に設置され
ているコンピュータと、エクストラネット9又はインタ
ーネットを介して他社8bの事業所,工場,事務所内に
設置されているコンピュータと接続するよう構成しても
よい。調達業務集約センタ1には、ロジステイクスセン
タ10が設置されている。
【0023】調達業務集約センタ1のコンピュータのソ
フトウェアは、部品認定ファイル11,仕様データベー
ス13,電子カタログファイル14,在庫データベース
15,メーカ型番変換テーブル16,発注残データベー
ス17,生産情報共有ファイル18,実績データベース
19,その他のファイル12を含んで構成される。部品
認定ファイル11は、購入品認定情報データベース,調
達先認定情報データベースを含んで構成される。
【0024】部品情報提供企業・組織2のコンピュータ
は端末34と仕様データベース35を含んで構成され、
国内のサプライヤ又は部品メーカ3a,3bのコンピュ
ータは、端末36a,36b,仕様データベース37
a,37bを含んで構成され、海外のサプライヤ又は部
品メーカは端末38,仕様データベース39を含んで構
成される。企業内の事業所6a,工場6b,事務所6c
内に設置されているコンピュータは、生産計画もしくは
発注計画データベース22,部品表データベース23,
発注残データベース24,購買データベース25,端末
26,サーバ27を含んで構成される。
【0025】関連企業8a,他社8bのコンピュータ
は、生産計画もしくは発注計画データベース28,製品
開発工程での情報共有データベース29,発注残データ
ベース30,購買データベース31,端末32,サーバ
33を含んで構成される。
【0026】サプライヤ又は部品メーカ3は、自社に設
置されたコンピュータに新しい部品の仕様,価格,画像
データ等を入力し、自社のホームページを通して公開又
は部品情報提供企業・組織2に依託し公開する。
【0027】部品認定ファイル11の認定部品データベ
ースは、後述するように専門エンジニア,専門プロバイ
ヤーによって品質,仕様,価格がチェックされ、品質保
証されたもので構成されている。又、サプライヤ又は部
品メーカの企業経営状態,将来動向がチェックされ、適
格なサプライヤ又は部品メーカが選定される。ここで、
部品には、事務・現業用消耗品,ソフトウェア,ハード
ウェアに使用される部品等が含まれる。この部品認定で
ファイル11には、部品製造メーカあるいは部品情報提
供企業・組織2から部品情報として入手した統合自主管
理物質化学物質のデータもデータベース化されている。
このことにより、調達担当者や設計者が部品選択した
際、仕様情報と共に化学物質含有量が表示でき、安全物
質の使用を促すことができる。
【0028】この認定部品データベースは、次のように
して作成される。まず、部品選定について説明する。部
品情報提供企業・組織2,国内のサプライヤ又は部品メ
ーカ3a,3b,海外のサプライヤ又は部品メーカ4か
ら送信される部品の仕様データベース、または調達業務
集約センタ1からアクセスして受信した部品の仕様デー
タベースは調達業務集約センタ1の仕様データベース1
3に記憶される。上記した部品の仕様データベースは、
企業内の事業所6a,工場6b,事務所6c,関連企業
8a,他社8bからアクセスした時に受信するようにし
てもよい。
【0029】以下では、図2に示すように、企業内の事
業所あるいは工場から部品仕様についてアクセスした場
合を例にとり説明する。事業所では、生産計画,回路設
計,部品設計,製造・資材,品質保証のいずれかの段階
で部品を調達するため、社内あるいは社外の部品仕様デ
ータベースをアクセスする。
【0030】この時、事業所の端末では、図3に示すよ
うな画面の流れによってアクセスされる。メニュー画面
50では、仕様からの検索,図面番号からの検索,メー
カ型番による検索,データ種別/類別からの検索のいず
れかが選択できるようになっている。ここで、類別コー
ドとは、1桁からn桁の製品分類コードであり、桁数が
多い程分類が詳細になっている。図面番号による検索を
選択すると、条件入力画面51が表示され、図面番号を
入力すると検索結果52が表示される。データ種別/類
別からの検索を選択すると、部品類別選択画面53が表
示され、部品属性等の仕様条件を選択して検索ボタンを
クリックすると、指定した条件のメーカ型番一覧画面5
4が表示される。この時、各メーカ型番について価格情
報,仕様情報の有無が表示される。メーカ型番について
は、メーカ型番変換テーブルが用意され、仕様は同じで
あるがメーカ型番が異なるものも変換テーブルにより統
一化して扱うことができる。又、各企業もしくは企業内
各事業所がその生産管理方法等の相違により固有の名称
で使用している資材を一つの共通名称に変換するように
なっている。これにより資材選定・購入にあたり、情報
の共有化を図り、一括発注等の購買に活用することがで
きる。又、上記ような画面構成により、検索範囲を絞っ
た上で、又、カテゴリーを絞った上で外部情報も取り込
むことができるので、検索速度が速く、検索結果も十分
なものが得られる。
【0031】メーカ型番一覧画面54の一例を図4に示
す。この例では、選択欄,部品分類欄,メーカ欄,メー
カ型番欄,供給有無の状況欄,部品の属性欄,部品分類
欄,資材欄,標準区分欄,価格情報欄,部品認定欄,取
引状況欄等が表示される。ここで、標準区分欄には、数
字が表示されるが、数字が小さい程標準部品として使用
頻度が高いことを意味する。部品認定欄は、品質保証済
みであるか否かが表示される。取引状況欄には、そのメ
ーカと取引されているかどうかの状況が表示される。こ
のように、標準区分欄,価格情報欄,部品認定欄,取引
状況欄が表示されるので、標準の度合い,価格比較,認
定部品として使用されているかどうかの判別が画面上で
行え、標準品を選定しやすくなる。
【0032】この画面でメーカ型番を1件選択して仕様
情報検索ボタン又は価格情報検索ボタンをクリックする
と個別仕様又は個別価格表示画面に移行する。仕様情報
検索ボタンをクリックした場合は、個別仕様画面56が
表示される。この画面では指定したメーカ型番の詳細な
仕様を表示する。個別仕様画面56でファミリ/互換部
品/アップ/ダウンを選択して検索ボタンをクリックす
ると、部品のファミリ/互換部品/アップ/ダウンのメ
ーカ型番画面57を表示する。互換部品を選択した場合
の表示例を図5に示す。この例では、互換部品の部品区
分,型名,メーカ名,供給状況,標準区分とともに部分
区分別属性一覧を表示している。
【0033】メニュー画面50でメーカ型番による検索
を選択すると、条件入力画面58が表示され、メーカ型
番を検索してクリックすると、メーカ型番の検索結果画
面59が表示される。この画面では、価格情報の詳細が
表示される。メーカ型番一覧画面54,メーカ型番の仕
様概要画面55,個別仕様画面56,部品のファミリ/
互換部品/アップ/ダウンのメーカ型番画面57のいず
れかの画面で、価格情報検索ボタンをクリックすると、
メーカ型番の検索結果画面59が表示される。又、メニ
ュー画面50でデータ種別/類別からの検索を選択する
と、事業所及びデータ種別を入力する条件選択画面60
が表示される。データ種別として、他事業所の方が安く
購入していることを示す安値,他事業所の購入価格と差
があることを示す偏差,他事業所でも購入していること
を示す重複,全件数を示す全件が選択できる。条件選択
画面60で類別として類別1,類別2,類別3,類別4
のいずれかが選択でき、選択した事業所,データについ
て類別桁数毎のデータ件数が検索できる。例えば、類別
2では選択した事業所,データについて類別2桁毎のデ
ータ件数が検索でき、検索結果画面65にCSV形式で
ダウンロードされる。このように、同様なあるいは同一
の機能の部品を検索する時、標準区分や価格を表示して
標準部品を容易に判別でき、安価な部品を選定できるよ
うになっている。
【0034】このように、メーカ型番が異なる同仕様の
部品も検索でき、ファミリ,互換部品の仕様も検索でき
るので、幅広い部品検索ができる。幅広い部品検索がで
き、購入価格も比較できるので、適切で安価な部品を選
定できる。
【0035】この際、製品別化学物質含有量確認画面6
5を選択し、製品コードを入力すると部品認定でファイ
ル11に登録されてあるデータをもとに計算機で自動的
に集計し結果を画面に表示する。設計者はこの結果を見
て必要に応じて部品の選定変更を行う。これにより、事
前に有害な化学物質の含有量を把握することができるの
で、有害な部品の使用を回避することができる。
【0036】以上の手順により、企業内の事業所あるい
は工場の設計者は、部品選定を行う。この選定された部
品が、過去の実績,他の部署の実績があり認定部品であ
る場合は、後述する発注に移行する。選定された部品が
認定部品でない、あるいは認定部品であるが、これまで
に実績のない特殊な使い方をする場合は、調達業務集約
センタ1に所属する部品設計の担当者が1次セレクトを
行い、予め認定部品かどうかを決定するか、カタログ値
の性能を有するかどうか、特殊な使用に適用可能かどう
かを試験する。この部品認定は、調達業務集約センタ1
から端末入力により事業部の品証部に依頼することもで
きるし、企業内の事業所あるいは工場の担当者が端末入
力により事業所の品証部に依頼することもできる。又、
メーカの認定も行うが、このメーカの認定に当たって
は、予信状況,経営状態,管理能力,納期,市場動向等
を勘案して決定される。メーカの認定に当たっては、メ
ーカを訪問し予信状況,経営状態,管理能力,納期等を
直接確認することも含まれる。
【0037】これにより、部品の性能のみならず、その
メーカの実力も加味した品質保証が行えるので、確実で
信頼性の高い部品調達を行うことができる。
【0038】このような部品認定,メーカ認定の流れを
図6により説明する。部品の手配準備段階100で購入
品認定要否判断101が行われる。この認定は、認定否
の場合は、認定済みであり発注に移行する。認定要の場
合は、購入品が部品認定済みか否かの判断102が行わ
れる。認定済部品であれば、メーカ認定済か未認定の判
断を行い、認定済みの場合は発注に移行する。
【0039】購入品が部品認定済みか否かの判定102
で認定部品でないと判断された場合は、メーカ認定済み
か否かの判断112が行われ、メーカ認定済みの場合
は、購入品認定検査指示仕様書発行113を行い、購入
品認定114を行う。この購入品認定114では、カタ
ログ値のとおりの性能を有するかどうか、特殊な使用に
耐えられるかどうか等をテストする。購入品認定合否判
定115で合格と判断された場合は、購入品認定No設
定116が行われ、発注に移行する。不合格と判断され
た場合は、購入品再認定要否117で最認定要否を判断
して、要と判断された場合は、購入品認定指示仕様書発
行113へ戻る。否の場合は、認定部品から外され、非
認定部品として登録される。メーカ認定済みか否かの判
断112で未認定と判断された場合は、メーカ認定依頼
書発行118,購入品認定検査指示仕様書発行113を
行い、メーカ認定119を行う。メーカ認定合否120
で合格と判断された場合は、メーカ認定No設定121
を行い、購入品認定114に移行する。不合格と判断さ
れた場合は、メーカ再認定要否判定122で要否判断を
行い、要と判断されると、メーカ認定依頼書発行118
に戻る。否と判断された場合は、認定部品から外され、
非認定部品として登録される。ここで、非認定部品であ
ったが、使用実績が出てきて認定部品として認めてよい
と判断された場合は、追加認定が行われる。
【0040】このようにして、部品認定,メーカ選定が
行われ、認定された部品,選定されたメーカの詳細が審
査報告等のイメージデータとともに登録される。
【0041】このように、購入品認定検査指示仕様書発
行,メーカ認定依頼書発行を端末での入力で行っている
ので、共有情報として管理でき、他の部署の発行状況も
参照できるため、重複依頼を防止でき、過去の依頼内容
も参照できるので、業務効率が向上する。又、必要に応
じてイメージデータを参照することにより、仕様の詳細
が把握でき、正確な部品選定が行える。
【0042】企業内の事業所6a,工場6b,事務所6
cあるいは関連会社8a,他社8bから生産計画,回路
設計,部品設計,製造・資材,品質保証の各段階で端末
入力により注文される部品の種類,部品数は、ネットワ
ークを介して調達業務集約センタ1に送信される。調達
業務集約センタ1では、送信された注文数を集約して集
中購買を行う。ここで、集中購買とは、調達業務集約セ
ンタ1が事業所,工場,事務所,関連会社,他社を代表
して一括して購買方針,取引先との基本契約条項の設
定,購買の実務的業務を担当することを言う。この集中
購買を行う過程において、価格交渉が行われ、部品の単
価が決定され、契約を行う。すなわち、調達業務集約セ
ンタ1はサプライヤ又は部品メーカ3と価格交渉を行
う、あるいはインターネット上に目標価格で部品公募を
行い価格を決定する。又、競りによって価格を決定する
こともできる。又、将来の決められた日に決められた条
件で部品購入する先物手配を行ってもよい。調達業務集
約センタ1は、購入契約の仕方をアドバイスする、ある
いは契約締結業務を行う。部品の単価,契約内容は、認
定された部品と紐付けされて部品認定ファイル1もしく
は仕様データベース13に登録される。
【0043】図7は、仕様関連のデータベーステーブル
の関係を示した図である。資材類別コード130は類別
コードと類別名称からなる。部品分類コード131は部
品分類辞書を有して、部品分類の階層関係を定義してい
る。部品分類属性132は、部品分類と特性の関係を定
義しており、ある部品分類の場合、属性として何を有し
ているかを定義している。プロパテイコード133は、
プロパテイ辞書を有して部品属性の種類と単位を定義し
ている。メーカ型番マスタ134は、図面番号とメーカ
型番の対応表を有し、複数購買時の発注比率表も有して
いる。部品仕様基本135は、メーカ型番毎の基本情
報、すなわち部品標準区分,定格・材質,標準納期,標
準価格,製品供給状態,生産中止区分,登録日,更新日
等を格納している。部品仕様詳細136は、メーカ型番
毎の属性値を整数データ,実数データ,文字データ,真
偽データで格納している。部品単価137は、単価,適
用開始日,適用終了日データを有している。部品単価適
用前138は過去の来歴として、単価,適用開始日,適
用終了日データを有している。
【0044】部品分類コード131からさらに詳細な部
品分類コードを検索でき、部品分類コード131から部
品分類属性133を検索できる。資材類別コード13
0,部品分類コード131から部品基本仕様135を検
索できる。又、図面番号からメーカ型番マスタ134で
メーカ型番を取得して部品仕様基本135を検索でき
る。部品仕様基本135からは部品仕様詳細136,部
品単価137,部品単価適用前138を検索できる。
又、部品分類コード131,プロパテイコード133か
ら値を指定して部品仕様基本135,部品仕様詳細を検
索できる。このように、資材類別コード130,部品分
類コード131,図面番号のいずれからも部品の仕様情
報を検索でき、主要属性が一致するものの中から代替部
品を検索できる。これにより、部品属性に対応するメー
カ型番を探す手間が省け、作業効率が向上する。又、部
品仕様を検索する際に、資材,設計等の各部署に応じた
検索が行えるので、各部署の使用目的に合った検索がで
きる。
【0045】図8,図9は、部品調達所処理の流れを示
す図である。調達業務集約センター1では、部品情報提
供会社,サプライヤ又は部品メーカから提供される新部
品の情報を随時取り込みデータベースに格納しておく。
このデータには認定情報や推奨情報を付加しておくこと
もある。社内の各事業所,関連会社又は社外会社では、
生産計画,回路設計,部品設計,製造・資材,品質保
証,顧客からの仕様要求のいずれかの段階で、前述した
ように部品検索を行うが、調達業務集約センター1のデ
ータベースは最新の情報に更新されているし、検索範
囲,カテゴリーを絞り国内外の部品情報提供会社,サプ
ライヤ又は部品メーカの情報も取り込んで行うので適切
なもの、最新情報を検索できる。認定された部品でない
場合は、上述したように端末に入力することにより、調
達業務集約センター1に認定依頼することができる。調
達業務集約センター1では、前述した担当者が認定作業
を行うほか、事業所の品証に依頼してもよい。
【0046】前述のようにして決定された部品は、各部
署から端末に部品情報,部品使用予定量等を入力し、調
達業務集約センター1に送信する。このとき、図面デー
タも添付して送信を行う場合もある。調達業務集約セン
ター1では各部署から送られた部品情報,部品使用予定
量をコンピュータで集約し、購入予定量とし、サプライ
ヤ又は部品メーカと購入予定価格交渉を行う。その際、
必要に応じてサプライヤ又は部品メーカに見積依頼が送
信され、見積回答を受信して価格情報,納期情報等とし
て登録する。調達業務集約センター1は、この見積回答
に手数料を付加して購入価格を該当する部署に提示する
ようにしてもよい。サプライヤ又は部品メーカは、購入
予定量の提示を受けることにより材料の枠取りをあらか
じめ行うことができる。
【0047】社内の各事業所,関連会社又は社外会社は
生産計画が決まったならば、自動的に、又は各部署の端
末を使って部品,数量の正式な発注情報が調達業務集約
センター1に送信され、調達業務集約センター1のコン
ピュータで注文を受け付け集計される。この集計された
データをもとに、在庫データベースを参照して、フォー
キャスト,注文情報又は納入指示としてサプライヤ又は
部品メーカ3に送信する。
【0048】又、必要に応じて図面データを部品情報と
紐付けしてサプライヤ又は部品メーカ3に送信する。
又、部品組み立てメーカを指定し、部品納入時に指定し
た部品組み立てメーカを経由して納入するようにしても
よい。これにより、サプライヤ又は部品メーカ3は注文
を受け付けた時点で部品情報と紐付けされた図面を入手
でき、手配等の誤りを少なくでき、作業効率も向上す
る。
【0049】注文を受けたサプライヤ又は部品メーカ3
は、発注した部署に配送して納入するか、部品組立てメ
ーカを経由して納入するか、調達業務集約センタ1の一
部門であるロジスティクスセンタ10を経由して発注し
た部署に配送して納入する。
【0050】ロジステイクスセンタ10は、図10の構
成となっている。サプライヤ又は部品メーカ3から調達
業務集約センタ1を経由する納入品は、ロジステイクス
センタ10に輸送される。サプライヤ又は部品メーカ3
は、納入単位毎に梱包を分け、納品書を添付してロジス
テイクスセンタ10に輸送する。輸送された部品を受け
取ったロジステイクスセンタ10では受入検収を行う。
この受入検収では、輸送伝票又は納入書と現品の照合,
図番,数量のチェックが行われ、この結果は、端末で納
入管理データとして入力される。この納入管理データ
は、イントラネットを介して調達業務集約センタ1のコ
ンピュータに送信される。
【0051】受入検収が完了した部品は、在庫品として
管理するものと、事業所に発送する中継品とに仕分けさ
れる。在庫品として管理される部品は、入庫処理が行わ
れ、取引先単位,事業所単位毎に整理されて保管され
る。中継品は、中継荷受処理が行われ、納品書,輸送伝
票が作成され、端末で中継荷受登録が行われる。この中
継品は、当日もしくは翌日輸送するものと、数日もしく
は数週間停滞させておく一時保管品に仕分けされる。在
庫品は、後述するように調達業務集約センタ1からの出
庫指示登録が受付けられると、出庫作業指示書が発行さ
れ、この指示書に従って単位毎に分けて輸送伝票又は納
品書を添付して梱包されて出庫される。ここで、納品単
位まとめは、キット指示登録を受付けると、キット作業
指示書が発行され、このキット作業指示書に従って事業
所毎に例えば有検査品,無検査品の作番とライン別にま
とめられる。納品検収では、納品書と納品現品との照合
が行われ、現品不足の場合は、欠品リストが添付され
る。この納品検収結果は、端末から入力され、納品実績
データ,在庫報告データとして登録される。その後、配
送車に積み込まれ、該当する事業所に輸送される。
【0052】このように、購入予定量を集約し、数量を
まとめることによりサプライヤ又は部品メーカとの価格
交渉力が向上し、購入単価を安くできる。又、一括して
部品を購入するので、部署間での価格差をなくすことが
でき、必要以上に高く部品を購入することを防ぐことが
できる。サプライヤ又は部品メーカ側も個々の発注状況
に対応する必要がなく、フォーキャストで先行消費予定
数量を提示しているので、生産計画を立案しやすくな
る。又、各部署から電子情報で購買依頼,発注を調達業
務集約センタ1に集約することにより、サプライや又は
各部品メーカへはまとまった形で注文データが送信され
る。従って、サプライヤ又は各部品メーカの業務処理が
簡素化される。
【0053】調達業務集約センタ1のコンピュータで
は、発注残データベース17を参照して、発注残と受注
残から納期管理を行う。納期期限が迫っている部品の発
注先に対して納期管理情報を送信し、発注先からの回答
を受信する。又、発注部署からの納期変更情報を受付
け、納期データを更新する。調達業務集約センタ1のコ
ンピュータは、在庫データベースと納期データを参照し
て、依頼部署への部品を輸送要と判断した場合は、数量
を含む部品情報と配送先を含む配送指示をロジステイク
スセンタ10又はサプライヤ又は部品メーカに送信す
る。これらの情報を受信したロジステイクスセンタ10
又はサプライヤ又は部品メーカは、指示された内容で部
品を該当する部署に配送する。
【0054】このように、一括発注し緻密に管理された
在庫を運用する調達業務集約センタ1を利用して納期管
理を行っているので、納期遅延のトラブルを解消でき
る。
【0055】ファーキャスト情報,発注残データ,受注
残データ,納期期限データを参照して、調達業務集約セ
ンタ1又はロジステイクスセンタ10では、ロジステイ
クスセンタ10の在庫シミュレーションを行う。この在
庫シミュレーションにより、上述した発注量の管理,在
庫余剰量の予測を行う。在庫余剰量が過大になると予測
されると、又は現実に在庫余剰となっている場合は、こ
の余剰となる部品をネット市場で売りに出すこともでき
る。
【0056】部品納入が完了すると、発注部署は検収の
結果を端末に入力し、調達業務集約センタ1へ送信す
る。検収結果を受信した調達業務集約センタ1は、この
検収結果をチェックした上で発注先のサプライヤ又は部
品メーカ3に検収結果を送信する。検収が完了すると、
サプライヤ又は部品メーカ3は、端末に代金請求内容を
入力し、請求書として調達業務集約センタ1へ送信す
る。この請求書に基づき調達業務集約センタ1はサプラ
イヤ又は部品メーカへ代金の支払いを行うと共に、該当
する発注部署へ費用振替依頼を行う。この後、発注部署
に対して代金回収をフォローして入金管理を行う。
【0057】調達業務集約センタ1は、金融機関90に
回収代行依頼を送信する。依頼された金融機関90は、
発注部署又はその事業所からの手続きにより代金回収を
行い、回収した代金の入金手続きをサービス料を付加し
て調達業務集約センタ1に対して行う。
【0058】調達業務集約センタ1では、次のようなサ
プライヤ又は部品メーカとの相殺依頼処理を行うように
してもよい。この場合、事業所は未収入金発生データを
端末に入力し、調達業務集約センタ1に送信する。営業
部門であれば、営業相殺依頼データを端末に入力し、調
達業務集約センタ1に送信する。相殺依頼データ項目
は、取引先コード,取引先名,事業所コード(他社の場
合は、その社のコード),受払情報区分,相殺区分,当
月相殺依頼金額,消費税額,摘要,統計年月等から構成
される。月毎に予め設定された期日、例えば毎月末の買
い掛け計上データ送信時までに調達業務集約センタ1が
受信した依頼データを元に、サプライヤ又は部品メーカ
との資産売却相殺,立替金相殺,有償支給材相殺,営業
相殺、その他の相殺が行われる。
【0059】調達業務集約センタ1のコンピュータに
は、上述したように発注した部品の購入価格,数量,納
期情報,支払情報等が発注部署毎の実績データとして蓄
積されている。これら蓄積された実績データは、共有情
報として参照できるようになっている。発注部署からの
アクセス又は調達業務集約センタ1からの送信により、
発注部署は実績データを受信し、予実算管理として使用
する。
【0060】又、実績データから例えば入庫実績分析の
ように縦軸・横軸を自由に選定して分析を行うことがで
きる。これにより、事業部毎,部署毎,作番対応の詳細
な情報が分析でき、管理,統計処理の向上が図れる。
【0061】図11は、入庫実績分析用の入庫実績明細
情報検索画面の一例を示す図である。205に示す画面
では、類別コード,日付,事業所コード,取引先コー
ド,メーカコード,図面番号,品名,入庫単価,入庫基
準単価,予算単価,原低額,原低率,達成率等の項目が
設定されており、検索したい項目をチェックして検索を
行うと、検索結果画面が表示される。206に示す画面
例では、類別コードがJ171,類別名称がセラコン高
誘電率用の105件の検索結果として統計年月,事業
所,取引先,取引先略称,図番,品名,入庫価格の一覧
が表示される。これらのデータは、購買価格を決める基
礎資料,個別品の原価低減の時系列把握のために使用さ
れる。この他、入庫実績分析の活用例としては、原価低
減が達成されているか否かを特定の製品について分析,
予算額に対して未達成の取引先を分析する,大口取引先
の状況を分析,複数の取引先の個別明細を比較分析,特
定の品目の明細を分析,特定の取引先から購入している
事業所の状況を分析,事業所間の価格差のチェック,分
析,対策,入庫金額が上位の取引先を原低額,原低率の
分析,特定事業部の入庫高を取引先別に分析,値上がり
の類別を分析等がある。
【0062】これにより、取引先の状況分析ができ、原
価低減を行う時の基礎資料を効率よく提供できる。又、
予算作成時の効率よい活用が図れる。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、部品の性能のみなら
ず、そのメーカの実力も加味した品質保証が行えるの
で、確実で信頼性の高い部品調達を行うことができる。
【0064】又、請求項4,8に記載の発明では、一括
して部品を購入するので、部署間での価格差をなくすこ
とができ、必要以上に高く部品を購入することを防ぐこ
とができる。
【0065】又、請求項5,6に記載の発明では、事前
に有害な化学物質の含有量を把握することができるの
で、有害な部品の使用を回避することができる。
【0066】又、請求項7に記載の発明では、サプライ
ヤ又は部品メーカ3は注文を受け付けた時点で部品情報
と紐付けされた図面を入手でき、手配等の誤りを少なく
でき、作業効率も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である電子調達システムの構
成図である。
【図2】部品仕様検索時の社内外情報の流れ図である。
【図3】部品仕様検索時の画面表示の流れ図である。
【図4】メーカ型番選択時の画面表示の一例を示す図で
ある。
【図5】互換部品の画面表示例を示す図である。
【図6】部品認定,メーカ認定の流れ図である。
【図7】仕様関連データベーステーブルの関連を示す図
である。
【図8】部品調達の処理の流れ図である。
【図9】部品調達の処理の流れ図である。
【図10】ロジステイクスセンタでの処理の流れ図であ
る。
【図11】入庫実績明細検索の一例を示す図である。
【符号の説明】
1…調達業務集約センタ、2…部品情報センタ、3,4
…サプライヤ、5…インターネット、6a…事業所、6
b…工場、6c…事務所、7…イントラネット、8a…
関連企業、8b…他社、9…エクストラネット、10…
ロジステイクスセンタ、11…部品認定ファイル、13
…仕様データベース、14…電子カタログファイル、1
5…在庫データベース、16…メーカ型番変換テーブ
ル、17…発注残データベース、18…生産情報共有フ
ァイル、19…実績データベース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江幡 誠 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 高岡 洋 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 中島 信 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 西塔 尚史 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 伊藤 欣二 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所情報システム事業所内 (72)発明者 吉田 貴宏 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所サービス事業部内 (72)発明者 松本 泰成 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所産業システム事業部内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】購入品認定情報データベース,調達先認定
    情報データベースを含んで構成される部品認定ファイル
    を具備したコンピュータを有し、該コンピュータにより
    ネットワークを介して認定された部品情報,該部品の仕
    様を提供する電子調達支援装置。
  2. 【請求項2】部品認定ファイルを具備したコンピュータ
    とネットワークを介して送受信し、部品の仕様,図面番
    号,メーカ型番,データ種別/類別のいずれかからの検
    索により、標準区分,価格情報,部品認定情報,取引状
    況を含めて表示する端末を備えた電子調達支援装置。
  3. 【請求項3】部品認定ファイルを具備したコンピュータ
    とネットワークを介して送受信し、前記部品ファイルか
    ら検索された結果、部品認定,メーカ認定されていない
    場合は、端末入力により購入品認定指示仕様書,購入品
    認定検査指示仕様書,メーカ認定依頼書のいずれかを電
    子発行する電子調達支援装置。
  4. 【請求項4】資材選定・購入にあたり、各企業もしくは
    企業内各事業所で固有の名称で使用される資材を共通名
    称に変換し、前記各企業もしくは企業内各事業所からネ
    ットワークを介して発注される資材を共通名称で数量を
    集計して購買活用する電子調達方法。
  5. 【請求項5】各部品の化学物質の含有量が登録された部
    品認定ファイルを具備したコンピュータを有し、該コン
    ピュータとネットワークを介して送受信して部品検索を
    行い、部品検索した部品を使って作られる製品に含まれ
    る化学物質の含有量を自動的計算する電子調達支援装
    置。
  6. 【請求項6】各部品の化学物質の含有量が登録された部
    品認定ファイルを具備したコンピュータを有し、該コン
    ピュータとネットワークを介して部品認定ファイルの仕
    様データベースと接続することにより、設計者や調達担
    当者の使用予定の部品の化学物質含有量を画面に表示す
    る端末を備えた電子調達支援装置。
  7. 【請求項7】サプライヤ又は部品メーカに設置される端
    末であって、集中購買される先物手配情報又は正式な発
    注部品情報と紐付けされた図面データ,部品組立メーカ
    指定をネットワークを介して受信する電子調達支援装
    置。
  8. 【請求項8】購入品認定情報,調達先認定情報を含む部
    品情報をネットワークを介して送信し、該送信された部
    品情報に基づいて各部署からネットワークを介して発注
    された部品名,数量を集計し、先物手配の購買を含んで
    サプライヤ又は部品メーカにネットワークを介して集中
    購買を行う電子調達方法。
  9. 【請求項9】前記部品認定ファイルがメーカ型番マスタ
    テーブル,部品ファミリデータ,互換部品データを含む
    ものであって、図面番号からの検索によりメーカ型番の
    表示,特定仕様についてファミリ部品,互換部品の一覧
    を表示する請求項1又は2に記載の電子調達支援装置。
  10. 【請求項10】購入品認定情報データベース,調達先認
    定情報データベースを含んで構成される部品認定ファイ
    ルを具備したコンピュータとネットワークを介して認定
    された部品情報,該部品の仕様の提供を受け、該部品情
    報,部品の仕様を参照して部品の発注を行う電子調達方
    法。
  11. 【請求項11】購入品選定情報データベース,調達先認
    定情報データベースを含んで構成される部品認定ファイ
    ルを具備した第1のコンピュータと、部品情報提供企業
    ・組織,サプライヤ又は部品メーカに具備された第2の
    コンピュータと、前記第1のコンピュータ及び第2のコ
    ンピュータとネットワークを介して接続され部署に設置
    された端末を備え、該端末の操作により前記部品情報提
    供企業・組織,サプライヤ又は部品メーカの部品情報を
    受信して表示する電子調達システム。
  12. 【請求項12】前記集中購買された部品の購入価格,数
    量,納期情報,支払情報を含んで発注部署毎の実績デー
    タとして蓄積し、該実績データに基づいて端末画面入力
    により分析を行う請求項8に記載の電子調達方法。
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