JP2002202987A - データ管理方法 - Google Patents

データ管理方法

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JP2002202987A
JP2002202987A JP2001215831A JP2001215831A JP2002202987A JP 2002202987 A JP2002202987 A JP 2002202987A JP 2001215831 A JP2001215831 A JP 2001215831A JP 2001215831 A JP2001215831 A JP 2001215831A JP 2002202987 A JP2002202987 A JP 2002202987A
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美智代 佐宗
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    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/25Integrating or interfacing systems involving database management systems
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データベース構築に必要なテーブルを、高度
な知識や技術を要せず、通信ネットワークを介して簡便
に作成する方法およびそのシステムの提供。 【解決手段】 サーバが、所定の表ファイルを受信し、
これを必要に応じてテキスト形式に変換した後、この表
ファイルから所定のルールに従ってテーブル情報を抽出
・判別し、記憶することによって、データベース作成の
際に必要なテーブル情報をサーバに自動的に生成させ、
簡便にデータベースを構築することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ管理方法及
びデータ管理システムに関し、より詳しくは、通信ネッ
トワークを介して遠隔地のコンピュータにデータベース
を構築する方法及びデータベースを構築するシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、数値や文字等からなる情報を大量
に管理するデータベースシステムが存在し、大量のデー
タの中から、所定の要素を持つ情報を検索する場合など
に広く利用される。近年インターネットの進展によっ
て、世界各地におけるあらゆるジャンルにわたる情報を
コンピュータからいわゆるウェブブラウザを利用して取
得できるようになってきている。例えば、データベース
は、インターネットを介して閲覧されるホームページと
連携して利用され、このホームページにアクセスした閲
覧者は、ホームページ上で検索を実施することで、デー
タベースの中から、所望のデータを得ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】データベースは、通
常、まずデータベース設計に合わせてテーブルを定義
し、次いで、定義されたテーブルに上記の情報を入力す
るという手順で作成される。テーブルを定義は、まず、
データベースに記憶する全データ種類について、テーブ
ル構成、つまり、1つのテーブルで構成するか、あるい
は複数のテーブルに分割するか否かについて、各データ
の性格、重要性、多重性、アクセス・更新頻度などに基
づき決定をし、次に決定された各テーブルについて、格
納するデータの項目名、データの型、サイズなどを定義
し、さらに、各テーブルについて、アクセスを許可する
ユーザの設定をすることによってなされる。
【0004】データベースを作成するには、このように
データベースの内容に応じたテーブルを定義することが
必要だが、このテーブルの定義、並びに定義したテーブ
ルを用いてデータベースを構築するには、入力するデー
タの型、サイズ等を設定するのに必要な知識、データベ
ースの構造についての知識、プログラミング技術など、
高度な技術が要求される。このため、データベースの構
築は、専門のプログラマーに依頼することがほとんどで
あり、そのコストは一般的に高額であった。また、コン
ピュータに構築されたデータベースの項目を追加・削除
する際には、テーブルの再定義が必要であり、同様に専
門のプログラマーに依頼することが一般的であった。こ
のため、一旦構築したデータベースの項目の追加・削除
を容易に行うことはできなかった。
【0005】また、コンピュータにデータベースを新規
に構築する際には、上述したように、データベースの設
計に合わせたテーブルの定義を行うが、この際には前記
コンピュータを、専用線等を介さずに直接操作して行う
か、インターネット、専用線等を介して前記コンピュー
タにリモートログオンをして、前記コンピュータを直接
操作する必要があった。このため、レンタルサーバを使
用しているユーザなどが、遠隔地にあるコンピュータを
直接操作することなく、テーブルの定義をし、データベ
ースを新規に構築するすべはなかった。また、遠隔地に
あるコンピュータに構築されたデータベースのデータを
更新する際には、同様にリモートログオンをして、デー
タを入れ換える必要があった。この際にも、専門のプロ
グラマーが作成したプログラムを必要とすることが一般
的であった。
【0006】また、このようにして構築されたデータベ
ースに格納されたデータを、遠隔地にある端末のウェブ
ブラウザから閲覧し、または検索するためには、データ
ベースとホームページとを連携させる必要があるが、こ
の連携をするにも、データベースの構造についての知
識、ホームページの作成についての知識、プログラミン
グ技術など、高度な技術が要求される。このため、デー
タベースとホームページとの連携も同様に、専門のプロ
グラマーに依頼することがほとんどであり、そのコスト
は一般的に高額であった。
【0007】このため、特別な知識や技術を必要とせず
に、ユーザ端末のオペレータが、ユーザ端末とは異なる
コンピュータに対してデータベースを構築するのに必要
なテーブルを定義する方法、前記テーブルを利用してデ
ータベースを構築する方法及びそれらのシステムが望ま
れていた。また、ユーザ端末とは異なるコンピュータに
構築されたデータベースのデータを、インターネット等
の通信ネットワークを介して閲覧や検索できる方法及び
それらのシステムが望まれていた。
【0008】本発明の目的は、データベースを構築する
のに必要なテーブルを、上記のような高度な知識や技術
を要せず、遠隔地から通信ネットワークを介して簡便に
作成する方法およびそのシステムを提供することにあ
る。
【0009】また、本発明の他の目的は、上記のテーブ
ルを使用して、データベースを作成・更新・変更するこ
とができる方法及びシステムを提供することにある。
【0010】また、本発明の他の目的は、高度な知識や
技術を要せず、遠隔地から通信ネットワークを介して、
簡便に、作成したデータベースをホームページに連携さ
せることができる方法及びシステムを提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、通信ネット
ワークを介して、ウェブブラウザを有するユーザ端末と
通信可能であるサーバにデータを管理する方法におい
て、前記サーバが、少なくとも項目名及び前記項目名に
対応するデータの型を定義するのに必要なデータを有す
る表ファイルを、通信ネットワークを介してユーザ端末
より受信する受信工程と、受信した前記表ファイルが、
前記データ間を区切り記号又は区切り文字によって区切
られたテキスト形式のファイルである表テキストファイ
ルであるかどうかを判別する表ファイル判別工程と、前
記表ファイル判別工程で、前記表テキストファイルでな
いと判別された場合に、前記表ファイルを表テキストフ
ァイルに変換する表ファイル変換工程と、前記表テキス
トファイルから、前記区切り記号又は区切り文字に従っ
て、少なくとも項目名及び前記項目名に対応するデータ
の型を定義するのに必要なデータを抽出し、少なくとも
項目名及び前記項目名に対応するデータの型を含むテー
ブル情報を判別するテーブル情報判別工程と、前記テー
ブル情報を、少なくとも項目名と、前記項目名に対応す
るデータの型とを関連させて記憶するテーブル情報記憶
工程とを備えたことを特徴とするデータ管理方法が提供
される。
【0012】本発明にかかる上記データ管理方法によれ
ば、サーバは、ユーザ端末から、少なくとも項目名と、
項目名に対応するデータの型を定義するのに必要なデー
タを有する表ファイルを受信し、必要に応じてこの表フ
ァイルを表テキストファイルに変換した後、表テキスト
ファイルから項目名やデータの型等の情報を判別して、
テーブル情報を記憶する。このため、ユーザ端末のオペ
レータは、通信ネットワークを介して所定の表ファイル
を送信するだけで、ユーザ端末とは異なるサーバにおい
て、データベースを構築する際に必要であるテーブルの
定義を簡便に行うことができる。また、データベースの
更新・変更の際にも、同様の方法で、簡便にテーブル情
報を更新・変更することができる。
【0013】また、本発明のデータ管理方法において、
前記サーバは、前記表テキストファイルが、データベー
ス蓄積用のデータを含み、かつ、前記データ間を区切り
記号又は区切り文字によって区切られたテキスト形式の
ファイルであるデータテキストファイルであるかどうか
を判別するデータファイル判別工程と、前記データファ
イル判別工程で、前記データテキストファイルであると
判別された場合に、前記データテキストファイルに格納
されたデータベース蓄積用の前記データを前記区切り記
号又は区切り文字に従って抽出し、前記テーブル情報記
憶工程で記憶された前記テーブル情報に従って順次蓄積
するデータベース蓄積工程とを更に備えていてもよい。
【0014】また、本発明のデータ管理方法において、
前記サーバが、データベース蓄積用のデータを含むデー
タファイルを、通信ネットワークを介してユーザ端末よ
り受信する第2の受信工程と、受信した前記データファ
イルが、前記データ間を区切り記号又は区切り文字によ
って区切られたテキスト形式のファイルであるデータテ
キストファイルであるかどうかを判別する第2のデータ
ファイル判別工程と、前記第2のデータファイル判別工
程で、前記データテキストファイルでないと判別された
場合に、前記データファイルをデータテキストファイル
に変換するデータファイル変換工程と、前記データテキ
ストファイルに格納されたデータベース蓄積用の前記デ
ータを前記区切り記号又は区切り文字に従って抽出し、
抽出した前記データが、前記テーブル情報記憶工程で記
憶された前記テーブル情報に適合しているかどうか判別
するデータ適合性判別工程と、前記データ適合性判別工
程で、前記テーブル情報に適合していると判別された場
合に、前記データ適合性判別工程で抽出した前記データ
を前記テーブル情報に従って順次蓄積するデータベース
蓄積工程とを更に備えていてもよい。
【0015】本発明のデータ管理方法が上記データベー
ス蓄積工程を更に備えることによって、ユーザ端末のオ
ペレータは、遠隔地にあるサーバに、簡便にデータベー
スを構築することができる。また、データベースの更新
・変更の際には、ユーザ端末のオペレータは、更新・変
更後の全データ、又は変更すべき一部のデータを格納し
たデータファイルを送信することで、簡便にデータベー
スを更新・変更することができる。
【0016】本発明のデータ管理方法において、前記サ
ーバは、前記データベースを構成するデータが通信ネッ
トワークを介して閲覧可能である閲覧用ファイルを生成
する閲覧用ファイル生成工程を更に備えていてもよい。
これにより、データベースとホームページとの連携を簡
便に提供することができ、インターネット等を介して、
データベースを構成するデータの閲覧が可能となる。
【0017】また、本発明のデータ管理方法において、
前記サーバが、前記項目名ごとに、前記項目名に対応す
るデータを、通信ネットワークを介して閲覧可能とすべ
きかを判別する閲覧用データ判別工程と、判別に関する
情報を、前記項目名と関連づけて、テーブル情報として
記憶する第2のテーブル情報記憶工程と、閲覧可能とす
べき項目名と判別された項目名と、前記項目名に対応す
るデータとが通信ネットワークを介して閲覧可能である
閲覧用ファイルを生成する閲覧用ファイル生成工程とを
更に備えていてもよい。これにより、データベースを構
成する各データに対して、インターネット等を介するア
クセス権限を制御することが可能となる。
【0018】また、本発明のデータ管理方法において、
前記サーバが、前記データベースを構成するデータであ
って閲覧可能とされたデータを含むファイルを作成する
ファイル作成工程と、前記ファイルを送信する送信工程
とを更に備えていてもよい。これにより、ユーザ端末
は、データベースに蓄積された最新のデータを含むファ
イルを得ることができる。
【0019】本発明のデータ管理方法において、前記サ
ーバが、前記データベースを構成するデータから、鍵デ
ータを含むデータ及びそのデータに関連づけられたデー
タを抽出し、抽出された前記データを、通信ネットワー
クを介して閲覧可能に表示させる検索機能を有する閲覧
用ファイルを生成する検索・閲覧用ファイル生成工程を
更に備えていてもよい。これにより、データベースとホ
ームページとの連携を簡便に提供することができ、イン
ターネット等を介して、データベースを構成するデータ
の検索・閲覧が可能となる。
【0020】また、本発明のデータ管理方法において、
前記サーバが、前記項目名ごとに、前記項目名に対応す
るデータを検索対象とすべきかを判別する検索用データ
判別工程と、判別に関する情報を、前記項目名と関連づ
けて、テーブル情報として記憶する第3のテーブル情報
記憶工程と、検索対象とすべき項目名と判別された項目
名に対応するデータから、鍵データを含むデータ及びそ
のデータに関連づけられたデータを抽出し、抽出された
前記データを、通信ネットワークを介して閲覧可能に表
示させる検索機能を有する閲覧用ファイルを生成する検
索・閲覧用ファイル生成工程とを更に備えていてもよ
い。これにより、データベースを構成する各データに対
して、インターネット等を介するアクセス権限を制御を
することが可能となる。
【0021】また、本発明のデータ管理方法において、
前記閲覧用ファイルのアクセス権限が制御されていても
よい。これにより、誰にどの程度のアクセス操作を許容
するかを制御することができる。このため、所定のユー
ザに対してのみ、インターネット等を介する閲覧用ファ
イルの閲覧、更新、消去等を許容することが可能とな
る。
【0022】また、本発明にかかるデータ管理システム
では、通信ネットワークを介して、ウェブブラウザを有
するユーザ端末と通信可能であるサーバが、少なくとも
項目名及び前記項目名に対応するデータの型を定義する
のに必要なデータを有する表ファイルを、通信ネットワ
ークを介してユーザ端末より受信する受信部と、受信し
た前記表ファイルが、前記データ間を区切り記号又は区
切り文字によって区切られたテキスト形式のファイルで
ある表テキストファイルであるかどうかを判別する表フ
ァイル判別部と、前記表ファイル判別部で、前記表テキ
ストファイルでないと判別された場合に、前記表ファイ
ルを表テキストファイルに変換する表ファイル変換部
と、前記表テキストファイルから、前記区切り記号又は
区切り文字に従って、少なくとも項目名及び前記項目名
に対応するデータの型を定義するのに必要なデータを抽
出し、少なくとも項目名及び前記項目名に対応するデー
タの型を含むテーブル情報を判別するテーブル情報判別
部と、前記テーブル情報を、少なくとも項目名と、前記
項目名に対応するデータの型とを関連させて記憶するテ
ーブル情報記憶部とを備えたことを特徴とするデータ管
理システムが提供される。
【0023】本発明の上記データ管理システムによれ
ば、ユーザ端末から所定の表ファイルを受信することに
より、データベースを構築する際に必要なテーブルの定
義を簡便に行うことができるシステムを提供することが
できる。
【0024】また、本発明のデータ管理システムにおい
て、前記サーバは、前記表テキストファイルが、データ
ベース蓄積用のデータを含み、かつ、前記データ間を区
切り記号又は区切り文字によって区切られたテキスト形
式のファイルであるデータテキストファイルであるかど
うかを判別するデータファイル判別部と、前記データフ
ァイル判別部で、前記データテキストファイルであると
判別された場合に、前記データテキストファイルに格納
されたデータベース蓄積用の前記データを前記区切り記
号又は区切り文字に従って抽出し、前記テーブル情報記
憶部に記憶された前記テーブル情報に従って順次蓄積す
るデータベース蓄積部とを更に備えていてもよい。
【0025】また、本発明のデータ管理システムにおい
て、前記サーバが、データベース蓄積用のデータを含む
データファイルを、通信ネットワークを介してユーザ端
末より受信する第2の受信部と、受信した前記データフ
ァイルが、前記データ間を区切り記号又は区切り文字に
よって区切られたテキスト形式のファイルであるデータ
テキストファイルであるかどうかを判別する第2のデー
タファイル判別部と、前記第2のデータファイル判別部
で、前記データテキストファイルでないと判別された場
合に、前記データファイルをデータテキストファイルに
変換するデータファイル変換部と、前記データテキスト
ファイルに格納されたデータベース蓄積用の前記データ
を前記区切り記号又は区切り文字に従って抽出し、抽出
した前記データが、前記テーブル情報記憶部に記憶され
た前記テーブル情報に適合しているかどうか判別するデ
ータ適合性判別部と、前記データ適合性判別部で、前記
テーブル情報に適合していると判別された場合に、前記
データ適合性判別部で抽出した前記データを前記テーブ
ル情報に従って順次蓄積するデータベース蓄積部とを更
に備えていてもよい。
【0026】これにより、ユーザ端末から所定のファイ
ルを受信することにより、簡便にデータベースを作成・
更新・変更することができるシステムを提供することが
できる。
【0027】本発明のデータ管理システムにおいて、前
記サーバは、前記データベースを構成するデータが通信
ネットワークを介して閲覧可能である閲覧用ファイルを
生成する閲覧用ファイル生成部を備えていてもよい。こ
れにより、データベースとホームページとの連携を簡便
に提供することができ、インターネット等を介して、デ
ータベースを構成するデータの閲覧が可能となる。
【0028】また、本発明のデータ管理システムにおい
て、前記サーバが、前記項目名ごとに、前記項目名に対
応するデータを、通信ネットワークを介して閲覧可能と
すべきかを判別する閲覧用データ判別部と、判別に関す
る情報を、前記項目名と関連づけて、テーブル情報とし
て記憶する第2のテーブル情報記憶部と、閲覧可能とす
べき項目名と判別された項目名と、前記項目名に対応す
るデータとが通信ネットワークを介して閲覧可能である
閲覧用ファイルを生成する閲覧用ファイル生成部とを更
に備えていてもよい。これにより、データベースを構成
する各データに対して、インターネット等を介するアク
セス権限を制御をすることが可能となる。
【0029】また、本発明のデータ管理システムにおい
て、前記サーバが、前記データベースを構成するデータ
であって閲覧可能とされたデータを含むファイルを作成
するファイル作成部と、前記ファイルを送信する送信部
とを更に備えていてもよい。これにより、ユーザ端末
は、データベースに蓄積された最新のデータを含むファ
イルを得ることができる。
【0030】また、本発明のデータ管理システムにおい
て、前記サーバは、前記データベースを構成するデータ
から、鍵データを含むデータ及びそのデータに関連づけ
られたデータを抽出し、抽出された前記データを、通信
ネットワークを介して閲覧可能に表示させる検索機能を
有する検索・閲覧用ファイルを生成する閲覧用ファイル
生成部を更に備えていてもよい。
【0031】また、本発明のデータ管理システムにおい
て、前記サーバが、前記項目名ごとに、前記項目名に対
応するデータを検索対象とすべきかを判別する検索用デ
ータ判別部と、判別に関する情報を、前記項目名と関連
づけて、テーブル情報として記憶する第3のテーブル情
報記憶部と、検索対象とすべき項目名と判別された項目
名に対応するデータから、鍵データを含むデータ及びそ
のデータに関連づけられたデータを抽出し、抽出された
前記データを、通信ネットワークを介して閲覧可能に表
示させる検索機能を有する閲覧用ファイルを生成する検
索・閲覧用ファイル生成部とを更に備えていてもよい。
【0032】また、本発明のデータ管理システムにおい
て、前記閲覧用ファイルのアクセス権限が制御されてい
てもよい。これにより、誰にどの程度のアクセス操作を
許容するかを制御することができる。このため、所定の
ユーザに対してのみ、インターネット等を介する閲覧用
ファイルの閲覧、更新、消去等を許容することが可能と
なる。
【0033】また、本発明にかかるプログラムでは、上
記の本発明にかかるデータ管理方法をコンピュータに実
行させるためのプログラムが提供される。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態について説明する。なお、説明の理
解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に
対しては可能な限り同一の参照番号を附し、重複する説
明は省略する。
【0035】図1は、本発明の一実施形態において使用
されるハードウエア構成を示す図である。サーバシステ
ム10とユーザ端末30とは、インターネット、LAN
等の通信ネットワーク20を介して相互に通信可能であ
る。本明細書において、通信ネットワーク20には無線
の場合も含まれる。サーバシステム10は、ウェブサー
バ、データベースサーバ及び必要な周辺機器から構成さ
れている。なお、これらが同一のサーバであってもよ
い。サーバシステム10としては、例えば、レンタルサ
ーバシステムや、インターネットプロバイダのサーバシ
ステム、会社や学校等に設置されたサーバシステム等を
挙げることができる。サーバシステム10は、ユーザ端
末30と同じ建物内に設置されていてもよく、ユーザ端
末30とは異なる建物内に設置されていてもよい。
【0036】ユーザ端末30は、CRTやLCD等の表
示部を有するとともに、キーボードやマウス等の入力部
を有する。ユーザ端末30は、図示例のように複数であ
ってもよいし、単数であってもよい。ユーザ端末30
は、サーバシステム10によって予めID、パスワード
が与えられたクライアント端末であってもよい。
【0037】図2は、サーバシステム10の構成を示す
図である。サーバシステムは、制御部、送受信部、記憶
部等から構成される。各々の部は、単一のサーバに備え
られたものであってもよいし、複数のサーバのいずれ
か、又はすべてに備えられていてもよい。制御部は、C
PU等から構成され、各部の制御や、データの転送、種
々の演算、データの一時的な格納、閲覧用ファイル等の
各種ファイルの生成、ファイルやデータの判別・変換・
処理、データベース構築後にデータベースへのアクセス
を制御するためのアクセス制御部の生成などを行う。送
受信部は、通信ネットワーク20を介してユーザ端末3
0より送信されたファイルや、ホームページ閲覧のリク
エスト等を受信し、制御部やデータベースアクセス制御
部に送信する。また、制御部やデータベースアクセス制
御部から送信されたホームページ閲覧のレスポンス等を
受信し、通信ネットワーク20を介して、ユーザ端末3
0に送信する。
【0038】記憶部には、メインプログラムが記憶され
ている。このメインプログラムは、制御部で使用され
る。また、本発明において、テーブル情報、データベー
ス、閲覧用ファイルは、記憶部に記憶される。なお、記
憶部は、サーバ内に備えたものであってもよいし、外部
記憶装置としてサーバと接続されたものであってもよ
い。
【0039】次に、本発明にかかるデータ管理システム
によるデータ管理方法について、図示例を参照しながら
説明する。
【0040】図3は、ユーザ端末から表ファイルを受信
したサーバによってテーブル情報が記憶されるまでの一
連のプログラムの動作を示すフローチャートである。
【0041】図3において、サーバシステム10を構成
するサーバは、ウェブブラウザを有するユーザ端末30
と通信ネットワークを介して通信可能の状態である。ユ
ーザ端末30がサーバによってID、パスワード等が与
えられている場合は、ユーザ端末30によるID、パス
ワードの送信に応じて、サーバは、受信したID、パス
ワードがユーザ端末30について登録されたものである
かどうかを判断するユーザ認証を行う。この場合、当該
ユーザは、サーバ管理者によって、サーバにデータベー
ス構築用のテーブル情報を記憶させることができる権限
を与えられた者(データベース管理者)である必要があ
る。ユーザ認証は、ウェブブラウザを使用してユーザ端
末30の表示部に表示された画面を通じて行うことがで
きる。なお、通信ネットワークがローカルネットワーク
である場合など、特にユーザ認証をする必要はない場合
は、ユーザ認証工程がなくてもよい。
【0042】次に、サーバは、ユーザ端末30によって
送信された、項目名を含む複数のデータを格納した表フ
ァイルを、通信ネットワークを介して受信する(受信工
程)。
【0043】ここで、前記表ファイルは、少なくとも項
目名及び前記項目名に対応するデータの型を定義するの
に必要なデータを有する。前記表ファイルは、テキスト
形式のファイルであってもよいし、バイナリ形式のファ
イルであってもよい。また、画像データ、音楽データ等
のイメージデータを含んでいてもよい。前記表ファイル
は、項目名を含む複数のデータを有し、データ間が区切
り記号又は区切り文字によって区切られており、所定の
ルールに基づいてデータが格納されているファイルであ
ってもよいし、汎用の表作成ソフトによって作成された
ファイルであってもよい。データが格納される上記ルー
ルとしては、サーバによって、表ファイルから必要な情
報が抽出される際に使用されるルールと一致するものを
挙げることができる。例えば、表ファイルの行ごとに格
納されるデータの種類や順番が決まっている、または、
列ごとに格納されるデータの種類や順番が決まっている
等のルールを挙げることができる。
【0044】本明細書において、区切り記号又は区切り
文字としては、例えば、カンマ、タブ、空白、改行、特
定のコード等を挙げることができる。
【0045】次に、サーバは、受信した表ファイルが、
所定の表テキストファイルであるかどうかを判別する
(表ファイル判別工程)。ここで、表テキストファイル
とは、データ間を区切り記号又は区切り文字によって区
切られたテキスト形式のファイルを指し、所定のルール
に基づいてデータが格納されているファイルである。デ
ータが格納されるルールとしては、サーバによって、フ
ァイルから必要な情報が抽出される際に使用されるルー
ルと一致するものを挙げることができる。例えば、ファ
イルの行ごとに格納されるデータの種類や順番が決まっ
ている、または、列ごとに格納されるデータの種類や順
番が決まっている等のルールを挙げることができる。
【0046】表1は、表テキストファイルの一例の概念
図である。表テキストファイルの1行目にはタブで区切
られた項目名がn個格納されており、2行目以降は各項
目名に対応したデータが、項目名1個に対し、m個ずつ
格納されている。
【0047】
【表1】
【0048】サーバは、上記表ファイル判別工程によっ
て、表テキストファイルと判別されなかったファイル
を、表テキストファイルに変換する(表ファイル変換工
程)。
【0049】次に、サーバは、上記表ファイル判別工程
によって、表テキストファイルと判別されたファイル、
または、表ファイル変換工程によって表テキストファイ
ルに変換されたファイルから、テーブルを定義する際に
必要な情報、即ち、少なくとも項目名や、項目名に対応
するデータの型を定義するのに必要なデータを抽出す
る。データ抽出の際には、表テキストファイル中のデー
タ間を区切る区切り記号又は区切り文字に従って、デー
タの抽出を行う。データの抽出は、例えば、すべての項
目名、及び、各項目名に対応するデータを少なくとも1
個ずつ抽出することにより行う。例えば、表1に示され
た表テキストファイルのうち、第1行目すべて(項目名
1〜項目名n)と、少なくとも第2行目すべて(データ
1―1〜データn―1)を抽出する。各項目名に対応す
るデータを少なくとも1個読み込むことで、後述するテ
ーブル情報判別工程において、各項目に対応するデータ
の型を判別することができる。テーブル定義の精度を向
上させる観点からは、各項目名に対応するデータを複数
個抽出することが好ましく、データをすべて抽出しても
よい。
【0050】サーバは、抽出した情報のテーブル情報を
判別する(テーブル情報判別工程)。例えば、抽出した
情報が項目名であるか、抽出した情報が数字であるか、
文字であるかを判別し、また、必要に応じて、文字の長
さ、即ち、可変長、固定長、最大長、最小長、文字コー
ドの別、あるいは数字のタイプ、即ち、一般整数、金
額、浮動小数の別を判別する。文字や数字の長さについ
ては、データから判別してもよいし、予め設定された長
さとしてもよい。
【0051】次に、判別されたテーブル情報は、少なく
とも各項目名と、それに対応する各データに関する情報
とを関連させて記憶される(テーブル情報記憶工程)。
記憶されるテーブル情報としては、少なくとも各項目
名、各項目名に対応するデータの型を挙げることがで
き、その他のテーブル情報、例えば、データのサイズ等
を格納してもよい。また、サーバは、各データの性格、
重要性、多重性、アクセス・更新頻度などに基づいて、
これらの情報を複数のテーブル情報にわけて記憶するこ
とができる。例えば、各項目名、各項目名に対応するデ
ータの型等については1つのテーブル情報に記憶し、後
述するデータの閲覧や検索、データやファイルのアクセ
ス権限に関する情報については別のテーブル情報に記憶
することもできる。
【0052】表2は、表1に示された表テキストファイ
ルに基づいて記憶された、テーブル情報の一例の概念図
である。表2に示すように、例えば、項目名(name)と
して、項目名1〜nが記憶され、各項目名に対応するデ
ータの型(text, int)が、各項目名と関連づけられて
記憶される。
【0053】
【表2】
【0054】記憶されたテーブル情報の安全性を高める
ため、テーブル情報には、テーブル情報自体についての
アクセス権限設定情報が含まれていてもよい。このよう
な情報としては、テーブル情報に対して新たな情報を追
加する権限、テーブル情報の読み込み権限、更新権限、
テーブル情報へのアクセス権限の設定権限、テーブル情
報全体の削除権限等といった権限が、誰に与えられてい
るかについての設定情報を挙げることができる。
【0055】また、サーバに記憶されるテーブル情報が
より正確なテーブル情報であるようにするため、サーバ
は、以上の工程によって定義されたテーブル情報につい
て、ユーザ端末30の表示部に表示させ、ユーザに確認
させることもできる。この確認は、ウェブブラウザを使
用してユーザ端末30の表示部に表示された画面を通じ
て行うことができ、ユーザにテーブル情報の変更内容の
入力を促すこともできる。変更後のテーブル情報を受信
したサーバは、変更後のテーブル情報を記憶する。
【0056】このように、本発明によれば、ユーザは、
所定の情報を含む表ファイルを送信するだけで、離れた
場所にあるサーバにおいて、データベース作成に必要な
テーブルの定義を自動的に行うことができる。
【0057】本発明において、サーバは、上記のテーブ
ル情報を使用して、更にデータベースの蓄積を行っても
よい。データベースの蓄積は、上記の表テキストファイ
ルに格納されたデータを蓄積することにより行ってもよ
いし(図4)、別途ユーザ端末から受信したデータファ
イルに格納されたデータを蓄積することにより行っても
よい(図5)。
【0058】図4は、表テキストファイルに格納された
データを、テーブル情報に従って蓄積することによりデ
ータベース蓄積を行うプログラムの動作を示すフローチ
ャートである。
【0059】図4において、サーバは、まず、表テキス
トファイルが、所定のデータテキストファイルであるか
どうかを判別する(データファイル判別工程)。
【0060】ここで、データテキストファイルとは、デ
ータベース蓄積用のデータを含み、かつ、前記データ間
を区切り記号又は区切り文字によって区切られたテキス
ト形式のファイルを指し、所定のルールに基づいてデー
タが格納されているファイルである。データが格納され
るルールとしては、サーバによって、ファイルから必要
な情報が抽出される際に使用されるルールと一致するも
のを挙げることができる。例えば、ファイルの行ごとに
格納されるデータの種類や順番が決まっている、また
は、列ごとに格納されるデータの種類や順番が決まって
いる等のルールを挙げることができる。
【0061】なお、この場合、サーバに表ファイルを送
信したユーザは、データベース管理者であると同時に、
サーバ管理者あるいはデータベース管理者によって、デ
ータベースのデータを蓄積することができる権限を与え
られた者(テーブル管理者)である必要がある。このた
め、データファイル判別工程に先駆けて、ユーザ認証工
程を設けることもできる。
【0062】次に、サーバは、上記データファイル判別
工程によって、データテキストファイルと判別されたフ
ァイルから、データベース蓄積用の前記データを前記区
切り記号又は区切り文字に従って抽出し、サーバに記憶
されたテーブル情報に従って、前記データを順次蓄積
し、データベースを構築する(データベース蓄積工
程)。テーブル情報に従って、データの蓄積をするにあ
たっては、公知の方法を採用することができる。
【0063】図5は、別途ユーザ端末から受信したデー
タファイルに格納されたデータを蓄積することによりデ
ータベース蓄積を行うプログラムの動作を示すフローチ
ャートである。
【0064】図5において、サーバは、まず、ユーザ端
末30によって送信された、データベース蓄積用のデー
タを含むデータファイルを、通信ネットワークを介して
受信する(第2の受信工程)。この場合、当該ユーザ
は、サーバ管理者あるいはデータベース管理者によっ
て、データベースのデータを蓄積することができる権限
を与えられた者(テーブル管理者)である必要がある。
このため、受信工程に先駆けて、ユーザ認証工程を設け
ることもできる。
【0065】ここで、前記データファイルは、少なくと
も項目名及び前記項目名に対応するデータベース蓄積用
のデータを有する。前記データファイルは、テキスト形
式のファイルであってもよいし、バイナリ形式のファイ
ルであってもよい。また、画像データ、音楽データ等の
イメージデータを含んでいてもよい。前記データファイ
ルは、項目名を含む複数のデータを有し、データ間が区
切り記号又は区切り文字によって区切られており、所定
のルールに基づいてデータが格納されているファイルで
あってもよいし、汎用の表作成ソフトによって作成され
たファイルであってもよい。データが格納される上記ル
ールとしては、サーバによって、データファイルから必
要な情報が抽出される際に使用されるルールと一致する
ものを挙げることができる。例えば、データファイルの
行ごとに格納されるデータの種類や順番が決まってい
る、または、列ごとに格納されるデータの種類や順番が
決まっている等のルールを挙げることができる。
【0066】次に、データファイルが、所定のデータテ
キストファイルであるかどうかを判別する(第2のデー
タファイル判別工程)。データテキストファイルについ
ての説明は、図4の説明においてしたのと同様である。
【0067】サーバは、上記第2のデータファイル判別
工程によって、データテキストファイルと判別されなか
ったファイルを、データテキストファイルに変換する
(データファイル変換工程)。
【0068】次に、サーバは、上記第2のデータファイ
ル判別工程によって、データテキストファイルと判別さ
れたファイル、または、変換工程によってデータテキス
トファイルに変換されたファイルから、データベース蓄
積用の前記データを前記区切り記号又は区切り文字に従
って抽出し、抽出した前記データが、サーバに記憶され
たテーブル情報に適合しているかどうか判別する(デー
タ適合性判別工程)。ここで、適合しないと判別された
場合は、エラーとなって終了する。
【0069】一方、上記データ適合性判別工程で、テー
ブル情報に適合すると判別された場合には、上記工程で
抽出したデータを上記テーブル情報に従って、前記デー
タを順次蓄積し、データベースを構築する(データベー
ス蓄積工程)。テーブル情報に従って、データの蓄積を
するにあたっては、公知の方法を採用することができ
る。
【0070】本発明において、さらに、構築されたデー
タベースを構成するデータが通信ネットワークを介して
閲覧可能であるファイル(以下、閲覧用ファイルとい
う)を生成させてもよい(閲覧用ファイル生成工程)。
閲覧用ファイルとは、いわゆるウェブブラウザを利用し
て、通信ネットワークを介して閲覧することができるフ
ァイルのことをいい、例えば、ホームページとして表示
されるファイルを挙げることができる。
【0071】このような閲覧用ファイルを生成するに際
し、閲覧させてもよいデータを判別してもよい(閲覧用
データ判別工程)。判別作業は、サーバ単独で行っても
よいし、ユーザ端末30の表示部にデータの選別を問う
画面を表示させ、ユーザの選別結果の受信を受けてサー
バが判別してもよい。この場合、ウェブブラウザを使用
してユーザ端末30の表示部に表示された画面を通じ
て、ユーザに選別情報の入力を促すこともできる。デー
タの判別は、項目名ごとに行うことが好ましい。サーバ
により判別された結果は、項目名と関連づけて、テーブ
ル情報としてサーバに記憶され(第2のテーブル情報記
憶工程)、閲覧用ファイルを生成する際に利用される。
【0072】また、本発明において、サーバは、さら
に、前記データベースを構成するデータから、鍵データ
を含むデータ及びそのデータに関連づけられたデータを
抽出し、抽出された前記データを、通信ネットワークを
介して閲覧可能に表示させる検索機能を有する閲覧用フ
ァイルを生成することもできる(検索・閲覧用ファイル
生成工程)。
【0073】この場合、データベースを構成するデータ
のうち、検索対象となるデータを判別してもよい(検索
用データ判別工程)。判別作業は、サーバ単独で行って
もよいし、ユーザ端末30の表示部にデータの選別を問
う画面を表示させ、ユーザの選別結果の受信を受けてサ
ーバが判別してもよい。この場合、ウェブブラウザを使
用してユーザ端末30の表示部に表示された画面を通じ
て、ユーザに選別情報の入力を促すこともできる。デー
タの判別は、項目名ごとに行うことが好ましい。サーバ
により判別された結果は、項目名と関連づけて、テーブ
ル情報としてサーバに記憶され(第3のテーブル情報記
憶工程)、閲覧用ファイルを生成する際に利用される。
【0074】また、検索機能を有する閲覧用ファイルを
生成するに際し、閲覧させてもよいデータを判別しても
よい。判別作業は、サーバ単独で行ってもよいし、ユー
ザ端末30の表示部にデータの選別を問う画面を表示さ
せ、ユーザの選別結果の受信を受けてサーバが判別して
もよい。この場合、ウェブブラウザを使用してユーザ端
末30の表示部に表示された画面を通じて、ユーザに選
別情報の入力を促すこともできる。データの判別は、項
目名ごとに行うことが好ましい。サーバにより判別され
た結果は、項目名と関連づけて、テーブル情報としてサ
ーバに記憶され、閲覧用ファイルを生成する際に利用さ
れる。
【0075】本発明において、閲覧用ファイルの生成
は、例えば、以下のようにして行われる。まず、サーバ
は、ユーザ端末より閲覧用ファイルの生成要求を受信
し、一時的なファイルを生成する。次に、必要に応じて
テーブル情報に従って、データベースを構成するデータ
が閲覧対象のデータであるか、検索対象のデータである
かについての情報を項目名ごとに判別する。続いて、閲
覧対象と判別されたデータについて、データベースより
データを抽出させるプログラムを、また、検索対象と判
別されたデータについて、検索を実行させるプログラム
を前記ファイルに挿入し、閲覧用ファイルを生成する。
【0076】また、本発明において、サーバは、データ
ベースを構成するデータであって閲覧対象とされたデー
タを含むファイルを作成し(ファイル作成工程)、この
ファイルをユーザ端末等に送信してもよい(送信工
程)。この際、前記ファイルは、テキスト形式のファイ
ルであってもよいし、バイナリ形式のファイルであって
もよい。前記ファイルは、例えば、csv形式のファイ
ルのようにデータ間が区切り記号又は区切り文字によっ
て区切られており、所定のルールに基づいてデータが格
納されているファイルであってもよいし、また、exc
el形式のファイルのように汎用の表作成ソフトによっ
て作成される形式のファイルであってもよい。データが
格納される上記ルールとしては、サーバによって、表フ
ァイルから必要な情報が抽出される際に使用されるルー
ルと一致するものを挙げることができる。
【0077】また、本発明において、サーバは、検索機
能を有する閲覧用ファイルにより検索を実行した結果を
含むファイルを作成し、このファイルをユーザ端末等に
送信してもよい。このようなファイルとしては、上述の
ファイル作成工程で説明したのと同様のファイルを挙げ
ることができる。
【0078】以上説明した閲覧用ファイルにおいて、閲
覧用ファイルが、ユーザ端末からの要求に応じて、通信
ネットワークを介してサーバに生成されるに際し、閲覧
用ファイルのアクセス権限を制御することができる。即
ち、閲覧用ファイルに対して、誰にどの程度のアクセス
操作を許容するかを制御することができる。このように
することによって、所定のユーザに対して、生成した閲
覧用ファイルの修正、更新を許可したり、閲覧用ファイ
ルの不必要な漏洩や、第三者による閲覧用ファイルの複
製、改ざん、削除等を防ぐことができる。
【0079】閲覧用ファイルの所定のアクセス操作を、
所定のユーザに許容する方法としては、閲覧用ファイル
の作成を、実際に閲覧用ファイルが格納されるサーバの
権限によってではなく、前記ユーザの権限によって行わ
れたようにするという方法を挙げることができる。
【0080】このような閲覧用ファイルのアクセス権限
の制御は、例えば、以下のような工程によって行うこと
ができる。まず、サーバは、ユーザ端末より閲覧用ファ
イルの生成要求を受信し、上述した閲覧用ファイルの生
成方法に従って一時的な閲覧用ファイルを生成する。続
いて、閲覧用ファイル生成要求者等の所定のユーザを指
定し、閲覧用ファイルの生成者と前記ユーザとを一致さ
せるため、前記一時的なファイルを、前記ユーザが所定
の権限(読み出し権限、書き込み権限、削除権限等)を
有する場所に格納する。こうして、閲覧用ファイルを、
当該場所が有する所定のユーザによる所定の権限下に置
くことができる。所定のユーザの指定は、閲覧用ファイ
ル生成要求者が適宜行うこともできる。
【0081】修正や更新が許可された所定のユーザは、
閲覧用ファイルを自由に修正・更新することができる。
例えば、ロゴその他の画像を挿入したり、データの表示
を並べ替えたり、着色したりすることができる。これに
より、表示画面をカストマイズすることができる。
【0082】また、閲覧用ファイルのアクセス権限を制
御するその他の方法としては、生成する閲覧用ファイル
の中に、権限を制御する部分を埋め込むという方法を挙
げることができる。
【0083】以上説明したように、本発明によれば、ユ
ーザは、通信ネットワークを介して所定の表ファイルを
送信するだけで、ユーザ端末から離れた場所にあるサー
バにおいて、データベースを構築する際に必要であるテ
ーブルの定義を自動的に行うことができる。このため、
ユーザ端末から離れた場所にあるサーバにおいて、簡便
にデータベースを作成することができる。また、データ
ベースの更新・変更の際にも、ユーザは、更新・変更後
の全データ、又は変更すべき一部のデータを格納したデ
ータファイルを送信することによって、簡便にデータベ
ースの更新・変更ができる。また、必要に際して、テー
ブル情報の内容の書き換えをすることもできる。
【0084】また、本発明によれば、通信ネットワーク
を介して、サーバに構築されたデータベースと、サーバ
によって生成されたホームページとを連携させることが
できる。このため、通信ネットワークを介して、データ
ベースを構成するデータを閲覧することができ、また、
データベースを構成するデータから所望のデータを検索
することができる。
【0085】また、本発明によれば、データベースとホ
ームページとを連携させる際に、閲覧できるデータや検
索できるデータを制御することができる。
【0086】また、本発明によれば、所定のユーザにの
み、閲覧用ファイルの所定のアクセス権限を許容するこ
とができる。
【0087】以下に、本発明のデータ管理システムによ
るデータ管理方法に従って、データベースを構築する一
例を示す。
【0088】まず、通信ネットワークを介して、ユーザ
端末30と通信可能であるサーバは、ユーザ認証を行っ
た後、ユーザ端末30の表示部に、送信すべき表ファイ
ルの所在、名前の入力及び前記ファイルの送信を促す図
6に示すような画面を、ユーザ端末30のウェブブラウ
ザを使用して表示させる。ユーザは、表3に示す内容を
持ち、タブによってデータ間が区切られた表ファイルの
所在及び名前を入力し、「送信する」ボタンを押下し
て、表ファイルをサーバに送信する。
【0089】
【表3】
【0090】前記表ファイルを受信したサーバは、前記
表ファイルが表テキストファイルであることを確認し、
この表テキストファイルの第1行目を抽出して、タブと
して入力された区切りによって、項目名と項目名の数を
判別する。次いで、サーバは、表テキストファイルの第
2行目を抽出し、各項目名のデータの型を判別し、これ
らの情報を項目名と関連付けてテーブル情報として記憶
する。こうしてサーバに記憶されたテーブル情報の内容
を表4に示す。
【0091】
【表4】
【0092】次いで、サーバは、ユーザ端末30の表示
部に、テーブル情報の内容を示し、かつ、テーブル情報
の内容の変更が有る場合はその入力を促す図7に示すよ
うな画面を表示させる。このとき、閲覧用ファイルを生
成する際に、各データを閲覧可能とすべきか、また、検
索対象とすべきかを項目別に問う画面、及び、閲覧用フ
ァイルのアクセス権限の制御をどのようにすべきかを問
う画面も表示させる。
【0093】テーブル情報の内容に変更がある場合、ユ
ーザは変更内容を入力し、又は選択し、また、項目名ご
との閲覧可能の別、検索対象の別を入力し、又は選択
し、「表定義変更」ボタンを押下して、変更内容をサー
バに送信する。また、図示例のように、閲覧用ファイル
をショッピングサイトとして利用する場合は、値段が記
述されている項目を選択させることもできる。テーブル
情報について変更内容がユーザ端末から送信された場
合、サーバは、その内容をテーブル情報として記憶す
る。このようにして更新されたテーブル情報の内容を表
5に示す。
【0094】
【表5】
【0095】なお、表5中、「web」項目の「1」は、
「閲覧可能とする」を意味し、「0」は、「閲覧可能と
しない」を意味する。同様に、「search」項目の「1」
は、「検索可能とする」を意味し、「0」は、「検索可
能としない」を意味する。また、閲覧用ファイルをショ
ッピングサイトとして利用する場合にあっては、「pric
e」項目の「0」は、「値段が記載されていない」を意
味し、「1」は、「値段が記載されている」を意味す
る。また、「アクセス制御」項目の「0」は、閲覧用フ
ァイル自体が「一般に閲覧可能である」を意味する。
【0096】サーバは、表テキストファイルが、データ
テキストファイルであることを確認し、テーブル情報に
従って、表テキストファイルに格納されたデータを順次
抽出し、蓄積してデータベースを作成する。この際、最
新のテーブル情報に従ってデータベースを作成する。
【0097】サーバは、ユーザ端末30の表示部に、デ
ータベースの各データのうち閲覧対象とされたデータを
表示させるかどうか、閲覧対象とされたデータを格納し
たファイルを作成するかどうか、また、閲覧対象とされ
たデータを通信ネットワークを介して閲覧可能とする閲
覧用ファイルを作成するかどうか、を問う図8に示すよ
うな画面を表示させる。
【0098】ユーザが、「表を画面に表示」を押下し、
その旨がサーバに送信されると、サーバは、ユーザ端末
30の表示部に、データベースの内容のうち閲覧対象と
されたデータを表示する図9に示すような画面を表示さ
せる。これにより、ユーザは、データベースの内容を確
認することができる。
【0099】また、ユーザが、「表をファイルで取出
し」を押下し、その旨がサーバに送信されると、サーバ
は、ユーザ端末30に、データベースの内容のうち閲覧
対象となっているデータを格納したファイルを作成し、
ユーザ端末に送信する。
【0100】また、ユーザが、「Web自動生成」を押下
し、その旨がサーバに送信されると、サーバは、テーブ
ル情報の内容に従って、閲覧対象とされたデータを通信
ネットワークを介して閲覧可能とし、検索対象とされた
データを通信ネットワークを介して検索可能とした閲覧
ファイルを生成する。また、閲覧用ファイルをショッピ
ングサイトとして利用する場合には、値段が記載されて
いる項目については、ショッピングサイトの決済のウェ
ブページとつながるようにした閲覧用ファイルを生成す
る。この際、必要に応じて、閲覧用ファイルのアクセス
権限が、図7においてユーザによって指定されたアクセ
ス権限となるように制御し、端末30の表示部に、図1
0のような検索機能を有する画面を表示させる。
【0101】図11は、データベースを構成するデータ
から、項目名「商品名」に対応するデータであって「新
米」を含むデータ、または、項目名「解説」に対応する
データであって「宮城」を含むデータを検索し、検索さ
れたデータとこのようなデータに関連づけられたデータ
を抽出させた結果の画面である。このように、本発明に
よれば、簡便にデータベースとホームページとを連携さ
せることができる。
【0102】また、サーバは、図11に示すように、こ
のような検索結果を格納したファイルを作成するかどう
か問う表示部分を、上記のような検索結果の画面に表示
させることもできる。ユーザが、「検索結果をファイル
で取出し」を押下し、その旨がサーバに送信されると、
サーバは、ユーザ端末30に、検索結果を格納したファ
イルを作成し、ユーザ端末に送信する。
【0103】テーブル管理者の権限を有するユーザが、
データベースの一部又は全部を更新する場合は、まず、
サーバは、ユーザ端末30の表示部に、どのデータベー
スの、どのテーブル情報のデータを更新するのかを問う
図12に示すような画面を、ユーザ端末30のウェブブ
ラウザを使用して表示させる。ユーザは、データを更新
したいテーブル情報を選択し、「選択」ボタンを押下す
る。
【0104】次いで、サーバは、ユーザ端末30の表示
部に、送信すべきデータファイルの所在、名前の入力及
び前記ファイルの送信を促す図13に示すような画面
を、ユーザ端末30のウェブブラウザを使用して表示さ
せる。ユーザは、表6に示す内容を持ち、タブによって
データ間が区切られたデータファイルの所在及び名前を
入力し、また、どのような更新を望むのかを選択して、
「送信する」ボタンを押下して、ファイルをサーバに送
信する。
【0105】
【表6】
【0106】図13において、ユーザが「一括入替」を
選択した場合は、前記データファイルを受信したサーバ
は、前記データファイルがデータテキストファイルであ
ることを確認し、かつユーザに指定されたテーブル情報
と適合性があるかどうかを確認したうえで、ユーザに指
定された既存のデータベース中のデータをすべて一旦削
除し、次いで、前記テーブル情報に従って、受信した前
記データテキストファイルに格納されたデータを順次抽
出し、データベースに蓄積する。このようにして蓄積さ
れたデータベースに基づいて作成された閲覧用ファイル
を、図14に示す。
【0107】また、図13において、ユーザが「一括追
加」を選択した場合は、前記データファイルを受信した
サーバは、前記データファイルがデータテキストファイ
ルであることを確認し、かつユーザに指定されたテーブ
ル情報と適合性があるかどうかを確認したうえで、前記
テーブル情報に従って、データテキストファイルに格納
されたデータを順次抽出し、ユーザに指定された既存の
データベースに追加蓄積する。このようにして蓄積され
たデータベースに基づいて作成された閲覧用ファイル
を、図15に示す。
【0108】図13において、ユーザが「一括削除」を
選択した場合は、その旨がサーバに送信されると、サー
バは、ユーザに指定された既存のデータベース中のデー
タを削除する。
【0109】また、ユーザは、図13の「個別更新」を
選択することによって、データファイルを送信すること
なくウェブ上でサーバ中のデータベースの一部又は全部
を更新・削除することもできる。
【0110】図13において、ユーザが「個別更新」を
選択した場合は、その旨がサーバに送信されると、サー
バは、ユーザ端末30の表示部に、どの行のデータを更
新または削除したいのかを問う図16に示すような画面
を、ユーザ端末30のウェブブラウザを使用して表示さ
せる。ユーザは、どの行のデータの更新又は削除を望む
のかを選択する。
【0111】図16において、ユーザが「S2300」
で始まる行の「更新」を選択した場合は、サーバは、ユ
ーザ端末30の表示部に、当該行のどのデータをどのよ
うに更新したいのかを問う図17に示すような画面を、
ユーザ端末30のウェブブラウザを使用して表示させ
る。ユーザは、更新したいデータの下の空欄に更新した
い内容を記入し、「更新」を押下する。更新情報を受け
たサーバはデータベースの該当データを更新する。この
ような作業を必要に応じて繰り返すことによってデータ
ベースの更新又は削除をすることができる。
【0112】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザ端末から所定の
表ファイルを送信することによって、ユーザ端末とは異
なるコンピュータに対してデータベース構築に必要なテ
ーブルを定義することができる。また、当該コンピュー
タにおいて、定義されたテーブル情報に従って、データ
ベースを新規に構築することができる。また、ユーザ端
末から所定のファイルを送信することによって、当該コ
ンピュータに構築されたデータベースの更新・変更を簡
便に行うことができる。また、このようにして構築させ
たデータベースとホームページとの連携を簡便に行うこ
とができる。また、ホームページのアクセス権限を制御
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態において使用されるハー
ドウエア構成を示す図である。
【図2】 同実施形態におけるサーバシステムの構成を
示す図である。
【図3】 同実施形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】 同実施形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】 同実施形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】 本発明において、ファイル情報入力画面の構
成を一例を示す図である。
【図7】 本発明において、テーブル情報内容の確認画
面の構成の一例を示す図である。
【図8】 本発明において、データベースの内容の表示
の有無を確認する画面の構成の一例を示す図である。
【図9】 本発明において、データベースの内容を表示
させる画面の構成の一例を示す図である。
【図10】 本発明において、データベースの内容を表
示させる閲覧用ファイルの画面の構成の一例を示す図で
ある。
【図11】 本発明において、データベースの内容を検
索した結果を表示させる閲覧用ファイルの画面の構成の
一例を示す図である。
【図12】 本発明において、更新するデータベース情
報入力画面の構成を一例を示す図である。
【図13】 本発明において、データファイル情報入力
画面の構成を一例を示す図である。
【図14】 本発明において、更新後のデータベースの
内容を表示させる画面の構成の一例を示す図である。
【図15】 本発明において、更新後のデータベースの
内容を表示させる画面の構成の一例を示す図である。
【図16】 本発明において、データごとに更新等の有
無を確認する画面の構成の一部を示す図である。
【図17】 本発明において、更新内容の入力画面の構
成の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 サーバシステム 20 通信ネットワーク 30 ユーザ端末

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信ネットワークを介して、ウェブブラウ
    ザを有するユーザ端末と通信可能であるサーバにデータ
    を管理する方法において、 前記サーバが、少なくとも項目名及び前記項目名に対応
    するデータの型を定義するのに必要なデータを有する表
    ファイルを、通信ネットワークを介してユーザ端末より
    受信する受信工程と、 受信した前記表ファイルが、前記データ間を区切り記号
    又は区切り文字によって区切られたテキスト形式のファ
    イルである表テキストファイルであるかどうかを判別す
    る表ファイル判別工程と、 前記表ファイル判別工程で、前記表テキストファイルで
    ないと判別された場合に、前記表ファイルを表テキスト
    ファイルに変換する表ファイル変換工程と、 前記表テキストファイルから、前記区切り記号又は区切
    り文字に従って、少なくとも項目名及び前記項目名に対
    応するデータの型を定義するのに必要なデータを抽出
    し、少なくとも項目名及び前記項目名に対応するデータ
    の型を含むテーブル情報を判別するテーブル情報判別工
    程と、 前記テーブル情報を、少なくとも項目名と、前記項目名
    に対応するデータの型とを関連させて記憶するテーブル
    情報記憶工程とを備えたことを特徴とするデータ管理方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のデータ管理方法におい
    て、 前記サーバは、前記表テキストファイルが、データベー
    ス蓄積用のデータを含み、かつ、前記データ間を区切り
    記号又は区切り文字によって区切られたテキスト形式の
    ファイルであるデータテキストファイルであるかどうか
    を判別するデータファイル判別工程と、 前記データファイル判別工程で、前記データテキストフ
    ァイルであると判別された場合に、前記データテキスト
    ファイルに格納されたデータベース蓄積用の前記データ
    を前記区切り記号又は区切り文字に従って抽出し、前記
    テーブル情報記憶工程で記憶された前記テーブル情報に
    従って順次蓄積するデータベース蓄積工程とを更に備え
    たことを特徴とするデータ管理方法。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載のデータ管理方法に
    おいて、 前記サーバが、データベース蓄積用のデータを含むデー
    タファイルを、通信ネットワークを介してユーザ端末よ
    り受信する第2の受信工程と、 受信した前記データファイルが、前記データ間を区切り
    記号又は区切り文字によって区切られたテキスト形式の
    ファイルであるデータテキストファイルであるかどうか
    を判別する第2のデータファイル判別工程と、 前記第2のデータファイル判別工程で、前記データテキ
    ストファイルでないと判別された場合に、前記データフ
    ァイルをデータテキストファイルに変換するデータファ
    イル変換工程と、 前記データテキストファイルに格納されたデータベース
    蓄積用の前記データを前記区切り記号又は区切り文字に
    従って抽出し、抽出した前記データが、前記テーブル情
    報記憶工程で記憶された前記テーブル情報に適合してい
    るかどうか判別するデータ適合性判別工程と、 前記データ適合性判別工程で、前記テーブル情報に適合
    していると判別された場合に、前記データ適合性判別工
    程で抽出した前記データを前記テーブル情報に従って順
    次蓄積するデータベース蓄積工程とを更に備えたことを
    特徴とするデータ管理方法。
  4. 【請求項4】請求項2又は3に記載のデータ管理方法に
    おいて、 前記サーバが、前記データベースを構成するデータが通
    信ネットワークを介して閲覧可能である閲覧用ファイル
    を生成する閲覧用ファイル生成工程を更に備えたことを
    特徴とするデータ管理方法。
  5. 【請求項5】請求項2又は3に記載のデータ管理方法に
    おいて、 前記サーバが、前記項目名ごとに、前記項目名に対応す
    るデータを、通信ネットワークを介して閲覧可能とすべ
    きかを判別する閲覧用データ判別工程と、 判別に関する情報を、前記項目名と関連づけて、テーブ
    ル情報として記憶する第2のテーブル情報記憶工程と、 閲覧可能とすべき項目名と判別された項目名と、前記項
    目名に対応するデータとが通信ネットワークを介して閲
    覧可能である閲覧用ファイルを生成する閲覧用ファイル
    生成工程とを更に備えたことを特徴とするデータ管理方
    法。
  6. 【請求項6】請求項4又は5に記載のデータ管理方法に
    おいて、 前記サーバが、前記データベースを構成するデータであ
    って閲覧可能とされたデータを含むファイルを作成する
    ファイル作成工程と、 前記ファイルを送信する送信工程とを更に備えたことを
    特徴とするデータ管理方法。
  7. 【請求項7】請求項2〜6のいずれかに記載のデータ管
    理方法において、 前記サーバが、前記データベースを構成するデータか
    ら、鍵データを含むデータ及びそのデータに関連づけら
    れたデータを抽出し、抽出された前記データを、通信ネ
    ットワークを介して閲覧可能に表示させる検索機能を有
    する閲覧用ファイルを生成する検索・閲覧用ファイル生
    成工程を更に備えたことを特徴とするデータ管理方法。
  8. 【請求項8】請求項2〜6のいずれかに記載のデータ管
    理方法において、 前記サーバが、前記項目名ごとに、前記項目名に対応す
    るデータを検索対象とすべきかを判別する検索用データ
    判別工程と、 判別に関する情報を、前記項目名と関連づけて、テーブ
    ル情報として記憶する第3のテーブル情報記憶工程と、 検索対象とすべき項目名と判別された項目名に対応する
    データから、鍵データを含むデータ及びそのデータに関
    連づけられたデータを抽出し、抽出された前記データ
    を、通信ネットワークを介して閲覧可能に表示させる検
    索機能を有する閲覧用ファイルを生成する検索・閲覧用
    ファイル生成工程とを更に備えたことを特徴とするデー
    タ管理方法。
  9. 【請求項9】請求項4〜8のいずれかに記載のデータ管
    理方法において、 前記閲覧用ファイルのアクセス権限が制御されているこ
    とを特徴とするデータ管理方法。
  10. 【請求項10】通信ネットワークを介して、ウェブブラ
    ウザを有するユーザ端末と通信可能であるサーバが、少
    なくとも項目名及び前記項目名に対応するデータの型を
    定義するのに必要なデータを有する表ファイルを、通信
    ネットワークを介してユーザ端末より受信する受信部
    と、 受信した前記表ファイルが、前記データ間を区切り記号
    又は区切り文字によって区切られたテキスト形式のファ
    イルである表テキストファイルであるかどうかを判別す
    る表ファイル判別部と、 前記表ファイル判別部で、前記表テキストファイルでな
    いと判別された場合に、前記表ファイルを表テキストフ
    ァイルに変換する表ファイル変換部と、 前記表テキストファイルから、前記区切り記号又は区切
    り文字に従って、少なくとも項目名及び前記項目名に対
    応するデータの型を定義するのに必要なデータを抽出
    し、少なくとも項目名及び前記項目名に対応するデータ
    の型を含むテーブル情報を判別するテーブル情報判別部
    と、 前記テーブル情報を、少なくとも項目名と、前記項目名
    に対応するデータの型とを関連させて記憶するテーブル
    情報記憶部とを備えたことを特徴とするデータ管理シス
    テム。
  11. 【請求項11】請求項10に記載のデータ管理システム
    において、 前記サーバは、前記表テキストファイルが、データベー
    ス蓄積用のデータを含み、かつ、前記データ間を区切り
    記号又は区切り文字によって区切られたテキスト形式の
    ファイルであるデータテキストファイルであるかどうか
    を判別するデータファイル判別部と、 前記データファイル判別部で、前記データテキストファ
    イルであると判別された場合に、前記データテキストフ
    ァイルに格納されたデータベース蓄積用の前記データを
    前記区切り記号又は区切り文字に従って抽出し、前記テ
    ーブル情報記憶部に記憶された前記テーブル情報に従っ
    て順次蓄積するデータベース蓄積部とを更に備えたこと
    を特徴とするデータ管理システム。
  12. 【請求項12】請求項10又は11に記載のデータ管理
    システムにおいて、 前記サーバが、データベース蓄積用のデータを含むデー
    タファイルを、通信ネットワークを介してユーザ端末よ
    り受信する第2の受信部と、 受信した前記データファイルが、前記データ間を区切り
    記号又は区切り文字によって区切られたテキスト形式の
    ファイルであるデータテキストファイルであるかどうか
    を判別する第2のデータファイル判別部と、 前記第2のデータファイル判別部で、前記データテキス
    トファイルでないと判別された場合に、前記データファ
    イルをデータテキストファイルに変換するデータファイ
    ル変換部と、 前記データテキストファイルに格納されたデータベース
    蓄積用の前記データを前記区切り記号又は区切り文字に
    従って抽出し、抽出した前記データが、前記テーブル情
    報記憶部に記憶された前記テーブル情報に適合している
    かどうか判別するデータ適合性判別部と、 前記データ適合性判別部で、前記テーブル情報に適合し
    ていると判別された場合に、前記データ適合性判別部で
    抽出した前記データを前記テーブル情報に従って順次蓄
    積するデータベース蓄積部とを更に備えたことを特徴と
    するデータ管理システム。
  13. 【請求項13】請求項11又は12に記載のデータ管理
    システムにおいて、 前記サーバが、前記データベースを構成するデータが通
    信ネットワークを介して閲覧可能である閲覧用ファイル
    を生成する閲覧用ファイル生成部を更に備えたことを特
    徴とするデータ管理システム。
  14. 【請求項14】請求項11又は12に記載のデータ管理
    システムにおいて、 前記サーバが、前記項目名ごとに、前記項目名に対応す
    るデータを、通信ネットワークを介して閲覧可能とすべ
    きかを判別する閲覧用データ判別部と、 判別に関する情報を、前記項目名と関連づけて、テーブ
    ル情報として記憶する第2のテーブル情報記憶部と、 閲覧可能とすべき項目名と判別された項目名と、前記項
    目名に対応するデータとが通信ネットワークを介して閲
    覧可能である閲覧用ファイルを生成する閲覧用ファイル
    生成部とを更に備えたことを特徴とするデータ管理シス
    テム。
  15. 【請求項15】請求項13又は14に記載のデータ管理
    システムにおいて、 前記サーバが、前記データベースを構成するデータであ
    って閲覧可能とされたデータを含むファイルを作成する
    ファイル作成部と、 前記ファイルを送信する送信部とを更に備えたことを特
    徴とするデータ管理システム。
  16. 【請求項16】請求項11〜15のいずれかに記載のデ
    ータ管理システムにおいて、 前記サーバが、前記データベースを構成するデータか
    ら、鍵データを含むデータ及びそのデータに関連づけら
    れたデータを抽出し、抽出された前記データを、通信ネ
    ットワークを介して閲覧可能に表示させる検索機能を有
    する閲覧用ファイルを生成する検索・閲覧用ファイル生
    成部を更に備えたことを特徴とするデータ管理システ
    ム。
  17. 【請求項17】請求項11〜15のいずれかに記載のデ
    ータ管理システムにおいて、 前記サーバが、前記項目名ごとに、前記項目名に対応す
    るデータを検索対象とすべきかを判別する検索用データ
    判別部と、 判別に関する情報を、前記項目名と関連づけて、テーブ
    ル情報として記憶する第3のテーブル情報記憶部と、 検索対象とすべき項目名と判別された項目名に対応する
    データから、鍵データを含むデータ及びそのデータに関
    連づけられたデータを抽出し、抽出された前記データ
    を、通信ネットワークを介して閲覧可能に表示させる検
    索機能を有する閲覧用ファイルを生成する検索・閲覧用
    ファイル生成部とを更に備えたことを特徴とするデータ
    管理システム。
  18. 【請求項18】請求項13〜17のいずれかに記載のデ
    ータ管理システムにおいて、 前記閲覧用ファイルのアクセス権限が制御されているこ
    とを特徴とするデータ管理システム。
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