JP2002202929A - 要高速伝送データ処理方法およびその装置 - Google Patents

要高速伝送データ処理方法およびその装置

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JP2002202929A
JP2002202929A JP2000402936A JP2000402936A JP2002202929A JP 2002202929 A JP2002202929 A JP 2002202929A JP 2000402936 A JP2000402936 A JP 2000402936A JP 2000402936 A JP2000402936 A JP 2000402936A JP 2002202929 A JP2002202929 A JP 2002202929A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザ端末100とコンテンツサーバ120
との通信回線の伝送速度がそれほど高くない場合でも、
ストリームデータの再生を可能とする。 【解決手段】 ストリームデータの再生時に必要なデー
タ転送速度以上の転送が可能な通信回線でキャッシュサ
ーバ110とユーザ端末100を接続しておき、あらか
じめコンテンツサーバ120からキャッシュサーバ11
0にストリームデータを転送しておく。ユーザ端末10
0からストリームデータを特定する送信要求が与えられ
ると、この送信要求のあったストリームデータがキャッ
シュサーバ110に既に予記憶されているか否か判断
し、予記憶されている場合には、キャッシュサーバ11
0から当該送信要求に対応するストリームデータを転送
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、要高速伝送デー
タ処理コンピュータシステムに関し、特に、高速伝送デ
ータ通信回線を有していないコンピュータへの要高速伝
送データの転送に関する。
【0002】
【従来技術およびその課題】近年、サーバから送信され
る動画ストリームデータを受信して、インターネットを
介して端末側で動画を再生することが提案されている。
図1に、かかる再生処理を行うシステム構成図を示す。
ユーザ端末910の操作者は、コンテンツサーバ900
にアクセスして、あるストリームデータの再生要求を要
求部911から与える。送受信部915はかかる再生要
求をコンテンツサーバ910に送信する。コンテンツサ
ーバ900の送受信部903はかかる要求を受けて、コ
ンテンツデータ記憶部905から、対応するストリーム
データを読み出して、送信を開始する。ユーザ端末91
0の送受信部915は、送信されたストリームデータを
受信する。再生部913は受信されたストリームデータ
を再生する。
【0003】かかる再生手法には大きく分けて以下の2
つがある。一つは、リアルタイムで受信しつつ再生する
手法であり、もう1つは一旦ハードディスクなどに格納
して、これをオフラインで読み出して再生する手法であ
る。前者は、端末側に動画データが複製されないという
メリットはあるが、通信回線のデータ伝送速度が伝送対
象のデータよりも大きい場合に限られる。一方、後者
は、通信回線の速度は問題とならないが、端末側のハー
ドディスクに動画データが複製されてしまうというデメ
リットがある。
【0004】かかる問題は動画データだけでなく、再生
単位時間あたりのデータ量が多い高密度再生データにつ
いても、同様に問題となる。
【0005】この発明は、通信回線が多量のデータを伝
送できない場合あっても、端末側のハードディスクにデ
ータが記録されることなく、要高速伝送データのデータ
処理を可能とする要高速伝送データ処理システムを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】1)本
発明にかかる要高速伝送データ処理コンピュータシステ
ムにおいては、 1)要求を受けると、要高速伝送データを出力する要高速
伝送データ出力コンピュータ、2)前記要高速伝送データ
出力コンピュータとインターネット接続されたコンピュ
ータであって、前記要高速伝送データ出力コンピュータ
に前記要求を出力するとともに、前記要高速伝送データ
出力コンピュータから前記要高速伝送データを受け取る
と、当該要高速伝送データを用いたデータ処理をする要
高速伝送データ処理コンピュータを備えた要高速伝送デ
ータ処理コンピュータシステムにおいて、3)前記コンピ
ュータシステムは、要高速伝送データを用いたデータ処
理時に必要なデータ転送速度以上の転送が可能な通信回
線で前記要高速伝送データ処理コンピュータと接続され
た要高速伝送データ予記憶コンピュータを備えており、
4)前記要高速伝送データ出力コンピュータは、前記要高
速伝送データ予記憶コンピュータに前記要高速伝送デー
タの一部または全部を予め転送し、5)前記要高速伝送デ
ータ処理コンピュータは、前記要高速伝送データ予記憶
コンピュータから前記要高速伝送データを受け取って、
前記データ処理を行う。
【0007】このように、上記システムにおいては、要
高速伝送データを用いたデータ処理時に必要なデータ転
送速度以上の転送が可能な通信回線で要高速伝送データ
予記憶コンピュータと要高速伝送データ処理コンピュー
タを接続しておき、あらかじめ要高速伝送データ出力コ
ンピュータから要高速伝送データ予記憶コンピュータに
要高速伝送データを転送している。したがって、要高速
伝送データ処理コンピュータから送信要求が与えられる
と、この送信要求のあった要高速伝送データが要高速伝
送データ予記憶コンピュータから当該送信要求に対応す
る要高速伝送データを転送することができる。これによ
り、要高速伝送データ処理コンピュータと要高速伝送デ
ータ出力コンピュータの通信回線が、要高速伝送データ
を用いたデータ処理時に必要なデータ転送速度以上の転
送ができない通信回線で接続されている場合でも、前記
要高速伝送データのデータ処理が可能となる。
【0008】2)本発明にかかる要高速伝送データ出力
コンピュータは、1)インターネット接続された要高速伝
送データ処理コンピュータから、要高速伝送データの送
信要求を受けると、要高速伝送データを出力する要高速
伝送データ出力コンピュータであって、2)要高速伝送デ
ータを用いたデータ処理時に必要なデータ転送速度以上
の転送が可能な通信回線で前記要高速伝送データ処理コ
ンピュータと接続された要高速伝送データ予記憶コンピ
ュータに、予め前記要高速伝送データの一部または全部
を予め転送するとともに、3)前記要高速伝送データ処理
コンピュータから、要高速伝送データの送信要求を受け
ると、前記要高速伝送データ予記憶コンピュータにあら
かじめ転送させた要高速伝送データを前記要高速伝送デ
ータ処理コンピュータに伝送させる。
【0009】このように、上記コンピュータにおいて
は、要高速伝送データを用いたデータ処理時に必要なデ
ータ転送速度以上の転送が可能な通信回線で要高速伝送
データ予記憶コンピュータと要高速伝送データ処理コン
ピュータを接続しておき、あらかじめ要高速伝送データ
出力コンピュータから要高速伝送データ予記憶コンピュ
ータに要高速伝送データを転送している。したがって、
要高速伝送データ処理コンピュータから送信要求が与え
られると、この送信要求のあった要高速伝送データが要
高速伝送データ予記憶コンピュータから当該送信要求に
対応する要高速伝送データを転送することができる。こ
れにより、要高速伝送データ処理コンピュータと要高速
伝送データ出力コンピュータの通信回線が、要高速伝送
データを用いたデータ処理時に必要なデータ転送速度以
上の転送ができない通信回線で接続されている場合で
も、前記要高速伝送データのデータ処理が可能となる。
【0010】3)本発明にかかる要高速伝送データ予記
憶コンピュータは、1)要高速伝送データを用いたデータ
処理を行う時に必要なデータ転送速度以上の転送が可能
な通信回線で要高速伝送データ処理コンピュータと接続
された要高速伝送データ予記憶コンピュータであって、
2)インターネット接続された要高速伝送データ出力コン
ピュータから与えられた要高速伝送データの一部または
全部を予記憶しておき、3)前記要高速伝送データ処理コ
ンピュータからの要高速伝送データの送信要求に基づ
き、前記要高速伝送データ処理コンピュータに前記予記
憶された要高速伝送データを伝送する。したがって、要
高速伝送データ処理コンピュータから送信要求が与えら
れると、この送信要求のあった要高速伝送データが要高
速伝送データ予記憶コンピュータから当該送信要求に対
応する要高速伝送データを転送することができる。
【0011】4)本発明にかかる要高速伝送データ処理
コンピュータは、1)インターネット回線を介して要高速
伝送データ出力コンピュータに記憶された要高速伝送デ
ータを受信してデータ処理するコンピュータであって、
2)前記要高速伝送データ出力コンピュータから、要高速
伝送データのデータ処理に用いる制御データを受け取る
とともに、3)要高速伝送データを用いたデータ処理時に
必要なデータ転送速度以上の転送が可能な通信回線で接
続された要高速伝送データ予記憶コンピュータであっ
て、前記あらかじめ記憶された要高速伝送データの一部
または全部を、前記要高速伝送データ予記憶コンピュー
タから受け取って、前記制御データを用いて、データ処
理する。したがって、送信要求のあった要高速伝送デー
タを要高速伝送データ予記憶コンピュータから取得でき
る。
【0012】5)本発明にかかる要高速伝送データ処理
コンピュータシステム、要高速伝送データ出力コンピュ
ータ、要高速伝送データ転送コンピュータまたは要高速
伝送データ処理コンピュータにおいては、前記要高速伝
送データは、ストリームデータである。したがって、ス
トリームデータをデータ処理することができる。
【0013】6)本発明にかかるコンピュータシステム
は、1)要高速伝送データを用いたデータ処理を行う要高
速伝送データ処理コンピュータ、2)前記要高速伝送デー
タ処理コンピュータが前記要高速伝送データのデータ処
理時に必要なデータ転送速度以上の転送が可能な通信回
線で要高速伝送データ処理コンピュータと接続された要
高速伝送データ予記憶コンピュータを備え、3)前記要高
速伝送データ予記憶コンピュータは、インターネット接
続された要高速伝送データ出力コンピュータから与えら
れた要高速伝送データの一部または全部を予め予記憶し
ておき、4)前記要高速伝送データ処理コンピュータから
の要高速伝送データの送信要求に基づき、前記要高速伝
送データ処理コンピュータに前記予記憶された要高速伝
送データを伝送する。したがって、要高速伝送データ処
理コンピュータから送信要求が与えられると、この送信
要求のあった要高速伝送データが要高速伝送データ予記
憶コンピュータから当該送信要求に対応する要高速伝送
データを転送することができる。
【0014】7)本発明にかかるコンピュータ可読のプ
ログラムは、1)コンピュータに要高速伝送データを出力
する処理を実行させるためのコンピュータ可読のプログ
ラムであって、以下の処理を実行するためのプログラム
であること、2)要高速伝送データを用いたデータ処理時
に必要なデータ転送速度以上の転送が可能な通信回線で
前記要高速伝送データ処理コンピュータと接続された要
高速伝送データ予記憶コンピュータに、予め前記要高速
伝送データの一部または全部を予め転送しておき、3)イ
ンターネット接続された要高速伝送データ処理コンピュ
ータから、要高速伝送データの送信要求を受けると、前
記要高速伝送データ予記憶コンピュータにあらかじめ転
送させた要高速伝送データを前記要高速伝送データ処理
コンピュータに伝送させる。
【0015】したがって、要高速伝送データ処理コンピ
ュータから送信要求が与えられると、この送信要求のあ
った要高速伝送データが要高速伝送データ予記憶コンピ
ュータから当該送信要求に対応する要高速伝送データを
転送させることができる。
【0016】8)本発明にかかるコンピュータ可読のプ
ログラムは、1)コンピュータを要高速伝送データ予記憶
コンピュータとして機能させるためのコンピュータ可読
のプログラムであって、以下の処理を実行するためのプ
ログラムであること、2)インターネット接続された要高
速伝送データ出力コンピュータから要高速伝送データの
一部または全部が与えられると、これを予記憶してお
き、3)要高速伝送データを用いたデータ処理を行う時に
必要なデータ転送速度以上の転送が可能な通信回線で接
続された要高速伝送データ処理コンピュータからの要高
速伝送データの送信要求に基づき、前記要高速伝送デー
タ処理コンピュータに前記予記憶された要高速伝送デー
タを伝送する。したがって、要高速伝送データ処理コン
ピュータから送信要求が与えられると、この送信要求の
あった要高速伝送データが要高速伝送データ予記憶コン
ピュータから当該送信要求に対応する要高速伝送データ
を転送させることができる。
【0017】9)本発明にかかるコンピュータ可読のプ
ログラムは、1)コンピュータを要高速伝送データ処理コ
ンピュータとして機能させるためのコンピュータ可読の
プログラムであって、以下の処理を実行するためのプロ
グラムであること、2)インターネット回線を介して接続
された要高速伝送データ出力コンピュータから、要高速
伝送データのデータ処理に用いる制御データを受け取る
とともに、3)要高速伝送データを用いたデータ処理時に
必要なデータ転送速度以上の転送が可能な通信回線で接
続されたコンピュータであって、前記要高速伝送データ
出力コンピュータから要高速伝送データの一部または全
部を予め記憶した要高速伝送データ予記憶コンピュータ
から、前記要高速伝送データを受け取り、4)前記制御デ
ータおよび前記要高速伝送データをデータ処理する。し
たがって、送信要求のあった要高速伝送データを要高速
伝送データ予記憶コンピュータから取得できる。
【0018】10)本発明にかかる要高速伝送データの
伝送方法は、1)要高速伝送データ出力コンピュータと要
高速伝送データ処理コンピュータとをネットワーク接続
して、前記要高速伝送データ処理コンピュータから前記
要高速伝送データ出力コンピュータに要求を出力し、前
記要高速伝送データ出力コンピュータから要高速伝送デ
ータを受け取って、当該要高速伝送データを用いたデー
タ処理をするデータ転送方法において、2)前記要高速伝
送データ処理コンピュータと要高速伝送データを用いた
データ処理時に必要なデータ転送速度以上の転送が可能
な通信回線で要高速伝送データ予記憶コンピュータを接
続し、3)前記要高速伝送データ出力コンピュータから、
予め前記要高速伝送データ予記憶コンピュータに前記要
高速伝送データの一部または全部を予め転送しておき、
4)前記要高速伝送データ処理コンピュータは、前記要高
速伝送データ予記憶コンピュータから前記要高速伝送デ
ータを受け取って、前記データ処理を行う。したがっ
て、要高速伝送データ処理コンピュータから送信要求が
与えられると、この送信要求のあった要高速伝送データ
が要高速伝送データ予記憶コンピュータから当該送信要
求に対応する要高速伝送データを転送することができ
る。これにより、要高速伝送データ処理コンピュータと
要高速伝送データ出力コンピュータの通信回線が、要高
速伝送データを用いたデータ処理時に必要なデータ転送
速度以上の転送ができない通信回線で接続されている場
合でも、前記要高速伝送データのデータ処理が可能とな
る。
【0019】11)本発明にかかる要高速伝送データの
伝送方法は、1)要高速伝送データ出力コンピュータを要
高速伝送データ処理コンピュータとをネットワーク接続
して、前記要高速伝送データ処理コンピュータに記憶さ
れた要高速伝送データを前記要高速伝送データ処理コン
ピュータに転送するデータ転送方法において、2)前記要
高速伝送データ処理コンピュータと要高速伝送データを
用いたデータ処理時に必要なデータ転送速度以上の転送
が可能な通信回線で接続された要高速伝送データ予記憶
コンピュータに、前記要高速伝送データ出力コンピュー
タから、予め前記要高速伝送データ予記憶コンピュータ
に前記要高速伝送データの一部または全部を予め転送し
ておき、これにより、前記要高速伝送データ処理コンピ
ュータが前記要高速伝送データ予記憶コンピュータから
受け取った前記要高速伝送データに基づくデータ処理を
可能とした。したがって、要高速伝送データ処理コンピ
ュータから送信要求が与えられると、この送信要求のあ
った要高速伝送データが要高速伝送データ予記憶コンピ
ュータから当該送信要求に対応する要高速伝送データを
転送することができる。
【0020】12)本発明にかかる要高速伝送データの
伝送方法は、1)インターネット接続された要高速伝送デ
ータ出力コンピュータから与えられた要高速伝送データ
の一部または全部を予め予記憶しておき、2)要高速伝送
データを用いたデータ処理を行う時に必要なデータ転送
速度以上の転送が可能な通信回線で接続された要高速伝
送データ処理コンピュータからの要高速伝送データの送
信要求に基づき、前記要高速伝送データ処理コンピュー
タに前記予記憶された要高速伝送データを伝送する。し
たがって、要高速伝送データ処理コンピュータから送信
要求が与えられた場合には、この送信要求のあった要高
速伝送データが要高速伝送データ予記憶コンピュータか
ら当該送信要求に対応する要高速伝送データを転送する
ことができる。
【0021】13)本発明にかかる要高速伝送データ処
理方法は、1)インターネット回線を介して要高速伝送デ
ータ出力コンピュータに記憶された要高速伝送データを
データ処理するデータ処理方法であって、2)前記要高速
伝送データ出力コンピュータから、要高速伝送データの
データ処理に用いる制御データを受け取るとともに、3)
要高速伝送データを用いたデータ処理時に必要なデータ
転送速度以上の転送が可能な通信回線で要高速伝送デー
タ予記憶コンピュータと接続するとともに、要高速伝送
データの一部または全部を予め記憶した要高速伝送デー
タ予記憶コンピュータから、前記要高速伝送データを受
け取って、前記制御データを用いて、データ処理する。
したがって、送信要求のあった要高速伝送データを要高
速伝送データ予記憶コンピュータから取得できる。
【0022】なお、要高速伝送データ予記憶コンピュー
タに転送済みのストリームデータについては、あらかじ
め記憶しておき、送信要求対象のストリームデータが、
要高速伝送データ予記憶コンピュータに転送済みか否か
を判断し、転送済みの場合に、前記転送処理をするよう
にしてもよい。かかる転送済みのストリームデータの記
憶は、要高速伝送データ出力コンピュータ、要高速伝送
データ処理コンピュータ、要高速伝送データ予記憶コン
ピュータのいずれに記憶するようにしてもよい。
【0023】なお、要高速伝送データとは、ユーザ端末
で当該データをデータ処理した場合に、データ処理結果
の報知完了までの所要時間がかかるために、所定の高速
伝送速度で伝送しないとデータ転送が無意味となるデー
タをいい、例えば、報知開始から完了までの間に、時間
の経過とともに再生データが消失するストリームデータ
を含む。また、時間の経過とともに再生されるデジタル
著作物が変化するデータを含む。
【0024】
【発明の実施の形態】1.機能ブロック図の説明 本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図2に
示すコンピュータ連携システム1は、要高速伝送データ
処理コンピュータであるユーザ端末コンピュータ(以下
ユーザ端末と略す)100、要高速伝送データ予記憶コ
ンピュータであるキャッシュサーバコンピュータ(以
下、キャッシュサーバと略す)110、および要高速伝
送データ出力コンピュータであるコンテンツサーバコン
ピュータ(以下コンテンツサーバと略す)120を備え
ている。
【0025】ユーザ端末100は要求手段101および
再生手段103を備えている。キャッシュサーバ110
は、制御手段111、仮蓄積手段113および仮蓄積処
理制御手段115を備えており、ユーザ端末110と
は、要高速伝送データを用いたデータ処理時に必要なデ
ータ転送速度以上の転送が可能な通信回線で接続されて
いる。コンテンツサーバ120は、制御手段121、リ
スト記憶手段123、仮蓄積データ送信手段127,お
よびデータ記憶手段125を備えている。データ記憶手
段125には、要高速伝送データが記憶されており、か
かるデータは、以下のようにして、キャッシュサーバ1
10の仮蓄積手段113に予記憶される。
【0026】仮蓄積データ送信手段127は、データ記
憶手段125に記憶された要高速伝送データをキャッシ
ュサーバ110に転送する。キャッシュサーバ110の
仮蓄積データ制御手段115は、転送された要高速伝送
データを仮蓄積手段113に記憶する。一方、コンテン
ツサーバ120の仮蓄積データ送信手段127は、送信
した要高速伝送データのファイルIDをリスト記憶手段
123に記憶する。
【0027】つぎに、ユーザ端末100から、ある要高
速伝送データについての送信要求が与えられた場合の処
理について説明する。前記送信要求は、キャッシュサー
バ110の制御手段を介して、コンテンツサーバ120
の制御手段121に与えられる。制御手段121は、リ
スト記憶手段123の送信済みリストに、前記要求され
た要高速伝送データが存在するか否か判断する。存在す
る場合には、キャッシュサーバ110の制御手段111
に、転送要求を送信する。制御手段111は、かかる転
送要求が与えられると、仮蓄積手段113に予記憶され
た要高速伝送データをユーザ端末100に転送する。ユ
ーザ端末100の再生手段103は、与えられた要高速
伝送データを再生する。
【0028】このように、上記システムにおいては、要
高速伝送データを用いたデータ処理時に必要なデータ転
送速度以上の転送が可能な通信回線でキャッシュサーバ
110とユーザ端末100を接続しておき、あらかじめ
コンテンツサーバ120からキャッシュサーバ110に
要高速伝送データを転送している。したがって、ユーザ
端末100から送信要求が与えられると、この送信要求
のあった要高速伝送データがキャッシュサーバ110に
既に予記憶されているか否か判断し、予記憶されている
場合には、キャッシュサーバ110から当該送信要求に
対応する要高速伝送データを転送することができる。こ
れにより、ユーザ端末100とコンテンツサーバ120
との通信回線が、要高速伝送データを用いたデータ処理
時に必要なデータ転送速度以上の転送ができない通信回
線で接続されている場合でも、前記要高速伝送データの
データ処理が可能となる。
【0029】なお、一方、リスト記憶手段123に存在
しない場合には、制御手段121は、ユーザ端末100
からの送信要求で特定された要高速伝送データを読み出
し、制御手段111を介して、転送する。これにより、
通常の伝送処理が実行される。
【0030】2.ハードウェア構成 図2に示すコンテンツサーバ120のハードウェア構成
について図3を用いて説明する。図3は、コンテンツサ
ーバ120をCPUを用いて構成したハードウェア構成
の一例である。
【0031】コンテンツサーバ120は、CPU23、
メモリ27、ハードディスク26、CRT30、CDD
(CDROMドライブ)25、キーボード28、マウス
31、ネットワーク管理部32およびバスライン29を
備えている。CPU23は、ハードディスク26に記憶
されたプログラムにしたがいバスライン29を介して、
各部を制御する。なお、オペレーティングシステムとし
ては、例えば、ウインドウズNT(商標)等を採用すれ
ばよい。
【0032】ハードディスク26には、オペレーティン
グプログラム(OS)26b、プログラム記憶部26
a、ストリームデータ記億部26s、リスト記憶部26
fおよび予記憶条件記憶部26yを有する。
【0033】これらのプログラムは、CDD25を介し
て、プログラムが記憶されたCDROM25aから読み
出されてハードディスク26にインストールされたもの
である。なお、CDROM以外に、フレキシブルディス
ク(FD)、ICカード等のプログラムをコンピュータ
可読の記録媒体から、ハードディスクにインストールさ
せるようにしてもよい。さらに、通信回線を用いてダウ
ンロードするようにしてもよい。
【0034】本実施形態においては、プログラムをCD
ROMからハードディスク26にインストールさせるこ
とにより、CDROMに記憶させたプログラムを間接的
にコンピュータに実行させるようにしている。しかし、
これに限定されることなく、CDROMに記憶させたプ
ログラムをCDD25から直接的に実行するようにして
もよい。なお、コンピュータによって、実行可能なプロ
グラムとしては、そのままのインストールするだけで直
接実行可能なものはもちろん、一旦他の形態等に変換が
必要なもの(例えば、データ圧縮されているものを、解
凍する等)、さらには、他のモジュール部分と組合して
実行可能なものも含む。
【0035】予記憶条件記憶部26yには、ユーザ端末
100について、キャッシュサーバ110にストリーム
データを予記憶させるか否かを決定するため送信開始条
件が記憶されている。例えば、ジャンル、データ量、送
信可能時刻(送信可能時間帯)などである。
【0036】ストリームデータ記憶部26sのデータ構
造について、図4Aを用いて説明する。ストリームデー
タ記憶部26sには、ファイルID(ファイル名)、ア
ドレス、データ量、再生時間、ジャンル、転送済みフラ
グなどが記憶されている。
【0037】リスト記憶部26fのデータ構造につい
て、図4Bを用いて説明する。リスト記憶部26fに
は、リスト番号、ファイルID(ファイル名)、転送先
のキャッシュサーバID、転送日時が記憶されている。
【0038】プログラム記憶部26aに記憶されたプロ
グラムについては後述する。
【0039】図2に示すキャッシュサーバ110のハー
ドウェア構成について図5を用いて説明する。キャッシ
ュサーバ110は、コンテンツサーバ120とハードウ
ェア構成は同じであるが、ハードディスク126に、先
読みデータ記億部126cを有する。先読みデータ記憶
部126cには後述するように、コンテンツサーバから
送信されたストリームデータが予記憶される。
【0040】プログラム記憶部126aに記憶されたプ
ログラムについては後述する。
【0041】図2に示すユーザ端末100のハードウェ
ア構成について図6を用いて説明する。ユーザ端末10
0は、キャッシュサーバ110とハードウェア構成はほ
ぼ同じであるが、ハードディスク226には、先読みデ
ータ記億部を有していない。プログラム記憶部226a
に記憶されたプログラムについては後述する。
【0042】3.フローチャート つぎに、ユーザ端末100、キャッシュサーバ110、
およびコンテンツサーバ120間におけるデータ転送処
理について説明する。
【0043】まず、キャッシュサーバ110への予記憶
処理について図7を用いて、説明する。
【0044】キャッシュサーバ110のCPU123
は、プログラム記憶部126aに記憶されたプログラム
に基づいて、コンテンツサーバ120のCPU23は、
プログラム記憶部26aに記憶されたプログラムに基づ
いて、図7に示す予記憶処理を実行する。
【0045】コンテンツサーバ120のCPU23は、
現在の状況が予記憶条件記憶部26yに記憶された送信
開始条件に合致するか否か判断する(図7ステップS2
1)。ここでは、キャッシュサーバ110に予記憶させ
る条件として、ジャンルXに属するストリームデータ、
送信可能時間帯(24:00〜05:00)が設定され
ているものとし、現在時刻が23:59とする。
【0046】この場合、現在時刻が送信可能時間帯では
ないので、前記送信開始条件に合致しないと判断し、ス
テップS21の処理を繰り返す。現在時刻が24:00
になると、CPU23は、送信可能条件であるジャンル
Xに属し、転送されていないストリームデータがストリ
ームデータ記憶部26s(図3参照)に存在するか否か
判断する。この場合、条件に合致するストリームデータ
は、ファイルID「pet3」「snow55」の2つ
のファイルである。したがって、CPU23は、送信開
始条件に合致するストリームデータが存在すると判断し
て、キャッシュサーバ110に問いあわせをする(図7
ステップS23)。これは、通信回線に余裕があるか否
かを問い合わせるためである。
【0047】キャッシュサーバ110のCPU123
は、かかる問い合わせがあるか否か判断しており(ステ
ップS1)、かかる問い合わせがあると、通信回線の混
雑度を検出する(ステップS3)。具体的には、例え
ば、ネットワーク管理部132の現在の負荷を検出すれ
ばよい。
【0048】なお、混雑度は、一定の量のデータをキャ
ッシュサーバーに送り、それにかかる時間を計ること
で、データの転送速度がわかるので、それを判断基準と
することもできる。また、遅延時間やパケットロスを計
ることもできる。
【0049】キャッシュサーバ110のCPU123
は、混雑度が所定のしきい値を超えているか否か判断し
(ステップS5)超えている場合には、待機命令を送信
する(ステップS7)。コンテンツサーバ120のCP
U23は、キャッシュサーバ110からの応答があるか
否か判断しており(ステップS25)、応答があると送
信要求か否か判断する(ステップS27)。この場合、
送信要求ではないので、所定時間待機をする(ステップ
S33)。所定時間経過後、ステップS23の処理を繰
り返す。
【0050】ステップS5にて、混雑度が所定のしきい
値を超えていない場合には、キャッシュサーバ110の
CPU123は、送信要求を送信する(ステップS
9)。コンテンツサーバ120のCPU23は、キャッ
シュサーバ110からの応答があるか否か判断しており
(ステップS25)、応答があると送信要求か否か判断
する(ステップS27)。この場合、送信要求であるの
で、送信対象ファイルを転送し、当該ファイルをリスト
記憶部26fに追加する(ステップS29)。当該ファ
イル送信後、残っている送信対象ファイルが存在するか
否か判断し(ステップS31)、残っている場合には、
ステップS29の処理を実行する。全送信対象ファイル
を転送すると、処理を終了する。
【0051】このようにして、コンテンツサーバ120
からキャッシュサーバ110への予記憶処理が終了す
る。
【0052】つぎに、図8,図9を用いて、ユーザ端末
100、キャッシュサーバ110、およびコンテンツサ
ーバ120におけるデータ転送再生処理について、説明
する。前記各コンピュータは、各プログラム記憶部に記
憶されたプログラムに基づいて、以下の処理を実行す
る。
【0053】以下では、ユーザ端末の操作者が、コンテ
ンツサーバ120にアクセスし、コンテンツサーバ12
0からストリームデータ選択画面が表示されている状態
で、そのうちの1つのストリームデータの再生を希望し
た場合に、そのストリームデータがキャッシュサーバ1
10に予記憶されている場合を例として説明する。
【0054】ユーザ端末の操作者は、ストリームデータ
選択画面にて、再生希望のストリームデータを特定す
る。ユーザ端末100のCPU223は、再生希望のス
トリームデータの特定処理が行われるか否か判断してお
り(図8ステップS51)、再生希望のストリームデー
タの特定処理が行われると、ダウンロードリクエストを
キャッシュサーバ110に送信する(ステップS5
3)。キャッシュサーバ110のCPU123は、ダウ
ンロードリクエストを受診するか否か判断しており(ス
テップS61)、ダウンロードリクエストを受信する
と、コンテンツサーバ120にかかるダウンロードリク
エストを転送する(ステップS63)。
【0055】コンテンツサーバ120のCPU23は、
キャッシュサーバ110からダウンロードリクエストを
受診するか否か判断しており(ステップS61)、ダウ
ンロードリクエストを受信すると、かかるダウンロード
リクエストで特定されたストリームデータを特定する
(ステップS83)。
【0056】CPU23は、特定されたストリームデー
タが既にキャッシュサーバ110に予記憶済みか否か判
断する(ステップS85)。具体的には、図4Bに示す
リスト記憶部に記憶されているか否か判断すればよい。
この場合、前提にて説明したように、転送済みであるの
で、CPU23は、キャッシュサーバ110に先読みデ
ータ転送命令および制御データを出力する(ステップS
87)。制御データとは、前記ストリームデータを再生
する場合に必要な復号キーなどのデータはもちろん、課
金情報等も含む。
【0057】キャッシュサーバ110のCPU123
は、コンテンツサーバ120より応答があるか否か判断
しており(ステップS65)、応答があると、先読みデ
ータ転送命令を含むか否か判断する(ステップS6
7)。CPU123は、先読みデータ転送命令が含まれ
ている場合には、コンテンツサーバ120から与えられ
た制御データを中継して、送信する(ステップS6
9)。CPU123は、先読みデータ転送命令で特定さ
れるファイルを先読みデータ記憶部126cから読み出
して、ストリームデータとして送信する(ステップS7
1)。
【0058】ユーザ端末100のCPU223は、キャ
ッシュサーバ110からデータを受信するか否か判断し
ており(ステップS57)、データを受信すると、対応
する処理を実行する(ステップS59)。この場合、ス
トリームデータを受信するので、かかるストリームデー
タの再生して、CRT230に画像を表示し、スピーカ
242から音を出力する。
【0059】キャッシュサーバ110のCPU123
は、ストリームデータの送信が終了するか否か判断して
おり(ステップS73)、送信終了すると処理を終了す
る。
【0060】このようにして、ユーザ端末100にスト
リームデータの再生時に必要な伝送速度で伝送可能な通
信回線でキャッシュサーバ110と接続しておき、コン
テンツサーバ120からキャッシュサーバ110にあら
かじめ記憶させておき、ユーザ端末100からリクエス
トがあり、それがすでにキャッシュサーバ110に転送
されている場合には、キャッシュサーバ110からスト
リームデータを送信することにより、ユーザ端末100
とコンテンツサーバ120との間の通信回線の伝送レー
トが再生対象のストリームデータの再生データレートよ
りも低い場合でも、ユーザ端末100に一旦ファイルを
ダウンロードすることなく、再生が可能となる。
【0061】例えば、ユーザ端末がインターネット回線
にISDN回線で接続されている場合、最大64kb/s
(2000年10月現在)であり、実際、データの転送
レートは、その1/10くらいに低下することもある。
一方、動画のストリームデータは、解像度350*24
0画素で、約3秒の動画データで、約150kbの容量が
ある。したがって、リアルタイムで表示するためには、
前記の約10〜30倍程度の通信回線で、コンテンツサ
ーバとユーザ端末とを接続する必要がある。これに対し
て、本発明にかかる伝送方式を採用すれば、キャッシュ
サーバに予記憶させておくことが可能となる。キャッシ
ュサーバとユーザ端末とをLAN接続すれば、両者間の
通信速度としては0.2〜5MB/s程度は可能である
ので、ユーザ端末にストリームデータのファイルをダウ
ンロードすることなく、ユーザ端末に動画データを表示
することができる。
【0062】なお、ユーザがキャッシュサーバ110に
予記憶されていないストリームデータを特定した場合に
は、今までと同様の処理が行われる。
【0063】すなわち、図8ステップS85にて、コン
テンツサーバ120のCPU23は、キャッシュサーバ
110に転送済みでないと判断し、当該ストリームデー
タの送信を開始する(図9ステップS89)。キャッシ
ュサーバ110はコンテンツサーバ120より応答があ
るか否か判断しており(図8ステップS65)、かかる
ストリームデータを受信して、受信した応答データ中に
先読みデータ転送命令が含有されているか否か判断する
(ステップS67)。
【0064】この場合、ストリームデータであり、前記
先読みデータ転送命令は含まれていないので、応答デー
タがストリームデータか否か判断する(図9ステップS
75)。この場合、応答データはストリームデータであ
るので、かかるストリームデータをユーザ端末100に
転送する(ステップS77)。コンテンツサーバ120
のCPU23は、ストリームデータを最後まで送信する
か否か判断しており(ステップS91)、最後まで送信
すると、処理を終了する。キャッシュサーバ110のC
PU123は、コンテンツサーバ120からのストリー
ムデータの送信が終了するか否か判断しており、終了す
ると処理終了する。
【0065】本実施形態においては、ストリームデータ
をキャッシュサーバ110に予記憶させているが、かか
るストリームデータはユーザ端末100のハードディス
クに記憶することなく、表示が可能である。したがっ
て、キャッシュサーバ110の保守管理をコンテンツサ
ーバ提供者が行うことにより、ユーザへのコンテンツの
流出を防止できる。
【0066】本実施形態においては、キャッシュサーバ
には、ストリームデータなど以外のホームページを構成
するコンテンツデータ(htmlデータなど)も予記憶させ
ることも考えられる。一般的なミラーサーバとして機能
させるわけである。しかし、ミラーサーバーで構成した
場合は、オリジナルサーバと同じデータを記憶必要があ
り、頻繁にデータ更新が必要である。例えば、ストリー
ムデータの参照回数などの統計値などは頻繁に更新され
るべきデータである。これに対して、頻繁には更新され
ないようなデータで、かつファイル容量の大きなデータ
をキャッシュサーバに予記憶させておくことにより、同
様の効果を奏するシステムを提供することができる。
【0067】4.他の実施形態 なお、要高速伝送データへの課金方法として本願発明を
適用することもできる。この場合、ユーザコンピュータ
がキャッシュサーバから受け取ったデータに応じて、デ
ータ課金を行うようにしてもよい。さらに、受け取った
データ量やデータの種類に応じて課金するようにしても
よい。この場合、どのようなデータをユーザコンピュー
タに送信したかをキャッシュサーバ110またはコンテ
ンツサーバ120に記憶しておければよい。
【0068】また、上記実施形態においては、コンテン
ツサーバ120からキャッシュサーバ110への予記憶
処理させるファイルを登録されたジャンルに属するか否
かで判断するようにした。しかしこれに限定されず、例
えば、ファイル容量、ファイルの種類等でジャンルを超
えて予記憶させるようにしてもよい。また、あるジャン
ルへのアクセス頻度がしきい値を越えた場合には、自動
的にそのジャンルを登録するようにしてもよい。
【0069】なお、上記実施形態においては、キャッシ
ュサーバ110に仮蓄積されている要高速伝送データの
ファイルIDを記憶するリスト記憶手段をコンテンツサ
ーバ120に記憶し、コンテンツサーバ120がかかる
リスト記憶手段を参照して、キャッシュサーバ110に
転送命令を与えるようにしたが、かかるリスト記憶手段
は、ユーザ端末100またはキャッシュサーバ110の
いずれか設けてもよい。
【0070】また、かかるリスト記憶手段に存在するか
否かの判断主体としては、要高速伝送データ処理コンピ
ュータ,または要高速伝送データ予記憶コンピュータで
あってもよい。もし、かかる判断主体がリスト記憶手段
を有していない場合には、当該リスト記憶手段を有して
いるコンピュータに対して、問い合わせをして、問い合
わせに対する回答に基づいて処理をしてもよく、また、
どのような処理をすべきなのかを問い合わせて、回答の
通り処理するようにしてもよい。
【0071】この場合の、機能ブロック図について、図
10、図11を用いて説明する。いずれも、ストリーム
データをキャッシュサーバに予記憶させておく点では同
じであるが、以下の点で異なる。図10に示す第2実施
形態においては、第1実施形態と異なり、キャッシュサ
ーバに記憶されているストリームデータのリストをキャ
ッシュサーバに記憶させている。図11に示す第3実施
形態においては、第1実施形態と異なり、キャッシュサ
ーバに記憶されているストリームデータのリストをユー
ザ端末に記憶させている。
【0072】図10に示すシステムにおいては、 ユー
ザ端末200は要求手段201および再生手段203を
備えている。キャッシュサーバ210は、制御手段21
1、仮蓄積手段213、仮蓄積処理制御手段215およ
びリスト記憶手段217を備えている。ユーザ端末21
0とは、要高速伝送データを用いたデータ処理時に必要
なデータ転送速度以上の転送が可能な通信回線で接続さ
れている点では第1実施形態と同じである。コンテンツ
サーバ220は、制御手段221、仮蓄積データ送信手
段227,およびデータ記憶手段225を備えている。
データ記憶手段225には、要高速伝送データが記憶さ
れており、かかるデータは、以下のようにして、キャッ
シュサーバ210の仮蓄積手段213に予記憶される。
【0073】仮蓄積データ送信手段227は、データ記
憶手段225に記憶された要高速伝送データをキャッシ
ュサーバ210に転送する。キャッシュサーバ210の
仮蓄積処理制御手段215は、転送された要高速伝送デ
ータを仮蓄積手段213に記憶するとともに、転送され
た要高速伝送データのファイルIDをリスト記憶手段2
17に記憶する。
【0074】つぎに、ユーザ端末200から、ある要高
速伝送データについての送信要求が与えられた場合の処
理について説明する。前記送信要求は、キャッシュサー
バ210の制御手段211に与えられる。制御手段21
1は、リスト記憶手段217を参照して、前記送信要求
の対象である要高速伝送データが仮蓄積手段213に予
記憶されているか否かを判断し、予記憶されている場合
には、コンテンツサーバ220の制御手段221に、ス
トリームデータの送信処理はキャッシュサーバ210が
すること、およびあと必要な制御データの送信要求を与
える。制御手段221は、キャッシュサーバ210の制
御手段211に、制御データを送信する。制御手段21
1は、かかる制御データを受けて、この制御データとと
もに、仮蓄積手段213に予記憶された要高速伝送デー
タをユーザ端末200に転送する。ユーザ端末200の
再生手段203は、与えられた要高速伝送データを再生
する。
【0075】図11に示すシステムにおいては、 ユー
ザ端末300は要求手段301、リスト記憶手段30
7,制御手段305および再生手段303を備えてい
る。キャッシュサーバ310は、データ転送手段31
7、仮蓄積手段313、および仮蓄積処理制御手段31
5を備えている。キャッシュサーバ310が、ユーザ端
末310と、要高速伝送データを用いたデータ処理時に
必要なデータ転送速度以上の転送が可能な通信回線で接
続されている点では第1実施形態と同じである。コンテ
ンツサーバ320は、制御手段321、仮蓄積データ送
信手段327,およびデータ記憶手段325を備えてい
る。データ記憶手段325には、要高速伝送データが記
憶されており、かかるデータは、以下のようにして、キ
ャッシュサーバ310の仮蓄積手段313に予記憶され
る。
【0076】仮蓄積データ送信手段327は、データ記
憶手段325に記憶された要高速伝送データをキャッシ
ュサーバ310に転送する。キャッシュサーバ310の
仮蓄積処理制御手段315は、転送された要高速伝送デ
ータを仮蓄積手段313に記憶するとともに、転送され
た要高速伝送データのファイルIDを、ユーザ端末30
0の制御手段305に出力する。制御手段305は、リ
スト記憶手段307に記憶する。
【0077】つぎに、ユーザ端末300から、ある要高
速伝送データについての送信要求が与えられた場合の処
理について説明する。前記送信要求が与えられると、制
御手段305は、リスト記憶手段307を参照して、前
記送信要求の対象である要高速伝送データが仮蓄積手段
313に予記憶されているか否かを判断し、予記憶され
ている場合には、キャッシュサーバ310のデータ転送
手段317にデータ転送命令を与えるとともに、コンテ
ンツサーバ320の制御手段321に、必要な制御デー
タの送信要求を与える。データ転送手段317は、かか
る転送要求を受けて、仮蓄積手段313に予記憶された
要高速伝送データをユーザ端末300に転送する。ま
た、コンテンツサーバ320の制御手段321は、制御
データをユーザ端末300の制御手段305に送信す
る。ユーザ端末300の制御手段305は、かかる制御
データおよび要高速伝送データを受信すると、再生手段
303に与える。再生手段303は、与えられた要高速
伝送データを再生する。
【0078】上記各実施形態においては、コンテンツサ
ーバがキャッシュサーバに予記憶させるストリームデー
タを特定して、送信するようにしたが、キャッシュサー
バがコンテンツサーバに対して、要求を出して、かかる
要求に応じて、コンテンツサーバが転送するデータを特
定して、データを転送するようにしてもよい。
【0079】上記実施形態においては、予記憶処理につ
いては、送信開始条件をコンテンツサーバ120に記憶
しておき、開始条件に合致すると、キャッシュサーバ1
10に問い合わせるようにしたが、キャッシュサーバ1
10に予記憶処理開始条件を記憶しておき、条件に合致
すると、コンテンツサーバ120に要求するようにして
もよい。なお、かかる条件については、各ユーザ端末ご
とに設定してもよい。
【0080】また、上記実施形態においては、ユーザ端
末からのストリームデータの再生命令は、キャッシュサ
ーバを介して、コンテンツサーバに送信されたが、かか
る要求は、キャッシュサーバを介さず、直接コンテンツ
サーバに送信する様にしてもよい。
【0081】また、本実施形態においては、通信プロト
コルとしてTCP/IPを採用したが、他の通信プロト
コルを採用してもよい。
【0082】また、本実施形態においては、説明を簡易
にするために、コンテンツサーバ120に接続されたユ
ーザ端末が1つで、かつ、キャッシュサーバ110も1
つの場合について説明したが、図12に示すように、1
のキャッシュサーバに対して、複数の端末が接続されて
いてもよく、さらにこれが複数あってもよい。
【0083】本実施形態においては、図2に示す機能を
実現する為に、CPUを用い、ソフトウェアによってこ
れを実現している。しかし、その一部もしくは全てを、
ロジック回路等のハードウェアによって実現してもよ
い。
【0084】なお、上記実施形態においては、要高速伝
送データとして、動画ストリームデータである場合につ
いて説明したが、動画だけでなく、音楽のストリームデ
ータでもよく、さらに他の要高速伝送データについて
も、同様に適用することができる。
【0085】なお、すでに説明したように、キャッシュ
サーバに予記憶させた要高速伝送データのファイルID
については、コンテンツサーバ、キャッシュサーバ、ユ
ーザ端末いずれに記憶しておいてもよく、さらに、既に
予記憶されているか否かの判断主体としては、コンテン
ツサーバ、キャッシュサーバ、ユーザ端末いずれでもよ
い。すなわち、リスト記憶手段をコンテンツサーバに設
ける場合、前記判断主体は、コンテンツサーバ、キャッ
シュサーバ、ユーザ端末の3通り、キャッシュサーバに
リスト記憶手段を設ける場合も、前記判断主体はコンテ
ンツサーバ、キャッシュサーバ、ユーザ端末と3通り、
ユーザ端末にリスト記憶手段を設ける場合にも、その判
断主体は、コンテンツサーバ、キャッシュサーバ、ユー
ザ端末と3通り、計9通りのやり方が可能である。
【0086】なお、予記憶処理についても、コンテンツ
サーバ、キャッシュサーバ、ユーザ端末いずれもが主体
的に可能である。その場合に、予記憶条件については、
自らに記憶してもよいし、他のコンピュータに記憶させ
てこれを読み出すようにしてもよい。
【0087】また、キャッシュサーバへのストリームデ
ータの記憶は、暗号化して格納しておき、制御データを
用いて解凍するようにしてもよい。
【0088】なお、プログラムの一部の処理をオペレー
ティングシステム(OS)にさせるようにしてもよい。
【0089】また、ストリームデータは、たとえばホー
ムページのアイコンをクリックすると映像が視聴できる
というように、他のコンテンツデータと統合されている
ことがある。この場合には、一般的には、ユーザコンピ
ュータ(要高速伝送データ処理コンピュータ)は、スト
リームデータの記憶されているサーバおよびウェブサー
バの双方からデータを受けて画像表示処理をする。しか
し、ユーザコンピュータとしては、1つのサーバーに対
してリクエストを出して、レスポンスを受ける方が処理
としては楽である。かかる問題を解決するために、キャ
ッシュサーバに、プロキシサーバとしての役割を持たせ
ることもできる。これにより、ストリームデータ以外に
ついても、ユーザコンピュータはキャッシュサーバに対
してだけリクエストを与えて、その回答を待っていれば
よい。
【0090】なお、同じサーバーを参照する必要がない
場合は、要高速伝送データ出力コンピュータの代わりに
要高速伝送データ予記憶コンピュータがストリームデー
タを流すことは容易です。例えば、アイコンをクリック
したときに受け取るべきストリームの送信元を、要高速
伝送データ出力コンピュータから要高速伝送データ処理
コンピュータに与えるようにすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のストリームデータ伝送システムの概略を
示す。
【図2】本発明にかかる要高速伝送データ伝送システム
の概略を示す。
【図3】図1に示すコンテンツサーバ120をCPUを
用いて実現したハードウエア構成の一例を示す図であ
る。
【図4】ストリームデータ記憶部26s、リスト記憶部
26fのデータ構造を示す。
【図5】図1に示すキャッシュサーバ110をCPUを
用いて実現したハードウエア構成の一例を示す図であ
る。
【図6】図1に示すユーザ端末100をCPUを用いて
実現したハードウエア構成の一例を示す図である。
【図7】あらかじめキャッシュサーバ110に予記憶さ
せる処理を示すフローチャートである。
【図8】ユーザ端末100から再生要求があった場合の
処理を示すフローチャートである。
【図9】ユーザ端末100から再生要求があった場合の
処理を示すフローチャートである。
【図10】第2の実施形態を示す機能ブロック図であ
る。
【図11】第3の実施形態を示す機能ブロック図であ
る。
【図12】他の実施形態を示す概念ブロック図である。
【符号の説明】
23・・・CPU 27・・・メモリ 123・・・CPU 127・・・メモリ 223・・・CPU 227・・・メモリ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】要求を受けると、要高速伝送データを出力
    する要高速伝送データ出力コンピュータ、 前記要高速伝送データ出力コンピュータとインターネッ
    ト接続されたコンピュータであって、前記要高速伝送デ
    ータ出力コンピュータに前記要求を出力するとともに、
    前記要高速伝送データ出力コンピュータから前記要高速
    伝送データを受け取ると、当該要高速伝送データを用い
    たデータ処理をする要高速伝送データ処理コンピュー
    タ、 を備えた要高速伝送データ処理コンピュータシステムに
    おいて、 前記コンピュータシステムは、要高速伝送データを用い
    たデータ処理時に必要なデータ転送速度以上の転送が可
    能な通信回線で前記要高速伝送データ処理コンピュータ
    と接続された要高速伝送データ予記憶コンピュータを備
    えており、 前記要高速伝送データ出力コンピュータは、前記要高速
    伝送データ予記憶コンピュータに前記要高速伝送データ
    の一部または全部を予め転送し、 前記要高速伝送データ処理コンピュータは、前記要高速
    伝送データ予記憶コンピュータから前記要高速伝送デー
    タを受け取って、前記データ処理を行うこと、 を特徴とする要高速伝送データ処理コンピュータシステ
    ム。
  2. 【請求項2】インターネット接続された要高速伝送デー
    タ処理コンピュータから、要高速伝送データの送信要求
    を受けると、要高速伝送データを出力する要高速伝送デ
    ータ出力コンピュータであって、 要高速伝送データを用いたデータ処理時に必要なデータ
    転送速度以上の転送が可能な通信回線で前記要高速伝送
    データ処理コンピュータと接続された要高速伝送データ
    予記憶コンピュータに、予め前記要高速伝送データの一
    部または全部を予め転送するとともに、 前記要高速伝送データ処理コンピュータから、要高速伝
    送データの送信要求を受けると、前記要高速伝送データ
    予記憶コンピュータにあらかじめ転送させた要高速伝送
    データを前記要高速伝送データ処理コンピュータに伝送
    させること、 を特徴とする要高速伝送データ出力コンピュータ。
  3. 【請求項3】要高速伝送データを用いたデータ処理を行
    う時に必要なデータ転送速度以上の転送が可能な通信回
    線で要高速伝送データ処理コンピュータと接続された要
    高速伝送データ予記憶コンピュータであって、 インターネット接続された要高速伝送データ出力コンピ
    ュータから与えられた要高速伝送データの一部または全
    部を予記憶しておき、 前記要高速伝送データ処理コンピュータからの要高速伝
    送データの送信要求に基づき、前記要高速伝送データ処
    理コンピュータに前記予記憶された要高速伝送データを
    伝送すること、 を特徴とする要高速伝送データ予記憶コンピュータ。
  4. 【請求項4】インターネット回線を介して要高速伝送デ
    ータ出力コンピュータに記憶された要高速伝送データを
    受信してデータ処理するコンピュータであって、 前記要高速伝送データ出力コンピュータから、要高速伝
    送データのデータ処理に用いる制御データを受け取ると
    ともに、 要高速伝送データを用いたデータ処理時に必要なデータ
    転送速度以上の転送が可能な通信回線で接続された要高
    速伝送データ予記憶コンピュータであって、前記あらか
    じめ記憶された要高速伝送データの一部または全部を、
    前記要高速伝送データ予記憶コンピュータから受け取っ
    て、前記制御データを用いて、データ処理すること、 を特徴とする要高速伝送データ処理コンピュータ。
  5. 【請求項5】請求項1の要高速伝送データ処理コンピュ
    ータシステム、請求項2の要高速伝送データ出力コンピ
    ュータ、請求項3の要高速伝送データ予記憶コンピュー
    タまたは請求項4の要高速伝送データ処理コンピュータ
    において、 前記要高速伝送データは、ストリームデータであるこ
    と、 を特徴とするもの。
  6. 【請求項6】要高速伝送データを用いたデータ処理を行
    う要高速伝送データ処理コンピュータ、 前記要高速伝送データ処理コンピュータが前記要高速伝
    送データのデータ処理時に必要なデータ転送速度以上の
    転送が可能な通信回線で要高速伝送データ処理コンピュ
    ータと接続された要高速伝送データ予記憶コンピュー
    タ、 を備えたコンピュータシステムであって、 前記要高速伝送データ予記憶コンピュータは、インター
    ネット接続された要高速伝送データ出力コンピュータか
    ら与えられた要高速伝送データの一部または全部を予め
    予記憶しておき、 前記要高速伝送データ処理コンピュータからの要高速伝
    送データの送信要求に基づき、前記要高速伝送データ処
    理コンピュータに前記予記憶された要高速伝送データを
    伝送すること、 を特徴とするコンピュータシステム。
  7. 【請求項7】コンピュータに要高速伝送データを出力す
    る処理を実行させるためのコンピュータ可読のプログラ
    ムであって、以下の処理を実行するためのプログラムで
    あること、 要高速伝送データを用いたデータ処理時に必要なデータ
    転送速度以上の転送が可能な通信回線で前記要高速伝送
    データ処理コンピュータと接続された要高速伝送データ
    予記憶コンピュータに、予め前記要高速伝送データの一
    部または全部を予め転送しておき、 インターネット接続された要高速伝送データ処理コンピ
    ュータから、要高速伝送データの送信要求を受けると、
    前記要高速伝送データ予記憶コンピュータにあらかじめ
    転送させた要高速伝送データを前記要高速伝送データ処
    理コンピュータに伝送させる、 を特徴とするコンピュータ可読のプログラム。
  8. 【請求項8】コンピュータを要高速伝送データ予記憶コ
    ンピュータとして機能させるためのコンピュータ可読の
    プログラムであって、以下の処理を実行するためのプロ
    グラムであること、 インターネット接続された要高速伝送データ出力コンピ
    ュータから要高速伝送データの一部または全部が与えら
    れると、これを予記憶しておき、 要高速伝送データを用いたデータ処理を行う時に必要な
    データ転送速度以上の転送が可能な通信回線で接続され
    た要高速伝送データ処理コンピュータからの要高速伝送
    データの送信要求に基づき、前記要高速伝送データ処理
    コンピュータに前記予記憶された要高速伝送データを伝
    送する、 を特徴とするコンピュータ可読のプログラム。
  9. 【請求項9】コンピュータを要高速伝送データ処理コン
    ピュータとして機能させるためのコンピュータ可読のプ
    ログラムであって、以下の処理を実行するためのプログ
    ラムであること、 インターネット回線を介して接続された要高速伝送デー
    タ出力コンピュータから、要高速伝送データのデータ処
    理に用いる制御データを受け取るとともに、 要高速伝送データを用いたデータ処理時に必要なデータ
    転送速度以上の転送が可能な通信回線で接続されたコン
    ピュータであって、前記要高速伝送データ出力コンピュ
    ータから要高速伝送データの一部または全部を予め記憶
    した要高速伝送データ予記憶コンピュータから、前記要
    高速伝送データを受け取り、 前記制御データおよび前記要高速伝送データをデータ処
    理する、 を特徴とするコンピュータ可読のプログラム。
  10. 【請求項10】要高速伝送データ出力コンピュータと要
    高速伝送データ処理コンピュータとをネットワーク接続
    して、前記要高速伝送データ処理コンピュータから前記
    要高速伝送データ出力コンピュータに要求を出力し、前
    記要高速伝送データ出力コンピュータから要高速伝送デ
    ータを受け取って、当該要高速伝送データを用いたデー
    タ処理をするデータ転送方法において、 前記要高速伝送データ処理コンピュータと要高速伝送デ
    ータを用いたデータ処理時に必要なデータ転送速度以上
    の転送が可能な通信回線で要高速伝送データ予記憶コン
    ピュータを接続し、 前記要高速伝送データ出力コンピュータから、予め前記
    要高速伝送データ予記憶コンピュータに前記要高速伝送
    データの一部または全部を予め転送しておき、 前記要高速伝送データ処理コンピュータは、前記要高速
    伝送データ予記憶コンピュータから前記要高速伝送デー
    タを受け取って、前記データ処理を行うこと、 を特徴とする要高速伝送データの伝送方法。
  11. 【請求項11】要高速伝送データ出力コンピュータを要
    高速伝送データ処理コンピュータとをネットワーク接続
    して、前記要高速伝送データ処理コンピュータに記憶さ
    れた要高速伝送データを前記要高速伝送データ処理コン
    ピュータに転送するデータ転送方法において、 前記要高速伝送データ処理コンピュータと要高速伝送デ
    ータを用いたデータ処理時に必要なデータ転送速度以上
    の転送が可能な通信回線で接続された要高速伝送データ
    予記憶コンピュータに、前記要高速伝送データ出力コン
    ピュータから、予め前記要高速伝送データ予記憶コンピ
    ュータに前記要高速伝送データの一部または全部を予め
    転送しておき、これにより、前記要高速伝送データ処理
    コンピュータが前記要高速伝送データ予記憶コンピュー
    タから受け取った前記要高速伝送データに基づくデータ
    処理を可能としたこと、 を特徴とする要高速伝送データの伝送方法。
  12. 【請求項12】インターネット接続された要高速伝送デ
    ータ出力コンピュータから与えられた要高速伝送データ
    の一部または全部を予め予記憶しておき、 要高速伝送データを用いたデータ処理を行う時に必要な
    データ転送速度以上の転送が可能な通信回線で接続され
    た要高速伝送データ処理コンピュータからの要高速伝送
    データの送信要求に基づき、前記要高速伝送データ処理
    コンピュータに前記予記憶された要高速伝送データを伝
    送すること、 を特徴とする要高速伝送データの転送方法。
  13. 【請求項13】インターネット回線を介して要高速伝送
    データ出力コンピュータに記憶された要高速伝送データ
    をデータ処理するデータ処理方法であって、 前記要高速伝送データ出力コンピュータから、要高速伝
    送データのデータ処理に用いる制御データを受け取ると
    ともに、 要高速伝送データを用いたデータ処理時に必要なデータ
    転送速度以上の転送が可能な通信回線で要高速伝送デー
    タ予記憶コンピュータと接続するとともに、要高速伝送
    データの一部または全部を予め記憶した要高速伝送デー
    タ予記憶コンピュータから、前記要高速伝送データを受
    け取って、前記制御データを用いて、データ処理するこ
    と、 を特徴とする要高速伝送データ処理方法。
  14. 【請求項14】サーバコンピュータからこのサーバコン
    ピュータにインターネットを介して接続されたユーザコ
    ンピュータに要高速伝送データを伝送する出力する要高
    速伝送データへの課金方法であって、 要高速伝送データを用いたデータ処理時に必要なデータ
    転送速度以上の転送が可能な通信回線で前記ユーザコン
    ピュータと要高速伝送データ予記憶コンピュータを接続
    し、 前記要高速伝送データ出力コンピュータから前記要高速
    伝送データ予記憶コンピュータに前記要高速伝送データ
    の一部または全部を予め転送し、 前記ユーザコンピュータが前記要高速伝送データ予記憶
    コンピュータから受け取ったデータに応じて、データ課
    金を行うこと、 を特徴とする要高速伝送データの課金方法。
  15. 【請求項15】請求項14の要高速伝送データの課金方
    法において、 前記ユーザコンピュータが前記要高速伝送データ予記憶
    コンピュータから受け取ったデータ量に応じて、データ
    課金を行うこと、を特徴とするもの。
  16. 【請求項16】請求項14の要高速伝送データの課金方
    法において、 前記ユーザコンピュータが前記要高速伝送データ予記憶
    コンピュータから受け取ったデータの種類に応じて、デ
    ータ課金を行うこと、を特徴とするもの。
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