JP2000358232A - Vodシステム - Google Patents

Vodシステム

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JP2000358232A
JP2000358232A JP16876199A JP16876199A JP2000358232A JP 2000358232 A JP2000358232 A JP 2000358232A JP 16876199 A JP16876199 A JP 16876199A JP 16876199 A JP16876199 A JP 16876199A JP 2000358232 A JP2000358232 A JP 2000358232A
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digital video
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video server
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JP16876199A
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Isao Imai
功 今井
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Toshiba Corp
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ送信の信頼性を確保した状態で、ビデ
オサーバ1からクライアント3へデジタルビデオデータ
を効率的に送信する。 【解決手段】 デジタルビデオデータを記憶するビデオ
サーバ1と、このビデオサーバに対してデジタルビデオ
データの送信要求を行い、このビデオサーバから受信し
たデジタルビデオデータに対して所定の画像処理を行う
クライアント3とを備えたVODシステムにおいて、ク
ライアント3は、ビデオサーバから最初にデジタルビデ
オデータを受信した時に、このデジタルビデオデータに
対するチェックコードを生成して記憶保持し、以降、同
一デジタルビデオデータを受信した時に記憶保持された
チェックコードを用いて受信したデジタルビデオデータ
のエラーチェックを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルビデオデ
ータを記憶するビデオサーバと、このビデオサーバに対
してデジタルビデオデータの送信要求を行うクライアン
トとからなるVODシステム(ビデオ・オン・デマンド
・システム)に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のVODシステムにおいては、ビデ
オサーバから各クライアントに対して高画質のデジタル
ビデオデータを配信することができるようになってきて
いる。
【0003】このようなVODシステムにおいては、ビ
デオサーバは多数のデジタルビデオデータをビデオデー
タファイルに記憶保持している。そして、このビデオサ
ーバに対して公衆電話網を含む各種の通信網を介して接
続されたクライアントから、データID(データ名)を
指定したデジタルビデオデータの送信要求が入力される
と、ビデオサーバは、ビデオデータファイルから指定さ
れたデジタルビデオデータを読出して、要求元のクライ
アントへ送信する。
【0004】この場合、データの伝送効率を上げるため
に、デジタルビデオデータを画像圧縮してクライアント
へ送信する場合がある。また、このビデオサーバから種
々のデジタルビデオデータの供給を受ける各クライアン
トでは、従来のアナログビデオデータではできなかった
デジタルビデオデータの特性を活用した様々のデータ処
理を施し、該当クライアントの操作者(ユーザ)に提供
することが可能である。
【0005】すなわち、ビデオサーバから受信したデジ
タルビデオデータをそのまま表示画面に表示出力するの
ではなくて、ビデオデータ編集部において、該当クライ
アントが必要とする画像(ビデオ)編集を実施したの
ち、表示部に表示出力する。
【0006】より具体的には、ビデオサーバから各クラ
イアントに供給されるデジタルビデオデータのコンテン
ツも種々の種類があり、そのまま再生して表示出力され
る映画や音楽等の娯楽ものの他に、通信販売の画像や市
況情報等のように、受信したデータをそのまま再生して
表示するとともに、クライアントが指定する種々のデー
タ加工を実施したのち表示するものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようにビデオサーバから受信したデジタルビデオデー
タをクライアント側で種々に加工可能にしたVODシス
テムにおいてもまだ改良すべき次のような課題があっ
た。
【0008】すなわち、ビデオサーバから受信したデジ
タルビデオデータをどのように加工編集するかは、各ク
ライアントの操作者(ユーザ)の選択にまかされてい
る。さらに、各クライアントのデータ処理能力(データ
処理速度)も、各クライアントに採用されているコンピ
ユータの機種により様々である。
【0009】したがって、各クライアントにおいては、
たとえ一つのデジタルビデオデータを受信したとして
も、自己のデータ処理能力やデータ加工編集の内容に応
じて、この受信したデジタルビデオデータに対するデー
タ処理負担が大きく変化する。
【0010】しかし、ビデオサーバから各クライアント
へ送信されるデジタルビデオデータの単位時間当たりの
データ量を示すビットレートは、全てのデジタルビデオ
データ(コンテンツ)に亘って固定、又は同一デジタル
ビデオデータ(コンテンツ)において固定である場合が
多い。
【0011】その結果、クライアントの機種や該当クラ
イアントで採用しているデータ加工編集の種類によって
は、デジタルビデオデータの受信速度に自己のデータ処
理速度が追従しない問題が生じる。そのため、リアルタ
イム性が損なわれ、システム全体の信頼性が低下する懸
念があつた。
【0012】また、ビデオサーバ側においても、データ
送信の信頼性を確保した状態で、できるだけ効率的にデ
ジタルビデオデータを各クライアントへ送信する要求が
ある。
【0013】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、データ送信の信頼性を確保した状態で、ビ
デオサーバから各クライアントへデジタルビデオデータ
を効率的に送信できるるVODシステムを提供すること
を目的とする。
【0014】さらに、クライアントにおいてたとえデー
タ処理負担が増大したとしても、クライアントは受信し
たデジタルビデオデータに対して確実にデータ処理を実
施でき、システム全体の信頼性を向上できるVODシス
テムを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、デジタルビデ
オデータを記憶するビデオサーバと、このビデオサーバ
に対してデジタルビデオデータの送信要求を行い、この
ビデオサーバから受信したデジタルビデオデータに対し
て所定の画像処理を行うクライアントとを備えたVOD
システムに適用される。
【0016】そして、上記課題を解消するために、本発
明のVODシステムにおけるクライアントは、ビデオサ
ーバから最初にデジタルビデオデータを受信した時に、
このデジタルビデオデータに対するチェックコードを生
成して記憶保持し、以降、同一デジタルビデオデータを
受信した時に記憶保持されたチェックコードを用いて受
信したデジタルビデオデータのエラーチェックを行うよ
うにしている。
【0017】このように構成されたVODシステムにお
いては、クライアントは、例えば、通信環境が良好な状
態において、ビデオサーバからデジタルビデオデータを
受信した時点において、この受信したデジタルビデオデ
ータを誤りの無い正しいデータと見なして、このデジタ
ルビデオデータに対するチェックコードが生成されて記
憶保持される。そして、これ以降、同一デジタルビデオ
データが受信された場合は、この記憶保持されたチェッ
クコードを用いてエラーチェックされる。
【0018】したがって、ビデオサーバ側としては、ク
ライアントに送信するデジタルビデオデータに対してチ
ェックコードを生成して送信する必要がないので、処理
負担が軽減される。
【0019】また、別の発明においては、VODシステ
ムにおけるクライアントは、ビデオサーバから受信した
デジタルビデオデータに対する画像処理の負荷状況を検
出し、この負荷状況が許容値を超えるとビデオサーバに
対して送信ビットレートの低下要求を送出している。ビ
デオサーバは、ビットレートの低下要求を受信すると、
送信デジタルビデオデータの送信ビットレートを低下す
る。
【0020】このように構成されたVODシステムにお
いては、クライアントのデジタルビデオデータに対する
画像処理の負荷が許容値を超えると、自動的にビデオサ
ーバからクライアントへ送信されるデジタルビデオデー
タの送信ビットレートが低下する。したがって、クライ
アントの画像処理が過負荷になることはない。
【0021】さらに別の発明においては、上記発明のV
ODシステムにおけるビデオサーバに対して、ビットレ
ートのみが異なる複数のデジタルビデオデータを記憶
し、ビットレートの低下要求を受信すると、記憶してい
る複数のデジタルビデオデータのうち、低下要求に対応
するビットレートのデジタルビデオデータをクライアン
トへ送信するようにしている。
【0022】このように構成されたVODシステムにお
いては、ビデオサーバは、同一内容のビデオデータが複
数のビットレートで記憶されている。したがって、ビデ
オサーバとしては、クライアントから指定されたビット
レートのデジタルビデオデータを送信するのみでよいの
で処理負担が軽減される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
を用いて説明する。 (第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態に係るV
ODシステムの概略構成を示すブロック図である。1台
のビデオサーバ1に対して通信網2を介して複数台のク
ライアント3が接続されている。なお、図1において
は、説明を簡素化するために1台のクライアント3しか
記載していないが、実際のシステムにおいては複数台の
クライアント3が接続されている。
【0024】ビデオサーバ1内には、各クライアント3
に提供するための複数のデジタルビデオデータが記憶さ
れているビデオデータファイル4が設けられている。さ
らにこのビデオサーバ1内には、通信網2を介して各ク
ライアント3との間でデータ伝送を行うための通信IF
(インタフェース)5、要求受信部6、ビデオデータ抽
出部7、ビデオデータ送信部8等が設けられている。
【0025】また、クライアント3内には、このクライ
アント3の操作者(ユーザ)が、ビデオサーバ1から取
り寄せたいデジタルビデオデータに対する送信要求を入
力するために操作パネル9、操作パネル9から入力され
たビデオデータ名(データID)を指定したデジタルビ
デオデータの送信要求を通信IF11を介して、ビデオ
サーバ1へ送信する要求送信部10、通信IF11を介
してデジタルビデオデータを受信するデータ受信部12
等が設けられている。
【0026】さらに、このクライアント3内には、受信
したデジタルビデオデータに対するチェックコードを再
生するチェックコード生成部14、このチェックコード
生成部14で生成されたチェックコードを記憶するチェ
ックコードメモリ15、このチェックコードメモリ15
に記憶されたチェックコードを用いて、データ受信部1
2で受信されたデジタルビデオデータのエラーチェック
を実施するエラーチェック部16が設けられている。
【0027】さらに、このクライアント3内には、エラ
ーチェック後のデジタルビデオデータに対して各種の画
像処理を実施するビデオデータ編集部17、この画像処
理後のビデオデータを再生して例えば表示部に表示出力
するビデオ再生部18、必要に応じて画像処理後のビデ
オデータを記憶するビデオメモリ19が組込まれてい
る。
【0028】このように構成されたVODシステムにお
ける各部の動作を順を追って説明していく。
【0029】クライアント3の操作者(ユーザ)は、例
えば、深夜、早朝等の通信網2における通信頻度が低い
時間帯でかつ自己のクライアント3が他のデータ処理を
実施していない時間帯において、すなわち、通信環境や
データ処理負荷が小さい時間帯において、操作パネル9
を操作してチェックコード生成部14を起動させた状態
において、ビデオサーバ1のビデオファイル4に記憶さ
れている各デジタルビデオデータに対する送信要求を操
作入力する。
【0030】この送信要求は、要求送信部10、通信I
F11、外部の通信網2、ビデオサーバ1の通信IF5
を介して、ビデオサーバ1の要求受信部6で受信され
る。要求受信部6は受信された各デジタルビデオデータ
を指定した送信要求をビデオデータ抽出部7へ送出す
る。ビデオデータ抽出部7は指定された各デジタルビデ
オデータをビデオデータファイル4から読出して、ビデ
オデータ送信部8へ送出する。ビデオデータ送信部8は
入力された各デジタルビデオデータを指定されたビット
レートで通信IF5及び通信網2を介して送信要求元の
クライアント3へ送信する。
【0031】通信IF11を介して各デジタルビデオデ
ータを受信したクライアント3のデータ受信部12は、
受信した各デジタルビデオデータをチェックコード生成
部14へ送出する。チェックコード生成部14は、受信
したデジタルビデオデータに対するチェックコードを生
成する。具体的には、デジタルビデオデータは例えば複
数のパケットに分割して送信されるが、各パケットに含
まれるデータのチェックサム、ECC、CRC等のチェ
ックコードを算出する。チェックコード生成部14は、
算出した各デジタルビデオデータにおける各チェックコ
ードをチェックコードメモリ15へ書込む。
【0032】この場合、各デジタルビデオデータは、通
信環境が良いので、ビデオデータファイル4から読出さ
れてチェックコード生成部14に入力されるまでの過程
で、ビットエラーが発生しないと見なしている。
【0033】このように、ビデオサーバ1のビデオデー
タファイル4に記憶された各デジタルビデオデータの各
チェックコードがチェックコードメモリ15に記憶され
た状態において、クライアント3の操作者(ユーザ)
は、自己が必要な時に、一つのデジタルビデオデータの
データID(データ名)を指定した送信要求を操作パネ
ル9から入力すると、その送信要求はビデオサーバ1の
要求受信部6で受信される。その結果、このビデオサー
バ1から指定されたデジタルビデオデータが送信要求元
のクライアント3へ送信される。
【0034】デジタルビデオデータを受信した送信要求
元のクライアント3のデータ受信部12は、受信したデ
ジタルビデオデータをエラーチェック部16へ送信す
る。エラーチェック部16は、受信したデジタルビデオ
データの各パケットのチェックコードを算出して、この
算出した各チェックコードがチェックコードメモリ15
に記憶された該当デジタルビデオデータの各パケットの
チェックコードに一致するか否かを順番に調べていく。
不一致数が少ない場合、受信したデジタルビデオデータ
は正常であると判断して、受信したデジタルビデオデー
タをそのまま次のビデオデータ編集部17へ送信する。
【0035】このように構成された、VODシステムに
おいては、各クライアント3は、通信状態が良好なとき
に受信した各デジタルビデオデータを用いて生成された
各チェックコードがチェックコードメモリ15に記憶保
持されている。そして、それ以降に受信した各デジタル
ビデオデータはこのチェックコードメモリ15に記憶保
持されているチェックコードを用いてエラーチェックさ
れる。
【0036】したがって、ビデオサーバ1は、各クライ
アント3に送信するデジタルビデオデータに対してチェ
ックコードを生成して送信する必要がないので、処理負
担が大幅に軽減される。また、実際に通信網へ送出され
るデータ量も低減されるので、通信網(ネットワーク)
の負担も軽減される。
【0037】(第2実施形態)図2は本発明の第2実施
形態に係るVODシステムの概略構成を示すブロック図
である。図1に示す第1実施形態のVODシステムと同
一部分には同一符号が付してある。したがって、重複す
る部分の詳細説明を省略する。
【0038】この実施形態のVODシステムにおいて
は、ビデオサーバ1内のビデオデータファイル4a内に
は、第1実施形態のVODシステムにおけるビデオデー
タファイル4と同様に、複数のデジタルビデオデータ
(コンテンツ)が記憶されているが、各デジタルビデオ
データはそれぞれビットレートb(b1 、b2 、b3
(bps)のみが異なる3個のデジタルビデオデータで
構成されている。
【0039】すなわち、ビットレートbが高い高画質の
デジタルビデオデータと、ビットレートbが低い低画質
のデジタルビデオデータと、ビットレートbが中間の中
間画質のデジタルビデオデータとの3種類の画質のデジ
タルビデオデータが記憶されている。
【0040】さらに、このビデオサーバ1内には、クラ
イアント3から受信した送信要求に含まれるビットレー
トを取出して、ビデオデータ抽出部7へ指示するビット
レート指定部21が設けられている。ビデオデータ抽出
部7は、ビデオデータファイル4a内における、要求受
信部6が指定するデジタルビデオデータにおけるビット
レート指定部21が指定したビットレートbのデジタル
ビデオデータを読出してビデオデータ送信部8へ送出す
る。
【0041】また、この第2実施形態の各クライアント
3においては、データ受信部12で受信されたデジタル
データに対して各種の画像処理を実施するビデオデータ
編集部17の負荷状況を検出する負荷状況検出部22が
設けれれている。さらに、このクライアント3内には、
この負荷状況検出部22で検出された負荷状況が予め設
定された許容値を超えるか否かを判断して、許容値を超
えると、ビットレート低下指令を送出する負荷判定部2
3と、ビットレート低下指令を受けて、ビデオサーバ1
へビットレートbの変更要求を送信するビットレート変
更要求送信部24とが設けられている。
【0042】このような構成のクライアント3の各部
は、図3に示す流れ図に従って、ビデオサーバ1に対す
るデジタルビデオデータのビットレートの制御処理を実
施する。
【0043】操作者(ユーザ)が、操作パネル9を介し
てデータID(データ名)を指定したデジタルビデオデ
ータの送信要求を操作入力すると(S1)、要求送信部
10は、指定されたデジタルビデオデータのうち、最高
のビットレートを指定して、該当デジタルビデオデータ
の送信要求を通信網2を介してビデオサーバ1へ送信す
る(S2)。
【0044】データ受信部12が、ビデオサーバ1から
のデジタルビデオデータの受信を開始すると(S3)、
負荷状況検出部22がビデオデータ編集部17の負荷状
況の検出動作を開始する(S4)。そして、検出された
負荷状況が許容値未満の場合は(S5)、該当デジタル
ビデオデータに対するデータ受信終了まで(S8)、継
続してデータを受信する。
【0045】検出された負荷状況が許容値を超えると
(S5)、ビットレート変更要求送信部24が、1段低
いビットレートを指定した該当デジタルビデオデータの
送信要求をビデオサーバ1へ送信する(S6)。そし
て、ビデオ再生部18における再生動作を停止させた後
(S7)、S3へ戻り、ビットレート低下後のビデオサ
ーバ1からのデジタルビデオデータの受信の開始を待つ
(S3)。
【0046】このように構成されたVODシステムにお
いては、クライアント1のビデオデータ編集部17にお
いて受信されたデジタルビデオデータに対する画像処理
の負荷が許容値を超えると、ビットレートの低下要求が
ビデオサーバ1へ自動的に送信され、ビデオサーバ1か
らクライアント3へ送信されるデジタルビデオデータの
ビットレートbが低下する。したがって、クライアント
3の画像処理が過負荷になることはない。
【0047】この場合、ビットレートが低下するので、
ビデオ再生部18で再生される画像の画質は多少劣化す
るが、画像自体が途切れることはないので、VODシス
テム自体の信頼性は大幅に向上する。
【0048】(第3実施形態)図4は第3実施形態に係
るVODシステムの概略構成を示すブロック図である。
図1に示す第1実施形態のVODシステムと同一部分に
は同一符号が付してある。したがって、重複する部分の
詳細説明を省略する。
【0049】この実施形態のVODシステムにおいて
は、ビデオサーバ1内に、クライアント3からのデータ
送信の一時停止要求を受信して、ビデオデータ抽出部7
にデジタルビデオデータの抽出一時停止を指示する停止
受信部25が設けられている。
【0050】また、クライアント3内におけるデータ受
信部12とビデオデータ編集部17との間には、データ
受信部12から受信されたデジタルビデオデータをビデ
オデータ編集部17が処理開始するまでの期間一時記憶
するバッファ26が設けられている。
【0051】さらに、バッファ26に現在時点で記憶さ
れているデジタルビデオデータのデータ残量を監視する
データ残量監視部27が設けられている。データ残量監
視部27は、図5に示すように、バッファ26のデータ
残量が予め定められた上限値DH を超えると、一時停止
要求送信部28へ一時停止要求を送出し、バッファ26
のデータ残量が予め定められた下限値DL未満に低下す
ると、要求送信部10へデータ送信要求を送出する。一
時停止要求送信部28はデジタルビデオデータ送信の一
時停止要求をビデオサーバ1へ送信する。
【0052】このような構成のVODシステムの動作
を、図5に示すシーケンス図を用いて説明する。なお、
ビデオサーバ1からクライアント3へのデータ伝送速度
がビデオデータ編集部17におけるデータ処理速度より
高いと仮定する。
【0053】クライアント3からビデオサーバ1に対し
て、送信要求が送信された時点においては、(a)に示
すように、バッファ26内にデータは記憶されていな
い。そして、ビデオサーバ1からデジタルビデオデータ
の送信が開始されると、バッファ26にデータが蓄積開
始され、データ残量が増加し始める。
【0054】(b)に示すように、データ残量が上限値
H を超えると、一時停止要求がビデオサーバ1へ送信
される。その結果、ビデオサーバ1からのデジタルビデ
オデータの送信が一時停止されるので、データ残量が減
少開始する。
【0055】(c)に示すように、データ残量が下限値
L未満に低下すると、クライアント3からビデオサー
バ1に対して送信要求が送出される。その結果、再度、
データ残量が増加し始める。
【0056】このようにされたVODシステムにおいて
は、たとえ、ビデオサーバ1からクライアント3へのデ
ータ伝送速度がビデオデータ編集部17におけるデータ
処理速度より高い場合であっても、クライアント3にお
けるビデオ再生部18において、ビデオサーバ1から受
信されたデジタルビデオデータが正常に画像表示され
る。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のVODシ
ステムにおいては、クライアント側のみで、受信された
デジタルビデオデータに対するチェックコードの生成及
びこれを用いたデジタルビデオデータのエラーチェック
を実施している。したがって、データ送信の信頼性を確
保した状態で、ビデオサーバからクライアントへデジタ
ルビデオデータを効率的に送信できる。
【0058】さらに、クライアントへ送信するデジタル
ビデオデータのビットレートをクライアントの負荷状況
に応じて変更している。したがって、クライアントにお
いてたとえデータ処理負担が増大したとしても、クライ
アントは受信したデジタルビデオデータに対して確実に
データ処理を実施でき、システム全体の信頼性を向上で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係わるVODシステム
の概略構成を示すブロック図
【図2】本発明の第2実施形態に係わるVODシステム
の概略構成を示すブロック図
【図3】同VODシステムの動作を示す流れ図
【図4】第3実施形態に係わるVODシステムの概略構
成を示すブロック図
【図5】同VODシステムの動作を示すシーケンス図
【符号の説明】
1…ビデオサーバ 2…通信網 3…クライアント 4,4a…ビデオデータファイル 5,11…通信IF 6…要求受信部 7…ビデオデータ抽出部 8…ビデオデータ送信部 9…操作パネル 10…要求送信部 12…データ受信部 14…チェックコード生成部 15…チェックコードメモリ 16…エラーチェック部 17…ビデオデータ編集部 18…ビデオ再生部 21…ビットレート指定部 22…負荷状況検出部 32…負荷判定部 24…ビットレート変更要求送信部 26…データバッファ 27…データ残量監視部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA18 GA21 GB02 HA01 JA07 JB04 KA04 KA12 KC23 KC27 KC37 MC11 5C064 BA01 BB05 BC18 BC25 BD02 BD08 BD14 5K030 LA01 LC01 LD17 5K061 AA04 BB16 DD00 FF01 FF11 GG09 JJ07 9A001 CC02 JJ20 JJ27 LL05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルビデオデータを記憶するビデオ
    サーバと、このビデオサーバに対してデジタルビデオデ
    ータの送信要求を行い、このビデオサーバから受信した
    デジタルビデオデータに対して所定の画像処理を行うク
    ライアントとを備えたVODシステムにおいて、 前記クライアントは、 前記ビデオサーバから最初にデジタルビデオデータを受
    信した時に、このデジタルビデオデータに対するチェッ
    クコードを生成して記憶保持し、 以降、同一デジタルビデオデータを受信した時に前記記
    憶保持されたチェックコードを用いて受信したデジタル
    ビデオデータのエラーチェックを行うことことを特徴と
    するVODシステム。
  2. 【請求項2】 デジタルビデオデータを記憶するビデオ
    サーバと、このビデオサーバに対してデジタルビデオデ
    ータの送信要求を行い、このビデオサーバから受信した
    デジタルビデオデータに対して所定の画像処理を行うク
    ライアントとを備えたVODシステムにおいて、 前記クライアントは、前記ビデオサーバから受信したデ
    ジタルビデオデータに対する画像処理の負荷状況を検出
    し、この負荷状況が許容値を超えると前記ビデオサーバ
    に対してビットレートの低下要求を送出し、 前記ビデオサーバは、前記ビットレートの低下要求を受
    信すると、前記デジタルビデオデータの送信ビットレー
    トを低下することを特徴とするVODシステム。
  3. 【請求項3】 前記ビデオサーバは、ビットレートのみ
    が異なる複数のデジタルビデオデータを記憶し、前記ビ
    ットレートの低下要求を受信すると、前記記憶している
    複数のデジタルビデオデータのうち、前記低下要求に対
    応するビットレートのデジタルビデオデータを前記クラ
    イアントへ送信することを特徴とする請求項2記載のV
    ODシステム。
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Cited By (9)

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