JP2002202859A - 医療用プリントシステム - Google Patents

医療用プリントシステム

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JP2002202859A
JP2002202859A JP2000401223A JP2000401223A JP2002202859A JP 2002202859 A JP2002202859 A JP 2002202859A JP 2000401223 A JP2000401223 A JP 2000401223A JP 2000401223 A JP2000401223 A JP 2000401223A JP 2002202859 A JP2002202859 A JP 2002202859A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】制御指示に応じて、あるいは、制御指示が無い
場合でも、画像の記録密度やプリントを出力するソータ
のビン等を柔軟に切り換えて、プリントを出力できる医
療用プリントシステムを提供する。 【解決手段】画像データを受け取り、プリンタユニット
によって医療用のプリントを出力する医療用プリントシ
ステムであって、画像データと共に制御パラメータが供
給された場合には、供給された制御パラメータに応じた
プリント出力を行い、プリント出力に関する必要な制御
パラメータが供給されない場合には、予め設定された制
御パラメータ決定テーブル、デフォルトとして設定され
ている制御パラメータ、および、入力された制御パラメ
ータのいずれかに応じて、プリント出力の制御パラメー
タを決定することにより、前記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療用のプリント
システムの技術分野に属し、詳しくは、画像データの供
給源となる医療用診断装置や診療科等に応じて、画像記
録密度やプリントを出力するソータのビン等を自動的に
切り換えることができる医療用プリントシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】検診や医療の現場において、MRIやX
線診断装置等の各種の医療用診断装置(以下、診断装置
とする)で撮影された診断画像はフィルム状の記録装置
に再生され、プリント(ハードコピー)として出力され
て、診断等に用いられる。
【0003】周知のように、医療現場等では、様々な診
療科があり、また、診断装置も多種多様である。さら
に、複数の診療科や診断装置が1台のプリンタに接続さ
れる場合も、多々、有る。従って、医療用のプリンタで
は、診療科毎や診断装置毎に生じる様々な要求に応じ
て、柔軟にプリントを出力できることが望まれるが、好
適に対応が取れていないのが、現状である。
【0004】例えば、プリントに再生される診断画像に
要求される解像度(空間解像度)は、画像サイズや診断
装置の種類、さらには、撮影部位等によって異なる場合
が多い。一例として、乳ガンの診断等に用いられるマン
モグラフィは、胸部検診等に用いられるX線画像等に比
して、記録密度の高い高精細な画像が要求される。他
方、処理能力という点では、記録密度は低い方が好まし
い。ところが、現在使用されている医療用プリンタは、
記録密度を変更することができない。そのため、1台の
プリンタにX線診断装置とマンモグラフィの両者が接続
され、診断画像(その画像データ)を供給される場合に
は、画質的にマンモグラフィーの要求を満たせば、処理
能力の点でX線診断装置では不利であり、逆であれば、
マンモグラフィの要求する画質を満たすことができな
い。
【0005】また、医療画像を再生したプリントは、例
えば、診療科毎、患者毎、診断装置毎、プリントサイズ
毎等、様々な種類に応じて応じて振り分けて、まとめて
出力するのが好ましい。医療用プリンタでは、ソータを
有するものも多く、適宜、各ビンに振り分けて、プリン
トを出力している。ここで、プリントをソータどのビン
に出力するかは、画像データを供給する診断装置からの
指示、もしくは、単一の情報を用いて決定される。その
ため、どのビンに出力するかの指示が無い場合には、プ
リントを振り分けることができない場合があり、振り分
けることができても、単一情報による一義的な振り分け
しか行うことができず、実効が無い場合が、多々有る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術の問題点を解決することにあり、制御指示に応
じて、あるいは、制御指示が無い場合でも、診断装置の
種類、診療科、プリントサイズ等に応じて、画像の記録
密度やプリントを出力するソータのビン等を柔軟に切り
換えて、プリントを出力することができる、医療現場に
おける作業性をより向上することができる医療用プリン
トシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、画像送出ユニットから供給された画像デ
ータを受け取り、プリンタユニットによって医療用のプ
リントを出力する医療用プリントシステムであって、画
像データと共に、プリント出力に関する必要な制御パラ
メータが供給された場合には、供給された制御パラメー
タに応じたプリント出力を行い、プリント出力に関する
必要な制御パラメータが供給されない場合には、予め設
定された制御パラメータ決定テーブル、デフォルトとし
て設定されているデフォルト制御パラメータ、および、
入力された入力制御パラメータのいずれかに応じて、プ
リント出力の制御パラメータを決定することを特徴とす
る医療用プリントシステムを提供する。
【0008】また、前記制御パラメータが、出力する画
像の記録密度に関する情報、および、プリントを出力す
るソータのビンに関する情報の少なくとも一方であるの
が好ましく、また、プリント出力の制御パラメータが供
給されない場合には、まず、前記制御パラメータ決定テ
ーブルを用いてプリント出力の制御パラメータを決定
し、これで決定できない場合には前記デフォルト制御パ
ラメータを用い、前記デフォルト制御パラメータが無い
場合には、前記入力制御パラメータの入力操作を要求す
るのが好ましく、また、前記制御パラメータ決定テーブ
ルは、前記画像送出ユニット自体に関する情報、画像デ
ータを供給されるネットワークに関連する情報、ソフト
名称情報、画像に関する情報、記録材料に関する情報、
出力フォーマットに関する情報、画像記録密度に関する
情報、プリントを出力するソータに関する情報、およ
び、プリントを出力するトレイに関する情報のうち、決
定事項とは基本的に無関係な2以上を用いて制御パラメ
ータを決定するものであるのが好ましい。さらに、前記
パラメータ決定テーブルは、情報の完全一致および情報
が所定範囲に有ることの少なくとも一方によって、供給
された情報が該当するか否かの判定を行うものであり、
かつ、前記パラメータ決定テーブルにおいて、必要に応
じて、規定されている情報の1以上を参照不要にするこ
との設定、および、属性の一致により供給された情報が
該当するか否かの判定の設定の少なくとも一方が可能で
あるのが好ましい。あるいは、前記パラメータ決定テー
ブルに代えて、制御パラメータを決定するためのプログ
ラムを有してもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の医療用プリントシ
ステムについて、添付の図面に示される好適実施例を基
に、詳細に説明する。
【0010】図1に、本発明の医療用プリントシステム
の一例をブロック図によって概念的に示す。図1に示さ
れる医療用プリントシステム10(以下、プリントシス
テム10とする)は、CR(コンピューテットラジオグ
ラフィ)、X線診断装置、MRI、CT等の医療用診断
装置(以下、診断装置とする)、診断装置で撮影された
医療用画像(画像データ)を取り込むキャプチャユニッ
ト等の画像送出ユニット12から医療用画像の画像デー
タを供給され、この医療用画像を再生した、医療診断用
のプリント(ハードコピー)を出力するものである。な
お、本発明のプリントシステムは、画像送出ユニット1
2と一体的(あるいは内蔵)に構成されていてもよい。
【0011】このようなプリントシステム10は、基本
的に、プリンタ14およびソータ16を有するプリンタ
ユニット18と、プリント出力制御部20とを有して構
成され、図示例においては、例えば、CRとMRIとX
線診断装置等、3つの異なる画像送出ユニット12(1
2a〜12c)が、インターフェイス(i/f)22を
介して、インターネットやイントラネット等のネットワ
ークによって、接続されている。
【0012】プリントシステム10において、プリンタ
ユニット18のプリンタ14は、一例として、感光性熱
源像記録材料を用い、記録する画像(すなわち、供給さ
れた画像データ)に応じて変調した光ビームを主走査方
向に偏向走査して所定の記録位置に入射すると共に、こ
の記録位置において主走査方向と直交する副走査方向に
記録材料を搬送することによって、記録材料を二次元的
に走査露光して潜像を記録し、その後、記録材料を加熱
して潜像を可視像化/定着して、画像を再生したプリン
トとして出力する、ドライプリンタである。本発明にお
いて、プリンタ14は、これに限定はされず、例えば、
銀塩感光材料を用いて湿式の現像処理でプリントを作成
するプリンタ、電子写真プリンタ、サーマルヘッドを用
いる感熱記録プリンタ等、画像データを供給されて、こ
れを再現してプリントとして出力する、各種のプリンタ
(画像記録装置)が利用可能である。
【0013】ここで、図示例のプリントシステム10に
おいて、プリンタ14は、記録密度が可変なプリンタで
ある。記録密度の変更方法には、特に限定はなく、プリ
ンタ14における画像記録方法に応じた、公知の方法で
行えばよい。例えば、プリンタ14が、前述のような光
ビーム走査露光によって画像記録を行う場合には、主走
査方向(光ビーム走査方向)における記録タイミングを
調整すると共に、副走査速度を変更する方法が例示され
る。なお、記録密度は、主走査および副走査方向の両方
を変更してもよく、あるいは、いずれか一方のみを変更
してもよい。図示例において、記録密度は、後述するプ
リント出力制御部20による指示の下、変更される。
【0014】プリンタユニット12のソータ16も、プ
リンタ14が出力したプリントを振り分けて、所定のビ
ンに排出する、各種のプリンタや複写機等に利用され
る、公知のソータである。ここで、プリントシステム1
0において、プリントをソータ16の何れのビンに排出
するかは、プリント出力制御部20の指示に従って行わ
れる。
【0015】プリント出力制御部20(以下、出力制御
部20とする)は、プリントシステム10のプリンタユ
ニット18の動作を制御するものである。図示例におい
ては、一例として、プリンタユニット18の制御パラメ
ータとして、画像の記録密度や、プリントを出力するソ
ータ16のビン(出力ビン)を決定して、プリンタユニ
ット18(プリンタ14およびソータ16)に指示を出
す。
【0016】なお、図示例のプリントシステム10にお
いては、出力制御部20は、基本的に、プリンタユニッ
ト18に対して、記録密度の指示と出力ビンの指示の両
者を行うが、本発明はこれに限定はされず、いずれか一
方のみの制御を行ってもよく、さらに、別の制御を行っ
てもよい。
【0017】プリントシステム10においては、画像デ
ータに付随して、プリントの出力に関する各種の制御パ
ラメータが画像送出ユニット12から送られてくる場合
が有る。供給された制御パラメータに、プリントに記録
する画像の記録密度の指示の情報およびプリントをソー
タ16の何れのビンに出力するかの指示の情報が含まれ
ている場合には、この情報は、出力制御部20に供給さ
れる。出力制御部20は、これらの情報(制御パラメー
タ)が供給された場合には、これに応じて、指示情報に
応じた記録密度で画像記録を行い、また、この指示情報
に応じたソータ16のビンにプリントを出力するよう
に、プリンタユニット18に指示を出す。
【0018】他方、プリントシステム10において、画
像送出ユニット12から制御パラメータが供給されなか
った場合、もしくは、制御パラメータは付随している
が、記録密度に関する情報や出力ビンに関する情報が無
かった場合には、その旨を示す情報、ならびに、画像送
出ユニット12から供給された後述する各種の情報が、
出力制御部20に送られる。出力制御部20は、これに
対応して、まず、予め設定された制御パラメータ決定テ
ーブルを用いて制御パラメータを決定し、これで決定で
きない場合には、予め設定されたデフォルトの制御パラ
メータに決定し、さらに、デフォルトの制御パラメータ
が使用できない場合には、プリントシステム10の操作
者(オペレータ)に、制御パラメータの入力を促す。
【0019】制御パラメータ決定テーブル(以下、決定
テーブルとする)は、画像出力ユニット12から供給さ
れた各種の情報を2以上用いて、プリント出力の制御パ
ラメータ、すなわち図示例においては、画像の記録密度
やソータ16の出力ビンを決定するためのテーブルであ
る。また、決定テーブルは、決定する事項(すなわち記
録密度およびソータ16)とは、基本的に無関係な情報
を用いて、制御パラメータを決定する。なお、決定テー
ブルは、記録密度決定用と出力ビン決定用とを、それぞ
れ別に有してもよく、あるいは、1つのテーブルで両者
を決定してもよい。また、これらのテーブルを、それぞ
れに対応して、複数ずつ有し、供給された情報等に応じ
て、選択して使用してもよい。
【0020】決定テーブルで用いる、画像送出ユニット
12から供給される情報としては、画像送出ユニット1
2自体に関する情報、画像データを供給されるネットワ
ークに関連する情報、転送された画像(画像データ)に
関する情報、記録材料に関する情報、出力フォーマット
に関する情報、ソフト名称情報、画像記録密度に関する
情報、プリントを出力するソータ16に関する情報、お
よび、プリントを出力するトレイに関する情報等が例示
される。従って、出力制御部20は、決定テーブルを用
いて画像記録密度を決定する際には、画像記録密度に関
する情報を用いず、同じく出力ビンを決定する際には、
プリントを出力するソータ16に関する情報を用いな
い。
【0021】画像送出ユニット12自体に関する情報と
しては、画像送出ユニット12自体を示す情報(機種
名、機種 番号、製造番号、CR−1やCR−2等の画
像送出ユニット12に対して適宜決定された名称な
ど)、画像送出ユニット12の種類(FCR、CT、M
RI、x線診断装置などの診断装置の種類)、画像送出
ユニット12が接続される物理チャネルや論理チャネル
等が例示される。
【0022】画像データを供給されるネットワークに関
連する情報としては、通信に使用したプロトコルの名称
やそのID、ホストとなるシステムの名称やそのID、
画像送出ユニット12のIPアドレスやイーサネット
(登録商標)アドレス、論理名等が例示される。
【0023】転送された画像(画像データ)に関する情
報としては、撮影部位、撮影メニュー、診療科名やその
ID、患者名やそのID、IP(Imaging Plate)などの
診断画像の撮影に使用した記録媒体のサイズや種類、画
像読取密度、画像サイズ(総画素数、主走査方向や副走
査方向の画素数(ライン数))等が例示される。
【0024】出力フォーマットに関する情報としては、
フォーマットの種類(マンモグラフィ用、頭部用、肺
用、肺検診用など)、フォーマットの形状(縦/横のコ
マ数、ミックスフォーマットの呼称など)、プリントに
出力する画像の実寸サイズ(縦サイズ、横サイズ、縦×
横サイズなど)等が例示される。
【0025】さらに、ソフト名称情報としてはDICOM の
AETitle のような使用したソフトウエアの名称等が;
記録材料に関する情報としてはプリントとして出力する
記録材料の種類やサイズやフィルムベース色等が; 画
像記録密度に関する情報としては記録密度等が; プリ
ントを出力するソータ16に関する情報としてはプリン
トを出力するビンの番号等が; プリントを出力するト
レイに関する情報としてはプリントを出力するトレイの
番号等が; それぞれ例示される。
【0026】前述のように、決定テーブルには、これら
の内、決定事項とは基本的に無関係な2以上の情報と、
記録密度やプリントを出力するビンとが対応付けして決
定されており、出力制御部20は、これらを用いて、記
録密度やビンを決定する。例えば、決定テーブルが記録
密度を決定するもので、参照する情報として、IPアド
レス、画像送出ユニット12の名称、診療科名、診断装
置、および画像種が設定されており、IPアドレスが
「172.0.100.1」で、画像送出ユニット12
の名称が「ユニット1」で、診療科名が「SEIKEI
−1」で、画像を撮影した診断装置がCRで、画像が
「マンモグラフィ」である場合には、記録密度を通常
(デフォルト)に対して倍密度にして記録すると決定さ
れている場合であれば、出力制御部20は、これに該当
する情報を有する(付随する)画像データが供給された
場合には、プリンタ14において倍密度で画像記録を行
うように、プリンタユニット18に指示を出す。
【0027】また、決定テーブルがソータ16のビンを
決定するもので、参照する情報として、論理チャネル番
号、記録密度、および画像送出ユニット12の名称が設
定されており、論理チャネル番号が11で、記録密度が
「通常」で、画像送出ユニット12の名称が「ユニット
5」である場合には、ソータ16の3番のビンにプリン
トを出力するように決定されている場合であれば、出力
制御部20は、これに該当する情報を有する画像データ
が供給された場合には、ソータ16の3番のビンにプリ
ントを出力するように、プリンタユニット18に指示を
出す。
【0028】決定テーブルで用いるこれらの情報は、一
義的に決定されていなくてもよく、ある程度の幅や選択
肢を有して、それに含まれる場合には、決定テーブルに
おいて該当すると判定するようにしてもよい。例えば、
上述の例において、IPアドレスが「172.0.10
0.2」〜「172.0.100.10」の範囲内であ
れば該当する、診断装置が「CR」もしくは「MRI」
であれば該当するとして、それ以外の画像送出ユニット
12の名称、撮影部位等の情報が全て該当する場合に
は、倍密度で画像記録を行うようにしてもよい。
【0029】また、決定テーブルにおいて、ケースによ
っては、規定されている情報の1以上を、参照不要に設
定してもよい。例えば、前述の例において、画像送出ユ
ニット12の名称を参照不要にして、それ以外のIPア
ドレス、診療科名、診断装置の種類、撮影部位等の情報
が全て該当する場合には、倍密度で画像記録を行うよう
にしてもよい。さらに、決定テーブルにおいて、ケース
によっては、属性が一致していれば、それよりも下位の
情報は参照不要である旨の記号等を入れ、これに応じて
該当するか否かの判定するようにしてもよい。例えば、
参照不要の記号を「?」として、前述の例において、診
療科名を「SEIKEI−?」とし、診療科名は「SE
IKEI」であれば何れでもよく、かつ、それ以外のI
Pアドレス、画像送出ユニット12の名称、診断装置の
種類、撮影部位等の情報が全て該当する場合には、倍密
度で画像記録を行うようにしてもよい。
【0030】あるいは、決定テーブルの代わりに、記録
密度やプリントを出力するビン(制御パラメータ)を決
定するプログラムを設定しておき、これを用いてもよ
い。例えば、情報を参照する「if A=B and C=D then 記
録密度=倍密度」のようなプログラムを出力制御部20
に設定しておき、出力制御部20において、供給された
情報を用いてプログラムを実効し、これに該当する場合
には、記録密度を倍密度にするようにプリンタユニット
18に指示を出すようにしてもよい。
【0031】出力制御部20は、例えば、画像送出ユニ
ット12から供給された情報が不十分である場合、決定
テーブルに対応する設定が無い場合等、決定テーブルを
用いても、記録密度や出力ビンを決定できない場合に
は、プリントシステム10にデフォルトで設定されてい
る指示情報(制御パラメータ)を用いて、それに対応す
る記録密度で画像記録を行い、また、ソータ16のビン
にプリントを出力するように、プリンタユニット18に
指示を出す。
【0032】さらに出力制御部20は、記録密度やプリ
ントを出力ビンを決定テーブルで決定できず、また、デ
フォルトの設定が無い場合や、デフォルトの設定では適
正な作業ができない場合(ビンが飽和状態等)には、音
声やディスプレイ表示等を用いて、記録密度やプリント
の出力ビン等の必要な制御パラメータを入力するよう
に、操作者(オペレータ)に促し、入力された制御パラ
メータを用いて、それに対応する記録密度で画像記録を
行い、また、ソータ16のビンにプリントを出力するよ
うに、プリンタユニット18に指示を出す。
【0033】なお、本発明のプリントシステム10にお
いては、前述の決定テーブルに、デフォルト制御パラメ
ータの使用や、入力制御パラメータの使用を行うケース
を含めておいてもよい。また、制御パラメータとして記
録密度や出力ビンの指示情報が供給されなかった場合
に、指示情報(制御パラメータ)を決定する手段の優先
順位は、上述の例に限定はされず、例えば、操作者によ
る入力がある場合には、これを最優先して、無い場合
に、決定テーブルによる決定、次いで、デフォルト制御
パラメータの順番としてもよい。
【0034】さらに、本発明のプリントシステム10に
おいては、ディスプレイを有し、ここに、「準備中」、
「準備完了」、「ジャミング発生」、「使用不可」のよ
うな、ソータのステータスを表示するようにしてもよ
い。
【0035】以下、プリントシステム10の作用を説明
する。例えば、画像送出ユニット12aからi/f22
を介して画像データ、および各種の情報がプリントシス
テム10に送られると、画像データは、プリンタユニッ
ト18に送られる。また、制御パラメータとして記録密
度や出力ビンを指示する情報が含まれる場合には、その
情報が、出力制御部20に送られ、出力制御部20は、
プリンタ14において指示された画像密度で画像記録を
行い、ソータ16において指示されたビンにプリントを
出力するように、プリンタユニット18に指示を出す。
【0036】制御パラメータとして、記録密度や出力ビ
ンに関する指示情報が無かった場合は、その旨の情報、
および、画像送出ユニット12から供給された各種の情
報が、出力制御部20に送られる。出力制御部20は、
まず、供給された情報および前述の決定テーブルを用
い、該当する条件を探して、記録密度や出力ビンを決定
して、同様に、決定した画像密度で画像記録を行い、決
定したビンにプリントを出力するように、プリンタユニ
ット18に指示を出す。
【0037】出力制御部20は、決定テーブルで記録密
度や出力ビンを決定できなかった場合には、プリントシ
ステム10にデフォルトで設定されている記録密度や出
力ビンで出力するように決定し、同様に、この画像密度
で画像記録を行い、このビンにプリントを出力するよう
に、プリンタユニット18に指示を出す。さらに、何れ
の方法でも記録密度や出力ビンを決定できなかった場合
には、音声やディスプレイ表示を用いて、操作者に制御
パラメータの入力を促し、同様に、入力された画像密度
で画像記録を行い、このビンにプリントを出力するよう
に、プリンタユニット18に指示を出す。
【0038】画像データと、記録密度および出力ビンの
指示とを受け取ったプリンタユニット18は、まず、プ
リンタ14において、指示された記録密度で画像記録を
行って、画像送出ユニット12から供給された画像(画
像データ)が再現されたプリントを作成してソータ16
に送り、ソータ16は、指示されたビンにプリントを排
出、集積する。
【0039】以上、本発明の医療用プリントシステムに
ついて詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限定は
されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種
の変更や改良を行ってもよいのは、もちろんである。
【0040】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
医療用プリントシステムによれば、制御指示に応じて、
あるいは、制御指示が無い場合でも、診断装置の種類、
診療科、プリントサイズ等に応じて、画像の記録密度や
プリントを出力するソータのビン等を柔軟に切り換え
て、プリントを出力することができ、医療現場における
作業性をより向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の医療用プリントシステムの一例を概
念的に示すブロック図である。
【符号の説明】
12 画像送出ユニット 14 プリンタ 16 ソータ 18 プリンタユニット 20 (プリント)出力制御部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 126 G06F 17/60 126Z

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像送出ユニットから供給された画像デー
    タを受け取り、プリンタユニットによって医療用のプリ
    ントを出力する医療用プリントシステムであって、 画像データと共に、プリント出力に関する必要な制御パ
    ラメータが供給された場合には、供給された制御パラメ
    ータに応じたプリント出力を行い、 プリント出力に関する必要な制御パラメータが供給され
    ない場合には、予め設定された制御パラメータ決定テー
    ブル、デフォルトとして設定されているデフォルト制御
    パラメータ、および、入力された入力制御パラメータの
    いずれかに応じて、プリント出力の制御パラメータを決
    定することを特徴とする医療用プリントシステム。
  2. 【請求項2】前記制御パラメータが、出力する画像の記
    録密度に関する情報、および、プリントを出力するソー
    タのビンに関する情報の少なくとも一方である請求項1
    に記載の医療用プリントシステム。
  3. 【請求項3】プリント出力の制御パラメータが供給され
    ない場合には、まず、前記制御パラメータ決定テーブル
    を用いてプリント出力の制御パラメータを決定し、これ
    で決定できない場合には前記デフォルト制御パラメータ
    を用い、前記デフォルト制御パラメータが無い場合に
    は、前記入力制御パラメータの入力操作を要求する請求
    項1または2に記載の医療用プリントシステム。
  4. 【請求項4】前記制御パラメータ決定テーブルは、前記
    画像送出ユニット自体に関する情報、画像データを供給
    されるネットワークに関連する情報、ソフト名称情報、
    画像に関する情報、記録材料に関する情報、出力フォー
    マットに関する情報、画像記録密度に関する情報、プリ
    ントを出力するソータに関する情報、および、プリント
    を出力するトレイに関する情報のうち、決定事項とは基
    本的に無関係な2以上を用いて制御パラメータを決定す
    るものである請求項1〜3のいずれかに記載の医療用プ
    リントシステム。
  5. 【請求項5】前記パラメータ決定テーブルは、情報の完
    全一致および情報が所定範囲に有ることの少なくとも一
    方によって、供給された情報が該当するか否かの判定を
    行うものであり、 かつ、前記パラメータ決定テーブルにおいて、必要に応
    じて、規定されている情報の1以上を参照不要にするこ
    との設定、および、属性の一致により供給された情報が
    該当するか否かの判定の設定の少なくとも一方が可能な
    請求項1〜4のいずれかに記載の医療用プリントシステ
    ム。
  6. 【請求項6】前記パラメータ決定テーブルに代えて、制
    御パラメータを決定するためのプログラムを有する請求
    項1〜5のいずれかに記載の医療用プリントシステム。
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