JP2002202660A - 現像装置、プロセスカートリッジ、及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ、及び電子写真画像形成装置

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JP2002202660A
JP2002202660A JP2000399908A JP2000399908A JP2002202660A JP 2002202660 A JP2002202660 A JP 2002202660A JP 2000399908 A JP2000399908 A JP 2000399908A JP 2000399908 A JP2000399908 A JP 2000399908A JP 2002202660 A JP2002202660 A JP 2002202660A
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Koji Miura
幸次 三浦
Jun Miyamoto
順 宮本
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像ローラ上のトナーの帯電電荷量を様々な
環境下においても安定して得ることができ、高品位な画
像を常に安定して形成すること可能な装置を提供するこ
と。 【解決手段】 現像剤を担持する現像ローラ12と、前
記現像ローラ12を回転自在に保持する現像軸受30,
31とを備え、前記現像剤により感光体ドラム1上に形
成された潜像を顕像化する現像装置において、前記現像
ローラ12に当接し、前記現像ローラ12上に担持され
た現像剤に電荷付与を行う帯電ローラ14を備え、前記
帯電ローラ14の長手方向両端部14bの表面粗さを長
手方向中央部の表面粗さより粗くしていることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式によ
って画像を形成するときに、電子写真感光体に形成され
た潜像を現像するための現像装置、プロセスカートリッ
ジ、及びこれを用いた電子写真画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式によって画像を形成
する装置の構成としては、帯電装置によって一様に帯電
されたドラム形状の電子写真感光体(以下、感光体ドラ
ムと称す)に選択的な露光をして潜像を形成し、現像装
置によって前記潜像を現像剤(以下、トナーと称す)で
顕像化すると共に、該トナーによる像を記録媒体に転写
して画像記録を行う。
【0003】このような現像装置の一例として、図10
に示すような現像装置が提案、実用化されている。この
従来の現像装置では非磁性一成分のトナーを収容した現
像容器120に、現像剤担持体としての現像ローラ11
2、現像剤規制部材としての現像ブレード116、及び
現像剤塗布部材としての塗布ローラ119が設けられて
いる。ここで、塗布ローラ119は現像ブレード116
と現像ローラ112との当接位置よりも現像ローラ11
2の回転方向上流側で現像ローラ112に当接するよう
に配置され、図中R2の方向に回転させることにより現
像ローラ112上にトナーを供給している。
【0004】現像ローラ112に供給されたトナーは、
現像ローラ112の回転に伴い現像ブレード116との
当接部に送られる。ここで、現像ブレード116により
現像ローラ112上のトナーは均一な薄層(トナーコー
ト)となり、また同時に現像ブレード116との摩擦に
より電荷付与がなされる。
【0005】現像ローラ112には現像バイアスが印加
されており、感光体ドラム101上に形成された静電潜
像に対応して現像ローラ112上のトナーが移動し、感
光体ドラム101上にトナー像として顕像化される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、非磁性
トナーを用いている現像装置においては、該現像装置の
置かれている環境(温度、湿度等)によって現像ローラ
上のトナーの帯電電荷量が不安定となりやすく、画像品
質への悪影響を与えることがあった。従来はこの環境の
影響を軽減させるため、環境に応じて現像バイアス値を
調整し、画像品質が一定になるようにしていた。
【0007】本発明は上記問題点を解決するものであ
り、その目的とするところは、現像ローラ上のトナーの
帯電電荷量を様々な環境下においても安定して得ること
ができ、高品位な画像を常に安定して形成すること可能
な現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の代表的な構成は、現像剤を担持する現像剤担
持体と、前記現像剤担持体を回転自在に保持する保持部
材とを備え、前記現像剤により像担持体上に形成された
潜像を顕像化する現像装置において、前記現像剤担持体
に当接し、前記現像剤担持体上に担持された現像剤に電
荷付与を行う現像剤帯電手段を備え、前記現像剤帯電手
段の長手方向両端部の表面粗さを長手方向中央部の表面
粗さより粗くしていることを特徴とする。
【0009】更に、前記現像剤帯電手段の長手方向中央
部表面より粗い両端部は非画像領域であることを特徴と
する。
【0010】上記構成によれば、現像剤担持体に対し、
現像剤帯電手段の安定した従動回転が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、
以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材
質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用され
る装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきもの
であり、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲
をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0012】〔第1実施形態〕本発明の実施の形態に係
る現像装置(現像カートリッジ)、プロセスカートリッ
ジ、及びこれを用いる画像形成装置について説明する。
【0013】以下の説明において長手方向とは記録材の
搬送方向に略直角な方向で、且つ記録材の表面に略平行
な方向を言う。
【0014】先ず、本実施の形態に係る画像形成装置の
概略構成を説明する。図1は電子写真方式によってカラ
ー画像を形成する画像形成装置の一形態であるカラーレ
ーザービームプリンタの側面図である。
【0015】一定速度で回転するドラム形状の像担持体
としての電子写真感光体(以下、感光体ドラムと称す)
1の表面を帯電手段2で一様に帯電する。そして、感光
体ドラム1に露光手段3から画像情報に応じたレーザー
光を照射して静電潜像を形成し、その潜像を4個の現像
カートリッジDm,Dc,Dy,Db(合わせてDと記
す)で現像する(現像装置)。
【0016】このカラー画像は、給送部から搬送手段5
によって搬送される記録材P(例えば、記録紙、OHP
シート等)に転写手段6によって転写される。そして、
その記録材Pを定着手段7へ搬送してカラー画像を定着
し、装置上面の排出部8へ排出する。
【0017】次に前記各部の構成について具体的に説明
する。
【0018】感光体ドラム1は、プロセスカートリッジ
としてのクリーニングユニットUとして、現像剤(以
下、トナーと称す)の像を中間転写ユニット4に停車し
た後に感光体ドラム1に残留したトナーを除去するため
のクリーニング手段9の容器状の枠体9aと一体的に構
成されている。
【0019】このクリーニングユニットUは画像形成装
置本体100に対して取り外し可能に装着されており、
使用者自身によって感光体ドラム1の寿命に合わせて交
換することができる。
【0020】感光体ドラム1は直径約50mmのアルミ
ニウムシリンダーの外側に有機光導電体層を塗布して構
成し、感光体ドラム1のホルダーを兼ねるクリーニング
手段9の容器状の枠体9aに回転自在に支持されてい
る。
【0021】この感光体ドラム1の周上には、感光体ド
ラム1上に残留したトナーを掻き取り除去するためのク
リーニングブレード9b、更には帯電手段2が配設され
ている。
【0022】従って、本実施の形態においては、感光体
ドラム1、クリーニング手段9、及び帯電手段2が一体
的に装置本体100に着脱可能なプロセスカートリッジ
としてのクリーニングユニットUを構成している。
【0023】また、感光体ドラム1は駆動モータ(不図
示)の駆動力を伝達することにより、画像形成動作に応
じて図1において反時計回り方向へ回転する。
【0024】本実施の形態に係る帯電手段2は、所謂接
触帯電法を用いたものであり、感光体ドラム1の表面に
接触して回転する帯電部材としての導電性ローラに電圧
を印加することによって感光体ドラム1の表面を一様に
帯電させるものである。
【0025】前記帯電された感光体ドラム1へ露光を行
う露光手段3は、画像信号が図示しないレーザーダイオ
ードに与えられると、このレーザーダイオードが画像信
号に対応する画像光をポリゴンミラー3aへ照射する。
【0026】このポリゴンミラー3aはスキャナーモー
タ3bによって高速回転し、該ポリゴンミラー3aで反
射した画像光が結像レンズ3c及び反射ミラー3dを介
して一定速度で回転する感光体ドラム1の表面を選択的
に露光して静電潜像を形成する。
【0027】前記潜像は現像カートリッジ(現像装置)
Dによって各色毎に現像される。この現像カートリッジ
Dの構成については後述する。
【0028】現像カートリッジDによって現像されたト
ナー像は、中間転写ユニット4へ転写される。第2の像
担持体としての中間転写ユニット4は、感光体ドラム1
から順次に1次転写されて重ねられた複数のトナー像
を、一括して記録材Pに2次転写するものである。
【0029】中間転写ユニット4は、矢印R4方向に走
行する中間転写ベルト4aを備えている。本実施の形態
の中間転写ベルト4aは、周長約440mmのベルトで
あり、駆動ローラ4b、2次転写対向ローラ4c、従動
ローラ4dの3本のローラに掛け渡されている。
【0030】従動ローラ4dに近接して中間転写ベルト
4aを感光体ドラム1に押圧する位置と中間転写ベルト
4aが感光体ドラム1から離れる位置をとるように後退
する押さえローラ4jを備えている。
【0031】中間転写ベルト4aは、駆動ローラ4bの
回転によって、矢印R4方向に走行する。さらに、中間
転写ベルト4aの外側の所定位置には、中間転写ベルト
4aの表面に接離可能なクリーニングユニット4eが設
けてあり、後述の記録材Pに一括して2次転写後に残っ
た転写残トナーを除去する。
【0032】このクリーニングユニット4eは帯電ロー
ラ4fを中間転写ベルト4aに当接させてトナーに転写
時と逆の電荷を与える。逆の電荷を付与されたトナー
は、感光体ドラム1に静電的に付着され、その後、感光
体ドラム1用の後述のクリーニング手段9によって回収
されるものである。
【0033】なお、中間転写ベルト4aへトナー像を転
写した後に感光体ドラム1の表面に残留したトナーはク
リーニング手段9によって除去される。即ち、このトナ
ーは感光体ドラム1の表面に当接したクリーニング部材
としてのクリーニングブレード9bによって掻き落とさ
れて除去トナー容器9cに蓄えられる。この除去トナー
容器9cはクリーニング枠体9aで形成されている。
【0034】この除去トナー容器9cに蓄えられる除去
トナーの量は、感光体ドラム1の寿命より早く除去トナ
ー容器9cを満たすことがないような容量となってお
り、除去トナー容器9c内のトナーは感光体ドラム1の
寿命が来た際にクリーニングユニットUを交換するとき
に一体的に交換処理される。
【0035】中間転写ユニット4に多重転写されたトナ
ー像を記録材Pに転写する転写手段6は、本実施の形態
では転写部材としての転写ローラを有しており、この転
写ローラ6は金属軸を中抵抗発泡弾性体で巻いて構成
し、図1の上下方向に移動可能に設けられている。
【0036】この転写ローラ6は中間転写ユニット4に
4色のトナー画像が形成している間、即ち中間転写ユニ
ット4が複数回回転する間は、そのトナー画像を乱さぬ
ように、図1の実線に示す如く下方に位置して中間転写
ユニット4から離れている。
【0037】そして、中間転写ユニット4上にトナー画
像が多重転写されてカラートナー画像を形成し終わった
後、記録材Pにカラートナー画像を転写するタイミング
に合わせて転写ローラ6は図示しないカムによって図1
の一点鎖線に示すように情報の位置に移動する。
【0038】これによって転写ローラ6は記録材Pを介
して中間転写ユニット4に所定の圧で押し付けられる。
これと同時に転写ローラ6にバイアス電圧が印加され、
中間転写ユニット4上のトナー像が記録材Pに転写され
る。
【0039】記録材Pを搬送する搬送手段5は、例え
ば、図1に示すように、複数枚の記録材Pを収納した給
紙カセット5aと、ピックアップローラ5b、給送ロー
ラ5c1及び重送防止のリタードローラ5c2、搬送ロ
ーラ対5d、レジストローラ対5e、排出ローラ対5f
及び搬送ガイド5gを備えている。
【0040】画像形成時にはピックアップローラ5bが
画像形成動作に応じて駆動回転し、給紙カセット5a内
の記録材Pを一枚ずつ分離して給送する。そして、給紙
カセット5aから送り出されて記録材Pを搬送ガイド5
gによってガイドし、搬送ローラ対5dを経由してレジ
ストローラ対5eに至らせる。
【0041】画像形成動作中にレジストローラ対5e
は、記録材Pを静止待機させる非回転動作と、記録材P
を中間転写ユニット4に向けて搬送する回転動作とを所
定のシーケンスで行い、次工程である転写工程時の画像
と記録材Pとの位置合わせを行い、前述した転写手段に
よってカラートナー画像が転写される。
【0042】カラートナー画像が転写された記録材P
は、定着手段7へ搬送されてトナー画像が定着される。
この定着手段7は記録材Pに熱を印加するための定着ロ
ーラ7aと、記録材Pを定着ローラ7aに圧接させるた
めの加圧ローラ7bからなり、両ローラ7a,7bは中
空ローラであって、それぞれ内部にヒータを有して回転
駆動される。そして記録材Pに熱及び圧力を印加しつつ
搬送することによってトナー画像を記録材Pに定着す
る。
【0043】そして、トナーが定着された記録材Pは搬
送手段5を構成する排出ローラ対5fによって排出部8
へ排出される。
【0044】次に、感光体ドラム1に形成した潜像を現
像するための現像カートリッジ(現像装置)の構成につ
いて説明する。
【0045】この画像形成装置はフルカラー画像を形成
するために、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの
各色の現像を可能とするために4個の現像カートリッジ
D(Dm,Dc,Dy,Db)を有する。この現像カー
トリッジDは、図1に示すように、軸10を中心として
回転するロータリーユニット11にそれぞれ取り外し可
能に装着されている。
【0046】そして画像形成に際しては、各現像カート
リッジDがロータリーユニット11に保持された状態で
軸10を中心に回転移動する。そして、所定の色トナー
を収納している現像カートリッジDが感光体ドラム1に
対向した位置で止まる。更に、後述する現像ローラが感
光体ドラム1に対して位置決めされた後、感光体ドラム
1の静電潜像に対応してトナーを供給して前記潜像を現
像する。
【0047】カラー画像形成時には、中間転写ユニット
4の1回転毎にロータリーユニット11が回転して、マ
ゼンタ色トナーを収納しているマゼンタ現像カートリッ
ジDm、シアン色トナーを収納しているシアン現像カー
トリッジDc、イエロー色トナーを収納しているイエロ
ー現像カートリッジDy、ブラック色トナーを収納して
いるブラック現像カートリッジDbの順で現像工程がな
される。
【0048】図2及び図3に示すように、全体を符号2
0で示すカートリッジフレームは、現像フレーム20
a、トナー容器20b、保持部材としての現像軸受3
0,31及びサイドカバー32で構成される。
【0049】図2に示すように、現像フレーム20aと
トナー容器20bは、現像フレーム20aの短手方向両
側において長手方向に沿って設けたフランジ21,22
と、トナー容器20bに設けた結合面23,24とを超
音波溶着等の手段により結合してある。
【0050】また図3に示すように、上述した方法で結
合された現像フレーム20aとトナー容器20bの長手
方向両端部には現像軸受30,31がネジ止めされてお
り、サイドカバー32は現像軸受31にネジ止めされて
いる。これによって全てのフレームは一体的なカートリ
ッジフレーム20となる。
【0051】この現像フレーム20aは感光体ドラム1
に形成された潜像を現像するための現像剤担持体として
の現像ローラ12と、該現像ローラ12の外周部にトナ
ーを供給するためのトナー供給ローラ19と、現像ロー
ラ12へトナーを薄層コートするための現像剤規制部材
としての現像ブレード16と、現像剤帯電手段としての
回転部材である帯電ローラ14とを有している。
【0052】次に、現像フレーム20aへのトナー供給
ローラ19及び現像ブレード16の取り付けについて説
明する。
【0053】図4は現像カートリッジDが装置本体から
受けるのと反対側(非駆動側)の現像フレーム20aを
示している。現像フレーム20aにはトナー供給ローラ
19を組み込むための切り欠き部25が設けられてい
る。
【0054】トナー供給ローラ19は、現像フレーム2
0aの現像カートリッジDが装置本体から駆動を受ける
側(駆動側)の軸19b(不図示)を現像フレーム20
a駆動側に設けられている貫通穴(不図示)に通した
後、他端の軸19aを現像フレーム20aの切り欠き部
25に落とし込むことにより現像フレーム20aに対し
て組み込まれる。
【0055】その後、現像フレーム20aの切り欠き部
25を封止するため、該切り欠き部25に嵌合する形状
を持つブッシュ26が取り付けられる。更に、トナー供
給ローラ19の軸19a,19bには、軸の回転方向を
シールするためのパッキン27が取り付けられる。
【0056】現像フレーム20aの開口部20cの両端
及び長手方向にはシール座面28,29が設けられてい
る。トナー供給ローラ19が組み込まれた後、これらの
座面にシール部材33,34を貼り付け、現像フレーム
開口部20cからのトナー漏れを防止している。これら
のシールを貼り付けた後、図4及び図5に示すようにベ
ース板57、現像ブレード16、押さえ板58をブレー
ド座面20a1,20a2に対して取り付ける。
【0057】図6は非駆動側の現像軸受30を示してい
る。現像軸受30はカートリッジフレーム20の長手方
向端面を覆う形状をしており、現像フレーム20aとの
取り付け面35が設けられている。
【0058】この取り付け面35には現像フレーム20
aの取り付け面60に設けられた位置決め穴60a,6
0b(図4参照)に各々嵌合する位置決めボス35a,
35bが設けられており、また現像フレーム20aの雌
ネジ60c,60dと一致する位置に不図示の小ネジを
外側穴35c,35dを通して締めることにより現像フ
レーム20aに対し固定される。
【0059】図7は駆動側の現像軸受31を示してい
る。駆動側の現像軸受31も非駆動側の現像軸受30と
同様の方法で現像フレーム20aに対し位置決め、固定
がなされる。
【0060】図7及び図8に示すように、現像軸受31
には駆動入力部材51を支持する軸31a及びトナー搬
送部材13と同軸上に設けられたトナー搬送ギア52と
噛み合うアイドラギア53を支持する軸31bも設けら
れている。
【0061】また、駆動側現像軸受31では、現像ロー
ラ12及びトナー供給ローラ19の軸12b,19bが
貫通するようになっており、各ローラの端部12c,1
9cには駆動用のギア54,55がそれぞれ取り付けら
れる。これらの駆動入力部材、ギアを取り付けることで
現像カートリッジDに対して駆動の入力がなされる。
【0062】以下に本発明における主要部分について説
明する。まず、現像装置の現像ローラ12及び帯電ロー
ラ14の取り付け方法について説明する。
【0063】図6に示すように、現像軸受30には現像
ローラ軸受部30a、トナー供給ローラ軸受部30b、
及び帯電ローラ軸受部30cが設けられている。また、
帯電ローラ14の加圧手段としてのねじりコイルバネ5
6を取り付けるためのボス30dも設けられている。帯
電ローラ軸受部30cは帯電ローラ14の中心と現像ロ
ーラ12の中心を結ぶ方向に略U字形状のガイド溝(開
放端から曲部を経て、帯電ローラ14が現像ローラ12
を付勢する方向へ帯電ローラ14の軸14aをガイドす
る)となっている。
【0064】現像ローラ12及び帯電ローラ14の現像
フレーム20aへの取り付けは、以下の手順で行われ
る。ここでは非駆動側についての説明を行うが、駆動側
においても同様の構成がとられている。
【0065】図4及び図6に示すように、現像フレーム
20aの側面は現像軸受30を取り付けるための取り付
け面(座面)60であって、現像軸受30と位置決めを
行うための位置決め穴(基準穴)60a,60bが設け
られている。ここで位置決め穴60aは丸穴であり、位
置決め穴60bは両穴の中心を結ぶ方向に長い長穴であ
る。また、取り付け面60には現像軸受固定用の雌ネジ
60c,60dが設けられている。また現像フレーム2
0aの側面に現像軸受30,31が取り付けられると、
そこで現像ローラ12の中心軸が決定されるため、現像
フレーム20aの両側面は互いに平行であり、且つ現像
ブレード16と現像ローラ12が当接した時の接線に対
し法線方向となるように部品寸法が管理されている。
【0066】トナー供給ローラ19、現像ブレード1
6、シール類を取り付け終えた現像フレーム20aに、
現像ローラ12を所定の位置に置き、両側面から現像軸
受30(及び31)を位置決め穴60a,60bに合わ
せて取り付けると同時に現像ローラ12を軸受部30a
に嵌合させていく。現像軸受30が現像フレーム20a
まで至ったところでネジによる締結を行い、現像ローラ
12が現像フレーム20aに対し回転自在に取り付けら
れる。
【0067】図9に示すように、現像軸受30(及び3
1)が現像フレーム20aに取り付けられたところで、
現像フレーム20aの両端部に、非駆動側の現像軸受3
0の帯電ローラ軸受部30cと駆動側の現像軸受31の
帯電ローラ軸受部30cによって帯電ローラ14用の軸
受部が形成される。こうして形成された軸受部に沿って
帯電ローラ14を現像ローラ12に当接するところまで
組み込んでいく。
【0068】次に現像軸受30に設けられたボス30d
に加圧手段としてのねじりコイルバネ56を取り付け、
その一端56aをストッパ30eへ、もう一端56bを
帯電ローラ14の軸14aへ掛けることで、帯電ローラ
14が現像ローラに対し加圧状態になり、帯電ローラ1
4の組み立ては完了する。
【0069】この時、現像ローラの軸受部30aと帯電
ローラの軸受部30cと帯電ローラの加圧バネ用ボス3
0dは同一部品(現像軸受30)に設けられているた
め、現像ローラ12の中心軸と帯電ローラ14の中心軸
とのズレが生じにくく、また帯電ローラ14を加圧する
手段としてのねじりコイルバネ56の位置も部品精度の
みで決定するため、安定した加圧力を得ることができ
る。ここで、現像軸受30の帯電ローラ軸受部(ガイド
溝)30cの開放端は、その途中で図6中αの角度を持
って方向が変えられているが、これは帯電ローラ14を
取り付ける際の作業性を高めると共に、輸送時の振動等
により帯電ローラ14が外れるのを防止する役割を持っ
ている。また、図示していないが、帯電ローラへの給電
は、帯電ローラの端面に当接する弾性部材からなる電極
板や、帯電ローラへの加圧手段(コイルバネ56)を通
じて行っている。
【0070】次に、図3及び図9を用いて、帯電ローラ
14の駆動方法について説明する。帯電ローラ14の表
層はゴムないし樹脂の薄膜で覆われたもので形成されて
いる。そして、帯電ローラ14は現像ローラ12に当接
して、該現像ローラ12に従動回転している。そのた
め、従動回転し易くするために、帯電ローラ14の長手
方向両端部14bは長手方向中央部14cの表面粗さに
比べ、粗い表面粗さにしている。こうすることで、現像
ローラ12と当接して回転する帯電ローラ14が、回転
時、間に介在するトナーの影響で帯電ローラ14が現像
ローラ12に従動回転せず、スリップ回転し、該スリッ
プ回転によって画像不良を起こす、といったことを防止
することができる。
【0071】帯電ローラ14の長手方向両端部14bを
長手方向中央部14cの表面粗さに比べ、粗い表面粗さ
にすることで、現像ローラ12に対し摩擦抵抗を増やす
ことができ、従動回転時のグリップ力を得ることができ
る。このため、帯電ローラ14が現像ローラ12に対し
て、常に、安定して従動回転ができるようになる。尚、
前記帯電ローラ14の長手方向両端部14bの領域は略
画像領域外(非画像領域)に設けるのが望ましい。
【0072】上述したように、本実施形態によれば、現
像ローラ12に当接し、現像ローラ12上に担持された
現像剤に電荷付与を行う帯電ローラ14の長手方向両端
部14bの表面粗さを、長手方向両端部14cの表面粗
さより粗くすることで、現像ローラ12に対し、帯電ロ
ーラ14は常に安定した従動回転をすることができる。
依って、高品位な画像を常に安定して形成することが可
能となる。
【0073】〔他の実施形態〕前述した実施形態では、
画像形成装置本体に対して着脱自在な現像カートリッジ
(現像装置)を4つ使用している場合を例示したが、こ
の使用個数は限定されるものではなく、必要に応じて適
宜設定すれば良い。
【0074】また前述した実施形態では、画像形成装置
本体に対して着脱自在なプロセスカートリッジとして、
感光体ドラムと、該感光体ドラムに作用するプロセス手
段としての帯電手段,クリーニング手段を一体に有する
プロセスカートリッジを例示したが、これに限定される
ものではなく、例えば、感光体ドラムの他に、帯電手
段、クリーニング手段のうち、いずれか1つを一体に有
するプロセスカートリッジ、或いは感光体ドラムと現像
装置を有し、更に帯電手段、クリーニング手段のうち、
いずれか1つを一体に有するプロセスカートリッジであ
っても良い。
【0075】更に前述した実施形態では、現像装置を含
む現像カートリッジや、感光体ドラムを含むプロセスカ
ートリッジが画像形成装置本体に対して着脱自在な構成
を例示したが、これに限定されるものではなく、例えば
現像装置等の各構成部材がそれぞれ組み込まれた画像形
成装置、或いは現像装置等の各構成部材がそれぞれ着脱
可能な画像形成装置であっても良い。
【0076】また前述した実施形態では、画像形成装置
としてプリンタを例示したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、例えば複写機、ファクシミリ装置等の
他の画像形成装置や、転写媒体担持体としての転写搬送
ベルトを使用し、該転写搬送ベルトに担持された記録シ
ート等の転写媒体に各色のトナー像を順次重ねて転写す
る画像形成装置であっても良く、該画像形成装置に本発
明を適用することにより同様の効果を得ることができ
る。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、現像剤担持体に対し、現像剤帯電手段は常に安定し
た従動回転をすることができる。依って、高品位な画像
を常に安定して形成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置全体の概略構成を示す模式断面図
【図2】現像カートリッジの枠体構成を示す断面図
【図3】現像カートリッジの枠体構成を示す斜視図
【図4】現像装置(非駆動側)の分解斜視図
【図5】現像装置の分解斜視図
【図6】現像装置の非駆動側現像軸受の斜視図
【図7】現像装置(駆動側)の分解斜視図
【図8】現像装置の模式断面図
【図9】本発明に係る現像装置の非駆動側周辺の斜視図
【図10】従来の現像装置を示す断面図
【符号の説明】
Dm,Dc,Dy,Db …現像カートリッジ P …記録材 U …クリーニングユニット 1 …感光体ドラム 2 …帯電手段 3 …露光手段 3a …ポリゴンミラー 3b …スキャナーモータ 3c …結像レンズ 3d …反射ミラー 4 …中間転写ユニット 4a …中間転写ベルト 4b …駆動ローラ 4c …2次転写対向ローラ 4d …従動ローラ 4e …クリーニングユニット 4f …帯電ローラ 4j …押さえローラ 5 …搬送手段 5a …給紙カセット 5b …ピックアップローラ 5c1 …給送ローラ 5c2 …リタードローラ 5d …搬送ローラ対 5e …レジストローラ対 5f …排出ローラ対 5g …搬送ガイド 6 …転写手段 7 …定着手段 7a …定着ローラ 7b …加圧ローラ 8 …排出部 9 …クリーニング手段 9a …枠体 9b …クリーニングブレード 9c …除去トナー容器 10 …軸 11 …ロータリーユニット 12 …現像ローラ 12b …軸 12c …端部 13 …トナー搬送部材 14 …帯電ローラ 14a …軸 14b …端部 16 …現像ブレード 19 …トナー供給ローラ 19a,19b …軸 19c …端部 20 …カートリッジフレーム 20a …現像フレーム 20a1,20a2 …ブレード座面 20b …トナー容器 20c …開口部 21,22 …フランジ 23,24 …結合面 25 …切り欠き部 26 …ブッシュ 27 …パッキン 28,29 …シール座面 30,31 …現像軸受 30a …現像ローラ軸受部 30b …トナー供給ローラ軸受部 30c …帯電ローラ軸受部 30d …ボス 30e …ストッパ 31a,31b …軸 32 …サイドカバー 33,34 …シール部材 35 …取り付け面 35a,35b …ボス 35c,35d …外側穴 51 …駆動入力部材 52 …トナー搬送ギア 53 …アイドラギア 54,55 …ギア 56 …コイルバネ 56a,56b …一端 57 …ベース板 58 …押さえ板 60 …取り付け面 60a,60b …位置決め穴 60c,60d …雌ネジ 100 …装置本体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を担持する現像剤担持体と、前記
    現像剤担持体を回転自在に保持する保持部材とを備え、
    前記現像剤により像担持体上に形成された潜像を顕像化
    する現像装置において、 前記現像剤担持体に当接し、前記現像剤担持体上に担持
    された現像剤に電荷付与を行う現像剤帯電手段を備え、
    前記現像剤帯電手段の長手方向両端部の表面粗さを長手
    方向中央部の表面粗さより粗くしていることを特徴とす
    る現像装置。
  2. 【請求項2】 前記現像剤帯電手段の長手方向中央部表
    面より粗い両端部は非画像領域であることを特徴とする
    請求項1に記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 電子写真感光体、及び前記電子写真感光
    体に作用するプロセス手段として少なくとも請求項1又
    は2に記載の現像装置を具備し、画像形成装置に対して
    着脱可能であることを特徴とするプロセスカートリッ
    ジ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のプロセスカートリッジ
    を着脱可能に具備したことを特徴とする電子写真画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】 電子写真感光体、及び前記電子写真感光
    体に作用するプロセス手段として少なくとも請求項1又
    は2に記載の現像装置を具備したことを特徴とする電子
    写真画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013250514A (ja) * 2012-06-04 2013-12-12 Canon Inc 現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置

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