JP2002202145A - 地点検索装置、地点検索方法及び地点検索用プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents
地点検索装置、地点検索方法及び地点検索用プログラムを記憶した記憶媒体Info
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Abstract
話番号を含む色々な電話番号によって行えるようにす
る。 【解決手段】入力された番号が、固定電話番号、携帯電
話番号の何れであるか論理式によって判断される(ステ
ップSF10)。携帯電話番号と判断されると、番号が
11桁入力されたか否か判断(ステップSF12)され
た後、その入力番号に適合するユーザが登録した地点デ
ータがあるか否か判断される(ステップSF14)。存
在すれば、そのユーザ登録地点データによって目的地の
地理座標が設定される。しかし、携帯電話番号の入力で
ないと、固定電話番号の10桁の数値が入力されたか否
か判断した後(ステップSF18)、該当する登録地点
データが検索される(ステップSF20)。検索できた
場合は、その地点が目的地に設定される。
Description
をディスプレイに表示するナビゲーション装置に関す
る。特に、案内経路の探索の際に指定される目的地の指
定を携帯番号等、使用者が登録した番号を基に指定する
地点検索装置、地点検索方法及び地点検索用プログラム
を記憶した記憶媒体に関する。
積載され、地球の周りを周回する複数の衛星から発せら
れる電波に基づき、移動体の現在位置を特定する機能を
持つ。そして、ナビゲーション装置は、この移動体の現
在位置を特定する機能を利用して、現在位置から指定さ
れた目的地までの移動を支援するのに極めて有効であ
る。例えば、付属するディスプレイ装置に地図等の各種
情報が表示され、この各種情報を基に、使用者により希
望する目的地が指定される。
から、この目的地までの道程を表す複数の経路が、異な
る条件にしたがって探索される。この異なる条件とは、
例えば、経路の行程が最も短くなる条件、高速道路を使
用する条件等である。そして、複数の経路から、使用者
の嗜好により一つの経路が選択されると、その選択され
た経路による案内が開始される。
種情報には、地図上にある各施設の特徴、電話番号、住
所等の詳細な情報も含まれている。したがって、目的地
の指定の際、これら詳細な情報を用いて指定される場合
もある。さらに、VICS(道路交通情報通信システ
ム)またはATIS(交通情報サービス)等の外部セン
タ(道路情報報知ステーション)と、ナビゲーション装
置との間で、各道路に関する交通情報または駐車場情報
など色々な情報の授受が可能とされている。
または駐車場管理センタ等の情報収集センタによって道
路及び駐車場などに関する地理的な情報が集められる。
この集められた情報は、光ビーコン、電波ビーコン、F
M多重(周波数変調多重方式)の電波放送または無線電
話等の通信手段によってナビゲーション装置に電送され
る。これらの情報が、ナビゲーション装置に於いて、経
路の探索や、目的地の指定等に利用される場合もある。
入力されると、その電話番号に該当する地点を検索して
いる。よって、10桁入力されたことを判断して、自動
的に入力完了の判断を行い、地点検索を行っていた。
装置で、携帯電話の電話番号を入力すると、10桁入力
された時点で自動的に検索しにいくので、ユーザーが1
1桁を入力する予定の場合、入力の途中で検索してしま
う。したがって、ユーザーが所望とする携帯電話の電話
番号に該当する地点を検索することができない。また、
従来のナビゲーション装置で、11桁入力されたことを
判断して、自動的に入力完了の判断を行い検索する装置
においては、固定電話の電話番号を入力すると、11桁
入力された時点で自動的に検索しにいくので、ユーザー
が所望とする10桁の電話番号に該当する地点を自動的
に検索することができない。
地をナビゲーション装置に入力せねばならないが、その
目的地の指定は、ディスプレイ画面に表示された地図上
をマウスカーソルでポイント指定することで行われてい
る。この地図を表示させた状態で、地点を指し示すこと
はナビゲーション装置の操作に習熟した者でも、時とし
て、戸惑うことがある。例えば、目的地に関する情報が
住所のみで、しかも、その住所が曖昧なときは、目的と
する地図そのものを画面に表示させること自体も円滑に
できない場合がある。
は、予め使用者が登録しておき、その登録データを基に
目的地を指定する手段が考えられている。また、電話会
社が発行する電話帳の番号を基に目的地を指定できるナ
ビゲーション装置もある。
ザ登録目的地が累積されて多くなると、その登録データ
から所望の目的地を探し出すのに無駄な時間を費やす虞
が生じてきている。特に、メモリカードなどの汎用記憶
媒体にそれらのユーザ登録情報を保存し、別の装置又は
新規装置への買い換えが行われた時は、装置の操作に手
間取り、その傾向が増している。そこで、より簡便な方
法でユーザ登録情報を引き出すことができれば、極めて
操作性の高いナビゲーション装置とすることができる。
に、本発明は、電話番号の入力によって直ちに目的地を
指定するが、その番号入力において、ユーザーの入力し
た電話番号の電話種別を判定すると共に、電話種別に応
じた入力完了の判断を行う。これによりユーザーの入力
完了の後、ユーザーが所望とする電話番号に該当する地
点を即座に検索することができる。
して記憶する記憶手段(RAM、ICカード、メモリカ
ード、フラッシュメモリ等)と、入力された電話番号の
上位複数桁の数値から入力番号の電話種別(携帯電話又
は固定電話)を判定する判定手段(ステップSF10)
と、電話種別に応じて入力完了の判断を行い(ステップ
SF8、SF12、SF18)、自動的に電話番号に該
当する地点を記憶手段から検索する検索手段(ステップ
SF14、SF20)とを備えることを特徴とする。
手段は、使用者が登録した登録データ又は情報記憶媒体
の保存ファイルを含み、前記検索手段は前記判定手段に
よって入力番号の電話種別が携帯電話であると判定した
場合には前記登録データ(ユーザ登録地点データ)から
電話番号に該当する地点を検索し、固定電話と判定した
場合には、保存ファイル(情報記憶媒体7の市街・市内
局番リストデータファイル)から電話番号に該当する地
点を検索することを特徴とする。
ータプログラムを実行するナビゲーション装置10全体
のブロック構成が示されている。中央処理装置4によ
り、ナビゲーション装置10全体の動作が制御される。
この中央処理装置4は、CPU(MPU若しくはDSP
(ディジタルシグナルプロセッサ)でもよい)、フラッ
シュメモリ、ROM、RAM、計時手段及びこの中央処
理装置4に接続される各周辺装置との情報授受を行う各
種インターフェイス等から構成される。
置検出装置2、情報記憶装置3、情報送受装置5、出力
装置6が電気的に接続されており、これら装置と中央処
理装置4との間で様々な情報データが授受される。入力
装置1は、ナビゲーション装置10の表面に装備された
複数のコマンドキー、タッチスイッチ若しくは、リモコ
ンキー、音声入力装置等から構成されている。音声入力
装置は、マイクロフォンと音声認識用コントローラ等か
らなる。
者)がリモコンキーを操作すると、その操作されたキー
情報が、光学的若しくは電波式等の遠隔通信手段によっ
て当該リモコンからナビゲーション装置10に送られ
る。同様に、音声入力装置では、操作者の音声命令が、
マイクロフォンによって電気信号に変換された後、その
音声認識処理によって対応する命令がナビゲーション装
置10へ与えられる。
複数、平面マトリクス状に配置されて、出力装置6のデ
ィスプレイの画面上に直接付着されている。透明タッチ
スイッチは、例えば、透明電極で構成された接触スイッ
チまたは、圧電スイッチ等で構成される。なお、このタ
ッチスイッチは省略されてもよい。
サ、距離センサ又は車速センサ等のうちの1つ又はそれ
以上のセンサが装備されている。さらに、現在位置検出
装置2には、GPS(Global Positioning System)受
信装置も装備されている。このGPS受信装置により、
GPSの信号(複数の地球周回軌道衛星からのマイクロ
波)が受信され、移動体の緯度・経度等の地理的位置が
検出される。移動体とはナビゲーション装置10が積載
されている車両等である。
であり、地磁気の方向が検出される。すなわち、絶対方
位となる南北方向が検出される。相対方位センサは、例
えば、光ファイバジャイロや圧電振動ジャイロ等のジャ
イロ装置を用いた操舵角センサ等である。この操舵角セ
ンサにより、車輪の操舵角が検出される。そして、絶対
方位に対する、移動体走行方向の相対角度が、相対方位
センサで検出される。
連動したカウンタ等で構成されおり、移動体の走行距離
データが出力される。速度センサは、移動体の速度メー
タに接続されており、移動体の走行速度が検出される。
こうして各センサによって検出されたデータを基に移動
体の現在地及び移動方向等が中央処理装置4による演算
で求められる。
VD−ROM、MOなどの光ディスクまたは光磁気ディ
スク、又はフロッピー(登録商標)ディスク、リムーバ
ブルディスク等の汎用性の高い情報記憶媒体7と、その
情報記憶媒体7から情報を読み出したり、記録するピッ
クアップ装置などから構成されている。つまり、情報記
憶装置3は、記憶情報の書き換え可能か又は書き換え不
可の情報記憶媒体7に対する情報の読み出しと記憶・保
存を行う装置である。
OM等の光メモリのみならず、ICメモリ、ICメモり
カード等の半導体メモリ、光磁気ディスク、ハードディ
スク、磁気ドラムまたはフロッピーディスク等の磁気記
録方式の情報記憶媒体7が利用可能である。なお、情報
記憶装置3には、利用される情報記憶媒体7が変更され
たとき、その変更された記憶媒体に適合するデータピッ
クアップが備えられる。例えば、記憶媒体がハードディ
スクであれば、コアーヘッド等の磁気信号書き込み、読
み取り装置が情報記憶装置3に具備される。
報授受する通信装置等から構成されている。この外部セ
ンタとは、例えば、ATIS(交通情報サービス)若し
くはVICS(道路交通情報通信システム)などの道路
に関する情報その他様々な情報を管理配信する企業・団
体・組織である。そして、これら外部センタと情報送受
するための通信装置としては例えば、電波ビーコン又は
光ビーコンを用いるビーコン送受信装置などがある。
調装置)を具備した携帯電話が利用される。その他、F
M多重電波受信機、セルラフォーン、ラジオ受信機、テ
レビジョン受信機、トランシーバ、ページャ、またはそ
の他の無線通信機でもよい。
Sの外部センタが制御する各送信アンテナから発信され
るビーコン波が受信され、VICSデータが取得され
る。このVICSデータには、近隣道路に関する情報ま
たはGPSの補正データ等が含まれている。VICSで
用いられるビーコン波は、比較的狭い地域でしか受信で
きない。よって、VICSデータの受信は、ビーコン波
を送信する送信アンテナ等(情報送信装置)の近傍を、
ナビゲーション装置10が通過しないと行われない。
ごとに、道路施設近傍(道路上方または道路地表面)に
設置されている。そして、各送信アンテナから送信され
るVICSデータには、当該送信アンテナ近傍、例え
ば、半径10キロメートル以内の各道路のトラフィック
状態を表すデータが含まれる。このトラフィック状態を
表すデータには、渋滞、混雑、通行不可、交通量の大小
による混雑度合いから、工事による通行止め等の通行規
制情報など総合的な情報も含まれる。これらの情報は、
経路探索等の運行補助情報として利用される。例えば、
この通行規制情報により、該当する案内道路が走行に適
さないと判断される。
電波多重電波受信機によって外部センタから情報を受信
することも技術的に可能だが、この場合、受信のみとな
る。従って、情報送受装置5からの情報送信は、電話回
線若しくは、他の無線通信手段を利用することになる。
また、ATISまたはVICSのセンタと、電話回線、
無線通信などで双方向通信が行われる場合、道路のトラ
フィック情報または駐車場等に関する情報を求める地域
が選択できる。例えば、目的地近傍の道路状況のみ、ま
たは、出発地から目的地までの広範囲にわたる各道路の
混雑状況等のトラフィック情報が受信できる。
レイを制御するグラフィックコントローラ(専用/汎用
のDSP(デジタルシグナルプロセッサ))及びビデオ
メモリ等からなる表示装置と、可聴域の音を出力するス
ピーカと、そのスピーカから発音させる合成音声を作る
音声用コントローラ等とから構成されている。そして、
中央処理装置4から送られてくる画像データが液晶ディ
スプレイに表示されると共に、使用者に対する案内用の
音声が発せられる。また、出力装置6に、場合によって
は、プリンタ等が具備されてもよい。プリンタは、地図
や施設ガイド等の各種情報の印刷に利用される。
プレイの他、CRTまたはプラズマディスプレイ等の視
覚画像を表示できるものが利用されてもよい。しかし、
消費電力が少なく、視認性が高く且つ軽量なものが好ま
しい。なお、このディスプレイは、画面が横方向に広い
ワイド液晶ディスプレイが用いられてもよいし、分離で
きる2枚以上の液晶ディスプレイが隣接して構成された
ものでもよい。この場合、各液晶ディスプレイに、各々
独立した情報が表示されたり、複数の液晶ディスプレイ
にわたる連続的な地図情報が表示されてもよい。
図データ、交差点データ、ノードデータ、道路データ、
写真データ、目的地点データ、案内地点データ、詳細目
的地データ、目的地読みデータ、家形データ、その他の
データが記録されている。すなわち、道路に関する情報
と、建物に関する様々情報が記録・保存されている。そ
の他、表示案内用データ、音声案内用データ、簡略案内
経路画像データ等がある。また、この情報記憶媒体7
に、ナビゲーション処理用コンピュータプログラムが保
存されていることもある。
尺率の地図データか、または一つの縮尺率の地図データ
が記憶されている。つまり、同一地域の地図でも、各々
異なる縮尺率の地図が記録されているか、または、一つ
のより低い縮尺率の地図データ(詳細地図)のみが記録さ
れている場合がある。
体7に保存されているとき、ディスプレイに縮尺の小さ
な地図、つまりより広い地域の地図(広域地図)を表示
するには、この情報記憶媒体7に記録された地図データ
から情報が間引かれて表示される。この地図データの間
引き表示においては、各道路等の地理的距離が小さくさ
れるのみならず、施設等の表示記号情報の間引きも行わ
れる。つまり、大きな施設または主要施設のみ表示さ
れ、所定値以下の小さな施設の表示が省略される。
書き込み可能なメモリ(EEPROM)等で構成され
る。このフラッシュメモリ(内部記憶媒体/手段)に、
情報記憶媒体7に記録されているコンピュータプログラ
ムがインストールされる。このフラッシュメモリに代え
て一般的なRAMが用いられても良い。つまり、電源投
入の度に、プログラムが情報記憶媒体7からRAMに読
み出されて実行されてもよい。なお、インストールと
は、プログラムを中央処理装置4のCPUが実行可能な
様に、複写(転送又は保存)することである。
外部装置から送られたプログラムがインストールされて
もよい。この外部装置とは、例えば、VICS等の外部
センタ若しくは、ナビゲーション装置10とLAN、イ
ンターネット(一般公衆回線)、又はUSBなど双方向
通信手段で接続されたパーソナルコンピュータなどの外
部装置何れでもよい。
ることで、常に最新のナビゲーションプログラムが実行
されうる。プログラムの変更は、新しい情報記憶媒体7
が初めてセットされたとき自動的に行われるか、又は使
用者の要求に応じて外部センタからプログラムが送信さ
れて行われても良い。
中心にハードディスク、CD−ROMドライブ装置、キ
ーボード、USBなどの種々なるインターフェース及び
ディスプレイ装置を具備した、所謂パーソナルコンピュ
ータと、現在位置検出装置2等の周辺機器とで構成され
てもよい。この場合、本発明に係るナビゲーション処理
用コンピュータプログラムは、オペレーティングシステ
ム(OS)又はシステムプログラム等の基本ソフトを介
して実行されるか、又は単独実行可能な専用プログラム
とされる。
ピュータプログラムの一部又は全部が本装置以外の1つ
以上の別装置に記憶されて実行されてもよい。そして、
本装置10と各別装置との間に介装された通信手段を介
して、これから処理するデータ及び/又は既に処理され
たデータ及び/又はプログラムが各装置間で送受され、
本装置及び各別装置全体として、本発明の処理が実行さ
れてもよい(所謂、分散処理)。通信手段は情報送受装置
5に具備される携帯電話、CB無線等が利用される。
図形データ及び各種汎用のデータが記憶されている。表
示図形データとは、出力装置6のディスプレイ上に表示
されるルート案内及び地図表示に利用される記号、標
識、文字などの各種データである。各種汎用データと
は、案内音声用の合成または肉声を録音した音声波形デ
ータ等のナビゲーション時に使用される各データ等があ
る。
の情報書き換え可能で且つ供給電力が停止しても情報を
保持するメモリが用いられてもよい。これにより、新し
い情報記憶媒体7がセットされたとき、それらの汎用デ
ータの書き換えが可能となる。
力されたデータ及び、演算のために用いられる各種パラ
メータや演算結果及びナビゲーション用のプログラム等
が記憶される。つまり、RAMは、キャッシュメモリ及
びワーキングメモリ等に利用される。計時手段は、カウ
ンタ及びバッテリバックアップRAMまたはEEPRO
M等から構成されており、GPSによる地理的位置計測
の絶対時間に利用される。
装置4のフラッシュメモリに保存される各データファイ
ルの内容を示す。地図データファイルF1には、全国道
路地図、各地域の道路地図または住宅地図等の地図デー
タが記憶されている。道路地図は、主要幹線道路、高速
道路、細街路等の各道路と地上目標物(施設等)から構
成される。住宅地図は、地上建造物等の外形を表す図形
及び、道路名称等が表示される市街図である。細街路と
は、例えば、国道、県道以下の道幅が所定値以下の比較
的狭い道路で、「一方通行」等の交通規制情報が付加さ
れていない道路である。すなわち、一般車両の対面通行
が比較的困難な道路が細街路に該当する。
地理的位置座標や名称等の交差点に関するデータが記憶
されている。ノードデータファイルF3には、地図上に
おいて経路探索に利用される各ノードの地理座標データ
等が記憶される。道路データファイルF4には、道路の
位置と種類及び車線数及び各道路間の接続関係等の道路
に関するデータが記憶されている。写真データファイル
F5には、各種施設や観光地、または主要な交差点等の
視覚的表示が要求される場所を写した写真の画像データ
が記憶されている。
地や建物、電話帳に記載されている企業・事業所等の目
的地になる可能性の高い場所や施設等の位置と名称等の
データが記憶されている。
設置されている案内表示板の内容や分岐点の案内等、案
内が必要とされる地点の案内データが記憶されている。
詳細目的地データファイルF8には、上記目的地データ
ファイルF6に記憶されている目的地に関する詳細なデ
ータが記憶されている。道路名称データファイルF9に
は、上記道路データファイルF4に記憶されている道路
の中で主要な道路の名称データが記憶されている。
要な分岐点の名称データが記憶されている。住所データ
ファイルF11には、上記目的地データファイルF6に
記憶されている目的地を住所から検索するためのリスト
データが記憶されている。市外・市内局番リストファイ
ルF12には、上記目的地データファイルF6に記憶さ
れている目的地の市外・市内局番のみのリストデータが
記憶されている。リンクデータファイルF13には、V
ICSなどの外部センタから送られてくるVICS情報
に含まれるリンク番号が、道路データファイルF4のい
ずれの道路に対応するかを示すデータが記憶されてい
る。
体7から直接読み出されて経路探索等の処理に用いられ
る場合もある。しかし、以下のファイルF14〜F17
は、フラッシュメモリ、ICメモリカード、EPROM
等、ナビゲーション装置10の電源がオフされても情報
を保持できる記憶媒体に保存される。
用者のマニュアル操作によって登録された仕事上の取引
先等、覚えておきたい電話番号データが記憶される。目
印データファイルF15には、使用者がマニュアル操作
によって入力した走行途上の目印になる地点や覚えてお
きたい場所等の位置及び名称等のデータが記憶される。
地点データファイルF16には、目印データファイルF
15に記憶されている目印地点に関する詳細なデータが
記憶される。施設データファイルF17には、ガソリン
スタンドやコンビニエンスストア或いは駐車場等の目的
地以外に立ち寄りたい場所等の目標物の位置や説明等の
データが記憶される。
容 図3は中央処理装置4のRAM内に記憶されるデータ群
の一部を示す。現在位置データMPは、現在位置検出装
置2によって検出される、移動体の現在位置を表すデー
タが記憶される。絶対方位データZDは、南北方向を示
すデータであり、絶対方位センサからの情報に基づいて
求められる。相対方位角データDθは、移動体の進行方
向が絶対方位データZDに対してなす角度データであ
る。この相対方位角データDθは、相対方位センサから
の情報に基づいて求められる。
であり、距離センサからのデータに基づいて求められ
る。なお、現在位置データMPは、移動体がトンネル内
を走行している場合等、衛星電波が受信できないとき
に、相対方位センサ及び距離センサのデータを用いて算
出される(推測航法)。相対方位センサ、距離センサに
よって移動体の移動方向と移動距離が検出される。そこ
で、過去の移動体の位置との相対的移動方向及び移動距
離によって、移動体の現在位置が検出される。
は、情報送受装置5から入力されるデータである。VI
CSデータVDまたはATISデータADにより、地域
の交通規制、交通混雑状況または駐車場など施設混雑状
況等が判別される。また、このVICSデータVDを利
用して、GPS受信装置25で検出される移動体位置の
誤差補正が実行される場合もある。
登録された、目的地の座標位置や名称等の目的地に関す
るデータである。案内開始地点データSPには、ナビゲ
ーション動作が開始される地点の地図座標データが記憶
される。同様に、最終案内地点データEDには、ナビゲ
ーション動作が終了される地点の地図座標データが記憶
される。
体の現在地または出発地からもっとも近い案内道路上の
ノード座標が記憶される。この案内開始地点データSP
が記憶される理由は、現在位置データMPに呼応する移
動体の現在地が、例えば、ゴルフ場または駐車場等の敷
地内等であり、必ずしも案内可能な道路上にない場合が
ある。この場合にも、案内が正しく行えるよう、移動体
が案内道路上へ移動したか否かを判断することに利用さ
れる。同じように、案内最終地点データEDも、登録目
的地データTPにもっとも近い案内道路上のノード座標
が記憶される。この案内最終地点データEDが記憶され
る理由も、登録目的地データTPの座標が、案内道路上
にない場合を考慮したものである。
は、目的地までの最適な経路、または推奨される経路を
示すデータであり、後述されるナビゲーション処理用コ
ンピュータプログラムの経路探索処理または再探索処理
等で求められる。なお、情報記憶媒体7に記憶された道
路地図内の各道路には、固有の道路ナンバが付されてい
る。そして、上記案内経路データMWは、案内開始地点
データSPから最終案内地点データEDまでの道路ナン
バの列で構成される。
理で利用されるデータである。このモードセットデータ
MDにより、ディスプレイ上に表示されるモード内容が
特定される。立ち寄り地DPは、案内経路途中において
立ち寄る施設等に関する情報である。
を示すデータである。例えば、ディスプレイの表示画面
が分割されて、異なる情報が同時に表示されている場
合、画面状態GJのデータによって、ディスプレイが分
割表示状態か、単一画面表示状態かが判断される。
新のVICSデータVDの発行時刻を表している。つま
り、VICSデータVDには、外部センタが監視する各
道路の情報が含まれている。しかし、道路の状況は時々
刻々変化する。よって、外部センタから発表されるVI
CSデータには、その道路情報が絶対時間の何時の道路
状況かを示すための時刻情報が含まれている。この時刻
情報が、タイムスタンプTSP1としてRAMに記憶さ
れる。
MPの示す地理座標又は地理座標を用いたマップマッチ
ング技術により移動体の現在位置に適合する道路のナン
バが記憶される。つまり、移動体の現在いる道路の道路
ナンバが常に記憶される。
タファイルF4中の一部を示す。この道路データファイ
ルF4には、地図データファイルに記憶されている地域
内に存在する一定幅以上の道路に関する情報が含まれて
いる。道路データファイルF4に含まれる道路数をnと
すれば、n本の道路に関する道路データがある。各道路
データは、道路ナンバデータ、案内対象フラグ、道路属
性データ、形状データ、案内データ、長さデータ及び時
間データから構成されている。
憶媒体7の地図データに含まれる各道路等が、最小単位
に分断される。そして、この分断された道路毎に付され
た識別番号が道路ナンバデータである。道路データファ
イルF4の案内対象フラグには、案内対象道路であれば
“1”、非案内対象道路であれば“0”が保存されてい
る。なお、案内対象道路は県道以上の主要幹線道路や一
般道路等の所定幅以上、例えば幅5.5メートル以上の
道路であり、経路探索対象とされる道路である。非案内
対象道路は、あぜ道や路地等の所定道幅以下、例えば幅
5.5メートル未満の狭い細街路で、経路探索の対象に
ならない道路である。また、案内対象道路は県道以上の
幹線道路、非案内対象道路は県道以下の幹線道路と設定
してもよい。
速道路、有料道路等の属性を示すデータである。形状デ
ータは、道路の形状を示すデータである。例えば、道路
の始点及び終点の座標データと、始点から終点間にある
各ノードの座標データとから、形状データは構成され
る。
データ、道路名称データ、道路名称音声データ及び行き
先データから構成されている。交差点名称データは、道
路の終点が交差点である場合に、その交差点の名称を表
すデータである。注意点データは、踏切、トンネル入り
口、トンネル出口、幅員減少点等の道路上の注意点に関
するデータである。道路名称音声データは、音声案内に
使用される道路名称を表す音声データである。
路(これを、行き先とする)に関するデータであり、行
き先数kと、行き先毎のデータから構成されている。行
き先に関するデータは、行き先道路ナンバデータ、行き
先名称データ、行き先名称音声データ、行き先方向デー
タ及び走行案内データから構成される。
道路ナンバが示される。行き先名称データによって行き
先の道路の名称が示される。行き先名称音声データに
は、この行き先名称を音声案内するための音声データが
記憶されている。行き先方向データにより、行き先の道
路が向いている方向が示される。
めに、当該道路において右車線に寄ったり、左車線に寄
ったり、中央を走行したりすることを案内するための案
内データである。長さデータは、道路の始点から終点ま
での長さと、始点から各ノードまでの長さ、及び各ノー
ド間の長さのデータである。時間データは、各ノード間
を移動体が法定速度以下で走行した際に要する通過所要
平均時間である。
る、全体処理のフローチャートを示す。この処理は、電
源投入によってスタートされ、電源断によって終了され
る。この電源投入及び電源断は、ナビゲーション装置の
電源自体がオン・オフされるか、または車両のエンジン
スタートキー(イグニッションスイッチ)のオン・オフ
で実行される。
は、初めに、情報記憶媒体7からナビゲーション用プロ
グラムが読み出される。読み出されたナビゲーション用
プログラムは、フラッシュメモリに複写(インストー
ル)され、実行される。続いて、RAMのワークメモ
リ、画像メモリ等の各RAM内の汎用データ記憶エリア
がクリアされる。なお、フラッシュメモリへのプログラ
ムの複写は、新規の情報記憶媒体7が情報記憶装置3に
初めてセットされるときのみ実行される。したがって、
情報記憶媒体7が交換されてない限り、フラッシュメモ
リへのプログラム複写は行われない。
続いて、目的地設定処理(ステップSA2)、経路探索
処理(ステップSA3)、表示切換処理(ステップSA
4)、案内・表示処理(ステップSA5)及び、その他
の処理(ステップSA6)がサイクリックに実行され
る。なお、目的地設定処理(ステップSA2)及び経路
探索処理(ステップSA3)は、目的地の変更、または
経路からの移動体の離脱等が発生しない限り、重複して
実行されない。
経路から逸脱した場合、経路探索処理が再度実行される
か否かは、オートリルート機能がオンされているか否か
で変わる。オートリルート機能がオンであれば、移動体
の現在位置から最終案内地点までの最適な経路が再探索
される。なお、オートリルート機能がオフならば、経路
の再探索は行われない。また、上記案内経路は、立ち寄
り地が設定されていた場合、その立ち寄り地を経由した
経路が探索されることもある。
色々な方法により、使用者の希望する目的地の地理座標
が登録目的地データTPとしてセットされる。例えば、
ディスプレイ上に表示される道路地図若しくは住宅地図
を利用して、使用者により目的地の座標が、カーソルな
どで指し示される。または、ディスプレイ表示される目
的地の項目別リストから、使用者によって目的地が選定
される。本発明では、この目的地設定において、後述さ
れる電話番号が入力されることで、間接的に目的地の地
理座標等がセットされる。
内開始地点データSPから、最終案内地点データEDま
での経路が探索される。上記案内開始地点データSPに
は、現在位置データMPと同じデータがセットされる
か、または、現在位置データMPに近い案内対象道路上
のノードデータがセットされる。同様に、最終案内地点
データEDには、登録目的地データTPの地理座標その
ものか、又は登録目的地データTPに最も近い道路上の
ノード座標がセットされる。
5の案内・表示処理中に、随時受信されたVICSデー
タVD若しくはATISデータAD等から得られた道路
・交通・その他の情報に基づいて、ルート変更その他の
処理が行われてもよい。例えば、受信されたVICSデ
ータVDにより、案内中のルート前方に渋滞、規制等の
通行障害要因の有無が検知される。通行障害が検知され
た場合、ルートの変更と、それに伴う一連の処理を行う
時間的余裕があるか否かによって、ルート変更を行うか
否かが判断される。そして、ルート変更が実行された場
合は、変更後のルートと、変更前のルートとが並列表示
される等の処理が、ステップSA5の案内・表示処理で
行われる。
は、移動体の位置に応じて、ディスプレイに表示される
案内地図が切換えられる。例えば、交差点などの曲折点
に移動体が接近したとき、その交差点での通行方向と方
法とが簡略された絵で表示されるなどの処理が行われ
る。
上記経路探索処理(ステップSA3)で求められた案内
経路が、移動体の現在位置を支点としてディスプレイに
表示される。なお、このディスプレイに表示される案内
経路は、表示地図上において識別可能なように表示され
る。例えば、ディスプレイに表示される地図上で、案内
経路が色違い、太く表示されるなど、特徴的に表示され
る。さらに、この案内経路にしたがって、移動体が良好
に走行できるよう、案内用の音声がスピーカから発音さ
れる。これに伴って、各種の案内情報がディスプレイに
も随時表示される。なお、案内経路を表示するための画
像データは、情報記憶媒体7にある現在位置周辺の道路
地図データか、または現在位置周辺の住宅地図データが
用いられる。
理」が実行される。この「その他の処理」では、最寄り
施設処理が実行される場合がある。この最寄り施設処理
とは、上記登録目的地データTP以外の、立ち寄り地
(施設等)が検索・指定される処理である。この立ち寄
り地に関するデータは、ディスプレイに表示される地図
または各項目情報などを利用して定められる。そして、
この最寄り施設処理は、上記ステップSA2の目的地設
定処理と同じように行われる。
動体の走行位置が、算出された案内経路に沿っているか
否の判断が行われる。つまり、移動体が案内経路から逸
脱したことが検知された場合、ルートの再探索が行われ
るべく、各処理開始のための状態フラグがそれぞれセッ
トされる。さらに、使用者のスイッチ操作による目的地
の変更命令が入力されたか否かの判断等も行われる。
的地設定処理(ステップSA2)から処理が繰り返され
る。なお、経路案内中で、その経路からの逸脱がなけれ
ば、当然、ステップSA2、SA3の処理はパスされ
る。この様に、ステップSA2〜ステップSA6までの
処理が、順次繰り返される。
ートを示す。初めに、目的地設定画面がディスプレイに
表示される(ステップSE2)。図8には、この目的地
設定画面112の様子が示されている。この目的地設定
画面112において、項目「電話番号入力」(図8の文
字120)が指定されると、電話番号による目的地指定
と判断される(ステップSE4の判断がYes)。これに
応じて、番号入力画面108が画面100に表示される
と共に、番号での目的地指定サブルーチン(ステップS
E)が実行される。図9には、この番号入力画面108
の様子が示されている。
される部分であり、数値104が入力された番号であ
る。また、カーソル106は、リモコン装置に具備され
たジョイステックで上下左右に移動される。
等の代表番号のみが入力されると、その市外局番に対応
する地域の地図がディスプレイに表示される。そこで、
使用者により、その地図を利用した地理ポイントを直接
指定するのか否か判断される(ステップSE8)。直接
指定であれば(ステップSE8の判断がYes)、ディス
プレイ画面に表示された地図上の任意の地理ポイントが
指定されることで、目的地設定の処理が実行される(ス
テップSE10)。つまり、指定された画面上のポイン
トに対応する地理座標が目的地データTPとしてRAM
に記憶される。
定でないと(ステップSE8の判断がNo)、他の手
段、例えば、施設名入力122、別項目による目的地設
定124(図8参照)等によって目的地が設定されるべ
く、その他の処理が実行される(ステップSE12)。
こうして、何れかの方法で、目的地が指定されると、図
6の目的地設定処理が終了され、図5の全体処理に処理
が戻される。
ーチャートが示されている。電話番号による目的地指定
の場合、市外局番又は携帯番号の上位数値から順次入力
される。そこで、ディスプレイの画面100に表示され
た番号入力画面108を利用して数値入力がなされたか
否か判断される(ステップSF2)。なお、本実施例で
は、画面100に画像表示された番号入力画面108上
をカーソル106が使用者によって移動させられ、目的
数値の上にカーソルが重ねられた状態で決定キーが押さ
れると、数値が入力される。または、画面100の表面
に張られた透明タッチスイッチによって、直接、数値が
指定入力されてもよい。
2の判断がYes)、そのキー入力が取消コマンドである
か否か判断される(ステップSF4)。取消コマンドと
は、図9の「取消」キーが押されることであるが、この
場合、番号入力による目的地指定がキャンセルされたと
判断され、図7の処理が終了される。
(ステップSF4の判断がNo)、さらに、「検索」キ
ーが押されているか否か判断される(ステップSF
6)。「検索」キーが押されれば(ステップSF6の判
断がYes)、それまでに入力された数値で構成される電
話番号に対応する目的地若しくは市外局番に対応する地
域の検索が開始される。よって、その「検索」キーが押
された時点までに入力された数値が5桁以上か否か判断
される(ステップSF8)。5桁以上入力されていない
と(ステップSF8の判断がNo)、市外局番の桁数に
は達していないので、さらなる数値の入力が行われるま
で待機すべく、ステップSF2に処理が戻される。他
方、5桁以上入力された場合は(ステップSF8の判断
がYes)、ステップSF20へ処理が飛ばされる。
力が検出されないと(ステップSF6の判断がNo)、
入力された数値の上位3桁の数値同士の論理演算が行わ
れる。つまり、上位3桁の数値による論理式LS=(0
**)&(*/0*)&(**0)が演算される(ステップS
F10)。ここで、「/0」は、0(ゼロ)以外の任意
の数値を意味し、「*」は0〜9の何れかの数値でもよ
いことを表す。つまり論理式LSは、入力された番号の
上位3桁が「010」〜「090」の何れかに該当する
か否か判断される。すなわち、最上位の桁と最下位が必
ず「0」で、第2桁の数値が0以外の数値であるかどう
か判断される。
かであれば、入力された番号は、携帯電話の番号又は固
定電話以外の番号と判断できる。よって、論理式LSが
真であれば(ステップSCF10の判断がYes)、携帯
電話の番号が入力されたはずであるので、数値が11桁
分入力されたか否か判断される(ステップSF12)。
11桁の数値が入力されないと(ステップSF12の判
断がNo)、数値入力不足であるので、ステップSF2
に処理が戻される。しかし、11桁の数値が入力される
と(ステップSF12の判断がYes)、入力されたその
11桁の番号に対応するユーザ登録地点データが存在す
る否か判断される(ステップSF14)。このユーザ登
録地点データとは、装置10の使用者が、前もって登録
した個人的な目的地の地理座標と携帯電話番号である。
ド、メモリカード等の比較的小型の情報記憶媒体に保存
されるか、装置10内のフラッシュメモリ等に保存され
る。入力された11桁の番号に適合するユーザ登録地点
データが検索できれば(ステップSF14の判断がYe
s)、そのユーザ登録地点データに登録された地理座標
を含む地図がディスプレイに表示される(ステップSF
26)。
点データが検索できない場合は(ステップSF14の判
断がNo)、エラーであるので、ディスプレイ画面に
「該当する登録番号が検索できません」の警告メッセー
ジを表示した後(ステップSF16)、新たな番号入力
等をさせるべく、処理がステップSF2に戻される。
ユーザ登録地点データが発見できた場合は(ステップS
F14の判断がYes)、該当する地図が画面に表示され
ると共に、メッセージ「番号に該当する住所、○○県○
○市○○町…」と「決定で行き先設定できます」とが表
示され、使用者による目的地の決定が促される(ステッ
プSF28)。
て、論理式LSが偽と判断されると(ステップSF10
の判断がNo)、固定電話番号の入力と判断できるの
で、入力された番号が10桁か否か判断される(ステッ
プSF18)。10桁の番号が入力されていないと(ス
テップSF18の判断がNo)、番号入力不足であるの
で、処理がステップSF2に戻される。しかし、10桁
の番号入力が正しく行われていれば(ステップSF18
の判断がYes)、その入力された10桁の番号に適合す
るユーザ登録地点データがあるか否か判断される(ステ
ップSF20)。
固定電話番号について、使用者が独自に登録・保存させ
た目的地に関するデータである。よって、適合するユー
ザ登録地点データがあれば(ステップSF20の判断が
Yes)、その登録データに示される地域の地図が表示さ
れると共に(ステップSF26)、メッセージ「番号に
該当する住所、○○県○○市○○町…」と「決定で行き
先設定できます」とが表示され、使用者による目的地の
決定が促される(ステップSF28)。
データがない場合(ステップSF20の判断がNo)、
入力された番号が、情報記憶媒体7に保存されている市
街・市内局番リストデータファイルF12中にあるか否
か検査される(ステップSF22)。ある場合は(ステ
ップSF22の判断がYes)、該当データに保存されて
いる地域の地図が表示されると共に(ステップSF2
6)、メッセージ「番号に該当する住所、○○県○○市
○○町…」と「決定で行き先設定できます」とが表示さ
れ、使用者による目的地の決定が促される(ステップS
F28)。
・市内局番リストデータファイルF12中にない場合
(ステップSF22の判断がNo)、上位2〜5桁に適
合する市外局番等の代表番号が存在するか否か判断され
る(ステップSF24)。代表番号がある場合は(ステ
ップSF24の判断がYes)、その代表番号に呼応する
地域の地図が表示される(ステップSF26)。さら
に、その地図上で目的地を使用者によってポイント指定
させるべく、メッセージ「番号に該当する住所、○○県
○○市○○町…」と「決定で行き先設定できます」が表
示される(ステップSF28)。
テップSF24の判断がNo)、入力番号が誤りである
ので、ディスプレイ画面に「該当する登録番号が検索で
きません」の警告メッセージを表示した後(ステップS
F16)、新たな番号入力等をさせるべく、処理がステ
ップSF2に戻される。
が行われるか、番号入力自体のキャンセルが命令される
と、処理が図6の目的設定処理に戻される。なお、携帯
電話番号と使用者、住所等を掲載した電話帳データが、
情報記憶媒体7の局番リストデータファイルF12に保
存されている場合は、ステップSF14の入力番号と登
録地点データとの照合処理に続いて、入力番号と情報記
憶媒体7の局番リストデータファイルF12との照合が
行われることになる。そして、適合するデータが存在す
れば、そのデータにより目的地が指定される。
しない範囲で種々変更可能である。例えば、装置10へ
の命令入力に、アナログ/デジタル変換器を備える音声
入力装置を具備させるようにしても良い。そして、この
音声入力装置によって入力された音声命令によって、各
操作及び選択が実行されても良い。また、移動体が経路
走行途中又は走行開始前に随時受信されるVICSデー
タVD等に基づいて、混雑道路を迂回した経路の探索又
は再探索処理が行われても良い。
では、上述の図5〜図7のフローチャートの全部または
一部の処理が、VICS、ATIS等の様々な外部の情
報処理センターにおいて実行されてもよい。そして、処
理結果(処理情報)が、情報送受装置5を介して受信さ
れる。例えば、図5の経路探索処理(ステップSA3)
等が、地図情報が蓄積された情報処理センターにおいて
実行される。そして、探索された経路データが、情報送
受装置5を介してナビゲーション装置10に送り返され
る。ただし、移動体の現在位置及び目的地は装置10か
ら、そのセンタに送る必要はある。
において、送られてきた経路データに基づいて案内表示
処理が実行される。つまり、目的地または立ち寄り施設
の検索条件及び、経路探索条件等の情報が本発明のナビ
ゲーション装置から上記情報処理センタに送られる。情
報処理センタでは、この送られてきた条件に基づき、所
望施設の検索と、目的地までの経路の探索が実行され
る。そして、情報処理センタからナビゲーション装置1
0へ検索・抽出・探索結果に関する情報が地図情報等と
共に送信される。
れた検索・抽出・探索結果に基づき、検索施設がディス
プレイ上に表示される。これにより、移動体の現在位置
又は目的地周辺に関する各施設の詳細かつ最新情報に基
づいて、各施設の検索、抽出、探索が可能である。ま
た、施設検索において、周辺道路の環境変化(一方通行
道路の新設等)を考慮した検索が可能である。なお、こ
の場合、情報処理センタに蓄積される各施設に関する情
報は、随時更新される必要がある。
F1、交差点データファイルF2…が外部センタに蓄積
されていると共に、本発明の図5〜図7に示された各処
理プログラムのみが装置10に記憶されていてもよい。
この場合、地図データ等を通信手段を解して外部センタ
から受信して、経路探索及び案内・表示処理に用いるこ
とになる。しかもこの場合、外部センタから受信する地
図データは、経路探索に必要な地域部分のみでよいこと
になる。これにより、地図データが随時改訂されること
で、常に最新の道路情報に基づいたナビゲーションが可
能となる。
と、地図及び表示記号等の情報とを記憶した情報記憶媒
体7を一般のコンピュータ装置で使用できるようにして
もよい。つまり、情報記憶媒体7に記憶されたプログラ
ムが一般のコンピュータで実行可能なプログラムに構成
される。そして、GPS受信装置によって現在位置を検
出できる装置とともに、この情報記憶媒体7を携帯タイ
プのコンピュータ装置に接続すれば、このコンピュータ
装置でもナビゲーション処理が可能となる。さらに、本
発明は、自動車以外の移動体、船舶、航空機、ヘリコプ
タ等のナビゲーション装置としても適用でき、ナビゲー
ションに用いられる地図は、道路地図の他に、海図や海
底地図等でも良い。さらにまた、本発明は、人が携帯で
きる小型のナビゲーション装置に適用されても良い。つ
まり、サイクリング、旅行、登山、ハイキング、つり等
において利用される、人間が携行できる小型のナビゲー
ション装置に本発明が適用されても良い。
号の入力によって直ちに目的地を指定できるが、その番
号入力において、ユーザーの入力した電話番号の電話種
別を判定し、電話種別に応じた入力完了の判断を行うこ
とができるので、ユーザーの入力完了の後、ユーザーが
所望とする電話番号に該当する地点を即座に検索するこ
とができる。
る。
る。
る。
ある。
トを示す図である。
面の様子を示す図である。
108の様子を示す図である。
置、4…中央処理装置、5…情報送受装置、6…出力装
置、7…情報記憶媒体、10…ナビゲーション装置。
Claims (4)
- 【請求項1】 電話番号と地点の座標を対応して記憶す
る記憶手段と、 入力された電話番号の上位複数桁の数値から入力番号の
電話種別を判定する判定手段と、 電話種別に応じて入力完了の判断を行い、自動的に電話
番号に該当する地点を記憶手段から検索する検索手段と
を備えることを特徴とする地点検索装置。 - 【請求項2】 電話番号と地点の座標を対応して記憶
し、 入力された電話番号の上位複数桁の数値から入力番号の
電話種別を判定し、 電話種別に応じて入力完了の判断を行い、自動的に電話
番号に該当する地点を記憶手段から検索することを特徴
とする地点検索方法。 - 【請求項3】 電話番号と地点の座標を対応して記憶す
る処理と、 入力された電話番号の上位複数桁の数値から入力番号の
電話種別を判定する処理と、 電話種別に応じて入力完了の判断を行い、自動的に電話
番号に該当する地点を記憶手段から検索する処理とをコ
ンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したこ
とを特徴とする地点検索用プログラムを記憶した記憶媒
体。 - 【請求項4】 前記記憶手段は、使用者が登録した登録
データ又は情報記憶媒体の保存ファイルを含み、 前記検索手段は前記判定手段によって入力番号の電話種
別が携帯電話であると判定した場合には前記登録データ
のみから電話番号に該当する地点を検索することを特徴
とする請求項1記載の地点検索装置又は請求項2記載の
地点検索方法又は請求項3記載の地点検索用プログラム
を記憶した記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000399627A JP3925083B2 (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 地点検索装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000399627A JP3925083B2 (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 地点検索装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002202145A true JP2002202145A (ja) | 2002-07-19 |
JP3925083B2 JP3925083B2 (ja) | 2007-06-06 |
Family
ID=18864366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000399627A Expired - Lifetime JP3925083B2 (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 地点検索装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3925083B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10360442B4 (de) * | 2003-01-10 | 2013-05-08 | Denso Corporation | Verfahren zum Suchen eines Ortes auf einer Karte und zugehöriges Positionssuchsystem |
JP2018049626A (ja) * | 2017-10-02 | 2018-03-29 | 株式会社ユピテル | 電子機器 |
-
2000
- 2000-12-27 JP JP2000399627A patent/JP3925083B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10360442B4 (de) * | 2003-01-10 | 2013-05-08 | Denso Corporation | Verfahren zum Suchen eines Ortes auf einer Karte und zugehöriges Positionssuchsystem |
JP2018049626A (ja) * | 2017-10-02 | 2018-03-29 | 株式会社ユピテル | 電子機器 |
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JP3925083B2 (ja) | 2007-06-06 |
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