JP2002200915A - 特殊車両用空調装置 - Google Patents

特殊車両用空調装置

Info

Publication number
JP2002200915A
JP2002200915A JP2002034138A JP2002034138A JP2002200915A JP 2002200915 A JP2002200915 A JP 2002200915A JP 2002034138 A JP2002034138 A JP 2002034138A JP 2002034138 A JP2002034138 A JP 2002034138A JP 2002200915 A JP2002200915 A JP 2002200915A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blower
air
temperature control
heat exchanger
air conditioner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002034138A
Other languages
English (en)
Inventor
Chuichi Ono
忠一 小野
Toshinori Sugiki
稔則 杉木
Hideki Nagano
秀樹 長野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Valeo Thermal Systems Japan Corp
Original Assignee
Zexel Valeo Climate Control Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zexel Valeo Climate Control Corp filed Critical Zexel Valeo Climate Control Corp
Priority to JP2002034138A priority Critical patent/JP2002200915A/ja
Publication of JP2002200915A publication Critical patent/JP2002200915A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空調装置を座席の下方に配置する場合に追加
工を特に必要とせず、送風機のモータの振動が座席に伝
わるのを防止する。 【解決手段】 空調装置1について、送風機15が少な
くとも収納されたブロワユニット10と、前記送風機1
5で取り込んだ空気を温調するエバポレータ24、ヒー
タコア25等の温調手段が収納された温調ユニット23
とを独立とし、温調ユニット23は、座席の下方に配置
され、ブロワユニット10は、座席に隣接した位置に配
置されると共に、温調ユニット23とブロワユニット1
0とを送風ダクト22を介して接続する。これにより、
送風機15を座席の下方に配置せずとも良いので、温調
ユニット23の高さを床面と座席の下部との間に設定で
き、送風機15のモータ17の振動が座席に伝わり難く
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パワーショベ
ル、クレーン車等の建設機械やトラクタ等の農作業車と
いったキャビン内が相対的に狭い特殊車両に好適な空調
装置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年において、パワーショベル、クレー
ン車等の建設機械やトラクタ等の農作業車といった特殊
車両に対しても、空調装置が標準的に搭載されるように
なってきたが、これらの特殊車両のキャビン内は、通常
において一人が搭乗するのに必要最小限の狭いスペース
しか有しないものである。このため、実公昭55−19
28号公報に示す様に、座席の下部から床面までをデッ
トスペースとして捉え、このデットスペースに空調装置
を配置することが考えられてきた。
【0003】一方、車両用の空調装置は、送風機が収納
されたブロワユニットと、冷却用熱交換器、加熱用熱交
換器等が収納された温調ユニットとで基本的に構成さ
れ、ブロワユニット部に収納される送風機のファン直径
は、温調ユニット内へ取り込む空気量を確保するたため
に、約100mm以上の寸法を必要とする。
【0004】従って、空調装置は、送風機が回転軸を略
水平にした状態で配置されるブロワユニットを備える場
合には、その高さも約100mm以上とする必要がある
ため、空調装置を座席の下部と床面との間に配置するこ
とができないので、特開昭59−77919号公報に示
す様に、キャビンの床面の下方に収納室を設け、この収
納室に空調装置を収納したり、特開2001−2953
19号公報に示す様に、キャビンの床面に対し上方に開
口した開口部を設け、この開口部内に空調装置の下半分
を埋設する等の工夫がなされていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭59−77919号公報に示す発明や、特開200
1−295319号公報に示す発明では、座席が取り付
けられた床面の下方に収納室を設けたり、床面に対し上
方に開口した開口部を設けるなどの追加工を必要とする
ので、工数が増加し、コストが上昇すると共に、キャビ
ンの床面等の強度が低下するのでその対策を要する。
【0006】また、メンテナンスや修理のため等から空
調装置を脱着する際に、空調装置は座席の床下の収納室
内に収納され又は開口部内にその一部が埋設されている
ため、上方に位置する座席を取り外し、又はリフトアッ
プする作業を要するので、空調装置の脱着作業が煩雑化
し、サービス作業性が良くないという不具合があった。
【0007】更に、座席の下方にブロワユニット部が配
置されるので、送風機のモータの振動が座席まで伝わ
り、座席に座る操縦者(運転者)に不快感を与えるとい
う問題もあった。
【0008】更にまた、空調装置の内気導入口が床面の
近くに開口している場合には、床面に堆積したチリ等の
ゴミも大量に吸引するので、空調装置内に収納したダス
トフィルタの寿命を著しく縮めてしまう。
【0009】そこで、この発明は、空調装置を座席の下
方に配置する場合に追加工を特に必要とせず、脱着作業
が簡易で、送風機のモータの振動が座席に伝わるのを防
止することができると同時に、空気導入口からのゴミを
取り除くダストフィルタの寿命を相対的に延ばすことが
できる特殊車両用空調装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に記載の特殊車
両用空調装置は、送風機が少なくとも収納されたブロワ
ユニットと、前記送風機で取り込んだ空気を温調する温
調手段が収納された温調ユニットとが独立しており、前
記温調ユニット部は、座席の下方に配置され、前記ブロ
ワユニットは、前記座席に隣接した位置に配置されると
共に、これらの温調ユニットとブロワユニットとを送風
ダクトを介して接続したことを特徴とする(請求項
1)。ブロワユニットは、座席に隣接した位置のうち例
えば進行方向の後側に配置される。
【0011】このような特殊車両用空調装置構成の構成
によれば、座席の下方に配置されるのは温調ユニットの
みである関係上、温調ユニットの高さをそのまま座席の
下方と床面との間に配置することができる100mm以
下に設定可能であるので、収納室を床面下に形成した
り、開口部を設ける等の、空調装置を座席の下方に配置
するための追加工を不要とする。また、送風機を収納し
たブロワユニットは、座席の下方に配置されず、隣接し
て配置されるので、送風機のモータの振動が座席に伝わ
り難たくなる。更に、ブロワユニットと温調ユニットと
が独立しているので、ブロワユニット、温調ユニットの
各々について、異なる構成や大きさのタイプに互換する
ことが可能であるから、寒冷地や温暖地等の環境やキャ
ビンの車室内スペース等の種々の状況に対応した空調装
置を提供することができる。
【0012】また、前記ブロワユニットは、内気導入口
と、外気導入口と、これらの導入口を適宜開閉するイン
テークドアとから成るインテーク切換部を有すると共
に、前記送風機は回転軸が車両進行方向に沿うように収
納され、前記インテーク切換部とこの送風機との間にダ
ストフィルタが配置されていることを特徴とする(請求
項2)。このような構成によれば、各内気導入口と外気
導入口との近傍部位にダストフィルタを配置する場合に
比し、フィルタの統合が可能となり、個数を減少するこ
とができるので、フィルタの脱着作業が簡便化し、空調
装置全体のコストも削減される。
【0013】更に、前記送風ダクトは上方へ延び、前記
ブロワユニットは、床面から所定の高さに位置すること
を特徴とする(請求項3)。このような構成によれば、
ブロワユニットを床面から離してキャビン内に配置する
ことができるので、床面に堆積された埃等のゴミが内気
導入口からブロワユニットに侵入する量が減少し、ブロ
ワユニット内に配置されたダストフィルタの寿命を相対
的に延ばすことができる。
【0014】更にまた、前記温調ユニットは、座席の下
方に配置されたボックス内に収納され、このボックス
は、側方に前記温調ユニット部の着脱口が設けられてい
ることを特徴とする(請求項4)。ボックスの側方とし
ては、例えば、車両進行方向の前方側となる側方や搭乗
口と対峙する側方等が挙げられる。このような構成によ
れば、空調装置のメンテナンス、修理などの際に、座席
を取り外したり、リフトアップすることなく、この空調
装置を着脱口から脱着することができる。
【0015】そして、前記温調ユニットの温調手段は、
冷却用熱交換器と、加熱用熱交換器と、前記冷却用熱交
換器で熱交換された空気に対し前記加熱用熱交換器を通
過させる風量とバイパスさせる風量とを調整するエアミ
ックスドアとから少なくとも構成され、このうち冷却用
熱交換器を前記送風ダクトとの接続部位近傍に配置する
と共に、この冷却用熱交換器の下流側の中央部位に加熱
用熱交換器を配置して、この加熱用熱交換器の両側をバ
イパス通路とし、両バイパス通路への送風量と加熱用熱
交換器への送風量とを連動する複数のドア本体を有して
構成されたエアミックスドアで調整することを特徴とす
る(請求項5)。このような構成により、温調ユニット
に収納される温調手段を集約することができるので、温
調ユニットの設置範囲の省スペース化を図ることができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面により説明する。
【0017】図1から図3において、パワーショベル、
クレーン車等の建設機械やトラクタ等の農作業車用の空
調装置(以下単に空調装置と称する)1が示され、図2
において、この空調装置1が搭載されるキャビン2が示
されている。このうち、キャビン2は、図2に示される
様に、図示しない天井面と、進行方向右側面3、進行方
向左側面4、背面5、前面6及び床面7で囲まれて、車
室内空間Aを形成していると共に、この床面7上に後述
するボックス8が台座として配置され、更に、このボッ
クス8上に、図3に示す運転用又は操縦用の座席9及び
この座席9を上下動させるリフト(図示せず)が載置さ
れている。床面7から座席9の底部までの高さは、約1
00mmである。そして、進行方向左側面4には乗員の
搭乗口43が形成されている。尚、図1、図2、図3に
示す矢印とアルファベットのFは、車両の進行方向前方
側を示すものである。
【0018】空調装置1は、ブロワユニット10と温調
ユニット23とが独立したもので、ブロワユニット10
は、座席9より後部側で且つその側面が進行方向左側面
4に接した状態で配置される。また、ブロワユニット1
0は、車室内空間Aからの空気を取り入れるための内気
導入口11と、外気導入口12と、この内気導入口11
と外気導入口12との空気導入量の割合を調整するため
に、内外気導入口11、12の境界部位にインテークド
ア13が軸支されて成るインテーク切換部14を有して
いる。この実施形態では、内気導入口11は、室内空間
A内において進行方向略正面側を向くように開口してい
ると共に、外気導入口12は、進行方向左側側面4に開
口部4Aを形成し、この開口部4Aを介して外部にその
開口が臨んでいる。但し、内気導入口11について、床
面7側を向くように開口させても良い。
【0019】前記インテーク切換部14の下流側には送
風機15が配置されており、この送風機15は、前記導
入口11、12から空気を取り込んで空調装置1の下流
側に送るためのものである。送風機15は、例えばシロ
ッコファン等からなるファン本体16と、このファン本
体16を回転させるためのモータ17とを有して構成さ
れ、ファン本体16の回転軸が進行方向に沿うようにブ
ロワユニット10内に収納されている。
【0020】また、インテーク切換部14と送風機15
との間に、この実施形態では1つのダストフィルタ19
が配置されており、このダストフィルタ19は、ブロワ
ユニット10の通風路の断面形状と略同じ形状を有す
る。ダストフィルタ19は、ブロワユニット10の側面
に設けた開口部20及びこの開口部20と連通するキャ
ビン2の側面4に設けた開口部21を介して、キャビン
2の外部から着脱可能となっている。これにより、ダス
トフィルタを各導入口11、12の近傍部位に配置する
場合よりも統合し数を減少させることが可能となり、部
品点数の削減によるコストダウンを図ることができ、作
業能率も向上すると共に、ダストフィルタ19が集塵し
た埃、ゴミが着脱作業時に室内空間Aに落下するのを防
止することができる。
【0021】そして、ブロワユニット10は、この実施
形態では、ブロワユニット10の底面から床面6まで所
定の高さを有していると共に、温調ユニット23とは送
風ダクト22を介して接続されている。この送風ダクト
22は、温調ユニット23の底面の下流側部位に一端が
接続されて車室内空間A内に引き回され、他端が上方に
延びてブロワユニット10の送風機15より下流側部位
と接続されている。これにより、内気導入口11を車室
内空間Aに直接開口させても、床面6に堆積した埃、ゴ
ミがこの内気導入口11から取り込まれる量が減少し、
ダストフィルタ19の寿命が延びる。但し、キャビン2
の車室内空間Aのスペースとの関係によっては、ブロワ
ユニット10を床面6上に載置するようにしても構わな
い。
【0022】温調ユニット23は、温調手段として、冷
却用熱交換器たるエバポレータ24と、このエバポレー
タ24の下流側に配置された加熱用熱交換器たるヒータ
コア25と、ヒータコア25の上流側に配置されて、エ
バポレータ24で冷却された空気に対しヒータコア25
を通過する通風量とバイパスする通風量とを調整するエ
アミックスドア26とが空調ケース27内に収納されて
いる。ヒータコア25の下流側は、ヒータコア25を通
過することで加熱された空気とバイパスした空気とが適
宜混合されるエアミックス室28となっている。
【0023】これらのエバポレータ24、エアミックス
ドア26、及びヒータコア25は、車両の進行方向と交
差して並設されているもので、この実施形態では、図2
に示されるように、送風ダクト22が空調ケース27の
左側面4側から接続されているのに対応して、左側面4
から右側面3へと順次並設されている。また、エバポレ
ータ24が、送風ダクト22との接続部位近傍に、空調
ケース27の通風面積と略同じ大きさで配置されている
のに対し、ヒータコア25は、空調ケース27の中央に
配置されており、これにより、ヒータコア25の両側が
バイパス通路29,29となっている。すなわち、ヒー
タコア25の通風方向と対峙する面、バイパス通路29
と29とを合わせた大きさが、エバポレータ24の通風
方向と対峙する面の大きさとなっている。
【0024】エアミックスドア26は、回転軸30と、
この回転軸30から対称方向に延出した一対の板からな
るドア本体31、32、33とを有して構成されたバタ
フライ式のドアであり、ドア本体31、33とドア本体
32とは約90度ずれて回転軸30に取り付けられてい
る。これにより、回転軸30を軸心に回転することで、
ヒータコア25に送られる通風量とバイパス通路29、
29に送られる通風量とが調整される。また、エアミッ
クスドア26の回動必要範囲が狭められるので、温調ユ
ニット23のコンパクト化も図ることができる。
【0025】エアミックス室28の下流側には、車室空
間A内に温調された空気を適切な位置から吹き出すため
のダクト35が接続されており、このダクト35は、座
席9の後背の上方側に回り、先端部位に1又は2以上の
デフロスト吹出口38を有するダクト36と、座席9の
前面側に延びるダクト37とに分岐し、更にダクト37
は先端部位にベント吹出口(図示せず)を有するダクト
37Aと先端部位にフット吹出口(図示せず)を有する
ダクト37Bとに分岐している。そして、ダクト36、
37の分岐部位と、ダクト37A、37Bの分岐部位に
は、吹出モード切換ドア40、41、42が配置され
て、各吹出口から吹き出される空気を選択している。
【0026】しかるに、このような温調ユニット23の
構成によれば、送風機15を収納したブロワユニット1
0と独立しているので、前記ボックス8内に収納可能な
高さ(例えば、ボックスの高さが100mmであれば、
この100mm以下)に、エバポレータ24、ヒータコ
ア25、エアミックスドア26の高さを設定することが
可能となる。
【0027】また、ボックス8は、この実施形態では、
図2、図3(特に図3)に示される様に、キャビン2の
車両進行方向前方に開口した着脱口44が形成されてお
り、これにより、着脱口44から温調ユニット23を着
脱することができるので、この着脱作業時に座席9のリ
フトアップや、取り外しを不要とすることができる。
尚、着脱口44は、図2や、図3の一点鎖線に示される
様に、通常時には蓋体45で閉塞されるようにしても良
い。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、高さ
を100mm以下に設定可能な温調ユニットのみを座席
の下方に配置するため、温調ユニットを収納室を床面下
に形成したり、開口部を設ける等の追加工を不要とする
ので、空調装置全体の取り付け工数が減少し、その製造
コストを削減することができると共に、床面の強度を補
完する必要性がなくなる。また、送風機を収納したブロ
ワユニットは、座席に対し下方ではなく隣接して配置さ
れるので、送風機のモータの振動が座席に伝わり難た
く、座席に座る搭乗者に不快感を与えるのを防止するこ
とができる。更に、ブロワユニットと温調ユニットとが
独立しているので、ブロワユニット、温調ユニットの各
々について、異なる構成や大きさのタイプに互換するこ
とが可能であるから、寒冷地や温暖地等の環境やキャビ
ンの車室内スペース等の種々の状況に対応した空調装置
を提供することができる。
【0029】そして、特に請求項2に記載の発明によれ
ば、内気導入口と外気導入口との近傍部位にダストフィ
ルタを個別に配置する場合に比し、ダストフィルタを統
合し、その数を相対的に減少させることができるので、
フィルタの脱着作業が簡易化すると共に、空調装置全体
のコストをより削減することが可能である。
【0030】また、特に請求項3に記載の発明によれ
ば、ブロワユニットは、床面から離れた位置に配置可能
となるため、床面に堆積された埃等のゴミが内気導入口
よりブロワユニット部に侵入する量が減少し、ブロワユ
ニット部内に配置されたダストフィルタの寿命を相対的
に延ばすことができ、1つのダストフィルタを長期に使
用し続けることが可能となるので、フィルタの交換回数
が減少し、サービス作業の簡素化を図ることができる。
【0031】更に、特に請求項4に記載の発明によれ
ば、空調装置のメンテナンス、修理などの際に、座席を
取り外したり、リフトアップすることなく、この空調装
置を着脱口から脱着することができるので、サービス作
業の簡素化を図ることができる。
【0032】更にまた、特に請求項5に記載の発明によ
れば、所望の温調機能を確保しつつ、温調ユニットに収
納される温調手段を集約することができるので、座席の
下部という狭い範囲に温調ユニットを配置することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の特殊車両用空調装置の全体
構成を示す斜視図である。
【図2】図2は、同上の特殊用車両空調装置を座席の下
方に配置した状態を示す斜視図である。
【図3】図3は、同上の特殊車両用空調装置が用いられ
るキャビン内の概略構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 空調装置(特殊車両用空調装置) 9 座席 10 ブロワユニット 11 内気導入口 12 外気導入口 13 インテークドア 14 インテーク切換部 15 送風機 16 ファン本体 17 モータ 19 フィルタ 22 送風ダクト 23 温調ユニット 24 エバポレータ(冷却用熱交換器) 25 ヒータコア(加熱用熱交換器) 26 エアミックスドア 29 バイパス通路 31 ドア本体 32 ドア本体 33 ドア本体 44 着脱口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉木 稔則 埼玉県大里郡江南町大字千代字東原39番地 株式会社ゼクセルヴァレオクライメート コントロール内 (72)発明者 長野 秀樹 埼玉県大里郡江南町大字千代字東原39番地 株式会社ゼクセルヴァレオクライメート コントロール内 Fターム(参考) 3L011 BE01 BF00 BR01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風機が少なくとも収納されたブロワユ
    ニットと、前記送風機で取り込んだ空気を温調する温調
    手段が収納された温調ユニットとが独立しており、前記
    温調ユニットは、座席の下方に配置され、前記ブロワユ
    ニットは、前記座席に隣接した位置に配置されると共
    に、これらの温調ユニットとブロワユニットとを送風ダ
    クトを介して接続したことを特徴とする特殊車両用空調
    装置。
  2. 【請求項2】 前記ブロワユニットは、内気導入口と、
    外気導入口と、これらの導入口を適宜開閉するインテー
    クドアとから成るインテーク切換部を有すると共に、前
    記送風機は回転軸が車両進行方向に沿うように収納さ
    れ、前記インテーク切換部とこの送風機との間にダスト
    フィルタが配置されていることを特徴とする請求項1に
    記載の特殊車両用空調装置。
  3. 【請求項3】 前記送風ダクトは上方に延び、前記ブロ
    ワユニットは、床面から所定の高さに位置することを特
    徴とする請求項2に記載の特殊車両用空調装置。
  4. 【請求項4】 前記温調ユニットは、座席の下方に配置
    されたボックス内に収納され、このボックスは、側方に
    前記温調ユニットの着脱口が設けられていることを特徴
    とする請求項1又は3に記載の特殊車両用空調装置。
  5. 【請求項5】 前記温調ユニットの温調手段は、冷却用
    熱交換器と、加熱用熱交換器と、前記冷却用熱交換器で
    熱交換された空気に対し前記加熱用熱交換器を通過させ
    る風量とバイパスさせる風量とを調整するエアミックス
    ドアとから少なくとも構成され、 このうち冷却用熱交換器を前記送風ダクトとの接続部位
    近傍に配置すると共に、この冷却用熱交換器の下流側の
    中央部位に加熱用熱交換器を配置して、この加熱用熱交
    換器の両側をバイパス通路とし、両バイパス通路への送
    風量と加熱用熱交換器への送風量とを連動する複数のド
    ア本体を有して構成されたエアミックスドアにより調整
    することを特徴とする請求項1に記載の特殊車両用空調
    装置。
JP2002034138A 2002-02-12 2002-02-12 特殊車両用空調装置 Pending JP2002200915A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002034138A JP2002200915A (ja) 2002-02-12 2002-02-12 特殊車両用空調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002034138A JP2002200915A (ja) 2002-02-12 2002-02-12 特殊車両用空調装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002200915A true JP2002200915A (ja) 2002-07-16

Family

ID=19192555

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002034138A Pending JP2002200915A (ja) 2002-02-12 2002-02-12 特殊車両用空調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002200915A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008120249A (ja) * 2006-11-13 2008-05-29 Kubota Corp 作業車の運転部構造
JP2010030535A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Komatsu Ltd 作業車両の空気調和装置のダクト構造
JP2016070002A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 株式会社クボタ 作業機のキャビン及びこのキャビンを備えた作業機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008120249A (ja) * 2006-11-13 2008-05-29 Kubota Corp 作業車の運転部構造
JP2010030535A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Komatsu Ltd 作業車両の空気調和装置のダクト構造
JP2016070002A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 株式会社クボタ 作業機のキャビン及びこのキャビンを備えた作業機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0756955B2 (en) Air-handling system for automotive vehicles
JP4825114B2 (ja) 多目的車両の運転部構造
JP6604792B2 (ja) 送風装置
JP2003002035A (ja) 自動車の空調装置
EP1518730A1 (en) Air conditioner, a vehicle provided therewith and a control method for an air conditioner
JP2006036032A (ja) 自動車用空調装置
JP4246162B2 (ja) キャビンのダクト構造
JP2010023640A (ja) 車両用空調装置
JP2002200915A (ja) 特殊車両用空調装置
JP4246163B2 (ja) キャビンのダクト構造
JP3688193B2 (ja) 農用トラクター
WO2021137296A1 (ja) 車両用空調装置
KR101572569B1 (ko) 차량용 후석 공조장치
JP2000264036A (ja) 車輌用空気調和装置
JP2006137345A (ja) 車両用空調装置
JP2003104036A (ja) 車両用空調装置
JP2002307932A (ja) 車両用空調装置
JP3820537B2 (ja) 自動車用空調装置のファンユニット
JPH10250344A (ja) 自動車用空調ユニットおよび空気調和装置
JP4333307B2 (ja) 車両用空調装置
WO2012161145A1 (ja) 車両用空気調和システム
JP3630625B2 (ja) 農用トラクター
JPH0532022U (ja) 自動車用空気調和装置
JPH08268040A (ja) 自動車用空気調和装置
JPH10250346A (ja) 自動車用空調ユニットおよび空気調和装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070605

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071016