JP2002200761A - キャップ部材位置決め構造及びインクジェット記録装置 - Google Patents

キャップ部材位置決め構造及びインクジェット記録装置

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JP2002200761A
JP2002200761A JP2000401955A JP2000401955A JP2002200761A JP 2002200761 A JP2002200761 A JP 2002200761A JP 2000401955 A JP2000401955 A JP 2000401955A JP 2000401955 A JP2000401955 A JP 2000401955A JP 2002200761 A JP2002200761 A JP 2002200761A
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達弘 石瀬
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隆明 関山
Kuniaki Tanaka
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型の構成でインクジェット記録ヘッドとキ
ャップ部材とを位置決めできるキャップ部材位置決め構
造と、このキャップ部材位置決め構造を備えることでキ
ャップ部材をインクジェット記録ヘッドに位置決め可能
なインクジェット記録装置を得る。 【解決手段】 キャップホルダー48の上昇により位置
決め用ピン70の位置決め面70Sと位置決め用壁部材
64の位置決め面64Sとが接触し、記録ヘッドキャリ
ッジ14とキャップホルダー48とが位置決めされる。
キャップホルダー48がさらに上昇しキャップ50がイ
ンク吐出面35に密着すると、位置決め用ピン70の両
側に位置決め用壁部材64又は固定用壁部材66が位置
し、記録ヘッドキャリッジ14とキャップホルダー48
とが固定される。位置決め用壁部材64がキャリッジフ
レーム26の側方から張り出していないので、小型化で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャップ部材位置
決め構造及びインクジェット記録装置に関し、さらに詳
しくは、インクジェット記録ヘッドのインク吐出口を包
囲するようにインクジェット記録ヘッドに当接するキャ
ップ部材を、インクジェット記録ヘッドに対して所定位
置に相対的に位置決めするためのキャップ部材位置決め
構造と、このキャップ部材位置決め構造を備えることで
キャップ部材をインクジェット記録ヘッドに位置決め可
能なインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像情報に基づいてインクジェット記録
ヘッドのインク吐出口からインク滴を用紙等の記録媒体
に吐出し、画像を記録するインクジェット記録装置で
は、インク滴を吐出していない状態(待機時や電源オフ
時等)に、インク吐出口を包囲するようにキャップ部材
でキャッピングし、インクジェット記録ヘッド内(特に
ノズル内)からのインクの乾燥や異物の混入を防止でき
るように構成されたものがある。このようなキャップ部
材によってキャッピングする構成では、キャップ部材を
インクジェット記録ヘッドに対して正確に位置決めして
キャッピングする必要がある。
【0003】例えば、特開平9−109379号公報に
は、図10に示すように、キャリッジ312を矢印V方
向に移動させて、キャップ支持体314から突設された
キャリッジ係合部316に係合させ、キャップ318を
記録ヘッド320に対して位置決めする位置決め構造が
記載されている。
【0004】しかし、このような構成では、キャリッジ
係合部316をキャップ支持体314の側方に張り出す
ように形成しているため、キャップ支持体314が全体
として大型になる。このため、インクジェット記録装置
においても各部材のレイアウトに制限が生じたり、イン
クジェット記録装置の大型化を招いたりすることにな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事実を
考慮し、小型の構成でインクジェット記録ヘッドとキャ
ップ部材とを位置決めできるキャップ部材位置決め構造
と、このキャップ部材位置決め構造を備えることでキャ
ップ部材をインクジェット記録ヘッドに位置決め可能な
インクジェット記録装置を得ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、インクジェット記録ヘッドのインク吐出口を包囲す
るようにインクジェット記録ヘッドに当接するキャップ
部材を、インクジェット記録ヘッドに対して所定位置に
相対的に位置決めするためのキャップ部材位置決め構造
であって、複数の前記インクジェット記録ヘッドが配置
されたキャリッジと、前記キャップ部材を保持すると共
に前記インクジェット記録ヘッドに対して相対移動して
キャップ部材をインクジェット記録ヘッドに密着させる
保持部材と、前記キャリッジ及び前記保持部材のそれぞ
れに設けられ互いに接触することによりキャリッジに対
し保持部材を所定位置に位置決めする位置決め部材と、
を有し、前記キャリッジに設けられた前記位置決め部材
が、前記複数のインクジェット記録ヘッドの間の位置に
設けられていることを特徴とする。
【0007】すなわち、キャリッジ及び保持部材のそれ
ぞれに設けられた位置決め部材が互いに接触すること
で、キャリッジと保持部材とが相対的に位置決めされる
ので、キャリッジに配置されたインクジェット記録ヘッ
ドと保持部材に保持されたキャップ部材とも相対的に位
置決めされる。
【0008】キャリッジに設けられた位置決め部材は、
複数のインクジェット記録ヘッドの間の位置に設けられ
ているので、位置決め部材がキャリッジから側方に張り
出さない。また、保持部材に設けられた位置決め部材
も、側方に張り出さないので、キャップ部材置決め構造
として小型化を図ることができる。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記位置決め部材によって前記キャ
リッジに対し前記保持部材が位置決めされた状態で、キ
ャリッジと保持部材とを固定する固定部材、を有するこ
とを特徴とする。
【0010】このように、固定部材によってキャリッジ
と保持部材とを位置決め状態で固定することで、キャッ
プ部材とインクジェット記録ヘッドとの不用意な位置ず
れを防止し、キャップ部材によってインク吐出口をキャ
ッピングした状態を維持できる。
【0011】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
請求項2に記載の発明において、前記位置決め部材が、
前記キャリッジ及び前記保持部材のそれぞれに設けら
れ、互いに接触する接触面を備えた第1凸部材、である
ことを特徴とする。
【0012】このように、第1凸部材を設けるだけの簡
単な構造で、位置決め部材を構成できる。
【0013】請求項4に記載の発明では、請求項1〜請
求項3のいずれかに記載の発明において、前記固定部材
が、前記キャリッジ及び前記保持部材のいずれか一方の
位置決め部材と、前記一方の位置決め部材に対向し、こ
の対向した領域にキャリッジ及び保持部材の他方の位置
決め部材が位置するように配置された対向部材、により
構成されていることを特徴とする。
【0014】キャリッジ及び保持部材の他方の位置決め
部材が、キャリッジ及び保持部材の一方の位置決め部材
と対向部材との間に位置するため、キャリッジと保持部
材とが相対移動しようとすると、他方の位置決め部材
が、一方の位置決め部材又は対向部材に接触し、この相
対移動が一定範囲に制限される。このように、対向部材
を形成するだけの簡単な構造で、固定部材を構成でき
る。
【0015】また、一方の位置決め部材が固定部材の一
部を構成していることになるので、部品点数を少なくす
ることができ、低コストでこのキャップ部材位置決め構
造を構成できる。
【0016】請求項5に記載の発明では、請求項4に記
載の発明において、前記対向部材が、前記キャリッジ及
び前記保持部材のいずれか一方の前記第1凸部材の前記
接触面に対向する対向面を備えた第2凸部材とされてい
ることを特徴とする。
【0017】このように、第2凸部材を設けるだけの簡
単な構造で、対向部材を構成できる。
【0018】請求項6に記載の発明では、請求項4又は
請求項5に記載の発明において、前記対向部材が、少な
くとも前記キャリッジと前記保持部材と位置決め動作に
おいてキャリッジ及び保持部材の他方の位置決め部材に
対し非接触状態を維持する形状とされていることを特徴
とする。
【0019】少なくともキャリッジと保持部材とが位置
決め動作を行っているときは、他方の位置決め部材と対
向部材とが接触しないので、位置決め動作が影響を受け
ることがなく、キャリッジと保持部材とを確実に位置決
めできる。
【0020】請求項7に記載の発明では、画像情報に応
じてインク滴を記録媒体に吐出し画像を記録するインク
ジェット記録ヘッドと、前記インクジェット記録ヘッド
のインク吐出口を包囲するようにインクジェット記録ヘ
ッドに当接するキャップ部材と、前記キャップ部材を、
前記インクジェット記録ヘッドに対して所定位置に位置
決めするための請求項1〜請求項6のいずれかに記載の
キャップ部材位置決め構造と、を有することを特徴とす
る。
【0021】インクジェット記録ヘッドから画像情報に
応じたインク滴を記録媒体に吐出し、記録媒体に画像を
記録することができる。
【0022】また、キャップ部材によってインクジェッ
ト記録ヘッドのインク吐出口を包囲するようにキャッピ
ングできるので、インクの不用意な蒸発や異物の混入を
防止できる。
【0023】インクジェット記録ヘッドとキャップ部材
とは、請求項1〜請求項6のいずれかに記載のキャップ
部材位置決め構造によって位置決めされるようになって
おり、キャップ部材位置決め構造として小型化を図るこ
とが可能とされている。従って、インクジェット記録装
置としても小型化を図ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1には、本発明の一実施形態に
係るメンテナンス装置20(インクジェット記録ヘッド
回復装置)を備えたインクジェット記録装置12が、そ
の記録ヘッドキャリッジ14の近傍を拡大して示されて
いる。また、図2及び図3には、メンテナンス装置20
が、図4〜図9には本発明のインクジェット記録ヘッド
位置決め構造によって位置決めされるメンテナンス装置
20のキャップホルダー48(キャップ50)と、記録
ヘッドユニット28の記録ヘッド部32とがそれぞれ示
されている。
【0025】このインクジェット記録装置12は、記録
媒体P(例えば用紙等)を一定の方向に搬送する記録媒
体搬送部材16と、この記録媒体Pの搬送経路に対向し
て、且つ記録媒体Pの搬送方向と垂直な方向に沿って設
けられた1組のガイド部材18とを備えている。これら
のガイド部材18によって記録ヘッドキャリッジ14が
支持されている。また、ガイド部材18の下で且つ記録
媒体Pの搬送経路に隣接した位置にはメンテナンス装置
20が配置されており、記録ヘッドキャリッジ14に対
して、キャッピングやインクの吸引等のメンテナンス動
作を行う。このメンテナンス動作は、図示しない制御回
路によって、所定の条件やタイミングで行われるように
制御されている。
【0026】メンテナンス装置20に対向する位置には
記録ヘッドキャリッジ14のホームポジションが設定さ
れており、この位置を位置センサ22で検出するように
なっている。上記した記録ヘッドキャリッジ14、記録
媒体搬送部材16、ガイド部材18、メンテナンス装置
20及び位置センサ22は、本体ハウジング24に保持
されている。記録ヘッドキャリッジ14には、フレキシ
ブル基板に形成された信号線を通じて画像情報が送られ
る。
【0027】なお、図面において、記録ヘッドキャリッ
ジ14の移動方向(主走査方向)を矢印Mで、記録媒体
Pの移動方向(副走査方向)を矢印Sでそれぞれ示す。
【0028】記録ヘッドキャリッジ14は、ガイド部材
18に沿って移動可能に配設されたキャリッジフレーム
26と、このキャリッジフレーム26内の所定の収容部
に収容された記録ヘッドユニット28とで構成されてい
る。図4〜図8に概略的に示すように、インクジェット
記録ヘッドユニット28の下部は、内部にノズル33を
有し、インク吐出面35(記録ヘッド部32の下面)に
ノズル33内のインクを吐出するインク吐出口37が形
成された記録ヘッド部32とされている。また、記録ヘ
ッド部32の上方には、図1に示すように、各記録ヘッ
ド部32にインクを供給するサブインクタンク30が配
置されており、サブインクタンク30と記録ヘッド部3
2とで記録ヘッドユニット28が構成されている。サブ
インクタンク30の数は、記録ヘッド部32の数と対応
するようになっており、本実施形態では4つとされてい
る。従って、それぞれのサブインクタンク30ごとに記
録ヘッド部32へ異なる色のインク(例えば、ブラック
(Bk)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C))を供給してインク滴を吐出することで、フルカ
ラーの画像を記録することが可能である。そして、図1
に示すように、本実施形態のインクジェット記録装置1
2は、記録媒体搬送部材16で記録媒体Pを搬送し、且
つ、記録ヘッドキャリッジ14を往復動作させながら、
画像情報に応じてインク滴を吐出し、記録媒体P上に画
像を記録する。
【0029】図2及び図3に示すように、メンテナンス
装置20は、ホームポジションの下方に配置されるハウ
ジング34を有している。ハウジング34内にはモータ
36が配置されている。また、ハウジング34の側壁に
は、揺動アーム38が、その一端を中心として揺動可能
に軸支されている。モータ36の回転駆動力は揺動アー
ム38の一端側に作用するようになっており、モータ3
6が正転したときは、揺動アーム38は図2矢印S方向
に揺動し、二点鎖線で示すように、揺動アーム38の他
端に設けられた出力ギヤ40が、カム駆動用ギヤ列42
と噛み合う。これにより、モータ36の回転駆動力が、
カム駆動用ギヤ列42に作用する。さらにこの回転駆動
力は、図示しない複数のカム及びギヤを備えたカムシャ
フト44に伝達される。カムシャフト44のカム及びギ
ヤは、後述するキャップホルダー48、バルブ58、及
びワイパーブレード保持板70をそれぞれ所定のタイミ
ングで昇降、開閉及び往復移動させるように、カムシャ
フト44の1回転について各動作が角度毎に割り付けら
れている。なお、カムシャフト44の回転角度は、図示
しないフォトセンサーによって検出され、この情報に基
づいて、制御回路がカムシャフト44の回転量(回転角
度)を制御する。
【0030】これに対し、モータ36が逆転すると、揺
動アーム38は矢印Sと反対の方向に揺動し、実線で示
すように、出力ギヤ40がポンプ駆動用ギヤ列46と噛
み合うため、モータ36の回転駆動力がポンプ駆動用ギ
ヤ列46に作用する。
【0031】なお、モータの回転(正転及び逆転)は、
図示しない制御回路によって制御され、メンテナンス装
置20による記録ヘッドユニット28への回復動作と、
画像記録動作(インク滴の吐出や主走査及び副走査)と
が同時に行われないようになっている。
【0032】ハウジング34の上部にはキャップホルダ
ー48が昇降可能に設けられており、カムシャフト44
の回転角度に応じて、図示しないカムから、同じく図示
しないリンク機構を介して昇降させる力が作用するよう
になっている。このキャップホルダー48上に、記録ヘ
ッド部32のそれぞれに対応する4つのキャップ50が
配置されている。これらのキャップ50は上部が開放さ
れた略直方体状に形成されており、記録ヘッドキャリッ
ジ14がホームポジションに位置しているときにキャッ
プホルダー48が上昇すると、対応する記録ヘッド部3
2ごとに、インク吐出口37を包囲するようにしてイン
ク吐出面35に密着する。これにより、インク吐出口3
7からの不用意なインクの乾燥や、異物の混入等を防止
し、記録ヘッドユニット28をインク滴の吐出に最適な
状態に維持する。
【0033】図2〜図9に示すように、4つのキャップ
50のうち、特定のキャップ50(本実施形態では、図
2の左上、図3の最上、図4〜図9では右側に位置する
キャップ)は、その底部にチューブ52の一端が接続さ
れており、インク吸引用キャップ50Bとされている。
また、チューブ52は、インクに対する耐性を備えた可
撓性の材料によって構成されており、全体を所望の形状
に湾曲させたり、部分的に押しつぶされることで内部が
閉塞され、流体の流動を遮断したりできるようになって
いる。
【0034】このチューブ52の中間にはバルブ58が
設けられ、さらにバルブ58の他端側には、ポンプ駆動
用ギヤ列46からの回転駆動力で駆動されるポンプ62
が配置されている。バルブ58の開閉及びポンプ60の
駆動・駆動停止が、カムシャフト44の回転角に応じた
所定のタイミングで行われることで、インク吸引用キャ
ップ50B内からインクを吸引することができる。
【0035】図4〜図9に示すように、キャリッジフレ
ーム26からは、それぞれの記録ヘッドユニット28の
記録ヘッド部32に対応する位置決め用壁部材64が突
出されている。これらの位置決め用壁部材64は、それ
ぞれ対応する記録ヘッド部32に対して所定位置に形成
されており、記録ヘッド部32に対向する面と反対の面
(図4ではそれぞれの左側の面)が位置決め面64Sと
されている。特に、ブラックの記録ヘッド部32に対応
する位置決め用壁部材64は、隣接する記録ヘッド部3
2との間に位置するように形成されている。
【0036】位置決め用壁部材64の長さは、インクジ
ェット記録装置12の通常の画像記録状態において記録
ヘッドキャリッジ14が主走査方向に移動しても、後述
する位置決め用ピン70と接触することはないが、キャ
ップホルダー48が上昇すると、少なくともキャップ5
0が対応するインク吐出面35に密着する前に位置決め
用ピン70と接触するように、所定の長さとされてい
る。
【0037】また、図5にも詳細に示すように、キャリ
ッジフレーム26からは、ブラック用の記録ヘッド部3
2Bkに対応する位置決め用壁部材64に対向して、固
定用壁部材66が突出されている。固定用壁部材66
の、位置決め面64Sに対向する面は固定面66Hとさ
れており、位置決め面64Sと固定面66Hとで構成さ
れる収容凹部68は、所定の間隙Dを有している。
【0038】固定用壁部材66の長さは、位置決め用壁
部材64の突出長よりも短く、且つキャップ50がイン
ク吐出面35に密着した状態では収容凹部68内に位置
決め用ピン70が位置するように、所定の長さに設定さ
れている。
【0039】一方、キャップホルダー48からは、1つ
の位置決め用ピン70が突設されている。位置決め用ピ
ン70は、4つのキャップ50のそれぞれが対応するイ
ンク吐出面35と対向した状態(記録ヘッドキャリッジ
14がホームポジションにある状態)で、収容凹部68
に収容され得る位置となるように、キャップホルダー4
8の所定位置から突出されている。また、位置決め用ピ
ン70のキャップホルダー48からの突出長は、キャッ
プ50がインク吐出面35に密着した状態でもキャリッ
ジフレーム26に接触することがない長さとされてお
り、キャップ50のインク吐出面35への密着性を低下
させることがないようになっている。また、位置決め用
ピン70の幅Wは、収容凹部68の間隙Dより僅かに狭
い所定幅とされている。
【0040】位置決め用ピン70の、収容凹部68に収
容された状態で位置決め面64Sと対向する面は、位置
決め面70Sとされている。位置決め面64Sと位置決
め面70Sとは、これらが接触した状態で、記録ヘッド
キャリッジ14とキャップホルダー48とが相対的に所
定の位置で位置決めされるように形成されている。
【0041】位置決め用ピン70の先端近傍には、先端
に向かって次第に先細りとなるようにテーパー面70T
が形成されており、収容凹部68に収容されやすくなっ
ている。
【0042】図2に示すように、ハウジング34の上部
には、シャフト68が、記録ヘッドキャリッジ14の移
動方向と直交する方向に沿って掛け渡されており、この
シャフト68に沿って移動可能に、ワイパーブレード保
持板70が配置されている。ワイパーブレード保持板7
0には、記録ヘッド部32のそれぞれのインク吐出面3
5(図4参照)に対応する4つのワイパーブレード72
が取り付けられている。
【0043】次に、本実施形態のインクジェット記録装
置12及びメンテナンス装置20の作用を説明する。
【0044】画像情報に応じて記録ヘッドユニット28
からインク滴を吐出しながら、記録ヘッドキャリッジ1
4が主走査方向に、記録媒体Pが副走査方向にそれぞれ
移動することで、記録媒体P上に画像が記録される。
【0045】記録ヘッドユニット28が、メンテナンス
を必要とする所定の状態になると、図示しない制御回路
は、記録ヘッドキャリッジ14をホームポジションへと
移動させる。このとき、図4に示すように、キャップ5
0のそれぞれが対応する記録ヘッド部32のインク吐出
面35に対向するように記録ヘッドキャリッジ14とキ
ャップホルダー48とは大体の位置合わせがされている
ため、位置決め用ピン70と収容凹部68とが対向して
いる(図5参照)。そして、図示しない制御回路は、モ
ータ36を正転させる。揺動アーム38が図2矢印S方
向に揺動するので、モータ36の回転駆動力は、カム駆
動用ギヤ列42を介して、カムシャフト44を回転させ
る。これにより、まず、ワイパー保持板70が矢印A方
向及びその反対方向へと往復移動する。記録ヘッド部3
2のインク吐出面35がワイパーブレードによってワイ
ピングされ、インク吐出面35に付着した異物が除去さ
れる。
【0046】ワイピング動作の後、モータ36の正転に
よってさらにカムシャフト44が回転すると、キャップ
ホルダー48が上昇し、キャップ50がそれぞれ対応す
るインク吐出面35に接近する。また、位置決め用ピン
70も上昇して収容凹部68に接近する。このとき、記
録ヘッドキャリッジ14とキャップホルダー48とは大
体の位置合わせがされているので、位置決め用ピン70
と位置決め用壁部材64とが不用意に接触してしまうこ
とはない。また、位置決め用ピン70のテーパー面70
Tと固定用壁部材66とが接触したときには、テーパー
面70Tによって記録ヘッドキャリッジ14が主走査方
向に僅かに移動されるので、キャップホルダー48はさ
らに上昇可能となり、上昇動作が妨げられることはな
い。そして、図6及び図7に示すように、位置決め用ピ
ン70の位置決め面70Sと位置決め用壁部材64の位
置決め面64Sとが接触し、記録ヘッドキャリッジ14
とキャップホルダー48とが正確に位置決めされる。な
お、記録ヘッドキャリッジ14とキャップホルダー48
との位置によっては、位置決め面64Sと位置決め面7
0Sとが接触しない場合もあるが、この場合には、例え
ば、記録ヘッドキャリッジ14を僅かに主走査方向(矢
印M方向)へ移動させる等によって接触させることがで
きる。
【0047】さらにキャップホルダー48が上昇する
と、図8に示すように、位置決め用ピン70の先端が収
容凹部68内に完全に収容され、キャップ50の先端
(上端)が、インク吐出面35に接触する。
【0048】さらにキャップホルダー48が上昇する
と、図9に示すように、キャップ50が対応するインク
吐出面35に密着する。この状態では、位置決め用ピン
70の両側にそれぞれ位置決め用壁部材64又は固定用
壁部材66が位置しており、記録ヘッドキャリッジ14
とキャップホルダー48とは、これらの相対位置が変化
しないように固定されていることになる。従って、この
状態で例えば記録ヘッドキャリッジ14に主走査方向
(矢印M方向)の力が作用しても、位置決め用壁部材6
4又は固定用壁部材66が位置決め用ピン70に当たっ
て、記録ヘッドキャリッジ14のキャップホルダー48
に対する相対移動が阻止され、インク吐出口37の周囲
がキャップ50によってキャッピングされた状態が維持
される。
【0049】このようにして、キャップ50が記録ヘッ
ド部32のインク吐出面35に密着することで、記録ヘ
ッド部32のノズル33(インク吐出口37)の周囲が
封止されるため、記録ヘッドユニット28からの不用意
なインクの乾燥や異物の混入が防止される。
【0050】さらにモータ36の正転によってカムシャ
フト44が回転するとバルブ58が閉状態となる。これ
により、チューブ52は中間部分において遮断され、内
部を流体が流動しなくなる。
【0051】このようにチューブ52が遮断された状態
で、図示しない制御回路は、モータ36を逆転させる。
図2に示すように揺動アーム38が矢印Sと反対方向に
揺動し、モータ36の回転駆動力がポンプ駆動用ギヤ列
46を介してポンプ62に伝達されるため、ポンプ62
が駆動される。そして、ポンプ62の駆動が所定時間に
達すると、制御回路は、再度モータ36を正転させる。
これにより、揺動アーム38が図2矢印S方向に揺動す
るため、ポンプ62の駆動が停止される。次いで、カム
シャフト44が回転し、バルブ58が開状態となる。こ
れにより、負圧が瞬間的にインク吸引用キャップ50B
内に作用するため、記録ヘッドユニット28内(特にノ
ズル33内)から、インクを吸引することができる。吸
引されたインクは、排インクとして、チューブ54の他
端側に設けられた排出インクタンク(図示省略)に排出
される。
【0052】最後に、モータ36がさらに正転するとキ
ャップホルダー48が下降するため、キャップ50が記
録ヘッド部32から離間する。もちろん、記録ヘッドユ
ニット28からのインクの乾燥や異物の混入を定常的に
防止するために、キャップホルダー48を下降させない
ようにし、キャップ50をインク吐出面35に密着させ
た状態に維持してもよい。
【0053】本実施形態では、複数のキャップ50のう
ち、特定のインク吸引用キャップ50Bに対応した記録
ヘッドユニット28のみからインクを吸引できるように
している。従って、記録ヘッドキャリッジ14をキャッ
プ50の配列方向(主走査方向)に所定量だけ移動させ
て、インクを吸引すべき記録ヘッドユニット28をイン
ク吸引用キャップ50Bの上方に位置させるようにする
ことで、全ての記録ヘッドユニット28からインクを吸
引できる。この場合であっても、それぞれの記録ヘッド
部32に対応して、位置決め用壁部材64が設けられて
いるので、対応する記録ヘッド部32(記録ヘッドユニ
ット28)とインク吸引用キャップ50Bとを正確に位
置決めできる。なお、一般的に、記録ヘッドユニット2
8からインクを吸引する動作は短時間で終了することが
多く、この短時間のうちに、記録ヘッドキャリッジ14
に主走査方向(矢印M方向)の力が作用する可能性は低
いので、本実施形態では、ブラック以外の記録ヘッドユ
ニット28の記録ヘッド部32に対しては、固定用壁部
材66を設けていないが、もちろん全ての記録ヘッドユ
ニット28に対応して、固定用壁部材66を設けてもよ
い。また、キャップ50の全てをインク吸引用キャップ
50Bとし、記録ヘッドキャリッジ14を移動させるこ
となく全ての記録ヘッドユニット28からインクを吸引
できるようにしてもよい。
【0054】以上説明したように、本実施形態のインク
ジェット記録装置12では、記録ヘッドキャリッジ14
とキャップホルダー48とを位置決めする位置決め用壁
部材64を利用して、記録ヘッドキャリッジ14とキャ
ップホルダー48との固定も行えるようにしている。従
来では、位置決め用の部材に加えて固定用の部材を設け
る必要があったが、本実施形態では位置決め用壁部材6
4が固定用の部材のを兼ねていることとなり、部品点数
を少なくすることができる。また、低コストで、インク
ジェット記録装置12を構成できる。
【0055】しかも、キャリッジフレーム26に設けた
位置決め用壁部材64の少なくとも1つを、複数の記録
ヘッド部32の間の位置に設けている。位置決め用壁部
材64がキャリッジフレーム26の側方から張り出さな
いので、記録ヘッドキャリッジ14として小型化するこ
とができ、インクジェット記録装置12としても小型化
することが可能となる。
【0056】同様に、固定用壁部材66も、複数の記録
ヘッド部32の間の位置に設けている。固定用壁部材6
6がキャリッジフレーム26の側方から張り出さないの
で、記録ヘッドキャリッジ14として小型化することが
でき、インクジェット記録装置12としても小型化する
ことが可能となる。
【0057】なお、本発明の位置決め部材及び固定部材
としては、必ずしも位置決め用壁部材64及び固定用壁
部材66として構成されている必要はない。位置決め部
材としては、要するに、キャップホルダー48の上昇
(記録ヘッドキャリッジ14への接近)に伴って、位置
決め用ピン70に接触して記録ヘッドキャリッジ14と
キャップホルダー48とを位置決めする接触部であれば
よい。同様に、固定部材としても、キャップ50が対応
するインク吐出面35に密着した状態で、位置決め部材
との間と対向して位置決め用ピン70を収容するように
なっていればよい。例えば、キャリッジフレーム26に
凹部を設け、この凹部において主走査方向に対向する内
面がそれぞれ、位置決め部材又は部材として作用するよ
うに構成してもよい。また、これとは逆に、キャップホ
ルダー48に凹部を設けると共に、この凹部に収容され
る位置決め用ピンをキャリッジフレーム26に形成して
もよい。
【0058】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、インクジェ
ット記録ヘッドのインク吐出口を包囲するようにインク
ジェット記録ヘッドに当接するキャップ部材を、インク
ジェット記録ヘッドに対して所定位置に相対的に位置決
めするためのキャップ部材位置決め構造であって、複数
の前記インクジェット記録ヘッドが配置されたキャリッ
ジと、前記キャップ部材を保持すると共に前記インクジ
ェット記録ヘッドに対して相対移動してキャップ部材を
インクジェット記録ヘッドに密着させる保持部材と、前
記キャリッジ及び前記保持部材のそれぞれに設けられ互
いに接触することによりキャリッジに対し保持部材を所
定位置に位置決めする位置決め部材と、を有し、前記キ
ャリッジに設けられた前記位置決め部材が、前記複数の
インクジェット記録ヘッドの間の位置に設けられている
ので、小型化を図ることができる。
【0059】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記位置決め部材によって前記キャ
リッジに対し前記保持部材が位置決めされた状態で、キ
ャリッジと保持部材とを固定する固定部材、を有するの
で、キャップ部材とインクジェット記録ヘッドとの不用
意な位置ずれを防止し、キャップ部材によってインク吐
出口をキャッピングした状態を維持できる。
【0060】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
請求項2に記載の発明において、前記位置決め部材が、
前記キャリッジ及び前記保持部材のそれぞれに設けら
れ、互いに接触する接触面を備えた第1凸部材、である
ので、簡単な構造で、位置決め部材を構成できる。
【0061】請求項4に記載の発明では、請求項1〜請
求項3のいずれかに記載の発明において、前記固定部材
が、前記キャリッジ及び前記保持部材のいずれか一方の
位置決め部材と、前記一方の位置決め部材に対向し、こ
の対向した領域にキャリッジ及び保持部材の他方の位置
決め部材が位置するように配置された対向部材、により
構成されているので、簡単な構造で、固定部材を構成で
きると共に、部品点数を少なくすることができる。
【0062】請求項5に記載の発明では、請求項4に記
載の発明において、前記対向部材が、前記キャリッジ及
び前記保持部材のいずれか一方の前記第1凸部材の前記
接触面に対向する対向面を備えた第2凸部材とされてい
るので、簡単な構造で、対向部材を構成できる。
【0063】請求項6に記載の発明では、請求項4又は
請求項5に記載の発明において、前記対向部材が、少な
くとも前記キャリッジと前記保持部材と位置決め動作に
おいてキャリッジ及び保持部材の他方の位置決め部材に
対し非接触状態を維持する形状とされているので、キャ
リッジと保持部材とを確実に位置決めできる。
【0064】請求項7に記載の発明では、画像情報に応
じてインク滴を記録媒体に吐出し画像を記録するインク
ジェット記録ヘッドと、前記インクジェット記録ヘッド
のインク吐出口を包囲するようにインクジェット記録ヘ
ッドに当接するキャップ部材と、前記キャップ部材を、
前記インクジェット記録ヘッドに対して所定位置に位置
決めするための請求項1〜請求項6のいずれかに記載の
キャップ部材位置決め構造と、を有するので、インクジ
ェット記録装置として小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るインク吸引装置を
備えたインクジェット記録ヘッド回復装置を有するイン
クジェット記録装置の記録ヘッドキャリッジ及びその近
傍を示す斜視図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係るインクジェット記
録ヘッド回復装置を示す一部破断斜視図である。
【図3】 本発明の一実施形態に係るインクジェット記
録ヘッド回復装置の概略構成を示す平面図である。破断
側面図である。
【図4】 本発明の一実施形態に係るキャップ部材位置
決め構造によって位置決めされる記録ヘッドキャリッジ
とキャップホルダーの主要部を示す一部破断正面図であ
る。
【図5】 本発明の一実施形態に係るキャップ部材位置
決め構造によって位置決めされる記録ヘッドキャリッジ
とキャップホルダーを部分的に拡大して示す一部破断正
面図である。
【図6】 本発明の一実施形態に係るキャップ部材位置
決め構造によって位置決めされる記録ヘッドキャリッジ
とキャップホルダーの主要部を示す一部破断正面図であ
る。
【図7】 本発明の一実施形態に係るキャップ部材位置
決め構造によって位置決めされる記録ヘッドキャリッジ
とキャップホルダーを部分的に拡大して示す一部破断正
面図である。
【図8】 本発明の一実施形態に係るキャップ部材位置
決め構造によって位置決めされる記録ヘッドキャリッジ
とキャップホルダーを部分的に拡大して示す一部破断正
面図である。
【図9】 本発明の一実施形態に係るキャップ部材位置
決め構造によって位置決めされる記録ヘッドキャリッジ
とキャップホルダーを部分的に拡大して示す一部破断正
面図である。
【図10】 位置決め構造を示す説明図である。
【符号の説明】
10 インク吸引装置 12 インクジェット記録装置 14 記録ヘッドキャリッジ 48 キャップホルダー(保持部材) 50 キャップ 64 位置決め用壁部材(第1凸部材、位置決め部
材) 66 固定用壁部材(第2凸部材、対向部材、固定部
材) 70 位置決め用ピン(第1凸部材、位置決め部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関山 隆明 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 田中 邦明 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 Fターム(参考) 2C056 EA17 EA23 EC11 EC22 EC23 EC24 EC34 EC57 FA10 HA37 JA05 JA08 JA14 JB04 JB07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェット記録ヘッドのインク吐出
    口を包囲するようにインクジェット記録ヘッドに当接す
    るキャップ部材を、インクジェット記録ヘッドに対して
    所定位置に相対的に位置決めするためのキャップ部材位
    置決め構造であって、 複数の前記インクジェット記録ヘッドが配置されたキャ
    リッジと、 前記キャップ部材を保持すると共に前記インクジェット
    記録ヘッドに対して相対移動してキャップ部材をインク
    ジェット記録ヘッドに密着させる保持部材と、 前記キャリッジ及び前記保持部材のそれぞれに設けられ
    互いに接触することによりキャリッジに対し保持部材を
    所定位置に位置決めする位置決め部材と、 を有し、 前記キャリッジに設けられた前記位置決め部材が、前記
    複数のインクジェット記録ヘッドの間の位置に設けられ
    ていることを特徴とするキャップ部材位置決め構造。
  2. 【請求項2】 前記位置決め部材によって前記キャリッ
    ジに対し前記保持部材が位置決めされた状態で、キャリ
    ッジと保持部材とを固定する固定部材、 を有することを特徴とする請求項1に記載のキャップ部
    材位置決め構造。
  3. 【請求項3】 前記位置決め部材が、 前記キャリッジ及び前記保持部材のそれぞれに設けら
    れ、互いに接触する接触面を備えた第1凸部材、 であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    キャップ部材位置決め構造。
  4. 【請求項4】 前記固定部材が、 前記キャリッジ及び前記保持部材のいずれか一方の位置
    決め部材と、 前記一方の位置決め部材に対向し、この対向した領域に
    キャリッジ及び保持部材の他方の位置決め部材が位置す
    るように配置された対向部材、 により構成されていることを特徴とする請求項1〜請求
    項3のいずれかに記載のキャップ部材位置決め構造。
  5. 【請求項5】 前記対向部材が、 前記キャリッジ及び前記保持部材のいずれか一方の前記
    第1凸部材の前記接触面に対向する対向面を備えた第2
    凸部材とされていることを特徴とする請求項4に記載の
    キャップ部材位置決め構造。
  6. 【請求項6】 前記対向部材が、少なくとも前記キャリ
    ッジと前記保持部材と位置決め動作においてキャリッジ
    及び保持部材の他方の位置決め部材に対し非接触状態を
    維持する形状とされていることを特徴とする請求項4又
    は請求項5に記載のキャップ部材位置決め構造。
  7. 【請求項7】 画像情報に応じてインク滴を記録媒体に
    吐出し画像を記録するインクジェット記録ヘッドと、 前記インクジェット記録ヘッドのインク吐出口を包囲す
    るようにインクジェット記録ヘッドに当接するキャップ
    部材と、 前記キャップ部材を、前記インクジェット記録ヘッドに
    対して所定位置に位置決めするための請求項1〜請求項
    6のいずれかに記載のキャップ部材位置決め構造と、 を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
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