JP2002200603A - 鉋 - Google Patents

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JP2002200603A
JP2002200603A JP2000401938A JP2000401938A JP2002200603A JP 2002200603 A JP2002200603 A JP 2002200603A JP 2000401938 A JP2000401938 A JP 2000401938A JP 2000401938 A JP2000401938 A JP 2000401938A JP 2002200603 A JP2002200603 A JP 2002200603A
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JP
Japan
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plane
blade
rod
rear direction
driving device
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JP2000401938A
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Keisuke Tawa
啓介 多和
Hiroshi Tawa
寛 多和
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  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 省労力でかつ小容量の駆動装置で加工材を円
滑に切削することができる鉋を得る。 【解決手段】 鉋台(2)の前後方向中間部に切り屑の
流通孔(3)を上下方向に貫通形成し、前記鉋台(2)
に鉋刃(8)を前記流通孔(3)の後面(3a)側から
該流通孔(3)内に向けて前後動可能に設け、前記鉋台
(2)に前記鉋刃(8)を所定のストロークで前後方向
に往復動させる駆動装置(13,31)を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉋台を持って木材
等の加工材を切削する携帯型の鉋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、鉋台の前後方向中間
部にV型の切り屑流通孔を上下方向に貫通形成し、該切
り屑流通孔の反進行面側に鉋刃及び裏金を重ねて取付け
てなる手動式の鉋、あるいは、鉋台の前後方向中間部に
モーターによって水平軸心を中心として回転されるロー
ターを設け、該ローターの外周に複数の鉋刃を取付てな
る電動式の鉋があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記手動式の鉋は、鉋
刃が鉋台に固定され、加工材に対する鉋刃の移動速度は
鉋台の移動速度と合致するものであった。このため、作
業者は鉋台を所定の力で加工材に押しつけながら該鉋台
を鉋刃の切削に必要とする切込み速度で移動させねばな
らず、大きな労力と所定の技能を要する欠点があった。
【0004】上記電動式の鉋は、鉋刃が加工材に線接触
しながら該加工材を切削するため、所定の面精度を得る
ためにローターを高速で回転させねばならず、大きな動
力を要する欠点があった。また、切り屑が細かく寸断さ
れるため、粉塵が発生するとともに、高い騒音を発生す
る欠点があった。さらに、鉋刃が高速で回転するため危
険を伴うものであった。本発明は鉋刃を切り屑の流通孔
部で前後方向に往復動させることにより、上記欠点を解
消した新規な鉋を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下の如く構成したものである。即ち、請
求項1に係る発明は、鉋台の前後方向中間部に切り屑の
流通孔を上下方向に貫通形成し、前記鉋台に鉋刃を前記
流通孔の後面側から該流通孔内に向けて前後動可能に設
け、前記鉋台に前記鉋刃を所定のストロークで前後方向
に往復動させる駆動装置を設けたものである。また、請
求項2に係る発明は、前記鉋台の後部にロッドを前後方
向に摺動可能に嵌合させるとともに、該ロッドを所定の
ストロークで前後方向に往復動させる駆動装置を設け、
前記該ロッドの前部側に鉋刃を設けたものである。ま
た、請求項3に係る発明は、前記駆動装置は直流モータ
ーとし、鉋台に前記直流モーターを駆動するバッテリー
を設けたものである。また、請求項4に係る発明は、前
記駆動装置はロッドを電磁力によって往復動させる電磁
駆動装置としたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基いて説明する。図面において、図1は本発明の第1実
施例を示す側断面図、図2は図1のII-II 断面図、図3
は本発明の第2実施例を示す側断面図、図4は鉋刃の第
2実施例を示す側面図、図5は図4の平面図である。
【0007】図1、図2において、1は鉋、2はその鉋
台である。該鉋台2は前後方向中心部(図2において左
右方向中心部)に上下方向に貫通する切り屑の流通孔3
を有する。この流通孔3は前後方向の幅が下部から上部
に向かって次第に広くなるV形に形成する。上記流通孔
3の後面(図1において右面)3a側の下部に前面及び
下面が開口する鉤形の凹欠き部4を形成し。該凹欠き部
4に刃台5を前後動可能に嵌合させ、該刃台5を鉋台2
の後部側に前後方向に摺動可能に嵌合させた駆動ロッド
6及びガイドロッド7(図2)に連結する。
【0008】上記刃台5は前面(左面)5aが流通孔3
の後面3aと平行する斜面に形成された台形状とし、該
刃台5の前面5aに鉋刃8及び刃押え9を取り付ける。
鉋刃8はその下端部の切刃8aを鉋台2の下面から所定
量下方に突出させ、刃押え9は上記鉋刃8の前面側に重
ね、その下面9aを鉋刃8の切刃8aよりも若干上方に
位置させると共に上記切刃8aの逃げ面と逆向きに傾斜
させて裏金を兼務させる。10は上記刃押え9を締め付
ける締めボルトである。
【0009】上記駆動ロッド6は刃台2後部の幅方向中
心部に嵌合させ、その後端を刃台2後部の前後方向中心
部に形成した収容室11の下部に突出させ、この突出端
部をクランク機構14を介して駆動装置をなす直流モー
ター13に連結する。即ち、上記収容室11の上部に直
流モーター13を下向きにして嵌合固定し、その出力軸
13aを収容室11の下部側に突出させ、該出力軸13
aにクランクウェブ14aを取り付け、このクランクウ
ェブ14aにクランクピン14bを介してクランクロッ
ド14cを連結し、該クランクロッド14cの端部(左
端)をロッドピン14dを介して上記駆動ロッド6の後
端(右端)に連結する。
【0010】これにより、上記直流モーター13の回転
をクランク機構14により直線往復運動に変換して上記
駆動ロッド6を前後方向に往復動させる。なお、上記ク
ランクピン14bの出力軸13aに対する偏心量Rは、
前述した切り屑の流通孔3下部の前後方向の幅よりも若
干小さくする。また、上記クランクウェブ14aには上
記クランクロッド14cの揺動・往復運動時に発生する
慣性力を打ち消すウエイト(図示省略)が取り付けられ
ている。
【0011】上記鉋台2後部の上面にカバー16を取り
付け、該カバー16内に上記直流モーター13に通電す
るバッテリー17を着脱可能に収容し、上記カバー16
の前部にバッテリー17の直流モーター13への通電を
許容・遮断するスイッチ18を取り付ける。19は鉋台
2の後部側の下部に取り付けた後部台面であり、該後部
台面19により上記収容室11の下面を閉塞する。
【0012】上記鉋台2の前部側の下部に前部台面20
を上下動調節可能に取り付ける。即ち、上記前部台面2
0の前後部に起立固定したガイドピン21を鉋台2の前
部側に上下摺動可能に嵌合させて該ガイドピン21によ
り前部台面20を鉋台2の下面に対して平行に上下動さ
せる。また、鉋台2の前部側の上部につまみ22付きの
調節ねじ23を回転可能にかつ上下動不能に取り付け、
該調節ねじ23の下部を上記前部台面20の前後方向中
心部に起立固定したナット24に螺合させる。これによ
り、上記つまみ22を操作して調節ねじ23を正逆回転
させ、ナット24を介して前部台面20を上下動調節し
て前述した鉋刃8の食い込み量を調節する。25は調節
ねじ23を鉋台2に回転可能にかつ上下動不能に係止す
る係止ピン。26は鉋台2の上部に取り付けた把手であ
る。なお、図1中、Wは加工材、W1は鉋刃によって切
削された切り屑である。
【0013】図3は本発明の第2実施例を示す。このも
のは、鉋台2の後部に容積の大きい収容室30を形成
し、該収容室30に電磁駆動装置(ソレノイド)31を
収容し、この電磁駆動装置31によって刃台5に連結し
たロッド6を前後方向に往復動させる。32は上記電磁
駆動装置31を駆動制御する制御部である。上記電磁駆
動装置31によりロッド6を往復動させるようにすれ
ば、クランク機構が不要となるので前述した第1実施例
に対し構造が簡素となり、より小型化できる。その他は
前述した第1実施例と略同様の構造となっている。
【0014】図4、図5は鉋刃の第2実施例を示す。こ
のものは、鉋刃8の下部8bを図4に示すように前方に
屈曲させ、該屈曲部8bの前端の切刃8aを図5に示す
ように平面視波形にしたものである。このようにすれ
ば、切刃8aが加工材Wを切削する切削抵抗が軽減し、
直流モーター13、電磁駆動装置31等の駆動装置をよ
り小容量にすることができる。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明
は、鉋刃を切り屑の流通孔部で前後方向に往復動させる
ようにしたので、従来の手動式の鉋に比し、鉋台の送り
速度に左右されることなく鉋刃の切込み速度を増大させ
ることができるので、省労力で加工材を円滑に切削する
ことができる。また、鉋刃が加工材の面方向に移動する
ので、従来の電動式の鉋に比し、切削抵抗が軽減すると
ともに、鉋刃の速度を高くすることなく加工材を平滑に
切削することができ、騒音が軽減するとともに、鉋刃の
駆動装置が小容量ですむ。また、駆動装置を小容量にで
きるので該駆動装置をバッテリー電源で駆動させること
ができる。さらに、切り屑が帯状又は線状となるので、
粉塵が発生しなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す側断面図である。
【図2】図1のII-II 断面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す側断面図である。
【図4】鉋刃の第2実施例を示す側面図である。
【図5】図4の平面図である。
【符号の説明】
A 倣い鉋 1 鉋 2 鉋台 3 切り屑の流通孔 3a 後面 4 凹欠き部 5 鉋台 5a 前面 6 駆動ロッド 7 ガイドロッド 8 鉋刃 8a 切刃 8b 下部 9 刃押え 9a 下面 10 締めボルト 11 収容室 13 直流モーター(駆動装置) 13a 出力軸 14 クランク機構 14a クランクウェブ 14b クランクピン 14c クランクロッド 14d ロッドピン 16 カバー 17 バッテリー 18 スイッチ 19 後部台面 20 前部台面 21 ガイドピン 22 つまみ 23 調節ねじ 24 ナット 25 係止ピン 26 把手 30 収容室 31 電磁駆動装置 32 制御部 W 加工材 W1 切り屑

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉋台(2)の前後方向中間部に切り屑の流
    通孔(3)を上下方向に貫通形成し、前記鉋台(2)に
    鉋刃(8)を前記流通孔(3)の後面(3a)側から該
    流通孔(3)内に向けて前後動可能に設け、前記鉋台
    (2)に前記鉋刃(8)を所定のストロークで前後方向
    に往復動させる駆動装置(13,31)を設けたことを
    特徴とする鉋。
  2. 【請求項2】鉋台(2)の後部にロッド(6)を前後方
    向に摺動可能に嵌合させるとともに、該ロッド(6)を
    所定のストロークで前後方向に往復動させる駆動装置
    (13,31)を設け、前記該ロッド(6)の前部側に
    鉋刃(8)を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    鉋。
  3. 【請求項3】駆動装置は直流モーター(13)とし、鉋
    台(2)に前記直流モーター(13)を駆動するバッテ
    リー(17)を設けたたことを特徴とする請求項1又は
    2記載の鉋。
  4. 【請求項4】駆動装置はロッド(6)を電磁力によって
    往復動させる電磁駆動装置(31)としたことを特徴と
    する請求項2記載の鉋。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112223559A (zh) * 2020-09-22 2021-01-15 安徽地豪科技环保材料有限公司 一种grc板加工用铣槽装置

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