JP2002200099A - インプラント上部構造体 - Google Patents

インプラント上部構造体

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JP2002200099A JP2000404715A JP2000404715A JP2002200099A JP 2002200099 A JP2002200099 A JP 2002200099A JP 2000404715 A JP2000404715 A JP 2000404715A JP 2000404715 A JP2000404715 A JP 2000404715A JP 2002200099 A JP2002200099 A JP 2002200099A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】歯科治療用インプラント上部構造体を口腔内に
設置する場合、歯科医の裁量により歯列の配列に合わせ
た理想角で容易に形態をとることが可能で、しかも、単
純構造で費用の面でも患者に高額な負担をかけない上部
構造体を提供する。 【解決手段】歯科用フィクスチュアーを歯槽骨に埋入す
る場合、上部構造体の一部を歯列の配列に合わせた角度
で切削矯正を行い調整する必要性がある、この様な場合
に、従来のアングルヘッドの上部構造体とこれを連結す
るためのスクリューピン4を一体化した形状に成型する
ことで上部構造体1は強化され、予め角度を固定せず1
〜35度で上部へ開く逆円錐台形状にした上部構造体1
の一部を歯科医の裁量で切削矯正し、円周角および、垂
直角に対し容易に理想角に調整できるように切削成形加
工を可能にし、様様な形態の治療に合わせ理想的で機能
的、審美的な歯列の配列を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯科治療に使用さ
れる歯科用インプラントフィクスチュアー(以下フィク
スチュアーという)を歯槽骨に埋入した後、補綴冠をフ
ィクスチュアーに連結するための役割を果たすインプラ
ント上部構造体(以下上部構造体という)で、従来品の
角度つき上部構造体では形状は単純ではあるが、垂直角
度が予め15度、20度と固定された角度で、形態も固
定化されており、その上、上部構造体が前歯部に適合で
きるように特化されている形態のために、前歯部以外に
使用した場合、歯列の配列が理想角からずれていても切
削成型加工ができず修正が不可能である、また、(特開
平9−234210)のように従来品の上部構造体の切
削成型をしなくてもよいものがあるが、その場合、イン
プラントフィクスチュアーと従来品の上部構造体の中間
に、垂直角度が予め固定され、アッバタイト機能を併せ
持つ形態の機能部品を設けなければならないような複雑
な形態でありこれも垂直角は固定されている。あるい
は、(特開平11−47158)のように咬合圧のかか
る大臼歯部に従来品の所謂アングルヘッドを使用した場
合は、所謂アングルヘッドをフィクスチュアーに連結す
るために図16の如く中央にスクリュウピン穴が貫通し
て設けてあり、さらに所謂アングルヘッド全体が中空管
状69であるため角度を変えるための切削成型加工がで
きず、さらに中空管状69になっているために臼歯部に
単独で使用する場合その強度については専門家も不安を
いだいており、現在安心して臼歯部に使用できる既製の
アングルヘッドはないといっても過言ではない。
【0002】また、フィクスチュアーには円周角に対し
て六角ないし八角の角度で変則的に修正できるものがあ
るが、このフィクスチュアーに使用する所謂アングルヘ
ッドも垂直方向に合わせての角度変化が固定化されてい
る形態のため修正が出来ず、この場合も前記同様、スク
リュウピンを通しフィクスチュアーに連結する構造で全
体が中空管状69になっているため、上部構造体も複雑
な形状となり、その結果、上部構造体の肉厚が薄くな
り、また形状が複雑になる分強度的にも問題が発生し、
また精密加工を必要とするために非常に高価である。本
発明では、単純な構造でしかも複雑な精密加工をせずと
も円周角の変化にも、あるいは垂直角の変化にも歯科医
の裁量で容易に歯列の配列に合わせて理想角に角度を調
整でき、強度的にも十分補償されることで、機能的、審
美的歯列の配列を可能にした上部構造体の発明に関す
る。
【0003】
【従来の技術】従来のフィクスチュアーは、如何に歯槽
骨に埋入するかに重点がおかれ、審美的とか咬合性の機
能は二の次に考えられた時代があったが、現在では性能
が優れたフィクスチュアーが開発され様様なものが登場
し埋入そのものは問題がなくなり、近年は審美性、機能
性がさらに問われるようになってきたが、実際の治療現
場では歯槽骨にフィクスチュアーを理想的な角度には埋
入出来ないことがしばしばあり問題が多かった。
【0004】この様な治療には歯槽骨に対し角度をつけ
てフィクスチュアーを埋入することになるが、この場合
歯槽骨に対し近遠心、および頬舌的にフィクスチュアー
の長軸に対し角度を付けて埋入しなければ骨質が十分に
得られないが、フィクスチュアーを歯槽骨に対して角度
をつけて埋入した分、歯列の配列に合わせた理想角で上
部構造体の角度を切削矯正し調整しなければならなく、
円周角にも垂直角にも任意の理想角度で容易に成形加工
ができるものがなかった。
【0005】このように現在市販されている上部構造体
は、曲げ角度を固定したものや、六角ないし八角形状6
3の凹凸回転防止機能を設け、歯列の配列に対して円周
角方向のみに対応可能で、しかも最大22、5度〜30
度の偏差が発生するような可動式にしたものがあるが、
垂直角はすべて固定式であるため、歯列の配列に対し理
想角にすることは当然の如く難しく,審美性および機能
性に欠けるという致命的な欠点があった、その上、非常
に複雑形状のため精密な加工となり大変高価になり、強
度的にも問題があるものが公知であった。
【0006】
【本発明が解決しようとする課題】従来の技術で、図1
9は、上顎前歯部にフィクスチュアーを埋入した例であ
るが、上顎前歯部の場合ほとんどの治療例では埋入方向
が理想角に埋入できない、また、図17の如く上顎臼歯
部の場合においても上顎洞が大きく、対合歯に対して理
想角で埋入するには骨質が薄くフィクスチュアーの一部
が上顎洞に突き抜けるため、フィクスチュアーの埋入が
不可能な場合がかなりの頻度で発生する。これらの場
合、図6の如くフィクスチュアーの長軸に対して口蓋測
に角度をつけて埋入すると、図18−Aの如く充分な歯
槽骨の骨質が得られフィクスチュアーが歯槽骨に支えら
れて固定強度が増す。また、フィクスチュアーの一部が
上顎洞に突き抜けた場合、その部分より細菌感染が起き
易く、歯肉に炎症を起こさせる危険性があり問題が多
い。
【0007】この様に、歯槽骨によりフィクスチュアー
の固定強度を得るために歯槽骨に対し角度をつけてフィ
クスチュアーを埋入した場合、従来の上部構造体を入れ
ると歯列の配列に対し理想角にならず、図18−Aの如
く対合歯とはうまく噛み合わない補綴物が出来上がり、
この場合も機能性、審美性が損なわれる。また、角度つ
きで小さいストレート上部構造体が種種市販されている
が、いずれも垂直方向の形態角度が決まっているために
理想角に切削成型加工すると、小さな角度つき上部構造
体が図22の如くさらに小さくとがった形状となり、上
部構造体と補綴冠とのセメントによる接着面積が少なく
なり、セメントによる接着強度が弱くなる問題があり、
結果、理想的形態とずれていても修正が不可能な問題が
非常に多かった。
【0008】また、前記問題点を考慮した上で歯槽骨に
角度をつけないで歯列の配列に合わせた角度でフィクス
チュアーを埋入した場合でも、歯科医の技量に関係なく
理想角に埋入しようと思っても常に理想角に埋入出来る
とは限らない、その場合の治療例では上部構造体の任意
的角度調整が必要となるが、前記角度調整巾が少ない場
合にはコスト面、および強度面等を考慮して、やむなく
従来品の小さなストレート上部構造体105をそのまま
使用する場合が多いが、その場合歯科医は理想的歯列の
配列を多少犠牲にしても従来品のストレート上部構造体
105をそのまま使用するか、あるいはストレート上部
構造体105の角度を変えるために、歯列の配列に合わ
せて小さな先端部の切削成型加工を行うが、その場合上
部構造体の先端部が図22の如く細くなり補綴冠と上部
構造体とのセメントによる接着強度が弱くなる事を犠牲
にするのか、歯科医は迷いながら使用しているのが現状
である。
【0009】図16の如く上部構造体の角度を変えた所
謂アングルヘッドといわれる上部構造体が既製品として
販売されていて、予め図8および図9のフィクスチュア
ーの如く六角ないし八角形状63に対し嵌合できるよう
上部構造体に同形状の凹凸回転防止機能が付いている
が、円周角方向に対し理想的角度から最大で22、5〜
30度の偏差が発生してしまう、その上に垂直角も予め
決まっているため修正不可能で、理想角よりずれてしま
う致命的な欠陥がある。また、所謂アングルヘッドをフ
ィクスチュアーに連結するために中央にスクリュウピン
穴が貫通して設けてあり、形状が細く全体が中空管状6
9にできているためほとんど形態修正が不可能で、一般
的に歯科医の間では従来品の所謂アングルヘッドは臼歯
部に単独で使用することには強度の面でかなり問題が多
いとされ、あえて使用する場合には複数使用が基本と考
えられており、且つ構造も精密加工となるため非常に高
価なものとなり、患者に高額な負担をかける大きな要因
であった。
【0010】本発明の目的は以上の点に鑑み、構造的に
も単純構造で費用の面でも患者に高額な負担がかから
ず、歯科医の裁量により歯列の配列に合わせ理想的角度
で、容易に自由な機能的形態をとることが可能な上部構
造体を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る、上部構造
体の構成は次のとおりである。
【0012】インプラント上部構造体1の嵌合凸部50
は、フィクスチュアー2の嵌合凹部53に適合し、且つ
上部構造体1に設けられているネジ部51とフィクスチ
ュアー2のネジ部54が適合して、上部構造体1のネジ
部51とフィクスチュアー2のネジ部54は、回転ネジ
止めにより連結し固定でき、また前記上部構造体1の嵌
合凸部50の上部には、フィクスチュアー2の上部外周
径56を起始点にして、角度αは1度〜35度の範囲内
の角度で、また長さHは3ミリ〜8ミリの範囲内の長さ
で上部方向へ逆円錐台型の形状を設けて成る。
【0013】図2−Aの上部構造体1で逆円錐台型形状
の上部には、図2−Bのフィクスチュアー2を図6の如
く任意の角度67の傾斜をつけて歯槽骨101に埋入し
た場合において、上部構造体1の斜線部を歯列の配列に
合わせて任意の理想角で切削成型加工を行っても消滅し
ない深さで、上部構造体1をフィクスチュアー2に連結
し固定するためのネジ締めレンチ部52を設けて成る。
【0014】上部構造体1の外縁起始点58は、フィク
スチュアー2の上部円周面55上で、図3の如くフィク
スチュアー2の上部内周径59に、または、図1の如く
外周径56に、あるいは、図1の外周径56と図3の内
周径59との中間で図4の中間点60の如く任意の径に
設定できることで、様様な形態の治療に合わせた上部構
造体1の理想的な最終形態の切削成型加工を容易に出来
るようにしたことを特徴として成る。
【0015】フィクスチュアー2の上部に六角ないし八
角形状63の凹凸回転防止機能がついている従来品に上
部構造体1を連結する場合、図2−Aの如く上部構造体
1に脱着用レンチ部52およびネジ部51を設けない
で、図12の如く上部構造体1の逆円錐台型形状の上部
より、途中スクリューピン4の頭部が止まる段差62を
設けた貫通穴61を設け、スクリューピン4により上部
構造体1をフィクスチュアー2に連結固定できるように
させたことを特徴として成る。
【0016】請求項4で述べた六角ないし八角形状63
の凹凸回転防止機能がついたフィクスチュアー2に上部
構造体1を連結する場合において、図8の場合は内部六
角ないし八角形状の凹回転防止機能の内周円で,図9の
場合は外部六角ないし八角形状の凸回転防止機能の外周
円によって六角ないし八角形状63の凹凸回転防止機能
を外し,円周方向の回転をフリーにしたことで、請求項
1と同条件にできることを特徴として成る。
【0017】上部構造体1で嵌合凸部50の上部に設け
られた逆円錐台型形状を、図1および図3の如くストレ
ート状の逆円錐台型形状にしないで、一部外周径面64
を図5、あるいは図15の如く一部をくの字型形状57
のように逆円錐台型の形状を変化させたことを特徴とし
て成る。
【0018】
【発明実施の形態】以下図1より図22に基づき本発明
による上部構造体1の構成を説明する。本発明の実施形
態では、フィクスチュアー2を上顎前歯部あるいは上顎
臼歯部の歯槽骨101に埋入した場合に使用する上部構
造体1を例にとって説明する。図1は上部構造体1とフ
ィクスチュアー2の基本使用構成を示しており、図2−
A、図2−Bは、図1の使用基本構成を分解した構成を
示しており、図2−Aは上部構造体1の基本構成を示し
ており、また、図2−Bはフィクスチュアー2の基本構
成を示しており、図2−Aで上部構造体1の嵌合凸部5
0はフィクスチュアー2の嵌合凹部53に適合し、且つ
上部構造体1に設けられているネジ部51とフィクスチ
ュアー2のネジ部54が適合し、上部構造体1のネジ部
51とフィクスチュアー2のネジ部54は、回転ネジ止
めにより連結し固定できることを可能にした構造で、ま
た上部構造体1の嵌合凸部50の上部方向にはフィクス
チュアー2の上部外周径56を起始点にして、角度αは
1度〜35度の範囲内の角度にて逆円錐台型形状を設
け、また、その長さHは3ミリ〜8ミリの範囲内の長さ
にて上部方向に設けられており、また上部構造体1をフ
ィクスチュアー2に固定するためにネジ締めレンチ工具
をレンチ部52に挿入し、上部構造体1を回転ネジ止め
することでフィクスチュアー2に連結し固定できる特徴
がある。
【0019】フィクスチュアー2を上顎前歯部に埋入す
る例の場合、対合歯104に対し理想角にフィクスチュ
アー2を埋入するには歯槽骨101の骨質が薄いため、
フィクスチュアー2を理想的角度に埋入することは困難
であるが、この場合、上顎前歯部の歯槽骨101の口蓋
側に充分骨質を確認できれば、図6の如く口蓋側方向に
フィクスチュアー2の長軸に対して角度を付けて埋入す
ることになるが、この場合、角度をつけて埋入した分、
上部構造体1の斜線の部分を任意の角度67で歯列の配
列に合わせて切削成型加工を行い調整する必要性があ
る。この様に斜線部を切削矯正し、円周角および垂直角
に対し任意の角度で容易に理想角に調整できるように切
削成形加工を可能にした大きな特徴がある。
【0020】また、口蓋側方向にフィクスチュアー2の
長軸に対して角度を付けて埋入することにより、図18
の如く、フィクスチュアー2をより長く埋入でき、その
結果充分な歯槽骨101によってフィクスチュアー2が
支えられて固定強度が得られるため、これら事例におい
ても本発明の上部構造体1の使用は、円周角あるいは垂
直角に対しても任意の角度で容易に歯列の配列に合わせ
て理想角に切削成形加工ができることで、機能性、審美
性が損なわれることもなく非常に大きな効果を発揮す
る。
【0021】図2−Aの上部構造体1で、フィクスチュ
アー2の上部円周面55との接触面、外縁起始点58
は、図3の如くフィクスチュアー2の上部円周面55上
の内周径59と同径にして上部方向へ逆円錐台型形状
で、または、図1の如くフィクスチュアー2の上部円周
面55上の外周径56と同径にして上部へ逆円錐台型形
状で、あるいは、図4でフィクスチュアー2の上部円周
面55上の内周径59と外周径56の中間径60の如く
任意に設定した径にして上部へ逆円錐台型の形状にして
設けることにより、様様な形態の治療に合わせた上部構
造体1の理想的な最終形態の切削成型加工を容易に出来
るようにした効果が得られる。
【0022】一般的には上部構造体1の切削成型加工を
技工室サイドにて行う場合、模型上のフィクスチュアー
2に固定させて、上部構造体1の切削成形加工を行う
が、上部構造体1の逆円錐台型の形状を図1、図3、図
4、図13、図14の如くそれぞれの斜線部の切削成型
加工をフィクスチュアー2の上部円周面55ぎりぎりま
で行うが、このときにフィクスチュアー2の上部円周面
55に傷をつけてしまうことが多く問題である。この問
題を解決する手段として、図1の如く上部構造体1の嵌
合凸部50の上部方向に設けられた角度1度〜35度の
範囲内の逆円錐台型形状外周径面64を、図1の如くス
トレート状の逆円錐台型形状とせず、一部外周径面64
を図5、図15の如く、くの字型形状57に予め形状を
変化させたことで、本来フィクスチュアー2の上部円周
面55ぎりぎりまで上部構造体1の切削成型加工を行う
べきところを、図5または図15の斜線部分の如く予め
設けられた、くの字型形状57部より上部へ切削成型加
工を行う事でフィクスチュアー2の上部円周面55に傷
をつけることもなく、高価な部品のフィクスチュアー2
を傷つけて商品価値がなくなるような問題も解決できる
効果が得られる。
【0023】また、インプラントフィクスチュアー2の
上部に六角ないし八角形状63の凹凸回転防止機能がつ
いている従来品に上部構造体1を連結する場合、図2−
Aの如く上部構造体1のレンチ部52およびネジ部51
を設けずに、図12の如く上部構造体1の逆円錐台型形
状の上部より嵌合凸部50のネジ部51まで、スクリュ
ーピン4の頭部が途中で止まる段差62を設けた貫通穴
61を設けて、スクリューピン4により、フィクスチュ
アー2のネジ部54にネジ締めを行うことで図10、図
11、図13、図14の如く上部構造体1をフィクスチ
ュアー2に連結し固定できるようにした場合も、図16
の如く形状が細くパイプ状にできている従来品の所謂ア
ングルヘッドを使用した場合と同様に、図2−Aの上部
構造体1の如くネジ部51が一体化した上部構造体1と
比べ強度的にやや劣る欠点があるが、前記加工形態にお
いても同様の効果が得られる。
【0024】フィクスチュアーの種類には大別すると2
種類に分類されているのが公知である。その一例は図1
の本発明による上部構造体1を使用した形態で、フィク
スチュアー2および上部構造体1共六角ないし八角形状
63の凹凸回転防止機能がなく、上部構造体1のネジ部
51でフィクスチュアー2に連結して固定する構造と、
もう一例は図8及び図9の如くフィクスチュアー2の上
部に六角ないし八角形状63の凹凸回転防止機能を設け
たフィクスチュアー2で、これに使用される従来品の所
謂アングルヘッド上部構造体は、フィクスチュアー2の
上部の六角ないし八角形状63に合わせて連結し固定で
きるよう六角ないし八角形状の嵌合部が設けてあり、ス
クリュウピンで連結して固定するタイプがあるが、本発
明の上部構造体1においても六角ないし八角形状63の
凹凸回転防止機能を設けたフィクスチュアー2に使用す
る場合も、フィクスチュアー2の上部の六角ないし八角
形状63に合わせて嵌合できるように、図11の如く六
角ないし八角凹形状の肉逃げ部65を、または図10お
よび図12の如く六角ないし八角凸形状の嵌合部66を
設けることで使用上の問題はなく、またこれらのフィク
スチュアー2を使用した場合において、とうぜん上部構
造体1の円周角の角度は固定化される欠点はあるが、角
度が固定化される形態の場合図13、図14の如く上部
構造体1の外周径面の一方向を技工室サイドでの切削成
形加工の時間をできるだけ省くことを目的で、予め切り
落し部68を設けた場合も同様の効果が得られる。
【0025】フィクスチュアー2の埋入方法には、図2
1の如くフィクスチュアー2の上部を歯肉107周辺に
とどめて、これに従来品の上部構造体105を介して補
綴冠103をセットする『2ピース法』と、図20の如
くフィクスチュアー2を歯槽骨101すれすれまで埋め
込み、これと補綴冠103との間にアバットメント10
6および従来品の上部構造体105を介在させる『3ピ
ース法』がある、前記『2ピース法』においては、これ
までに述べた中で説明してきたフィクスチュアー2に従
来品の上部構造体105をセットした方法で、またフィ
クスチュアー2にアバットメント106を連結固定すれ
ば『2ピース法』と同様の形態となり、これに従来品の
上部構造体105を連結固定した方法が前記『3ピース
法』である。このアバットメント106と上部構造体を
一体化した考え方でも前記で述べたように『2ピース
法』と同様の形態となり、本来『3ピース法』において
必要なアバットメント106が不要となり、本発明の上
部構造体1で十分対応が可能である。このように前記
『2ピース法』、『3ピース法』両技法とも本発明の上
部構造体1に置き換えての使用は従来の考え方と同様に
対応することができ、様様な形態の治療に汎用性のある
効果が得られる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明の様に本発明であれば、歯科
用フィクスチュアー2を歯槽骨101に埋入する場合に
も、従来のような固定化された角度の上部構造体の形状
を気にすることなく埋入でき、フィクスチュアー2の埋
入角度にあわせて歯科医の裁量で、円周角あるいは垂直
角のいずれの方向にも任意の角度で容易に切削成形加工
で対応でき、また上部構造体1をフィクスチュアー2に
セットした場合においても、理想的で審美的な歯列の配
列を形成する効果がある。また、歯科医が始めて本発明
の上部構造体1を切削成型の加工を行うような初期段階
において、多少の切削成型の加工時間がかかっても、切
削成型品は理想的な歯列の配列に対する完成度は、現在
市販されている固定角度つき上部構造体、または、円周
角方向のみで、しかも偏差が発生するような角度変更可
能な所謂アングルヘッド及びその他従来品、あるいは時
間と経費を必要とする鋳造工法により成型された上部構
造体より完全に勝っている効果がある。
【0027】本発明の従来品と比べての問題点は、完成
品ではなく最終形態を歯科医が形成しなければならない
点にある。これを口腔内にて行うと時間もかかり歯科医
の経験、技量により完成度に優劣が生ずる恐れがある。
これらを解決する手段として、本発明の上部構造体1を
フィクスチュアー2に回転ネジ止めをする場合、両者を
繰り返し何回ネジ止めを行っても必ず最初に設置された
位置に戻る性質を利用して、口腔内に一度セットし、こ
れを口腔内印象を行い口腔外の模型上に移し技工室サイ
ドにて切削成型加工を行うことにより、口腔内にて切削
成形を行う場合よりもさらに完全な上部構造体1が容易
に仕上がり、その完成度の安定を図ることができる。ま
たこの口腔外製作法は、口腔内の切削成型加工時間を大
幅に削減できるため、患者の精神的負担、苦痛を大きく
緩和でき、歯科医は迷う事なくあらゆる治療形態に対応
でき、非常に大きな効果をもたらす。
【0028】また、現在までに市販されている上部構造
体は、ほぼ完全に完成された形態の上部構造体を歯科医
に提供されているため、歯科治療の際、基本的には切削
成型等の後加工を必要としない考え方である。しかし、
歯列の配列に合わない角度でフィクスチュアーが歯槽骨
に埋入された場合には、強度の問題や補綴冠の接着強度
が落ちる問題はあるが、必然的に歯列の配列に合わせて
上部構造体の切削成型加工を行う必要が出てくる。本発
明においては逆転の発想で、一部未完成ゆえに容易に歯
列の配列に合わせて切削矯正ができるような形態で上部
構造体を歯科医に提供することで、歯科医の裁量によ
り、従来より、より機能性のある審美的な歯列の配列の
形態を容易にとれることを可能にしたこと、あるいは様
様な形態の治療に汎用性を持たせたことに大きな特徴が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における上部構造体とフィクスチュアー
の基本使用構成を示す説明図。
【図2−A】本発明における上部構造体で、図1の使用
基本構成を分解した構成を示す説明図。
【図2−B】従来品のフィクスチュアーで、図1の使用
基本構成を分解した構成を示す説明図。
【図3】本発明における上部構造体の形状を変化させた
例と、上部構造体の切削成型加工部(斜線部)を示す参
考説明図。
【図4】本発明における上部構造体の形状を変化させた
例と、上部構造体の切削成型加工部(斜線部)を示す参
考説明図。
【図5】本発明における上部構造体の形状を変化させた
例と、上部構造体の切削成型加工部(斜線部)を示す参
考説明図。
【図6】本発明における上部構造体を上顎臼歯部に角度
をつけて埋入した形態例を示す説明図。
【図7】本発明における上部構造体を上顎臼歯部に角度
をつけて埋入した形態例を示す説明図。
【図8】従来品で上部に内部六角形状の凹回転防止機能
が設けられた形態のフィクスチュアーを示す説明図。
【図9】従来品で上部に外部六角形状の凸回転防止機能
が設けられた形態のフィクスチュアーを示す説明図。
【図10】本発明における上部構造体で、図8の内部六
角形状の凹回転防止機能が設けられたフィクスチュアー
を使用した例で、図12の使用形態を示す説明図。
【図11】本発明における上部構造体で、図9の外部六
角形状の凸回転防止機能が設けられたフィクスチュアー
を使用した例で、図12の使用形態を示す説明図。
【図12】本発明における上部構造体の上部より貫通穴
を設け、スクリュウピンで連結する形態を示す分解説明
図。
【図13】本発明における上部構造体の一部を予め切削
成型加工を施した形態を示す説明図。
【図14】本発明における上部構造体の一部を予め切削
成型加工を施した形態を示す説明図。
【図15】本発明における上部構造体の形状を変化させ
た例と、上部構造体の切削成型加工部(斜線部)を示す
参考説明図。
【図16】従来品の所謂アングルヘッドで、フィクスチ
ュアーに連結するために中央にスクリュウピン穴が貫通
して設けてあり、形状が細く全体がパイプ状にできてい
る形態を示す説明図。
【図17】本発明における上部構造体を上顎臼歯部に角
度を付けないで埋入した場合の使用形態を示す説明図。
【図18】本発明における上部構造体を上顎臼歯部に角
度を付けて埋入した場合の使用形態を示す説明図。
【図18−A】フィクスチュアーを上顎臼歯部に角度を
付けて埋入し、従来のストレート上部構造体を使用した
形態を示す説明図。
【図19】本発明における上部構造体を上顎前歯部に使
用した形態を示す説明図。
【図20】『3ピース法』を示す説明図。
【図21】『2ピース法』を示す説明図。
【図22】従来品の上部構造体を歯列の配列に合わせ切
削矯正し上顎臼歯部に使用した場合の使用形態を示す説
明図。
【符号の説明】
1 上部構造体 2 フィクスチュアー 3 六角レンチネジ締め工具 4 スクリュウピン 50 嵌合凸部 51 ネジ部 52 レンチ穴 53 嵌合凹部 54 ネジ部 55 上部円周面 56 外周径 57 くの字型形状 58 外縁起始点 59 内周径 60 中間径 61 貫通穴 62 段差 63 六角ないし八角形状 64 外周径面 65 六角ないし八角形状肉逃げ部 66 六角ないし八角形状嵌合部 67 任意の角度 68 切り落し部 69 従来品で中空管状の形態の上部構造体 101 歯槽骨 102 上顎洞 103 補綴冠 104 対合歯 105 従来のストレート上部構造体 106 アバットメント 107 歯肉

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イント上部構造体1の嵌合凸部50は、イ
    ンプラントフィクスチュアー2の嵌合凹部53に適合
    し、且つインプラント上部構造体1に設けられているネ
    ジ部51とインプラントフィクスチュアー2のネジ部5
    4が適合して、インプラント上部構造体1のネジ部51
    とインプラントフィクスチュアー2のネジ部54は、回
    転ネジ止めにより連結し固定でき、また前記インプラン
    ト上部構造体1の嵌合凸部50の上部にはインプラント
    フィクスチュアー2の上部外周径56を起始点にして角
    度αは1度〜35度の範囲内の角度で、また、長さHは
    3ミリ〜8ミリの範囲内の長さで上部方向へ逆円錐台型
    の形状を設けた構造体を特徴とする、インプラント上部
    構造体。
  2. 【請求項2】インプラント上部構造体1で逆円錐台型形
    状の上部には、インプラントフィクスチュアー2を図6
    の如く任意の角度67の傾斜をつけて歯槽骨101に埋
    入した場合において、図1の如くインプラント上部構造
    体1の斜線部を歯列の配列に合わせて任意の理想角で切
    削成型加工を行っても消滅しない深さで、インプラント
    上部構造体1をインプラントフィクスチュアー2に連結
    し固定するためのネジ締めレンチ部52を設けたことを
    特徴とする、請求項1記載のインプラント上部構造体。
  3. 【請求項3】インプラント上部構造体1の外縁起始点5
    8は、インプラントフィクスチュアー2の上部円周面5
    5上で、図3の如くインプラントフィクスチュアー2の
    上部内周径59に、または図1の如く外周径56に、あ
    るいは図1の外周径56と図3の内周径59との中間で
    図4の中間点60の如く任意の径に設定できることで、
    様様な形態の治療に合わせたインプラント上部構造体1
    の理想的な最終形態の切削成型加工を容易に出来るよう
    にしたことを特徴とする、請求項1記載のインプラント
    上部構造体。
  4. 【請求項4】インプラントフィクスチュアー2の上部に
    六角ないし八角形状63の凹凸回転防止機能がついてい
    る従来品にインプラント上部構造体1を連結する場合、
    図2−Aの如くイプラント上部構造体1に脱着用レンチ
    部52およびネジ部51を設けないで、図12の如くイ
    ンプラント上部構造体1の逆円錐台型形状の上部より、
    途中スクリューピン4の頭部が止まる段差62を設けた
    貫通穴61を設け、スクリューピン4によりインプラン
    ト上部構造体1をインプラントフィクスチュアー2に連
    結し固定できるようにさせたことを特徴とする、請求項
    1記載のインプラント上部構造体。
  5. 【請求項5】請求項4で述べた六角ないし八角形状63
    の凹凸回転防止機能がついたインプラントフィクスチュ
    アー2にインプラント上部構造体1を連結する場合にお
    いて、図8の場合は内部六角凹形状の回転防止機能の内
    周円で,図9の場合は外部六角凸形状の回転防止機能の
    外周円によって六角ないし八角形状63の凹凸回転防止
    機能を外し,円周方向の回転をフリーにしたことで、請
    求項1と同条件にできることを特徴とした、請求項1記
    載のインプラント上部構造体。
  6. 【請求項6】インプラント上部構造体1で嵌合凸部50
    の上部に設けられた逆円錐台型形状を、図1および図3
    の如くストレート状の逆円錐台型形状にしないで、一部
    外周径面64を図5あるいは図15の如く一部をくの字
    型形状57のように逆円錐台型の形状を変化させたこと
    を特徴とする、請求項1記載のインプラント上部構造
    体。
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