JP2002199722A - 電源装置および複写機 - Google Patents

電源装置および複写機

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JP2002199722A
JP2002199722A JP2000392826A JP2000392826A JP2002199722A JP 2002199722 A JP2002199722 A JP 2002199722A JP 2000392826 A JP2000392826 A JP 2000392826A JP 2000392826 A JP2000392826 A JP 2000392826A JP 2002199722 A JP2002199722 A JP 2002199722A
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power supply
constant
circuit
constant voltage
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JP2000392826A
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Riyouta Ishihira
良太 石平
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Harison Toshiba Lighting Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多出力の定電圧回路の電圧低下の保護回路を
簡素化しコストダウンを図れる電源装置を得ることであ
る。 【解決手段】 DC−DCレギュレータ4a、4bは、
多出力の直流電源をそれぞれ一定電圧に保持し定電圧回
路に供給する。保護回路は複数の定電圧回路の電圧低下
を監視しいずれかの定電圧回路の電圧が低下したことを
検出する。制御回路3は、保護回路がいずれかの定電圧
回路の電圧が低下したことを検出したときはメインスイ
ッチング素子のスイッチング制御をを停止させ、各の定
電圧回路への直流電源の供給を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電気機器に一
定の直流電圧を供給する電源装置および複写機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複写機に使用される電源装置において
は、メイン電源出力から同じ電圧階級の複数の直流電源
または電圧階級の異なる複数の直流電源を多出力化して
いる。例えば、メインモータを駆動するための直流電源
として24V、ファンモータやハードディスク等の機器
用の直流電源として12V、制御回路の制御電源として
5Vの直流電源を供給している。
【0003】図5は、従来の多出力化される電源装置の
回路図である。交流電源は整流器1で整流されコンデン
サC1で平滑されてスイッチングトランスTrの一次巻
線に直流電源として供給される。メインスイッチング素
子2は制御装置3により制御され、メインスイッチング
素子2のスイッチング制御によりスイッチングトランス
Trに供給される直流電力が制御される。制御回路3の
制御電源は、スイッチングトランスTrの補助巻線から
供給されるようになっている。
【0004】スイッチングトランスTrの二次側には、
単出力の巻線から複数のDC−DCレギュレータにより
多出力の直流電源を得るようにしている。図5では2個
の定電圧回路を取り出したものを示している。
【0005】二次巻線に発生した電圧は、それぞれダイ
オードD1およびコンデンサC2により整流されてDC
−DCレギュレータ4a、4bに供給される。DC−D
Cレギュレータ4a、4bは、入力された電圧とは異な
る定電圧を出力する回路であり、これにより多出力直流
定電圧を得るようにしている。
【0006】DC−DCレギュレータ4a、4bは、出
力電流の最大値が決められており、出力電流がその最大
値を超えたときは一定電圧を保持することができなくな
り電圧低下を生じる。この電圧低下を検出するために、
各々の定電圧回路には保護回路が設けられている。
【0007】すなわち、すべての定電圧回路の電圧が正
常であるときには、定電圧ダイオードZD1、ZD2が
導通し、抵抗R1、R2を介して電流が流れる。これに
より、トランジスタTR1、TR2がオンし、ダイオー
ドD3、D4に流れる電流は零となり、定電圧ダイオー
ドZD3は非導通となる。従ってフォトカプラ5はオフ
となる。
【0008】一方、いずれかの定電圧回路の電圧が低下
したときには、フォトカプラ5はオンとなる。いま、図
5の上側の定電圧回路の電圧が低下したとすると、定電
圧ダイオードZD1は非導通となり、抵抗R1を介した
電流は流れなくなる。これにより、トランジスタTR1
がオフし、ダイオードD3には抵抗R3を介して抵抗R
5およびコンデンサC4の並列回路(タイマー回路)に
電流が流れ、コンデンサC4には電荷が蓄積される。コ
ンデンサC4への電荷の蓄積によりコンデンサC4の電
圧は上昇し、コンデンサC4の電圧が定電圧ダイオード
ZD3のブレークアウト電圧になると、定電圧ダイオー
ドZD3が導通し、フォトカプラ5がオンする。
【0009】フォトカプラ5のオンにより制御装置3は
メインスイッチング素子2のスイッチング制御を停止し
直流電源の供給を停止する。これにより、定電圧回路の
過電流を防止するようにしている。
【0010】また、図6は正の直流電源(正出力)と負
の直流電源(負出力)とを供給する電源装置の回路図で
あり、この電源装置では正出力が有りの状態で負出力が
オンオフされる。このような電源装置での出力電圧低下
時の保護回路についても同様に、定電圧回路の電圧が正
常であるときにはフォトカプラ5a、5bはオフとな
り、定電圧回路の電圧が低下したときにはフォトカプラ
5a、5bはオフとなる。
【0011】いま、スイッチ素子6がオンした状態で、
定電圧回路の電圧が正常であるとする。この場合には、
定電圧ダイオードZD2、ZD3が導通し、トランジス
タTR1、TR2がオンし、定電圧ダイオードZD1、
ZD4は非導通となる。従ってフォトカプラ5a、5b
はオフとなる。
【0012】一方、いずれかの定電圧回路の電圧が低下
したときには、フォトカプラ5a、5bはオンとなる。
いま、図6の上側の正定電圧回路の電圧が低下したとす
ると、定電圧ダイオードZD2は非導通となり、トラン
ジスタTR1がオフし、コンデンサC1に電荷が蓄積さ
れる。コンデンサC1への電荷の蓄積によりコンデンサ
C1の電圧は上昇し、コンデンサC1の電圧が定電圧ダ
イオードZD1のブレークアウト電圧になると、定電圧
ダイオードZD1が導通し、フォトカプラ55aがオン
する。フォトカプラ5aのオンにより制御装置3はメイ
ンスイッチング素子2のスイッチング制御を停止し直流
電源の供給を停止する。これにより、定電圧回路の過電
流を防止するようにしている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の電源装置では、各々のDC−DCレギュレータ4
a、4bにそれぞれ保護回路を設けているので、定電圧
回路が増えると回路スペースの増加とコストアップに繋
がる。図5に示す電源装置では、DC−DCレギュレー
タが増える毎に保護回路の定電圧ダイオードやトランジ
スタ等が必要となり、また、図6に示す電源装置におい
ても保護回路の定電圧ダイオードやフォトカプラ等が必
要となる。
【0014】本発明の目的は、複数の定電圧回路の電圧
低下の保護回路を簡素化しコストダウンを図れる電源装
置および複写機を得ることである。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
電源装置は、直流電源を多出力の一定直流電圧に保持し
複数の定電圧回路にそれぞれ供給する複数のDC−DC
レギュレータと;複数の定電圧回路のうちいずれかの定
電圧回路の電圧が低下したことを検出する保護回路と;
前記保護回路がいずれかの定電圧回路の電圧が低下した
ことを検出したときは前記直流電源からの電源供給を停
止させる制御回路と;を備えたことを特徴とする。
【0016】本発明および以下の発明において、特に指
定しない限り用語の定義及び技術的意味は以下による。
【0017】電源装置は、各種電気機器に多出力の一定
の直流電圧を供給する電源装置であり、例えば、複写機
の電源装置として用いられる。複写機の電源としては、
複数の同一電圧階級または複数の異なる電圧階級の直流
電源があり、例えば、メインモータを駆動するための2
4Vの直流電源、ファンモータやハードディスク等の機
器用の12Vの直流電源、制御回路用の5Vの制御電源
等がある。
【0018】直流電源には交流電源を整流し平滑して得
られた直流電源も含まれる。直流電源は、例えば、メイ
ンスイッチング素子を介してスイッチングトランスの一
次巻線に入力され、スイッチングトランスの二次巻線か
ら複数の定電圧回路にそれぞれ直流電源を供給する。
【0019】DC−DCレギュレータは各々の定電圧回
路に設けられ、スイッチングトランスの二次巻線から得
られた直流電源をそれぞれ一定電圧に保持し定電圧回路
に供給するものであり、例えば、三端子レギュレータが
含まれる。このDC−DCレギュレータは、出力電流が
所定の電流値を超えたときは定電圧を保持できなくな
り、出力電圧が低下する特性を有する。
【0020】保護回路は、複数のDC−DCレギュレー
タを一括して保護するものであり、複数のDC−DCレ
ギュレータのいずれかの出力電圧が低下したときは、過
電流状態になったDC−DCレギュレータがあると検出
する。この検出信号は、例えばフォトカプラを介して制
御回路に出力される。
【0021】制御回路は、各々のすべてのDC−DCレ
ギュレータが正常であるときは、各定電圧回路に所定の
直流電力を供給するようにメインスイッチング素子を制
御する。一方、保護回路がいずれかのDC−DCレギュ
レータの電圧が低下したことを検出したときはメインス
イッチング素子のスイッチング制御を停止させ、スイッ
チングトランスへの直流電力の供給を停止する。
【0022】本発明によれば、複数のDC−DCレギュ
レータに対してそれぞれ分圧抵抗を設けるだけで保護回
路を共通して使用できるので、保護回路を簡潔に構成で
きスペースの増加やコストアップを防止できる。
【0023】請求項2の発明に係わる電源装置は、請求
項1の発明において、前記保護回路は、複数のDC−D
Cレギュレータの出力間を繋ぐ前記DC−DCレギュレ
ータの出力と同数の分圧抵抗と;前記分圧抵抗の中点に
接続され複数のすべてのDC−DCレギュレータが正常
であるときは導通し、いずれかのDC−DCレギュレー
タの電圧が低下したとき非導通となる電圧検出用定電圧
ダイオードと;前記電圧検出用定電圧ダイオードが非導
通となったときにオフするトランジスタと;前記トラン
ジスタがオフすることで充電される時定数コンデンサ
と;前記時定数コンデンサの充電開始から所定の時間の
経過後に導通し前記制御回路に電圧が低下したことを知
らせる定電圧ダイオードと;を備えたことを特徴とす
る。
【0024】本発明は、請求項1の発明における保護回
路の構成を特定したものであり、分圧抵抗は、各々のD
C−DCレギュレータ毎に各々のDC−DCレギュレー
タの出力間に接続され直列接続される。電圧検出用定電
圧ダイオードは直列接続された分圧抵抗の中点に接続さ
れ、複数のすべてのDC−DCレギュレータが正常であ
るときは導通し、いずれかのDC−DCレギュレータの
電圧が低下したときは非導通となるブレークアウト電圧
を有する。
【0025】トランジスタは電圧検出用定電圧ダイオー
ドが非導通となったときにオフし、このトランジスタの
オフにより、例えば、時定数コンデンサと抵抗とからな
るタイマー回路が動作する。
【0026】定電圧ダイオードは、トランジスタがオフ
してからタイマー回路で定まる所定時間の経過後に導通
し、例えばフォトカプラをオンさせ制御回路に電圧が低
下したことを知らせる。
【0027】請求項3の発明に係わる電源装置は、請求
項2の発明において、前記分圧抵抗の中点と出力GND
との間に抵抗を接続したことを特徴とする。
【0028】本発明は、電圧階級が異なるDC−DCレ
ギュレータ間を分圧抵抗で接続した場合に、電圧階級の
低い定電圧回路が電圧階級の高い定電圧回路の電圧に上
昇するのを防止するものである。電圧階級の低い定電圧
回路の電圧上昇防止のために、直列接続された分圧抵抗
の中点と出力GNDとの間に抵抗を接続する。これによ
り、電圧階級の低い定電圧回路が電圧階級の高い定電圧
回路の電圧に上昇するのを防止する。
【0029】請求項4の発明に係わる電源装置は、直流
電源から正出力の一定直流電圧を供給する正出力の定電
圧回路と;直流電源から負出力の一定直流電圧を供給す
る負出力の定電圧回路と;前記正出力が有りの状態で前
記負出力をオンオフするスイッチ素子と;前記負出力が
オフのときは前記正出力の定電圧回路の電圧が低下した
ことを検出し、前記負出力がオンのときは前記正出力の
定電圧回路と負出力の定電圧回路との間の合成電圧が低
下したことを検出する保護回路と;前記保護回路が前記
正出力の定電圧回路の電圧低下または前記正出力の定電
圧回路と負出力の定電圧回路との合成電圧の電圧低下を
検出したときは、前記直流電源の電源供給を停止させる
制御回路と;を備えたことを特徴とする。
【0030】本発明の電源装置は、正の直流電源(正出
力)と負の直流電源(負出力)とを有し、正出力が有り
の状態で負出力がオンオフされる正出力と負出力との直
流電源を供給する電源装置である。
【0031】直流電源は、例えば、メインスイッチング
素子を介してスイッチングトランスの一次巻線に入力さ
れ、スイッチングトランスの二次巻線から、正出力およ
び負出力の直流電源を得る。正出力は正出力の定電圧回
路に供給され、負出力は負出力の定電圧回路に供給され
る。
【0032】スイッチ素子は、正出力が有りの状態で負
出力をオンオフし負出力の直流電源の供給をしたり供給
を停止したりする。
【0033】保護回路は、スイッチ素子がオフ状態で負
出力がオフのときは正出力の定電圧回路の電圧が低下し
たことを検出し、スイッチ素子がオン状態で負出力がオ
ンのときは正出力の定電圧回路と負出力の定電圧回路と
の間の合成電圧が低下したことを検出する。この検出信
号は、例えばフォトカプラを介して制御回路に出力され
る。
【0034】制御回路は、正出力の定電圧回路および負
出力の定電圧回路が正常であるときは、各定電圧回路に
所定の直流電力を供給するようにメインスイッチング素
子を制御する。一方、保護回路が正出力の定電圧回路の
電圧低下、または正出力の定電圧回路と負出力の定電圧
回路との間の合成電圧が低下したことを検出したとき
は、メインスイッチング素子のスイッチング制御を停止
させ、各の定電圧回路に直流電源を供給することを停止
する。
【0035】請求項5の発明に係わる電源装置は、請求
項1ないし4のいずれか一の発明において、前記直流電
源は、交流電源を整流平滑してスイッチングトランスを
介して供給され、前記制御回路は前記スイッチングトラ
ンスに供給される直流電力を制御することを特徴とす
る。
【0036】本発明は、請求項1ないし4のいずれか一
の発明の直流電源として、交流電源を整流平滑して得る
ようにしたものである。交流電源を整流平滑して得た直
流電源は、例えば、メインスイッチング素子を介してス
イッチングトランスに供給される。本発明によれば、交
流電源を直流電源に変換するので、商用交流電源を容易
に使用できる。
【0037】請求項6の発明に係わる電源装置は、請求
項5の発明において、前記制御回路は、前記スイッチン
グトランスの補助巻線から制御電源が供給されることを
特徴とする。本発明によれば、制御回路の制御電源をス
イッチングトランスの補助巻線から得るようにしている
ので、装置全体を簡潔に構成できる。
【0038】本発明は、請求項5の発明の制御回路の制
御電源として、スイッチングトランスの補助巻線から供
給されるようにしたものである。
【0039】請求項7の発明に係わる複写機は、請求項
1ないし6のいずれか一の電源装置を備えたことを特徴
とする。
【0040】請求項7の発明に係わる複写機は、請求項
1ないし6のいずれか一の電源装置を備えた複写機の発
明であり、これにより各定電圧回路の電圧低下を適切に
保護できるので、信頼性の高い複写機が得られる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の第1の実施の形態に係わる電源装
置の回路図である。交流電源は整流器1で整流されコン
デンサC1で平滑されて直流電源となり、スイッチング
トランスTrの一次巻線に供給される。スイッチングト
ランスTrはスイッチング制御により安定化された直流
電源を得ることができ、出力に複数の定電圧回路が接続
されている。
【0042】メインスイッチング素子2は制御装置3に
より制御され、メインスイッチング素子2のスイッチン
グ制御によりスイッチングトランスTrに供給される直
流電力が制御される。また、制御回路3の制御電源は、
スイッチングトランスTrの補助巻線から供給されるよ
うになっている。
【0043】図1では、スイッチングトランスTrの二
次巻線に発生した電圧は、それぞれダイオードD1およ
びコンデンサC2により整流されてDC−DCレギュレ
ータ4a、4bに供給され、このDC−DCレギュレー
タ4a、4bにより、二次巻線からの出力電圧とは異な
る定電圧V01、V02を得ている。そして、各々の定
電圧回路に直流定電圧V01、V02を出力している。
【0044】DC−DCレギュレータ4a、4bは三端
子レギュレータであっても良く、出力電流が所定値を超
えたときは電圧低下を生じる特性を有する。保護回路
は、複数のDC−DCレギュレータ4a、4bの電圧低
下を一括して検出するものであり、DC−DCレギュレ
ータ4aに対して分圧抵抗R8が設けられ、DC−DC
レギュレータ4bに対して分圧抵抗R9が設けられてい
る。これら分圧抵抗R8、R9は直列接続される。
【0045】そして、その直列接続された分圧抵抗R
8、R9の中点には電圧検出用定電圧ダイオードZD5
が接続され、電圧検出用定電圧ダイオードZD5はDC
−DCレギュレータ4a、4bが正常であるときは導通
し、いずれかのDC−DCレギュレータ4a、4bの電
圧が低下したときは非導通となるブレークアウト電圧を
有する。
【0046】DC−DCレギュレータ4a、4bの定電
圧回路の電圧階級が同じである場合には、双方とも正常
であるときはDC−DCレギュレータ4a、4bの出力
電圧は同じである。この場合、分圧抵抗R8、R9の中
点の電圧は出力電圧と同じ電圧となる。DC−DCレギ
ュレータ4a、4bのいずれかに電圧低下を生じた場合
には、分圧抵抗R8、R9の中点の電圧は分圧されて低
下する。電圧検出用定電圧ダイオードZD5は、DC−
DCレギュレータ4a、4bの正常時の出力電圧で導通
し、それ未満の電圧で非導通となるブレークアウト電圧
を持つ特性のものを用いる。
【0047】DC−DCレギュレータ4a、4bの出力
電圧が正常であるときは、電圧検出用定電圧ダイオード
ZD5が導通することからトランジスタTR3がオンす
る。トランジスタTR3がオンしたときは抵抗R6から
の電流はトランジスタTR3に流れ、抵抗R7およびコ
ンデンサC4から構成されるタイマ回路は動作しない。
【0048】一方、DC−DCレギュレータ4a、4b
の出力電圧が低下したときは、電圧検出用定電圧ダイオ
ードZD5が非導通となりトランジスタTR3がオフす
る。トランジスタTR3がオフしたときは抵抗R6から
の電流は、抵抗R7およびコンデンサC4から構成され
るタイマ回路に流れコンデンサC4に電荷が蓄積され
る。コンデンサC4の電圧が定電圧ダイオードZD4の
ブレークアウト電圧を超えると定電圧ダイオードZD4
が導通する。定電圧ダイオードZD4の導通によりフォ
トカプラ5がオンし、DC−DCレギュレータ4a、4
Bのいずれかに電圧低下が発生したことを制御回路3に
出力する。制御回路3はこの電圧低下の検出信号を入力
するとメインスイッチング素子2のスイッチング制御を
停止させ、直流電源の供給を停止させる。これにより、
DC−DCレギュレータ4a、4bの過電流を保護す
る。
【0049】このように、第1の実施の形態では、同じ
出力電圧の複数のDC−DCレギュレータ(三端子レギ
ュレータ)を持つ場合に、各出力間を分圧抵抗で接続
し、各出力間の中点の電圧で複数のDC−DCレギュレ
ータの電圧低下を検出する。すなわち、各出力間の中点
の電圧は、正常時は出力電力と同じであり、出力電圧が
低下した場合には、中点の電圧は分圧されて低下する。
これを電圧検出用定電圧ダイオードで検出してトランジ
スタをオンオフさせ過電流保護を行う。また、制御回路
3の制御電源をスイッチングトランスTrの補助巻線か
ら得るようにしているので、装置全体を簡潔に構成でき
る。
【0050】従って、複数のDC−DCレギュレータに
対してそれぞれ分圧抵抗を設けるだけで保護回路を共通
して使用できるので、保護回路を簡潔に構成できスペー
スの増加やコストアップを防止できる。
【0051】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。図2は本発明の第2の実施の形態に係わる電源装置
の回路図である。この第2の実施の形態は、図1に示し
た第1の実施の形態に対し、分圧抵抗R8、R9の中点
と出力GNDとの間に抵抗R10を接続したものであ
る。その他の構成は、図1に示した第1の実施の形態と
同一であるので、同一要素には同一符号を付し重複する
説明は省略する。
【0052】DC−DCレギュレータ4a、4bの電圧
階級が異なる場合には、DC−DCレギュレータ4a、
4bの間を分圧抵抗R8、R9で接続すると、電圧階級
の低い定電圧回路が電圧階級の高い定電圧回路の電圧に
上昇することがある。
【0053】そこで、電圧階級の低い定電圧回路の電圧
上昇防止のために、直列接続された分圧抵抗R8、R9
の中点と出力GNDとの間に抵抗R10を接続し、電圧
階級の低い定電圧回路が電圧階級の高い定電圧回路の電
圧に上昇するのを防止する。
【0054】次に、本発明の第3の実施の形態を説明す
る。図3は本発明の第3の実施の形態に係わる電源装置
の回路図である。この第3の実施の形態に係わる電源装
置は、多出力の直流電源として、正の直流電源(正出
力)と負の直流電源(負出力)とを出力するものであ
り、正出力が有りの状態で負出力がオンオフされる正出
力と負出力との直流電源を供給するものである。
【0055】交流電源は整流器1で整流されコンデンサ
C1で平滑されて直流電源となり、スイッチングトラン
スTrの一次巻線に供給される。スイッチングトランス
Trは正の直流電源(正出力)と負の直流電源(負出
力)との多出力の直流電源を得るものであり、図3で
は、2個の二次巻線の一方から正出力を供給し、他方か
ら負出力を供給する定電圧回路を示している。
【0056】メインスイッチング素子2は制御装置3に
より制御され、メインスイッチング素子2のスイッチン
グ制御によりスイッチングトランスTrに供給される直
流電力が制御される。また、制御回路3の制御電源は、
スイッチングトランスTrの補助巻線から供給されるよ
うになっている。
【0057】出力スイッチングトランスTrの一方の二
次巻線に発生した直流電圧は、ダイオードD1およびコ
ンデンサC2により整流されて正出力を得て定電圧回路
に正出力を供給する。同様に、他方の二次巻線に発生し
た直流電圧は、ダイオードD2およびコンデンサC3に
より整流されて負出力を得て定電圧回路に負出力を供給
する。
【0058】スイッチ素子6は、正出力が有りの状態で
負出力をオンオフし負出力の直流電源の供給をしたり供
給を停止したりする。また、第2のスイッチ素子7は負
出力がオンのときはオフして定電圧ダイオードZD3を
切り離し、負出力がオフのときはオンして定電圧ダイオ
ードZD3を接続するスイッチ素子である。
【0059】定電圧ダイオードZD3は、スイッチ素子
6がオフ状態で負出力がオフのときに、正出力の定電圧
回路の電圧が低下したことを検出するものであり、定電
圧ダイオードZD2は、スイッチ素子6がオン状態で負
出力がオンのときに、正出力の定電圧回路と負出力の定
電圧回路との間の合成電圧が低下したことを検出するも
のである。従って、定電圧ダイオードZD2のブレーク
アウト電圧は、定電圧ダイオードZD3のブレークアウ
ト電圧より高く設定されている。
【0060】いま、スイッチ素子6がオフ状態で負出力
がオフであるとする。この場合は、正出力の電圧の低下
を監視することになる。正出力が正常であるとすると、
定電圧ダイオードZD3は導通しトランジスタTR1が
オンする。トランジスタTR1がオンしたときは抵抗R
1からの電流はトランジスタTR1に流れ、抵抗R2お
よびコンデンサC4から構成されるタイマ回路は動作し
ない。
【0061】一方、正出力の電圧が低下したときは、定
電圧ダイオードZD3が非導通となりトランジスタTR
1がオフする。トランジスタTR1がオフしたときは抵
抗R1からの電流は、抵抗R2およびコンデンサC4か
ら構成されるタイマ回路に流れコンデンサC4に電荷が
蓄積される。コンデンサC4の電圧が定電圧ダイオード
ZD1のブレークアウト電圧を超えると定電圧ダイオー
ドZD1が導通する。定電圧ダイオードZD1の導通に
よりフォトカプラ5がオンし、正出力に電圧低下が発生
したことを制御回路3に出力する。制御回路3はこの電
圧低下の検出信号を入力するとメインスイッチング素子
2のスイッチング制御を停止させ、直流電源の供給を停
止させる。
【0062】次に、スイッチ素子6がオン状態で負出力
がオンであるとする。この場合は、第2のスイッチング
素子7により定電圧ダイオードZD3は切り離された状
態であり、定電圧ダイオードZD2により、正出力の電
圧および負出力の電圧の合成電圧を監視することにな
る。正出力および負出力の合成電圧が正常であるとする
と、定電圧ダイオードZD3は導通しトランジスタTR
1がオンする。トランジスタTR1がオンしたときは抵
抗R1からの電流はトランジスタTR1に流れ、抵抗R
2およびコンデンサC4から構成されるタイマ回路は動
作しない。
【0063】一方、正出力および負出力の合成電圧が低
下したときは、定電圧ダイオードZD2が非導通となり
トランジスタTR1がオフする。トランジスタTR1が
オフしたときは抵抗R1からの電流は、抵抗R2および
コンデンサC4から構成されるタイマ回路に流れコンデ
ンサC4に電荷が蓄積される。コンデンサC4の電圧が
定電圧ダイオードZD1のブレークアウト電圧を超える
と定電圧ダイオードZD1が導通する。定電圧ダイオー
ドZD1の導通によりフォトカプラ5がオンし、正出力
に電圧低下が発生したことを制御回路3に出力する。制
御回路3はこの電圧低下の検出信号を入力するとメイン
スイッチング素子2のスイッチング制御を停止させ、直
流電源の供給を停止させる。
【0064】このように、負出力のオンのときは、正出
力と負出力との合成電圧に対して、定電圧ダイオードZ
D2が電圧低下を検出し、負出力のオフのときは正出力
に対してのみ定電圧ダイオードZD3が電圧低下を検出
する。これら定電圧ダイオードZD2、ZD3の切り替
えは第2のスイッチ素子7で行われる。従って、定電圧
ダイオードZDおよび第2のスイッチ素子7を追加する
だけで正出力および負出力の双方の電圧低下の監視下可
能となり、回路構成が簡素化されコストダウンが図れ
る。
【0065】図4は、本発明の第4の実施の形態に係わ
る複写機8の構成図であり、この複写機8は、第1の実
施の形態、第2の実施の形態または第3の実施の形態の
電源装置9を備えている。
【0066】複写機8の本体ハウジング10は、一端に
給紙カセット11を有し他端に排紙トレー12を備えて
いる。この給紙カセット11から排紙トレー12にかけ
て用紙13の搬送路が形成されており、この搬送路の経
路内に給紙用ローラ14や感光ドラム15が備えられ、
また、トナーを定着する定着装置16には加圧ローラ1
7が備えられている。電源装置9はこれら回転体や図示
省略の制御装置等に電源を供給する。
【0067】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の発明によ
れば、多出力の直流電源を供給する電源装置におけるD
C−DCレギュレータの出力電圧の低下を共通の保護回
路で検出できるので、低価格化および省スペース化が図
れる。
【0068】請求項2の発明によれば、多出力の各々の
定電圧回路に設けられる複数のDC−DCレギュレータ
の電圧低下を、各々のDC−DCレギュレータに対応し
て設けられた分圧抵抗により共通の保護回路で監視でき
るので、回路構成を簡素化できコストダウンが図れる。
【0069】請求項3の発明によれば、定電圧回路の電
圧階級が異なる場合であっても共通の保護回路で監視で
きるので、回路構成を簡素化できコストダウンが図れ
る。
【0070】請求項4の発明によれば、正の直流電源
(正出力)と負の直流電源(負出力)とを供給する電源
装置における各々の定電圧回路を共通の保護回路で監視
できるので、回路構成を簡素化できコストダウンが図れ
る。
【0071】請求項5の発明によれば、交流電源を直流
電源に変換するので、商用交流電源を容易に使用でき
る。
【0072】請求項6の発明によれば、制御回路の制御
電源をスイッチングトランスの補助巻線から得るように
しているので、装置全体を簡潔に構成できる。
【0073】請求項7の発明によれば、各定電圧回路の
電圧低下を適切に保護できる電源装置を用いているの
で、信頼性の高い複写機が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる電源装置の
回路図。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係わる電源装置の
回路図。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係わる電源装置の
回路図。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係わる複写機の構
成図。
【図5】従来の多出力化される電源装置の回路図。
【図6】従来の正の直流電源(正出力)と負の直流電源
(負出力)とを供給する電源装置の回路図。
【符号の説明】
1…整流回路、2…メインスイッチング素子、3…制御
装置、4…DC−DCレギュレータ、5…フォトカプ
ラ、6…スイッチ素子、7…第2のスイッチ素子、8…
複写機、9…電源装置、10…本体ハウジング、11…
給紙カセット、12…排紙トレー、13…用紙、14…
給紙用ローラ、15…感光ドラム、16…定着装置、1
7…加圧ローラ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源を多出力の一定直流電圧に保持
    し複数の定電圧回路にそれぞれ供給する複数のDC−D
    Cレギュレータと;複数の定電圧回路のうちいずれかの
    定電圧回路の電圧が低下したことを検出する保護回路
    と;前記保護回路がいずれかの定電圧回路の電圧が低下
    したことを検出したときは前記直流電源からの電源供給
    を停止させる制御回路と;を備えたことを特徴とする電
    源装置。
  2. 【請求項2】 前記保護回路は、 複数のDC−DCレギュレータの出力間を繋ぐ前記DC
    −DCレギュレータの出力と同数の分圧抵抗と;前記分
    圧抵抗の中点に接続され複数のすべてのDC−DCレギ
    ュレータが正常であるときは導通し、いずれかのDC−
    DCレギュレータの電圧が低下したとき非導通となる電
    圧検出用定電圧ダイオードと;前記電圧検出用定電圧ダ
    イオードが非導通となったときにオフするトランジスタ
    と;前記トランジスタがオフすることで充電される時定
    数コンデンサと;前記時定数コンデンサの充電開始から
    所定の時間の経過後に導通し前記制御回路に電圧が低下
    したことを知らせる定電圧ダイオードと;を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の電源装置。
  3. 【請求項3】 前記分圧抵抗の中点と出力GNDとの間
    に抵抗を接続したことを特徴とする請求項2記載の電源
    装置。
  4. 【請求項4】 直流電源から正出力の一定直流電圧を供
    給する正出力の定電圧回路と;直流電源から負出力の一
    定直流電圧を供給する負出力の定電圧回路と;前記正出
    力が有りの状態で前記負出力をオンオフするスイッチ素
    子と;前記負出力がオフのときは前記正出力の定電圧回
    路の電圧が低下したことを検出し、前記負出力がオンの
    ときは前記正出力の定電圧回路と負出力の定電圧回路と
    の間の合成電圧が低下したことを検出する保護回路と;
    前記保護回路が前記正出力の定電圧回路の電圧低下また
    は前記正出力の定電圧回路と負出力の定電圧回路との合
    成電圧の電圧低下を検出したときは、前記直流電源の電
    源供給を停止させる制御回路と;を備えたことを特徴と
    する電源装置。
  5. 【請求項5】 前記直流電源は、交流電源を整流平滑し
    てスイッチングトランスを介して供給され、前記制御回
    路は前記スイッチングトランスに供給される直流電力を
    制御することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか
    一記載の電源装置。
  6. 【請求項6】 前記制御回路は、前記スイッチングトラ
    ンスの補助巻線から制御電源が供給されることを特徴と
    する請求項5記載の電源装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれか一の
    電源装置を備えた複写機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007209166A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Toshiba Kyaria Kk インバータ装置および冷凍サイクル装置
JP2009268226A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Yokogawa Electric Corp スイッチング電源装置
JP2010017001A (ja) * 2008-07-04 2010-01-21 Nichicon Corp 多出力型スイッチング電源装置

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