JP2002199604A - 充電制御回路及び充電制御機能付きの電子機器 - Google Patents

充電制御回路及び充電制御機能付きの電子機器

Info

Publication number
JP2002199604A
JP2002199604A JP2000395875A JP2000395875A JP2002199604A JP 2002199604 A JP2002199604 A JP 2002199604A JP 2000395875 A JP2000395875 A JP 2000395875A JP 2000395875 A JP2000395875 A JP 2000395875A JP 2002199604 A JP2002199604 A JP 2002199604A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charging
circuit
voltage
control circuit
transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000395875A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamiji Nagai
民次 永井
Kuniharu Suzuki
邦治 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000395875A priority Critical patent/JP2002199604A/ja
Publication of JP2002199604A publication Critical patent/JP2002199604A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 規格外の大きな充電能力を有した直流電源が
当該充電回路に接続された場合でも、充電回路で消費さ
れる固定損失を抑制できるようにすると共に、充電回路
の加熱を防止できるようにする。 【解決手段】 所定の充電能力を有した直流電源14に
接続され、該直流電源14に基づいて定電流及び/又は
定電圧を二次電池15に供給するように充電制御する回
路において、直流電源14と二次電池15との間で直列
に接続されると共に、該直流電源14から二次電池15
への充電電流Iを調整する充電回路11と、この充電回
路11の両端の電圧に基づいて直列電圧降下分を検出す
る電圧検出回路12と、少なくとも、電圧検出回路12
によって検出された直列電圧降下分に基づいて充電回路
11の内部抵抗分を可変する制御回路13とを備えるも
のである。規格外の大きな充電能力を有した直流電源1
4が当該充電制御回路100に接続された場合は充電回
路11の内部抵抗分が制御回路13により増加される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリ駆動型の
携帯電話機や携帯端末装置、ビデオカメラなどに適用し
て好適な充電制御回路及び充電制御機能付きの電子機器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機や携帯端末装置などに
おいては電源として反復充電可能なバッテリ(二次電
池)が広く使用されている。これは充電容量の大きな二
次電池が開発されたことと、充電不可能な一次電池に比
べて二次電池が地球環境に優しいことによる。
【0003】図11AはACアダプタを使用した充電例
を示すイメージ図である。図11Aに示す携帯電話機1
01にはプラグイン型のACアダプタ1が接続され、携
帯電話機内蔵の二次電池が充電される。ACアダプタ1
は通常、電子機器とセットにして販売される。ACアダ
プタ1から延びた電源コードの先にはDCプラグ3が接
続され、このDCプラグ3が携帯電話機101に接続さ
れる。充電容量は総充電時間T[h]と充電電流I
[A]の積、すなわち、Ahで示される。
【0004】図11Bは据え置き型の充電器2を使用し
た充電例を示すイメージ図である。図11Bに示す携帯
電話機101は据え置き型の充電器2に立設するように
セットされ、携帯電話機内蔵の二次電池が所定の時間だ
け充電される。据え置き型の充電器2も携帯電話機10
1とセットで販売される。携帯電話機101などの電子
機器にもよるが、ACアダプタ1は例えば電子機器の駆
動電圧が4.2V程度の場合、充電電圧が5Vで充電電
流が0.6A程度である。電子機器の駆動電圧が6.0
V程度の場合は、充電電圧が8Vで充電電流が0.8A
程度である。電子機器の駆動電圧が7.5V程度の場合
は、充電電圧が10Vで充電電流が1.0A程度であ
る。
【0005】ところで、従来方式に係る充電例によれ
ば、電子機器とセットで販売されるACアダプタ1や、
据え置き型の充電器2などを正常に使用されている場合
は、電子機器が要求する充電電圧及び充電電流が維持さ
れるので、何らの支障が生じない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、充電特
性の異なるACアダプタ1や、据え置き型の充電器2な
どが複数混在してくると、所定の充電能力を有したAC
アダプタ専用の電子機器に、規格外の大きな充電能力を
有した直流電源が誤って当該電子機器に接続されてしま
う場合が想定される。
【0007】このような規格外の大きな充電能力を有し
た直流電源が当該電子機器に接続された場合、充電制御
回路で消費される固定損失が大きくなり、充電回路が発
熱し、引いては電子機器が加熱するという問題がある。
【0008】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、規格外の大きな充電能力を有
した直流電源が当該充電回路に接続された場合でも、こ
の充電回路で消費される固定損失を抑制できるようにす
ると共に、この充電回路の加熱を防止できるようにした
充電制御回路及び充電制御機能付きの電子機器を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題は、所定の
充電能力を有した直流電源に接続され、該直流電源に基
づいて定電流及び/又は定電圧を二次電池に供給するよ
うに充電制御する回路において、直流電源と二次電池と
の間で直列に接続されると共に、該直流電源から二次電
池への充電電流を調整する充電回路と、この充電回路の
両端の電圧に基づいて直列電圧降下分を検出する電圧検
出回路と、少なくとも、電圧検出回路によって検出され
た直列電圧降下分に基づいて充電回路の内部抵抗分を可
変する制御回路とを備えることを特徴とする充電制御回
路によって解決される。
【0010】本発明に係る充電制御回路によれば、所定
の充電能力を有した直流電源に基づいて定電流及び定電
圧を二次電池に供給するように充電制御する場合に、こ
の直流電源と二次電池との間で直列に接続された充電回
路により、その直流電源から二次電池への充電電流が調
整される。この充電回路の直列電圧降下分は電圧検出回
路によって検出される。制御回路では電圧検出回路によ
り検出された直列電圧降下分に基づいて充電回路の内部
抵抗分が可変される。
【0011】例えば、規格外の大きな充電能力を有した
直流電源が当該充電制御回路に接続され、所定の充電能
力を有した直流電源が接続された場合の充電回路の直列
電圧降下分に比べて、その直列電圧降下分が大きくなっ
た場合は、充電回路の内部抵抗分が制御回路により増加
される。
【0012】従って、規格外の大きな充電能力を有した
直流電源が当該充電制御回路に接続された場合は所定の
充電能力を有した直流電源に接続された場合に比べて、
充電電流を低く抑えることができる。これにより、規格
外の直流電源が接続された場合も充電回路で消費される
固定損失を低く抑えることができ、充電回路における発
熱を抑えることができる。
【0013】本発明に係る充電制御機能付きの電子機器
は、二次電池を駆動電源として動作する電子機器であっ
て、所定の充電能力を有した直流電源に接続され、該直
流電源に基づいて定電流及び/又は定電圧を二次電池に
供給する充電制御回路を備え、この充電制御回路は直流
電源と二次電池との間で直列に接続されると共に、該直
流電源から二次電池への充電電流を調整する充電回路
と、この充電回路の両端の電圧に基づいて直列電圧降下
分を検出する電圧検出回路と、少なくとも、電圧検出回
路によって検出された直列電圧降下分に基づいて充電回
路の内部抵抗分を可変する制御回路とを有することを特
徴とするものである。
【0014】本発明に係る充電制御機能付きの電子機器
によれば、上述した充電制御回路が応用されるので、規
格外の直流電源が接続された場合においても充電回路で
消費される固定損失を低く抑えることができる。
【0015】従って、所定の充電能力を有した直流電源
に接続された場合はもちろん、規格外の直流電源が接続
された場合も二次電池を駆動電源として動作する電子機
器を保護することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係る充電制御
回路及び充電制御機能付きの電子機器の一実施の形態に
ついて、図面を参照しながら説明をする。
【0017】(1)実施形態 図1は本発明に係る実施形態としての充電制御回路10
0の構成例を示すブロック図である。この実施形態で
は、直流電源から二次電池への充電電流を制御する充電
制御回路を備え、この充電制御回路で充電電流を調整す
る充電回路の直列電圧降下分に基づいてその充電回路の
内部抵抗分を可変することにより、規格外の大きな充電
能力を有した直流電源が当該充電制御回路に接続された
場合でも、充電回路で消費される固定損失を抑制できる
ようにすると共に、充電回路の加熱を防止できるように
したものである。
【0018】図1に示す充電制御回路100は、所定の
充電能力を有した直流電源14に接続され、この直流電
源14に基づいて定電流及び/又は定電圧を二次電池1
5に供給するように充電制御する回路である。直流電源
14にはプラグイン型のACアダプタや、据え置き型の
充電器などが使用される。この充電制御回路100は4
つの端子a,b,c,dを有している。入力端子abに
は直流電源14が接続され、出力端子cdには二次電池
15が接続される。二次電池15にはNi−Cd電池
や、リチウム電池が使用される。入力端子b及び出力端
子d間は接地線GNDで結線されて接地される。
【0019】この直流電源14が接続された入力端子a
と二次電池15が接続された出力端子cとの間には、直
列に充電回路11が接続されており、この直流電源14
から二次電池15への充電電流を調整するようになされ
る。充電回路11は充電電流Iを調整するトランジスタ
や、このトランジスタを保護する定電流素子等を有して
いる。トランジスタにはpnp型のバイポーラトランジ
スタや、パワーMOSトランジスタが使用される。定電
流素子には抵抗が使用される。
【0020】この充電回路11の入力点(端子a)と出
力点(端子c)には電圧検出回路12が並列に接続さ
れ、この充電回路11の両端の電圧に基づいて直列電圧
降下分を検出するようになされる。ここで直列電圧降下
分をVacとし、入力端子ab間の電圧、すなわち、直
流電源14の出力電圧をVINとし、出力端子cd間の電
圧、すなわち、二次電池15の出力電圧をVOUTとする
と、Vac=VIN−VOUTにより与えられる。
【0021】この電圧検出回路12と充電回路11との
間には制御回路13が接続され、少なくとも、電圧検出
回路12によって検出された直列電圧降下分Vacに基
づいて充電回路11の内部抵抗分Racを可変するよう
になされる。充電回路11を保護するためである。
【0022】図2は充電制御回路100の等価回路例を
示す図である。図2に示す充電回路11は、一般に入出
力端子ac間に接続された可変抵抗器で示されると共
に、例えば、出力端子c側に可動片nを接続した分流器
として置き換えられる。二次電池15も可変抵抗器で示
される。これは満充電時の端子電圧Vupと放電時の端
子電圧Vdwとの間に差が生じることによる。
【0023】ここで図2に示す可動片nで(入力端子
a寄り)にある場合が一番抵抗値の少ない状態を示して
いる。ここで充電回路11の直列抵抗(分)をRacと
し、この直列抵抗Racを流れる充電電流をIとする
と、直列電圧降下分VacはV1=I・Racである。
この状態の直列抵抗Racをr1とすると、I2・r1
の固定損失P0が生じる。
【0024】反対に可動片nで(出力端子c寄り)に
ある場合が一番抵抗値の大きな状態を示している。直列
電圧降下分VacはV2であり、直列抵抗Racはr2
である。これらの間にはV2>V1、r2>r1の関係
がある。回路設計にもよるが、V2やV1、r2やr1
の間には、数十倍程度の差を持たせるようになされる。
【0025】続いて、充電制御回路100の動作例につ
いて説明をする。図2に示す入力端子abに例えば、所
定の充電能力を有した直流電源14を接続して、この直
流電源14に基づいて定電流及び定電圧を二次電池15
に供給するように充電制御する場合は、この直流電源1
4と二次電池15との間で直列に接続された充電回路1
1により、その直流電源14から二次電池15への充電
電流Iが調整されて供給される。
【0026】この充電回路11の直列電圧降下分Vac
は電圧検出回路12によって検出される。制御回路13
では電圧検出回路12により検出された直列電圧降下分
Vacに基づいて充電回路11の内部抵抗分Racが最
も少なくなる、図2に示した可動片nが(入力端子a
寄り)に移動するように調整される。この場合の直列抵
抗Racをr1とすると、I2・r1の固定損失P0が
生じる。
【0027】また、図2に示す入力端子abに規格外の
大きな充電能力を有した直流電源14が当該充電制御回
路100に接続された場合は、制御回路13は所定の充
電能力を有した直流電源14が接続された場合に比べて
充電回路11の抵抗分を増加するようになされる。例え
ば充電回路11の内部抵抗分Racが最も大きくなる、
図2に示した可動片nが(出力端子c寄り)に移動す
る位置に調整される。
【0028】この場合の直列抵抗Racをr2とする
と、I’2・r2の固定損失P0’が生じる。固定損失
P0と固定損失P0’とを等しくすることで、規格外の
大きな充電能力を有した直流電源14が当該充電制御回
路100に接続された場合でも加熱を防止することがで
きる。具体的に充電回路11の内部抵抗分Racを可変
するには、充電制御用のトランジスタの内部抵抗をr1
からr2に制御することにより可能となる。
【0029】このように、本発明に係る充電制御回路1
00によれば、規格外の大きな充電能力を有した直流電
源14が当該充電制御回路100に接続され、所定の充
電能力を有した直流電源14が接続された場合の直列電
圧降下分Vac=V1に比べて、その直列電圧降下分V
2が大きくなった場合は、充電回路11の内部抵抗分R
acが制御回路13によりr1からr2へ増加される。
【0030】従って、規格外の大きな充電能力を有した
直流電源14が当該充電制御回路100に接続された場
合は所定の充電能力を有した直流電源14に接続された
場合に比べて、充電電流Iを数十分の一程度の低い充電
電流I’に抑えられる。これにより、規格外の直流電源
14が接続された場合も充電回路11で消費される固定
損失P0’を低く抑えることができ、充電回路11にお
ける発熱を抑えることができる。
【0031】(2)第1の実施例 図3は本発明に係る第1の実施例としての充電制御回路
201の構成例を示す回路図である。この実施例では、
直流電源の一例となるACアダプタから、Ni−Cd電
池等の二次電池へ充電電流を供給する充電制御回路20
1を備え、この充電制御回路201で充電電流を調整す
る定電圧定電流回路の直列電圧降下分に基づいてその定
電圧定電流回路の充電制御用のトランジスタの内部抵抗
分を可変して、規格外の大きな充電能力を有したACア
ダプタが当該充電制御回路201に接続された場合で
も、定電圧定電流回路で消費される固定損失を抑制でき
るようにすると共に、定電圧定電流回路の加熱を防止で
きるようにしたものである。
【0032】図3に示す充電制御回路201は、所定の
充電能力を有したACアダプタ1に接続され、このAC
アダプタ1に基づいて定電流及び/又は定電圧を二次電
池15に供給するように充電制御する回路である。AC
アダプタ1にはプラグイン型のACアダプタが使用され
る。この充電制御回路201は4つの端子a,b,c,
dを有している。
【0033】入力端子abにはACアダプタ1が接続さ
れ、出力端子cdには充電切替スイッチSXを通して二
次電池15が接続される。充電切替スイッチSXはAC
アダプタのプラグが入力端子abに挿入されることで連
動して負荷回路から切り離され、充電制御回路201に
自動的に接続される。二次電池15にはNi−Cd電池
が使用される。入力端子b及び出力端子d間は接地線G
NDで結線されて接地される。
【0034】このACアダプタ1が接続された入力端子
aと二次電池15が接続された出力端子cとの間には、
充電回路の一例となる定電圧定電流回路21が直列に接
続されており、このACアダプタ1から二次電池15へ
の充電電流を調整するようになされる。
【0035】定電圧定電流回路21は抵抗R1、充電制
御用のトランジスタQ1、定電圧ダイオードDZ1及び
抵抗R7を有している。入力端子aには定電流素子の一
例となる抵抗R1の一端が接続され、他端がトランジス
タQ1のエミッタに接続され、このトランジスタQ1を
過電流から保護するようになされる。トランジスタQ1
のコレクタは出力端子cに接続されている。
【0036】トランジスタQ1にはpnp型のバイポー
ラトランジスタが使用される。この出力端子cには定電
圧ダイオードDZ1のカソードが接続され、このダイオ
ードDZ1のアノードが抵抗R7の一端に接続され、出
力端子cdを一定に維持するようになされる。抵抗R7
の他端は接地線GNDに接続される。ここでダイオード
DZ1と抵抗R7との接続点をp1とする。
【0037】また、定電圧定電流回路21の入力点(端
子a)と出力点(端子c)には出力変動検出回路12が
並列に接続され、この定電圧定電流回路21の両端の電
圧に基づいて直列電圧降下分Vacを検出するようにな
される。直列電圧降下分Vacは、Vac=VIN−VOU
Tにより与えられる。出力変動検出回路12は内部抵抗
制御用のトランジスタQ2、抵抗R2、誤差増幅回路8
A、抵抗R5、R6を有している。
【0038】入力端子aにはトランジスタQ2のエミッ
タが接続され、Q2のベースとQ1のエミッタとの間に
はベースバイアス用の抵抗R2が接続されている。トラ
ンジスタQ2にもpnp型のバイポーラトランジスタが
使用される。出力端子cd間には抵抗R5、R6を直列
にした抵抗分割回路が接続され、出力電圧を検出するよ
うになされる。抵抗R5、R6の接続点p2は誤差増幅
回路8Aの−端子に接続され、誤差増幅回路8Aの+端
子にはダイオードDZ1と抵抗R7との接続点p1が接
続される。
【0039】また、トランジスタQ1のベースと接地線
GNDとの間には制御回路13が接続され、少なくと
も、出力変動検出回路12によって検出された直列電圧
降下分Vacに基づいて定電圧定電流回路21の充電制
御用のトランジスタQ1の内部抵抗(内部抵抗分Ra
c)を可変するようになされる。定電圧定電流回路21
を保護するためである。
【0040】この制御回路13は抵抗R3、R4及びベ
ース電流制御用のトランジスタQ3を有している。抵抗
R3の一端はトランジスタQ1のベースに接続され、そ
の抵抗R3の他端はトランジスタQ3のコレクタに接続
される。トランジスタQ3にはnpn型のバイポーラト
ランジスタが使用される。トランジスタQ3のベースに
は誤差増幅回路8Aの出力が接続され、トランジスタQ
3のエミッタは抵抗R4を通じて接地される。
【0041】続いて、充電制御回路201の動作例につ
いて説明をする。図3に示す入力端子abに例えば、所
定の充電能力を有したACアダプタ1を接続して、この
ACアダプタ1に基づき定電流及び定電圧を二次電池1
5に供給して充電制御する場合は、このACアダプタ1
と二次電池15との間で直列に接続された定電圧定電流
回路21により、そのACアダプタ1から二次電池15
への充電電流Iが調整されて供給される。
【0042】この定電圧定電流回路21の直列電圧降下
分Vacは抵抗R5、R6や、ダイオードDZ1、抵抗
R7などによって分割される出力電圧VOUTを誤差増幅
回路8Aによって差動増幅することによって検出され
る。誤差増幅回路8Aによる誤差電圧Vεは制御回路1
3のトランジスタQ3のベースに入力される。トランジ
スタQ3では誤差増幅回路8Aにより検出された直列電
圧降下分Vacに依存する誤差電圧Vεに基づいてオン
又はオフする。
【0043】この誤差電圧Vεが小さい場合、すなわ
ち、図2で説明したVac=V1の場合は、トランジス
タQ3はオフしたままである。従って、トランジスタQ
2のベース電位VBEが高くなり、トランジスタQ2のコ
レクタ電位VCEが低くなり、トランジスタQ1のベース
電位VBEが高くなってトランジスタQ1のオンする。こ
れは定電圧定電流回路21のトランジスタQ1の内部抵
抗(内部抵抗分Rac)が最も少なくなる、図2に示し
た可動片nが(入力端子a寄り)に移動した状態と等
価となる。この場合のトランジスタQ1の内部抵抗をr
1とすると、I2・r1の固定損失P0が生じる。
【0044】また、図3に示す入力端子abに規格外の
大きな充電能力を有したACアダプタ1’が当該充電制
御回路201に接続された場合は、制御回路13はAC
アダプタ1が接続された場合に比べてトランジスタQ1
の内部抵抗をr2とするような制御がされる。つまり、
誤差増幅回路8Aによる誤差電圧Vεは制御回路13の
トランジスタQ3のベースに入力されるが、VεはAC
アダプタ1に比べて数十倍高い出力値となる。従って、
トランジスタQ3では誤差増幅回路8Aにより検出され
た直列電圧降下分Vacに依存する誤差電圧Vεに基づ
いてオンする。
【0045】これにより、トランジスタQ2のベース電
位VBEが低くなり、トランジスタQ2のコレクタ電位V
CEが高くなり、トランジスタQ1のベース電位VBEが低
くなってトランジスタQ1はオフする。これは定電圧定
電流回路21のトランジスタQ1の内部抵抗(内部抵抗
分Rac)が最も大きくなる、図2に示した可動片nが
(出力端子c寄り)に移動した状態と等価となる。
【0046】この場合の直列抵抗Racをr2とする
と、I’2・r2の固定損失P0’が生じるが、充電電
流I’がACアダプタ1が接続された場合に比べて数十
分の一に低減されるので、固定損失P0と固定損失P
0’とをほぼ等しくすることができる。従って、規格外
の大きな充電能力を有したACアダプタ1’が当該充電
制御回路201に接続された場合でも、定電圧定電流回
路21における発熱を抑えることができる。
【0047】図4は所定の充電能力を有したACアダプ
タ接続時の充電特性例を示す図である。この例は、出力
電圧VIN=5V、充電電流I=0.6Aの規格(アダプ
タと電子機器とがペアで販売される)のACアダプタ1
を使用した場合である。縦軸は電圧V及び電流Iであ
る。
【0048】この例では二次電池の満充電時の端子電圧
(基準値)Vupを4.2Vとし、放電時の端子電圧V
dwを3.0Vとした場合に、出力電圧VOUTは4.2
Vになされ、充電電流Iは0.6Aになされる。従っ
て、直列電圧降下分Vacは0.8Vであり、定電圧定
電流回路21における固定損失P0は0.48Wであ
る。
【0049】二次電池の端子電圧Vdw=3.0Vは充
電が進むにつれて端子電圧Vup=4.2Vに回復す
る。充電開始時刻t0から満充電に至る充電時刻をtx
とすると、充電時間はTf=tx−t0で示される。充
電容量はTf・I[Ah]である。なお、満充電後は充
電電流Iが指数関数的に減少すると共に、二次電池の端
子電圧VupはACアダプタ1の出力電圧VIN=5Vに
ほぼ等しくなる。
【0050】図5は規格外の充電能力を有したACアダ
プタ接続時の充電特性例を示す図である。この例は、出
力電圧VIN=8V、充電電流I=1.0Aの規格外のA
Cアダプタ1’を使用した場合である。縦軸は電圧V及
び電流Iである。
【0051】この例でも二次電池の満充電時の端子電圧
Vupを4.2Vとし、放電時の端子電圧Vdwを3.
0Vとした場合に、出力電圧VOUTは8.0Vであり、
直列電圧降下分Vacは3.8Vである。しかし、充電
制御用のトランジスタQ1の内部抵抗が規格のACアダ
プタ接続時のほぼ30倍程度の内部抵抗となり、充電電
流I’はほぼ0.1A程度に抑え込まれ、定電圧定電流
回路21における固定損失P0’を0.38W程度に抑
えられる。
【0052】制御回路13ではACアダプタ1が接続さ
れた場合に比べてトランジスタQ1の内部抵抗をr1=
1.33Ω程度からr2=38Ω程度とするような制御
がされる。従って、規格外の大きな充電能力を有したA
Cアダプタ1’が当該充電制御回路201に接続された
場合でも、定電圧定電流回路21における発熱を抑える
ことができる。
【0053】二次電池の端子電圧Vdw=3.0Vは充
電が進むにつれて端子電圧Vu=4.2Vに回復する。
充電開始時刻t0から満充電に至る充電時刻をtx’と
すると、充電時間はTf’=tx’−t0で示される。
充電容量はTf’・I’[Ah]である。なお、充電電
流I’が規格のACアダプタ接続時の充電電流Iのほぼ
1/6倍程度に抑え込まれることから、充電時間は規格
時の6倍以上を要するようになる。
【0054】(3)第2の実施例 図6は本発明に係る第2の実施例としての充電制御回路
202の構成例を示す回路図である。この実施例では充
電制御回路202を備え、この充電制御回路202では
内部抵抗制御用のトランジスタQ2,Q4を通じて充電
制御用のトランジスタQ1の内部抵抗を制御することに
より、規格外の大きな充電能力を有したACアダプタが
当該充電制御回路202に接続された場合でも、定電圧
定電流回路21で消費される固定損失を抑制できるよう
にすると共に、定電圧定電流回路21の加熱を防止でき
るようにしたものである。
【0055】図6に示す充電制御回路202は入出力電
圧検出回路16、制御回路17及び定電圧定電流回路2
1を有している。なお、第1の実施例と同じ名称及び同
じ符号のものは同じ機能を有するためその説明を省略す
る。
【0056】この定電圧定電流回路21の入力点(端子
a)と出力点(端子c)には入出力電圧検出回路16が
並列に接続され、この定電圧定電流回路21の両端の電
圧に基づいて直列電圧降下分Vacを検出するようにな
される。入出力電圧検出回路16は抵抗R8,R9、R
13,R14、誤差増幅回路8Bを有している。
【0057】入力端子ab間には抵抗R8、R9を直列
にした抵抗分割回路が接続され、入力電圧VINを検出す
るようになされる。抵抗R8、R9の接続点p1は誤差
増幅回路8Bの−端子に接続される。出力端子cd間に
は抵抗R13、R14を直列にした抵抗分割回路が接続
され、出力電圧VOUTを検出するようになされる。抵抗
R13、R14の接続点p2は誤差増幅回路8Bの+端
子に接続される。
【0058】制御回路17は抵抗R2,R11,R1
2、内部抵抗制御用のトランジスタQ2,Q4を有して
いる。入力端子aにはトランジスタQ2のエミッタが接
続され、Q2のベースとQ1のエミッタとの間にはベー
スバイアス用の抵抗R2が接続されている。Q2のコレ
クタはQ1のベースに接続されている。トランジスタQ
2にはpnp型のバイポーラトランジスタが使用され
る。
【0059】トランジスタQ2のベースは抵抗R11を
通じてトランジスタQ4のコレクタに接続され、トラン
ジスタQ4のベースは誤差増幅回路8Bの出力に接続さ
れている。トランジスタQ4のエミッタは抵抗R12を
通じて接地される。トランジスタQ4にはnpn型のバ
イポーラトランジスタが使用される。
【0060】続いて、充電制御回路202の動作例につ
いて説明をする。図6に示す入力端子abに例えば、規
格外の大きな充電能力を有したACアダプタが接続され
た場合は、制御回路17は規格のACアダプタが接続さ
れた場合に比べてトランジスタQ1の内部抵抗をr2と
するような制御がされる。つまり、誤差増幅回路8Bに
は抵抗R8、R9によって分割される入力電圧VINが検
出され、抵抗R13,R14によって分割される出力電
圧VOUTが検出され、これらの入力電圧VINや出力電圧
VOUTが誤差増幅回路8Bによって差動増幅される。
【0061】この誤差増幅回路8Bによる誤差電圧Vε
は制御回路17のトランジスタQ4のベースに入力され
るが、Vεは規格時に比べて数十倍高い出力値となる。
従って、トランジスタQ4では誤差増幅回路8Bにより
検出された直列電圧降下分Vacに依存する誤差電圧V
εに基づいてオンする。
【0062】これにより、トランジスタQ2のベース電
位VBEが低くなり、トランジスタQ2のコレクタ電位V
CEが高くなり、トランジスタQ1のベース電位VBEが低
くなってトランジスタQ1のオフする。これは定電圧定
電流回路21のトランジスタQ1の内部抵抗(内部抵抗
分Rac)が最も大きくなる、図2に示した可動片nが
(出力端子c寄り)に移動した状態と等価となる。
【0063】この場合の直列抵抗Racをr2とする
と、I’2・r2の固定損失P0’が生じるが、充電電
流I’が規格時に比べて数十分の一程度に低減されるの
で、固定損失P0と固定損失P0’とをほぼ等しくする
ことができる。従って、規格外の大きな充電能力を有し
たACアダプタが当該充電制御回路202に接続された
場合でも、定電圧定電流回路21における発熱を抑える
ことができる。なお、規格の充電能力を有したACアダ
プタが接続された場合の動作については、その説明を省
略する。
【0064】(4)第3の実施例 図7は本発明に係る第3の実施例としての充電制御回路
203の構成例を示す回路図である。この実施例では充
電制御回路203を備え、この充電制御回路203では
第1の実施例に係る出力変動検出回路の機能と第2の実
施例に係る入出力電圧検出回路の機能とを合わせ、内部
抵抗制御用のトランジスタQ2〜Q4を通じて充電制御
用のトランジスタQ1の内部抵抗を制御することによ
り、規格外の大きな充電能力を有したACアダプタが当
該充電制御回路203に接続された場合でも、定電圧定
電流回路21で消費される固定損失を抑制できるように
すると共に、定電圧定電流回路21の加熱を防止できる
ようにしたものである。
【0065】図7に示す充電制御回路203は入出力電
圧検出回路18、制御回路19、出力変動検出回路20
及び定電圧定電流回路21を有している。なお、第1及
び第2の実施例と同じ名称及び同じ符号のものは同じ機
能を有するためその説明を省略する。
【0066】この定電圧定電流回路21の出力端子cに
は電圧検出回路20が接続される。電圧検出回路20は
誤差増幅回路8A、抵抗R5〜R7、ダイオードDZ1
を有している。この出力端子cには定電圧ダイオードD
Z1のカソードが接続され、このダイオードDZ1のア
ノードが抵抗R7の一端に接続され、出力端子cdを一
定に維持するようになされる。抵抗R7の他端は接地線
GNDに接続される。ここでダイオードDZ1と抵抗R
7との接続点をp11とする。
【0067】出力端子cd間には抵抗R5、R6を直列
にした抵抗分割回路が接続され、出力電圧を検出するよ
うになされる。抵抗R5、R6の接続点p12は誤差増
幅回路8Aの−端子に接続され、誤差増幅回路8Aの+
端子にはダイオードDZ1と抵抗R7との接続点p11
が接続される。
【0068】また、定電圧定電流回路21には入出力電
圧検出回路18が並列に接続され、この定電圧定電流回
路21の両端の電圧に基づいて直列電圧降下分Vacを
検出するようになされる。入出力電圧検出回路18は抵
抗R8,R9、R13,R14、誤差増幅回路8Bを有
している。
【0069】入力端子ab間には抵抗R8、R9を直列
にした抵抗分割回路が接続され、入力電圧VINを検出す
るようになされる。抵抗R8、R9の接続点p21は誤
差増幅回路8Bの−端子に接続される。出力端子cd間
には抵抗R13、R14を直列にした抵抗分割回路が接
続され、出力電圧VOUTを検出するようになされる。抵
抗R13、R14の接続点p22は誤差増幅回路8Bの
+端子に接続される。
【0070】この例でトランジスタQ1のベースと接地
線GNDとの間には制御回路19が接続され、少なくと
も、入出力電圧検出回路18及び電圧検出回路20によ
って検出された直列電圧降下分Vacに基づいて定電圧
定電流回路21の充電制御用のトランジスタQ1の内部
抵抗(内部抵抗分Rac)を可変するようになされる。
定電圧定電流回路21を保護するためである。
【0071】この制御回路19は抵抗R3、R4、R1
1,R12及びベース電流制御用のトランジスタQ3、
Q4を有している。抵抗R3の一端はトランジスタQ1
のベースに接続され、その抵抗R3の他端はトランジス
タQ3のコレクタに接続される。トランジスタQ3には
npn型のバイポーラトランジスタが使用される。トラ
ンジスタQ3のベースには誤差増幅回路8Aの出力が接
続され、トランジスタQ3のエミッタは抵抗R4を通じ
て接地される。
【0072】入力端子aにはトランジスタQ2のエミッ
タが接続され、Q2のベースとQ1のエミッタとの間に
はベースバイアス用の抵抗R2が接続されている。Q2
のコレクタはQ1のベースに接続されている。トランジ
スタQ2にはpnp型のバイポーラトランジスタが使用
される。
【0073】トランジスタQ2のベースは抵抗R11を
通じてトランジスタQ4のコレクタに接続され、トラン
ジスタQ4のベースは誤差増幅回路8Bの出力に接続さ
れている。トランジスタQ4のエミッタは抵抗R12を
通じて接地される。トランジスタQ4にはnpn型のバ
イポーラトランジスタが使用される。
【0074】続いて、充電制御回路203の動作例につ
いて説明をする。図7に示す入力端子abに例えば、規
格外の大きな充電能力を有したACアダプタが接続され
た場合は、制御回路19は規格のACアダプタが接続さ
れた場合に比べてトランジスタQ1の内部抵抗をr2と
するような制御がされる。
【0075】つまり、一方で誤差増幅回路8Aには抵抗
R5、R6によって分割される出力電圧VOUTが検出さ
れ、ダイオードDZ1、抵抗R7によって分割される出
力電圧VOUTが検出され、これらの出力電圧VOUTの変化
分が誤差増幅回路8Aによって差動増幅される。他方
で、誤差増幅回路8Bには抵抗R8、R9によって分割
される入力電圧VINが検出され、抵抗R13,R14に
よって分割される出力電圧VOUTが検出され、これらの
入力電圧VINや出力電圧VOUTが誤差増幅回路8Bによ
って差動増幅される。
【0076】上述の誤差増幅回路8Aによる誤差電圧V
ε1は制御回路19のトランジスタQ3のベースに入力
されるが、Vε1は規格時に比べて数十倍高い出力値と
なる。従って、トランジスタQ3では誤差増幅回路8A
により検出された直列電圧降下分Vacに依存する誤差
電圧Vε1基づいてオンする。また、誤差増幅回路8B
による誤差電圧Vε2は制御回路19のトランジスタQ
4のベースに入力されるが、Vε2は規格時に比べて数
十倍高い出力値となる。従って、トランジスタQ4では
誤差増幅回路8Bにより検出された直列電圧降下分Va
cに依存する誤差電圧Vε2に基づいてオンする。
【0077】これにより、トランジスタQ2のベース電
位VBEが低くなり、トランジスタQ2のコレクタ電位V
CEが高くなり、トランジスタQ1のベース電位VBEが低
くなってトランジスタQ1のオフする。これは定電圧定
電流回路21のトランジスタQ1の内部抵抗(内部抵抗
分Rac)が最も大きくなる、図2に示した可動片nが
(出力端子c寄り)に移動した状態と等価となる。
【0078】この場合の直列抵抗Racをr2とする
と、I’2・r2の固定損失P0’が生じるが、充電電
流I’が規格時に比べて数十分の一程度に低減されるの
で、固定損失P0と固定損失P0’とをほぼ等しくする
ことができる。従って、規格外の大きな充電能力を有し
たACアダプタが当該充電制御回路203に接続された
場合でも、定電圧定電流回路21における発熱を抑える
ことができる。なお、規格の充電能力を有したACアダ
プタが接続された場合の動作については、その説明を省
略する。
【0079】(5)第4の実施例 図8は本発明に係る第4の実施例としての充電制御回路
204の構成例を示す回路図である。この実施例では充
電制御回路204を備え、この充電制御回路204では
第1の実施例に係る出力変動検出回路20に加えて入力
変動検出回路48を備え、これらの検出回路により内部
抵抗制御用のトランジスタQ2〜Q4を通じて充電制御
用のトランジスタQ1の内部抵抗を制御して、規格外の
大きな充電能力を有したACアダプタが当該充電制御回
路204に接続された場合でも、定電圧定電流回路21
で消費される固定損失を抑制できるようにすると共に、
定電圧定電流回路21の加熱を防止できるようにしたも
のである。
【0080】図8に示す充電制御回路204は入力変動
検出回路48、制御回路19、出力変動検出回路20及
び定電圧定電流回路21を有している。この定電圧定電
流回路21の入力端子aには入力変動検出回路48が接
続される。入力変動検出回路48は誤差増幅回路8B、
抵抗R8〜R10、ダイオードDZ2を有している。こ
の入力端子aには抵抗R10を通じて定電圧ダイオード
DZ2のカソードが接続され、このダイオードDZ12
のアノードが接地線GNDに接続され、入力端子abを
一定に維持するようになされる。ここでダイオードDZ
2と抵抗R10との接続点をp22とする。
【0081】入力端子ab間には抵抗R8、R9を直列
にした抵抗分割回路が接続され、入力電圧を検出するよ
うになされる。抵抗R8、R9の接続点p21は誤差増
幅回路8Bの−端子に接続され、誤差増幅回路8Bの+
端子にはダイオードDZ2と抵抗R10との接続点p2
2が接続される。
【0082】この定電圧定電流回路21の出力端子cに
は出力変動検出回路20が接続される。出力変動検出回
路20は誤差増幅回路8A、抵抗R5〜R7、ダイオー
ドDZ1を有している。この例で定電圧定電流回路21
のトランジスタQ1のベースと接地線GNDとの間には
制御回路19が接続され、少なくとも、入力変動検出回
路48及び出力変動検出回路20によって検出された直
列電圧降下分Vacに基づいて定電圧定電流回路21の
充電制御用のトランジスタQ1の内部抵抗(内部抵抗分
Rac)を可変するようになされる。定電圧定電流回路
21を保護するためである。なお、第1の実施例と同じ
名称及び同じ符号のものは同じ機能を有するためその説
明を省略する。
【0083】続いて、充電制御回路204の動作例につ
いて説明をする。図8に示す入力端子abに例えば、規
格外の大きな充電能力を有したACアダプタが接続され
た場合は、制御回路19は規格のACアダプタが接続さ
れた場合に比べてトランジスタQ1の内部抵抗をr2と
するような制御がされる。
【0084】つまり、一方で誤差増幅回路8Aには出力
変動検出回路20の抵抗R5、R6によって分割される
出力電圧VOUTが検出されると共に、ダイオードDZ
1、抵抗R7によって分割される出力電圧VOUTが検出
され、これらの出力電圧VOUTの変化分が誤差増幅回路
8Aによって差動増幅される。他方で、誤差増幅回路8
Bには抵抗R8、R9によって分割される入力電圧VIN
が検出されると共に、抵抗R10,ダイオードDZ2に
よって分割される入力電圧VINが検出され、これらの入
力電圧VINが誤差増幅回路8Bによって差動増幅され
る。
【0085】上述の誤差増幅回路8Aによる誤差電圧V
ε1は制御回路19のトランジスタQ3のベースに入力
されるが、Vε1は規格時に比べて数十倍高い出力値と
なる。従って、トランジスタQ3では誤差増幅回路8A
により検出された直列電圧降下分Vacに依存する誤差
電圧Vε1基づいてオンする。また、誤差増幅回路8B
による誤差電圧Vε2は制御回路19のトランジスタQ
4のベースに入力されるが、Vε2は規格時に比べて数
十倍高い出力値となる。従って、トランジスタQ4では
誤差増幅回路8Bにより検出された直列電圧降下分Va
cに依存する誤差電圧Vε2に基づいてオンする。
【0086】これにより、第3の実施例と同様にしてト
ランジスタQ2のベース電位VBEが低くなり、トランジ
スタQ2のコレクタ電位VCEが高くなり、トランジスタ
Q1のベース電位VBEが低くなってトランジスタQ1の
オフする。これは定電圧定電流回路21のトランジスタ
Q1の内部抵抗(内部抵抗分Rac)が最も大きくな
る、図2に示した可動片nが(出力端子c寄り)に移
動した状態と等価となる。
【0087】この場合の直列抵抗Racをr2とする
と、I’2・r2の固定損失P0’が生じるが、充電電
流I’が規格時に比べて数十分の一程度に低減されるの
で、固定損失P0と固定損失P0’とをほぼ等しくする
ことができる。従って、規格外の大きな充電能力を有し
たACアダプタが当該充電制御回路203に接続された
場合でも、定電圧定電流回路21における発熱を抑える
ことができる。なお、規格の充電能力を有したACアダ
プタが接続された場合の動作については、その説明を省
略する。
【0088】(6)携帯電話機 図9は本発明に係る充電制御機能付きの電子機器の実施
例としての携帯電話機101の構成例を示すブロック図
である。この実施例では、電子機器の一例となる充電制
御機能付きの携帯電話機101が構成され、この携帯電
話機101には充電制御回路100を備え、規格外の大
きな充電能力を有した充電器やACアダプタが当該充電
制御回路100に接続された場合でも、充電制御回路1
00で消費される固定損失を抑制できるようにすると共
に、この携帯電話機101の加熱を防止できるようにし
たものである。
【0089】図9に示す携帯電話機101は二次電池1
5を駆動電源として動作する電子機器の一例である。こ
の携帯電話機101は所定の充電能力を有したACアダ
プタ等に接続され、このACアダプタに基づいて定電流
及び/又は定電圧を二次電池15に充電される。二次電
池15には出力電圧4.2V程度のNi−Cd電池や、
リチウム電池が使用される。充電後はACアダプタから
取り外されて使用される。この携帯電話機101は充電
制御回路100を備えている。
【0090】充電制御回路100には第1の実施例〜第
4の実施例で説明した充電制御回路201〜204が使
用される。例えば、図3に示したACアダプタ1と二次
電池15との間で直列に充電制御回路100として充電
制御回路201が接続される。充電制御回路100はそ
のACアダプタから二次電池15への充電電流を調整す
る定電圧定電流回路21と、この定電圧定電流回路21
の両端の電圧に基づいて直列電圧降下分を検出する出力
変動検出回路12と、少なくとも、出力変動検出回路1
2によって検出された直列電圧降下分Vacに基づいて
定電圧定電流回路21の内部抵抗分を可変する制御回路
13とを有するものである。
【0091】この例で充電制御回路100では規格外の
大きな充電能力を有したACアダプタが接続された場合
に、所定の充電能力を有したACアダプタが接続された
場合に比べて充電制御回路100の内部抵抗分を増加す
るようになされる。
【0092】この二次電池15には電源スイッチSWを
通して液晶ディスプレイ(LCD)23,キーアレイ部
27,CPU33,ROM34,RAM35,EEPR
OM36,外部インタフェース(I/O)37,内部イ
ンタフェース(I/O)39,無線受信部41,受信信
号処理部42,送信信号処理部43,無線送信部44が
接続され、電源電圧4.2Vが供給される。
【0093】もちろん、これらの機能処理回路には電源
スイッチSWをオンにより当該携帯電話機101はスタ
ンバイ状態となる。スタンバイ状態とは、携帯電話機1
01のLCD23、CPU33などのシステムLSIへ
の電源の供給が時計機能を除いては行われない電源省力
の状態をいう。
【0094】図9に示す携帯電話機101は無線通信モ
ードを実行するCPU33が備えられ、このCPU33
には内部バス38が接続されている。この内部バス38
には無線電話機能を構成する無線受信部41、受信信号
処理部42、送信信号処理部43及び無線送信部44な
どが接続されている。無線受信部41及び無線送信部4
4にはアンテナ共用器45が接続されてアンテナ26に
接続されている。
【0095】無線受信部41では二次電池15による電
源電圧4.2Vの供給を受けて、アンテナ26で受信し
た無線電波がアンテナ共用器45により送信信号と分離
されて所定の搬送周波数の受信信号のみが選択される。
受信信号は低ノイズアンプなどにより高周波増幅され
る。増幅後の受信信号は局部発信周波数の信号と混合さ
れ、この混合信号から中間周波数の受信信号が分離され
る。受信信号は中間増幅器で増幅された後に直交復調処
理が施される。その直交復調後の受信信号はアナログ・
デジタル変換されてデジタルの受信情報となる。
【0096】この受信情報から制御メッセージ及び音声
圧縮情報が復調された後に誤り訂正される。制御メッセ
ージはCPU33に出力される。この音声圧縮情報は無
線受信部41から受信信号処理部42に出力される。受
信信号処理部42では二次電池15による電源電圧4.
2Vの供給を受けて、音声圧縮情報が復号化されて伸長
される。伸長後の音声情報はデジタル・アナログ変換さ
れた後に増幅されて受話器用のスピーカ24から出力さ
れる。この受信信号処理部42には背面用のスピーカ3
2が接続され、着信時に「ピッ、ピッ、ピッ・・・」と
いう擬声音で着呼するようになされる。
【0097】また、マイクロホン28には送信信号処理
部43が接続され、二次電池15による電源電圧4.2
Vの供給を受けて、自己の音声信号が増幅された後にア
ナログ・デジタル変換される。変換後の音声情報は符号
化されて圧縮される。符号化後の音声圧縮情報は送信信
号処理部43から無線送信部44へ出力される。
【0098】無線送信部44では二次電池15による電
源電圧4.2Vの供給を受けて、CPU33からの制御
メッセージと音声圧縮情報とが合成され更に誤り訂正符
号が付加される。符号付加後の送信情報は変調される。
変調後の送信情報はデジタル・アナログ変換される。変
換後の送信信号は中間周波数の送信信号に変換された後
に増幅される。搬送周波数の信号は増幅後の送信信号に
より変調され電力増幅されてアンテナ26から無線基地
局に向けて輻射される。
【0099】内部バス38にはEEPROM36が接続
され、無線通信モードを実行するための制御プログラム
や、着信件数及び相手方の名前を記憶するようになされ
る。EEPROM36には短縮ダイヤルなどの電話番号
も記録される。更に、内部バス38にはROM34が接
続され、携帯電話機101の全体を制御するための各々
の制御プログラムCPが記憶されている。
【0100】制御プログラムCPに関しては液晶ディス
プレイ23の表示制御や、送信信号処理43、無線送信
部44などの通信モデムを使用した送信処理の制御手
順、無線受信部41、受信信号処理42などの通信モデ
ムを使用した受信処理の制御手順が記述されている。制
御プログラムCPの格納にはROM34の他にEEPR
OM36を使用してもよい。バージョンアップ時に制御
プログラムCPの書き換えが可能となることによる。
【0101】更に、内部バス38には液晶ディスプレイ
23、RAM35及び外部I/Oインタフェース37が
接続されている。液晶ディスプレイ23では、二次電池
15による電源電圧4.2Vの供給を受けて制御プログ
ラムCPに基づく、相手方や自局の電話番号や、相手方
からのメッセージ、相手方へ送信する文字情報、各種イ
ベント情報内容などを表示するようになされる。RAM
35はワーキングメモリとして使用され、無線受信部4
1による制御メッセージや不在時のメッセージなどの文
字情報が一時記録される。
【0102】また、CPU33にはI/Oインタフェー
ス部39が接続され、更にI/Oインタフェース部39
には操作ボタン25及びキーアレイ27が接続されてい
る。電話番号などが入力される。内部バス38には外部
I/Oインタフェース37が接続されており、図示しな
い外部装置用のUSB端子などに至り、外付けのパソコ
ンや、外付けのICカード、通信モデムを使用した情報
処理が拡張できるようになされている。充電器にはこれ
らの外部装置の直流電源を使用してもよい。
【0103】続いて、当該携帯電話機101における充
電時の処理例について説明をする。図10は携帯電話機
101における充電時の処理例を示すフローチャートで
ある。この例では規格の充電容量を有したACアダプタ
1が接続される場合を前提とする。
【0104】これを充電条件にして、図10のフローチ
ャートのステップA1でACアダプタ1が接続されたか
がチェックされる。この際のチェックはユーザである。
携帯電話機101ではACアダプタ1からのDCプラグ
が挿入されることで、二次電池15が充電制御回路10
0に切替られる。この時点から、充電表示ランプなどが
点灯される。通常は、二次電池15は電源スイッチSW
を通じて各機能回路に接続されている。
【0105】その後、ステップA2で充電制御回路10
0では定電圧定電流回路21等の両端の電圧等が検出さ
れる。そして、ステップA3で充電制御用のトランジス
タQ1の内部抵抗が調整される。ここではトランジスタ
Q1の内部抵抗(内部抵抗分Rac)が最も少なくな
る、図2に示した可動片nが(入力端子a寄り)に移
動した状態と等価となる。この場合のトランジスタQ1
の内部抵抗をr1とすると、I2・r1の固定損失P0
が生じる。その後、ステップA4で充電が完了したかが
チェックされる。この際のチェックはユーザである。こ
のチェックには周知の充電表示ランプなどが消えたこと
を確認する方法が採られる。
【0106】このように、本発明に係る実施例としての
携帯電話機101によれば、充電制御回路100に関し
て上述した充電制御回路201〜204が応用されるの
で、規格外のACアダプタが接続された場合も充電制御
回路100で消費される固定損失を低く抑えることがで
きる。
【0107】従って、所定の充電能力を有したACアダ
プタに接続された場合はもちろん、規格外のACアダプ
タが接続された場合も二次電池15を駆動電源として動
作する携帯電話機101を保護することができる。
【0108】この実施例では、電子機器に関して携帯電
話機101の場合について説明したこれに限られること
はなく、二次電池15で駆動するもの、例えば、ゲーム
機、携帯端末装置、充電型のひげ剃り器、充電型のラジ
オ等についても同様な効果を得ることができる。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る充電
制御回路によれば、直流電源から二次電池へ充電電流を
調整する充電回路用の制御回路を備え、この制御回路は
充電回路の直列電圧降下分に基づいてその充電回路の内
部抵抗分を可変するようになされる。
【0110】この構成によって、規格外の大きな充電能
力を有した直流電源が当該充電制御回路に接続された場
合、例えば、制御回路によって充電回路の内部抵抗分を
通常時よりも増加することにより、所定の充電能力を有
した直流電源に接続された場合に比べて、充電電流を低
く抑えることができる。従って、規格外の直流電源が接
続された場合も充電回路で消費される固定損失を低く抑
えることができ、充電回路における発熱を抑えることが
できる。充電回路を保護することができる。
【0111】本発明に係る充電制御機能付きの電子機器
によれば、上述した充電制御回路が応用されるので、規
格外の直流電源が接続された場合も充電回路で消費され
る固定損失を低く抑えることができる。
【0112】従って、所定の充電能力を有した直流電源
に接続された場合はもちろん、規格外の直流電源が接続
された場合も二次電池を駆動電源として動作する電子機
器を保護することができる。この発明はバッテリ駆動型
の携帯電話機や携帯端末装置、ビデオカメラなどに適用
して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態としての充電制御回路1
00の構成例を示すブロック図である。
【図2】充電制御回路100の等価回路例を示す図であ
る。
【図3】本発明に係る第1の実施例としての充電制御回
路201の構成例を示す回路図である。
【図4】所定の充電能力を有したACアダプタ接続時の
充電特性例を示す図である。
【図5】規格外の充電能力を有した他のACアダプタ接
続時の充電特性例を示す図である。
【図6】本発明に係る第2の実施例としての充電制御回
路202の構成例を示す回路図である。
【図7】本発明に係る第3の実施例としての充電制御回
路203の構成例を示す回路図である。
【図8】本発明に係る第4の実施例としての充電制御回
路204の構成例を示す回路図である。
【図9】本発明に係る充電制御機能付きの電子機器の実
施例としての携帯電話機101の内部構成例を示すブロ
ック図である。
【図10】携帯電話機101における充電時の処理例を
示すフローチャートである。
【図11】A及びBは従来例に係るACアダプタ1及び
充電器2を使用した充電例を示すイメージ図である。
【符号の説明】
11・・・充電回路、12、20・・・出力変動検出回
路、13,17,19・・・制御回路、16・・・入力
変動検出回路、18・・・入出力電圧検出回路、21・
・・定電圧定電流回路、100,201〜204・・・
充電制御回路、101・・・携帯電話機(電子機器)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02J 7/10 H02J 7/10 H Fターム(参考) 2G016 CB31 CC01 CC04 CC05 CC07 CC23 CD04 CD06 CD09 CD14 5G003 AA02 BA01 CA03 EA01 FA04 5H030 AA03 AS11 BB01 FF42 FF43

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の充電能力を有した直流電源に接続
    され、該直流電源に基づいて定電流及び/又は定電圧を
    二次電池に供給するように充電制御する回路において、 前記直流電源と二次電池との間で直列に接続されると共
    に、該直流電源から二次電池への充電電流を調整する充
    電回路と、 前記充電回路の両端の電圧に基づいて直列電圧降下分を
    検出する電圧検出回路と、 少なくとも、前記電圧検出回路によって検出された直列
    電圧降下分に基づいて前記充電回路の内部抵抗分を可変
    する制御回路とを備えることを特徴とする充電制御回
    路。
  2. 【請求項2】 前記制御回路は、 規格外の大きな充電能力を有した直流電源が当該充電制
    御回路に接続された場合、所定の充電能力を有した直流
    電源が接続された場合に比べて前記充電回路の内部抵抗
    分を増加することを特徴とする請求項1に記載の充電制
    御回路。
  3. 【請求項3】 前記充電回路は、 前記充電電流を調整するトランジスタと、 前記トランジスタを保護する定電流素子とを有すること
    を特徴とする請求項1に記載の充電制御回路。
  4. 【請求項4】 二次電池を駆動電源として動作する電子
    機器であって、 所定の充電能力を有した直流電源に接続され、該直流電
    源に基づいて定電流及び/又は定電圧を前記二次電池に
    供給する充電制御回路を備え、 前記充電制御回路は、 前記直流電源と二次電池との間で直列に接続されると共
    に、該直流電源から二次電池への充電電流を調整する充
    電回路と、 前記充電回路の両端の電圧に基づいて直列電圧降下分を
    検出する電圧検出回路と、 少なくとも、前記電圧検出回路によって検出された直列
    電圧降下分に基づいて前記充電回路の内部抵抗分を可変
    する制御回路とを有することを特徴とする充電制御機能
    付きの電子機器。
  5. 【請求項5】 前記制御回路は、 規格外の大きな充電能力を有した直流電源が当該充電制
    御回路に接続された場合、所定の充電能力を有した直流
    電源が接続された場合に比べて前記充電回路の内部抵抗
    分を増加することを特徴とする請求項4に記載の充電制
    御機能付きの電子機器。
  6. 【請求項6】 前記充電回路は、 前記充電電流を調整するトランジスタと、 前記トランジスタを保護する定電流素子とを有すること
    を特徴とする請求項4に記載の充電制御機能付きの電子
    機器。
JP2000395875A 2000-12-26 2000-12-26 充電制御回路及び充電制御機能付きの電子機器 Pending JP2002199604A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000395875A JP2002199604A (ja) 2000-12-26 2000-12-26 充電制御回路及び充電制御機能付きの電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000395875A JP2002199604A (ja) 2000-12-26 2000-12-26 充電制御回路及び充電制御機能付きの電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002199604A true JP2002199604A (ja) 2002-07-12

Family

ID=18861263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000395875A Pending JP2002199604A (ja) 2000-12-26 2000-12-26 充電制御回路及び充電制御機能付きの電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002199604A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006196470A (ja) * 2006-03-20 2006-07-27 Tdk Corp 充電システム
WO2011096469A1 (ja) * 2010-02-04 2011-08-11 株式会社Gsユアサ 充電方法
WO2012112916A2 (en) * 2011-02-17 2012-08-23 Texas Instruments Incorporated Device and method for optimizing output power of solar cell
CN105891603A (zh) * 2014-12-12 2016-08-24 广西大学 基于充电器的测量电池直流内阻的方法
US9991551B2 (en) 2010-02-04 2018-06-05 Gs Yuasa International Ltd. Assembled battery, method of charging an assembled battery, and charging circuit which charges an assembled battery

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4609353B2 (ja) * 2006-03-20 2011-01-12 Tdk株式会社 充電システム
JP2006196470A (ja) * 2006-03-20 2006-07-27 Tdk Corp 充電システム
JP5549684B2 (ja) * 2010-02-04 2014-07-16 株式会社Gsユアサ 充電方法
WO2011096469A1 (ja) * 2010-02-04 2011-08-11 株式会社Gsユアサ 充電方法
US9991551B2 (en) 2010-02-04 2018-06-05 Gs Yuasa International Ltd. Assembled battery, method of charging an assembled battery, and charging circuit which charges an assembled battery
US9601800B2 (en) 2010-02-04 2017-03-21 Gs Yuasa International Ltd. Charging method
JP2014143208A (ja) * 2010-02-04 2014-08-07 Gs Yuasa Corp 充電方法
CN103688228A (zh) * 2011-02-17 2014-03-26 德克萨斯仪器股份有限公司 用于优化太阳能电池单元的输出功率的设备和方法
US8674675B2 (en) 2011-02-17 2014-03-18 Texas Instruments Deutschland Gmbh Electronic device for optimizing the output power of a solar cell and method for operating the electronic device
CN103688228B (zh) * 2011-02-17 2015-06-17 德克萨斯仪器股份有限公司 用于优化太阳能电池单元的输出功率的设备和方法
WO2012112916A3 (en) * 2011-02-17 2012-11-22 Texas Instruments Incorporated Device and method for optimizing output power of solar cell
WO2012112916A2 (en) * 2011-02-17 2012-08-23 Texas Instruments Incorporated Device and method for optimizing output power of solar cell
CN105891603A (zh) * 2014-12-12 2016-08-24 广西大学 基于充电器的测量电池直流内阻的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5177426A (en) Over-discharge protection circuitry
US5444867A (en) Adapter unit for adaptively supplying a portable radio telephone with power
US5155428A (en) Overdischarge and overvoltage protection circuit for a battery in a portable and mobile communication system
US6577883B1 (en) Method of detecting battery pack type and mobile electronic device
US4458111A (en) Charging and discharging circuit
WO2005081787A2 (en) Battery circuit with non-volitable memory and thermistor on a single line
EP1089414B1 (en) Power source unit
US20110025276A1 (en) Charge control circuit
JP2002199604A (ja) 充電制御回路及び充電制御機能付きの電子機器
JPH04223A (ja) 無線電話装置、その充電方法および無線電話充電システム
US20040097275A1 (en) Cordless telephone
US6583604B2 (en) Battery capacity recovery apparatus and method
JP3185502B2 (ja) コードレス電話装置
JP3066246B2 (ja) 電気機器の電池容量表示装置
CN112910065B (zh) 充电电路、电气设备及充电器
JPH0315234A (ja) 電源切替回路
JPH05300663A (ja) 移動局用充電器
JPH07326389A (ja) 無線通信装置
KR0151413B1 (ko) 무선전화기 휴대장치의 온-후크상태 출력장치
JP2989474B2 (ja) コードレス電話機のオンフック検出装置
JP3088312B2 (ja) 移動電話機
KR100389629B1 (ko) 휴대폰 충전 회로
JPH10256933A (ja) 携帯型通信機
JP3296642B2 (ja) コードレス電話装置
KR0134935B1 (ko) 무선 전화기 휴대 장치의 과방전에서 충전시 리셑회로

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060519