JP2002199055A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2002199055A
JP2002199055A JP2000398396A JP2000398396A JP2002199055A JP 2002199055 A JP2002199055 A JP 2002199055A JP 2000398396 A JP2000398396 A JP 2000398396A JP 2000398396 A JP2000398396 A JP 2000398396A JP 2002199055 A JP2002199055 A JP 2002199055A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音楽を再生している間に着信がありかつその
着信が発信者番号情報を含まないものであった場合に、
ユーザーがその着信をそのまま見過ごしてしまうことの
ない通信端末装置を提供する。 【解決手段】 本発明による通信端末装置は、通信回線
を利用した通信を行い、着信が発信者番号情報を含んで
いるかどうかを検出する発信者番号情報検出手段を有す
る通信手段と、音楽の再生を行う音楽再生手段と、音楽
再生手段による音楽再生時において、音楽再生手段及び
通信手段についての制御を行う音楽再生時通信制御手段
とを備え、音楽再生時通信制御手段は、音楽再生手段に
より音楽を再生している間に通信手段への着信があり、
かつ発信者番号情報検出手段が着信に対し発信者番号情
報を検出しなかった場合には、音楽再生をその場で終了
することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音楽再生が可能な
通信端末装置に関する。特に、音楽再生が可能な携帯型
の通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開2000−308269号公報に
は、通常の通信機能の他に音楽再生機能を備えた携帯電
話装置が開示されている。音楽情報記憶部には複数の曲
目が記憶されており、ディスプレイ上にこれらの曲目を
表示させてそこから再生したい曲を選択し、スピーカー
を通してそれを聞くことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の音楽再生機能付き携帯電話装置では、音楽再
生中に着信があり、かつその着信が発信者番号情報を含
まないものであった場合、音楽再生終了後に着信履歴を
調べても発信者番号が不明なため、改めて電話を掛け直
すことができなかった。そこで、本発明の目的は、音楽
を再生している間に着信がありかつその着信が発信者番
号情報を含まないものであった場合に、ユーザーがその
着信をそのまま見過ごしてしまうことのない通信端末装
置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による通信端末装置は、通信回線を利用した
通信を行い、着信が発信者番号情報を含んでいるかどう
かを検出する発信者番号情報検出手段を有する通信手段
と、音楽の再生を行う音楽再生手段と、音楽再生手段に
よる音楽再生時において、音楽再生手段及び通信手段の
何れかについての制御を行う音楽再生時通信制御手段と
を備え、音楽再生時通信制御手段は、音楽再生手段によ
り音楽を再生している間に通信手段への着信があり、か
つ発信者番号情報検出手段が着信に対し発信者番号情報
を検出しなかった場合、その場で音楽再生を終了するこ
とを特徴とする。
【0005】このような通信端末装置によれば、発信者
番号情報が含まれず折り返し電話を掛け直すことができ
ない着信に対しては、音楽再生がその場で終了されるた
め、ユーザーはそのまま着信を見過ごしてしまうことが
ない。
【0006】音楽再生時通信制御手段は、音楽再生手段
により音楽を再生している間に通信手段への着信があ
り、かつ発信者番号情報検出手段が着信に対し発信者番
号情報を検出しなかった場合、その場で音楽再生を終了
した後、着信に対して自動応答する自動応答手段を有す
るものであってもよい。これにより、音楽再生が終了し
た時点で即通話を開始することが可能となる。
【0007】また、音楽再生時通信制御手段は、音楽再
生手段により音楽を再生している間に通信手段への着信
があり、かつ発信者番号情報検出手段が着信に対し発信
者番号情報を検出しなかった場合、その場で音楽再生を
終了した後、着信音を発生してその旨を報知する現着信
報知手段を有するものであってもよい。これにより、音
楽再生中に、発信者番号が含まれず折り返し電話を掛け
直すことができない着信があったことを知ることがで
き、その場で着信に対しての対応をとることが可能とな
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って本発明の各実
施形態に係る通信端末装置について説明する。通信端末
装置としては、携帯電話機、PHS(Personal Handy P
hone)、PDA(Personal Digital Assistants)等の
端末装置が考えられるが、ここでは、PHSを例にとっ
て説明する。なお、以下の説明では、同一または相当部
分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0009】図1は、第1実施形態に係るPHSの全体
図である。PHS1は、上端部に設けられ電波の送受信
を行うアンテナ2と、通話の際に使用されるスピーカー
8及びマイクロホン9と、発信、着信時などの通話操作
や、音楽再生の操作を可能にする操作部14と、操作部
14に連動し、ユーザーに対して電話帳データや着信情
報、再生する音楽情報などを表示する表示部15とを備
えている。また、上部には表示部15の一部であるイン
ジケータ25が設けられており、同様に着信などについ
ての情報をユーザーに対して視覚的に報知する。操作部
14には、通話キー23、終話キー24も含まれる。ま
た、側面には更にヘッドホンジャック19が設けられ、
音楽再生の際にはヘッドホンジャック19にヘッドホン
を接続して使用することもできるようになっている。
【0010】近年、インターネットを通して音楽情報
を、MP3(MPEG Audio Layer3)データやMIDI(M
usical instrument digital interface)データとして
簡単にダウンロードすることが可能であり(ネット配
信)、特にMP3データでは後述するように圧縮技術を
使用して高音質のままネット上でやり取りすることがで
きる。第1実施形態に係るPHS1では、このようにダ
ウンロードした音楽情報を格納するメモリ(半導体メモ
リ16)と音楽再生機能を持たせることにより、ユーザ
ーは自分の聞きたい音楽のカセットテープやMDなどを
持ち歩かなくても、それらを聞くことができる。
【0011】図2は、第1実施形態に係るPHSの概略
構成を示すブロック図である。第1実施形態に係るPH
S1は、上述したように通信機能(通信手段)と音楽再
生機能(音楽再生手段)とを併せて有している。まず、
通信機能に係る部分(通信手段)の構成について説明す
る。このPHS1は、アンテナ2で電波を送信又は受信
する。無線部3は、受信時には、アンテナ2で捕らえら
れた所定の周波数の受信信号をダウンコンバートし、π
/4シフトQPSK(Quadrature Phase ShiftKeying)
信号を出力する。PHSや携帯電話のように伝送路が無
線の場合はアンテナを小型化するために高周波数の電波
に情報信号を乗せる必要があるが、無線部3では、この
ように高い周波数をダウンコンバートすることで、次に
説明するディジタル変復調部4での復調処理を可能にし
ている。一方、無線部3は、送信時には、入力されたπ
/4シフトQPSK信号をアップコンバートし、所定の
周波数の送信信号をアンテナ2に出力する。
【0012】ディジタル変復調部4は、受信時には、無
線部3から入力されたπ/4シフトQPSK信号に対し
て復調処理を施して電波からディジタル信号を取り出
し、受信データを出力する。一方、送信時には、入力さ
れた送信データに対して変調処理を施してπ/4シフト
QPSK信号を出力し、電波に音声信号を乗せることを
可能にする。
【0013】TDMA処理部5は、受信時には、ディジ
タル変復調部4から入力された受信データ、すなわち、
複数スロットの時分割多重データより予め設定された下
りスロットのデータを選択して再構成し、制御データ及
び圧縮音声データに分離する。分離された制御データは
制御部11へ出力され、圧縮音声データは音声コーデッ
ク部6へと出力される。制御部11へ出力されるデータ
には、発信者番号情報も含まれる(発信者が送信してい
る場合には)。この発信者番号情報は通信手段の一部で
ある発信者番号情報検出手段により検出される。一方、
送信時には、入力された圧縮音声データ、及び制御デー
タを予め設定された上りスロットに多重する。
【0014】音声コーデック部6は、受信時には、TD
MA処理部5から入力される音声圧縮データに対して復
号化処理(誤り訂正処理を含む)を施して受信音声信号
を出力する。一方、送信時には、入力された送信音声信
号に対し、圧縮符号化処理(誤り訂正符号の付加処理を
含む)を施して圧縮音声データを出力する。
【0015】低周波アンプ7は、音声コーデック部6か
ら入力された受信音声信号を増幅し、スピーカ8は、低
周波アンプ7の出力音声信号による音声を出力する。ま
た、送話器としてのマイクロホン9は、音声信号を入力
し、低周波アンプ10は、マイクロホン9から入力され
た音声信号を増幅して音声コーデック部6に出力する。
【0016】制御部11は、通信手段、音楽再生手段を
含めたシステム全体を制御する。また、制御部11は、
動作プログラム等が格納されているROM(Read Only
Memory)11aと、無線通信を行う基地局に関する情報
等を記憶するRAM(RandomAccess Memory)11bと
を備えている。音楽再生手段による音楽を再生時におい
て、音楽再生手段及び通信手段についての制御を行う音
楽再生音楽再生時通信制御手段の動作プログラムもこの
ROM11aに格納されている。
【0017】不揮発性メモリ12には、電話帳データ等
の各種のデータが記憶されている。呼出音出力部13
は、着信時に制御部11の制御によって所定の呼出音を
出力する。この所定の呼出音とは、電話のベルの他、電
子アラーム音、いわゆる「着メロ」と呼ばれる音楽を含
む。呼出音出力部13は、マナーモードにおける振動の
出力も可能となっている。
【0018】操作部14は、例えば、発信を指示した
り、着信時に応答するための通話キー23、通話を終了
するための終話キー24、電話番号を入力するためのテ
ンキー、電話帳データを検索するためのキー、音楽再生
をする際に使用されるキー等、ユーザが各種の操作を行
うためのキーを備えている。
【0019】表示部15は、例えば、液晶表示器等で構
成され、モノクロ又はカラーによる画像の表示を行う。
この表示部15には、システムの状態の他に、電話帳デ
ータの検索で選択された電話帳データ、テンキーで入力
される電話番号、再生する音楽情報等が表示される。ま
た、着信があったときに画面やインジケータ25の点滅
や所定の表示を行って、着信の報知を行うことも可能で
ある。これらの不揮発性メモリ12、呼出音出力部1
3、操作部14、及び表示部15は、それぞれ制御部1
1に接続されている。
【0020】次に、第1実施形態に係る携帯電話機の音
楽再生機能(音楽再生手段)に係る部分について説明す
る。半導体メモリ16は、書き換え可能でリムーバブル
な半導体記憶メディアである。例えば、フラッシュカー
ド等が該当する。この半導体メモリ16にMP3等の圧
縮技術を用いて圧縮した音楽データを格納する。MP3
の圧縮技術を用いてデータを圧縮すると、音質の劣化は
僅かであるにもかかわらず、通常のPCM信号に比べて
およそ10分の1程度のデータ量にまで圧縮できるた
め、半導体メモリ16等の小容量のメディアを用いても
十分な音楽再生時間を確保することが可能である。
【0021】MP3デコーダ17は、DSP(Digital
Signal Processor)等の半導体回路を備え、半導体メモ
リ16に格納されている音楽データを読み出し、PCM
信号に伸長して出力する。
【0022】ヘッドホンアンプ18は、DAC(Digita
l to Analog Converter)と、ローパスフィルタとを備
えており、MP3デコーダ17から入力されたPCM信
号に対してディジタル/アナログ変換を行い、アナログ
信号に復調する。また、復調されたアナログ信号を十分
な音量で再生できる振幅値まで増幅して出力する。
【0023】ヘッドホンジャック19は、外部出力端子
である。すなわち、スピーカ8の代りに図示しないヘッ
ドホン等の外部再生機器に信号を出力するための信号端
子である。通常、ヘッドホンジャック19にヘッドホン
側の端子を接続した場合は、スピーカ8の駆動が停止す
るように構成されている。図1に示すように、ヘッドホ
ンジャック19には、低周波アンプ7の出力信号、及び
ヘッドホンアンプ18の出力信号の双方が入力され、ユ
ーザは、これらをヘッドホンで聞くことが可能である。
なお、以上の半導体メモリ16、MP3デコーダ17、
ヘッドホンアンプ、及びヘッドホンジャック19は、制
御部11による制御を受ける。因みに、以上のブロック
図の説明は、第1〜第4実施形態に対して該当するもの
である。
【0024】図3は、第1実施形態に係るPHSにおい
て、音楽再生中に着信があった際の動作を説明するフロ
ーチャートである。第1実施形態に係るPHS1は、音
楽再生中にあった着信に対し、その発信者に対して音楽
再生終了後に自動発信する自動発信型である。特に、着
信に発信者番号情報が含まれていなかった場合には、そ
の場で音楽再生を終了して自動応答する自動応答型でも
ある。このフローチャートを実現する音楽再生時通信制
御手段は、音楽再生手段による音楽再生中に着信があっ
た場合に代理応答して発信者に対してメッセージを送信
する代理応答手段と、音楽を再生している間に着信があ
りかつ発信者番号情報検出手段がその着信に対し発信者
番号情報を検出しなかった場合、音楽再生終了後に、前
記着信に対して自動応答する自動応答手段と、音楽再生
中に着信があった場合に音楽再生終了時に発信者に対し
て自動発信する自動発信手段と、音楽再生中に着信があ
りかつ着信が継続している間に音楽の再生が終了した場
合に、その場で音楽再生を終了した後、発信者に対し自
動応答する自動応答手段とを含んでいる。なお、手段と
はソフトウエアプログラム及びソフトウエアプログラム
を実現するためのハードウエアのことを示すものとす
る。
【0025】ステップ100でPHS1の音楽再生手段
により音楽を再生中に、ステップ101では着信があっ
たかどうかを監視している。着信が検出されるとステッ
プ102へ進み、発信者番号情報検出手段によりこの着
信が発信者番号情報を含むものであるかどうかについて
判断される。発信者番号情報通知を含むものであった場
合にはステップ103へ進み、代理応答手段がこの着信
に対し代理応答した後、回線は切断される。これにより
ユーザーは、現在音楽を再生しているため応答すること
ができない旨を発信者に対して伝えることも可能であ
る。また、発信者からのメッセージを録音するように動
作プログラムを設計してもよい。なお、このステップ1
03の処理は省略してもよい。
【0026】ステップ104ではステップ102で得た
発信者の発信者番号情報を記憶し、ステップ105では
この着信が終了したかどうかを監視している。着信が終
了している場合にはステップ106へ進み、ここでは更
に音楽再生が終了したかどうかについて監視している。
音楽再生が終了するとステップ107へ進み、自動発信
手段によりステップ104で記憶した発信者番号に自動
発信する。このように、音楽再生が終了した時点で発信
者に対して自動発信されるため、ユーザーはわざわざ着
信履歴を調べて電話を掛け直す必要がない。なお、ユー
ザーが複数曲の音楽を再生している間に着信があった場
合には、再生している音楽の曲間で再生終了する、よう
に動作プログラムを設計してもよい。これにより、全て
の曲が終了する前に音楽再生を終了させ、自動発信など
の対応をとることが可能となる。また、自動発信にあた
っては、着信があった場合には必ず応答した相手をリス
ト化したホワイトリストを参照し、ホワイトリスト上の
相手に対してだけ自動発信するようにしてもよい。ステ
ップ108からは通常の発信動作により通話回線が確立
される。
【0027】ステップ102で着信に発信者番号情報が
含まれていなかった場合にはステップ109へ進み、強
制的に音楽再生が終了される(一時終了でもよい)。そ
の後ステップ111へ進み、自動応答手段により着信に
対して自動応答され、ステップ112で通話が確立す
る。発信者番号情報が含まれていない場合には、ユーザ
ーは後から発信者に対して電話を掛け直すことができな
いため、このように音楽再生を中断し通話確立への手続
きがとられることが有効である。なお、自動応答する前
に、ユーザーに対し着信が入っていることを報知するよ
うにしていもよい。
【0028】また、ステップ105で着信がまだ終了し
ていない場合にはステップ110へ進み、ここで更に音
楽再生が終了したかどうかについて判断される。音楽再
生がまだ終了していない場合にはステップ105へ戻
る。音楽再生が終了している場合にはステップ111へ
進み、自動応答手段により着信に対して自動応答し、ス
テップ112で通話が確立する。この際、自動応答する
旨のメッセージを表示部15に表示し、その後に自動応
答するようにしてもよい。このように、まだ着信が継続
している間に音楽再生が終了した場合には、ユーザーは
音楽再生終了時にそのまま通話を開始することができる
ため、着信履歴を調べて改めて電話を掛け直す必要がな
い。
【0029】更に、ステップ106で音楽再生がまだ終
了していなかった場合にはステップ113へ進み、ここ
で更に別の着信がないかどうかについて監視される。別
の着信があった場合には、ステップ101へ戻り一つ目
の着信と同様の手続きがとられる。別の着信がなかった
場合には、ステップ106へ戻る。なお、このステップ
113及びステップ114の処理は、次に説明する第2
実施形態でも設けられてもよい。
【0030】図4は、第2実施形態に係るPHSにおい
て、音楽再生中に着信があった際の動作を説明するフロ
ーチャートである。第2実施形態に係るPHS1は、音
楽再生中に着信があったことを音楽再生終了後に報知す
る報知型である。特に、着信に発信者番号情報が含まれ
ていなかった場合には、その場で音楽再生を終了して報
知する報知型である。このフローチャートを実現する音
楽再生時通信制御手段は、音楽再生手段による音楽再生
中に着信があった場合に代理応答して発信者に対してメ
ッセージを送信する代理応答手段と、音楽再生中に着信
があった場合に音楽再生終了時に発信者に対して着信が
あったことを報知する着信報知手段と、音楽を再生して
いる間に着信がありかつ発信者番号情報検出手段が着信
に対し発信者番号情報を検出しなかった場合、その場で
音楽再生を終了した後、着信音を発生してその旨を報知
する現着信報知手段とを含んでいる。
【0031】ステップ200〜ステップ206について
は、第1実施形態のステップ100〜ステップ106と
同様であるので説明を省略する。ステップ206で音楽
再生が終了するとステップ207に進み、着信報知手段
によりユーザーに対し着信音などで音楽再生中に着信が
あった旨が報知される。このように、音楽再生終了後に
報知されるため、ユーザーは着信履歴を調べなくともそ
の場で着信があったことを知ることができる。報知の
際、発信者番号を表示部15に表示し、ステップ203
で録音した相手のメッセージを再生してもよい。ステッ
プ208からは通常の発信動作となる。なお、この報知
には、呼出音出力部13によるベルやバイブや、表示部
15のインジケータ25による点灯の何れかが使用され
る(以下、ユーザーに対する報知については同様とす
る)。
【0032】ステップ202で発信者番号情報が含まれ
ていなかった場合には、第1実施形態と同様、ステップ
209へ進み、強制的に音楽再生が終了される。その後
ステップ211へ進み、現着信報知手段によりユーザー
が音楽を再生している間に着信があり現在まだその着信
が継続中である旨が報知される。その後ステップ212
へ進み、報知されたユーザーがその着信に対して通話キ
ー23を押して応答したかどうかについて判定され、応
答した場合には、ステップ213へ進み通話が確立され
る。ステップ212で応答しなかった場合にはステップ
214へ進み、更に着信が終了されたかどうかについて
判定され、着信がまだ終了していない場合にはステップ
212へ戻り、着信が終了した場合にはステップ215
へ進み、待受状態に移行する。第1実施形態と同様、発
信者番号通知が成されていない場合には、ユーザーは後
から発信者に対して電話を掛け直すことができないた
め、このように音楽再生を中断しその場で応答すること
を促すよう着信の報知が行われることが有効である。
【0033】また、ステップ205で着信がまだ終了し
ない場合にはステップ210へ進み、ここで更に音楽再
生が終了したかどうかについて判断される。音楽再生が
まだ終了していない場合にはステップ205へ戻る。音
楽再生が終了している場合にはステップ211へ進み、
後の処理は前述したものと同様である。このように、ま
だ着信が継続している間に音楽再生が終了した場合に
は、ユーザーは音楽再生終了時にベルなどの発信音によ
りその旨が報知されるため、その場で着信に対して対応
することが可能となる。
【0034】図5は、第3実施形態に係るPHSにおい
て、音楽再生中に着信があった際の動作を説明するフロ
ーチャートである。第3実施形態に係るPHS1は、音
楽再生中に着信があった際、まず回線接続し、その後に
その状態を保留し、更に音楽再生終了後に保留を解除す
る保留−自動解除型である。このフローチャートを実現
する音楽再生時通信制御手段は、音楽再生手段による音
楽再生中に着信があった場合に、まず自動応答して回線
を接続し、その後その接続状態を保留する回線接続保留
手段を含んでいる。回線接続保留手段は、音楽再生終了
時にその保留状態を解除する機能もまた備えている。
【0035】ステップ300〜ステップ302について
は、第1実施形態のステップ100〜ステップ102と
同様である。ステップ302で、着信に発信者番号情報
が含まれていた場合にはステップ303へ進み、回線接
続保留手段により自動応答して回線を接続し、その後そ
の接続状態を保留する。ステップ304では、発信者に
対し「現在ユーザーは音楽再生中で電話に出られないた
め、回線は保留状態にある」、といった内容のメッセー
ジを伝える。ここで、発信者に待機してもらう間、回線
を通してBGMなど流すようにしてもよい。ステップ3
05では、音楽再生が終了されたかどうかについて判定
され、終了するとステップ306へ進み、ここで保留状
態を解除した後ステップ307へと進み、通話が開始さ
れる。このように回線接続状態が保留されると、ユーザ
ーは改めて電話を掛け直す必要がないだけでなく、通信
手段も回線接続操作を行う必要がないため、その場です
ぐ発信者と通話を開始できるという利点がある。
【0036】ステップ302で、その着信に発信者番号
情報が含まれていなかった場合にはステップ308へと
進む。ここからの処理は第1実施形態におけるステップ
109から先の処理、又は第2実施形態におけるステッ
プ209から先の処理の何れかが行われる。また、ステ
ップ305で音楽再生が終了されていない場合にはステ
ップ309へと進み、更に発信者側の端末が切断されて
いないか、即ち発信者もまだ回線接続保留状態を維持し
ているかどうかについて判定される。ここで、切断され
ていた場合にはステップ301へと戻る。切断されてい
ない場合にはステップ305へと戻る。
【0037】図6は、第4実施形態に係るPHSにおい
て、音楽再生中に着信があった際の動作を説明するフロ
ーチャートである。第4実施形態に係るPHS1は、音
楽再生中に着信があった際、まず回線接続し、その後に
その状態を保留し、更に音楽再生終了後に保留状態にあ
ることを報知する保留−報知型である。このフローチャ
ートを実現する音楽再生時通信制御手段は、音楽再生手
段による音楽再生中に着信があった場合に、まず自動応
答して回線を接続し、その後その接続状態を保留する回
線接続保留手段を含んでいる。回線接続保留手段は、音
楽再生終了時に保留状態にあることを報知する機能もま
た備えている。
【0038】ステップ400〜405,408,409
については、第3実施形態のステップ300〜305,
308,309と同様である。ステップ405では、音
楽再生が終了されたかどうかについて判定され、終了す
るとステップ406へ進み、保留状態であることをユー
ザーに対して発信音などにより報知した後ステップ40
7へと進み、ユーザーが保留状態を手動解除することに
より通話が開始される。このように音楽再生終了後に報
知されることで、ユーザーは音楽再生中に着信があり、
現在回線接続が保留されている状態にあることを知るこ
とができる。
【0039】以上、本発明をその実施形態に基づき具体
的に説明したが、本発明は、本発明を実施するにあたっ
て単に最良の形態を示すに過ぎない前記実施形態に限定
されるものではなく、本発明の請求項の範囲内に該当す
る発明の全ての変更を包含し配置、構成などについて変
更が可能である。
【0040】
【発明の効果】本発明による通信端末装置では、音楽を
再生している間に着信がありかつその着信が発信者番号
情報を含まないものであった場合には、その場で音楽再
生が終了されるため、ユーザーはその着信をそのまま見
過ごしてしまうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、第1実施形態に係るPHSの全体図で
ある。
【図2】図2は、第1実施形態に係るPHSの概略構成
を示すブロック図である。
【図3】図3は、第1実施形態に係るPHSにおいて、
音楽再生中に着信があった際の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図4】図4は、第2実施形態に係るPHSにおいて、
音楽再生中に着信があった際の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図5】図5は、第3実施形態に係るPHSにおいて、
音楽再生中に着信があった際の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図6】図6は、第4実施形態に係るPHSにおいて、
音楽再生中に着信があった際の動作を説明するフローチ
ャートである。
【符号の説明】
2…アンテナ、8…スピーカー、9…マイクロホン、1
4…操作部、15…表示部、19…ヘッドホンジャッ
ク、23…通話キー、24…終話キー、25…インジケ
ータ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を利用した通信を行い、着信が
    発信者番号情報を含んでいるかどうかを検出する発信者
    番号情報検出手段を有する通信手段と、 音楽の再生を行う音楽再生手段と、 前記音楽再生手段による音楽再生時において、前記音楽
    再生手段及び前記通信手段の何れかについての制御を行
    う音楽再生時通信制御手段とを備え、 前記音楽再生時通信制御手段は、前記音楽再生手段によ
    り音楽を再生している間に前記通信手段への着信があ
    り、かつ前記発信者番号情報検出手段が前記着信に対し
    前記発信者番号情報を検出しなかった場合、その場で音
    楽再生を終了することを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記音楽再生時通信制御手段は、前記音
    楽再生手段により音楽を再生している間に前記通信手段
    への着信があり、かつ前記発信者番号情報検出手段が前
    記着信に対し前記発信者番号情報を検出しなかった場
    合、その場で音楽再生を終了した後、前記着信に対して
    自動応答する自動応答手段を有することを特徴とする請
    求項1に記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記音楽再生時通信制御手段は、前記音
    楽再生手段により音楽を再生している間に前記通信手段
    への着信があり、かつ前記発信者番号情報検出手段が前
    記着信に対し前記発信者番号情報を検出しなかった場
    合、その場で音楽再生を終了した後、着信音を発生して
    その旨を報知する現着信報知手段を有することを特徴と
    する請求項1に記載の通信端末装置。
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