JP2002197735A - 光ディスクの製造装置 - Google Patents

光ディスクの製造装置

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JP2002197735A
JP2002197735A JP2000398201A JP2000398201A JP2002197735A JP 2002197735 A JP2002197735 A JP 2002197735A JP 2000398201 A JP2000398201 A JP 2000398201A JP 2000398201 A JP2000398201 A JP 2000398201A JP 2002197735 A JP2002197735 A JP 2002197735A
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disk
disk substrate
film forming
forming
bonding
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JP2000398201A
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Inventor
Yoshinaga Yanagisawa
吉長 柳沢
Akira Murota
公 室田
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Original Assignee
Sony Disc Technology Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要面積を小さく抑えることができる省スペ
ースな貼り合わせディスクの製造ラインを構成すること
ができるディスク製造装置を提供すること。 【解決手段】 ディスク基板の成形装置30と、成形し
たディスク基板の冷却装置40と、冷却したディスク基
板に信号層を形成するための成膜装置50と、ディスク
基板の貼り合わせ装置を順次配置した光ディスクの製造
装置20であって、前記成形装置はひとつの装置内に少
なくとも二つのディスクキャビティ35,35を並列に
配置するとともに、前記冷却装置40を間に挟んで、前
記成形装置30と、前記成膜装置50及び前記貼り合わ
せ装置70とがほぼ平行に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録媒体とし
ての光ディスクを製造する装置に係り、特にディスク基
板を貼り合わせることにより製造される光ディスクの製
造装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、例えば図
11に示すような装置が使用されている。図11は、光
ディスク製造装置の全体を示す概略平面図であり、図に
おいて、光ディスク製造装置(以下、「製造装置」とい
う)1は、光ディスクの基板を成形するために並列配置
された2台の成形装置2,2を備えている。成形装置
2,2は同一の構造であり、それぞれキャビティ3,3
を備えている。この製造装置10は、例えばDVD(デ
ィジタル・バーサタイル・ディスク)を製造するための
ラインであり、各キャビティ3,3で成形された厚み
0.6mmの2枚のディスク基板が後段の工程で貼り合
わせられるようになっている。
【0003】図12は、成形装置2の要部を示してお
り、キャビティ3は固定型3aに対して開閉される可動
型3bを有しており、キャビティ3内のディスクキャビ
ティ3dには、ノズル3cを介して加熱溶融された成形
材料が射出されるようになっている。これにより各キャ
ビティ3に関して、一度に一枚のディスク基板が成形さ
れるようになっている。
【0004】図11の各成形装置2,2でつくられたデ
ィスク基板は、それぞれ同形の取り出し機4,4でそれ
ぞれ取り出され、冷却装置5に送られるようになってい
る。冷却装置5は2枚のディスク基板を並列に並べて、
工程の方向に沿って送るコンベヤ5bを備えており、図
において5bで示す長い距離を移動する間に成形による
熱が冷まされるようになっている。
【0005】冷却装置5の終端部には、移載手段6が配
置され、この移載手段6により各ディスク基板は回転テ
ーブル7上に移されるようになっている。図13はこの
回転テーブル7付近の要部断面図である。図11及び図
13において、成膜装置8は、成膜を行う真空チャンバ
ー8bと、この真空チャンバー8bに対して、回転テー
ブル7との間で受け渡しを行うためのディスク基板入れ
替え装置8aとを備えている。
【0006】回転テーブル7は、図11に示されている
ように、その外周部の周方向にそって、移載手段6によ
り2枚ペアで移されたディスク基板が保持されるように
なっている。この回転テーブル7は、駆動用モータ7a
により図13の矢印方向に回転可能とされている。図1
3に示されているように、ディスク基板入れ替え装置8
aは、両端にディスク基板D1を吸着保持する手段を備
え、中央部で回転可能に枢支されたアームを備えてお
り、このアームの回転により、回転テーブル7の外周部
のディスク基板D1が真空チャンバー8b側へ、あるい
は、成膜の済んだディスク基板D1が真空チャンバー8
b側から再び回転テーブル7へ入れ替えされるようにな
っている。
【0007】成膜装置により信号記録層が形成されたペ
アのディスク基板は、成膜工程よりも後段に送られる。
成膜工程の工程の後段には、図11の塗布装置11が配
置されている。塗布装置11は、ディスク基板の表面の
内周よりに、周方向にそってUV(紫外線硬化)接着剤
を滴下するようになっている。このUV接着剤が滴下さ
れた2枚ペアのディスク基板は接着面が貼り合わされ
て、スピンコータ12に送られる。スピンコータ12
は、貼り合わせた2枚のディスク基板を回転させること
で、UV接着剤を遠心力により、ディスク基板の接着面
に全面にわたって、薄く均一にのばして、接着剤の厚み
を制御するようになっている。
【0008】貼り合わせたディスク基板は、硬化装置1
3に送られる。硬化装置13は、貼り合わせたディスク
基板のUV接着剤に紫外線を照射することにより、硬化
させるようになっている。そして、接着剤が硬化された
貼り合わせディスクは、後段の検査装置14へ送られる
ようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の製造装置1は、ディスク基板の成形から成膜,貼
り合わせまで、一連のラインに沿って各工程を行うこと
ができるが、全ての工程を集約したため、全体として極
めて場所をとる製造ラインを呈することなる。例えば、
図11の製造装置1は、縦L1が、約4.5m,横W1
が、約6mといった大きさとなり、その分工場内で大き
な面積を必要とするという問題がある。すなわち、製造
装置1では、成形装置2,2の後段において、成膜装置
8,8までの間で、成形品の成形温度から、成膜作業に
適する温度まで冷却する工程を要したり、成膜工程以後
においても、貼り合わせ等の特殊な工程を必要とし、ラ
インを短縮することは容易でない。
【0010】また、別々に可動される成膜装置8,8等
を有していると、成膜対象に応じてのターゲットの変更
や、信号記録層がひとつのみのディスクを形成する場合
等に応じて、種々の変更使用や必要なメンテナンス,お
よび機能のチェック等をしにくいという問題がある。
【0011】本発明は、以上の点に鑑み、必要面積を小
さく抑えることができる省スペースな貼り合わせディス
クの製造ラインを構成することができるディスク製造装
置を提供することを第1の目的としている。また、複数
の成膜部を備える製造装置にあって、成膜材料に違い
や、これに応じたメンテナンスを個別に行うことができ
るディスク製造装置を提供することを第2の目的として
いる。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、請求
項1の発明によれば、ディスク基板の成形装置と、成形
したディスク基板の冷却装置と、冷却したディスク基板
に信号層を形成するための成膜装置と、ディスク基板の
貼り合わせ装置を順次配置した光ディスクの製造装置で
あって、前記成形装置はひとつの装置内に少なくとも二
つのディスクキャビティを並列に配置するとともに、前
記冷却装置を間に挟んで、前記成形装置と、前記成膜装
置及び前記貼り合わせ装置とがほぼ平行に配置されてい
る光ディスク製造装置により、達成される。
【0013】請求項1の構成によれば、工程順に、成形
装置、冷却装置、成膜装置、貼り合わせ装置を順次配置
した光ディスク製造装置であって、特に成形装置が、ひ
とつの装置内に、互いに貼り合わされるディスク基板を
同時に成形するための少なくとも二つのディスクキャビ
ティを並列に配置するようにしているので、従来のよう
に、例えば2台の成形装置を並列に配置する場合と比べ
て、小さなスペースで設置することができる。しかも、
この成形装置は、従来のように、複数のディスク基板を
成形するために同じ装置を並列に置かなくて済むことか
ら、その代わりに、次段の工程の冷却装置を間に挟ん
で、前記成膜装置及び前記貼り合わせ装置を、成形装置
とほぼ平行に配置される構成とすることができる。これ
により、製造ライン全体としてアルファベットのHの文
字のような配置とすることができ、並列する各装置の間
に作業者が配置されることができるコンパクトな製造ラ
インを形成することが可能となる。
【0014】また、上記第1の目的は、請求項2の発明
によれば、ディスク基板の成形装置と、成形したディス
ク基板の冷却装置と、冷却したディスク基板に信号層を
形成するための成膜装置と、ディスク基板の貼り合わせ
装置を順次配置した光ディスクの製造装置であって、前
記冷却装置は、前記成形装置から導かれた光ディスクを
ラインの延長方向とほぼ垂直な方向に移動させながら送
風により冷却させる構成とした光ディスク製造装置によ
り、達成される。
【0015】請求項2の構成によれば、工程順に、成形
装置、冷却装置、成膜装置、貼り合わせ装置を順次配置
した光ディスク製造装置であって、特に冷却装置が、成
形品の成形温度から、成膜作業に適する温度まで冷却す
る工程を、従来のように製造ラインの長さ方向に移動さ
せながら冷やす代わりに、成形品を縦方向に移動させて
送風により冷却しているので、この冷却装置がライン方
向に長くなることを回避でき、その分製造ラインを短縮
することができる。
【0016】また、上記第2の目的は、請求項3の発明
によれば、ディスク基板の成形装置と、成形したディス
ク基板の冷却装置と、冷却したディスク基板に信号層を
形成するための成膜装置と、ディスク基板の貼り合わせ
装置を順次配置した光ディスクの製造装置であって、前
記成膜装置は、少なくとも二つの成膜部を有し、各成膜
部に対して選択的にディスク基板を供給する手段を備え
る光ディスク製造装置により、達成される。
【0017】請求項3の構成によれば、複数のディスク
基板について、成膜材料の違いや、成膜の必要の有無等
に応じて、運転中に一方の成膜部について、ディスクの
供給をしないで、成膜作業を停止させてターゲット交換
や必要なメンテナンス等を行うことができる。
【0018】また、上記第1の目的は、請求項4の発明
によれば、ディスク基板の成形装置と、成形したディス
ク基板の冷却装置と、冷却したディスク基板に信号層を
形成するための成膜装置と、ディスク基板の貼り合わせ
装置を順次配置した光ディスクの製造装置であって、前
記貼り合わせ装置は、貼り合わせに使用する接着剤を貼
り合わせ対象となるディスクに吐出するノズルを備える
塗布装置を有しており、貼り合わせ工程に近接した装置
上部に形成した温度調整空間内に、前記接着剤の貯留手
段から前記吐出ノズルの間が引き回される構成とした光
ディスク製造装置により、達成される。
【0019】請求項4の構成によれば、ディスクの貼り
合わせに使用する接着剤は、その粘性等を貼り合わせに
適切な状態とするために、温度調整を必要をする。この
場合、前記貼り合わせ装置の前段に位置する塗布装置
は、貼り合わせ工程に近接した装置上部に形成した温度
調整空間内に、前記接着剤の貯留手段から前記吐出ノズ
ルの間が引き回される構成としたことにより、貼り合わ
せ工程に近接した装置上部に形成した温度調整空間内
で、接着剤の粘性調整等を行えるようにされている。こ
のため、接着剤の粘性調整等の設備が、そのための特別
なスペースを必要とせずに実現できる。
【0020】また、上記第2の目的は、請求項5の発明
によれば、ディスク基板の成形装置と、成形したディス
ク基板の冷却装置と、冷却したディスク基板に信号層を
形成するための成膜装置と、ディスク基板の貼り合わせ
装置を順次配置した光ディスクの製造装置であって、前
記成膜装置及び前記貼り合わせ装置及びこれらよりも後
段の検査装置が、当該各装置の工程に対応して工程の後
段にディスクの排出手段を有する光ディスク製造装置に
より、達成される。
【0021】請求項5の構成によれば、前記成膜装置及
び前記貼り合わせ装置及びこれらよりも後段の検査装置
が、当該各工程に対応して工程の後段にディスクの排出
手段を備えているので、各工程における仕上がり状態等
を排出された加工途中のディスクから判別してチエック
することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を添付図面を参照しながら、詳細に説明する。尚、以下
に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0023】図1は、本発明の実施の形態に係るディス
ク製造装置(以下、「製造装置」という)20を示す概
略平面図である。図において、ディスク製造装置20
は、ディスク基板の成形装置30と、成形したディスク
基板の冷却装置40と、冷却したディスク基板に信号層
を形成するための成膜部としての成膜装置50と、ディ
スク基板の貼り合わせ装置70及び検査装置75を備え
ており、貼り合わせ装置70の前段にはディスクに接着
剤を塗布するための塗布装置60を有している。
【0024】そして、製造装置20は、例えばDVD
(ディジタル・バーサタイル・ディスク)を製造するた
めのラインであり、図1に示されているように、冷却装
置40を間に挟んで、第1の装置ブロックB1である成
形装置30と、成膜装置50,塗布装置60,貼り合わ
せ装置70でなる装置ブロックB2がほぼ平行に配置さ
れている。図2は、製造装置20による光ディスクの製
造工程を概略的に示しており、ディスク基板の成形装置
30において、複数,本実施形態の場合には2枚のディ
スク基板が同時に成形される(ST1)。ここまでの工
程は、第1の装置ブロックB1で行われる。次に、第1
の装置ブロックB1と、第2の装置ブロックB2の間の
冷却装置40で、成形されたディスク基板の冷却が行わ
れる(ST2)。次いで、ディスク基板は第2の装置ブ
ロックB2に移動されて、先ず、成膜装置50による信
号記録層に対応した金属膜の成膜が行われる(ST
3)。続いて、成膜が済んだ2枚のディスク基板の一方
の表面に、塗布装置60によって紫外線硬化(UV)接
着剤が均一に塗布される(ST4)。次に、貼り合わせ
装置70によって2枚のディスク基板を互いに貼り合わ
せ(ST5)、紫外線を照射して接着剤を硬化させ(S
T6)、検査装置75による検査(ST7)の後、製品
として搬出される。
【0025】このような工程を行う製造ラインとしての
製造装置20の構成を具体的に説明する。先ず、成形装
置30は、ひとつの装置内に少なくとも二つのディスク
キャビティを並列に備えることで、従来のように、ひと
つのキャビティを備えた成形装置を2つ並べることがな
くて済むようにされている。
【0026】具体的には、成形装置30の成形部31に
は、図3の要部断面図に示すように、固定型33と、矢
印方向に開閉される可動型34でなるキャビティ32を
備えている。可動型34は、図1の成形装置30を構成
する装置ブロックB1の左半分の領域を占めるシリンダ
ーにより駆動されるようになっている。図3において、
キャビティ32内には、例えば、厚さ0.6mmのディ
スク基板に対応したディスクキャビティ35,35が並
列に配置されている。各ディスクキャビティ35,35
には、一対のノズル36,36のスプルーが設けられて
いる。各ノズル36,36には、材料供給部37から供
給される成形材料が加熱溶融されて送られる共通のスク
リュー38の出口が分岐接続されている。これにより、
スクリュー38を介して、各ノズル36,36から、加
熱溶融された成形材料が各ディスクキャビティ35,3
5に同時に射出されるようになっている。これによりデ
ィスクキャビティ35,35において、一度に二枚のデ
ィスク基板が同時に成形されるようになっている。
【0027】このようにして成形されたディスク基板D
2は、2枚が同時に取り出されて、次段の冷却装置40
に送られる。冷却装置40の概略構成は、図4の正面図
及び図5の斜視図に示されている。図4において、成形
されたディスク基板D2は、例えば摂氏100度ないし
110度程度であり、矢印Aに示すように、所定のロボ
ット等の移載手段により、冷却装置40に導入され、摂
氏30度程度まで冷却された後、矢印Bに示すように、
別の移載手段によって次段へ送りだされるようになって
いる。
【0028】この冷却装置40は、図4及び図5に示さ
れているように、例えば、製造ラインの延長方向もしく
は製造ラインの床に平行な仮想のXY平面と垂直なZ方
向に延びるチェーンまたはベルトでなる二本の搬送手段
41,41を有しており、搬送手段41,41は平行に
配置されると共に、それぞれエンドレスなループ状もし
くは無限軌道状に配置されている。そして、搬送手段4
1,41は、矢印C方向へ上昇した後、矢印D方向へ下
降するように駆動されるようになっている。搬送手段4
1,41の間には、ワークの保持手段であるトレイ42
が多数固定されており、搬送手段41,41の駆動とと
もに矢印C方向へ上昇した後、矢印D方向へ下降するよ
うに移動するようになっている。このワークの保持手段
であるトレイ42は、成形後のディスク基板D2を例え
ば水平に保持するようにチャック手段等(図示せず)を
備えている。好ましくは、各トレイ42は、その一つの
トレイ上に、成形装置30で同時に成形された2つのデ
ィスク基板D2,D2を並列に並べて保持する構成とさ
れている(図5参照)。これにより、同時に成形された
ディスク基板D2,D2は、同時に同じ時間だけ冷却装
置40内で滞留されるので、同一程度に冷却されるよう
になっている。
【0029】また、好ましくは、冷却装置40は、搬送
手段41,41の各トレイ42に保持されたディスク基
板D2に対して、冷却用の風を送る送風手段43,43
を備えている。これにより、成形されたディスク基板D
2は強制的に冷却されるようになっている。
【0030】このように、冷却装置40は、成形装置3
0から取り出された高温のディスク基板D2は、製造ラ
インに対して垂直な方向に上昇もしくは下降されること
によって、滞留時間に対応して冷却され、また、送風手
段43からの風により冷却される。この場合、冷却装置
40は、垂直方向にワークを移動させる構造としたため
に、製造ラインの工程の方向に長く延びておらず、この
ため、冷却装置40は、従来と比べて、その分製造ライ
ンの長さを短縮することができる。
【0031】図1において、冷却装置40で冷却された
ディスク基板D2は、成膜装置50,塗布装置60,貼
り合わせ装置70でなる装置ブロックB2に送られる。
第2の装置ブロックB2のほぼ中央付近には、第1の回
転テーブル55が配置されている。この第1の回転テー
ブル55は、大径の円形テーブルを備えており、冷却装
置40で冷却されたディスク基板D2を所定の移載手段
により受け取って、成膜装置50側に渡すとともに、成
膜装置50により処理を終了したディスク基板D2を受
け取って、塗布装置60側へ渡す役割をはたす。したが
って、第1の回転テーブル55は、成膜装置50の一部
をなすと共に、塗布装置60の一部を構成している。
【0032】具体的には、第1の回転テーブル55は、
その周縁に沿ってディスク基板D2を多数枚保持するチ
ャッキング手段等を備えており、図6に示す駆動手段5
5aにより、図1において時計回りの方向に回転するよ
うになっている。図1において、第1の回転テーブル5
5は、例えば、円形の回転式時計に譬えると、12時付
近の位置で、冷却装置40にて冷却されたディスク基板
D2を受け取り、回転移動させて、3時付近の位置で、
図6の移載手段54に渡すようになっている。移載手段
54は、図1及び図6に示すように、例えば、各先端に
ディスク基板D2を保持できる略十字状のアーム54a
を備えている。この略十字状のアーム54aは、その2
つの先端で、第1の回転テーブル55上の2つのディス
ク基板D2を保持して、駆動手段54bにより180度
づつ回転されることで、この2つのディスク基板D2を
第2の回転テーブル53,53に移動させる。
【0033】この第2の回転テーブル53,53は、図
1に示されているように、後述する成膜装置50の成膜
部である2つの真空チャンバー51,51に対応して、
それぞれひとつずつ設けられており、正逆に回転可能
で、各成膜部に対して選択的にディスク基板を供給する
手段を構成している。すなわち、第2の回転テーブル5
3,53は同じ構造のふたつの回転テーブルであって、
移載手段54の略十字状のアーム54aの下にその外周
が位置されるように配置された正逆に回転可能な円形テ
ーブルである。第2の回転テーブル53,53は、それ
ぞれ、図6に示すように、駆動用モータ等の駆動手段5
3aにより回転可能に形成されており、各第2の回転テ
ーブル53,53の各駆動手段53a,53aは同期し
て同時に駆動できる他、個別に駆動できるようになって
いる。
【0034】この第2の回転テーブル53,53に渡さ
れたディスク基板D2は、ディスク基板入れ替え装置5
2,52に、それぞれ渡される。ディスク基板入れ替え
装置52,52は従来と同じ構成であり、両端にディス
ク基板D2を吸着保持する手段を備え、中央部で回転可
能に枢支されたアーム52aを備えており、このアーム
52aの180度間欠回転により、第2の回転テーブル
53,53の外周部のディスク基板D2,D2が2つの
成膜部である真空チャンバー51,51側へ、あるい
は、成膜の済んだディスク基板D2が真空チャンバー5
1,51側から再び第2の回転テーブル53,53側へ
入れ替えされるようになっている。
【0035】したがって、この第2の回転テーブル5
3,53の片方を止めることにより、製造ライン全体を
停止させることなく、真空チャンバー51,51の対応
するいずれか一方のターゲットの変更や清掃その他のメ
ンテナンスに必要な事項や調整作業を行うことができ
る。特に、ディスク基板D2,D2の一方についてだけ
成膜作業を必要とする場合は、第2の回転テーブル5
3,53の一方の動作を止めるだけで、当該一方のディ
スク基板D2の成膜を行うことなく、そのまま以後の工
程を続けることができる。このため、貼り合わせディス
クの一方のディスク基板D2のにだけ信号記録層を備え
た光ディスクを容易に製造することができる。
【0036】また、成膜作業が終わると、成膜の済んだ
ディスク基板D2,D2が真空チャンバー51,51側
から再び第2の回転テーブル53,53側へ移動され、
さらに移載手段54を介して、第1の回転テーブル55
の図1における3時付近の位置へ戻される。成膜の済ん
だディスク基板D2は、第1の回転テーブル55により
時計回りに送られて、2枚のディスク基板を貼り合わせ
る貼り合わせ装置70の前段の塗布装置60の下に移動
される。
【0037】図7は、この塗布装置60の要部の構成を
示しており、図7と図1の関係を説明すると、図7は、
第1の回転テーブル55の中央付近で装置ブロックB2
を切断した状態を示す概略断面図である。そして、図1
の第1の回転テーブル55の中心付近に接着剤の貯留手
段としてのタンク61が位置しており、このタンク61
は、図7に示されているタンク61に相当する。そし
て、図7では、タンク61の下の第1の回転テーブル5
5等の構成は図示を省略されている。
【0038】塗布装置60は、接着剤の粘性等のコンデ
ィションを調整するために、近接する領域全体をカバー
65で覆った温度調節空間(以下、「温調空間」とい
う)Sを備えている。このカバー65は、透明な樹脂製
のカバー体等で形成されおり、図1のZ1で示すような
範囲,すなわち、成膜部よりも後段で、貼り合わせ工程
に近接したその前段の後述するスピンコーター付近まで
の範囲にて、第2の装置ブロックB2の表面を覆うよう
に設けられている。装置ブロックB2の下部等に収容し
たエアコンディショナー63等の温調手段により送られ
る温度調節された空気(以下、「温調空気」という)
は、カバー65内の導入路66を通されるようになって
いる。この実施形態では、温調空気は紫外線硬化接着剤
インクの温度を一定にして、粘度変化を最小限にするた
めに、特に調整されたものであり、例えば、温調空気
は、摂氏20度ないし28度となるようにされている。
導入路66は、その延長方向に沿って多数の空気孔を有
し、この空気孔から矢印に示すように、温調空間内に供
給されるようになっている。
【0039】タンク61は、この実施形態では、温調空
間S内に配置され、特に、省スペース考慮して、第2の
回転テーブル55の中央部の上方に設けられている。タ
ンク61は、供給部61aから、紫外線硬化(UV)接
着剤インクが供給されると共に、エア供給部61bから
空気が供給された加圧タンクとされている。このタンク
61から延びる供給管67は、温調空間S内の引き回さ
れ、その終端付近には、バルブ68aを介して、塗布用
の噴射ノズル68を有している。この噴射ノズル68
は、第1の回転テーブル55の図1において6時付近の
位置で、ディスク基板の上面となった表面に対向してお
り、詳しくは、ディスク基板D2の内径付近に対向して
いる。
【0040】これにより、タンク61からの圧力により
送られるUV接着剤は、バルブ68aが開かれると、噴
射のずる68からディスク基板D2の内径付近に塗布さ
れ、同時にディスク基板D2が第1の回転テーブル55
の機能により、ディスク基板D2自体が回転されると、
ディスク基板D2の内径に1周分UV接着剤が塗布され
る。次いで、図1のスピンコータ62において、スピン
コーティングされた後、次段の第3の回転テーブル71
上の図示した72の位置に送られるようになっている。
第3の回転テーブル71は時計と逆回りに回転されて、
貼り合わせ装置70の貼り合わせ部73において、2枚
のディスク基板が接着剤を塗布された面を間にして貼り
合わせられるようになっている。このスピンコータ62
は従来と同じ構成である。そして、さらに回転されて、
紫外線照射位置74にて、紫外線照射されることによ
り、接着剤が硬化されて、貼り合わせディスクが完成す
るようになっている。
【0041】したがって、上述のように、接着剤を貯留
したタンク61は、温調空間Sないに配置され、タンク
からの供給管67やノズル68は、全て温調空間S内に
配置されているので、UVインクで形成された接着剤
は、その貯留の段階から、ノズル68までの搬送の段
階、及びノズル68による噴射の段階まで、全てその粘
性等の特性が理想的な温度状態に調整されている。さら
に、接着剤の塗布後もスピンコータによるスピンコーテ
ィングを終えて、貼り合わせの直前までが、温調空間S
内で行われていることから、この間においても接着剤の
粘性等のコンディションが適切に調整されるようになっ
ている。
【0042】図8は、製造装置20の所定の位置に配置
されるディスク排出装置の概略構成図である。この排出
装置80は、全て装置ブロックB2の側縁に配置されて
いる。特に、排出装置80は、図1において、第1の回
転テーブル55の成膜工程が終了した後の位置に対応す
るT1の位置、貼り合わせ装置70の後段のT2の位
置、そして、検査終了後のT3の位置に配置されてい
る。
【0043】図8において、排出装置80は、スライド
体82と、このスライド体82を矢印F方向に移動させ
るシリンダ等の駆動装置81とを備えている。スライド
体82の上には、ディスクDもしくはディスク基板D2
を保持するための手段としてのトレー83と、このトレ
ー83と、矢印F方向に沿って隣接した位置に設けられ
る通過手段84とを備えている。通過手段84の直下に
は、ディスクDもしくはディスク基板D2の受け手段と
しての容器85等が配置されている。
【0044】製造工程が進行する過程においては、各工
程の終了したディスクDもしくはディスク基板D2をサ
ンプリングして、例えば、矢印E方向に下降させるよう
になっている。製造装置20の図示しない制御部もしく
は操作者によるコントロールに基づいて、必要により、
駆動装置81が駆動され、矢印Fの方向にスライド体8
2が移動されると、各工程の終了したディスクDもしく
はディスク基板D2が下降する直下の位置に、トレー8
3もしくは通過手段84が位置させられるようになって
いる。これにより、通過手段84が当該ディスクDもし
くはディスク基板D2が矢印G方向に落下されて、容器
85内に排出されるようになっている。したがって、各
工程における仕上がり状態等を排出された加工途中のデ
ィスクDもしくはディスク基板D2に基づいて判別して
チエックすることができる。
【0045】本実施形態の製造装置20は以上のように
構成されており、次に図9のフローチャートと図10の
工程図を参照して、製造装置20の加工例を説明する。
図9において、ディスク基板を成形するための原盤を形
成する。この場合、互いに貼り合わされる2枚のディス
ク基板D2,D2に対応して、基板1,基板2と呼ぶデ
ィスク基板を成形するための各原盤をST11とST2
1にて平行して行う(ST11,ST21)。次に、各
原盤を成形装置30のモールド1及びモールド2に取り
付ける。このモールド1及びモールド2は、図3で説明
したディスクキャビティ35,35にそれぞれ対応して
いる。次いで、基板1に対応するディスク基板D2と、
基板2に対応するディスク基板D2が図3の各ディスク
キャビティ35,35内で、溶融した成形材料が射出さ
れることにより、成形される(ST13,ST23)。
ディスク基板D2は、透明な合成樹脂材料,例えば、ポ
リカーボネート等が使用される。これにより、図10
(a)に示すように、2枚のディスク基板D2,D2が
成形される。
【0046】次に、冷却装置40を経て、成膜装置50
に送られた2枚のディスク基板D2,D2について、各
真空チャンバー50,50内で、同時に信号記録層R
1,R2が成膜される(ST14,ST24)。この状
態が図10の(b)に示されている。この信号記録層R
1,R2は、各真空チャンバー50,50内でスパッタ
リングする際の金,銀やアルミニウム等の合金でなるタ
ーゲット成分を変えることで、例えば、信号記録層R1
は半透過膜、信号記録層R1は反射膜として形成され
る。したがって、ST11ないし14とST21ないし
24は平行して同時に行われる。
【0047】次いで、上述したように、塗布装置60及
び貼り合わせ装置70に送られて、2枚のディスク基板
D2,D2は、信号記録層R1,R2互いに内側にして
貼り合わされる(ST31)。この状態は、図10
(c)に示されている。次いで、検査装置75に送られ
て検査された後、製造装置20以外の印刷機に送られ
て、レーベル印刷がされる(ST32)。すなわち、図
10(d)のPに示す印刷が行われる。そして、包装機
により所定のパッケージングがされて(ST33)、出
荷を待つことになる。
【0048】したがって、この実施形態の製造装置20
によれば、きわめて小型な例えば縦3m,横4m程度の
製造ラインを構成することができ、このような製造ライ
ンにより貼り合わせタイプの光ディスクを効率よく製造
することができる。また、この製造装置20では、上述
のように2層の信号記録層を持つものの他、成膜装置5
0の各真空チャンバー51,51を個別に運転できるの
で、貼り合わせタイプで1層だけの信号記録層を持つ光
ディスクも容易に製造することができる。
【0049】本発明は、上述の実施形態に記載の構成に
限定されない。例えば、実施形態の各構成は適宜その一
部を省略したり、他の構成と組み合わせてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1、2、4の
発明によれば、必要面積を小さく抑えることができる省
スペースな貼り合わせディスクの製造ラインを構成する
ことができるディスク製造装置を提供することができ
る。また、請求項3、5の発明によれば、複数の成膜部
を備える製造装置にあって、成膜材料に違いや、これに
応じたメンテナンスを個別に行うことができるディスク
製造装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるディスク製造装置の
全体を示す概略平面図である。
【図2】図1の製造装置の工程の概略を示すフローチャ
ートである。
【図3】図1の製造装置の成形装置の要部を示す概略断
面図である。
【図4】図1の製造装置の冷却装置を示す概略正面図で
ある。
【図5】図1の製造装置の冷却装置を示す概略斜視図で
ある。
【図6】図1の製造装置の成膜装置付近の構成を示す概
略断面図である。
【図7】図1の製造装置の塗布装置付近の構成を示す概
略断面図である。
【図8】図1の製造装置の所定の位置に配置されるディ
スク排出装置の概略構成図である。
【図9】図1の製造装置による加工例を説明するための
フローチャートである。
【図10】図9のフローチャートに対応した工程図であ
る。
【図11】従来のディスク製造装置の全体を示す概略平
面図である。
【図12】図10の製造装置の成形装置の要部を示す概
略断面図である。
【図13】図10の製造装置の成膜装置付近の構成を示
す概略断面図である。
【符号の説明】
20・・・ディスク製造装置、30・・・成形装置、4
0・・・冷却装置、50・・・成膜装置、60・・・塗
布装置、70・・・貼り合わせ装置、75・・・検査装

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク基板の成形装置と、成形したデ
    ィスク基板の冷却装置と、冷却したディスク基板に信号
    層を形成するための成膜装置と、ディスク基板の貼り合
    わせ装置を順次配置した光ディスクの製造装置であっ
    て、 前記成形装置は、ひとつの装置内に少なくとも二つのデ
    ィスクキャビティを並列に配置するとともに、前記冷却
    装置を間に挟んで、前記成形装置と、前記成膜装置及び
    前記貼り合わせ装置がほぼ平行に配置されていることを
    特徴とする光ディスク製造装置。
  2. 【請求項2】 ディスク基板の成形装置と、成形したデ
    ィスク基板の冷却装置と、冷却したディスク基板に信号
    層を形成するための成膜装置と、ディスク基板の貼り合
    わせ装置を順次配置した光ディスクの製造装置であっ
    て、 前記冷却装置は、前記成形装置から導かれた光ディスク
    をラインの延長方向とほぼ垂直な方向に移動させながら
    送風により冷却させる構成としたことを特徴とする光デ
    ィスク製造装置。
  3. 【請求項3】 ディスク基板の成形装置と、成形したデ
    ィスク基板の冷却装置と、冷却したディスク基板に信号
    層を形成するための成膜装置と、ディスク基板の貼り合
    わせ装置を順次配置した光ディスクの製造装置であっ
    て、 前記成膜装置は、少なくとも二つの成膜部を有し、各成
    膜部に対して選択的にディスク基板を供給する手段を備
    えることを特徴とする光ディスク製造装置。
  4. 【請求項4】 ディスク基板の成形装置と、成形したデ
    ィスク基板の冷却装置と、冷却したディスク基板に信号
    層を形成するための成膜装置と、ディスク基板の貼り合
    わせ装置を順次配置した光ディスクの製造装置であっ
    て、 前記貼り合わせ装置は、 貼り合わせに使用する接着剤を貼り合わせ対象となるデ
    ィスクに吐出するノズルを備える塗布装置を有してお
    り、 貼り合わせ工程に近接した装置上部に形成した温度調整
    空間内に、前記接着剤の貯留手段から前記吐出ノズルの
    間が引き回される構成としたことを特徴とする光ディス
    ク製造装置。
  5. 【請求項5】 ディスク基板の成形装置と、成形したデ
    ィスク基板の冷却装置と、冷却したディスク基板に信号
    層を形成するための成膜装置と、ディスク基板の貼り合
    わせ装置を順次配置した光ディスクの製造装置であっ
    て、 前記成膜装置及び前記貼り合わせ装置及びこれらよりも
    後段の検査装置が、当該各装置の工程に対応して工程の
    後段にディスクの排出手段を有することを特徴とする光
    ディスク製造装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006095859A1 (ja) * 2005-03-11 2006-09-14 Origin Electric Company, Limited 光ディスクの製造装置
JP2006252700A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Origin Electric Co Ltd 光ディスクの製造装置

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US8130627B2 (en) 2005-03-11 2012-03-06 Origin Electric Company, Limited Optical disc production apparatus

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