JP2002197286A - Icカード並びにそれを使用したサービス提供システム及び方法 - Google Patents

Icカード並びにそれを使用したサービス提供システム及び方法

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JP2002197286A
JP2002197286A JP2000393857A JP2000393857A JP2002197286A JP 2002197286 A JP2002197286 A JP 2002197286A JP 2000393857 A JP2000393857 A JP 2000393857A JP 2000393857 A JP2000393857 A JP 2000393857A JP 2002197286 A JP2002197286 A JP 2002197286A
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card
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Application number
JP2000393857A
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Masaru Ishikawa
勝 石川
Takeshi Harai
武志 原井
Masahide Hayama
雅英 羽山
Hisahiro Masuda
壽宏 増田
Masae Amada
正栄 天田
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AMADA INSATSU KAKO KK
KURARINETTO KK
TELEMIDIC Ltd
Denkosha KK
Original Assignee
AMADA INSATSU KAKO KK
KURARINETTO KK
TELEMIDIC Ltd
Denkosha KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の磁気カード等とは異なるICカードの
特長を十分に生かした応用やサービスを提供する。 【解決手段】 ICカード13a,13b内のフラッシ
ュメモリに、特定サイトに対応するURLやパスワード
等を予め格納しておく。これらのICカード13a等を
携帯電話機100a等に変換アダプタ12a等を用いて
脱着自在に接続した状態で、その携帯電話機100a等
から所望のサービスを提供する特定サイト(バトルサイ
ト300またはアルバムサイト400)へのアクセス
を、専用サーバ200に対して要求する。このとき携帯
電話機100aは、専用サーバ200からの要求に応じ
て、その特定サイトへのアクセス権を示すパスワードを
ICカード13a等から読み出して送信する。これによ
り、携帯電話機100a等は、その特定サイトへアクセ
スできる状態となり、その特定サイトで特定のサービス
を受けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカードおよび
ICカードを利用したサービス提供のためのシステムお
よび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ICカードは、磁気カードに比べ、格納
できるデータの容量が大きく、その結果、高いセキュリ
ティ機能を実現できる。このため、ICカードをクレジ
ットカードやキャッシュカードに利用することが進めら
れている。また、ICカードは、データ容量が大きいこ
とから、クレジット、デビット、電子マネーなど複数の
機能を1枚のカードに盛り込むことが可能となる。さら
に、ICカードは、内部に埋め込まれたIC(Integrate
d Circuit)にデータが格納され、電気的にデータの読み
書きが行われるので、磁気的または光学的な記録媒体に
比べてデータの読み書きのための機構をコンパクトに実
現できるという利点あり、携帯電話機などの携帯用情報
機器との相性が良い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のICカ
ードに関する応用では、これらICカードの特長を十分
に生かしたものは見られなかった。そこで本発明では、
上記のような特長を十分に生かしたICカードの応用、
およびICカードを利用してそれらの特長を十分に生か
したサービスを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記課
題を解決するためになされた本願に係る発明は、以下に
述べるような特徴を有している。
【0005】第1の発明は、所定のインターフェース手
段を介して携帯端末に脱着自在に接続可能なICカード
であって、携帯端末の表示部において背景画像として表
示すべき壁紙を表す画像データを予め格納している不揮
発性記憶手段と、当該ICカードが前記インタフェース
手段を介して携帯端末に接続されているときに、前記画
像データを前記不揮発性記憶手段から読み出して当該接
続された携帯端末に向けて送り出す制御手段とを備え、
トレーディングカードとして使用されることを特徴とす
る。
【0006】このような第1の発明によれば、携帯端末
において表示すべき壁紙を表す画像データの格納された
ICカードを販売することができ、そのICカードの購
入者は、そのICカードからインターフェース手段を介
して画像データを携帯端末に取り込ませて、壁紙として
表示させることができる。このようにして、磁気カード
などに比べてデータ容量が大きく、他の機器とのインタ
フェースをコンパクトに実現できること等から携帯端末
等との相性が良い、という特長を十分に生かしたICカ
ードを提供することができる。また、このようなICカ
ードをトレーディングカードとして使用することは、従
来に無い新たなICカードの応用分野を拓くものであ
り、従来にはない魅力あるトレーディングカードを提供
することになる。
【0007】第2の発明は、所定のインターフェース手
段を介して携帯端末に脱着自在に接続可能なICカード
であって、携帯端末と通信可能に接続される特定サーバ
に設けられた特定サイトにアクセスするためのアクセス
権を示す識別情報を予め格納している不揮発性記憶手段
と、当該ICカードが前記インタフェース手段を介して
携帯端末に接続されているときに、前記識別情報を前記
不揮発性記憶手段から読み出して当該接続された携帯端
末に向けて送り出す制御手段とを備え、トレーディング
カードとして使用されることを特徴とする。
【0008】このような第2の発明によれば、特定サイ
トへのアクセス権を示す識別情報の格納されたICカー
ドを販売することができ、そのICカードの購入者は、
そのICカードをインタフェース手段を介して携帯端末
に接続することにより、そのようなICカードの未購入
にはアクセスできない特定サイトにアクセスすることが
できる。そして、その特定サイトへのアクセスにより、
その購入者は、特定のサービスを享受することができ
る。このようにして、磁気カードなどに比べてデータ容
量が大きく、他の機器とのインタフェースをコンパクト
に実現できること等から携帯端末等との相性が良い、と
いう特長を十分に生かしたICカードを提供することが
できる。また、このようなICカードをトレーディング
カードとして使用することは、従来に無い新たなICカ
ードの応用分野を拓くものであり、従来にはない魅力あ
るトレーディングカードを提供することになる。
【0009】第3の発明は、特定サイトにアクセスする
利用者に対して特定サービスを提供するサービス提供シ
ステムであって、前記利用者によって操作される携帯端
末と、前記特定サイトにアクセスするためのアクセス権
を示す識別情報を予め格納している不揮発性記憶手段を
内蔵するICカードと、前記携帯端末に前記ICカード
を脱着自在に接続し、前記携帯端末と前記ICカードと
の間でデータ授受を可能とするインターフェース手段
と、前記携帯端末と通信可能に接続され、前記特定サイ
トにて前記特定サービスを提供する専用サーバとからな
り、前記携帯端末は、前記インタフェース手段によって
接続された前記ICカードから前記識別情報を読み取る
読取手段と、前記利用者の所定操作に応じて前記携帯端
末から前記特定サイトへのアクセスを要求する際に、前
記読取手段によって読み取られた識別情報を前記専用サ
ーバに送信する送信手段とを備え、前記専用サーバは、
前記送信手段によって送信された識別情報を受信する
と、当該受信された識別情報に基づき、前記要求された
アクセスを許可すべきか否かを判定する判定手段と、前
記判定手段が前記要求されたアクセスを許可すべきと判
定した場合にのみ前記要求されたアクセスが可能となる
ように、前記特定サイトへのアクセスを制御するアクセ
ス制御手段とを備えることを特徴とする。
【0010】このような第3の発明によれば、ICカー
ドの所有者(購入者)に対し、携帯端末から、そのIC
カードの未購入にはアクセスできない特定のサイトへの
アクセスを可能とし、そのアクセスによって特定のサー
ビスを提供することができる。このようにして、他の機
器とのインタフェースをコンパクトに実現できること等
から携帯端末等との相性が良いというICカードの特長
を十分に生かしたサービス提供を行うことができる。
【0011】本願に係る上記以外の発明および上記発明
の他の態様並びにそれらの効果については、上記の発明
とその効果および後述する発明の実施形態の説明より明
らかになるので、ここでは説明を省略する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき添
付図面を参照して説明する。 <1.第1の実施形態>まず、本発明の第1の実施形態
に係るICカードについて説明する。このICカード
は、トレーディングカードとして使用可能な形状および
サイズを有している。また、このICカードは、図1に
示すように、携帯端末としての携帯電話機100の外部
接続端子11に接続された変換アダプタ12を介して携
帯電話機100に脱着自在に接続可能であり、ICカー
ド13の装着された携帯電話機100は、そのICカー
ド13に格納されたデータを変換アダプタ12および外
部接続端子11を介して読み出すことができる。
【0013】図2は、上記ICカード13の内部構成を
示す機能ブロック図である。このICカード13は、不
揮発性記憶手段としてのフラッシュメモリ6fを含む記
憶部6と、CPU(中央処理装置)として機能する制御
部7と、所定仕様の端子を介して外部とデータを授受す
るための入出力部5とを含んでおり、これらの構成要素
は、1個または複数個のIC(Integrated Circuit)チッ
プとして実現されている。本実施形態では、このICカ
ード13は、携帯電話機100の表示部101において
表示可能な画像(例えば背景画像として表示すべき壁
紙)を表すデータ、および/または、携帯電話機100
で再生可能な音声(例えば着信メロディー)を表すデー
タが予めフラッシュメモリ6fに格納されて販売され
る。このICカード13では、記憶部6に格納された所
定プログラムに基づき、制御部7が記憶部6および入出
力部5を制御する。これにより、ICカード13は、フ
ラッシュメモリ6fに格納されているデータを読み出
し、読み出したデータを入出力部5から変換アダプタ1
2を介して携帯電話機100に向けて送り出す。また、
ICカード13は、携帯電話機100から変換アダプタ
12を介して送られて来るデータを入出力部5で受け取
り、そのデータに基づいて動作したり、その受け取った
データをフラッシュメモリ6fに書き込んだりする。
【0014】本実施形態に係る上記ICカード13が変
換アダプタ12を介して携帯電話機100に接続された
状態(装着状態)で、その携帯電話機100に対し所定
の操作が行われると、ICカード13および携帯電話機
100は下記のように動作する。すなわち、まず、その
操作内容に対応するデータ(以下「操作データ」とい
う)が携帯電話機100からICカード13に送られ、
ICカード13は、その操作データに基づいて動作する
ことにより、フラッシュメモリ6fに格納されたデータ
を読み出して、携帯電話機100に向けて送り出す。携
帯電話機100は、このデータを受け取る。このデータ
は、前述のように、携帯電話機100において表示可能
な画像または再生可能な音声を表すデータである。この
データが壁紙を表す画像データである場合には、携帯電
話機100は、その画像データの表す壁紙を表示部10
1における背景画像として表示する。また、このデータ
が着信メロディーを表す音声データである場合には、携
帯電話機100は、着信時にその音声データの表すメロ
ディーを再生する。
【0015】以上説明したように本実施形態によれば、
携帯電話機において表示可能な画像や再生可能な音声を
表すデータの格納されたICカードが販売され、そのI
Cカードの購入者は、そのICカードを変換アダプター
を用いて携帯電話機に接続することにより、そのICカ
ードから画像データを携帯電話機に取り込ませて例えば
壁紙として表示させたり、そのICカードから音声デー
タを携帯電話機に取り込ませて例えば着信メロディーの
データとして使用させたりすることができる。このよう
に本実施形態によれば、磁気カードなどに比べてデータ
容量が大きく、他の機器とのインタフェースをコンパク
トに実現できること等から携帯電話機等との相性が良
い、という特長を十分に生かしたICカードを提供する
ことができる。また、このようなICカードをトレーデ
ィングカードとして使用することは、従来に無い新たな
ICカードの応用分野を拓くものであり、従来にはない
魅力あるトレーディングカードを提供することになる。
【0016】<2.第2の実施形態>次に、本発明の第
2の実施形態に係るICカードについて説明する。この
ICカードは、上記第1の実施形態と同様、トレーディ
ングカードとして使用可能な形状およびサイズを有して
いて、携帯電話機100の外部接続端子11に接続され
た変換アダプタ12を介して携帯電話機100に脱着自
在に接続可能である。また、本実施形態に係るICカー
ドの内部構成も第1の実施形態と同様である。第1の実
施形態と同一の部分には同一の参照符号を付して詳しい
説明を省略する。
【0017】本実施形態に係るICカードは、インター
ネットに接続された特定のサーバ(以下「専用サーバ」
という)において実現される特定のサイトにアクセスす
るためのアクセス権を示す識別情報であるパスワード
を、予めその内部のフラッシュメモリ6fに格納してい
る。そして、このICカードは、そのようなパスワード
を含む、特定サイトへのアクセスに関するデータ(以下
「アクセスデータ」という)を予めフラッシュメモリ6
fに格納した状態で販売され、この点、携帯電話機にお
いて表示可能な画像や再生可能な音声を表すデータを格
納した状態で販売される第1の実施形態に係るICカー
ドと相違する。
【0018】本実施形態に係る上記ICカード13が図
1に示すように変換アダプタ12を介して携帯電話機1
00に接続された状態(装着状態)で、その携帯電話機
100に対し所定の操作が行われると、ICカード13
および携帯電話機100は下記のように動作する。ただ
し、携帯電話機100は、インターネット上のサイトに
アクセスする機能(WWWブラウザ機能)を有している
ものとする。
【0019】携帯電話機100において上記所定の操作
が行われると、まず、その操作内容を表す操作データが
携帯電話機100からICカード13に送られ、ICカ
ード13は、その操作データに基づいて動作することに
より、フラッシュメモリ6fに格納されたデータを読み
出して、携帯電話機100に向けて送り出す。携帯電話
機100は、このデータを受け取る。本実施形態では、
このデータは、前述のアクセスデータである。以下で
は、このアクセスデータは、特定サイトへのアクセス権
を示す識別情報としてのパスワードと、その特定サイト
のURL(UniformResource Locators)とを含んでおり、
そのURLに対応する特定サイトへのアクセスにはその
パスワードで示されるアクセス権が必要とされるものと
する。このようなアクセスデータをICカード13から
受け取った携帯電話機100は、そのアクセスデータに
含まれるURLに対応する特定サイトに対して、アクセ
スを要求する。このアクセス要求は、携帯電話回線網お
よびインターネットを介して、その特定サイトの設けら
れている専用サーバに送られる。このとき、その特定サ
イトへのアクセス権を示す識別情報として、ICカード
13から読み出されたアクセスデータに含まれるパスワ
ードが送られる。これにより、ICカード13の購入者
は、そのICカード13の装着された携帯電話機100
から特定サイトへのアクセスが可能となり、その特定サ
イトにて提供されるサービスを享受することができる。
なお、携帯電話機100から特定サイトへのアクセスの
ための通信手順の詳細については、後述の実施形態の場
合と同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0020】以上説明したように本実施形態によれば、
特定サイトへのアクセス権を示すパスワードの格納され
たICカードが販売され、そのICカードの購入者は、
そのICカードを変換アダプターを用いて携帯電話機に
接続することにより、そのようなICカードの未購入に
はアクセスできない特定のサイトにアクセスすることが
でき、その特定サイトにて特定のサービスを享受するこ
とができる。このようにして本実施形態によれば、他の
機器とのインタフェースをコンパクトに実現できること
等から携帯電話機との相性が良いという特長を十分に生
かしたICカードを提供することができる。また、この
ようなICカードをトレーディングカードとして使用す
ることは、従来に無い新たなICカードの応用分野を拓
くものであり、従来にはない魅力あるトレーディングカ
ードを提供することになる。
【0021】<3.第3の実施形態>次に、上記第2の
実施形態に係るICカードを利用したサービス提供シス
テムを第3の実施形態として説明する。
【0022】<3.1 第3の実施形態の構成>図3
は、本実施形態に係るサービス提供システムの全体構成
を示すブロック図である。このサービス提供システム
は、第1の携帯電話機100aと、第2の携帯電話機1
00bと、専用サーバ200とを備えている。2台の携
帯電話100aおよび100bは、共に、携帯電話回線
網502、インターネット接続装置501およびインタ
ーネット500を介して、専用サーバ200と通信可能
に接続されている。専用サーバ200において、インタ
ーネット500を介してアクセス可能な特定サイト(す
なわちインターネット500上のサイト)として、バト
ルサイト300とアルバムサイト400とが設けられて
いる。ここで、バトルサイト300は、インターネット
500に接続される2台の通信端末(例えば本実施形態
における携帯電話機100aおよび100b)から送ら
れてくるデータに基づいて後述のバトルゲームを実行す
るための機能を提供するサイトである。また、アルバム
サイト400は、インターネット500に接続される通
信端末(携帯電話機100aまたは100b)から送ら
れてくる画像データなどを保管および管理するデジタル
ファイルシステムとしての機能を提供するサイトであ
る。
【0023】なお、図3に示した例では、2台の携帯電
話機100aおよび100bが携帯電話回線網502お
よびインターネット500を介して専用サーバに接続さ
れているが、3台以上の携帯電話機がインターネット5
00などを介して専用サーバ200に接続されていても
よいし、1台の携帯電話機のみが専用サーバ200に接
続されていてもよい。ただし、バトルサイト300の提
供するサービスを受けてバトルゲームを行う場合には、
2台の携帯電話機が同時に専用サーバ200に接続され
ている必要がある。
【0024】上記のサービス提供システムにおいて、携
帯電話機100aおよび100bは、インターネット5
00上のサイトにアクセスする機能(WWWブラウザ機
能)を有している。また、携帯電話機100aおよび1
00bは、それぞれの外部端子11a,11bに変換ア
ダプタ12a,12bをそれぞれ接続することにより、
ICカード13a,13bを脱着自在にそれぞれ接続す
ることができる。ここで、変換アダプタは、携帯電話機
とICカードとを接続するためのインターフェース手段
であって、携帯電話機の外部接続端子から出力される所
定形式の信号からICカードに入力するための所定形式
の信号への変換およびその逆の変換を行う。
【0025】本実施形態では、ICカード13aおよび
13bとして、第2の実施形態に係るICカードが使用
される。すなわち、ICカード13aおよび13bに
は、アクセスデータとして、インターネット上に設けら
れた特定サイト(図3に示した例ではバトルサイト30
0および/またはアルバムサイト400)へアクセスす
るためのURLおよびパスワードが予め格納されてい
る。したがって、ICカード13aまたは13bの購入
者は、インターネット上の特定サイトにそのICカード
を利用してアクセスすることにより所定のサービスの提
供を受けることができる。このサービス提供を受ける際
には、購入者の所有するICカードが変換アダプタを介
して携帯電話機に接続される。図3に示した例では、第
1の購入者のICカード13aが外部端子11aに接続
された変換アダプタ12aを介して第1の携帯電話機1
00aに接続され、第2の購入者のICカード12bが
外部端子11bに接続された変換アダプタ12bを介し
て第2の携帯電話機100bに接続されている。なお、
ICカード13aおよび13bの機能面から見た内部構
成は、第1の実施形態と同様である(図2参照)。
【0026】専用サーバ200は、CPUおよびメモリ
等を用いて構成されたデータ処理装置201と、例えば
磁気ディスク装置として実現される外部記憶装置203
と、通信装置205とを備えている。通信装置205
は、インターネット500を介しての携帯電話100
a,100bとの通信を可能にする。外部記憶装置20
3には、専用サーバ200に設けられた所定のサイトす
なわちバトルサイト300およびアルバムサイト400
へのアクセスを管理するためのアクセス管理テーブル2
51が格納されている。このアクセス管理テーブル25
1には、バトルサイト300およびアルバムサイト40
0へアクセスする権利を示す識別情報としてのパスワー
ド(各特定サイトについて少なくとも一つ)が予め登録
されている。このように構成された専用サーバ200
は、データ処理装置201内のメモリに格納された所定
のプログラムに基づいて動作し、インターネット500
上において上記のバトルサイト300およびアルバムサ
イト400を実現するとともに、これらのサイトへのア
クセスをアクセス管理テーブル251に基づいて制御す
る。
【0027】バトルサイト300は、インターネット5
00などを介して専用サーバ200に接続されている2
台の携帯電話機に装着されたICカードに格納された所
定のデータ(以下「バトルデータ」という)に基づい
て、バトルゲームを実行する。すなわち、それらのバト
ルデータに基づき2枚のICカードについて勝ち負けを
決定し、勝者のICカードの所有者には、敗者のICカ
ードに格納されていたバトルデータを戦利品として与え
る。
【0028】アルバムサイト400は、携帯電話機に装
着されたICカード等に格納されているデータをインタ
ーネット500等を介して受け取って保管および管理
し、アルバムサイト400にて保管されているデータを
その所有者からの要求に応じて所定の携帯電話機にイン
ターネット500等を介してダウンロードする。例え
ば、アルバムサイト400の所定のウェブページにおい
て、そのアルバムサイト400で保管されている各画像
データの表す画像(携帯電話機の壁紙など)が小画像4
1〜46として表示され、そのウェブページに表示され
たボタン50をマウスでクリックすることにより小画像
41〜46の中から一つの画像を選択すると、大画面4
0にその選択画像が表示される。その後に、所定のボタ
ン52をマウスでクリックすると、その選択画像を表す
データがダウンロードされる。
【0029】<3.2 第3の実施形態によるサービス
提供>以下、上記のように構成された本実施形態に係る
サービス提供システムによるサービス提供のための処理
手順について説明する。
【0030】<3.2.1 第3の実施形態によるサービ
ス提供の第1の例>図4は、このサービス提供システム
において携帯電話機100aまたは100bからバトル
サイト300にアクセスする際の処理手順を示すシーケ
ンス図である。ICカード13aにアクセスデータとし
てバトルサイト300へのアクセスのためのURLおよ
びパスワードが格納されている場合には、このサービス
提供システムは図4(a)に示すように動作する。すな
わち、そのICカード13aの装着された携帯電話機1
00aに対し、バトルサイト300にアクセスするため
の所定操作が行われると、その操作に基づき携帯電話機
100aは、バトルサイト300を特定するURLをI
Cカード13aから読み出し、このURLに基づくバト
ルサイト300へのアクセス要求Racを専用サーバ20
0に送信する。バトルサイト300へのアクセスには特
定のアクセス権が必要とされるので、専用サーバ200
は、このアクセス要求Racを受信すると、携帯電話機1
00aにパスワード要求Rpsを送信する。携帯電話機1
00aは、このパスワード要求Rpsを受信すると、バト
ルサイト300へのアクセス権を示すパスワードPWを
ICカード13aから読み出し、専用サーバ200に送
信する。専用サーバ200は、このパスワードPWを受
信すると、これを、アクセス管理テーブル251におい
てバトルサイト300に対するパスワードとして登録さ
れたものと照合することにより、前記アクセス要求Rac
を許可すべきか否かを判定する。この場合、受信された
パスワードPWはバトルサイト300へのアクセス権を
示すものであるので、専用サーバ200は、前記アクセ
ス要求Racを許可すべきであると判定し、アクセス許可
通知Naを携帯電話機100aに送信する。携帯電話機
100aは、このアクセス許可通知Naを受信すると、
それ以降、バトルサイト300へのアクセスが可能とな
り、携帯電話機100aの操作者は、バトルサイト30
0にて提供されるサービスを受けることができる(この
ときの具体的な処理手順については後述する)。すなわ
ち、対戦相手となる他のICカード13bの所有者の携
帯電話機100bからバトルサイト300にアクセスさ
れていることを条件として、前述のバトルゲームを実行
することができる。
【0031】一方、ICカード13aにアクセスデータ
としてバトルサイト300へのアクセスのためのURL
が格納されているがパスワードが格納されていない(ま
たは、格納されいるパスワードが正しくない)場合に
は、以下のように動作する。すなわち、そのICカード
13aの装着された携帯電話機100aに対し、バトル
サイト300へアクセスするための所定操作が行われる
と、携帯電話機100aは、上記場合と同様にして、I
Cカード13aから読み出したURLに基づき、バトル
サイト300へのアクセス要求Racを専用サーバ200
に送信し、専用サーバ200は、このアクセス要求Rac
を受信すると、携帯電話機100aにパスワード要求R
psを送信する。携帯電話機100aは、このパスワード
要求Rpsを受信すると、バトルサイト300へのアクセ
ス権を示すパスワードのICカード13aからの読み出
しを試みる。ここで、パスワードPWを読み出せない
と、携帯電話機100aはバトルサイト300にアクセ
スできないことになる。パスワードPWxを読み出すこ
とができたときには、携帯電話機100aは、そのパス
ワードPWxを専用サーバ200に送信する。専用サー
バ200は、このパスワードPWxを受信すると、これ
を、アクセス管理テーブル251においてバトルサイト
300に対するパスワードとして登録されたものと照合
することにより、前記アクセス要求Racを許可すべきか
否かを判定する。この場合、受信されたパスワードPW
xはバトルサイト300へのアクセス権を示す真正なパ
スワードではないので、専用サーバ200は、図4
(b)に示すように、前記アクセス要求Racを許可すべ
きないと判定し、アクセス不許可通知Nnを携帯電話機
100aに送信する。これにより、携帯電話機100a
からの前記アクセス要求Racが拒絶されたことになる。
携帯電話機100aがアクセス不許可通知Nnを受信す
ることにより、その携帯電話機100aの操作者は、バ
トルサイト300へのアクセスが不可能であることを認
識する。
【0032】図5は、本実施形態におけるサービス提供
方法を構成する処理手順の一例、すなわち、本実施形態
に係るサービス提供システムにおいて、第1の携帯電話
機100aおよび第2の携帯電話機100bがバトルサ
イト300にアクセスしてバトルゲームを行う場合の処
理手順を示すシーケンス図である。この例では、両IC
カード13aおよび13bの内部のフラッシュメモリ6
fには、バトルサイト300へアクセスするためのUR
Lおよび真正なパスワードを含むアクセスデータ、並び
に、バトルゲームに使用されるバトルデータが、予め格
納されているものとする。
【0033】いま、第1のICカード13aの装着され
た第1の携帯電話機100aに対し、バトルサイト30
0へアクセスするための所定操作が行われると、第1の
携帯電話機100aは、既述のようにして、ICカード
13aから読み出したURLに基づき、バトルサイト3
00へのアクセス要求Rac1を専用サーバ200に送信
し、専用サーバ200は、このアクセス要求Rac1を受
信すると、第1の携帯電話機100aにパスワード要求
Rps1を送信する。第1の携帯電話機100aは、この
パスワード要求Rps1を受信すると、第1のICカード
13aからパスワードPW1を読み出して専用サーバ2
00に送信する。専用サーバ200は、このパスワード
PW1を受信すると、これを、アクセス管理テーブル2
51においてバトルサイト300に対するパスワードと
して登録されたものと照合することにより、第1の携帯
電話機100aからの前記アクセス要求Rac1を許可す
べきであると判定し、アクセス許可通知Na1を第1の携
帯電話機100aに送信する。第1の携帯電話機100
aがアクセス許可通知Na1を受信すると、第1の携帯電
話機100aの操作者である第1のICカード13aの
所有者(第1の購入者)、すなわち本実施形態に係るサ
ービス提供システムの利用者は、これ以降、第1の携帯
電話機100aからバトルサイト300へのアクセスが
可能であることを認識する。
【0034】このような手順の実行と並行して、第2の
携帯電話機100bからバトルサイト300へのアクセ
スが試みられる。すなわち、第2のICカード13bの
装着された第2の携帯電話機100bに対し、バトルサ
イト300へアクセスするための所定操作が行われる
と、第2の携帯電話機100bは、上記と同様、ICカ
ード13bから読み出したURLに基づき、バトルサイ
ト300へのアクセス要求Rac2を専用サーバ200に
送信し、専用サーバ200は、このアクセス要求Rac2
を受信すると、第2の携帯電話機100bにパスワード
要求Rps2を送信する。第2の携帯電話機100bは、
このパスワード要求Rps2を受信すると、第2のICカ
ード13bからパスワードPW2を読み出して専用サー
バ200に送信する。専用サーバ200は、このパスワ
ードPW2を受信すると、これを、アクセス管理テーブ
ル251においてバトルサイト300に対するパスワー
ドとして登録されたものと照合することにより、第2の
携帯電話機100bからの前記アクセス要求Rac2を許
可すべきであると判定し、アクセス許可通知Na2を第2
の携帯電話機100bに送信する。第2の携帯電話機1
00bがアクセス許可通知Na2を受信すると、第2の携
帯電話機100bの操作者である第2のICカード13
bの所有者(第2の購入者)は、これ以降、第2の携帯
電話機100bからバトルサイト300へのアクセスが
可能であることを認識する。
【0035】いま、自己の携帯電話機100aまたは1
00bからのみならず対戦相手の携帯電話機100aま
たは100bからもバトルサイト300へのアクセスが
可能であることが互いに認識できたとする(例えば、互
いに対戦相手となるICカードの装着された2台の携帯
電話機100a、100bおよびそれらの操作者が近接
して存在する場合には、このような双方のアクセス可能
状態の認識が可能となる)。このように双方の携帯電話
機100a,100bからバトルサイト300へのアク
セスが可能である状態になると、携帯電話機100a,
100bの操作者が携帯電話機100a,100bに対
し、バトルゲームを開始するための所定操作をそれぞれ
行うと、バトルサイト300にバトルゲームの開始が要
求される(以下、この要求を「バトル要求」という)。
すなわち、第1の携帯電話機100aは、上記操作に基
づき、第1のICカード13aからバトルデータD1を
読み出し、これをバトルサイト300に送信することに
よりバトル要求Rb1を行う。また、第2の携帯電話機1
00bも、上記操作に基づき、第2のICカード13b
からバトルデータD2を読み出し、これをバトルサイト
300に送信することによりバトル要求Rb2を行う。
【0036】バトルサイト300では、これらのバトル
データD1およびD2が受信されると、バトル処理が行
われる。すなわち、専用サーバ200が、バトルデータ
D1およびD2に基づき、2枚のICカード13aおよ
び13bについて勝ち負けを決定し、その決定内容を対
戦結果通知として第1および第2の携帯電話機100
a,100bに送信する。図5に示した例では、第1の
ICカード13aが勝者で、第2のICカード13bが
敗者であるものとしている。この場合、専用サーバ20
0は、バトルサイト300から第1の携帯電話機100
aへ勝者通知である対戦結果通知Nr1を送信し、バトル
サイト300から第2の携帯電話機100bへ敗者通知
である対戦結果通知Nr2を送信する。これにより、第1
および第2の携帯電話機100a,100bの操作者
は、対戦結果を認識する。これらの対戦結果通知Nr1お
よびNr2の送信後、専用サーバ200は、バトルサイト
300から第2の携帯電話機100bにバトルデータD
2の消去指示を送信する。第2の携帯電話機100b
は、この消去指示を受信すると、敗者である第2のIC
カード13bに格納されているバトルデータD2を消去
する。一方、第1の携帯電話機100aには、専用サー
バ200は、第2のICカード13bに格納されていた
バトルデータD2をバトルサイト300から送信する。
第1の携帯電話機100aは、このバトルデータD2を
受信すると、これを戦利品として第1のICカード13
aに格納する。
【0037】このようにして、バトルサイト300に対
するアクセスデータの格納されたICカード13a,1
3bをそれぞれ所有する第1,第2の購入者は、携帯電
話機100a,100bをそれぞれ使用することによ
り、バトルゲームを楽しむことができる。
【0038】<3.2.2 第3の実施形態によるサービ
ス提供の第2の例>図6は、本実施形態におけるサービ
ス提供方法を構成する処理手順の第2の例、すなわち、
本実施形態に係るサービス提供システムにおいてアルバ
ムサイト400でデジタルファイルシステムとしての機
能を提供する場合の処理手順を示すシーケンス図であ
る。この例では、ICカード13a内のフラッシュメモ
リ6fには、アルバムサイト400へアクセスするため
のURLおよび真正なパスワードPWを含むアクセスデ
ータ、並びに、携帯電話機に壁紙として表示可能な画像
を表すデータ(以下「壁紙データ」という)Dwが、予
め格納されているものとする。
【0039】いま、ICカード13aの装着された携帯
電話機100aに対し、アルバムサイト300にアクセ
スするための所定操作が行われると、携帯電話機100
aは、第1の例と同様にして、ICカード13aから読
み出したURLに基づき、アルバムサイト400へのア
クセス要求Racを専用サーバ200に送信し、専用サー
バ200は、このアクセス要求Racを受信すると、携帯
電話機100aにパスワード要求Rpsを送信する。携帯
電話機100aは、このパスワード要求Rpsを受信する
と、ICカード13aからパスワードPWを読み出して
専用サーバ200に送信する。専用サーバ200は、こ
のパスワードPWを受信すると、これを、アクセス管理
テーブル251においてアルバムサイト400に対する
パスワードとして登録されたものと照合することによ
り、前記アクセス要求Racを許可すべきであると判定
し、アクセス許可通知Naを携帯電話機100aに送信
する。携帯電話機100aがアクセス許可通知Naを受
信すると、携帯電話機100aの操作者である第1のI
Cカード13aの所有者(購入者)、すなわち本実施形
態に係るサービス提供システムの利用者(以下、単に
「利用者」という)は、これ以降、携帯電話機100a
からアルバムサイト400へのアクセスが可能であるこ
とを認識する。
【0040】このようにして携帯電話機100aからア
ルバムサイト400へのアクセスが可能であることを認
識した利用者は、ICカード13aに格納された壁紙デ
ータDwをアルバムサイトに保管するための所定操作
を、携帯電話機100aに対して行う。携帯電話機10
0aは、この操作に応じて、ICカード13aから壁紙
データDwを読み出し、この壁紙データDwをアルバム
サイト400に送信することにより格納要求Rstを行
う。アルバムサイト400にて、この壁紙データDwを
伴う格納要求が受信されると、その壁紙データがアルバ
ムサイト400に格納される。すなわち、専用サーバ2
00は、アルバムサイト400にて提供されているデジ
タルファイルシステムで、その壁紙データDwを保管お
よび管理する。壁紙データDwがアルバムサイト400
に格納されると、専用サーバ200は、データ格納完了
通知Neをアルバムサイト400から携帯電話機100
aに送信する。携帯電話機100aがこのデータ格納完
了通知Neを受信すると、利用者は、壁紙データDwが
アルバムサイト400に格納されたことを認識する。
【0041】次に、利用者がアルバムサイト400にて
提供されるデジタルファイルシステムで保管・管理され
ている自己の壁紙データをICカード13aに格納する
ために携帯電話機100aに対して所定操作を行うと、
携帯電話機100aは、その壁紙データを指定する情報
を伴うダウンロード要求Rdnをアルバムサイト400に
送信する。このダウンロード要求Rdnがアルバムサイト
400で受信されると、専用サーバ200は、ダウンロ
ードすべきとして指定された壁紙データである対象デー
タDtを携帯電話機100aに送信する。携帯電話機1
00aは、この対象データDtを受信すると、これをI
Cカード13aに格納した後、受信完了通知Nrvをアル
バムサイト200に送信する。
【0042】このようにして、アルバムサイト400に
対応するアクセスデータの格納されたICカード13a
を所有する利用者は、自己の壁紙データDwをアルバム
サイト400に送信してそこで保管したり、既にアルバ
ムサイト400で保管されている自己の壁紙データDt
をダウンロードしてICカード13aに格納したりする
ことができる。そして、このようにしてICカード13
aに格納された壁紙データDtを携帯電話機100aに
表示させることができる。
【0043】<3.3 第3の実施形態の効果>以上説
明したように本実施形態によれば、第2の実施形態に係
るICカードの購入者に対し、携帯電話機から、そのI
Cカードの未購入にはアクセスできない特定のサイトへ
のアクセスを可能とし、そのアクセスによって特定のサ
ービス(バトルゲームを行う機能やデジタルファイルシ
ステムの機能)を提供することができる。このように本
実施形態によれば、他の機器とのインタフェースをコン
パクトに実現できること等から携帯電話機等との相性が
良いというICカードの特長を十分に生かしたサービス
提供を行うことができる。
【0044】<3.4 第3の実施形態の変形例>上記
第3の実施形態の説明において、アルバムサイト400
のデジタルファイルシステムにおける保管対象は携帯電
話機の壁紙データであるが、この保管対象は、他の画像
データや、画像データ以外のデータ、例えばバトルサイ
ト300で実行されるバトルゲームで使用されるバトル
データであってもよい。したがって、バトルゲームでの
勝者であるICカード13aがバトルサイト300に対
するアクセスデータのみならずアルバムサイト400に
対するアクセスデータをも格納している場合には、バト
ルサイト300でのバトルゲームの勝者に与えられる戦
利品としてのバトルデータ(敗者のバトルデータ)を第
1の携帯電話機100aに直ちに送信せずに、一旦、ア
ルバムサイト400に保管するようにしてもよい。この
ようにしてアルバムサイト400に保管されたバトルデ
ータは、後日、第1の携帯電話機100aがアルバムサ
イト400にアクセスすることにより、これをダウンロ
ードしてICカード13aに格納することができる。
【0045】<4.第4の実施形態>次に、上記第2の
実施形態に係るICカードを利用した他のサービス提供
システムを第4の実施形態として説明する。
【0046】<4.1 第4の実施形態の構成>図7
は、本実施形態に係るサービス提供システムの全体構成
を示すブロック図である。このサービス提供システム
は、第1の携帯電話機100aと、第2の携帯電話機1
00bと、専用サーバ200と、クレジット管理サーバ
900とを備えている。2台の携帯電話100aおよび
100bは、第3の実施形態と同様、共に、携帯電話回
線網502、インターネット接続装置501およびイン
ターネット500を介して、専用サーバ200と通信可
能に接続されている。専用サーバ200には、インター
ネット500を介してアクセス可能な特定サイトが設け
られている。この特定サイトとしては、既述のバトルサ
イト300やアルバムサイト400を含む種々のサイト
(そのサイトにアクセスする者に対して種々のサービス
を提供するサイト)が考えられるが、以下では、既述の
バトルサイト300を例に挙げて説明する。また、専用
サーバ200は、通信回線590を介してクレジット管
理サーバ900と通信可能に接続されている。
【0047】本実施形態における携帯電話機100aお
よび100bの構成は、基本的に第3の実施形態と同様
であるので、同一部分には同一の参照符号を付して詳し
い説明を省略する。また、本実施形態におけるICカー
ド13a,13bも、その構成は第3の実施形態と同様
であって、変換アダプタ12a,12bをそれぞれ介し
て脱着自在に携帯電話機100a,100bにそれぞれ
接続することができる。
【0048】専用サーバ200は、基本的に第3の実施
形態におけるものと同様の構成であって、データ処理装
置201と外部記憶装置203と通信装置205とを備
えている。ただし、通信装置205は、インターネット
500を介しての携帯電話100a,100bとの通信
のみならず、通信回線590を介してのクレジット管理
サーバ900との通信をも可能にする。このように構成
された専用サーバ200は、データ処理装置201内の
メモリに格納された所定のプログラムに基づいて動作
し、インターネット500上において上記のバトルサイ
ト300を実現するとともに、このサイト300へのア
クセスを外部記憶装置203に格納されているアクセス
管理テーブル251に基づいて制御する。また、専用サ
ーバ200は、上記プログラムに基づき、携帯電話機か
ら受信するクレジットカード情報に基づいて、クレジッ
ト管理サーバ900に対して、クレジットカードに基づ
く与信についての認証要求を行う機能を有しており、こ
の点、第3の実施形態と相違する。
【0049】クレジット管理サーバ900は、ハードウ
ェア的には専用サーバ200と同様の構成であって、デ
ータ処理装置901と外部記憶装置903と通信装置9
05とを備えている。通信装置905は、通信回線59
0を介しての専用サーバ200との通信を可能にする。
外部記憶装置903には、各クレジットカードに基づく
与信を行うべきか否かを判定するための判定基準データ
がクジット管理データとして各クレジットカードの番号
(識別情報)と対応づけて格納されている。このように
構成されたクレジット管理サーバ900は、データ処理
装置901内のメモリに格納された所定のプログラムに
基づいて動作し、専用サーバ200からの認証要求に応
じて認証処理を行う。すなわち、専用サーバ200から
の認証要求を受信すると、それに付加されたクジットカ
ード情報に基づき、クレジット管理データ950を参照
して与信を行うべきか否かを判定し、その判定結果であ
る認証結果を認証応答として専用サーバ200に返信す
る。
【0050】<4.2 第4の実施形態によるサービス
提供>以下、上記のように構成された本実施形態に係る
サービス提供システムによるサービス提供のための処理
手順について説明する。
【0051】図8は、本実施形態におけるサービス提供
方法を構成する処理手順、すなわち、本実施形態に係る
サービス提供システムにおいて、第1の携帯電話機10
0aおよび第2の携帯電話機100bがバトルサイト3
00にアクセスしてバトルゲームを行う場合の処理手順
を示すシーケンス図である。この例では、両ICカード
13aおよび13bの内部のフラッシュメモリ6fに
は、バトルサイト300へアクセスするためのURLお
よび真正なパスワードを含むアクセスデータ、並びにバ
トルゲームに使用されるバトルデータが、予め格納され
ており、更に、課金処理に必要となるクレジットカード
情報(具体的には、クレジット会社名、有効期間、カー
ド番号、カード名義など)も、予め格納されているもの
とする。
【0052】いま、第1のICカード13aを所有する
利用者が、そのICカード13aの装着された第1の携
帯電話機100aに対して、バトルサイト300にアク
セスするための所定操作を行うと、その携帯電話機10
0aは、第3の実施形態と同様にして、第1のICカー
ド13aから読み出したURLに基づき、バトルサイト
300へのアクセス要求Racを専用サーバ200に送信
する。専用サーバ200は、このアクセス要求Racを受
信すると、第1の携帯電話機100aにパスワード要求
Rpsを送信する。
【0053】第1の携帯電話機100aは、このパスワ
ード要求Rpsを受信すると、第1のICカード13aか
らパスワードPWを読み出して専用サーバ200に送信
する。専用サーバ200は、このパスワードPWを受信
すると、これを、アクセス管理テーブル251において
バトルサイト300に対するパスワードとして登録され
たものと照合することにより、第1の携帯電話機100
aからの前記アクセス要求Racを許可すべきであると判
定する。専用サーバ200は、このようにして前記アク
セス要求Racを許可すべきであると判定した後に、バト
ルサイト300にて提供を受けるサービスについての課
金処理のために必要となる情報を要求すべく、課金情報
要求Racctを第1の携帯電話機100aに送信する。
【0054】第1の携帯電話機100aは、この課金情
報要求Racctを受信すると、第1のICカード13aか
ら、上記課金処理のために必要となる識別情報を含むク
レジットカード情報Dcrを読み出し、これを専用サーバ
200に送信する。専用サーバ200は、そのクレジッ
トカード情報Dcrによって特定されるクレジットカード
についての認証要求Raをクレジット管理サーバ900
に送信する。
【0055】クレジット管理サーバ900は、この認証
要求Raを受信すると、それに付加されたクレジットカ
ード情報と外部記憶装置903に格納されたクレジット
管理データ950とを照合することにより、与信を行う
べきか否かを判定し、その判定結果を認証応答Naaとし
て専用サーバ200に返信する。
【0056】専用サーバ200は、この認証応答Naaを
受信すると、第1の携帯電話機100aにアクセス許可
通知Naを送信する。第1の携帯電話機100aは、こ
のアクセス許可通知Naを受信すると、それ以降、バト
ルサイト300へのアクセスが可能となり、バトルサイ
ト300にて提供されるサービスを受けることができ
る。このときの具体的な処理手順については第3の実施
形態において既に説明されているので、ここではその説
明を省略する。
【0057】<4.3 第4の実施形態の効果>以上説
明したように本実施形態によれば、携帯電話機との相性
が良いというICカードの特長を十分に生かしたサービ
ス提供を行うことができ、このサービス提供に際し、課
金処理が行われるので、ICカードの購入代金以外に別
途対価を必要とするようなサービスも提供することがで
きる。
【0058】<4.4 第4の実施形態の変形例>上記
第4の実施形態では、バトルサイト300やアルバムサ
イト400などの特定サイトにて利用者がサービスを受
けるための対価に対する決済としてクレジット決済を利
用することを前提としているが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、他の決済方法を利用してもよい。例
えば、いわゆる電子マネーに基づく決済を利用してもよ
い。また、上記第4の実施形態では、課金処理のための
識別情報である課金情報を含むクレジットカード情報D
crは、予めICカードに格納されていて、専用サーバ2
00から課金情報を要求されたときにICカードから読
み出されるが、これに代えて、専用サーバ200から課
金情報を要求されたときに、利用者が携帯電話機を操作
してクレジットカード情報等の課金情報を入力するよう
にしてもよい。
【0059】また、上記第4の実施形態では、所望のサ
ービスを提供する特定サイト(例えばバトルサイト)へ
のアクセス要求Racが、まず、携帯電話機から専用サー
バに送信されるが、これに代えて、複数の特定サイト
(例えば既述のバトルサイト300やアルバムサイト4
00など)への入り口となるべきポータルサイトとして
の受付サイトを専用サーバ200に設けておき、まず、
その受付サイトへのアクセス要求が携帯電話機から専用
サーバ200に送信されるようにしてもよい。この場
合、その受付サイトから更に所望のサービスの提供を受
けるべく、その特定サイトへのアクセス要求が携帯電話
機から受付サイトに送信されたときに、専用サーバ20
0からその携帯電話機に課金情報を要求するようにすれ
ばよい。図9は、このようなサービス提供システム(以
下「変形例」という)によるサービス提供のための手順
を示すシーケンス図である。以下、図9を参照して、こ
の変形例について説明する。
【0060】この変形例では、ICカード13aには、
その購入直後において受付サイトに対するアクセスデー
タが格納されており、特定サイトに対するパスワード等
のアクセスデータは格納されていない。このため、その
ようなICカード13aの装着された携帯電話機100
aは、図9(a)に示すように、ICカード13aから
そのアクセスデータを読み出して、それに基づき、受付
サイトのパスワードPW0を含むアクセス要求Racを受
付サイトに送信する。専用サーバ200は、受付サイト
としてこのアクセス要求Racを受信すると、これを、ア
クセス管理テーブル251において受付サイトに対する
パスワードとして登録されたものと照合することによ
り、前記アクセス要求Racを許可すべきか否かを判定す
る。そして、許可すべきと判定すると、各種のサービス
を提供する複数の特定サイトへのハイパーリンクの設け
られたウェブページ(以下「受付ページ」という)を表
す画像データを、携帯電話機100aに送信する。携帯
電話機100aは、この画像データを受信すると、それ
を用いて受付ページを表示する。
【0061】ICカード13aを所有する利用者が、こ
の表示を見て所望のサービス提供を受けるべく携帯電話
機100aに対して所定の操作を行うと、上記複数の特
定サイトのうち上記所望のサービスを提供する特定サイ
ト(以下「所望特定サイト」という)へのアクセス要求
Rac1を受付サイトに送信する。専用サーバ200は、
受付サイトとしてこのアクセス要求Rac1を受信する
と、所望特定サイトに対するパスワードがこのアクセス
要求Rac1に付加されているか否かを判定する。専用サ
ーバ200は、アクセス要求Rac1に所望特定サイトに
対するパスワードが付加されている場合には、携帯電話
機100aにアクセス許可通知Na1を送信するが、所
望特定サイトに対するパスワードが付加されていない場
合には、図9(a)に示すように、携帯電話機100a
に課金情報要求Racctを送信する。
【0062】携帯電話機100aは、この課金情報要求
Racctを受信すると、ICカード13aからクレジット
カード情報Dcrを読み出し、これを専用サーバ200に
送信する。専用サーバ200は、そのクレジットカード
情報Dcrによって特定されるクレジットカードについて
の認証要求Raをクレジット管理サーバ900に送信す
る。クレジット管理サーバ900は、この認証要求Ra
を受信すると、既述のようにして判定処理を行い、その
判定に基づく認証応答Naaを専用サーバ200に返信す
る。専用サーバ200は、この認証応答Naaを受信する
と、その所望特定サイトへのアクセス権を示すパスワー
ドPW1を発行し、このパスワードPW1の付加された
アクセス許可通知Na1を携帯電話機100aに送信す
る。
【0063】携帯電話機100aは、このアクセス許可
通知Na1を受信すると、それ以降、所望特定サイトへの
アクセスが可能となり、携帯電話機100aを操作する
利用者は、その所望特定サイトにて提供されるサービス
を享受することができる。また、このとき携帯電話機1
00aは、そのアクセス許可通知Na1に付加されたパス
ワードPW1を、ICカード13a内のフラッシュメモ
リ6fに格納する。したがって、所望特定サイトへのア
クセスの終了後、再び、その所望特定サイトにて所望の
サービス提供を受けたい場合には、図9(b)に示すよ
うに、ICカード13aからパスワードPW1を読み出
し、それを付加したアクセス要求Rac1を受付サイトに
送信すればよい。これにより、課金情報要求Racctを受
け取ることなく、その所望特定サイトにアクセスするこ
とができる。
【0064】<5. 他の実施形態>以上では、インタ
ーネット上における特定サイトとしてバトルサイトとア
ルバムサイトの2つを例に挙げて、ICカードを利用し
たサービス提供システムの実施形態を説明したが、本発
明における特定サイトはこれらに限定されるものではな
く、種々のサービスを提供する種々のサイトを特定サイ
トとして設けることができる。例えば、複数の利用者が
それぞれICカードの装着された携帯電話機からアクセ
スし、文字情報としてのメッセージを交換するためのメ
ッセージフィールドとして機能するサイト、例えば携帯
電話機を用いたチャット(リアルタイムでのメッセージ
交換)のためのチャットルームとして機能するサイト
(以下「チャットサイト」という)を、上記特定サイト
として設けてもよい。この場合、専用サーバ200は、
各携帯電話機から送信されるメッセージを受け取って保
管および管理するリアルタイム会議室の機能を、チャッ
トサイトとして実現することになる。
【0065】なお、以上では、携帯電話機からインター
ネットを介してアクセス可能な特定サイトは専用サーバ
200において実現されているが、専用サーバ200と
して使用されるコンピュータ以外の他のコンピュータに
おいて上記の特定サイトを実現してもよい。
【0066】また、以上では、ICカードは変換アダプ
タを介して携帯電話機に接続される(装着される)もの
として説明しているが、ICカードが携帯電話機以外の
一般的な携帯端末に接続されるような構成であってもよ
い。すなわち、上記各実施形態において、携帯電話機に
代えてPDA(Personal Digital Assistant)などの携帯
情報端末を使用する場合にも、本発明は適用可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るICカードおよ
びその利用方法を示す図。
【図2】第1および第2の実施形態に係るICカードの
内部構成を示す機能ブロック図。
【図3】本発明の第3の実施形態に係るサービス提供シ
ステムを示すブロック図。
【図4】第3の実施形態に係るサービス提供システムに
よるサービス提供のための処理手順を説明するためのシ
ーケンス図。
【図5】第3の実施形態に係るサービス提供システムに
よるサービス提供のための処理手順の一例を示すシーケ
ンス図。
【図6】第3の実施形態に係るサービス提供システムに
よるサービス提供のための処理手順の他の例を示すシー
ケンス図。
【図7】本発明の第4の実施形態に係るサービス提供シ
ステムを示すブロック図。
【図8】第4の実施形態に係るサービス提供システムに
よるサービス提供のための処理手順の一例を示すシーケ
ンス図。
【図9】第4の実施形態の変形例であるサービス提供シ
ステムによるサービス提供のための処理手順の一例を示
すシーケンス図。
【符号の説明】
5 …入出力部 6 …記憶部 6f …フラッシュメモリ 7 …制御部 11,11a,11b …外部接続端子 12,12a、12b …変換アダプタ 13,13a,13b …ICカード 100,100a,100b …携帯電話機 100a…第1の携帯電話機 100b…第2の携帯電話機 101 …表示部 200 …専用サーバ 251 …アクセス管理テーブル 300 …バトルサイト 400 …アルバムサイト 500 …インターネット 501 …インターネット接続装置 502 …携帯電話回線網 509 …通信回線 900 …クレジット管理サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 17/00 G06K 17/00 X L 19/00 19/00 Q H04Q 7/38 H04B 7/26 109S H04Q 7/04 D (71)出願人 500579877 天田印刷加工株式会社 埼玉県草加市稲荷1−11−1 (72)発明者 石川 勝 東京都港区台場1丁目3番3―502号 株 式会社クラリネット内 (72)発明者 原井 武志 東京都港区台場1丁目3番3―502号 株 式会社クラリネット内 (72)発明者 羽山 雅英 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 かながわサイエンスパーク 西714A 株式会社テレミディック内 (72)発明者 増田 壽宏 静岡県浜松市白羽町584番地 株式会社電 興社白羽工場内 (72)発明者 天田 正栄 埼玉県草加市稲荷1丁目11番1号 天田印 刷加工株式会社内 Fターム(参考) 2C005 MA05 MA33 QC16 SA12 TA27 TA40 5B035 AA13 BB09 BC05 5B058 CA02 CA13 CA23 KA06 KA33 YA16 5K067 BB04 DD51 EE02 EE16 FF02 FF23 HH11

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のインターフェース手段を介して携
    帯端末に脱着自在に接続可能なICカードであって、 携帯端末の表示部において背景画像として表示すべき壁
    紙を表す画像データを予め格納している不揮発性記憶手
    段と、 当該ICカードが前記インタフェース手段を介して携帯
    端末に接続されているときに、前記画像データを前記不
    揮発性記憶手段から読み出して当該接続された携帯端末
    に向けて送り出す制御手段とを備え、 トレーディングカードとして使用されることを特徴とす
    るICカード。
  2. 【請求項2】 所定のインターフェース手段を介して携
    帯端末に脱着自在に接続可能なICカードであって、 携帯端末と通信可能に接続される特定サーバに設けられ
    た特定サイトにアクセスするためのアクセス権を示す識
    別情報を予め格納している不揮発性記憶手段と、 当該ICカードが前記インタフェース手段を介して携帯
    端末に接続されているときに、前記識別情報を前記不揮
    発性記憶手段から読み出して当該接続された携帯端末に
    向けて送り出す制御手段とを備え、 トレーディングカードとして使用されることを特徴とす
    るICカード。
  3. 【請求項3】 特定サイトにアクセスする利用者に対し
    て特定サービスを提供するサービス提供システムであっ
    て、 前記利用者によって操作される携帯端末と、 前記特定サイトにアクセスするためのアクセス権を示す
    識別情報を予め格納している不揮発性記憶手段を内蔵す
    るICカードと、 前記携帯端末に前記ICカードを脱着自在に接続し、前
    記携帯端末と前記ICカードとの間でデータ授受を可能
    とするインターフェース手段と、 前記携帯端末と通信可能に接続され、前記特定サイトに
    て前記特定サービスを提供する専用サーバとからなり、 前記携帯端末は、 前記インタフェース手段によって接続された前記ICカ
    ードから前記識別情報を読み取る読取手段と、 前記利用者の所定操作に応じて前記携帯端末から前記特
    定サイトへのアクセスを要求する際に、前記読取手段に
    よって読み取られた識別情報を前記専用サーバに送信す
    る送信手段とを備え、 前記専用サーバは、 前記送信手段によって送信された識別情報を受信する
    と、当該受信された識別情報に基づき、前記要求された
    アクセスを許可すべきか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段が前記要求されたアクセスを許可すべきと
    判定した場合にのみ前記要求されたアクセスが可能とな
    るように、前記特定サイトへのアクセスを制御するアク
    セス制御手段とを備えることを特徴とするサービス提供
    システム。
  4. 【請求項4】 携帯端末から所定の専用サーバにおける
    特定サイトにアクセスする利用者に対して特定サービス
    を提供するサービス提供方法であって、 前記特定サイトにアクセスするためのアクセス権を示す
    識別情報を予め格納している不揮発性記憶手段を内蔵す
    るICカードを前記利用者に販売する販売ステップと、 所定のインタフェース手段によって前記携帯端末に接続
    された前記ICカードから前記識別情報を読み取る読取
    ステップと、 前記携帯端末に対する前記利用者の所定操作に応じて前
    記携帯端末から前記特定サイトへのアクセスを要求する
    際に、前記読み取られた識別情報を前記携帯端末から前
    記専用サーバに送信する送信ステップと、 前記専用サーバにおいて、前記携帯端末から送信された
    識別情報を受信すると、当該受信された識別情報に基づ
    き、前記要求されたアクセスを許可すべきか否かを判定
    する判定ステップと、 前記要求されたアクセスを許可すべきと判定された場合
    にのみ前記要求されたアクセスが可能となるように、前
    記特定サイトへのアクセスを制御するアクセス制御ステ
    ップとを備えることを特徴とするサービス提供方法。
  5. 【請求項5】 前記送信ステップでは、前記携帯端末か
    ら前記特定サイトへ前記アクセスを要求する際に、前記
    特定サービスに対応する課金処理のための識別情報であ
    る課金情報も前記専用サーバに送信され、 前記アクセス制御ステップは、 前記機課金情報に基づき課金処理を実行するステップ
    と、 前記要求されたアクセスを許可すべきと判定され且つ前
    記課金処理が有効に実行された場合に、前記要求された
    アクセスを受け入れるステップとを含むことを特徴とす
    る、請求項4に記載のサービス提供方法。
  6. 【請求項6】 前記要求されたアクセスを許可すべきと
    判定された場合に、前記特定サービスに対応する課金処
    理のための識別情報である課金情報を前記携帯端末から
    前記専用サーバに送信する課金情報送信ステップと、 前記専用サーバにおいて前記課金情報が受信されると、
    前記課金情報に基づき課金処理を実行するステップと、 前記課金処理が有効に実行された場合に、他の特定サイ
    トにアクセスするためのアクセス権を示す識別情報を前
    記専用サーバにおいて発行する発行ステップとを更に備
    えることを特徴とする、請求項4に記載のサービス提供
    方法。
  7. 【請求項7】 前記特定サイトは、前記ICカードに格
    納されたデータに基づくバトルゲームを実行するための
    機能を前記特定サービスとして提供することを特徴とす
    る、請求項4から6までのいずれか1項に記載のサービ
    ス提供方法。
  8. 【請求項8】 前記特定サイトは、前記ICカードに格
    納されたデータを前記専用サーバにおいて保管および管
    理するデジタルファイルシステムとしての機能を前記特
    定サービスとして提供することを特徴とする、請求項4
    から6までのいずれか1項に記載のサービス提供方法。
  9. 【請求項9】 前記特定サイトは、前記ICカードの接
    続された前記携帯端末から送信されるメッセージを受信
    して保管および管理するメッセージフィールドとしての
    機能を前記特定サービスとして提供することを特徴とす
    る、請求項4から6までのいずれか1項に記載のサービ
    ス提供方法。
JP2000393857A 2000-12-25 2000-12-25 Icカード並びにそれを使用したサービス提供システム及び方法 Pending JP2002197286A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100754825B1 (ko) * 2006-06-30 2007-09-04 삼성전자주식회사 휴대 단말기에서 모바일 커머스 제공 장치 및 방법
KR101423046B1 (ko) 2007-11-20 2014-07-24 에스케이플래닛 주식회사 스마트 카드가 탑재된 이동 통신 단말기 및 그를 이용한자동 로그인 방법
JP2020508533A (ja) * 2017-02-27 2020-03-19 ガスクール,ジャック セグメント化されたキー認証システム

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