JP2002196984A - 自己消滅型データ配信システム - Google Patents

自己消滅型データ配信システム

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JP2002196984A
JP2002196984A JP2000404607A JP2000404607A JP2002196984A JP 2002196984 A JP2002196984 A JP 2002196984A JP 2000404607 A JP2000404607 A JP 2000404607A JP 2000404607 A JP2000404607 A JP 2000404607A JP 2002196984 A JP2002196984 A JP 2002196984A
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JP
Japan
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data
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self
distribution system
quenching
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JP2000404607A
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Inventor
Kazuhiko Tsuda
和彦 津田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ発信者が不特定多数のデータ受信者に
対してデータ配信を行う場合に、配信データの不正利用
や不正複製の作成を防御し、配信データのセキュリティ
を高めることができる。 【解決手段】 データ発信者がデータ受信者に対して提
供する情報である配信データ11に、配信データ11を
利用する機能を有するデータ利用手段12と、自らもし
くは自らを含むシステム全体を消滅させる機能を持つ自
己消滅手段13とを一体化した自己消滅型データ配信シ
ステム1として送信し、データ受信者が自己消滅型デー
タ配信システム1を用いて配信11データを利用する
と、自己消滅手段13が作動し、自己消滅型データ配信
システム1が消滅することにより、配信データのセキュ
リティを高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータネットワ
ークを介したプログラムの配信、音楽情報の配信、書籍
情報の配信など、コンピュータネットワークを介したあ
らゆる電子データの配信において利用可能である。ま
た、インターネットなどのコンピュータネットワークを
介して配信されるデータのみならず、有線放送やケーブ
ルテレビなどあらゆるデータ配信が可能な手段において
データ配信を行う場合に利用できると共に、FDなど固
形のデータメディアを介してデータ配信する場合にも利
用可能である。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータネットワークなどを
介して不正利用や不正複製などをされたくないデータを
配信する場合、データ自体にプロテクトと呼ばれるデー
タ保護機能を付随させる手段が用いられていた。また、
データを配信する前にデータ送信者がデータ受信者が誰
なのかを把握するため、ユーザ登録と呼ばれるデータ受
信者の氏名や住所、連絡先などの個人情報を入力させる
手段などが用いられてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の電子
データ配信では、データ自体にプロテクトと呼ばれるデ
ータ保護機能を付随させても、データ保護機能自体を解
除する手段がすぐに開発され配布される事が多々あるの
で、データを保護することは困難という課題がある。ま
たデータ受信者にユーザ登録を求める場合、データ受信
者がユーザ登録の煩わしさと個人情報を入力することに
対する拒絶心を感じると共に、データ配信者は膨大な登
録情報を管理しなければならなくないという欠点と、ユ
ーザ数が増えた場合、不正利用や不正複製などを行った
データ受信者を特定することが困難になるという課題が
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】データ発信者が不特定多
数のデータ受信者に対してデータ配信を行う場合で、デ
ータ発信者がデータ受信者に対して提供する情報である
配信データと、データ受信者が配信データを利用するた
めのインターフェースや配信データの活用などデータ発
信者がデータ受信者に与える配信データの活用手段など
を提供すると共に配信データに関連した制御を行うデー
タ利用手段と、自らもしくは自らを含むシステム全体を
消滅させる機能を持つ自己消滅手段とを一体化したシス
テムとして配信することによりデータ受信者が利用する
とシステムそのものが消滅することにより、不正利用や
不正複製などを防止することを特徴とする自己消滅型デ
ータ配信システム。
【0005】
【作用】本発明の自己消滅型データ配信システムは、デ
ータ受信者が配信した自己消滅型データ配信システムを
利用することで自らが消滅するため、不正利用や不正複
製などを行うことは困難となる。また、配信した自己消
滅型データ配信システムを利用することで自らが消滅す
るため、データ配信者がデータ受信者を把握する必要が
なくなるので不特定多数のデータ受信者へデータ配信を
行うことが可能となる。更に、配信する自己消滅型デー
タ配信システムには配信データを利用するデータ利用手
段を同梱しているので配信データを独自のフォーマット
で構成することが可能となり対破壊工作や対不正複製製
作工作に対しても強い防御性を実現できると共に、デー
タ利用手段に間接的な機能となる配信データを利用した
際の感想アンケート機能や配信データの利用料徴収機能
などを付随させることも可能となる。
【0006】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図に基づい
て説明する。図1は、本発明の自己消滅型データ配信シ
ステムについてシステム構成の概要を示した図である。
ここでは、データ受信者がコンピュータを用いて、Wo
rld Wide Web.などインターネットと呼ば
れるコンピュータネットワークによって、音楽データを
配信することを例に説明する。
【0007】この場合、配信データ11は音楽データそ
のものを、データ利用手段12は音楽再生モジュールを
配して自己消滅型データ配信システム1を構築してお
く。データ利用手段12である音楽再生モジュールに
は、配信データ11である音楽データ全てを再生、もし
くは、データ受信者の意思によって再生途中で停止すれ
ば、自己消滅手段13を呼び出し自己消滅型データ配信
システム1自体を消去する。
【0008】図2は、自己消滅型データ配信システム1
の配信データ11を特別なフォーマットなどで暗号化し
たデータとし、不正利用や不正複製などに対してより強
い防御性を実現した場合の例である。この場合データ利
用手段12は、暗号解読モジュール122と音楽再生モ
ジュール121の2つより構成する。これにより暗号解
読モジュール122により配信データ11の暗号を解き
つつ音楽再生モジュール121へ解読されたデータを渡
し、音楽再生モジュール121は受け取ったデータを再
生しつつ、配信データ11である音楽データ全てを再
生、もしくは、データ受信者の意思によって再生途中で
停止すれば、自己消滅手段13を呼び出し自己消滅型デ
ータ配信システム1自体を消去する。
【0009】図3は、自己消滅型データ配信システム1
において配信したデータに対して、データ受信者の感想
などをアンケートとしてデータ配信者2が集めるシステ
ムを実現した場合の例である。この場合データ利用手段
12は、音楽再生モジュール121とアンケート返信手
段123 2つより構成する。音楽再生モジュール12
1が配信データ11である音楽データ全てを再生、もし
くは、データ受信者の意思によって再生途中で停止すれ
ば、アンケート返信手段123を呼び出す。アンケート
返信手段123はデータ配信者2が収集したい項目の入
力画面を構築し、データ受信者に入力を促すと共に、入
力された事項をデータ配信者2に送信する。アンケート
返信手段123が自己消滅手段13を呼び出し自己消滅
型データ配信システム1自体を消去する。アンケート返
信手段123の一連の動作をデータ受信者が途中終了し
た場合にも、アンケート返信手段123が自己消滅手段
13を呼び出すようにする。これにより自己消滅手段1
3は必ず呼び出されるので自己消滅型データ配信システ
ム1自体は消滅する。
【0010】図4は、自己消滅型データ配信システム1
においてデータ受信者が代金の支払いを行えば、配信デ
ータ11を半永久的に使用できる一般的なデータとして
渡すシステムを実現した場合の例である。この場合デー
タ利用手段12は、音楽再生モジュール121とデータ
代金課金手段124と配信データ出力手段125の3つ
より構成する。音楽再生モジュール121が配信データ
11である音楽データ全てを再生、もしくは、データ受
信者の意思によって再生途中で停止すれば、データ代金
課金手段124を呼び出す。データ代金課金手段124
は、データ受信者が課金情報を入力するための入力画面
を構築し、データ受信者に入力を促すと共に、入力され
た事項をデータ配信者2に送信する。データ代金課金手
段124は、課金作業が完了せず終了する場合は自己消
滅手段13を呼び出し自己消滅型データ配信システム1
自体を消去する。データ配信者2は配信データに関する
課金が終了すると、配信データ出力手段125を起動
し、配信データ11を半永久的に使用できる一般フォー
マットデータ3として出力する。そしてデータ出力が終
了すると、自己消滅手段13を呼び出し自己消滅型デー
タ配信システム1自体を消去する。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明では、配信データを
自己消滅型データ配信システムという形式で送信し、デ
ータ受信者がこの自己消滅型データ配信システムを利用
すると、自己消滅型データ配信システムそのものが消滅
するため、不正利用や不正複製の作成に対して強力に対
応できるなど、優れた効果をもたらす。また、配信デー
タを自己消滅型データ配信システムという形式で送信す
るため、配信データ自体を暗号化するなど強力に保護す
ることができると共に、配信データに対するアンケート
や課金など様々な場合に対応した処理を実現することも
可能であり、本発明はデータ配信に対して優れた効果を
もたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自己消滅型データ配信システムの概要
を示す図である。
【図2】本発明の自己消滅型データ配信システムの配信
データを暗号化した場合の概略図である。
【図3】本発明の自己消滅型データ配信システムにアン
ケート機能を付加した場合の概略図である。
【図4】本発明の自己消滅型データ配信システムに課金
手段を付加した場合の概略図である。
【符号の説明】
1 自己消滅型データ配信システム 11 配信データ 12 データ利用手段 13 自己消滅手段 121 音楽再生モジュール 122 暗号解読モジュール 123 アンケート返信手段 124 データ代金課金手段 125 配信データ出力手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ発信者が不特定多数のデータ受信
    者に対してデータ配信を行う場合で、データ発信者がデ
    ータ受信者に対して提供する情報である配信データと、
    データ受信者が配信データを利用するためのインターフ
    ェースや配信データの活用などデータ発信者がデータ受
    信者に与える配信データの活用手段などを提供すると共
    に配信データに関連した制御を行うデータ利用手段と、
    自らもしくは自らを含むシステム全体を消滅させる機能
    を持つ自己消滅手段とを一体化したシステムとして配信
    することによりデータ受信者が利用するとシステムその
    ものが消滅することにより、不正利用や不正複製などを
    防止することを特徴とする自己消滅型データ配信システ
    ム。
JP2000404607A 2000-12-26 2000-12-26 自己消滅型データ配信システム Pending JP2002196984A (ja)

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ID=18868542

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005222181A (ja) * 2004-02-04 2005-08-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd ファイル制御方法
JP2007065953A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Hitachi East Japan Solutions Ltd データ管理システム及びデータ管理のための消滅プログラム

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