JP2002196627A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002196627A
JP2002196627A JP2000390788A JP2000390788A JP2002196627A JP 2002196627 A JP2002196627 A JP 2002196627A JP 2000390788 A JP2000390788 A JP 2000390788A JP 2000390788 A JP2000390788 A JP 2000390788A JP 2002196627 A JP2002196627 A JP 2002196627A
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mode
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Application number
JP2000390788A
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English (en)
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Masato Obata
正人 小幡
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通常の複写モードで使用中に異常が発生した場
合、異常時からのリカバリを容易にして使い勝手を向上
させる。 【解決手段】デジタル複写機1で通常の画像形成モード
で使用中に異常が発生した場合に、CPU11は通常の
画像形成モードを画像登録モードに切り換え、設定され
た複写モードを不揮発性RAM14に登録し、読み取っ
た画像データをHDD19に登録して保持する。電源を
オフにして異常を解消した後、再び電源をオンにしたと
きに、不揮発性RAM14とHDD19に登録した内容
を呼び出して、異常が発生したときの続きから作業を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機等で通常
の画像出力動作中に異常が発生した場合、形成する画像
データを不揮発性の記憶手段に記憶しておき、次に電源
が投入されたときに、それまで入力した画像データを再
度入力し直すことなく記憶手段に記憶した画像データに
基づいて画像出力動作を実行したり、画像出力動作中に
異常が発生した場合、形成する画像データを記憶手段に
記憶して、外部機器が空いている時に送信して画像出力
動作を実行するレジューム機能を備えた画像形成装置に
関する。
【0002】近年、デジタル複写機においては、HDD
やNV−RAMなどの不揮発性の記憶手段を搭載し、読
み取った画像データや画像形成のためのモードを登録す
ることにより、後に再度その画像データを出力すること
ができる画像データ登録機能が搭載されているものが使
用されている。また、登録した画像データをバックアッ
プするためのCD−R/RW装置を備えたり、複数のデ
ジタル複写機を接続して片方のスキャナで読み取った画
像データを各々のHDDに格納してジョブを分散するこ
とにより処理速度をあげる連結複写機能などを備えてい
るものも使用されている。特に高速機などにおいては、
大量の原稿を処理するジョブが発生することが多いが、
ジョブの途中でなんらかの異常が発生してしまうと、通
常の複写機においては異常を解除,修理するために電源
をオフにすることが多いため、設定した複雑なモード設
定やそれまで読み取っていた原稿の画像データは全て失
われてしまい、異常から復帰した際に再度複写モード設
定をして、原稿読取りを行う必要があり操作性が煩雑で
あった。
【0003】この操作の煩雑性を防ぐために、例えば特
開平5−112060号公報に示され多画像形成装置
は、電源がオフになるときに画像形成モードや画像デー
タを不揮発性の記憶手段に保持し、電源がオンになった
ときに記憶手段から設定されていた画像形成モードや画
像データを読み出し、電源がオフになる直前状態に戻し
て画像形成動作を継続するようにしている。
【0004】また、特開平9−274419号公報や特
開平9−275461号公報及び特開平10−2691
1号公報に示された画像形成装置は、オートパワーオフ
機能で電源が切られる直前の状態を再現するレジューム
機能で復帰する際に自動的に復帰させるのではなく、電
源がオンになったときに新規の画像形成に関する動作が
所定期間ない場合に、電源オフ時の複写モードを立ち上
げたり、電源オフしてからの時間を計時して所定時間以
下であれば電源オフ時の複写モードを立ち上げたりし
て、他の利用者の便宜を図ったり、他の利用者が使用す
る際に気づかずに複写を行ってミスコピーとなってしま
うことを防ぎ、操作性と機密性を高めるようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら特開平5
−112060号公報に示されているように、電源がオ
ンになったときに自動的に電源がオフになる直前状態に
復帰させると、通常の画像出力動作中に異常が発生して
電源がオフになって、異常時からの回復に時間がかかっ
てしまって電源がオンになったときに利用者が替わって
しまっていることによりジョブがキャンセルされてしま
って継続して複写動作を行うことが不可能であった。ま
た、再度、電源をオンしたときに他の利用者が気づかず
に複写を行ってしまうと、ミスコピーとなってしまい、
機密上問題があるという不具合があった。
【0006】これに対して特開平9−274419号公
報や特開平9−275461号公報及び特開平10−2
6911号公報に示された画像形成装置は、他の利用者
が使用する際に気づかずに複写を行ってミスコピーとな
ってしまうことを防ぎ、操作性と機密性を高められる
が、電源をオンしてから新規の画像形成に関する動作が
行われるまでの時間や、電源がオフしてから再度電源オ
ンするまでの時間で電源オフ時の複写モードで立ち上げ
るか新規の複写モードにより立ち上げるかの切換を行う
ため、必ずしも希望通りのモードで立ち上がらないとい
う不具合があった。
【0007】また、前記いずれの画像形成装置において
も異常時から復帰しない場合にはリカバリー動作を行う
ことができないという短所があった。
【0008】この発明はかかる短所を改善し、通常の複
写モードで使用中に異常が発生した場合に画像登録モー
ドに切り換え、それまでの複写モードや画像データを登
録し、異常が解除されてから登録した内容を呼び出して
複写動作を再開したり、通常の複写モードで使用中に異
常が発生した場合に画像登録モードに切り換え、それま
での複写モードや画像データを登録し、接続された外部
機器に画像形成に関するモード設定や画像データを送信
することにより、異常が発生した画像形成装置以外の画
像形成装置で複写動作を再開し、異常時からのリカバリ
を容易にして使い勝手の良い画像形成装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0009】また、画像データの読取り中に異常が発生
した時には、異常の原因を判断して画像データの入力が
継続可能なときには画像データの読取りを完了してから
画像登録モードに自動的に切りかえて複写モードと画像
データを登録し、異常が解除されてから複写動作を再開
したり、異常が発生した画像形成装置以外の画像形成装
置で複写動作を再開し、異常時からのリカバリを容易に
することを目的とする。
【0010】さらに、異常が発生した時に登録する複写
モードに異常処理による登録であることを明らかにし
て、他の登録画像と区別してリカバリ処理の対象をわか
り易くしてリカバリを容易にすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像形成
装置は、画像形成に関するモード設定を電源オフ後も記
憶保持可能な第1の記憶手段に画像形成に関するモード
設定を登録し、電源オフ後も記憶保持可能な第2の記憶
手段に画像データを登録し、後に再度出力する画像登録
モードを有する画像形成装置において、通常の画像形成
モードで使用中に異常が発生した場合に、通常の画像形
成モードを画像登録モードに切り換えて、モード設定を
第1の記憶手段に登録し、画像データを第2の記憶手段
に登録することを特徴とする。
【0012】上記通常の画像形成モードで使用中に異常
が発生して画像登録モードに切り換えて画像データを第
2の記憶手段に登録した後、接続された他の画像形成装
置又は可搬型の外部記憶装置に画像形成に関するモード
設定と画像データを送信すると良い。
【0013】また、通常の画像形成モードで複数ページ
の画像データの入力中に異常が発生したとき、異常の原
因を判断して画像データの入力が継続可能な場合には画
像データの入力が終了するのを待ってから画像登録モー
ドに切り換える。
【0014】さらに、通常の画像形成モードで使用中に
異常が発生して画像登録モードに切り換えたときに、通
常の画像登録モードで登録するモード設定に異常時処理
のための画像登録を示すフラグを併せて第1の記憶手段
に記憶させ、異常が解消して異常時復元処理をするとき
に、異常時処理のための画像登録を示すフラグが立って
いる登録データをリカバリの対象として表示することが
望ましい。
【0015】また、通常の画像形成モードで複数ページ
の画像データの入力中に異常が発生したとき、通常の画
像登録モードで登録するモード設定に画像データの入力
が完了しているかどうかを示すフラグを併せて第1の記
憶手段に記憶させ、画像データの入力が完了する前に画
像登録モードに切り換えた場合、異常が解消して登録デ
ータをリカバリするときに、最後に入力したページの画
像データを出力することが望ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明のデジタル複写機は、露
光光学系と給紙搬送系と現像系と定着系及び排紙系等の
電子写真方式の各種の機構を有する。このデジタル複写
機の動作制御及び画像データの制御を行う制御部には、
CPUと、CPUを動作させるためのプログラムを格納
するROMと、CPUのワークメモリであるRAMと、
制御やタイミングなどの調整値及び登録した複写モード
設定を格納し、電源を切ってもデータを保持しておくこ
とができる不揮発性RAMなどを有する。このデジタル
複写機で読み取った原稿の画像データは画像処理部によ
り各種処理を行った後に画像データ用RAM及びHDD
コントローラを介してHDDに蓄えられる。この画像デ
ータにより感光体に画像を形成した後、形成された画像
は記録用紙に書き込まれて定着し出力される。
【0017】また、デジタル複写機には不揮発性RAM
にモード設定を登録し、HDDに画像データを登録し
て、後に再度出力可能にする画像登録モードの処理機能
と機械自身のさまざまな異常について検知する機能を有
する。そしてデジタル複写機で通常の画像形成モードで
使用中に異常が発生した場合に、通常の画像形成モード
を画像登録モードに切り換え、設定された複写モードを
不揮発性RAMに登録し、読み取った画像データをHD
Dに登録して保持する。電源をオフにして異常を解消し
た後、再び電源をオンにしたときに、不揮発性RAMと
HDDに登録した内容を呼び出して、異常が発生したと
きの続きから作業を行い、リカバリの時間と手間を省
く。
【0018】
【実施例】図1はこの発明の一実施例のデジタル複写機
の外観図である。図に示すように、デジタル複写機1
は、本体2と大量用紙供給装置3及びソートや穴あけ,
ステイプルなどの後処理を行うフィニッシャー4とを有
する。本体2の上部には原稿を載置し読み取るための自
動原稿供給装置(以下、ADFという)5及び読み取り
のためのモードと複写倍率の設定,給紙段の設定,フィ
ニッシャー4における後処理の設定及びオペレータに対
する表示などを行う操作部6が設けられ、本体2の下側
には給紙部7,8が設けられている。フィニッシャー4
には排紙部9を有する。このデジタル複写機1の本体2
の内部には露光光学系と給紙搬送系と現像系と定着系及
び排紙系等の電子写真方式の各種の機構と制御装置を有
する。原稿の画像を読み取り、読み取った画像を複写す
る場合は、原稿をADF5の上に載置し、操作部6上の
コピー開始キーを押下することにより、ADF5の下の
コンタクトガラス上に原稿が供給され、その原稿の画像
を照明系と結像光学系を有する読取部で読み取る。この
読み取った画像データに対して各種の補正と処理を行っ
た後、その画像データに基づき書込部でレーザビームを
感光体に照射して潜像を形成する。この潜像を現像して
可視化した画像を操作部6により指示されて給紙部7又
は給紙部8から給紙した記録用紙に転写して定着し複写
画像を形成し、フィニッシャー9にて後処理を行って排
紙部9に排出する。
【0019】このデジタル複写機1の動作制御及び画像
データの制御を行う制御部10には、図2のブロック図
に示すように、CPU11と、CPU11を動作させる
ためのプログラムを格納するROM12と、CPU11
のワークメモリであるRAM13と、制御やタイミング
などの調整値及び登録した複写モード設定を格納し、電
源を切ってもデータを保持しておくことができる不揮発
性RAM14及びデジタル複写機の各センサ22からの
入力に基づき負荷23などを制御するIO制御部15な
どを有する。一方、画像データについてはADF5によ
りコンタクトガラス上に供給された原稿をの画像を読取
部20で読み取る。読み取られた画像データは操作部6
で設定されたモードに応じて画像処理部17によりMT
F補正や変倍処理及び画質補正等を行った後に画像デー
タ用RAM18及びHDD19を制御するためのHDD
コントローラ16を介してHDD19に蓄えられる。こ
こで画像データ用RAM18及びHDD19の両方に画
像を蓄積するのは、画像データ用メモリ18はA4原稿
にして5枚程度の容量しかないが、コピー開始時には原
稿の枚数はまだ判らないので、複数部のソートコピーを
取る場合に原稿が5枚を超えてしまうと2部目以降のコ
ピー動作を行うときにHDD19から画像データを画像
データ用RAM18にコピーしてコピー動作を行いソー
ト動作を実現する。また、HDD19は記録用紙がジャ
ムしてしまった場合のリカバリ動作にも使用される。こ
の画像データにより感光体に画像を形成した後、形成さ
れた画像は書込部21で給紙部7又は給紙部9から給紙
された記録用紙のタイミングに応じて書込みを行う。
【0020】このデジタル複写機1にはI/F部24を
介して外部機器が接続されている。外部機器としてはデ
ジタル複写機1と同等の機能を持った別のデジタル複写
機25やCD−R/RW26などがあり、デジタル複写
機25やCD−R/RW26はI/F部24を介してデ
ジタル複写機1と画像データやコマンド等の送受信が可
能になっている。外部機器であるデジタル複写機25は
2つの複写機でジョブを半分ずつ受け持つ連結モード時
に使用され、CD−R/RW26は画像登録モードで登
録した画像のバックアップ/リストア時に使用される。
【0021】デジタル複写機1にI/F部24を介して
デジタル複写機25を接続してジョブを半分ずつ受け持
ち、1台で処理する場合よりも高速に処理を行う連結モ
ードのときは、図3のフローチャートに示すように、デ
ジタル複写機1とデジタル複写機25が複写動作をして
いない状態でどちらか例えばデジタル複写機1の操作部
6の連結モードキーを押すと連結モードに入り(ステッ
プS1)、連結モードキーを押した方のデジタル複写機
1が親機となる。この親機となったデジタル複写機1の
操作部6で複写モードを設定してコピー開始キーが押さ
れると(ステップS2)、デジタル複写機1で原稿の読
み取りを開始し、読み取った原稿の画像データをデジタ
ル複写機1とデジタル複写機25の各HDD19にそれ
ぞれ蓄積する(ステップS3)。この原稿の読み取りと
HDD19に対する蓄積が終了すると(ステップS
4)、設定された複写モードによりデジタル複写機1と
デジタル複写機25で複写動作を行う(ステップS
5)。原稿の複写が終了し、連結モードキーを再度押し
て連結モードを解除しない限り、この連結モードによる
複写を繰り返す(ステップS6,S2〜S5)。そして
親機となったデジタル複写機1の操作部6で連結モード
キーを再度押すことにより連結モードを解除する(ステ
ップS7)。
【0022】また、CCD−R/RW26を用いて画像
データと複写モードをバックアップするときは、図4の
フローチャートに示すように、デジタル複写機1の操作
部6でバックアップモードキーを押すと(ステップS1
1)、HDD19に登録されている文書が操作部6のタ
ッチパネル上に表示される(ステップS12)。この表
示されている文書の中から保存したい文書を選択し(ス
テップS13)、操作部6のバックアップキーを押すこ
とにより(ステップS14)、CD−R/RW26に空
き容量の十分なメディアがあればHDD19から指定さ
れた画像データがCD−R/RW26にコピーされ、不
揮発性RAM14からはモード設定がCD−R/RW2
6にコピーされて選択した文書のバックアップが作成さ
れる(ステップS15)。引き続いて画像データをバッ
クアップするときは、操作部6でバックアップモードキ
ーを押して上記バックアップ処理を繰り返す(ステップ
S16,S11〜S15)。
【0023】また、CD−R/RW26にバックアップ
してある文書のリストアを行う場合には、図5のフロー
チャートに示すように、操作部6のリストアモードキー
を押すと(ステップS21)、CD−R/RW26内の
メディアに登録されている文書が操作部6のタッチパネ
ル上に表示される(ステップS22)。この表示されて
いる文書の中からリストアしたい文書を選択し(ステッ
プS23)、操作部6のリストアキーを押すと(ステッ
プS24)、CPU11はHDD19と不揮発性RAM
14に空きがあれば、選択された文書をHDD19にリ
ストアし、モード設定を不揮発性RAM14にリストア
する(ステップS25)。引き続いて画像データをリス
トアするときは、操作部6でリストアモードキーを押し
て上記リストア処理を繰り返す(ステップS26,S2
1〜S25)。
【0024】上記のように構成されたデジタル複写機1
で不揮発性RAM14にモード設定を登録し、HDD1
9に画像データを登録して、後に再度出力可能にする画
像登録モードの処理について、図6のフローチャートを
参照して説明する。
【0025】コピーモードのときに画像登録モードで処
理を行う場合は、まず、操作部6により画像登録モード
キーを押して画像登録モードに入る(ステップS3
1)。そして操作部6で新規の画像データを登録をする
のか、すでに登録してある画像データを出力するのかを
選択する(ステップS32)。新規の画像データを登録
する場合には、操作部6で登録する画像データの名称や
登録と同時に複写出力するかなどのモード設定を行い、
引き続いて操作部6で原稿読取りや同時に複写出力する
ための複写モード設定を行う(ステップS33)。その
後、操作部6のコピー開始キーが押されると(ステップ
S34)、CPU11は設定された複写モードを不揮発
性RAM14に登録するとともに、ADF5にセットさ
れた原稿を読取部20で不揮発性RAM14に設定され
た複写モードにしたがって順次読み取らせ、読み取った
画像データをHDD19に蓄積する(ステップS3
5)。また、複写出力を同時に行うモードが設定してあ
るときは、複写出力動作も同時に行う(ステップS3
6)。原稿の読み取りが終了し、複写出力も行う場合に
は複写出力が終了し(ステップS37)、引き続いて画
像登録を行う場合には新規の画像データを登録をするの
か、すでに登録してある画像データを出力するのかを選
択し(ステップS38,S32)、上記画像登録モード
処理を行う。この画像登録モードから抜けるときは、操
作部6でコピーモードキーを押すことによりコピーモー
ドに戻る(ステップS39)。
【0026】この画像登録モードでHDD19に登録し
た画像を出力するときは、図7のフローチャートに示す
ように、操作部6でHDD19に登録した画像を出力す
ることを選択すると(ステップS41)、CPU11は
登録してある画像一覧の選択画面を操作部6に表示する
(ステップS42)。この表示された登録されている画
像一覧から出力したい画像を選択すると、CPU11は
選択した画像の複写モードを不揮発性RAM14から読
み出して表示する(ステップS43)。この表示された
内容を変更することにより給紙段や後処理などのモード
を変更する。また、連結モードで出力したいときは、こ
の表示画面の状態で連結モードキーを押して設定する
(ステップS44)。モード設定を確認して処理モード
の変更をした後、操作部6のコピー開始キーを押すと
(ステップS45)、CPU11は設定した複写モード
にしたがいHDD19から画像データを読み出して複写
動作を行わせる。また、連結モードを指定した場合に
は、まず、デジタル複写機1のHDD19から接続され
ているデジタル複写機25のHDD19へ画像データを
送信し、設定されてる複写モードも併せて送信する。こ
の転送が終わった後、2台のデジタル複写機1,25で
設定した複写モードにしたがいHDD19から画像デー
タを読み出して複写動作を行う(ステップS46)。複
写動作が終了すると画像一覧の選択画面に戻る(ステッ
プS47,S48,S42)。そして更に出力を行う場
合には上記処理を繰り返す。また、画像登録モードから
抜けるときには操作部6よりコピーモードキーを押すこ
とによりコピーモードに戻る(ステップS48,S4
9)。
【0027】上記デジタル複写機1,25では通常機械
自身のさまざまな異常について検知できるようになって
いる。そして何らかの異常を検知した場合には異常内容
を示すコードを表示し、サービス担当者が異常内容を容
易に把握できるようにしている。コールを受けたサービ
ス担当者は異常内容を示すコードから異常個所と原因を
判断して機械を修理することになるが、修理の際には通
常電源をオフすることになるため、複写動作中に何らか
の異常が発生した場合には、それまで行った作業が無駄
になってしまう。特に複雑な複写モードを設定し、原稿
枚数も多いときには再度複写モードを設定し、原稿を読
み取らせるのはリカバリに時間がかかり非常に使い勝手
が悪くなる。そこでデジタル複写機1で異常が発生した
場合には自動的に画像登録モードに切り換えて、それま
で行った作業を登録し、異常が解除されたときに登録し
た内容を呼び出して続きから作業を行ったり、登録後、
接続されているデジタル複写機25に登録した内容を送
信してデジタル複写機25で継続して作業を行うことに
よりリカバリの時間と手間を省く。この異常発生時の処
理を図8のフローチャートを参照して説明する。
【0028】通常のコピーモードで複写を行うときは、
操作部6により複写モードの設定を行った後、操作部6
のコピー開始キーが押されると(ステップS51)、C
PU11はADF5にセットした原稿を読み取らせて複
写動作を行う(ステップS52)。このとき読み取った
画像データは画像用RAM18とHDD19に記憶され
る。そしてCPU11は複写動作中に何らかの異常が発
生していないかどうかを常に判断し(ステップS5
3)、異常の発生が無い場合にはそのまま複写動作を継
続する(ステップS54)。また、CPU11で異常が
発生したことを検知すると、CPU11は、まず、異常
の原因が原稿読取りに関するものかどうかを判断する
(ステップS55)。この判断の結果、異常の原因が原
稿読取りに関するものであれば、それ以上読取りを続け
ることはできないので、直ちに図6のフローチャートに
示す画像登録モードの処理を行う(ステップS58)。
また、異常の原因が原稿読取りに起因するものではない
と判断した場合には、原稿の読取りをそのまま継続し、
画像データをHDD19に蓄積していく(ステップS5
6)。そして原稿読取りが終了した後に画像登録モード
の処理を行う(ステップS57,S58)。この画像登
録モードの処理では、登録名を入力した後は複写モード
の設定やコピー開始キーが押されたかどうかの判断は必
要ないので、CPU11は異常時処理としての画像登録
のフラグや原稿読取りを完了しているかどうかのフラグ
も併せて不揮発性RAM14に書込む。
【0029】この異常が解除されたときは、図9のフロ
ーチャートに示すように、操作部6を操作して異常時処
理を選択する(ステップS61)。異常時処理に入る
と、CPU11は画像登録したフラグのある画像データ
のみ表示した選択画面を操作部6に表示する(ステップ
S62)。この表示されている画像データ一覧からリカ
バリしたい画像データを選択すると(ステップS6
3)、CPU11は不揮発性RAM14に格納した内容
を調べ、原稿の読取りを完了して登録したか原稿読取り
途中で登録したかのフラグを判断して(ステップS6
4)、原稿読取りが完了しないで登録された文書につい
ては最後の1ページの画像を自動的に出力して、どのペ
ージまで登録されているかを明確にする(ステップS6
5)。そして登録してあった複写モードを表示し(ステ
ップS66)、確認や修正した後に、操作部6のコピー
開始キーが押されると(ステップS67)、CPU11
はADF5にセットした続きの原稿を読み取り、すでに
登録してある原稿の画像と併せて1つのジョブとして複
写動作を行う(ステップS68)。この複写動作が終了
したら、他にリカバリをしたいジョブが有れば上記処理
を繰り返す(ステップS69,S62〜S68)。ま
た、原稿の読取りが完了しているときは直ちに複写動作
を行う(ステップS70)。
【0030】このように異常時に、異常の原因が原稿読
取りに関することでなければ原稿読取りを継続し、読取
り終了後に複写モードと画像データを登録し、異常が解
除されたときに、登録した複写モードと画像データを呼
び出して出力作業を行うから、リカバリー作業を非常に
容易に行うことができる。また異常解除までに時間がか
かっても複写モードと画像データが登録してあるのでオ
ペレータは後で自由に出力でき、異常解除後も複雑な操
作を行う必要がなく操作性を高めることができる。ま
た、原稿読取りに関する異常により原稿読取りを途中で
止めて複写モードと画像データを登録した場合には、リ
カバリー動作として残りの原稿を読み取らせることが必
要となる。このとき最後のページを出力して確認するこ
とにより、どのページから読み取らせれば良いのかが明
確になり、リカバリー後の作業を容易に行うことができ
る。
【0031】また、異常が発生した時に、異常の原因が
原稿読取りに関することでない場合、連結されたデジタ
ル複写機25が使用されていなく空いているときは、登
録した複写モードと画像データをデジタル複写機25に
送信し、デジタル複写機25で出力作業を行えば良い。
この場合、外部機器としてデジタル複写機25だけが接
続されていれば、登録した複写モードと画像データを連
結モードでデジタル複写機25に送信し、CD−R/R
W26だけが接続されている場合はバックアップモード
の処理を行う。また、デジタル複写機25とCD−R/
RW26が接続されているときは、連結モードでの処理
を優先して行うか、又は連結モードが選択できるように
すれば良い。そしてデジタル複写機25が接続されてい
る場合には異常時処理として登録したフラグのある保存
した文書を表示して選択して異常の起きていないデジタ
ル複写機25でリカバリー動作を行う。また、CD−R
/RW26が接続されている場合には異常時処理として
登録したフラグのある保存されている文書が表示される
のでバックアップする文書を選んで、CD−R/RW2
6のメディアにバックアップを取る。そして異常の起き
ていない他のデジタル複写機でリストアモードを使って
HDDに文書を戻した後、その文書を出力シテリカバリ
ー動作を行う。また、デジタル複写機25が使用中で有
ったりCD−R/RW26のメディアに空きが無く送信
できない場合でも、不揮発性RAM14とHDD19に
複写モードと画像データを登録しているから、送信可能
になるまで待つことができるので、その間に電源を切っ
ても確実にリカバリーすることができる。
【0032】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、通常の
画像形成モードで使用中に異常が発生した場合に、通常
の画像形成モードを画像登録モードに切り換えて、モー
ド設定を第1の記憶手段に登録し、画像データを第2の
記憶手段に登録するようにし、異常が解除されてから登
録した内容を呼び出して出力動作を再開することによ
り、異常時からのリカバリを容易にして使い勝手を向上
することができる。
【0033】また、通常の画像形成モードで使用中に異
常が発生して画像登録モードに切り換えて画像データを
第2の記憶手段に登録した後、接続された他の画像形成
装置又は可搬型の外部記憶装置に画像形成に関するモー
ド設定と画像データを送信することにより、異常時から
のリカバリを容易に、かつ迅速に行うことができ、使い
勝手をより良くすることができる。
【0034】さらに、通常の画像形成モードで複数ペー
ジの画像データの入力中に異常が発生したとき、異常の
原因を判断して画像データの入力が継続可能な場合には
画像データの入力が終了するのを待ってから画像登録モ
ードに切り換えることにより、異常時からのリカバリを
より容易にして使い勝手を良くすることができる。
【0035】また、通常の画像形成モードで使用中に異
常が発生して画像登録モードに切り換えたときに、通常
の画像登録モードで登録するモード設定に異常時処理の
ための画像登録を示すフラグを併せて記憶させることに
より、異常が発生したときの画像データを他の画像デー
タと区別して表示することができ、リカバリ処理の対象
を明確にしてリカバリを容易にすることができる。
【0036】また、通常の画像形成モードで複数ページ
の画像データの入力中に異常が発生したとき、通常の画
像登録モードで登録するモード設定に画像データの入力
が完了しているかどうかを示すフラグを併せて記憶させ
ることにより、入力が完了していない画像データを明確
にすることができ、異常時からのリカバリを容易にする
ことができる。
【0037】さらに、通常の画像形成モードで複数ペー
ジの画像データの入力中に異常が発生し、画像データの
入力が終了する前に画像登録モードに切り換え、異常が
解消して登録データをリカバリするときに、最後に入力
したページの画像データを出力することにより、どのペ
ージから画像データの入力を再開すれば良いかを明らか
にすることができ、異常時からのリカバリをより容易に
して使い勝手を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の構成を示す斜視図である。
【図2】上記実施例の制御部と画像処理部及び外部機器
の構成を示すブロック図である。
【図3】連結モードの処理を示すフローチャートであ
る。
【図4】バックアップモードの処理を示すフローチャー
トである。
【図5】リストアモードの処理を示すフローチャートで
ある。
【図6】画像登録モードの処理を示すフローチャートで
ある。
【図7】登録画像の出力モードの処理を示すフローチャ
ートである。
【図8】異常時の処理を示すフローチャートである。
【図9】異常の回復処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,25;デジタル複写機、2;本体、3;大量用紙供
給装置、4;フィニッシャー、5;ADF、6;操作
部、10;制御部、11;CPU、12;ROM、1
3;RAM、14;不揮発性RAM、15;IO制御
部、16;HDDコントローラ、17;画像処理部、1
8;画像データ用RAM、19;HDD、24;I/F
部、26;CD−R/RW。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成に関するモード設定を電源オフ
    後も記憶保持可能な第1の記憶手段に画像形成に関する
    モード設定を登録し、電源オフ後も記憶保持可能な第2
    の記憶手段に画像データを登録し、後に再度出力する画
    像登録モードを有する画像形成装置において、 通常の画像形成モードで使用中に異常が発生した場合
    に、通常の画像形成モードを画像登録モードに切り換え
    て、モード設定を第1の記憶手段に登録し、画像データ
    を第2の記憶手段に登録することを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 上記通常の画像形成モードで使用中に異
    常が発生して画像登録モードに切り換えて画像データを
    第2の記憶手段に登録した後、接続された他の画像形成
    装置又は可搬型の外部記憶装置に画像形成に関するモー
    ド設定と画像データを送信する請求項1記載の画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 上記通常の画像形成モードで複数ページ
    の画像データの入力中に異常が発生したとき、異常の原
    因を判断して画像データの入力が継続可能な場合には画
    像データの入力が終了するのを待ってから画像登録モー
    ドに切り換える請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記通常の画像形成モードで使用中に異
    常が発生して画像登録モードに切り換えたときに、通常
    の画像登録モードで登録するモード設定に異常時処理の
    ための画像登録を示すフラグを併せて第1の記憶手段に
    記憶させる請求項1,2又は3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 上記通常の画像形成モードで使用中に発
    生した異常が解消して異常時復元処理をするときに、異
    常時処理のための画像登録を示すフラグが立っている登
    録データをリカバリの対象として表示する請求項4記載
    の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 上記通常の画像形成モードで複数ページ
    の画像データの入力中に異常が発生したとき、通常の画
    像登録モードで登録するモード設定に画像データの入力
    が完了しているかどうかを示すフラグを併せて第1の記
    憶手段に記憶させる請求項3記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 上記通常の画像形成モードで複数ページ
    の画像データの入力中に異常が発生し、画像データの入
    力が終了する前に画像登録モードに切り換え、異常が解
    消して登録データをリカバリするときに、最後に入力し
    たページの画像データを出力する請求項6記載の画像形
    成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8375314B2 (en) 2007-09-14 2013-02-12 Ricoh Company, Ltd. Information processing apparatus, information processing method, and recording medium
KR101618924B1 (ko) * 2012-07-26 2016-05-09 캐논 가부시끼가이샤 인쇄 디바이스 및 제어 방법

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