JP2002196171A - 光導波路およびその製造方法 - Google Patents

光導波路およびその製造方法

Info

Publication number
JP2002196171A
JP2002196171A JP2000395094A JP2000395094A JP2002196171A JP 2002196171 A JP2002196171 A JP 2002196171A JP 2000395094 A JP2000395094 A JP 2000395094A JP 2000395094 A JP2000395094 A JP 2000395094A JP 2002196171 A JP2002196171 A JP 2002196171A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
optical waveguide
protective glass
upper clad
clad film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000395094A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Komatsu
拓也 小松
Kazutaka Nara
一孝 奈良
Kazuhisa Kashiwabara
一久 柏原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP2000395094A priority Critical patent/JP2002196171A/ja
Publication of JP2002196171A publication Critical patent/JP2002196171A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸湿によるクラックの発生が抑制可能で光伝
搬損失が小さく信頼性の高い光導波路を提供する。 【解決手段】 基板1上に形成した下部クラッド膜2上
にコア3の導波路構成を形成し、該導波路構成を覆う上
部クラッド膜4を純石英にドーパントを添加して形成
し、該上部クラッド膜4の表面を覆う純石英の保護ガラ
ス膜5を形成して光導波路6とする。光導波路6の製造
は、コア3の導波路構成形成後、図1の(d)に示す上
部クラッド膜4の形成、図1の(e)に示す上部クラッ
ド膜4上の保護ガラス膜5の形成を順次行ない、上部ク
ラッド膜4と保護ガラス膜5を同時に焼結、透明化し
て、図1の(f)に示す構成の光導波路6を完成させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信分野に用い
られる光導波路およびその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、光通信において、様々な導波路構
成を有する光導波路が用いられている。例えば図5の
(e)に示すように、光導波路6は、基板1上に形成さ
れた下部クラッド膜2と、該下部クラッド膜2の上に形
成されたコア3と、該コア3の導波路構成を覆う上部ク
ラッド膜4とを有している。
【0003】このような構成の光導波路6は、図5に示
す方法により製造されている。すなわち、同図の(a)
に示すように、火炎加水分解堆積法(FHD法)により
下部クラッド膜2となるガラス微粒子を形成する。な
お、同図において、10はバーナを示しており、火炎加
水分解堆積法によるガラス微粒子堆積方法を模式的に表
わしている。
【0004】次に、同図の(b)に示すように、下部ク
ラッド膜2の上にコア膜3aとなるガラス微粒子を火炎
加水分解堆積法により形成し、下部クラッド膜2とコア
膜3aを焼結、透明化する。なお、下部クラッド膜2の
ガラス微粒子堆積後に下部クラッド膜2を焼結、透明化
し、その後、コア膜3aのガラス微粒子堆積を行なって
コア膜3aの焼結、透明化を行なう場合もある。
【0005】次に、同図の(c)に示すように、フォト
リソグラフィーと反応性イオンエッチング(RIE)法
によりコア膜3を適宜のパターンに加工してコア3と
し、コア3の導波路構成を形成する。
【0006】その後、同図の(d)に示すように、コア
3の導波路構成を覆う上部クラッド膜4のガラス微粒子
を火炎加水分解堆積法により形成し、その後、焼結、透
明化して同図の(e)に示すような光導波路6を完成す
る。
【0007】上記のような光導波路6において、一般
に、下部クラッド膜2、コア3、上部クラッド膜4には
それぞれ、石英ガラスの主組成であるSiOの他に、
やP等のいわゆるドーパントが添加され
ている。このドーパントの種類や添加量によりガラス組
成が異なり、軟化温度や屈折率が異なるので、同じ温度
で焼結すれば低い軟化温度の組成のガラスほど焼結が進
行し、緻密なガラス膜となる。これにより光導波路6を
形成するガラス膜の構造上の散乱損失が低減し、結果と
して低損失な光導波路6が形成できる。
【0008】また、光導波路6中を伝搬する光の伝搬損
失値は、ドーパントの添加量と共に変化してくるため、
望みの伝搬損失値を得るためにはドーパントの添加量を
多くすることが必要となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ド
ーパントの量を増大させると、ガラス膜表面への水分の
吸着量が増すため、吸湿によって、例えば図6、図7に
示すように、ガラス膜表面にひび割れ(クラック)が入
る問題が生じており、光導波路6の信頼性を確保するた
めにこのクラックを抑制しようとすると、ドーパントの
量を大きくすることができず、伝搬損失特性の向上を図
ることが困難だった。
【0010】本発明は上記課題を解決するために成され
たものであり、吸湿によりクラックが入ることを抑制で
き、かつ、伝搬損失特性が良好な信頼性の高い光導波回
路およびその製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成をもって課題を解決するた
めの手段としている。すなわち、第1の発明の光導波路
は、基板上に形成した下部クラッド膜上にコアの導波路
構成が形成され、該導波路構成を覆う上部クラッド膜が
純石英にドーパントを添加して形成され、該上部クラッ
ド膜の表面を覆う純石英の保護ガラス膜が形成されてい
る構成をもって課題を解決する手段としている。
【0012】また、第2の発明の光導波路は、基板上に
形成した下部クラッド膜上にコアの導波路構成が形成さ
れ、該導波路構成を覆う上部クラッド膜が純石英にドー
パントを添加して形成され、該上部クラッド膜の表面を
覆う保護ガラス膜が前記上部クラッド膜のドーパントと
同種で添加量が少ないドーパントを純石英に添加して形
成されている構成をもって課題を解決する手段としてい
る。
【0013】さらに、第3の発明の光導波路は、上記第
1又は第2の発明の構成に加え、前記保護ガラス膜の膜
厚は0.5μm以上4μm以下とした構成をもって課題
を解決する手段としている。
【0014】さらに、第4の発明の光導波路の製造方法
は、基板上に形成した下部クラッド膜上にコアの導波路
構成を形成した後、該導波路構成を覆う上部クラッド膜
と該上部クラッド膜の表面を覆う保護ガラス膜を順に火
炎加水分解堆積法により堆積し、然る後に、前記上部ク
ラッド膜と前記保護ガラス膜を焼結、透明化する構成を
もって課題を解決する手段としている。
【0015】前記の如く、光導波路は一般に、石英にド
ーパントを添加して形成した上部クラッド膜を、光導波
回路のコアを覆う態様で設けており、この上部クラッド
膜に含まれるドーパントに起因して吸湿によりクラック
が形成されると考えられる。
【0016】本発明者は、この現象を詳細に調べるため
に、純石英にドープ(添加)するドーパント(例えばB
)の添加量が多いガラス膜を、110℃、100
%の雰囲気下に100時間放置するプレッシャークッカ
ーテストし、その後、クラックの発生を観察した。
【0017】その結果、上記ガラス膜の表面にクラック
の発生が見られ、このクラックの発生は、石英ガラスの
ネットワークに入れずに析出したB結晶がガラス
膜の表面に顕著に現れ、それが水分と結合してクラック
が発生したと考察できた。そこで、本発明者は、B
過多層を水分から保護する層を光導波路の表面に形成
することにより、光導波路の表面にクラックが発生する
ことが抑制できると考えた。
【0018】上記構成の本発明の光導波路は、コアの導
波路構成を覆う上部クラッド膜が純石英にドーパントを
添加して形成され、該上部クラッド膜の表面を覆う保護
ガラス膜が、純石英または、前記上部クラッドにドープ
したドーパントと同種で添加量が少ないドーパントを純
石英に添加して形成されており、これらの保護ガラス膜
はドーパントを含まない、またはドーパント量が少ない
ことから、ドーパントを多く含む上部クラッド膜を水分
から保護することができる。
【0019】そして、このように、保護ガラス膜の形成
により光導波路にクラックが生じることを抑制できるの
で、上部クラッド膜をはじめ、コア、下部クラッド膜に
多くのドーパントを添加することができ、それにより伝
搬損失の小さい光導波路を形成することが可能となる。
【0020】さらに、上記保護ガラス膜の形成に際し、
その厚みを様々に変えて光導波路の形成状態を検討した
ところ、図3に示すように、保護ガラス膜の厚みが0.
5μm未満のときにはクラック発生が見られ(同図の×
印)、保護ガラス膜の厚みが4μmを越えると、保護ガ
ラス膜を透明にガラス化できなかった(同図の△印)。
【0021】したがって、保護ガラス膜の膜厚を0.5
μm以上4μm以下とすることにより、確実に適切な保
護ガラス保護膜の形成が可能となり、上記効果を確実に
発揮することができる。
【0022】また、本発明の光導波路の製造方法を適用
し、導波路構成を覆う上部クラッド膜と該上部クラッド
膜の表面を覆う保護ガラス膜を順に火炎加水分解堆積法
により堆積し、然る後に、前記上部クラッド膜と前記保
護ガラス膜を焼結、透明化することにより、上記クラッ
クが生じない光導波路を歩留まり良く製造することがで
きる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、本実施形態例の説明におい
て、従来例と同一名称部分には同一符号を付し、その重
複説明は省略する。図1の(f)には、本発明に係る光
導波路6の一実施形態例の要部構成が示されており、そ
の製造方法が同図に示されている。
【0024】本実施形態例の光導波路6は、基板1上に
形成した下部クラッド膜2上にコア3の導波路構成が形
成され、該導波路構成を覆う上部クラッド膜4が、純石
英にドーパントとしてのBとPを添加して
形成されている。本実施形態例の光導波路6の特徴は、
上部クラッド膜4の表面を覆う純石英の保護ガラス膜5
が形成されていることである。
【0025】また、本実施形態例は前記従来の製造方法
と同様に、図1の(a)〜(c)に示すようにして、基
板1上に形成した下部クラッド膜2上にコア3の導波路
構成を形成し、同図の(d)に示すように、コア3の導
波路構成を覆う上部クラッド膜4のガラス微粒子を火炎
加水分解堆積法により形成するが、本実施形態例では、
その後の製造方法を以下のようにしている。
【0026】すなわち、本実施形態例では、図1の
(e)に示すように、上部クラッド膜4の表面を覆う純
石英の保護ガラス膜5のガラス微粒子を火炎加水分解堆
積法により堆積し、然る後に、上部クラッド膜4と前記
保護ガラス膜5を同時に焼結、透明化して同図の(f)
に示すような構成の光導波路6とした。なお、本実施形
態例において、上部クラッド膜4は石英に上記ドーパン
トを高い濃度(6mol%ずつ)ドープして形成し、上
記保護ガラス膜5の膜厚は2μmとした。
【0027】本実施形態例は以上のように構成されてお
り、本実施形態例の光導波路6を110℃、100%の
雰囲気下に100時間放置するプレッシャークッカーテ
ストし、その後、クラックの発生を観察したところ、図
2に示すように、光導波路6の表面にクラックの発生は
全く見られず、また、光導波路6の端部にもクラックの
発生は全く見られなかった。
【0028】また、比較例として、上記実施形態例にお
ける保護ガラス膜5を省略し、従来の光導波路6の製造
方法を適用して製造した光導波路について、上記プレッ
シャークッカーテストを行なったところ、図6に示すよ
うに、光導波路6の上部クラッド膜4の表面にクラック
の発生が見られた。
【0029】本実施形態例によれば、コア3の導波路構
成を覆う上部クラッド膜9の表面を、純石英の保護ガラ
ス膜5により覆うことによって、上部クラッド膜4を水
分から保護することができ、上記のように、たとえ高温
高湿の雰囲気下においてもクラックの発生を防止でき
る。したがって、湿度が高い環境であってもクラックが
生じない、信頼性の高い光導波路6とすることができ
る。
【0030】そして、本実施形態例によれば、上記のよ
うに、保護ガラス膜の形成により光導波路6にクラック
が生じることを抑制できるので、上部クラッド膜4をは
じめ、コア3、下部クラッド膜2に多くのドーパントを
添加することができ、それにより伝搬損失の小さい光導
波路6とすることができる。
【0031】また、本実施形態例は、本発明者の検討に
基づいて、保護ガラス膜5の膜厚を2μmとしており、
この膜厚はクラックを確実に防止できる膜厚範囲内の値
であるために、上記のように、確実にクラックを抑制で
き、上記効果を奏することができる。
【0032】さらに、本実施形態例は、コア3の導波路
構成を覆う上部クラッド膜4と該上部クラッド膜4の表
面を覆う保護ガラス膜5を順に火炎加水分解堆積法によ
り堆積し、然る後に、前記上部クラッド膜4と前記保護
ガラス膜5を焼結、透明化することにより、非常に作業
性良く光導波路6を製造でき、上記クラックが生じない
光導波路6を歩留まり良く製造することができる。
【0033】以下、本発明に係る光導波路の第2実施形
態例について説明する。なお、本第2実施形態例の説明
において、上記第1実施形態例との重複説明は省略す
る。
【0034】本第2実施形態例は上記第1実施形態例と
ほぼ同様に構成されており、その製造方法も同様であ
る。本第2実施形態例が上記第1実施形態例と異なる特
徴的なことは、上部クラッド膜4の表面を覆う保護ガラ
ス膜5が前記上部クラッド膜4のドーパントと同種で添
加量が少ないドーパントを純石英に添加して形成されて
いることである。
【0035】本第2実施形態例において、上部クラッド
膜4は、石英にBとPをそれぞれ6mol
%ずつドープして形成し、保護ガラス膜5は、石英にB
とPをそれぞれ2mol%ずつドープして
形成している。保護ガラス膜5の膜厚は3μmとしてい
る。
【0036】本第2実施形態例は以上のように構成され
ており、本第2実施形態例も上記第1実施形態例と同様
の効果を奏することができる。
【0037】本第2実施形態例の光導波路6を110
℃、100%の雰囲気下に100時間放置するプレッシ
ャークッカーテストし、その後、クラックの発生を観察
した結果は、図4に示すようになり、光導波路6の表面
にクラックの発生は全く見られず、また、光導波路6端
部にもクラックの発生は全く見られなかった。
【0038】また、比較例として、上記実施形態例にお
ける保護ガラス膜5を省略し、従来の光導波路6の製造
方法を適用して製造し、上記プレッシャークッカーテス
トを行なったところ、図7に示すように、光導波路6の
上部クラッド膜4の表面にクラックの発生が見られた。
【0039】なお、本発明は上記実施形態例に限定され
ることはなく様々な実施の態様を採り得る。例えば、上
記第1実施形態例では保護ガラス膜5の膜厚を2μmと
し、上記第2実施形態例では保護ガラス膜5の膜厚を3
μmとしたが、保護ガラス膜5の膜厚は特に限定される
ものでなく適宜設定されるものであり、例えば保護ガラ
ス膜5の膜厚を0.5μm以上4μm以下とすることに
より、上記各実施形態例と同様の効果を奏することがで
きる。
【0040】また、上記第2実施形態例では、上部クラ
ッド膜4を石英にBとP をそれぞれ6mo
l%ずつドープして形成し、保護ガラス膜5は、石英に
とPをそれぞれ2mol%ずつドープし
て形成したが、保護ガラス膜5にドープするドーパント
の種類やドープ量は上部クラッド膜4のドーパントに対
応させて適宜設定されるものである。
【0041】
【発明の効果】本発明の光導波路によれば、コアの導波
路構成を覆う上部クラッド膜を純石英にドーパントを添
加して形成し、該上部クラッド膜の表面を覆う保護ガラ
ス膜を、純石英または、前記上部クラッドにドープした
ドーパントと同種で添加量が少ないドーパントを純石英
に添加して形成しており、これらの保護ガラス膜はドー
パントを含まない、またはドーパント量が少ないことか
ら、ドーパントを多く含む上部クラッド膜を水分から保
護することができる。
【0042】そして、本発明の光導波路は、上記のよう
に、保護ガラス膜の形成により光導波路にクラックが生
じることを抑制できるので、上部クラッド膜をはじめ、
コア、下部クラッド膜に多くのドーパントを添加するこ
とができ、それにより伝搬損失の小さい光導波路を形成
することができる。
【0043】さらに、保護ガラス膜の膜厚を0.5μm
以上4μm以下とすることにより、確実に適切なガラス
保護膜の形成が可能となり、上記効果を確実に発揮する
ことができる。
【0044】さらに、本発明の光導波路の製造方法によ
れば、非常に作業性良く光導波路を製造でき、上記クラ
ックが生じない光導波路を歩留まり良く製造することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光導波路の実施形態例をその製造
工程図と共に示す要部構成図である。
【図2】本発明に係る光導波路の第1実施形態例をプレ
ッシャークッカーテストした後の光導波路表面状態を示
す模式図である。
【図3】本発明に係る光導波路の構成を適用して形成し
た光導波路の特性を保護ガラス膜の膜厚に対応させて検
討した結果を示すグラフである。
【図4】本発明に係る光導波路の第2実施形態例をプレ
ッシャークッカーテストした後の光導波路表面状態を示
す模式図である。
【図5】従来の光導波路の製造方法を示す説明図であ
る。
【図6】従来の光導波路の一例をプレッシャークッカー
テストした後の光導波路表面状態を示す模式図である。
【図7】従来の光導波路の別の例をプレッシャークッカ
ーテストした後の光導波路表面状態を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
1 基板 2 下部クラッド膜 3 コア 4 上部クラッド膜 5 保護ガラス膜 6 光導波路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柏原 一久 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 2H047 KA04 PA03 PA14 PA24 QA04 RA08 TA11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成した下部クラッド膜上にコ
    アの導波路構成が形成され、該導波路構成を覆う上部ク
    ラッド膜が純石英にドーパントを添加して形成され、該
    上部クラッド膜の表面を覆う純石英の保護ガラス膜が形
    成されていることを特徴とする光導波路。
  2. 【請求項2】 基板上に形成した下部クラッド膜上にコ
    アの導波路構成が形成され、該導波路構成を覆う上部ク
    ラッド膜が純石英にドーパントを添加して形成され、該
    上部クラッド膜の表面を覆う保護ガラス膜が前記上部ク
    ラッド膜のドーパントと同種で添加量が少ないドーパン
    トを純石英に添加して形成されていることを特徴とする
    光導波路。
  3. 【請求項3】 保護ガラス膜の膜厚は0.5μm以上4
    μm以下としたことを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載の光導波路。
  4. 【請求項4】 基板上に形成した下部クラッド膜上にコ
    アの導波路構成を形成した後、該導波路構成を覆う上部
    クラッド膜と該上部クラッド膜の表面を覆う保護ガラス
    膜を順に火炎加水分解堆積法により堆積し、然る後に、
    前記上部クラッド膜と前記保護ガラス膜を焼結、透明化
    することを特徴とする光導波路の製造方法。
JP2000395094A 2000-12-26 2000-12-26 光導波路およびその製造方法 Pending JP2002196171A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000395094A JP2002196171A (ja) 2000-12-26 2000-12-26 光導波路およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000395094A JP2002196171A (ja) 2000-12-26 2000-12-26 光導波路およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002196171A true JP2002196171A (ja) 2002-07-10

Family

ID=18860612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000395094A Pending JP2002196171A (ja) 2000-12-26 2000-12-26 光導波路およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002196171A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100443591B1 (ko) * 2002-08-31 2004-08-09 우리로광통신주식회사 평판형 광도파로의 제조방법
WO2010098295A1 (ja) * 2009-02-25 2010-09-02 日本電気株式会社 光導波路、光導波回路、および光導波回路の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100443591B1 (ko) * 2002-08-31 2004-08-09 우리로광통신주식회사 평판형 광도파로의 제조방법
WO2010098295A1 (ja) * 2009-02-25 2010-09-02 日本電気株式会社 光導波路、光導波回路、および光導波回路の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2771131B2 (ja) 熱的整合界面を有する基板及び導波路構造を含む光デバイス
JPH11174246A (ja) プレーナ形光導波路
JP2013210623A (ja) 光導波路素子およびその製造方法
JP2002196171A (ja) 光導波路およびその製造方法
JP3067299B2 (ja) 埋め込み型石英系光導波路およびその製造方法
JP3500990B2 (ja) 基板型光導波路の製造方法
JPH05215929A (ja) ガラス導波路の製造方法
JP3070018B2 (ja) 石英系光導波路及びその製造方法
US6631235B1 (en) Planar lightwave circuit platform and method for manufacturing the same
JP3530463B2 (ja) 光導波路
JPH06263452A (ja) 光導波路の製造方法
JP2927597B2 (ja) ガラス導波路の製造法
JP3840835B2 (ja) 石英系ガラス導波路素子の製造方法
KR20020040551A (ko) 광도파로 및 그 제조방법
US12044883B2 (en) Optical waveguide and manufacturing method thereof
JP5718215B2 (ja) 光導波路及びその作製方法
JPH11258436A (ja) 光導波路及びその製造方法
JP2603652B2 (ja) 光導波路製造方法
JPH06331844A (ja) 石英系光導波路及びその製造方法
US20220236481A1 (en) Optical Waveguide and Manufacturing Method Thereof
JP2001042153A (ja) 石英ガラス系光導波路の製造方法
JP2000241636A (ja) 石英系ガラス導波路及びその製造方法
JPH05150129A (ja) ガラス導波路の製造方法
JP2001183538A (ja) 導波路型光デバイス
JPH08106022A (ja) 光導波路の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040302