JP2002196113A - 光拡散性フィルム - Google Patents

光拡散性フィルム

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JP2002196113A JP2000393424A JP2000393424A JP2002196113A JP 2002196113 A JP2002196113 A JP 2002196113A JP 2000393424 A JP2000393424 A JP 2000393424A JP 2000393424 A JP2000393424 A JP 2000393424A JP 2002196113 A JP2002196113 A JP 2002196113A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】表面が平滑でありながら、光透過性、光拡散
性、機械的強度、生産性および輝度特性に優れた光拡散
性フィルムを提供する。 【解決手段】熱可塑性樹脂と微粒子からなる微粒子内部
拡散型の光拡散性フィルムの内部に、さらに該微粒子と
は独立した気泡を含有する光拡散性フィルムで、この光
拡散性フィルムの気泡の面内投影面積の総和は全体の3
0%以下であり、フィルム断面に観察される気泡の、フ
ィルム面に平行方向の長さをa、垂直方向の長さをbと
したとき、aとbの比がa/b<3であり、フィルム断
面に観察される気泡の、フィルム面に平行方向の長さa
の平均が1〜50μmである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶ディスプレイ
のバックライトや照明装置などに好適に用いられる内部
拡散型の光拡散性フィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パソコン、テレビあるいは携帯電
話などの表示装置として、液晶を利用したディスプレイ
が数多く用いられている。これらの液晶ディスプレイ
は、それ自体は発光体でないために、裏側からバックラ
イトを使用して光を照射することにより表示が可能とな
っている。また、バックライトは、単に光を照射するだ
けでなく、画面全体を均一に照射せねばならないという
要求に応えるため、サイドライト型もしくは直下型と呼
ばれる面光源の構造がとられている。なかでも、薄型・
小型化が望まれるノート型パソコン等に使用される薄型
液晶ディスプレイ用途には、サイドライト型、すなわち
画面に対し側面から光を照射するタイプのバックライト
が適用されている。一般的に、この種のサイドライト型
バックライトには、光を均一に伝播・拡散する導光板を
利用し液晶ディスプレイ全体を均一に照射する導光板方
式が採用されている。この導光板には、側面から入射し
た光を垂直方向に出射するようにパターンが刻まれてお
り、そのパターンによる不均一な光の分布を有する。従
って、この種の液晶ディスプレイにおいて、面内均一性
を高めて高品質の画像を得るため、導光板上に光拡散性
フィルムを設置して、光を均一にすることが必要とな
る。
【0003】かかる光拡散性フィルムに要求される性能
には、光拡散性が大きいことはもとより、光透過性が極
めて高いことが挙げられる。光透過性を高くすることに
より、バックライトからの光を効率よく利用することが
できるため、高輝度化・低消費電力化を達成することが
できる。
【0004】従来から使用されている光拡散性フィルム
としては、例えば、(1)特開平4−275501号公
報等に記載の、透明熱可塑性樹脂をシート状に成形後、
表面に物理的に凹凸を付ける加工を施して得られた拡散
シート(光拡散性フィルム)、または、(2)特開平6
−59108号公報等に記載の、ポリエステル樹脂等透
明基材フィルム上に、微粒子を含有した透明樹脂からな
る光拡散層をコーティングして得られた光拡散性フィル
ム等が挙げらる。これらの光拡散性フィルムは、フィル
ム表面に形成した凹凸またはコーティングした光拡散層
により光拡散効果を得る、いわゆる表面光拡散性フィル
ムである。最近、液晶ディスプレイ部材の分野におい
て、さらなる高性能化、高効率化、薄型化、軽量化など
要求されている。これらの実現に向け、例えば表面加工
による多機能化やフィルムの重ね合わせ・接着などが考
えられ、表面が平滑で内部に拡散成分を含有した内部拡
散型の光拡散性フィルム(内部光拡散性フィルムという
ことがある)が考案されている。
【0005】内部に拡散成分を含有した内部拡散型の光
拡散性フィルムとしては、(3)特開平6−12380
2号公報等に記載の、透明樹脂中にビーズを溶融混合
し、これを押出し成形して得られた光拡散板(光拡散性
フィルム)、または(4)特開平9−311205号公
報等に記載の、少なくとも2種類の透明熱可塑性樹脂を
溶融混練してできた海島構造を有する光拡散性シート
(光拡散性フィルム)、または(5)特開平5−281
403号公報、特開平11−268211号公報等に記
載の、内部に微細な気泡を含有する光拡散シート(光拡
散性フィルム)などが挙げられる。特に、拡散成分とし
て気泡を用いる上記(5)記載の光拡散性フィルムは、
フィルムを構成する樹脂等の成分との大きな屈折率差に
よる拡散性の向上と軽量化が達成できるメリットがあ
り、優れた内部光拡散性フィルムである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
(5)に記載の光拡散性フィルムについて、特開平5−
281403号公報では、支持体上に樹脂組成物を塗布
し溶媒抽出を行なうことが前提であり手間がかかり生産
性に劣るだけでなく、光透過性も十分でない。また、特
開平11−268211号公報では、透過率を向上させ
るためには拡散成分を少量とするか、または拡散層を薄
くする必要があり、やはり拡散性が十分でない。またさ
らに、拡散層は非相溶樹脂からなる拡散性粒子と気泡の
両方を含むが、製造方法によると、それらは扁平な気泡
内部に核として該粒子を一個有する構造をとり、該粒子
と気泡が一対一で対応するため常に粒子数と気泡数が等
しくなり、別個に数のコントロールをすることは不可能
である。
【0007】そこで、本発明者らは、上記課題について
鋭意検討した結果、表面が平滑でありながら、光透過
性、光拡散性、機械的強度、および生産性に優れた内部
光拡散性フィルムを見出すことができ、本発明に到達し
た。また、特筆すべきは、本発明者らは、出射方向に偏
りがあり側方への出射光量の多いバックライトユニット
へ組み込んだ際、従来の光拡散フィルムよりも高輝度が
得られるフィルムを見出すことができたことである。
【0008】本発明の目的は、光透過性、光拡散性、機
械的強度および生産性に優れ、かつ高輝度が得られる内
部拡散型の光拡散性フィルムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の光拡散性フィル
ムは、熱可塑性樹脂と微粒子からなる微粒子内部拡散型
の光拡散性フィルムの内部に、さらに該微粒子とは独立
した気泡を含有することを特徴とする光拡散性フィルム
である。
【0010】本発明の光拡散性フィルムは、さらに次の
ような好ましい態様を有している。 (a)光拡散性フィルム断面に観察される気泡の、フィル
ム面に平行方向の長さをa、 垂直方向の長さをbとし
たとき、aとbの比がa/b<3であること。 (b)光拡散性フィルム断面に観察される気泡の、フィル
ム面に平行方向の長さaの平均が1〜50μmであるこ
と。 (c)光拡散性フィルムにおいて、気泡の面内投影面積の
総和が全体の30%以下で あること。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の光拡散性フィルムは、熱
可塑性樹脂と微粒子からなる内部拡散型の光拡散性フィ
ルムであって、さらにその内部に該微粒子とは独立した
気泡を含有することを特徴とする内部光拡散性フィルム
である。
【0012】本発明でいう気泡とは、フィルム内部に含
まれる気体の種類、または真空かどうかに拘わらず、フ
ィルム断面を切り出したときに、断面内に観察される空
隙のことをいう。また、この断面は走査型電子顕微鏡を
用いて観察することができる。本発明では、1,000
倍の倍率で観察した際に認識できない空隙は気泡と呼ば
ない。
【0013】本発明において、気泡は併存する微粒子と
は独立して存在する気泡である。ここでいう独立とは、
微粒子と気泡が全く接していないか、またはお互いに外
接している状態を示す。独立でない状態とは、気泡の内
壁に微粒子が内接している状態、つまり微粒子が気泡で
覆われている状態のことを指し、それ以外は独立してい
るとみなす。
【0014】本発明において、フィルム断面を切り出し
たときに観察される気泡の、フィルム面に平行方向の長
さをa、垂直方向の長さをbとしたとき、aとbの比が
a/b<3であることが好ましく、a/b<2であるこ
とがさらに好ましい。aとbの比a/bが3以上の気泡
が存在していてもよいが、フィルム断面を切り出したと
きにフィルム面に観察される任意の隣り合う10個の気
泡のうち3個以内であることが好ましい。
【0015】この範囲の形状を有する気泡とすることに
より、フィルム面に入射した光の反射を抑えることがで
き、高光透過性が得られる。
【0016】本発明の気泡は、光拡散性フィルムにおい
て、面内投影面積の総和が全体の30%以下であること
が好ましい。ここで面内投影面積とは、フィルムを面方
向から眺め、該フィルム面に気泡を投影させたときの面
積のことである。例えば、透過型光学顕微鏡で面方向か
ら観察した際に見える気泡の面積のことである。投影し
た場合、気泡の像が重なりあうことがあるが、重なり分
は省略して計算する。高光透過率を得るためには、この
総和を30%以内とすることが好ましく、より好ましく
は25%以下、さらに好ましくは20%以下である。
【0017】投影面積の計算には、例えば、キーエンス
(株)製デジタルマイクロスコープVH−6200を用
いて500倍の倍率で観察し、得られた画像を東洋紡績
(株)製イメージアナライザーV10などの画像処理機
器を用いることで容易に計算することができる。また、
このとき、投影した気泡像を画像処理することにより、
求めた像面積から円に換算することも可能である。円に
換算したときの平均径は1〜50μmが好ましく、より
好ましくは5〜40μmである。
【0018】また、本発明では、フィルム断面の気泡の
フイルム面に平行方向の長さaの平均は1〜50μmで
あることが好ましい。この範囲にすることにより、透過
光の黄色化の抑制および反射の抑制による高光透過性が
得られる。より好ましくは5〜40μmである。
【0019】上記のような気泡を生成する手段として
は、いくつか考えることができる。例えば、熱などによ
り分解して気体を発生する樹脂または気体を含有した樹
脂を内部に埋め込み、フィルム化した後に気体を発生さ
せて内部に気泡を生成する方法、所望の形態に樹脂等を
分散後に該樹脂が溶解する溶媒で抽出して気泡を生成す
る方法、樹脂を分散後にフィルムを延伸し界面にボイド
を形成する工程を含む方法等が挙げられるが、本発明で
は、樹脂分散後にフィルムを延伸し微粒子界面にボイド
を形成する工程を含む方法を好ましく用いることができ
る。
【0020】該延伸工程を含む方法について、上記気泡
を生成するためにはいくつかの要件がある。前提条件と
しては、後ほど説明する微粒子を含有するフィルムであ
ることである。
【0021】要件の一つ目は、微粒子を含有したフィル
ムを延伸することである。延伸することにより、微粒子
と微粒子周辺の樹脂界面で剥離が生じ、気泡が生成する
きっかけとなる。
【0022】二つ目として、延伸後の熱処理条件が挙げ
られる。最も効果的に気泡を生成する条件としては、製
膜時において、延伸ゾーンと熱処理ゾーンを連続させず
に、間に低温ゾーンを設けることである。ここでいう低
温とは、常温から延伸温度程度の温度領域を指す。さら
に、熱処理ゾーンの温度を熱可塑性樹脂が流動性を有す
る温度に設定することである。
【0023】また、微粒子として耐熱性に優れ、延伸ま
たは熱処理工程において熱変形しにくいものを使用した
場合にも効果があることがある。
【0024】本発明で用いられる熱可塑性樹脂として
は、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレ
ン−2、6−ナフタレート、ポリプロピレンテレフタレ
ート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系
樹脂、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリエチレ
ン、ポリプレピレン、ポリメチルペンテン等のポリオレ
フィン系樹脂、ポリアミド、ポリエーテル、ポリエステ
ルアミド、ポリエーテルエステル、ポリ塩化ビニル、ポ
リ(メタ)アクリル酸エステルおよびこれらを主たる成
分とする共重合体、またはこれら樹脂の混合物等が挙げ
られる。好ましくは、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リエチレン−2、6−ナフタレートまたはこれらを主た
る成分とする共重合体や混合物等のポリエステル系樹脂
が用いられる。
【0025】また、本発明で用いられる微粒子として
は、例えば、ガラス、シリカ、硫酸バリウム、酸化チタ
ン、硫酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシ
ウム等の無機微粒子、またはアクリル樹脂、有機シリコ
ーン樹脂、ポリスチレン樹脂、尿素樹脂、ホルムアルデ
ヒド縮合物、フッ素樹脂等の有機架橋微粒子、またはポ
リオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂など各種樹脂
を用いた非相溶のポリマー同士をブレンドすることによ
り生成した樹脂微粒子(海島構造の島成分)等を挙げる
ことができる。
【0026】本発明では、非相溶のポリマー同士をブレ
ンドすることにより生成した樹脂微粒子(海島構造の島
成分)を好ましく用いることができる。
【0027】ここで、海島構造が熱可塑性樹脂Aの海成
分と熱可塑性樹脂Bの島成分からなるとする。海成分を
構成する熱可塑性樹脂Aは、単体の樹脂、または2種類
以上の樹脂の混合物でもよいが、どちらの場合も実質的
に非光拡散性であることが好ましい。一方、島成分を構
成する熱可塑性樹脂Bは、すべての島成分が同一の単体
樹脂でもよいし、異なる単体樹脂からなる島成分がいく
つか存在してもよく、また、混合物であってもよい。島
成分が混合物の場合、内部が均一に相溶し、実質的に非
光拡散性であることが好ましい。
【0028】光拡散性フィルムの拡散性を向上させるた
めに、海成分と島成分の樹脂の屈折率は異なることが好
ましい。異屈折率とすることにより、界面での光屈折が
起こり入射光線が散乱される。熱可塑性樹脂Aと熱可塑
性樹脂Bの屈折率差の絶対値は0.01以上0.4以下
が好ましく、0.05以上0.4以下がさらに好まし
く、0.1以上0.4以下が最も好ましい。また、熱可
塑性樹脂Aおよび熱可塑性樹脂Bの屈折率は、ともに
1.3〜1.7の範囲で、上記条件を満たすものから選
択することができる。
【0029】また拡散性は、他にも、島成分の体積分率
や膜厚にも依存し、これを向上させるためには、これら
体積分率や膜厚の値を増加させることで実現できる。さ
らに言えば、これら条件の選択により任意に拡散性をコ
ントロールできることを表している。
【0030】島成分の光拡散層全体に占める体積分率
は、50%以下であることが好ましく、10〜40%が
さらに好ましい。50%を超えると、光拡散性フィルム
の透過率が低下したり、また、樹脂の流動特性が悪くな
るなどの影響がでることがある。
【0031】また、この海島構造からなる光拡散層の膜
厚は、薄膜用途や作業性等を考慮すると、10〜500
μmが好ましく、20〜300μmがより好ましく、3
0〜200μmがさらに好ましい。
【0032】また、島成分の形状は、球状が好ましい。
ここでいう球状とは球面体であることであり、必ずしも
真球状である必要はないが、形状に異方性がない真球状
であるほうが均一な散乱を得るためには好ましい。
【0033】本発明では、海島構造とするため非相溶の
熱可塑性樹脂の組み合わせを使用する必要があり、熱可
塑性樹脂Aと熱可塑性樹脂Bの溶解度パラメータ(SP
値)の差を、2(MPa)0.5以上とすることが好まし
い。SP値は、高分子化合物の混合時の混ざり易さを表
す指標となり、混ぜ合わせる高分子化合物の組み合わせ
においてSP値の差が0に近いほど相溶することを示
す。よって、発明においては、SP値を0より大きくと
ることが重要である。また、SP値は、界面張力と比例
関係にあり、海島構造を生成する際、分散径の制御にも
関わってくる。先に述べたような島成分の大きさに制御
するために、SP値を2(MPa)0.5以上とすることが
求められる。SP値が2(MPa)0.5より小さい場合
は、島成分が小さくなりすぎて好ましくない。
【0034】熱可塑性樹脂Aおよび熱可塑性樹脂Bは、
例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン−
2、6−ナフタレート、ポリプロピレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系樹
脂、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリエチレン、
ポリプレピレン、ポリメチルペンテン等のポリオレフィ
ン系樹脂、ポリアミド、ポリエーテル、ポリエステルア
ミド、ポリエーテルエステル、ポリ塩化ビニル、ポリ
(メタ)アクリル酸エステルおよびこれらを主たる成分
とする共重合体、またはこれら樹脂の混合物等が挙げら
れるが、上記の条件を満たすものであれば、結晶性ある
いは非晶性を問わず、特に制限なく用いることができ
る。例えば、熱可塑性樹脂Aと熱可塑性樹脂Bの好まし
い組み合わせの例としては、熱可塑性樹脂Aとして、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリエチレン−2、6−ナ
フタレート等、およびこれらを主たる成分とする共重合
体、またはこれら樹脂の混合物等のポリエステル系樹脂
を用い、また、熱可塑性樹脂Bとして、ポリエチレン、
ポリプレピレン、ポリメチルペンテン等およびこれらを
主たる成分とする共重合体、またはこれら樹脂の混合物
等ののポリオレフィン系樹脂を用いた組み合わせなどを
挙げることができる。
【0035】また、熱可塑性樹脂と微粒子とおよび気泡
からなる光拡散性フィルムの少なくとも片側表面に、結
晶性高分子化合物からなる延伸フィルムが積層されるこ
とが好ましい。ここでいう結晶性高分子化合物は、融点
を示す高分子化合物であり、ポリエステル系樹脂やポリ
オレフィン系樹脂等を使用することができる。
【0036】光拡散性フィルムに積層される結晶性高分
子化合物からなる延伸フィルムは、一軸または二軸延伸
されていることが好ましく、二軸延伸されていることが
さらに好ましい。延伸されたフィルムを積層することに
より、得られる積層フィルムの曲げ強度と引っ張り強度
が向上する。また、延伸フィルムの積層により、表面の
平均粗さが小さく、表面が平滑な光拡散性フィルムとす
ることが可能である。
【0037】特に、上記の延伸フィルムは、二軸延伸さ
れたポリエステル系樹脂からなるフィルムが好ましく、
中でも透明性、経済性などの観点から、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレートか
らなるフィルムが好ましい。また、延伸フィルムは、実
質的に非拡散性であることが好ましい。実質的に非拡散
性とは、使用する膜厚において、ヘイズが10%以下で
あることを示す。
【0038】また、本発明で用いられる光拡散性フィル
ムを構成する熱可塑性樹脂は、表層結晶性高分子化合物
の融点Tにおいて流動性を有することを特徴とする。こ
こでいう流動性を有するとは、熱可塑性樹脂が結晶性高
分子化合物の場合、温度Tは好適には熱可塑性樹脂の融
点より高いことを示しており、また熱可塑性樹脂が非晶
性高分子化合物の場合、温度Tは好適には熱可塑性樹脂
の熱変形温度より高いことを示している。ここで熱変形
温度とは、ASTM D648に準拠し、例えば1.8
2MPaの荷重で測定される温度のことをいう。
【0039】また、ここで表面に積層する結晶性高分子
化合物と、熱可塑性樹脂Aは、SP値は1MPa以下と
することが重要である。表層の結晶性高分子化合物と熱
可塑性樹脂Aは強固に接着することが好ましい。SP値
が1より大きい樹脂の対を用いた場合、積層後に表層が
容易に剥離してしまうことがあるため好ましくない。
【0040】本発明の光拡散性フィルムの製造方法につ
いて、以下説明する。本発明の好ましい態様は、結晶性
高分子化合物からなる延伸フィルムと内部拡散フィルム
の積層であるる。以下、この積層フィルムの製造方法に
ついて説明する。
【0041】内部拡散フィルムと結晶性高分子化合物か
らなる延伸フィルムの積層方法としては、シート状に成
形した内部拡散フィルムに、予めシート状に加工してお
いた結晶性高分子化合物からなる延伸フィルムを接着層
を介して貼着する方法、内部拡散フィルムと結晶性高分
子化合物からなる延伸フィルムを密着させて加熱圧着さ
せる方法、内部拡散フィルムと結晶性高分子化合物を共
押出、延伸、熱処理により積層する方法などが挙げられ
るが、本発明では、共押出、延伸、熱処理して積層する
方法が好ましく用いられる。共押出することにより、接
着層を介さずに密着性の優れたフィルムを得ることがで
き、また工程の簡略化による高生産性を実現することが
できる。
【0042】また、共押出により結晶性高分子化合物か
らなる延伸フィルムを内部拡散フィルムと積層後、これ
を一軸または二軸延伸し、さらに結晶性高分子化合物の
融点Tより低く、熱可塑性樹脂Aが流動性を有する温度
で熱処理することが好ましい。一軸または二軸延伸した
結果、熱可塑性樹脂Aと熱可塑性樹脂Bの界面が剥離
し、島成分の周囲に扁平形状のボイド(空隙)が生成す
る。ここで形成される扁平ボイドは、その形状ゆえに光
の反射効率が高く透過率が低い。高透過性の拡散フィル
ムを得るために、本発明では、延伸後に上記熱処理を行
ない、扁平ボイドを消滅させ、それとは別に独立した気
泡を生成させる。独立気泡の生成の要件は、以前にも述
べたが、延伸することおよび熱処理条件の選択である。
上記のように、延伸により扁平ボイドを作成し、その後
の熱処理条件(温度条件)および場合により微粒子の耐
熱性を選択することにより、求める独立した気泡を生成
することができる。
【0043】本発明において、フィルム中に気泡を含有
させることにより、熱可塑性樹脂との屈折率差を大きく
とれることから、入射した光線をより広い角度で散乱す
ることができるようになる。このことが示すことは、斜
めに入射した光線をより正面方向に屈折する性能に優れ
るということである。よって、バックライトの出射性能
によっては正面輝度が高くなる効果が得られ、輝度が向
上する。
【0044】現在、バックライトとして多様な形状が提
案されているが、例えば、ノート型パソコンに一般的に
使用されているバックライトは、直管一灯サイドライト
型バックライトと呼ばれ、四角い導光板の一辺に蛍光管
が一本設置された形状をしている。このバックライトで
は、一辺からのみ発光されるため、出射方向に偏りを生
じる。また、水平方向への光線を垂直方向へ変換するた
めに、どうしても面に対して平行に近い角度の光線成分
が多くなる。このような、出射分布をもつバックライト
に、本発明の光拡散性フィルムを使用すると、水平方向
に近い成分の光線を効率よく垂直方向へ屈折するために
正面輝度が高くなり、高輝度化が達成可能となる。
【0045】また、本発明の光拡散性フィルムの全膜厚
は、薄膜用途や作業性等を考慮すると、10〜500μ
mが好ましく、20〜300μmがさらに好ましい。ま
た、結晶性高分子化合物からなる延伸フィルムを積層し
た場合は、表層側の樹脂層が占める割合は、通常は1〜
50μmの範囲で選択され、好ましくは1〜30μmで
ある。
【0046】本発明の光拡散性フィルムの全光線透過率
は、好ましくは60%以上、より好ましくは70%以
上、最も好ましくは80%以上である。また、本発明の
積層光拡散性フィルムのヘイズは、好ましくは80%以
上、より好ましくは90%以上である。ヘイズが80%
未満の場合には、平行光の透過率が高くなる傾向にあ
り、この場合も輝度に斑が生じやすくなる。しかしなが
ら、用途によっては拡散性の弱いフィルムが必要な場合
がある。この要望に対しては、海島構造を形成する樹脂
の屈折率差、混合比率、膜厚あるいは気泡含有量などに
より、所望の拡散性にコントロールする。
【0047】ここで、全光線透過率およびヘイズは、日
本工業規格JIS K7105「プラスチックの光学的
特性試験方法」に準拠し、積分球式光線透過率測定装置
(ヘイズメーター)により測定することができる。
【0048】また、本発明の光拡散性フィルムには、本
発明の効果が失われない範囲内で各種の添加剤を加える
ことができる。添加剤を添加する層は、光拡散層、表層
側の熱可塑性樹脂からなる樹脂層、またはその他の層で
あってもよい。添加配合する添加剤の例としては、例え
ば、顔料、染料、蛍光増白剤、酸化防止剤、耐熱剤、耐
光剤、耐候剤、帯電防止剤、離型剤、相溶化剤などを挙
げることができる。また、本発明の光拡散性フィルムの
表面に、帯電防止層やハードコート層などを形成するこ
とも可能である。
【0049】
【実施例】以下、本発明について実施例を挙げて説明す
るが、本発明は必ずしもこれらに限定されるものではな
い。
【0050】(実施例1)主押出し機に、ポリエチレン
テレフタレート(PET)にイソフタル酸成分を20m
ol%共重合させたポリエステル樹脂(融点200℃、
ガラス転移温度70℃、)90重量%、ポリメチルペン
テン(融点235℃、)を10重量%、ポリエチレング
リコールを0.5重量%混合したチップを供給し、また
別に副押出し機に、PET(融点265℃)を供給し
て、所定の方法により両側表層にPETを有する溶融3
層共押出を行ない、静電印可法により鏡面のキャストド
ラム上で冷却して3層積層シートを作製した。このよう
にして得られた3層積層シートを85℃にて長手方向に
3倍延伸し、続いてテンターで88℃の予熱ゾーンを通
して90℃で幅方向に3.5倍延伸し、その後90℃で
20秒さらに230℃で10秒間熱処理し、全膜厚80
μmの光拡散性フィルムを得た。表面層の厚さは片側8
μmであった。
【0051】得られたフィルムの内層は、イソフタル酸
成分を20mol%共重合させたポリエステル樹脂が海
成分、ポリメチルペンテンが島成分を構成する海島構造
であった。得られた積層光拡散性フィルムについて、全
自動直読ヘーズコンピューターHGM−2DP(スガ試
験機(株)製)を用いて全光線透過率とヘイズを測定し
た。全光線透過率は86%であり、ヘイズは91%であ
った。
【0052】次に、フィルム断面を切り出し、走査型電
子顕微鏡S−2100A(日立製作所(株)製)を用い
て1000倍の倍率で断面観察した。断面に観察される
任意の隣り合う気泡10個について、フィルム面に平行
方向の長さa、垂直方向の長さbを測定したところ、い
ずれもa/b<3であった。また、同時にa、bの平均
を求めたところそれぞれ28μm、25μmであった。
【0053】また、デジタルマイクロスコープVH−6
200(キーエンス(株)製)を用いて500倍の倍率
でで面方向から観察して、400μm×500μmの範
囲内における気泡の総面積(面内投影面積の総和)を求
めたところ、11%であった。この気泡は、ポリメチル
ペンテンからなる島成分(微粒子)とは独立していた。
13.3インチの直管一灯サイドライト型バックライト
の導光板上に、得られた光拡散性フィルムを置き、正面
輝度を測定した。導光板のみの正面輝度が445cd/
2であるのに対し、698cd/m2の高輝度が得られ
た。以上、高拡散性、高透過性、高輝度の光拡散性フィ
ルムが得られることがわかった。
【0054】(実施例2)実施例1において、ポリメチ
ルペンテンおよびポリエチレングリコールの代わりに、
ポリプレピレンを用いたこと以外は、実施例1と同様に
して光拡散性フィルムを得た。ポリプロピレンが海島構
造の島成分を形成していた。全光線透過率87%、ヘイ
ズ90%であった。また、同様にフィルム断面観察を行
なったところ、任意の隣り合う気泡10個についていず
れもa/b<3であった。また、a、bの平均はそれぞ
れ17μm、16μmであった。
【0055】また、気泡の面内投影面積の総和は10%
であった。この気泡は、ポリプロピレンからなる島成分
(微粒子)とは独立していた。また、実施例1と同様に
バックライトの導光板上に重ねて輝度を測定したとこ
ろ、685cd/m2であり高輝度が得られた。
【0056】(比較例1)実施例1において、ポリメチ
ルペンテンおよびポリエチレングリコールの代わりにポ
リプレピレンを用い、さらに90℃20秒の熱処理の代
わりに230℃20秒の熱処理としたこと以外は、実施
例1と同様にして光拡散性フィルムを得た。このフィル
ムには本発明で定義した気泡は観察されなかった。全光
線透過率90%、ヘイズ93%であった。また、実施例
1と同様にバックライトの導光板上に重ねて輝度を測定
したところ、600cd/m2であり、実施例1、2の
光拡散性フィルムより劣る結果となり、気泡を含有する
ことの効果が確認された。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、表面が平滑でありなが
ら、光透過性、光拡散性、機械的強度、生産性および輝
度特性に優れた光拡散性フィルムが得られる。本発明の
光拡散性フィルムは、表面が平滑で高光透過性・高光拡
散性を有するため、液晶ディスプレイ部材においてバッ
クライト等に用いることにより、高輝度でかつ均一な高
品質画像を提供することが可能となる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂と微粒子からなる微粒子内
    部拡散型の光拡散性フィルムの内部に、さらに該微粒子
    とは独立した気泡を含有することを特徴とする光拡散性
    フィルム。
  2. 【請求項2】 フィルム断面に観察される気泡の、フィ
    ルム面に平行方向の長さをa、垂直方向の長さをbとし
    たとき、aとbの比がa/b<3であることを特徴とす
    る請求項1記載の光拡散性フィルム。
  3. 【請求項3】 フィルム断面に観察される気泡の、フィ
    ルム面に平行方向の長さaの平均が1〜50μmである
    ことを特徴とする請求項1または2記載の光拡散性フィ
    ルム。
  4. 【請求項4】 気泡の面内投影面積の総和が全体の30
    %以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載の光拡散性フィルム。
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