JP2002195683A - 磁気温調装置 - Google Patents

磁気温調装置

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JP2002195683A
JP2002195683A JP2000387623A JP2000387623A JP2002195683A JP 2002195683 A JP2002195683 A JP 2002195683A JP 2000387623 A JP2000387623 A JP 2000387623A JP 2000387623 A JP2000387623 A JP 2000387623A JP 2002195683 A JP2002195683 A JP 2002195683A
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magnetic
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JP2000387623A
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Yasushi Hayashi
靖 林
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Denso Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2321/00Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects
    • F25B2321/002Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects by using magneto-caloric effects
    • F25B2321/0022Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects by using magneto-caloric effects with a rotating or otherwise moving magnet
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁性流体と外部物質との温度差を大きくす
る。 【解決手段】 2つの蓄熱器2、3が永久磁石1の磁場
を同時に受けないように移動経路Dに沿って間隔をおい
て蓄熱器2、3を配置する。また、蓄熱器2、3におけ
る永久磁石1の移動向きCの先端側端部25、35同志
を接続する閉回路中に低温熱交換器6を配置し、蓄熱器
2、3における後端側端部26、36同志を接続する閉
回路中に高温熱交換器7を配置する。サイクルを繰り返
すことにより、各蓄熱器2、3においては先端側端部2
5、35の温度が次第に低下し、それに伴って蓄熱器
2、3から低温熱交換器6に向かう磁性流体の温度も低
下する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁性体の磁気熱量
効果を利用した磁気温調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】米国特許第5165242号明細書に
は、磁化した時に温度が上昇し消磁した時に温度が低下
する、いわゆる磁性体の磁気熱量効果を利用した磁気温
調装置が開示されており、具体的には、閉回路内で磁性
流体をポンプにより循環させ、その間に、磁性流体の磁
化→高温熱交換器部位で磁性流体から外部物質へ放熱→
磁性流体の消磁→低温熱交換器部位で磁性流体が外部物
質から吸熱を、順次行うようになっている。
【0003】なお、磁性流体としては、例えば酸化鉄ベ
ースの磁性流体が用いられる(米国特許第564142
4号明細書参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記明
細書に記載の従来装置のように、閉回路内で磁性流体を
単純に循環させて磁化→放熱→消磁→吸熱を行うもので
は熱再生が行われないので、低温熱交換器部位での磁性
流体の温度を充分に低下させることができず、従って磁
性流体と外部物質との温度差を大きくすることができな
いという問題があった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、磁性流体と外部物質との温度差を大きくすることの
できる磁気温調装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、磁化された時に温度が
上昇すると共に消磁された時に温度が低下する磁性流体
と、移動経路(D)に沿って移動して磁性流体を磁化さ
せる永久磁石(1)と、磁性流体が充填されると共に永
久磁石(1)の移動に伴って磁性流体が移動可能な閉回
路と、閉回路の一部を構成すると共に、磁性流体と熱交
換を行う複数の蓄熱器(2、3)と、閉回路の一部を構
成すると共に、磁性流体と閉回路の外部の物質との間で
熱交換を行う複数の熱交換器(6、7)とを備える磁気
温調装置であって、複数の蓄熱器(2、3)は、永久磁
石(1)の移動に伴って順に永久磁石(1)の磁場を受
けると共に、複数の蓄熱器(2、3)が同時に永久磁石
(1)の磁場を受けないように移動経路(D)に沿って
間隔をおいて配置され、複数の蓄熱器(2、3)におけ
る永久磁石(1)の移動向き(C)の先端側を先端側端
部(25、35)とし、複数の蓄熱器(2、3)におけ
る永久磁石(1)の移動向き(C)の後端側を後端側端
部(26、36)としたとき、複数の熱交換器(6、
7)のうち一部の熱交換器(6)が、複数の蓄熱器
(2、3)における先端側端部(25、35)同志を接
続する閉回路中に配置され、複数の熱交換器(6、7)
のうち他の熱交換器(7)が、複数の蓄熱器(2、3)
における後端側端部(26、36)同志を接続する閉回
路中に配置されていることを特徴とする。
【0007】ところで、磁性流体は磁化されていない時
には流動性を示し、磁化されている時には固化する性質
を有している。従って、永久磁石の磁場を受けて磁化さ
れた磁性流体は固化すると共に永久磁石に追従して移動
し、磁化された磁性流体自身がピストンの役目をして、
磁化されていない磁性流体を閉回路内で循環させること
ができる。すなわち、上記の性質を有する磁性流体と移
動する永久磁石との組み合わせにより、ポンプ作用を行
わせることができる。
【0008】そして、蓄熱器および熱交換器をそれぞれ
2つ備える場合を例にして説明すると、永久磁石が第1
蓄熱器に磁場を与えつつ移動する際には、第1蓄熱器内
で磁化、放熱後、消磁されて低温になった磁性流体は、
低温熱交換器を通過して第2蓄熱器に達する。そして、
低温の磁性流体が第2蓄熱器の先端側端部に流入し、第
2蓄熱器の先端側端部が冷やされる。
【0009】一方、永久磁石が第2蓄熱器に磁場を与え
つつ移動する際には、第2蓄熱器内で磁化、放熱後、消
磁されて低温になった磁性流体は、低温熱交換器を通過
して第1蓄熱器に達する。そして、低温の磁性流体が第
1蓄熱器の先端側端部に流入し、第1蓄熱器の先端側端
部が冷やされる。
【0010】上記のように、各蓄熱器の先端側端部が冷
やされるため、上記のサイクルを繰り返すことにより、
各蓄熱器においては先端側端部の温度が次第に低下す
る。
【0011】そして、各蓄熱器から低温熱交換器に向か
う磁性流体は、低温になった先端側端部付近を通過する
際に放熱して大幅に温度が低下する。このため、蓄熱器
内の温度が一定のものよりも、低温熱交換器に向かう磁
性流体の温度は低くなる。
【0012】従って、請求項1の発明によると、磁性流
体と外部物質との温度差を大きくすることができる。
【0013】また、従来は磁性流体を循環させるための
ポンプを必要とするため、装置が複雑になると共に、そ
のポンプは磁性流体中で摺動しつつ作動するため信頼性
が低いという問題があった。これに対し請求項1の発明
では、磁性流体と永久磁石との組み合わせによりポンプ
作用を行わせることができるため、ポンプが不要になる
と共に、装置の信頼性を高めることができる。
【0014】また、従来は交流の電磁石により磁性流体
を磁化させているため誘導損が大きいという問題があっ
た。これに対し請求項1の発明では、永久磁石により磁
性流体を磁化させているため誘導損がない。
【0015】請求項2に記載の発明では、磁化された時
に温度が上昇すると共に消磁された時に温度が低下する
磁性流体と、移動経路(D)に沿って移動して磁性流体
を磁化させる永久磁石(1)と、磁性流体が充填される
と共に永久磁石(1)の移動に伴って磁性流体が移動可
能な閉回路と、閉回路の一部を構成すると共に、磁性流
体と熱交換を行う複数の蓄熱器(2、3)と、閉回路の
一部を構成すると共に、磁性流体と閉回路の外部の物質
との間で熱交換を行う複数の熱交換器(6、7)とを備
える磁気温調装置であって、複数の蓄熱器(2、3)
は、永久磁石(1)の移動に伴って順に永久磁石(1)
の磁場を受けると共に、複数の蓄熱器(2、3)が同時
に永久磁石(1)の磁場を受けないように移動経路
(D)に沿って間隔をおいて配置され、複数の蓄熱器
(2、3)のうち一部の蓄熱器が永久磁石の磁場を受け
ている時と、複数の蓄熱器(2、3)のうち他の蓄熱器
が永久磁石の磁場を受けている時とで、閉回路内での磁
性流体の流れの向きが逆転するように、複数の蓄熱器
(2、3)および複数の熱交換器(6、7)が接続され
ていることを特徴とする。
【0016】これによると、請求項1の発明と同様に、
磁性流体と外部物質との温度差を大きくすることができ
る。
【0017】すなわち、永久磁石が一部の蓄熱器に磁場
を与えつつ移動する際には、その蓄熱器内で磁化、放熱
後、消磁されて低温になった磁性流体は、一部の熱交換
器(低温熱交換器)を通過して他の蓄熱器に達する。そ
して、低温の磁性流体が他の蓄熱器の先端側端部に流入
し、他の蓄熱器の先端側端部が冷やされる。
【0018】一方、永久磁石が他の蓄熱器に磁場を与え
つつ移動する際には、閉回路内での磁性流体の流れの向
きが逆転するため、他の蓄熱器内で磁化、放熱後、消磁
されて低温になった磁性流体は、低温熱交換器を通過し
て一部の蓄熱器に達する。そして、低温の磁性流体が一
部の蓄熱器の先端側端部に流入し、一部の蓄熱器の先端
側端部が冷やされる。
【0019】従って、上記のサイクルを繰り返すことに
より、磁性流体と外部物質との温度差を大きくすること
ができる。
【0020】請求項3に記載の発明では、永久磁石
(1)が円周上を回転することを特徴とする。
【0021】これによると、例えば永久磁石を往復動さ
せる場合と比較すると、永久磁石を駆動する駆動手段の
構成を簡素にすることができる。
【0022】請求項7に記載の発明では、磁性流体は、
鉄族金属ベースの磁性流体であることを特徴とする。
【0023】これによると、鉄族金属ベースの磁性流体
は酸化鉄ベースの磁性流体よりも大きな磁気モーメント
を有するため、磁気熱量効果を高めることができる。
【0024】請求項8に記載の発明では、磁性流体は、
鉄族窒化物ベースの磁性流体であることを特徴とする。
【0025】これによると、鉄族窒化物ベースの磁性流
体は酸化鉄ベースの磁性流体よりも大きな磁気モーメン
トを有するため、磁気熱量効果を高めることができる。
【0026】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
に基づいて説明する。
【0028】図1ないし図3は、本発明の一実施形態に
なる装置を車両用冷房装置に適用した例を示すもので、
図1は磁気温調装置の模式的な全体構成図、図2ないし
図4は他の作動状態を示す全体構成図、図5は図1のA
−A線に沿う蓄熱器の模式的な断面図である。
【0029】図1において、永久磁石1は図示しない駆
動手段(例えば電動機)によって回転軸bを中心にして
矢印Cで示すように反時計回りに駆動され、破線で示す
回転軌跡D(移動経路)に沿って回転される。また、こ
の永久磁石1は、回転軸bを中心に約90°の扇形に形
成されている。
【0030】第1蓄熱器2および第2蓄熱器3は、図示
しない磁性流体が配管21、31内を移動可能になって
おり、磁性流体と後述する蓄熱材との間で熱交換を行う
ものである。
【0031】なお、磁性流体は磁性微粒子や界面活性剤
等からなるもので、磁場を受けていない時には良好な流
動性を有し、磁場を受けている時には固化(ただし、若
干の流動性を示すような固化)するものである。この磁
性流体としては、鉄族金属ベースの磁性流体や、鉄族窒
化物(例えば窒化鉄)ベースの磁性流体を用いることが
できる。
【0032】そして、各蓄熱器2、3は、回転軸bを中
心に約90°の扇形に形成されると共に回転軌跡Dに沿
って配置され、永久磁石1の回転に伴って紙面垂直方向
に永久磁石1と重なった状態では、各蓄熱器2、3にお
いて永久磁石1と重なった部位が永久磁石1の磁場を受
けるようになっている。なお、永久磁石1と各蓄熱器
2、3とが紙面垂直方向に重なった状態を、以下、単に
オーバーラップという。
【0033】また、各蓄熱器2、3は、2つの蓄熱器
2、3が同時に永久磁石1の磁場を受けないようにする
ために、回転軌跡Dに沿って間隔をおいて配置され、よ
り詳細には回転軌跡D内で対向する位置に配置されてい
る。
【0034】ここで、各蓄熱器2、3の詳細な構成につ
いて説明する。図5において、各蓄熱器2、3は、磁性
流体が充填された複数の金属製の配管21、31を備
え、この配管21、31は密閉された断熱性の容器2
2、32を貫通している。また、容器22、32内には
高分子ゲルを用いた蓄熱材23、33が充填されてい
る。さらに、配管21、31の外周に伝熱用の多数のフ
ィン24、34が装着され、複数の配管21、31はフ
ィン24、34によって結合されている。そして、配管
21、31およびフィン24、34を介して蓄熱材2
3、33と磁性流体との間の熱伝達が行われる。
【0035】図1において、第1蓄熱器2における永久
磁石1の回転向きCの先端側端部25に第1低温断熱配
管4aが接続され、第1蓄熱器2における永久磁石1の
回転向きCの後端側端部26に第1高温断熱配管5aが
接続されている。また、第2蓄熱器3における永久磁石
1の回転向きCの先端側端部35に第2低温断熱配管4
bが接続され、第2蓄熱器3における永久磁石1の回転
向きCの後端側端部36に第2高温断熱配管5bが接続
されている。
【0036】そして、第1低温断熱配管4aと第2低温
断熱配管4bとの間に、磁性流体と車室内空気との間で
熱交換を行う低温熱交換器6が接続されている。この低
温熱交換器6は、磁性流体が充填された複数の金属製の
配管61と、この配管61の外周に装着した多数のフィ
ン62とを備え、低温熱交換器6部位を車室内空気が通
過するようになっている。
【0037】一方、第1高温断熱配管5aと第2高温断
熱配管5bとの間に、磁性流体と車室外空気との間で熱
交換を行う高温熱交換器7が接続されている。この高温
熱交換器7は、磁性流体が充填された複数の金属製の配
管71と、この配管71の外周に装着した多数のフィン
72とを備え、高温熱交換器7部位を車室外空気が通過
するようになっている。
【0038】なお、両蓄熱器2、3の配管21、31、
低温熱交換器6の配管61、高温熱交換器7の配管7
1、両低温断熱配管4a、4b、および両高温断熱配管
5a、5bによって閉回路が形成され、後述するように
永久磁石1の回転に伴って磁性流体がこの閉回路内を移
動する。
【0039】また、第1蓄熱器2の配管21内の容量
(容積)をV2、第2蓄熱器3の配管31内の容量をV
3、低温熱交換器6の配管61内の容量をV6、高温熱
交換器7の配管71内の容量をV7とすると、V2=V
3、V6=V7となっている。
【0040】さらに、第1低温断熱配管4a内の容量を
V4a、第2低温断熱配管4b内の容量をV4b、第1
高温断熱配管5a内の容量をV5a、第2高温断熱配管
5b内の容量をV5bとすると、V2=V3>V4a+
V4b+V6=V5a+V5b+V7である。また、V
4a+V4bはV6よりも少なく、V5a+V5bはV
7よりも少なくなっている。
【0041】次に、上記構成になる装置の作動について
説明する。
【0042】まず、磁性流体によるポンプ作用について
説明する。なお、図1は永久磁石1と各蓄熱器2、3が
オーバーラップしていない状態を示し、図2は永久磁石
1が図1の位置から90°回転して永久磁石1と第1蓄
熱器2がオーバーラップした状態を示しており、図3は
永久磁石1が図2の位置から90°回転して永久磁石1
と各蓄熱器2、3がオーバーラップしていない状態を示
し、図4は永久磁石1が図3の位置から90°回転して
永久磁石1と第2蓄熱器3がオーバーラップした状態を
示している。
【0043】そして、永久磁石1が図1の位置から回転
向きCに回転して永久磁石1が第1蓄熱器2の後端側端
部26にオーバーラップすると、後端側端部26内の磁
性流体が永久磁石1の磁場を受けて磁化される。そし
て、永久磁石1が図3の位置に至るまでの間は、第1蓄
熱器2内の磁性流体はオーバーラップ部位で磁場を受け
て磁化される。
【0044】ここで、永久磁石1の磁場が第1蓄熱器2
にかかっている間は、磁化された磁性流体は永久磁石1
に追従して第1蓄熱器2内を移動する。そして、磁化さ
れた磁性流体は固化するため(ただし、前述したように
若干の流動性を示すような固化)、磁化された磁性流体
自身がピストンの役目をして、配管21内周面との間の
シール性を保ちつつ、磁化されていない磁性流体を閉回
路内で循環させる。
【0045】一方、永久磁石1が図3の位置から図1の
位置まで回転する間は、永久磁石1の回転に伴って第2
蓄熱器3内の磁性流体がオーバーラップ部位で磁場を受
けて磁化される。そして、永久磁石1の磁場が第2蓄熱
器3にかかっている間は、磁化された磁性流体自身がピ
ストンの役目をして、磁化されていない磁性流体を閉回
路内で循環させる。
【0046】なお、第1蓄熱器2の先端側端部25およ
び第2蓄熱器3の先端側端部35が低温熱交換器6を介
して相互に接続されると共に、第1蓄熱器2の後端側端
部26および第2蓄熱器3の後端側端部36が高温熱交
換器7を介して相互に接続されているため、永久磁石1
が図1の位置から図3の位置まで回転する間は、磁性流
体は矢印E(図2参照)で示すように第1蓄熱器2の先
端側端部25から低温熱交換器6を通って第2蓄熱器3
の先端側端部35に向かって流れると共に、第2蓄熱器
3の後端側端部36から高温熱交換器7を通って第1蓄
熱器2の後端側端部26に向かって流れる。
【0047】一方、永久磁石1が図3の位置から図1の
位置まで回転する間は、磁性流体は矢印F(図4参照)
で示すように第2蓄熱器3の先端側端部35から低温熱
交換器6を通って第1蓄熱器2の先端側端部25に向か
って流れると共に、第1蓄熱器2の後端側端部26から
高温熱交換器7を通って第2蓄熱器3の後端側端部36
に向かって流れる。
【0048】すなわち、永久磁石1が180°回転する
毎に、閉回路内での磁性流体の流れの向きが逆転するよ
うになっている。
【0049】次に、温調作用について説明する。永久磁
石1が図1の位置から回転すると、まず第1蓄熱器2の
後端側端部26内の磁性流体が磁化されて温度が上昇す
る。この磁化されて温度が上昇した磁性流体は、図2の
ように永久磁石1が第1蓄熱器2の先端側端部25に至
るまでの間は永久磁石1に追従して移動する。この間、
磁化された磁性流体は第1蓄熱器2内の蓄熱材23と熱
交換(すなわち、磁性流体から蓄熱材23へ放熱)しな
がら進み、これにより、磁化された磁性流体の温度が低
下する。
【0050】さらに、永久磁石1が図2の位置から回転
すると、磁化、放熱を経た磁性流体は第1低温断熱配管
4aに流入し、この第1低温断熱配管4aに流入した磁
性流体は、永久磁石1の磁場を受けなくなるため断熱的
に消磁されて温度が低下し、磁化前の温度よりも低くな
る。
【0051】そして、第1低温断熱配管4aに流入した
磁性流体は、矢印Eのように永久磁石1の回転に伴って
低温熱交換器6さらには第2蓄熱器3に向かって流れ
る。そして、磁化、放熱、消磁を経て低温になった磁性
流体が低温熱交換器6を通過する際に、磁性流体と車室
内空気との間で熱交換が行われて、車室内空気が冷却さ
れる。
【0052】また、永久磁石1が図3の位置まで回転し
た時点では、磁化、放熱、消磁を経て低温になった磁性
流体の一部が第2蓄熱器3の先端側端部35に達し、先
端側端部35付近の蓄熱材33と熱交換(すなわち、磁
性流体が蓄熱材33から吸熱)する。従って第2蓄熱器
3においては先端側端部35の温度が後端側端部36の
温度よりも低くなる。
【0053】なお、永久磁石1が図1の位置から図3の
位置まで回転する間、第2蓄熱器3側にあった磁性流体
は、矢印Eのように永久磁石1の回転に伴って高温熱交
換器7さらには第1蓄熱器2に向かって流れて第1蓄熱
器2に達する。この際、第2蓄熱器3の後端側端部36
の熱は高温熱交換器7に排出され、一部は第1蓄熱器2
を暖める。
【0054】一方、永久磁石1が図3の位置から図1の
位置まで回転する間は、閉回路内での磁性流体の流れの
向きが逆転し、磁性流体は矢印Fの向きに流れる。
【0055】そして、永久磁石1が図3の位置から回転
すると、まず第2蓄熱器3の後端側端部36内の磁性流
体が磁化されて温度が上昇する。この磁化されて温度が
上昇した磁性流体は、図4のように永久磁石1が第2蓄
熱器3の先端側端部35に至るまでの間は永久磁石1に
追従して移動する。この間、磁化された磁性流体は第2
蓄熱器3内の蓄熱材33と熱交換(すなわち、磁性流体
から蓄熱材33へ放熱)しながら進み、これにより、磁
化された磁性流体の温度が低下する。
【0056】さらに、永久磁石1が図4の位置から回転
すると、磁化、放熱を経た磁性流体は第2低温断熱配管
4bに流入し、この第2低温断熱配管4bに流入した磁
性流体は、永久磁石1の磁場を受けなくなるため断熱的
に消磁されて温度が低下し、磁化前の温度よりも低くな
る。
【0057】そして、第2低温断熱配管4bに流入した
磁性流体は、矢印Fのように永久磁石1の回転に伴って
低温熱交換器6さらには第1蓄熱器2に向かって流れ
る。そして、磁化、放熱、消磁を経て低温になった磁性
流体が低温熱交換器6を通過する際に、磁性流体と車室
内空気との間で熱交換が行われて、車室内空気が冷却さ
れる。
【0058】また、永久磁石1が図1の位置まで回転し
た時点では、磁化、放熱、消磁を経て低温になった磁性
流体の一部が第1蓄熱器2の先端側端部25に達し、先
端側端部25付近の蓄熱材23と熱交換(すなわち、磁
性流体が蓄熱材23から吸熱)する。従って第1蓄熱器
2においては先端側端部25の温度が後端側端部26の
温度よりも低くなる。
【0059】なお、永久磁石1が図3の位置から図1の
位置まで回転する間、第1蓄熱器2側にあった磁性流体
は、矢印Fのように永久磁石1の回転に伴って高温熱交
換器7さらには第2蓄熱器3に向かって流れて第1蓄熱
器2に達する。この際、第1蓄熱器2の後端側端部26
の熱は高温熱交換器7に排出され、一部は第2蓄熱器3
を暖める。
【0060】上記のように、各蓄熱器2、3の先端側端
部25、35が冷やされて熱再生が行われるため、上記
のサイクルを繰り返すことにより、各蓄熱器2、3にお
いては先端側端部25、35の温度が次第に低下する。
【0061】そして、サイクルが繰り返されて各蓄熱器
2、3の先端側端部25、35の蓄熱材の温度が充分低
下すると、各蓄熱器2、3から低温熱交換器6に向かう
磁性流体は、低温になった先端側端部25、35付近を
通過する際に熱交換(放熱)して大幅に温度が低下す
る。このため、蓄熱器2、3内の蓄熱材の温度が一定の
ものよりも、低温熱交換器6に向かう磁性流体の温度は
低くなる。
【0062】図6は低温熱交換器6内の磁性流体の温度
の時間に対する変化傾向を示すもので、サイクルを繰り
返すことにより低温熱交換器6内の磁性流体の温度は図
6に示すように次第に低下する。この結果、低温熱交換
器6内の磁性流体と車室内空気との温度差が大きくなる
ため、車室内空気の温度調整範囲が広がる。
【0063】(他の実施形態)上記実施形態において、
永久磁石1を逆向きに回転させることにより、低温熱交
換器6と高温熱交換器7を切り換えることができ、従っ
て、永久磁石1の回転向きを切り換え可能にすることに
より、本発明装置は冷暖房装置として用いることができ
る。
【0064】また、上記実施形態では熱交換器6、7は
空気と熱交換を行ったが、空気以外の気体、液体、或い
は固体と熱交換を行ってもよい。
【0065】また、本発明装置は温調機能を利用した除
湿器或いは加湿器にも適用することができる。
【0066】また、上記実施形態では蓄熱器を2つ用い
たが、3つ以上用いてもよく、同様に、熱交換器も3つ
以上用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態になる磁気温調装置の模式
的な全体構成図である。
【図2】図1の装置の他の作動状態を示す全体構成図で
ある。
【図3】図1の装置の他の作動状態を示す全体構成図で
ある。
【図4】図1の装置の他の作動状態を示す全体構成図で
ある。
【図5】図1のA−A線に沿う蓄熱器2の模式的な断面
図である。
【図6】図1の低温熱交換器6内の磁性流体の温度の特
性図である。
【符号の説明】
1…永久磁石、2、3…蓄熱器、25、35…先端側端
部、26、36…後端側端部、6、7…熱交換器、C…
移動向き、D…移動経路。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁化された時に温度が上昇すると共に消
    磁された時に温度が低下する磁性流体と、 移動経路(D)に沿って移動して前記磁性流体を磁化さ
    せる永久磁石(1)と、 前記磁性流体が充填されると共に前記永久磁石(1)の
    移動に伴って前記磁性流体が移動可能な閉回路と、 前記閉回路の一部を構成すると共に、前記磁性流体と熱
    交換を行う複数の蓄熱器(2、3)と、 前記閉回路の一部を構成すると共に、前記磁性流体と前
    記閉回路の外部の物質との間で熱交換を行う複数の熱交
    換器(6、7)とを備える磁気温調装置であって、 前記複数の蓄熱器(2、3)は、前記永久磁石(1)の
    移動に伴って順に前記永久磁石(1)の磁場を受けると
    共に、前記複数の蓄熱器(2、3)が同時に前記永久磁
    石(1)の磁場を受けないように前記移動経路(D)に
    沿って間隔をおいて配置され、 前記複数の蓄熱器(2、3)における前記永久磁石
    (1)の移動向き(C)の先端側を先端側端部(25、
    35)とし、前記複数の蓄熱器(2、3)における前記
    永久磁石(1)の移動向き(C)の後端側を後端側端部
    (26、36)としたとき、前記複数の熱交換器(6、
    7)のうち一部の熱交換器(6)が、前記複数の蓄熱器
    (2、3)における前記先端側端部(25、35)同志
    を接続する前記閉回路中に配置され、前記複数の熱交換
    器(6、7)のうち他の熱交換器(7)が、前記複数の
    蓄熱器(2、3)における前記後端側端部(26、3
    6)同志を接続する前記閉回路中に配置されていること
    を特徴とする磁気温調装置。
  2. 【請求項2】 磁化された時に温度が上昇すると共に消
    磁された時に温度が低下する磁性流体と、 移動経路(D)に沿って移動して前記磁性流体を磁化さ
    せる永久磁石(1)と、 前記磁性流体が充填されると共に前記永久磁石(1)の
    移動に伴って前記磁性流体が移動可能な閉回路と、 前記閉回路の一部を構成すると共に、前記磁性流体と熱
    交換を行う複数の蓄熱器(2、3)と、 前記閉回路の一部を構成すると共に、前記磁性流体と前
    記閉回路の外部の物質との間で熱交換を行う複数の熱交
    換器(6、7)とを備える磁気温調装置であって、 前記複数の蓄熱器(2、3)は、前記永久磁石(1)の
    移動に伴って順に前記永久磁石(1)の磁場を受けると
    共に、前記複数の蓄熱器(2、3)が同時に前記永久磁
    石(1)の磁場を受けないように前記移動経路(D)に
    沿って間隔をおいて配置され、 前記複数の蓄熱器(2、3)のうち一部の蓄熱器が永久
    磁石の磁場を受けている時と、前記複数の蓄熱器(2、
    3)のうち他の蓄熱器が永久磁石の磁場を受けている時
    とで、前記閉回路内での前記磁性流体の流れの向きが逆
    転するように、前記複数の蓄熱器(2、3)および前記
    複数の熱交換器(6、7)が接続されていることを特徴
    とする磁気温調装置。
  3. 【請求項3】 前記永久磁石(1)が円周上を回転する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の磁気温調装
    置。
  4. 【請求項4】 前記熱交換器(6、7)を2つ備えると
    共に、前記蓄熱器(2、3)を2つ備えることを特徴と
    する請求項1ないし3のいずれか1つに記載の磁気温調
    装置。
  5. 【請求項5】 前記蓄熱器(2、3)は、前記磁性流体
    が充填された複数の配管(21)と、前記配管(21)
    の外周に装着された伝熱用のフィン(24)と、前記磁
    性流体と熱交換を行う蓄熱材(23)と、前記配管(2
    1)、前記フィン(24)および前記蓄熱材(23)が
    収納される断熱容器(22)とを有することを特徴とす
    る請求項1ないし4のいずれか1つに記載の磁気温調装
    置。
  6. 【請求項6】 前記蓄熱材(23)は高分子ゲルである
    ことを特徴とする請求項5に記載の磁気温調装置。
  7. 【請求項7】 前記磁性流体は、鉄族金属ベースの磁性
    流体であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれ
    か1つに記載の磁気温調装置。
  8. 【請求項8】 前記磁性流体は、鉄族窒化物ベースの磁
    性流体であることを特徴とする請求項1ないし6のいず
    れか1つに記載の磁気温調装置。
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