JP2002195039A - ラジエーターホース - Google Patents
ラジエーターホースInfo
- Publication number
- JP2002195039A JP2002195039A JP2000394966A JP2000394966A JP2002195039A JP 2002195039 A JP2002195039 A JP 2002195039A JP 2000394966 A JP2000394966 A JP 2000394966A JP 2000394966 A JP2000394966 A JP 2000394966A JP 2002195039 A JP2002195039 A JP 2002195039A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hose
- radiator
- radiator hose
- sensor
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、例えば、自動車のエンジンと冷却
用のラジエータとを連結するラジエーターホース、また
はラジエーターホース相当品に関し、センサーなどを容
易に取り付けられるようにすることが課題である。 【解決手段】 エンジンとラジエーターとを連結するラ
ジエーターホースにおいて、そのホース本体の一部にセ
ンサー取付け用のセンサー取付口を設けたことである。
用のラジエータとを連結するラジエーターホース、また
はラジエーターホース相当品に関し、センサーなどを容
易に取り付けられるようにすることが課題である。 【解決手段】 エンジンとラジエーターとを連結するラ
ジエーターホースにおいて、そのホース本体の一部にセ
ンサー取付け用のセンサー取付口を設けたことである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動車の
エンジンと冷却用のラジエーターとを連結するラジエー
ターホース、または、ラジエーターホース相当品に関す
る。
エンジンと冷却用のラジエーターとを連結するラジエー
ターホース、または、ラジエーターホース相当品に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等におけるラジエーターホ
ースとしては、図2に示すように、自動車のエンジンと
ラジエーターとを連結するものが知られている。
ースとしては、図2に示すように、自動車のエンジンと
ラジエーターとを連結するものが知られている。
【0003】このラジエーターホースに、例えば、温度
若しくは圧力を検知するセンサーを取り付けようとする
と、純正のラジエーターホースの一部をカットして、該
カット部分に所望のセンサーを介在させるように加工を
施すことで、取り付けている。
若しくは圧力を検知するセンサーを取り付けようとする
と、純正のラジエーターホースの一部をカットして、該
カット部分に所望のセンサーを介在させるように加工を
施すことで、取り付けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、温度・
圧力等のセンサーをラジエーターホースに取り付けるに
際して、純正のラジエーターホース自体をカットする等
の加工を施すのは、手間が掛かるとともに、安全性・信
頼性の点においても確実なものではない。本発明に係る
ラジエーターホースは、このような課題を解消するため
に提案されるものである。
圧力等のセンサーをラジエーターホースに取り付けるに
際して、純正のラジエーターホース自体をカットする等
の加工を施すのは、手間が掛かるとともに、安全性・信
頼性の点においても確実なものではない。本発明に係る
ラジエーターホースは、このような課題を解消するため
に提案されるものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るラジエータ
ーホースの上記課題を解決するための要旨は、エンジン
とラジエーターとを連結するラジエーターホースにおい
て、そのホース本体の一部にセンサー取り付けようのセ
ンサー取付口を設けたことである。また、前記ホース本
体が、シリコンゴムで形成されていることを含むもので
ある。
ーホースの上記課題を解決するための要旨は、エンジン
とラジエーターとを連結するラジエーターホースにおい
て、そのホース本体の一部にセンサー取り付けようのセ
ンサー取付口を設けたことである。また、前記ホース本
体が、シリコンゴムで形成されていることを含むもので
ある。
【0006】本発明に係るラジエーターホースによれ
ば、予めこのホースにセンサー取付口が設けられている
ので、温度若しくは圧力用のセンサーを取り付けたいと
きには、この取付口の蓋(栓)を取り外して、例えば、
ねじ嵌合により取り付けることができる。よって、作業
者は、純正のラジエーターホースを、切断したり、連結
したり、バンドで締結したり、する等の加工を施す必要
が無く、迅速にセンサーを取り付けることができて、ラ
ジエーターホースとしての高い信頼性が得られる。
ば、予めこのホースにセンサー取付口が設けられている
ので、温度若しくは圧力用のセンサーを取り付けたいと
きには、この取付口の蓋(栓)を取り外して、例えば、
ねじ嵌合により取り付けることができる。よって、作業
者は、純正のラジエーターホースを、切断したり、連結
したり、バンドで締結したり、する等の加工を施す必要
が無く、迅速にセンサーを取り付けることができて、ラ
ジエーターホースとしての高い信頼性が得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るラジエーター
ホースについて図面を参照して説明する。なお、発明の
理解の容易のため従来例に対応する部分には従来例と同
一符号を付けて説明する。
ホースについて図面を参照して説明する。なお、発明の
理解の容易のため従来例に対応する部分には従来例と同
一符号を付けて説明する。
【0008】本発明のラジエーターホース1は、図1
(A)に示すように、ホース本体1aの一部に、センサ
ー取付口1bを一体に形成する。このホース本体1a
は、例えば、シリコンゴムにより形成され、可撓性を有
している。
(A)に示すように、ホース本体1aの一部に、センサ
ー取付口1bを一体に形成する。このホース本体1a
は、例えば、シリコンゴムにより形成され、可撓性を有
している。
【0009】前記センサー取付口1bの形成方法は、例
えば、エンジンルームのラジエーターホースを配設する
路に沿った形状の芯金を形成する。この芯金は、成型に
おける金型となるものであり、車種によってL字型にな
ったり、S字型になったりする等、複雑な曲線部を有す
るものになることがある。
えば、エンジンルームのラジエーターホースを配設する
路に沿った形状の芯金を形成する。この芯金は、成型に
おける金型となるものであり、車種によってL字型にな
ったり、S字型になったりする等、複雑な曲線部を有す
るものになることがある。
【0010】そして、前記芯金の一部に、センサー取付
口1b用のサブ芯金を、例えば、螺着方法等によって固
定する。次に、所望の形状に形成された芯金に、シリコ
ンゴムで形成された一定幅のホース素材を、手作業にて
巻き付けていく。この場合、単純な直線状のの芯金であ
れば1本のホース素材で巻くことができるが、複雑な形
状の場合には、2本若しくは3本のホース素材で、あた
かも、包帯を巻くようにして巻き付けるものである。
口1b用のサブ芯金を、例えば、螺着方法等によって固
定する。次に、所望の形状に形成された芯金に、シリコ
ンゴムで形成された一定幅のホース素材を、手作業にて
巻き付けていく。この場合、単純な直線状のの芯金であ
れば1本のホース素材で巻くことができるが、複雑な形
状の場合には、2本若しくは3本のホース素材で、あた
かも、包帯を巻くようにして巻き付けるものである。
【0011】また、ホース素材は、一重に巻き付ける場
合もあれば、二重等にして巻き付ける場合もある。こう
して、芯金にホース素材を巻き付け完了したならば、加
熱炉に入れる。この加熱工程の途中において、前記芯金
を分解等してホース素材から抜き出す。加熱工程が終了
したのち自然冷却して、図1に示すような形状のホース
ができる。
合もあれば、二重等にして巻き付ける場合もある。こう
して、芯金にホース素材を巻き付け完了したならば、加
熱炉に入れる。この加熱工程の途中において、前記芯金
を分解等してホース素材から抜き出す。加熱工程が終了
したのち自然冷却して、図1に示すような形状のホース
ができる。
【0012】この後、ホース本体1aのセンサー取付口
1bに、図1(B)に示すように、センサー取付部材で
あるアタッチメントボルト1c(以下、アタッチメント
1cと称する)が装着される。このアタッチメント1c
は、金属製で全体が所要長さの筒状体であり、その頭部
に、例えば、六角形状のフランジが形成され、筒体の内
周壁面1dには、雌ねじ部が設けられている。
1bに、図1(B)に示すように、センサー取付部材で
あるアタッチメントボルト1c(以下、アタッチメント
1cと称する)が装着される。このアタッチメント1c
は、金属製で全体が所要長さの筒状体であり、その頭部
に、例えば、六角形状のフランジが形成され、筒体の内
周壁面1dには、雌ねじ部が設けられている。
【0013】前記アタッチメント1cをセンサー取付口
1bに固定したなら、前記アタッチメント1cの雌ねじ
に螺合する雄ねじ部2aを有した蓋部材2を螺装してお
く。なお、センサー取付口1bには、安全性確保の点か
ら、アタッチメント1cの固着を確実にするための、金
属製の締結バンド(図示せず)等が装備される。こうし
て、ラジエーターホース1が完成する。
1bに固定したなら、前記アタッチメント1cの雌ねじ
に螺合する雄ねじ部2aを有した蓋部材2を螺装してお
く。なお、センサー取付口1bには、安全性確保の点か
ら、アタッチメント1cの固着を確実にするための、金
属製の締結バンド(図示せず)等が装備される。こうし
て、ラジエーターホース1が完成する。
【0014】ラジエーターホース1の使用に際しては、
自動車のエンジン11とラジエーター12との間に介在
させてホース両端部をそれらに接続する。そして、前記
蓋部材2を取り外し、例えば、温度若しくは圧力用のセ
ンサー3を、アタッチメント1cの雌ねじ部に螺合させ
て、取付、所要の電気的配線を行うものである。
自動車のエンジン11とラジエーター12との間に介在
させてホース両端部をそれらに接続する。そして、前記
蓋部材2を取り外し、例えば、温度若しくは圧力用のセ
ンサー3を、アタッチメント1cの雌ねじ部に螺合させ
て、取付、所要の電気的配線を行うものである。
【0015】このほか、ラジエーターホース1のセンサ
ー取付口1bを、ラジエーター12のエアー抜き用のサ
ービスホールとして使用することが出来る。なお、セン
サー等をラジエーターホース1に取り付けない場合は、
前記蓋部材2をセンサー取付口1bに装着したままにし
て、通常のラジエーターホースとして使用するものであ
る。
ー取付口1bを、ラジエーター12のエアー抜き用のサ
ービスホールとして使用することが出来る。なお、セン
サー等をラジエーターホース1に取り付けない場合は、
前記蓋部材2をセンサー取付口1bに装着したままにし
て、通常のラジエーターホースとして使用するものであ
る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るラジ
エーターホースは、エンジンとラジエーターとを連結す
るラジエーターホースにおいて、そのホース本体の一部
にセンサー取付け用のセンサー取付口を設けたので、こ
のラジエーターホースを用いることで、純正のラジエー
ターホースを切断したりするなどの加工が不要となり、
センサー取付の手間が掛からず作業能率が向上し、安全
性及び信頼性の高いラジエーターホースとなると言う優
れた効果を奏するものである。また、ホース本体が、シ
リコンゴムで形成されているので、複雑な形状となるこ
とがあるラジエーターホースを比較的容易に形成するこ
とが出来る。
エーターホースは、エンジンとラジエーターとを連結す
るラジエーターホースにおいて、そのホース本体の一部
にセンサー取付け用のセンサー取付口を設けたので、こ
のラジエーターホースを用いることで、純正のラジエー
ターホースを切断したりするなどの加工が不要となり、
センサー取付の手間が掛からず作業能率が向上し、安全
性及び信頼性の高いラジエーターホースとなると言う優
れた効果を奏するものである。また、ホース本体が、シ
リコンゴムで形成されているので、複雑な形状となるこ
とがあるラジエーターホースを比較的容易に形成するこ
とが出来る。
【図1】本発明に係るラジエーターホースの正面図
(A)と、蓋部材の斜視図(B)である。
(A)と、蓋部材の斜視図(B)である。
【図2】従来例に係るラジエーターホースの使用状態説
明図である。
明図である。
1 ラジエーターホース、1a ホース本体、1b セ
ンサー取付口、1c アタッチメント、1d 内周壁
面、2 蓋部材、3 センサー、11 エンジン。
ンサー取付口、1c アタッチメント、1d 内周壁
面、2 蓋部材、3 センサー、11 エンジン。
Claims (2)
- 【請求項1】エンジンとラジエーターとを連結するラジ
エーターホースにおいて、そのホース本体の一部にセン
サー取付け用のセンサー取付口を設けたこと、 を特徴とするラジエーターホース。 - 【請求項2】ホース本体が、シリコンゴムで形成されて
いること、 を特徴とする請求項1に記載のラジエーターホース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000394966A JP2002195039A (ja) | 2000-12-26 | 2000-12-26 | ラジエーターホース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000394966A JP2002195039A (ja) | 2000-12-26 | 2000-12-26 | ラジエーターホース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002195039A true JP2002195039A (ja) | 2002-07-10 |
Family
ID=18860510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000394966A Pending JP2002195039A (ja) | 2000-12-26 | 2000-12-26 | ラジエーターホース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002195039A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8833400B2 (en) | 2009-09-28 | 2014-09-16 | Hyundai Motor Company | Silicon hose integrated with sensor port and method for manufacturing the same |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0622531U (ja) * | 1992-08-25 | 1994-03-25 | 株式会社小松製作所 | 冷却装置 |
-
2000
- 2000-12-26 JP JP2000394966A patent/JP2002195039A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0622531U (ja) * | 1992-08-25 | 1994-03-25 | 株式会社小松製作所 | 冷却装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8833400B2 (en) | 2009-09-28 | 2014-09-16 | Hyundai Motor Company | Silicon hose integrated with sensor port and method for manufacturing the same |
KR101509786B1 (ko) | 2009-09-28 | 2015-04-06 | 현대자동차주식회사 | 센서 포트 삽입형 실리콘 호스 및 그 제조방법 |
DE102010038611B4 (de) | 2009-09-28 | 2022-01-20 | Hyundai Motor Company | Silikon-Schlauch mit integriertem Sensoranschluss und Verfahren zum Herstellen desselben |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071108 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091217 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100105 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100506 |