JP2002194551A - レンズプラズマコーティングシステム - Google Patents

レンズプラズマコーティングシステム

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JP2002194551A JP2001247138A JP2001247138A JP2002194551A JP 2002194551 A JP2002194551 A JP 2002194551A JP 2001247138 A JP2001247138 A JP 2001247138A JP 2001247138 A JP2001247138 A JP 2001247138A JP 2002194551 A JP2002194551 A JP 2002194551A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリコン含有ポリマーから作られたような光
学レンズの表面をコーティングするためのシステム及び
方法を提供すること。 【構成】 圧力センサ(102、118、158、20
2、214)で検知されて予定の圧力及びプラズマガス
がコーティング室(126、128)内に維持される。
気体のプラズマ雲がコーティング室内の電極(58)間
に供給される。入口室(70)がコーティング室の上流
側にあり、出口室がコーティング室の下流側にある。レ
ンズが入口室へ移動され、コーティング室に近接した入
口室の少なくとも一部に予定の圧力が与えられる。処理
ガスがこの領域に導入される。その後、スリットバルブ
(86)を開くことにより入り口室がコーティング室と
連通した状態に置かれ、レンズがコーティング室へ移動
されてプラズマ雲の中を通る。処理ガスがコーティング
室に近接した出口室(196)の少なくとも一部に導入
され、この部分に予定の圧力が与えられる。その後、レ
ンズがコーティング室から出口室へ移動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンタクトレン
ズ、あるいはその他の光学レンズ、特にシリコン含有ポ
リマーから作られたレンズをコーティングするためのシ
ステムに関する。今後、この用語、シリコンポリマー
は、固体シリコンポリマー、シリコンエラストマー及び
シリコンヒドロゲルを含む眼科の用途に適したシリコン
含有ポリマーを示すのに使用される。コンタクトレンズ
材料としてのシリコンポリマーの利点が認められてい
る。しかしながら、シリコンポリマーには幾つかの不利
点がある。例えば、目の涙膜内である種の材料はレンズ
に付着し易く、レンズの光学的透明性を低下させる。こ
のシリコンレンズ、特に、シリコンエラストマー又はヒ
ドロゲルレンズは粘着性があり、この特性によりレンズ
が角膜に付くことがあり、その材料の疎水生がレンズの
濡れ性を阻害している。
【0002】
【従来の技術】これらの問題を解消するには、電気的グ
ロー放電重合を使用して非常に薄い親水性コーティング
を入手することが知られている。このコーティングプロ
セスは、シリコンレンズコアをプラズマ雲に配置する
か、その中で該レンズコアを移動させて、材料がそのコ
アに付着するようにするのが一般的である。種々の材料
が使用できるが、メタン等の炭化水素を使用することが
できる。
【0003】重合コーティングは、レンズの酸素及び二
酸化炭素透過性をそれ程又は全く低下させずに非常に濡
れ易い表面を作り出す。この重合コーティングは、又、
そうでなければレンズに付く涙膜の材料に対して効果的
なバリヤーとなり、それによって発生する可能性がある
光学的透明性の劣化を防止する。
【0004】従来のプラズマ重合レンズコーティング技
術は、1個以上のシリコンレンズコアを対向する電極間
の反応室内に配置されたバッチ装置を使用する。その
後、反応室を密封し、真空装置で減圧する。バッチ装置
を動作圧まで吸引するにはかなりの時間を要する。反応
室が適切な圧力になったら、プロセスガスを室内に導入
し、電極が付勢される。得られたプラズマ雲により薄い
ポリマーコーティングをレンズに付着させることができ
る。適当な時間が経過した後、電極の作動を止め、反応
室内を大気状態に戻してレンズを取り出すことができ
る。
【0005】プラズマ雲の中を通してレンズを動かすこ
とが好ましいと認められている。従って、あるシステム
では、シリコンレンズコアを電極間に配置した回転車に
載せて、その車でレンズをプラズマ雲中に搬送する。こ
れらのシステムは、他のバッチシステムと区別するため
「連続」システムとして説明されることがある。しかし
ながら、そのようなシステムの全ては、1以上のグルー
プのシリコンレンズコアを該システムに対して出し入れ
する際に、繰り返し加圧及び減圧しなければならない反
応室を各システムが必要とする点で、本開示の目的のた
めにはバッチシステムと見なされる。
【0006】バッチシステムの一実施例がPeymanらに付
与された米国特許第4,312,7575号で示されて
いる。「シリコンコンタクトレンズの表面に付着された
メタンのプラズマポリマーの極薄コーティング」Journa
l of Biomedical Material Research, 22巻、919
〜937頁(1988年)において、Peng Ho及びYasud
aは、対向アルミニウム電極が配置されたベル状真空室
を有するバッチシステムを記載している。回転可能なア
ルミニウム板はその電極間に置かれ、バッチシステム内
で誘導モータで駆動される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術の構
成及び方法の不具合を認識してそれに対処する。従っ
て、本発明の目的は優れたレンズプラズマコーティング
システムを提供することである。
【0008】この目的及び他の目的は光学レンズの表面
を処理するためのシステムによって達成される。このシ
ステムは第1入口ゲートと第1出口ゲートを有する入口
室を備えている。前記第1入口ゲートと前記第1出口ゲ
ートは、前記ゲートを閉鎖するとき前記入口室を密閉す
る。前記入口室は前記第1入口ゲートと前記第1出口ゲ
ートとの間に延びるコンベヤを有する。第1負圧源は前
記入口室と選択的に連通している。コーティング室は、
第2入口ゲートと第2出口ゲートを有する。前記第2入
口ゲート及び前記第2出口ゲートは、それらが閉鎖する
とき前記コーティング室を密閉する。前記コーティング
室は中に配置された少なくとも1対の離間した電極と、
前記電極間で前記レンズを搬送するように前記第2入口
ゲート及び前記第2出口ゲートとの間に延びるコンベヤ
を有する。プラズマガス源は、プラズマガスを前記コー
ティング室に導入するために前記コーティング室と連通
する。第2負圧源は前記コーティング室と連通する。電
源は、前記第2負圧源によって前記コーティング室内の
所定圧力の設定時に前記ガスのプラズマ雲が前記電極間
で得られるように、各前記電極に所定電位を印加するた
めに前記電極に接続される。出口室は第3入口ゲート及
び第3出口ゲートを有する。前記第3入口ゲート及び前
記第3出口ゲートは、そのゲートを閉鎖するとき前記出
口室を密閉し、前記出口室は前記第3入口ゲート及び前
記第3出口ゲートとの間に延びるコンベヤを有する。第
3負圧源は前記出口室と選択的に連通する。前記入口室
は、前記第1出口ゲート及び前記第2入口ゲートを介し
て前記コーティング室と連通し、それにより前記入口室
コンベヤ及び前記コーティング室コンベヤは、前記レン
ズを前記入口室から前記コーティング室へ送るように連
通する。前記コーティング室は、前記第2出口ゲート及
び前記第3入口ゲートを介して前記出口室に連通してお
り、それにより前記コーティング室コンベヤと前記出口
室コンベヤは、前記コーティング室から前記出口室へ送
るように連通している。
【0009】従って、本発明の一形態は光学レンズの表
面を処理するためのシステムであって、前記システム
は、第1入口ゲートと第1出口ゲートを有する入口室で
あって、前記第1入口ゲートと前記第1出口ゲートは、
閉鎖するとき前記入口室を密閉し、前記入口室が前記第
1入口ゲートと前記第1出口ゲートとの間に延びるコン
ベヤを含んでいる、入口室と、前記入口室と選択的に連
通する第1負圧源と、第2入口ゲートと第2出口ゲート
を有するコーティング室であって、前記第2入口ゲート
及び前記第2出口ゲートは、閉鎖するとき前記コーティ
ング室を密閉し、前記コーティング室は中に配置された
少なくとも1対の離間した電極と、前記電極間で前記レ
ンズを搬送するように前記第2入口ゲート及び前記第2
出口ゲートとの間に延びるコンベヤを有する、コーティ
ング室と、プラズマガスを前記コーティング室に導入す
るために前記コーティング室と連通するプラズマガス源
と、前記コーティング室と連通する第2負圧源と、前記
第2負圧源によって前記コーティング室内の所定圧力の
設定時に前記ガスのプラズマ雲が前記電極間で得られる
ように、各前記電極の所定電位を印加するために前記電
極と連通する電源と、第3入口ゲート及び第3出口ゲー
トを有する出口室であって、前記第3入口ゲート及び前
記第3出口ゲートは、閉鎖するとき前記出口室を密閉
し、前記出口室は前記第3入口ゲート及び前記第3出口
ゲートとの間に延びるコンベヤを有する、出口室と、前
記出口室と選択的に連通する第3負圧源とを具備し、前
記入口室は、前記第1出口ゲート及び前記第2入口ゲー
トを介して前記コーティング室と連通し、それにより前
記入口室コンベヤ及び前記コーティング室コンベヤは、
前記レンズを前記入口室から前記コーティング室へ送る
ように連通しており、前記コーティング室は、前記第2
出口ゲート及び前記第3入口ゲートを介して前記出口室
に連通し、それにより前記コーティング室コンベヤと前
記出口室コンベヤは、前記コーティング室から前記出口
室へ送るように連通する該システムに関連する。
【0010】本発明に係る光学レンズの表面を処理する
方法は、第1光学レンズを用意し、中に配置された1対
の離間電極を有するコーティング室を設ける工程を有す
る。プラズマガスを前記コーティング室に保持する。ガ
スのプラズマ雲を前記電極間に生成するように、第1所
定圧力を前記コーティング室で保持し、所定電位を各前
記電極で保持する。入口室を前記コーティングから上流
側に設け、前記第1レンズを前記入口室内に移動させ
る。ガスを前記コーティング室に近接した前記入口室の
少なくとも一部に導入し、前記入口室の少なくとも一部
を前記第1所定圧力にする。前記入口室を前記コーティ
ング室と連通させ、前記第1レンズを前記入口室から前
記コーティング室に、そして前記プラズマ雲を通して移
動させる。出口室を前記コーティング室から下流側に設
ける。ガスを前記コーティング室に近接した前記出口室
の少なくとも一部に導入し、前記出口室の少なくとも一
部を前記第1所定圧力にする。前記第1レンズを前記コ
ーティング室から前記出口室へ移動させる。
【0011】従って、本発明の他の形態は、光学レンズ
の表面を処理する方法であって、前記方法は、(A)前
記光学レンズを用意する工程と、(B)中に配置された
1対の離間電極を有するコーティング室を設ける工程
と、(C)プラズマガスを前記コーティング室に保持す
る工程と、(D)前記ガスのプラズマ雲を前記電極間に
生成するように、前記コーティング室の第1所定圧力及
び各前記電極の所定電位を保持する工程と、(E)前記
コーティングから上流側に入口室を設ける工程と、
(F)前記第1レンズを前記入口室内に移動させる工程
と、(G)前記ガスを前記コーティング室に近接した前
記入口室の少なくとも一部に導入し、前記入口室の少な
くとも一部を前記第1所定圧力にする工程と、(H)前
記入口室を前記コーティング室と連通させる工程と、
(I)前記第1レンズを前記入口室から前記コーティン
グ室に、そして前記プラズマ雲を通して移動させる工程
と、(J)出口室を前記コーティング室から下流側に設
ける工程と、(K)前記ガスを前記コーティング室に近
接した前記出口室の少なくとも一部に導入し、前記出口
室の少なくとも一部を前記第1所定圧力にする工程と、
(L)前記第1レンズを前記コーティング室から前記出
口室へ移動させる工程とを有する。
【0012】この明細書に含まれ、その一部を構成する
添付図面は、本発明の1つ以上の実施形態を例示し、そ
の説明と共に本発明の原理を説明する。
【0013】当業者に対する、本発明の最良の形態を含
む完全で使用を可能にする本発明の開示が添付図面を参
照する明細書に述べられている。本明細書及び図面の参
照符号の繰り返し使用は本発明の同じあるいは類似構成
あるいは要素を示すものである。
【0014】
【発明の実施形態】ここで、1つ以上の実施例が添付図
面で例示される本発明の現在好ましい実施形態を詳細に
記載する。各実施例は、本発明を限定しない説明によっ
て行なわれる。実際、本発明の範囲又は趣旨から逸脱せ
ずに本発明で変形と改変が実施されることは、当業者に
明らかであろう。例えば、1つの実施形態の一部として
例示され説明される特徴は、他の実施形態に関して使用
して更に他の実施形態を作成することができる。従っ
て、本発明は、特許請求の範囲及びそれらの均等の範囲
内に入るような変形と改変をカバーするものである。
【0015】本発明は、レンズコアがコーティング領域
を繰り返し加圧や減圧されることを必要とせずに、シス
テム中に入り、通過し、出ることができる光学的レンズ
コーティングシステムに関係する。ここでの説明は、メ
タン含有プラズマ雲を使用して親水性ポリマーコーティ
ングをシリコンレンズコアに付着することが記載されて
いるが、この説明は具体的な目的の場合に過ぎず、他の
プラズマ及びレンズ材料が使用できる。例えば、このシ
ステムは、望ましいコーティングをレンズコアに付着さ
れる炭化水素かその他の適切な材料から発生したにせよ
適切なプラズマを使用することができる。さらに、この
プラズマは、レンズコア表面を酸化して親水性層を形成
するように酸化ガスから構成することもできる。ここで
使用しているように、「コーティング」はそのような層
を含む。さらに、このシステムは、コーティングを形成
するのに望ましい材料から作られたレンズに関連して使
用することができる。従って、ここでのシリコンレンズ
コアとメタンプラズマの記載は、本発明の範囲あるいは
趣旨を限定するものではないことが当業者に分かるはず
である。
【0016】さらに、このシステムは、レンズコアを処
理するためにプラズマを発生する適当な装置と方法を使
用してもよい。そのような装置と方法は当業者が理解で
きるはずであり、従って、ここでは詳しく説明しない。
そこで、プラズマを発生させるために以下説明される特
定の装置は、具体的な目的のためにだけ用意されるもの
であることを理解されたい。
【0017】このシステムの説明に入る前に、ここで図
1Aを参照すると、レンズコアが、外フレーム12及び
垂直中間部材14を有する保持トレー10に配置され
る。図1Aは典型的な保持トレーを示している。7列の
ワイヤホルダー16が各隣接垂直部材間に延びている。
2つの外カラム18、20では、各列が4個のホルダー
を含み、一方、2つの中カラム22、24の各列が3個
のホルダーを有している。従って、このトレーは全体で
78個のホルダーを有している。
【0018】図1B及び図1Cを参照する。各ホルダー
16には1つの環状ワイヤリム26と、そのワイヤリム
26から半径方向内側に延びる5つのワイヤステムがあ
る。レンズコア30は、ステム28上に配置されるよう
に各ホルダーに配置される。ホルダー16は、Winterto
n及びGrantに付与された米国特許第5,874,127
号に更に詳しく説明されている。
【0019】図1Aを再度参照し、また図2も参照する
と、各保持トレー10は、1対のフック32をフレーム
の対向外垂直部材14に有する。トレーキャリヤ36上
の対応フック34は、保持トレー10がトレーキャリヤ
36に懸架されるようにフック32を収納する。図2に
示された実施形態では、キャリヤ36は4個の保持トレ
ー10、従って392個レンズコア以下を保持すること
ができる。
【0020】図3をここで参照する。トレーキャリアは
直線プラズマコーティングシステム40内に配置され
る。最初、トレーは、各々約5メートルの長さの5つの
サブ室(ここでは「領域」と称する)42A〜42Eか
ら成る乾燥室を移動する。トレーキャリヤは、必要な真
空及びコーティング付着ターゲットに合わせるのに約2
0分間又は十分な所定の時間乾燥室でトータル20分間
留まっている。
【0021】レンズコアが親水性材料を含有できるなら
ば、それらコアは、湿り気があり、そのため、環境から
水分を吸収することができる。そのため、乾燥時間を見
込むことが望ましい。必要なら、乾燥領域は、一定の相
対湿度レベル、例えば、さらに乾燥を可能にするための
10%以下に維持し、又、コーティング領域に入る前に
レンズコアを配置する乾燥バッファ領域を備える。
【0022】図2、図4A及び図4Bをも参照すると、
各トレーキャリヤは、「金属片(スラグ)」46として
画定された長方形スロット44内に収容される。1対の
ボルトは金属片でキャリヤを固定する。ボア48はトレ
ーキャリヤ下の金属片46を突き出る。乾燥室は、金属
片及びキャリヤ(以下、それ以外で示されなければ「キ
ャリヤ」として集約的に参照する)を搬送するためにコ
ンベヤを備えている。このコンベヤは、各々が対向回転
歯車52、54間に延びる領域42A〜42Eの個々の
コンベヤから構成される。サーボモータ56はコンベヤ
を駆動させ、パソコンで制御加工であり、主要フレーム
システム又は他のプログラム可能な論理回路(ここでは
「PLC」と称する)で制御可能である。2個の側面部
材はコンベヤのそれぞれの側面に置かれ、ローラー60
が各側面部材の間隙62に配置され、トレーが側面部材
を通過するときにそのトレーをガイドする。
【0023】一方の側面部材に取付けた光源64は、も
う一方の側面部材に対して光を発し、そこで光が光検出
器66で検出される。この光源64及び光検出器66
は、光が金属片46のボア48を通して間を通るように
整合される。光検出器66はPLCに信号を出力し、そ
のPLCはサーボモータ56を制御する。従って、光が
第一乾燥領域42Aに入ると同時に、光源64と光検出
器66間で光ビームを金属片が初めに遮断すると、PL
Cはキャリヤの存在を検出する。その他のキャリヤ検出
システムを光検出器の代わりに利用してもよい。例え
ば、圧力又はコンタクトマイクロスイッチも使用するこ
とができる。ボア48が光源/光検出器対に達すると、
光検出器66は再度光ビームを検出し、PLCはサーボ
モータ56を予めプログラムした適当な時間、例えば4
分間停止する。この時間の最終に、PLCが再度モータ
を動かして、キャリヤを第二乾燥領域42Bに通す。乾
燥領域42Bは、側面部材とコンベヤを90度回転して
キャリヤを領域42Cに通過することができるように別
の機構を領域42Bに備えた以外は領域42Aのよう
に、コンベヤ、モータ及び側面部材を有している。しか
しながら、各領域では、光源/光検出器対が領域内のキ
ャリヤの有無を検出するために設けられている。PLC
は、キャリヤが次の領域で待機していなければキャリヤ
を1つの乾燥領域から隣りの乾燥領域に移動させる。
【0024】領域42Aへの入口は開放していてもよ
く、あるいは所定のシステムに適切なように、適当なカ
バーを有することができる。それぞれの導管(ダクト)
68は適当なエア処理システム(図示せず)から制御エ
ア又はガスを供給して各乾燥領域に向ける。エア制御シ
ステムは、適正に温度制御され加湿エアをその導管に例
えば約21.1℃±1.1℃で連続的に送るように独立
して制御することができる。
【0025】図3を再度参照する。キャリヤが十分な時
間乾燥領域42Eにあり、キャリヤが入口ロック70内
で待機しておらず、また以下更に詳しく説明するよう
に、適切な条件が入口ロック70に存在すれば、PLC
はスリットバルブ72を通してキャリヤを入口ロック内
に入れる。入口ロックは、乾燥領域のようにコンベヤ5
0と側面部材58を有する。光源及び光検出器対は、
又、キャリヤが入口ロック内にいつ十分に入ったかをP
LCが検知するように設けられる。
【0026】また、図5A及び図5Bを参照する。入口
スリットバルブ72は、その内側面の周縁部を区画する
密封材料76を有する扉74を備えている。扉74は開
閉位置間のリンク機構78で可動なようにヒンジが取付
けられている。PLCはリンク機構78を制御する。扉
が閉鎖位置にあれば、シール76が入口ロック70内へ
の入口通路80を包囲し、密閉する。
【0027】入口ロック70の光源及び光検出器対がボ
ア(図2)を介してキャリヤの有無を検出すれば、PL
Cは入口ロックの両端のスリットバルブを閉じる。入口
ロックはステンレス鋼室であり、その室に入口、出口及
びセンサーが以下説明するように連通することができ
る。スリットバルブを除いては入口ロックは閉鎖室であ
る。従って、スリットバルブを閉じると、入口ロックが
密閉される。
【0028】キャリヤが入口ロック内にあり、室が密閉
されているとき、PLCはバルブ82とポンプ84を作
動させて入口ロックを汲み出し、それにより真空状態を
内部に形成する。特に、ポンプにより入口ロック70の
内部を大気圧から所定の低圧、例えば1mトール以下ま
でにする。PLCは、入口ロックのハウジングを通して
延びる圧力センサー85によって入口ロックの圧力をモ
ニターする。
【0029】ロックハウジング及び以下説明される入口
ホールド、入口バッファ、コーティング、出口バッフ
ァ、デグチホールド及び出口ロック室のハウジングは、
全てステンレス鋼から製造されることが分かるが、この
ハウジングは適当な材料で、適当な構造で作ることがで
きる。さらに、5つの乾燥領域及び以下説明する5つの
出口領域のハウジングはポリメチルメタクリレート(P
MMA)等の固いポリマーから製造してもよいが、鋼又
はその他適当な材料から製造してもよい。
【0030】圧力センサー85から、入口ロック70の
内部圧力が予め設定された低い圧力以下であり、予め設
定された最小時間、例えば290秒が経過したことがP
LCに知らされると、バルブ82が動作しているため
に、PLCは入口ロック70及び入口ホールド室間のス
リットバルブ86を開け、キャリヤが入口ホールド内に
入るように入口ロック及び入口ホールド双方でコンベヤ
を動かす。
【0031】入口ホールドには垂直側面部材と光源/光
検出器対が備えられている。スラグボア48(図2)が
光検出器と整合し、それによりキャリヤが完全に入口ホ
ールドにあることをPLCに示すと、PLCはスリット
バルブ86とスリットバルブ90を閉じて入口ホールド
を密閉する。スリットバルブ90を閉じた後、PLC
は、乾燥ガス、例えば窒素のソース(図示せず)に接続
されたガスライン94を入口ロック88の内部に開放す
るバルブ92を動かす。PLCは、圧力センサー84が
入口ロックの大気圧を示すまで乾燥ガスが入った入口ロ
ックのガス抜き(vent/ベント)を続ける。
【0032】このガスは例えば3ppm未満の低水分含有
量である点で「乾燥」状態にある。乾燥したガス抜きガ
スは、レンジコアあるいは室壁による望ましくない水分
吸収を防止するために好ましい。好ましい実施形態で
は、1つの乾燥ガス源がこのガス抜きガスを、ライン9
4及び入口ロックから下流の他の室用のガス抜きライン
へ供給するために使用される。従って、室がここでは
「それぞれの」ガス抜き源を有するものとして呼ばれて
いるが、これはガス抜きライン全てが同じ究極のガス抜
きガス源で供給できる構造になっていることが分かるは
ずである。同様に、個々の真空ポンプが図3に示され
て、本明細書で説明されているが、多室へのポンプ用ラ
インが負圧の同一源に連通することができる。
【0033】バルブ86を開く前に、PLCは、入口ホ
ールド88内部を真空ポンプ100に開放するバルブを
作動することによって設定低圧力以下の圧力にする。入
口ロック圧力及び入口ホールド圧力が+/−5mトール
以下であることを圧力センサー85及び102が示せ
ば、PLCはスリットバルブ86を開けてキャリヤを入
口ホールド内へリヤを移動させる。
【0034】先行する乾燥段階にもかかわらず、レンズ
コアはなお水分を幾分含有することができる。従って、
入口ホールドはバッファ及び乾燥段階の双方として作用
する。入口ホールドで真空狂態を形成する繰り返しポン
プ吸引により水蒸気が室壁、延いてはレンズコアから吸
引され、それにより乾燥した環境が作られる。乾燥ガス
は、この状態を維持するためPLCで作動するバルブ1
04により室をガス抜きのに使用される。キャリヤが入
口ホールドに入り、PLCが室を密閉すると、ポンプ1
00がトレーキャリヤ、スラグ及びレンズコアから水蒸
気を吸引するようにバルブが開いたままになる。
【0035】スリットバルブ86及び90を閉めたため
に十分な時間が経過したとPLCが判断すれば、PLC
はバルブ98を閉め、マスフローコントローラー108
と入口ホールド内部間のバルブ106を開ける。当業者
にその構造と動作が分かるこのマスフローコントローラ
ーは、この実施形態では、PLCから独立して制御可能
であり、共通ライン110から入口ホールド内にプロセ
スガスを導入する。
【0036】入口ホールド88の内部圧力が約所定レベ
ルであることをセンサー102が示したとき、PLCは
スリットバルブ90を開け、入口ホールドのコンベヤモ
ータ及び入口バッファ112のコンベヤモータを作動し
てキャリヤを入口バッファに入れる。また、入口バッフ
ァは、垂直側面部材58と、スラグボアが光源と光検出
器に整合したときにPLCに判断させる光源.光検出器
対とを備え、それによりキャリヤが入口バッファ内に完
全にあることを示す。それで、PLCはスリットバルブ
90を閉め、入口ホールドが望ましい予め設定した圧力
に達するまでバルブ98を通して入口ホールドをポンプ
吸引する。その時、上記説明した他の状態になったら、
PLCはスリットバルブ86を開け、隣のキャリヤを入
口ホールド内に送る。
【0037】入口バッファは、そうしなければ入口ホー
ルドからコーティング領域に流れる非プロセスガスから
下流コーティング領域を隔離するのを助成する。この入
口バッファは、又、コーティング領域に入るために待機
しているキャリヤ用の待機室として機能する。PLCに
よって制御され、入口バッファを真空ポンプ116に開
放するバルブ114によってプロセス圧力で入口バッフ
ァが維持される。PLCは、圧力センサー118で入口
バッファの圧力をモニターし、マスフローコントローラ
ー122を介してプロセスガスライン110に接続され
たバルブ120によりプロセスガスを入口バッファに導
入する。必要であれば、PLCはバルブ124を介して
イリグチバッファを乾燥ガスでガス抜きすることができ
る。
【0038】入口バッファから、キャリヤはタンデムコ
ーティング領域126、128を移動する。PLCは、
コーティング領域内部を真空ポンプ133及び134に
さらす圧力バルブ130及び132により約プロセス圧
力にコーティング領域を保持する。PLCは、マスフロ
ーコントローラー140及び142を介してプロセスガ
スライン110に接続されるバルブ136及び138に
よってプロセスガスをコーティング領域に供給する。こ
の実施形態では1つのバルブ/マスフローコントローラ
ーを各コーティング領域に対して示しているが、そのよ
うなそれぞれの対を各室の前方部分及び後方部分に設け
て各部分へのガス流を個々に制御することができること
が分かる。必要ならPLCはバルブ144及び146を
介して乾燥ガスでコーティング領域をガス抜きすること
ができる。PLCは圧力センサー148/149及び1
50/151によりコーティング領域の圧力をモニター
する。
【0039】出口バッファ152は第2コーティング領
域の後に続く。入口バッファ及びコーティング領域の場
合のように、出口バッファ152はコンベヤと、PLC
によって作動できるサーボモータを備えている。出口バ
ッファ152は、又、垂直部材58と光源及び光検出器
対を備えている。PLCは、真空ポンプ156に連通す
るバルブ154によって出口バッファ内のプロセス圧力
レベルを維持する。このPLCは圧力センサー158に
よって出口バッファの圧力をモニターし、ライン110
から、マスフローコントローラー160からの出口バッ
ファへのプロセスガス流をバルブ162によって制御す
る。
【0040】出口バッファ112と第1コーティング領
域126との間、第1コーティング領域126と第2コ
ーティング領域128との間、あるいは第2コーティン
グ領域128と出口バッファとの間にはスリットバルブ
はない。その代わり、鋼肩部164が幾つか一部横に本
システム内に延びて、2つのコーティング領域を通して
入口バッファから出口バッファへ延びるチャンネルを作
っている。従って、入口バッファ室、コーティング領域
及び出口バッファ室は分割された共通の室を構成する。
上記のように、PLCは、それぞれのバルブとマスフロ
ーコントローラーによる本システムの作動時にはこの共
通の室をプロセス圧力に維持し、また室内のプロセスガ
スを維持する。上記説明された入口ホールドの選択的な
加圧と減圧及び以下説明する出口ホールドの選択的な加
圧と減圧のために、本システムは、コーティング領域を
加圧し、減圧する必要もなく、継続的なトレーキャリヤ
でレンズコアをコーティングすることができる。
【0041】例示したコーティング領域126及び12
8は同様に構成される。従って、説明を簡単にするため
に、コーティング領域126の構造だけをここで説明す
る。
【0042】コーティング領域126は2つのタンデム
配置のマグネトロンを備え、各々1対の対向電極16
6、168を有する。マグネトロンの使用は用途に応じ
たオプションである。図6Aの概略断面図を参照する。
コーティング領域は、そうしなければプラズマ雲がレン
ズコアへ当たるのに邪魔となる垂直部材58(図4A、
図4B)が付いていない。プラズマ雲は、長方形のチタ
ンプレート170及び172を備える電極166及び1
68が発生させる。各チタンプレートは、4個の2mm〜
3mmセラミックボタン178によってそれぞれ磁気装置
174及び176から分離される。各チタンプレート
は、高さが約50cm、厚さが約0.16cm(1/16イ
ンチ)及び長さが約18cmである。
【0043】各磁気装置174及び176は、例えばス
テンレス鋼から作られ、冷却水が管180からポンプ注
入できる外部金属ボックスを備えることができる。ま
た、図6Bを参照する。各ボックスの内部には中央長方
形鋼コア182と周囲の長方形鋼リング184がある。
一連の永久磁石186はコア182とリング184の間
に延在し、中央コア182が磁気の「S」極及び外部リ
ング184が磁気の「N」極となるように図6Bに示し
たように、N−Sパターンで配置される。完全一致の反
対極も使用できるが、すなわちN/S磁石を全体として
逆にしてもよい。各永久磁石は約5.1cm(2インチ)
間隙で隣接平行磁石から分離される。チタンプレート1
70及び172は、トランス194を介してAC電源1
88により同じ電位に励起される。この磁石の強度を変
化させて当業者がプラズマの程度を制御することができ
る。
【0044】約7cm〜10cmの距離がチタンプレート1
72と178を分離する。励起したら、このチタンプレ
ート172及び178は、当技術で分かるように、その
間にプラズマ雲を生成する。しかし、このチタンプレー
トとそれぞれの磁石装置間の2mm〜3mm間隙が小さいた
めに、十分なプラズマがそこでは発生しない。チタンプ
レート後方の磁石装置により生成する磁界もプラズマ生
成を阻害する。これはプレート間に予想でき、安定し
た、比較的均一なプラズマ雲を生成する。激しく成長す
る長方形プラズマ領域188は、チタンプレートの各々
の前で、直ちに生成されるが、領域188間のプラズマ
雲190はプラズマ精度は低いが、均一性が優れてい
る。特に、プラズマ雲は垂直方向で均一性が高い。プラ
ズマ雲190はコンベヤ50上に配置され、従って、レ
ンズコアを移動するのはこの雲による。
【0045】図3を再度参照する。各電極対166/1
68はそれ自体の圧力センサー148/149及び真空
スロットールバルブ130を有する。上記のように、各
電極対はそれ自体のプロセスガススロットールバルブも
備えることができる。PLCは、各電極対が配置される
領域の圧力を常にモニターし、それに応じてバルブ13
0及び136を調節して処理圧力条件を保持する。すな
わち、1つの実施形態では、その領域へのプロセスガス
流速が一定である。しかし、スロットールバルブ130
は処理圧力に設定され、そのため、流出速度を制御して
所定圧力を保持する。従って、均一プラズマ雲は1つの
電極対から隣の電極対までばらつきがない状態にある。
更に、各バルブ136からのプロセスガス入口は、一方
の電極166又は168の後方に配置され、それでプロ
セスガスラインからの流れが電極で遮断され、プラズマ
雲を乱さない。同じ目的を達成する他のガスの迂回機構
も構成可能であるが、電極対を使用することが便利な解
決手段である。
【0046】本発明の一実施形態では、プロセスガスが
70%メタン及び30%エア(窒素と酸素の乾燥混合
物)である。プロセスガスに酸素を含有させると、コー
ティング領域が日常的に清掃する必要がないように堆積
物が無い反応(プラズマ)室を維持するために非常に有
効な手段となることが分かった。連続プラズマ装置で
は、堆積物がコーティング室内、特に電極上に溜まるの
を防止あるいは低減する処理ガスを利用することは非常
に有利であることが分かる。
【0047】上述したように、コーティング領域12
6、128には垂直部材又は光源/光検出器対がない。
その代わり、それぞれのコンベヤが予め設定した速度、
例えば5m/秒で連続的に走行するように、PLCが各
領域のサーボモータを一定速度で動かす。かくして、キ
ャリヤが入口バッファのコンベヤから領域126のコン
ベヤ上に動くと、そのキャリヤは2つのコーティング領
域の4個のマグネトロンを連続して通過する。
【0048】PLCは、キャリヤが入口バッファコンベ
ヤからコーティング領域のコンベヤに移動したことを入
口バッファの光検出器が示したときに、タイマーを開始
し、このタイマーの終了時のみに入口バッファからコー
ティング領域内に次のキャリヤを送る。1つの好ましい
実施形態では、時間の長さが300秒であり、この時間
は出口バッファが下流キャリヤを出口ホールド室196
に移動させるのに十分な時間となり、それによりキャリ
ヤがコーティング領域に積み上げられないようにする。
【0049】出口ホールド196は入口ホールドの鏡像
(ミラー)である。PLCはバルブ200を通してポン
プ198で真空状態にする。PLCは圧力センサー20
2によって出口ホールド内の圧力をモニターし、バルブ
206によるライン110及びマスフローコントローラ
ー204からのプロセスガスの導入を制御する。
【0050】出口ホールド圧力が略コーティング領域圧
力、例えば50ミリトールであることを圧力センサー2
02が示し、キャリヤが出口バッファ内に存在すること
を出口バッファ152の光検出器が示すと、PLCは、
出口バッファと出口ホールド間のスリットバルブ208
を開け、出口ホールド及び出口バッファのコンベヤを動
かしてキャリヤを出口ホールドへ移送させる。この移送
が完了したことを出口ホールドの光検出器が判断した
ら、PLCは、出口ホールドの下流端でスリットバルブ
208及びスリットバルブ210を閉じる。その後、P
LCはバルブ200を絞ってプロセスガスを取り除き、
出口ホールドを1ミリトール以下あるいはその他幾つか
望ましい真空圧にする。
【0051】出口ロック室208は出口ホールドから下
流側にある。スリットバルブ210を開ける前に、PL
Cは出口ロックをポンプ吸引して、出口ロック内部に対
する真空ポンプ212の使用を制御するスロットールバ
ルブ210で設定低圧以下の圧力にする。圧力センサー
202と出口ロックの圧力センサー214から、出口ホ
ールド圧力及び出口ロック圧力が略上記設定低圧力以下
であることをPLCが判定したら、PLCはスリットバ
ルブ210を開け、出口ホールド及び出口ロックコンベ
ヤを動かしてキャリヤを出口ロックへ移動させる。この
時点で、PLCはスリットバルブ210及びスリットバ
ルブ216を閉じ、出口ロック圧力が周囲レベルに達し
たことを圧力センサー214が示すまでバルブ218を
絞ることによって乾燥ガスで出口ロックをガス抜きす
る。PLCが、出口ロックの周囲圧力条件と、キャリヤ
が出口ロック内にあることを検出すれば、PLCはスリ
ットバルブ216を開け、出口ロック及び第1度出口領
域220Aのコンベヤを動かしてキャリヤを出口領域に
移動させる。出口領域の光検出器が、キャリヤの移送完
了を示したら、PLCはスリットバルブ216を閉じ、
出口ロック208を設定された低圧にポンプ吸引して戻
し、次のキャリヤを受ける。
【0052】出口領域220A〜220Eの構造は、乾
燥領域42A〜42Eの構造と同様である。それらの領
域は手動又は自動システムで最終領域220から取り除
き、今コーティングされたレンズがホルダー16に出る
(図1)。
【図面の簡単な説明】
【図1A】本発明に係るレンズコーティングシステム及
び方法で使用するためのレンズ保持トレーの斜視図であ
る。
【図1B】図1Aにおける保持トレーの拡大斜視図であ
る。
【図1C】図1Bのライン1C‐1Cに沿った断面図で
ある。
【図2】本発明の一実施形態に係るレンズコーティング
システム及び方法で使用するためのレンズトレーキャリ
ヤ及びスラグ(すなわちキャリヤ保持装置)の斜視図で
ある。
【図3】本発明の実施形態に係るレンズコーティングシ
ステムの図である。
【図4A】本発明の実施形態に係るレンズコーティング
システムの部分斜視図である。
【図4B】図4Aのライン4B−4Bに沿った断面図で
ある。
【図4C】本発明の実施形態に係るレンズコーティング
システムの部分斜視図である。
【図5A】本発明の実施形態に係るレンズコーティング
システムの部分斜視図である。
【図5B】図5Aで図示した一つの室とバルブの断面図
である。
【図6A】本発明の実施形態に係るレンズコーティング
システムの断面図である。
【図6B】本発明の実施形態に係るレンズコーティング
システムのコーティング室で使用するための磁気装置の
内部磁気配置の平面図である。
【符号の説明】
40 プラズマコーティングシステム 42A〜42E サブ室(乾燥室) 58 一対の電極 70 入口ホールド(室) 86 スリットバルブ 126 第1コーティング領域(室) 128 第2コーティング領域(室) 196 出口ホールド(室)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 1/10 B05C 9/04 4K030 // B05C 9/04 G02B 1/10 Z Fターム(参考) 2K009 CC42 DD09 DD17 EE00 4D075 AC72 AC73 AC74 AC78 AC88 AC95 BB24Z BB44Y BB49Y BB54Y BB56Y BB70Y CA37 CA47 DA11 DA23 DB54 DC24 EB24 EB47 4F035 AA04 CA02 CA05 CB01 CB13 4F042 AA10 DA05 DB01 DE01 DE09 DF07 DF16 ED01 ED03 4F073 AA01 AA16 BA33 BB02 CA02 CA70 FA13 4K030 AA06 AA09 AA14 AA18 BA48 CA06 FA01 GA12 JA17 KA30 LA01

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学レンズの表面を処理するためのシス
    テムであって、前記システムは、 第1入口ゲート及び第1出口ゲートを有する入口室であ
    って、前記第1入口ゲート及び前記第1出口ゲートは、
    閉鎖するとき前記入口室を密閉し、前記入口室は前記第
    1入口ゲート及び前記第1出口ゲートの間に延びるコン
    ベヤを有する、入口室と、 前記入口室と選択的に連通する第1負圧源と、 第2入口ゲート及び第2出口ゲートを有するコーティン
    グ室であって、前記第2入口ゲート及び前記第2出口ゲ
    ートは、閉鎖するとき前記コーティング室を密閉し、前
    記コーティング室は中に配置された少なくとも1対の離
    間した電極と、前記電極間で前記レンズを搬送するよう
    に前記第2入口ゲート及び前記第2出口ゲートの間に延
    びるコンベヤとを有する、コーティング室と、 プラズマガスを前記コーティング室に導入するために前
    記コーティング室と連通するプラズマガス源と、 前記コーティング室と通じ第2負圧源と、 前記第2負圧源によって前記コーティング室内の所定圧
    力が設定された時に、前記ガスのプラズマ雲が前記電極
    間で得られるように、各前記電極に所定電位を印加する
    ために前記電極に接続される電源と、 第3入口ゲート及び第3出口ゲートを有する出口室であ
    って、前記第3入口ゲート及び前記第3出口ゲートは、
    閉鎖するとき前記出口室を密閉し、前記出口室は前記第
    3入口ゲート及び前記第3出口ゲートの間に延びるコン
    ベヤを有する、出口室と、 前記出口室と選択的に連通する第3負圧源とを具備し、 前記入口室は、前記第1出口ゲート及び前記第2入口ゲ
    ートを介して前記コーティング室と連通し、それにより
    前記入口室コンベヤ及び前記コーティング室コンベヤ
    は、前記レンズを前記入口室から前記コーティング室へ
    送るように連通することと、 前記コーティング室は、前記第2出口ゲート及び前記第
    3入口ゲートを介して前記出口室に連通し、それにより
    前記コーティング室コンベヤ及び前記出口室コンベヤ
    は、前記コーティング室から前記出口室へ送るように連
    通することと、を特徴とする光学レンズの表面を処理す
    るためのシステム。
  2. 【請求項2】 前記ガスはプラズマ重合可能なガスであ
    ることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 【請求項3】 前記入口室は、 入口ロック室と、 前記入口ロック室から上流にあり、前記第1出口ゲート
    及び前記第2入口ゲートにより前記コーティング室に連
    通する入口ホールド室と、 前記入口ホールド室及び前記入口ロック室の間に配置さ
    れ、それにより前記入口ホールド室及び前記入口ロック
    室は、その間のゲートを閉鎖したときに、互いに密閉さ
    れるゲートとを具備し、 前記第1負圧源は前記入口ロック室及び前記入口ホール
    ド室の各々に選択的に連通し、 前記システムは、前記入口ホールド室内に導入するため
    に前記入口ホールド室と連通する前記プラズマガス源を
    有することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  4. 【請求項4】 内部にガス抜き(ベント)ガスを導入す
    るために前記入口ロック室と連通するガス抜き源を有す
    ることを特徴とする請求項3に記載のシステム。
  5. 【請求項5】 内部にガス抜きガスを導入するために前
    記入口ホールド室と連通するガス抜き源を有することを
    特徴とする請求項3に記載のシステム。
  6. 【請求項6】 前記出口室は、 前記第2出口ゲート及び前記第3入口ゲートによって前
    記コーティング室に連通する出口ホールド室と、 前記出口ホールド室から下流側の出口ロック室と、 前記出口ホールド室及び前記出口ロック室が、その間の
    ゲートを閉じたときに互いに密閉されるように、前記出
    口ロック室及び前記出口ホールド室の間に配置されたゲ
    ートとを具備し、 前記第3負圧源は、前記出口ロック室及び前記出口ホー
    ルド室の各々と選択的に連通することと、 前記システムは、プラズマガスを前記出口ホールド室内
    に導入するために前記出口ホールド室と連通するプラズ
    マガス源を有することと、を特徴とする請求項1に記載
    のシステム。
  7. 【請求項7】 内部にガス抜きガスを導入するために前
    記出口ロック室と連通するガス抜き源を有することを特
    徴とする請求項6に記載のシステム。
  8. 【請求項8】 内部にガス抜きガスを導入するために前
    記出口ホールド室と連通するガス抜き源を有することを
    特徴とする請求項6に記載のシステム。
  9. 【請求項9】 前記入口室から上流側にあり、前記第1
    入口ゲートによって前記入口室と連通する乾燥室を備
    え、前記乾燥室は、前記乾燥室への入口及び前記第1入
    口ゲートの間に延びるコンベヤと、前記乾燥室と連通
    し、それにより所定の相対湿度を有するガスを前記乾燥
    室の内部領域に供給するガス源と、を有することを特徴
    とする請求項1に記載のシステム。
  10. 【請求項10】 前記乾燥室は一連のタンデム配置され
    たサブ室を具備することを特徴とする請求項9に記載の
    システム。
  11. 【請求項11】 前記入口室コンベヤ、前記コーティン
    グ室コンベヤ、前記出口室コンベヤ、前記第1負圧源、
    前記第2負圧源、前記第3負圧源、前記ガス源、前記第
    1出口ゲート、前記第2入口ゲート、前記第2出口ゲー
    ト及び前記第3入口ゲートと連動している制御システム
    であって、 前記コーティング室内の前記所定圧力を維持するために
    前記第2負圧源を作動し、 前記コーティング室内の前記ガスを維持するために前記
    ガス源を作動し、 前記入口室が周囲圧力であり、前記第1出口ゲートが閉
    鎖されると、前記レンズを前記入口室内に移動するため
    に前記入口室コンベヤを作動し、 その後、前記第1入口ゲートが閉鎖しているとき、前記
    第1出口ゲートに近接した前記入口室内の領域を前記所
    定圧力にするために前記第1負圧源を作動し、 その後、前記第1出口ゲート及び前記第2入口ゲートを
    開き、前記入口室コンベヤ及び前記コーティング室コン
    ベヤを作動させて前記レンズを前記入口室から前記コー
    ティング室内及び前記電極間に移動させ、 前記第3入口ゲートに近接した前記出口室内の領域を前
    記所定圧力にするために前記第3負圧源を作動し、 その後、前記第2出口ゲート及び前記第3入口ゲートを
    開き、前記コーティング室コンベヤ及び前記出口室コン
    ベヤを作動させて前記レンズを前記コーティング室から
    前記出口室に移動させ、 その後、前記第3入口ゲートを閉鎖するように構成され
    た制御システム、を具備することを特徴とする請求項1
    に記載のシステム。
  12. 【請求項12】 前記コーティング室内にタンデム配置
    の前記離間した複数対の電極を具備することを特徴とす
    る請求項1に記載のシステム。
  13. 【請求項13】 前記ガスを、前記離間した対の電極の
    各々に近接した前記コーティング室内に導入するために
    それぞれの前記プラズマガス源を有することを特徴とす
    る請求項12に記載のシステム。
  14. 【請求項14】 前記離間した電極対の各々に近接した
    前記コーティング室と連通するそれぞれ前記第2負圧源
    を具備することを特徴とする請求項12に記載のシステ
    ム。
  15. 【請求項15】 前記離間した電極から上流側の入口バ
    ッファ領域と、前記離間した電極から下流側の出口バッ
    ファ領域と、を具備することを特徴とする請求項1に記
    載のシステム。
  16. 【請求項16】 前記第1出口ゲート及び第2入口ゲー
    トが単一ゲートからら成り、前記第2出口ゲート及び第
    3入口ゲートが単一ゲートから成ることを特徴とする請
    求項1に記載のシステム。
  17. 【請求項17】 光学レンズにポリマーコーティングを
    付着するためのシステムであって、前記システムは、 第1入口ゲート及び第1出口ゲートを有する入口室であ
    って、前記第1入口ゲート及び前記第1出口ゲートは、
    前記ゲートを閉鎖するとき前記入口室を密閉し、前記入
    口室は前記第1入口ゲート及び前記第1出口ゲートの間
    に延びるコンベヤを有する、入口室と、 前記入口室と選択的に連通する第1負圧源と、 プラズマ重合可能なガスを前記第1出口ゲートに近接し
    た前記入口室の一部に導入するために前記入口室と選択
    的に連通するプラズマ重合可能な第1ガス源と、 第2入口ゲート及び第2出口ゲートを有するコーティン
    グ室であって、前記第2入口ゲート及び前記第2出口ゲ
    ートは、閉鎖するとき前記コーティング室を密閉し、前
    記コーティング室は中に配置された1対の離間した電極
    と、前記電極間で前記レンズのキャリヤを搬送するよう
    に前記第2入口ゲート及び前記第2出口ゲートの間に延
    びるコンベヤとを有する、コーティング室と、 プラズマ重合可能なガスを前記コーティング室に導入す
    るために前記コーティング室と連通するプラズマ重合可
    能な第2ガス源と、 前記コーティング室と連通する第2負圧源と、 前記第2負圧源によって前記コーティング室内に所定圧
    力が設定された時に前記ガスのプラズマ重合雲が前記電
    極間で得られるように、各前記電極に所定電位を印加す
    るために前記電極に接続される電源と、 第3入口ゲート及び第3出口ゲートを有する出口室であ
    って、前記第3入口ゲート及び前記第3出口ゲートは、
    閉鎖するとき前記出口室を密閉し、前記出口室は前記第
    3入口ゲート及び前記第3出口ゲートの間に延びるコン
    ベヤを有する、出口室と、 前記出口室と選択的に連通する第3負圧源とを具備し、 前記入口室は、前記第1出口ゲート及び前記第2入口ゲ
    ートを介して前記コーティング室と連通し、それにより
    前記入口室コンベヤ及び前記コーティング室コンベヤ
    は、前記レンズを前記入口室から前記コーティング室へ
    送るように連通することと、 前記コーティング室は、前記第2出口ゲート及び前記第
    3入口ゲートを介して前記出口室に連通し、それにより
    前記コーティング室コンベヤ及び前記出口室コンベヤ
    は、前記コーティング室から前記出口室へ送るように連
    通することと、 前記入口室コンベヤ、前記コーティング室コンベヤ、前
    記出口室コンベヤ、前記第1負圧源、前記第2負圧源、
    前記第3負圧源、前記第1ガス源、前記第2ガス源、前
    記第3ガス源、前記第1出口ゲート、前記第2入口ゲー
    ト、前記第2出口ゲート及び前記第3入口ゲートと連動
    する制御システムであって、 前記コーティング室内の前記所定圧力を維持するために
    前記第2負圧源を作動し、 前記コーティング室内の前記ガスを維持するために前記
    第2ガス源を作動し、 前記入口室が周囲圧力であり、前記第1出口ゲートが閉
    鎖されると、前記レンズキャリヤを前記入口室内に移動
    するために前記入口室コンベヤを作動し、 その後、前記第1入口ゲートを閉鎖すると、前記第1出
    口ゲートに近接した前記領域を前記ガスで満たすため、
    及び前記入口室に近接した部分を前記所定圧力にするた
    めに、前記第1負圧源及び前記第1ガス源を作動し、 その後、前記第1出口ゲート及び前記第2入口ゲートを
    開き、前記入口室コンベヤ及び前記コーティング室コン
    ベヤを作動させて前記レンズキャリヤを前記入口室から
    前記コーティング室内及び前記電極間に移動させ、 前記出口室に近接した部分を前記ガスで満たすために、
    及び前記出口室に近接した部分を前記所定圧力にするた
    めに、前記第3負圧源及び前記第3ガス源を作動し、 その後、前記第2出口ゲート及び前記第3入口ゲートを
    開き、前記コーティング室コンベヤ及び前記出口室コン
    ベヤを作動させて前記レンズキャリヤを前記コーティン
    グ室から前記出口室に移動させ、 その後、前記第3入口ゲートを閉鎖するように構成され
    た制御システム、を具備することを特徴とする光学レン
    ズにポリマーコーティングを付着するためのシステム。
  18. 【請求項18】 中にガス抜きガスを導入するために前
    記出口室と連通するガス抜き源を有し、前記制御システ
    ムは、前記第3入口ゲートを閉鎖した後、前記ガス抜き
    ガスを前記出口室に導入して前記キャリヤが配置される
    前記第3出口室の一部を周囲圧力にすることを特徴とす
    る請求項17に記載のシステム。
  19. 【請求項19】 光学レンズにポリマーコーティングを
    付着するためのシステムであって、前記システムは、 入口に第1ゲートを有する入口ロック室と、 前記入口ロック及び前記入口ホールドの間に配置された
    第2ゲートを有し、前記第1ゲート及び前記第2ゲート
    は閉鎖したときに前記入口ロック室を密閉する入口ホー
    ルド室と、 前記入口ロック室に配置され、前記第1ゲート及び前記
    第2ゲートの間に延びる第1コンベヤと、 前記入口ホールド室との間に配置された第3ゲートを有
    し、前記第2ゲート及び前記第3ゲートは閉鎖するとき
    前記入口ホールド室を密閉する、入口バッファ室と、 前記入口ホールド室に配置され、前記第2ゲート及び前
    記第3ゲートの間に延びる第2コンベヤと、 前記入口バッファ室と開放的に連通するコーティング室
    と、 前記コーティング室と開放的に連通する出口バッファ室
    と、 前記出口バッファとの間に配置された第4ゲートと、出
    口に第5ゲートを有しており、閉鎖したときに前記第4
    ゲート及び前記第5ゲートを密閉する出口室と、 前記入口バッファ室、前記コーティング室及び前記バッ
    ファ室に配置され、前記第3ゲート及び前記第4ゲート
    の間に延びる第3コンベヤと、 前記第3コンベヤが電極間に前記レンズのキャリヤを搬
    送するように、前記コーティング室に配置された離間し
    た1対の電極と、 前記コーティング室負圧源によって前記第2室内に第1
    所定圧力を設定した時に、前記ガスのプラズマ重合雲が
    前記電極間で得られるように、各前記電極に所定電位を
    印加するために前記電極に接続される電源と、 前記出口室に配置され、前記第4ゲート及び前記第5ゲ
    ートの間に延びる第4コンベヤと、 前記入口ロック室、前記入口ホールド室、前記入口バッ
    ファ室、前記コーティング室、前記出口バッファ室及び
    前記出口室の各々と連通するそれぞれの負圧源と、 前記重合可能なガスを中に導入するため、前記入口ホー
    ルド室、前記入口バッファ室、前記コーティング室、前
    記出口バッファ室及び前記出口室の各々と選択的に連通
    する、それぞれプラズマ重合可能なガス源と、 ガス抜きガスを中に導入するため前記入口ロック室と連
    通する第1ガス抜き源と、 ガス抜きガスを中に導入するため前記出口ホールド室と
    連通する第2ガス抜き源とを具備し、 前記第1コンベヤ及び前記第2コンベヤが前記レンズキ
    ャリヤを前記入口ロック室から前記入口ホールド室に通
    すために連通するように、前記入口ロック室が前記第2
    ゲートを介して前記入口ホールド室に連通することと、 前記第2コンベヤ及び前記第3コンベヤが前記レンズキ
    ャリヤを前記入口ホールド室から前記入口バッファ室に
    通すために連通するように、前記入口ホールド室が前記
    第3ゲートを介して前記入口バッファ室に連通すること
    と、 前記第3コンベヤ及び前記第4コンベヤが前記レンズキ
    ャリヤを前記入口バッファ室から前記出口室に連通する
    ために連通するように、前記出口バッファ室が前記第4
    ゲートを介して前記出口室に連通することと、を特徴と
    する光学レンズにポリマーコーティングを付着するため
    のシステム。
  20. 【請求項20】 前記第1、第2、第3及び第4コンベ
    ヤ、前記それぞれの負圧源、前記それぞれのプラズマ重
    合可能なガス源、前記第1、第2、第3及び第5ゲート
    及び前記第1及び第2ガス抜き源と連動している制御シ
    ステムであって、 内部の前記第1所定圧力を維持するために前記入口バッ
    ファ室、前記コーティング室及び前記出口バッファ室と
    連通する前記それぞれの負圧源を作動し、 前記入口バッファ室、前記コーティング室及び前記出口
    バッファ室内のプラズマ重合可能なガスを維持するため
    に前記それぞれのプラズマ重合可能なガス源を作動し、 前記入口ロック室が周囲圧力になっており、前記第2ゲ
    ートが閉鎖しているとき、前記レンズキャリヤを前記入
    口ロック室に送るように前記第1コンベヤを作動し、 その後、前記第1ゲート及び第2ゲートが閉鎖している
    とき、前記入口ロックを第2所定圧力にするように前記
    それぞれの負圧源を作動し、 前記入口ホールド室を前記第2所定圧力にするために前
    記入口ホールド室と連通する前記それぞれの負圧源を作
    動し、 その後、前記入口ロック室及び前記入口ホールド室が前
    記第2所定圧力になっているとき、前記キャリヤを前記
    入口ロック室から前記入口ホールド室に移動させるため
    前記第2ゲートを開き、且つ前記第1コンベヤ及び前記
    第2コンベヤを作動し、 その後、前記入口ホールド室に前記重合可能なガスを満
    たすために、前記第2ゲートを閉鎖し、且つ前記入口ホ
    ールドと連通するプラズマ重合可能な前記それぞれのガ
    ス源を作動し、 その後、前記入口ホールド室が前記第1所定圧力になっ
    たとき、前記レンズキャリヤを前記入口ホールド室から
    前記入口バッファ室へ移動させるため前記第3ゲートを
    開き、且つ前記第2コンベヤ及び前記第3コンベヤを作
    動し、 その後、前記電極間の前記レンズキャリヤを前記出口バ
    ッファへ移動させるため前記第3コンベヤを作動し、 前記レンズキャリヤを前記入口ホールド室から前記入口
    バッファ室へ移動させた後、前記ガス抜きガスを前記入
    口ホールド室へ導入するため前記第3ゲートを閉鎖し、
    且つ前記第1ガス抜き源を作動し、 前記第4ゲートに近接した前記出口室の一部に前記重合
    可能なガスを満たし前記出口室部分を前記第1所定圧力
    にするため、前記第4ゲートを閉鎖し、且つ前記それぞ
    れの負圧源及び前記それぞれのプラズマ重合可能なガス
    源を作動し、 前記レンズキャリヤが前記出口バッファ室にあれば、前
    記出口室部分を前記重合可能なガスで満たし、前記バッ
    ファ室及び前記出口室部分が前記第1所定圧力になった
    後に、前記レンズキャリヤを前記出口バッファ室から前
    記出口室へ移動させるため前記第4ゲートを開くと共
    に、前記第3コンベヤ及び第4コンベヤを作動し、 その後、前記ガス抜きガスを、前記レンズを配置する前
    記出口室の一部に導入するため前記第4ゲートを閉鎖
    し、且つ前記第2ガス抜き源を作動する、 ように構成された制御システムを具備することを特徴と
    する請求項19に記載のシステム。
  21. 【請求項21】 前記入口ロック室から上流側にあり、
    前記第1ゲートにより前記入口室と通じ、入口と、前記
    ガス源が所定の相対湿度を有するガスを内部領域に供給
    するように連通するガス源との間に延びるコンベヤを備
    えた乾燥室を具備することを特徴とする請求項20に記
    載のシステム。
  22. 【請求項22】 前記乾燥室は一連のタンデム配置のサ
    ブ室を有することを特徴とする請求項21に記載のシス
    テム。
  23. 【請求項23】 前記コーティング室にタンデム配置さ
    れた複数の対の前記離間した電極を具備することを特徴
    とする請求項19に記載のシステム。
  24. 【請求項24】 前記出口室は、 前記第4ゲートによって前記出口バッファ室と連通する
    出口ホールド室と、 前記出口ホールド室から下流側の出口ロック室と、 前記制御システムと連通し、閉鎖したときに前記出口ホ
    ールド室及び前記出口ロック室が互いに密閉されるよう
    に前記出口ロック室及び前記出口ホールド室間に配置さ
    れた第6ゲートとを具備し、 前記システムは、前記出口ロック室及び前記出口ホール
    ド室の各々に選択的に連通する前記それぞれの負圧源を
    有し、 前記システムは、プラズマ重合可能なガスを前記出口ホ
    ールド室内に導入するため前記出口ホールド室と連通す
    る前記それぞれのプラズマ重合可能なガス源を有し、 前記第2ガス抜き源は、前記出口ロック室と連通し、 前記制御システムは、 前記レンズキャリヤを前記出口バッファ室から前記出口
    ホールド室へ移動し、且つ前記第4ゲートを閉鎖した後
    に、前記重合可能なガスを前記出口ホールド室から除去
    するため前記それぞれの負圧源を作動し、 前記出口ロック室と連通する前記それぞれの負圧源を作
    動し、 その後、前記レンズキャリヤが前記出口ホールド室にあ
    り、前記重合可能なガスが前記出口ホールド室から除去
    され、前記出口ロック室が同じ圧力になれば、前記レン
    ズキャリヤを前記出口ホールド室から前記ロック室に移
    動させるために前記第6ゲートを開き、且つ前記第4コ
    ンベヤを作動し、 その後、前記第6ゲートを閉め、 その後、前記ガス抜きガスを前記ロック室内に導入し前
    記出口ロック室を周囲圧力にするため前記第2ガス抜き
    源を作動する、ように構成されることを特徴とする請求
    項20に記載のシステム。
  25. 【請求項25】 光学レンズの表面を処理する方法であ
    って、前記方法は、 (A)前記光学レンズを用意する工程と、 (B)中に配置された1対の離間電極を有するコーティ
    ング室を設ける工程と、 (C)プラズマガスを前記コーティング室に保持する工
    程と、 (D)前記ガスのプラズマ雲を前記電極間に生成するよ
    うに、前記コーティング室の第1所定圧力及び各前記電
    極の所定電位を保持する工程と、 (E)前記コーティングから上流側に入口室を設ける工
    程と、 (F)前記第1レンズを前記入口室内に移動させる工程
    と、 (G)前記ガスを前記コーティング室に近接した前記入
    口室の少なくとも一部に導入し、前記入口室の少なくと
    も一部を前記第1所定圧力にする工程と、 (H)前記入口室を前記コーティング室と連通させる工
    程と、 (I)前記第1レンズを前記入口室から前記コーティン
    グ室へ、そして前記プラズマ雲を通して移動させる工程
    と、 (J)出口室を前記コーティング室から下流側に設ける
    工程と、 (K)前記ガスを前記コーティング室に近接した前記出
    口室の少なくとも一部に導入し、前記出口室の少なくと
    も一部を前記第1所定圧力にする工程と、 (L)前記第1レンズを前記コーティング室から前記出
    口室へ移動させる工程と、を有することを特徴とする光
    学レンズの表面を処理する方法。
  26. 【請求項26】 前記ガスはプラズマ重合可能なガスで
    あることを特徴とする請求項25に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記第1レンズを前記入口室から前記
    コーティング室へ、そして前記プラズマ雲を通して移動
    させる工程(I)に続いて、前記入口室を前記コーティ
    ング室から密閉し、前記入口室の少なくとも一部を周囲
    圧力にし、前記第2レンズを前記入口室内に入れ、その
    後、前記第2レンズに対して工程(G)ないし(L)を
    実施することを特徴とする請求項25に記載の方法。
  28. 【請求項28】 工程(E)は、入口ロック室及び入口
    ホールド室を有する入口室を設け、前記入口ホールド室
    は前記コーティング室と連通し、前記入口ロック室は前
    記入口ホールド室から上流側にあり、該入口ホールド室
    と連通する工程を有し、 工程(F)は、前記第1レンズを前記入口ロック室内へ
    移動させる工程を有し、 工程(F)に続いて、 (M)前記入口ロック室及び前記入口ホールド室を第2
    所定圧力にする工程と、 (N)前記入口ロック室を前記入口ホールド室と連通さ
    せ、前記レンズを前記入口ロック室から前記入口ホール
    ド室に移動させる工程と、 (O)前記入口ホールド室を前記入口ロック室から密閉
    する工程と、を有し工程(G)は、前記ガスを前記入口
    ホールド室内に導入し、前記入口ホールド室を前記第1
    所定圧力にする工程を有し、 工程(H)は、前記入口ホールド室を前記コーティング
    室と連通させる工程を有し、 工程(I)は、前記第1レンズを前記入口ホールド室か
    ら前記コーティング室内に、そして前記プラズマ雲を通
    して移動させる工程を有することを特徴とする請求項2
    5に記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記第1所定圧力及び前記第2所定圧
    力が等しくないことを特徴とする請求項28に記載の方
    法。
  30. 【請求項30】 工程(B)は、前記コーティング室に
    タンデム配置の複数の対の前記離間電極を設ける工程を
    有することを特徴とする請求項25に記載の方法。
  31. 【請求項31】 工程(J)は、出口ホールド室及び出
    口ロック室を有する前記出口室を設け、前記出口ホール
    ド室は前記コーティング室と連通し、前記出口ロック室
    は前記出口ホールド室から下流側にあり、該出口ホール
    ド室と連通する工程を有し、 工程(K)は、前記ガスを前記出口ホールド室内に導入
    し、前記出口ホールド室を前記第1所定圧力にする工程
    を有し、 工程(L)は、前記出口ホールド室を前記コーティング
    室と連通させ、前記第1レンズを前記出口ホールド室内
    に移動させる工程を有し、 工程(L)に続いて、 (M)前記ガスを前記出口ホールド室から排出する工程
    と、 (N)前記出口ロック室を前記出口ホールド室の圧力に
    等しい圧力にする工程と、 (O)前記出口ホールド室を前記出口ロック室と連通さ
    せ、前記レンズを前記出口ホールド室から前記出口ロッ
    ク室内に移動させる工程と、 (P)前記出口ロック室を前記出口ホールド室から密閉
    する工程と、を有することを特徴とする請求項25に記
    載の方法。
  32. 【請求項32】 工程(L)において前記第1レンズを
    前記出口室内に移動させ、前記第2レンズを前記入口室
    内に移動させる工程に続いて、前記出口室を前記コーテ
    ィング室から密閉し、前記第1レンズが配置される前記
    出口室の一部を周囲圧力にし、前記コーティング室を前
    記入口室にまで開き、前記第2レンズを前記コーティン
    グ室内に送り込む工程を有することを特徴とする請求項
    25に記載の方法。
  33. 【請求項33】 光学レンズにポリマーコーティングを
    付着するための方法であって、前記方法は、 (A)前記光学レンズを複数のキャリヤに用意する工程
    と、 (B)中に配置された複数の離間電極対を有するコーテ
    ィング室を設ける工程と、 (C)プラズマ重合可能なガスを前記コーティング室に
    保持する工程と、 (D)前記ガスのプラズマ重合雲を各前記電極対の前記
    電極間に生成するように、前記コーティング室の第1所
    定圧力及び各前記電極の所定電位を保持する工程と、 (E)前記コーティングから上流側に入口ホールド室を
    設ける工程と、 (F)前記入口ホールド室から上流側に入口ロック室を
    設ける工程と、 (G)第1前記キャリヤを前記入口ロック室内に移動さ
    せる工程と、 (H)前記入口ロック室を密閉し、その後、前記入口ロ
    ック室を第2所定圧力にする工程と、 (I)前記入口ホールド室を前記第2所定圧力にする工
    程と、 (J)前記入口ホールド室を前記入口ロック室まで通じ
    させ、前記第1キャリヤを前記入口ロック室から前記入
    口ホールド室まで移動させる工程と、 (K)工程(J)に続いて、前記入口ホールド室を前記
    入口ロック室から密閉し、前記ガスを前記入口ホールド
    室内に導入し、前記入口ホールド室を前記第1所定圧力
    にする工程と、 (L)工程(J)に続いて、前記入口ロック室を周囲圧
    力にし、第2前記キャリヤを前記入口ロック内に送り込
    み、前記第2キャリヤに関し、また所望数の後続キャリ
    ヤのために工程(H)から開始する前記方法を繰り返す
    工程と、 (M)工程(K)に続いて、前記コーティング室を前記
    入口ホールド室に通じさせ、前記第1キャリヤを前記コ
    ーティング室内に、そして前記プラズマ雲を通して移動
    させる工程と、 (N)工程(M)において前記第1キャリヤを前記入口
    ホールド室から取り除いた後、前記入口ホールド室を前
    記コーティング室及び前記入口ロック室から密閉し、前
    記第2キャリヤに対し工程(I)を繰り返す工程と、 (O)前記コーティング室から下流側に出口室を設ける
    工程と、 (P)前記ガスを前記コーティング室に近接した前記出
    口室の少なくとも一部に導入し、前記出口室の前記少な
    くとも一部を前記所定圧力にする工程と、 (Q)前記第1キャリヤを前記コーティング室から前記
    出口室へ移動させる工程と、を有することを特徴とする
    光学レンズにポリマーコーティングを付着するための方
    法。
  34. 【請求項34】 光学レンズの表面を処理するためのシ
    ステムであって、前記システムは、 第1入口ゲート及び第1出口ゲートを有する入口室であ
    って、前記第1入口ゲート及び前記第1出口ゲートは閉
    鎖したとき前記入口室を密閉し、前記入口室は前記レン
    ズを前記第1入口ゲート及び前記第1出口ゲート間に搬
    送するための手段を有する入口室と、 負圧を前記入口室に選択的にかける手段と、 閉鎖したときに前記コーティング室を密閉する第2入口
    ゲート及び第2出口ゲートを有するコーティング室と、 プラズマガスを前記コーティング室内に導入するための
    手段と、 負圧を前記コーティング室にかける手段と、 前記コーティング室に前記ガスのプラズマ雲を維持する
    ための手段と、 前記レンズを前記プラズマ雲に搬送するための手段と、 第3入口ゲート及び第3出口ゲートを有する出口室であ
    って、前記第3入口ゲート及び前記第3出口ゲートは閉
    鎖したとき前記出口室を密閉し、前記出口室は前記レン
    ズを前記第3入口ゲート及び前記第3出口ゲート間に搬
    送するための手段を有する出口室と、 負圧を前記出口室に選択的にかける手段とを具備し、 前記入口室は、前記第1出口ゲート及び前記第2入口ゲ
    ートを介して前記コーティング室と連通し、それにより
    前記入口室搬送手段及び前記コーティング室搬送手段
    は、前記レンズを前記入口室から前記コーティング室へ
    送るように連通し、 前記コーティング室は、前記第2出口ゲート及び前記第
    3入口ゲートを介して前記出口室に連通し、それにより
    前記コーティング室搬送手段と前記出口室搬送手段は、
    前記コーティング室から前記出口室へ送るように連通す
    ることを特徴とする光学レンズの表面を処理するための
    システム。
  35. 【請求項35】 光学レンズの表面を処理するための連
    続方法であって、前記方法は、 (A)前記光学レンズをバッチ内に設ける工程と、 (B)中に配置された1対の離間電極を有するコーティ
    ング室を設ける工程と、 (C)プラズマガスを前記コーティング室に維持する工
    程とを有し、 前記プラズマガスを前記バッチ間の前記コーティング室
    内に連続的に維持し、前記プラズマガスをプロセスガス
    含有酸素から生成することを特徴とする光学レンズの表
    面を処理するための連続方法。
  36. 【請求項36】 光学レンズの表面を処理するためのシ
    ステムであって、 入口室と、 前記入口室から下流側にあり、中に配置された1対の離
    間電極を有するコーティング室と、 前記コーティング室から下流側の出口室と、 前記電極間の前記レンズを搬送するように前記入口室、
    前記コーティング室及び前記出口室を通して延びるコン
    ベヤと、 プラズマガスを前記コーティング室内に導入するために
    前記コーティング室と連通するプラズマガス源と、 前記入口室、前記コーティング室及び前記出口室と連通
    する負圧源と、 前記ガス源による前記コーティング室への前記ガスの導
    入時で、前記負圧源による前記コーティング室への所定
    圧力及び各前記電極の所定電位の設定時に、プラズマ雲
    が前記電極間に生成されるように、前記電極に接続され
    る電源と、 前記負圧源、前記入口室、前記コーティング室、前記出
    口室及び前記コンベヤと連通し、前記レンズを前記コン
    ベヤにより各前記室に移動させ、前記入口室を前記コー
    ティングから及び前記出口室を前記コーティング室から
    選択的に密閉し、そして前記入口室及び前記出口室を選
    択的に加圧及び減圧するように構成された制御システム
    とを具備することを特徴とする光学レンズの表面を処理
    するためのシステム。
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