JP2002194464A - 金属材料並びに端子およびコネクタ - Google Patents

金属材料並びに端子およびコネクタ

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JP2002194464A
JP2002194464A JP2000394484A JP2000394484A JP2002194464A JP 2002194464 A JP2002194464 A JP 2002194464A JP 2000394484 A JP2000394484 A JP 2000394484A JP 2000394484 A JP2000394484 A JP 2000394484A JP 2002194464 A JP2002194464 A JP 2002194464A
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Kazuhiko Fukamachi
一彦 深町
Hajime Asahara
肇 浅原
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Nippon Mining Holdings Inc
Eneos Corp
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Nippon Mining and Metals Co Ltd
Nippon Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車のエンジン回り等での高温環境下の経
時劣化と挿抜抵抗の両方を改善し、さらに長期間保管し
てもはんだ付け性等の特性が劣化しないという性能を併
せ持った金属材料を提供する。 【解決手段】 銅又は銅合金の母材に対し、ニッケルを
10%〜50%含有し、残部が錫および不可避不純物か
らなる合金めっき中間層と、錫又は錫合金めっきの表層
とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中間層に少なくと
も錫およびニッケルを含有し、表層に錫又は錫合金の表
層を有する銅又は銅合金に関するものである。特に、本
発明は、高耐熱性に優れ、ろう付け性および外観の時効
劣化性ならびにコンタクトに使用した場合の挿抜性に優
れた電子部品用金属材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子部品用金属材料において、錫又は錫
合金めっきを施した接触子等の金属材料は、主として民
生用のコネクター接点および自動車電装用ワイヤーハー
ネスとして大量に使用されている。しかしながら、錫又
は錫合金のめっき材では、下地金属である銅、ニッケル
等と表層のめっき層との間で相互拡散が進行し、経時的
に接触抵抗、耐熱剥離性、半田付け性といった諸特性が
劣化する。すなわち、時効により特性が劣化する。この
現象は高温であるほど促進されるため、自動車のエンジ
ン回り等では特に劣化が激しい。
【0003】このような状況の中で、米国の3大自動車
メーカーにより設立された自動車部品の規格を決定して
いるUSCARにおいて、コネクタ材の耐熱性の要求が
高まってきており、最も厳しい使用条件では、常時の使
用温度が155℃、最高使用温度が175℃での耐熱性
が要求されている。また、国内においても、特に自動車
関連のコネクター材でやはり耐熱性の要求が高まってき
ており、150℃以下での耐熱性が求められてきてい
る。
【0004】さらに、コネクタメーカーの生産拠点の海
外への移転により、材料がめっきされた後、長期間放置
されてから使用されるケースがある。このため、長期間
保存しても、めっき材の諸特性が劣化しない材料、すな
わち耐時効性が高い材料が求められてきている。なお、
めっき材の特性劣化は高温下で促進される。したがって
高温下での特性劣化が少ない材料は長期間保存しても特
性が劣化しない材料と言い換えることができる。したが
ってこの分野でも耐熱性の高いめっき材が求められてい
ることになる。
【0005】上記のような特性の劣化は、銅又はニッケ
ルを中間層としてめっきするることによりある程度は緩
和され。しかしながら、銅を中間層とした場合、耐熱剥
離性が著しく劣化することが判明している。一方、ニッ
ケルのみを中間層とした場合には、ニッケルが銅の拡散
を抑制するため、銅を下地とした場合より特性は改善さ
れる。さらに、ニッケルの中間層に錫めっきを施してリ
フロー処理を施すことにより、はんだ付け性を比較的改
善する化合物拡散層(SnNi)が形成される。しか
しながら、めっき後のリフロー処理だけでは、拡散層が
十分成長せず、はんだ付け性がそれ程十分ではない。そ
の他、めっき後に封孔処理を施す等の後処理も試みられ
ているが、充分な改善には至っていない。
【0006】また、銅の拡散を抑制する手段として、中
間に銅−ニッケル合金を存在させる手段が提案されてい
るが(PCT/US96/19768)、この手法では
接触抵抗の上昇を抑制することについて言及されている
ものの、半田付け性の時効劣化防止については解決され
ていない。
【0007】さらに、錫めっき材では、その軟質性か
ら、コネクタの接点においてオスとメスを凝着させるガ
スタイト構造が採られる。このため、金めっき等で構成
されるコネクタに比べ、コネクタの挿入力が高いという
錫めっき材固有の欠点がある。
【0008】このような状況の中で、近年自動車部品の
みならず一般のコネクタにおいて、小型化、軽量化およ
び多機能化の進展に伴い、コネクタの多芯化の要求が益
々強くなってきている。しかしながら、現在の錫めっき
材のままで多芯化を行うと、コネクタの挿入力が増大し
てしまう。したがって、錫めっきのコネクタが多く用い
られている自動車の組立工程では、コネクタの接合が人
力で行われているため、挿入力の増大は作業性の低下に
直結する。
【0009】これに対応する手段として、銅又はニッケ
ルを中間層としてめっきし、表層の錫めっき又は錫合金
めっきの摩擦抵抗を低減させ、挿抜性を改善させる手法
も提案されているが(特開平9−320668)この手
法によればコネクタの挿入に関する問題は回避できる
が、前述の通り耐熱性、特にはんだ付け性の経時劣化を
防ぐことはできない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、自動車のエ
ンジン回り等での高温環境下の経時劣化と挿抜抵抗の両
方を改善し、さらに、長期間保管してもはんだ付け性等
の特性が劣化しないという性能を併せ持った金属材料を
提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の金属材料は、銅
又は銅合金の母材に対し、ニッケルを10%〜50%含
有し、残部が錫および不可避不純物からなる合金めっき
中間層と、錫又は錫合金めっきの表層とを備えたことを
特徴としている。
【0012】錫−ニッケル合金からなる中間層は、後述
するリンやホウ素を含有するためのベース合金としての
機能を有している。また、錫とニッケル合金を中間層と
して表層のめっきの前から存在させてることにより、錫
−ニッケル合金化合物からなる拡散層を、ニッケル単独
の中間層を下地としてリフローした場合よりも厚くする
ことができる。この拡散層は、母材からの銅の拡散によ
るはんだ付け性の劣化を抑止する効果があり、高温下で
のはんだ付け性の劣化、接触抵抗の増大等をより効果的
に抑えることが可能になる。
【0013】また、錫−ニッケル合金めっきは、表層の
錫または錫合金めっきに比べ硬いという特徴がある。例
えば、30%のニッケルを含む錫−ニッケル合金めっき
を行なえば、めっき条件を調整することにより、ビッカ
ース硬さ(Hv)で最大700までの硬さを得ることが
できる。これに対し表層の錫又は錫合金のめっきの硬さ
は最大でHv10前後である。このように表層と中間層
の硬さが著しく異なるため、薄膜金属潤滑効果も起こ
り、挿抜抵抗を下げるという効果も期待できる。したが
って、このような金属材料により、耐熱性耐熱性と挿抜
性の双方に優れた端子およびコネクタを製造することが
できる。
【0014】中間層中のニッケルの含有量は、要求され
る耐熱性に応じて決めればよいが、10%未満では効果
が得られないため、下限を10%とする。また、上限値
である50%は、通常のSn−Niめっきを行う場合の
Ni含有量の上限である。
【0015】また、本発明の他の特徴は、端子またはコ
ネクタ用の金属材料であって、銅又は銅合金の母材に対
し、ニッケルを10%〜50%、リンを0.05%〜2
0%含有し、残部が錫および不可避不純物からなる合金
めっき中間層と、錫又は錫合金めっきの表層とを備えた
ことを特徴としている。
【0016】リンおよびホウ素は耐熱性および挿抜性を
さらに向上させる効果がある。これらの元素が添加され
ると、高温下でこれらの元素が表層に拡散し、めっき層
内部の酸化を防止することができ、耐熱性をより向上さ
せることが可能となる。また、これらの元素が表面に拡
散することにより、これらの酸化物皮膜が形成され、こ
の皮膜が、コネクタに使用した場合の挿抜抵抗を下げる
効果もある。
【0017】中間層は、ニッケルを10%〜50%、リ
ンを0.05%〜20%、残部が錫および不可避的不純
物からなる合金であることが望ましい。また、中間層が
ニッケルを10%〜50%、ホウ素を0.05%〜20
%含有し、残部が錫および不可避不純物からなる合金で
あることも好ましい態様の一つである。さらに、中間層
がニッケルを10%〜50%、リンを0.05%〜20
%、ホウ素を0.05%〜20%、残部が錫および不可
避的不純物からなる合金であことも好ましい態様の一つ
である。リンおよびホウ素の含有量が0.05%未満で
あると、それぞれの元素の効果が十分発揮されない。ま
た、上限である20%は、これらの元素の合金めっきを
行なう上での上限値であり、これ以上これらの元素を含
有させることは困難である。
【0018】リフロー処理を行うことにより、中間層と
表層との境界部に、厚みが0.5μm以上の錫−ニッケ
ル合金拡散層を設けることが望ましい。また、このよう
な拡散層は、表層をめっきした後に時効処理、あるいは
リフロー処理と時効処理の双方を行うことによっても得
ることができる。この拡散層はSnNiであり、前述
のように、母材からの銅の拡散によるはんだ付け性の劣
化を抑止する効果があり、高温下でのはんだ付け性の劣
化、接触抵抗の増大等をより効果的に抑えることを可能
とする。
【0019】中間層の厚みは、1.0μm未満である
と、前記の耐熱性の効果が得られ難くなるため、1.0
μm以上であることが望ましい。また、厚みが厚くなり
すぎるとプレス性が損なわれるため、厚みは3μm以下
であることが望ましい。
【0020】表層の錫又は錫合金のめっき層の厚みは、
0.3μm未満では、接触抵抗が増大する傾向があるた
め、0.3μm以上であることが望ましい。また、表層
の厚みの増加とともに挿抜性が低下するため、3μm以
下であることが望ましい。リフロー処理を行うと、錫ま
たは錫合金めっき層の一部は中間層との間で拡散層を形
成し、純粋なめっき層の厚みが薄くなるため、リフロー
前の錫めっき層の厚みは0.5μm以上であることが望
ましく、生産性等も考慮すると1〜2μmであると好適
である。
【0021】金属の薄膜潤滑効果を得るために、表層の
錫又は錫合金めっき層と中間層の厚みの比は1:2〜
1:3の範囲にすることが好ましい。また、中間層と表
層との間で形成される拡散層の厚みは、0.5μm未満
では効果が十分でないため0.5μm以上とするのが望
ましい。
【0022】表層めっき後のリフローおよび時効の効果
は、上記拡散層の形成のほか、中間層にリンおよびホウ
素を含有させた場合に、これらの元素の表層への拡散を
促し、めっき層内部の酸化を防ぐほか、表層にこれらの
酸化物の保護皮膜を形成する作用がある。
【0023】表層のめっき層は、錫の他に錫合金、錫−
鉛合金で代表されるはんだめっきのほか、錫−銀、錫−
ビスマスといった鉛フリーはんだを選択することも可能
である。
【0024】中間層のめっき液として、基本となる錫−
ニッケルの合金めっきは、公知の塩化ニッケル−塩化第
一錫−ピロリン酸カリウム−グリシン−アンモニア水系
等を用いることができる。ここで、グリシンは錯化材で
これを添加することでニッケルの共析が可能になる。ア
ンモニア水はめっきの応力を圧縮から引張り側に変える
作用があるほか、めっき皮膜の硬さを増す効果もある。
しかしながら、本発明においては、いずれのめっきにお
いても、めっき浴の組成や条件は任意に選択できる。ニ
ッケル他の合金元素はそれぞれ、ニッケルは次亜リン酸
ナトリウム、ホウ素はボランアミン錯体を必要量添加す
ることで合金化する。
【0025】表層の錫めっき又は錫合金めっきについて
は、公知の硫酸系、メタンスルホン酸系、フェノールス
ルホン酸系等のめっき液が使用できる。めっきをした
後、リフロー処理を行い、或いは必要に応じてその後時
効処理、またはめっき直後に時効処理を行うことで、中
間層にリンおよびホウ素が含まれている時。これらを表
層に拡散させ、耐熱性、挿抜性のをさらに改善する。
【0026】なお、本発明の請求項においては、ニッケ
ルを含む合金を中間層として規定しているが、本発明は
表層の錫又は錫合金めっき層の下に錫−ニッケルを含む
合金層が存在していればその下即ち母材である銅合金と
の間に別のめっき層があっても問題はなく、そのような
場合においても本発明は有効である。また、本発明は、
端子またはコネクタ用に特に適しているが、このような
用途に限定されるものではない。
【0027】
【実施例】次に、本発明の効果を実施例に基づき具体的
に説明する。母材には、耐熱性の評価用として厚み0.
2mmのリン青銅2種(JISC5191)、挿抜性の
評価用として厚み0.5mmの無酸素銅(JISC10
20)を脱脂、酸洗したものを用いた。また、表層のめ
っきはリフロー錫について評価した。
【0028】錫−ニッケル、およびこれにリン、ホウ素
を添加した系のめっき条件と各合金組成を表1〜4に示
す。また、表層の錫めっきの条件を表5に示す。表層の
めっきの後処理については、リフローしたものの他、リ
フローせずに時効のみを行ったもの、リフローと時効を
両方行ったものを評価した。時効条件は100℃で10
時間とした。この他、比較材として中間層が無いもの、
0.5μmの銅を中間層としたもの、Sn−3%Ni合
金を中間層としたものも用意した。
【0029】耐熱性については、評価材を155℃、1
6時間加熱後の外観、はんだ付け性、熱剥離の有無、接
触抵抗の変化を評価した。また、挿抜性については、評
価材を図1に示すようにオスピン、メスピンの形状に加
工し、オスピンをメスピンに挿入する際の最大挿入力を
評価した。
【0030】はんだ付け性は、25%ロジン−エタノー
ルをフラックスとし、メニスコグラフ法によりはんだ濡
れ時間を測定することで評価した。熱剥離の有無は、め
っき材に対して90℃で繰返し曲げを行い、曲げ部の状
況を目視で観察することで評価した。接触抵抗は、図1
に示すようにオスピン、メスピンを嵌合させ、この状態
で155℃、16時間加熱した前後の接触抵抗(電気抵
抗)を評価した。以上の結果を表6に示す。Sn−1.
1%Niを中間層としたNo.26では、表層のSnめ
っきを厚くした場合とほぼ同等の条件となるため、耐熱
性は本発明の実施例と同様に良好であるが、その他の比
較例では耐熱性が実施材のものに比べて劣る。
【0031】挿抜性の評価結果を表7に示す。これよ
り、端子の挿入力はいずれの合金系においても、比較例
に比べて優れていることが分かる。Sn−1.1%Ni
を中間層としたNo.26では、耐熱性では優れていた
が、単にSnめっきを厚くしたのと変わらないため、挿
抜性が劣っている。以上により、実施例は比較例と比
べ、耐熱性、はんだ付け性等の諸性能は勿論のこと、挿
抜性も良好であることが確認された。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】
【表3】
【0035】
【表4】
【0036】
【表5】
【0037】
【表6】
【0038】
【表7】
【0039】
【発明の効果】以上記述した通り、本発明によれば、自
動車のエンジン回り等での高温環境下の経時劣化と挿抜
抵抗の両方を改善し、さらに長期間保管してもはんだ付
け性等の特性が劣化しないという性能を併せ持った金属
材料を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る挿抜性の評価テストを実施する
説明図である。
【符号の説明】
1 メスピン 2 オスピン

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銅又は銅合金の母材に対し、ニッケルを
    10%〜50%含有し、残部が錫および不可避不純物か
    らなる合金めっき中間層と、錫又は錫合金めっきの表層
    とを備えたことを特徴とする金属材料。
  2. 【請求項2】 銅又は銅合金の母材に対し、ニッケルを
    10%〜50%、リンを0.05%〜20%含有し、残
    部が錫および不可避不純物からなる合金めっき中間層
    と、錫又は錫合金めっきの表層とを備えたことを特徴と
    する端子またはコネクタ用金属材料。
  3. 【請求項3】 前記中間層がニッケルを10%〜50
    %、リンを0.05%〜20%、残部が錫および不可避
    的不純物からなる合金であることを特徴とする請求項1
    または2記載の金属材料。
  4. 【請求項4】 前記中間層がニッケルを10%〜50
    %、ホウ素を0.05%〜20%含有し、残部が錫およ
    び不可避不純物からなる合金であることを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の金属材料。
  5. 【請求項5】 前記中間層がニッケルを10%〜50
    %、リンを0.05%〜20%、ホウ素を0.05%〜
    20%、残部が錫および不可避的不純物からなる合金で
    あことを特徴とする請求項1または請求項2記載の金属
    材料。
  6. 【請求項6】 リフロー処理を行うことにより、前記中
    間層と前記表層との境界部に、厚みが0.5μm以上の
    錫−ニッケル合金拡散層を設けたことを特徴とする請求
    項1〜5のいずれかに記載の金属材料。
  7. 【請求項7】 時効処理を行うことにより、前記中間層
    と前記表層との境界部に、厚みが0.5μm以上の錫−
    ニッケル合金拡散層を設けたことを特徴とする請求項1
    〜5のいずれかに記載の金属材料。
  8. 【請求項8】 リフロー処理および時効処理を行うこと
    により、前記中間層と前記表層との境界部に、厚みが
    0.5μm以上の錫−ニッケル合金拡散層を設けたこと
    を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の金属材
    料。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8に記載の金属材料を接触子
    としたことを特徴とする端子およびコネクタ。
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