JP2002194361A - 炭化装置 - Google Patents

炭化装置

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JP2002194361A
JP2002194361A JP2000392282A JP2000392282A JP2002194361A JP 2002194361 A JP2002194361 A JP 2002194361A JP 2000392282 A JP2000392282 A JP 2000392282A JP 2000392282 A JP2000392282 A JP 2000392282A JP 2002194361 A JP2002194361 A JP 2002194361A
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carbonization
furnace
carbonization furnace
gas supply
carbonizing
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Masamitsu Masui
昌光 増井
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MASUI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理物の完全な炭化を行うと共に処理物から
発生する有機ガスを完全燃焼させることができる炭化装
置を提供すること。 【解決手段】 処理物を炭化処理するための炭化炉2
と、燃料を燃焼させる燃焼バーナ手段60と、燃料バー
ナ手段60によって燃焼された燃焼排気ガスを炭化炉2
に導く排気ガス送給流路64と、炭化炉2にて発生した
有機ガスを燃焼バーナ手段60に導くガス送給流路66
とを具備する炭化装置。ガス送給流路66には流路切替
弁132を介してバイパス流路134が設けられ、バイ
パス流路134には水分除去手段136が設けられてい
る。流路切替弁132が第2の状態になると、炭化炉2
からの有機ガスはバイパス流路134を通して流れ、水
分除去手段136によって水分が除去された後に燃焼バ
ーナ手段60に送給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生ゴミ、木片、ゴ
ム片、プラスチック片、紙オムツ等の可燃性廃棄物、鶏
糞等の有機物等を炭化処理する炭化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の代表的な炭化装置は、例えば図6
に示すとおりの基本的構成を有している。この公知の炭
化装置は、処理室201を規定する炭化槽202及び加
熱室203を規定する加熱槽204から構成される炭化
炉206を具備し、炭化槽202の上部に投入口208
及びこの投入口を開閉自在に密封するための第1の蓋体
210が設けられ、またその下部に排出口212及びこ
の排出口212を開閉自在に密封する第2の蓋体214
が設けられている。炭化槽202には回転軸216が回
転自在に支持され、この回転軸216に攪拌部材218
が装着されている。加熱槽204に関連して、燃焼バー
ナ手段220が設けられ、この燃焼バーナ手段220
は、燃焼室222を規定する燃焼ハウジング224と、
この燃焼ハウジング224に取り付けられた燃焼バーナ
226から構成されている。燃焼バーナ手段220の燃
焼室222と加熱槽204の加熱室203とは排気ガス
送給流路228を介して連通され、また炭化槽202の
処理室201と燃焼室222とはガス送給流路230を
介して連通されている。
【0003】このような炭化装置においては、第1の蓋
体210を開放することによって、炭化処理すべき処理
物(生ゴミ等)が投入口208を通して炭化槽202の
処理室201内に投入される。また、第2の蓋体214
を開放することによって、炭化処理した処理物が排出口
212を通して処理室201から外部に排出される。処
理物を炭化処理するときには、燃焼バーナ226の燃焼
によって生成される燃焼排気ガスが排気ガス送給流路2
28を通して加熱室203に送給され、加熱室203内
の燃焼排気ガスによって炭化槽202及びその処理室2
01に収容された処理物が加熱され、かく加熱すること
によって、処理物の炭化処理が行われる。また、炭化処
理中に炭化槽202内にて発生した有機ガスは、ガス送
給流路230を通して燃焼バーナ手段220に送給さ
れ、燃焼バーナ226によって燃焼されて燃焼排気ガス
と共に加熱室203に送給される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この公知の炭化装置に
おいては、燃焼バーナからの燃焼排気ガスを加熱室20
3に送給して炭化槽202を加熱して処理物を無酸素状
態で熱分解し、炭化炉202内で発生する有機ガスを、
ガス送給流路230を通して燃焼バーナ手段220に送
給して燃焼バーナ226によって焼却し、このようにす
ることにより処理室201内の有機ガスを完全燃焼させ
て脱臭するシステムになっている。そのため、処理物の
含水量が多い、例えば10%以上になると、次の通りの
問題が発生する。炭化処理の初期においては、処理物か
ら多くの水蒸気が発生し、この水蒸気が有機ガスと共に
ガス送給流路230を通して燃焼バーナ手段220に送
給され、燃焼バーナ226の燃焼温度が低下て有機ガス
を完全燃焼することができなくなる。また、このように
燃料温度が低下すると、生成される燃焼排気ガスの温度
も低くなり、処理物を充分に高温に加熱して効率よく炭
化処理することが難しくなる。
【0005】本発明の目的は、処理物の含水率が大きい
場合でも、炭化炉の性能を低下させることなく、処理物
の完全な炭化を行うと共に処理物から発生する有機ガス
を完全燃焼させることができる炭化装置を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、処理物を炭化
処理するための炭化炉と、燃料を燃焼させる燃焼バーナ
手段と、前記燃料バーナ手段によって燃焼された燃焼排
気ガスを前記炭化炉に導く排気ガス送給流路と、前記炭
化炉にて発生した有機ガスを前記燃焼バーナ手段に導く
ガス送給流路とを具備し、前記燃焼バーナ手段から前記
排気ガス送給流路を通して送給される燃焼排気ガスによ
って前記炭化炉が加熱され、前記炭化炉から前記ガス送
給流路を通して送給される有機ガスが前記燃焼バーナ手
段によって燃焼される炭化装置において、前記ガス送給
流路には流路切替弁を介してバイパス流路が設けられ、
前記バイパス流路には水分除去手段が設けられており、
前記流路切替弁が第1の状態にあるときには、前記炭化
炉からの有機ガスは前記ガス送給流路を通して前記燃焼
バーナ手段に送給され、前記流路切替弁が第2の状態に
あるときには、前記炭化炉からの有機ガスは前記バイパ
ス流路を通して流れ、前記水分除去手段によって水分が
除去された後に前記燃焼バーナ手段に送給されることを
特徴とする炭化装置である。
【0007】本発明に従えば、燃焼バーナ手段によって
生成された燃焼排気ガスが排気ガス送給流路を介して炭
化炉に送給され、炭化炉にて発生した有機ガスがガス送
給流路を介して燃焼バーナ手段に送給され、この有機ガ
スが燃焼バーナ手段にて燃焼されるように構成されてい
る。そして、ガス送給流路には流路切替弁を介してバイ
パス流路が設けられ、前記バイパス流路には水分除去手
段が設けられている。流路切替弁が第1の状態にあると
きには、バイパス流路が閉状態になり、炭化炉からの有
機ガスはガス送給流路を通して燃焼バーナ手段に送給さ
れる。一方、流路切替弁が第2の状態になると、ガス送
給流路が閉状態になり、炭化炉からの有機ガスはバイパ
ス流路を通して燃焼バーナ手段に送給される。バイパス
流路には水分除去手段が設けられているので、有機ガス
中に含まれた水分(水蒸気)はこの水分除去手段によっ
て除去され、水分が除去された後の有機ガスが燃焼バー
ナ手段に送給される。従って、有機ガス中の水蒸気によ
る燃焼バーナの温度低下がなく、燃焼バーナ手段によっ
て有機ガスを不完全燃焼させることができ、また燃焼排
気ガスの温度も高温に保つことができ、処理物を高温で
効率よく炭化処理することができる。尚、燃焼バーナ手
段では、燃焼用ガス、燃料用油等の燃料が燃焼される。
【0008】また、本発明では、前記炭化炉は回転支持
機構によって横方向に延びる軸線を中心として回転自在
に支持され、前記炭化炉の外周面には、処理物を投入し
且つ投入した処理物を排出するための投入排出口と、こ
の投入排出口を開閉自在に密封するための蓋体が設けら
れており、前記炭化炉は、処理物を投入して炭化処理す
るときには前記投入排出口が上方側に開口する第1の角
度位置に保持され、炭化処理した処理物を排出するとき
には前記投入排出口が下方側に開口する第2の角度位置
に保持されることを特徴とする。
【0009】本発明に従えば、炭化炉には投入排出口が
設けられ、この投入排出口を通して処理物の投入が行わ
れるとともに、処理物の排出が行われる。この炭化炉は
横方向に延びる軸線を中心として回転自在に支持されて
いる。処理物を投入するとき、また処理物を炭化処理す
るときには、炭化炉が第1の角度位置に保持され、投入
排出口は炭化炉の上方側に開口する。従って、蓋体を開
状態にすることによって、開放された投入排出口を通し
て炭化処理すべき処理物を炭化炉内に投入することがで
きる。また、処理物を排出するときには、炭化炉が第2
の角度位置に保持され、投入排出口は炭化炉の下方側に
開口する。従って、蓋体を開状態にすることによって、
開放された投入排出口を通して炭化処理した処理物を炭
化炉内から外部に排出することができる。
【0010】この炭化装置においては、処理物を投入及
び排出するための投入排出口が炭化炉に一つ設けられて
いるので、炭化炉の加熱領域を大きくすることができ、
炭化炉及びこれに収容された処理物の加熱効率を高める
ことができる。また、投入排出口は、炭化処理するとき
には炭化炉の上方側に開口して保持されるので、処理物
が投入排出口に流動することがなく、これによって、投
入排出口を密封するための蓋体の構造を比較的簡単な構
成とすることができ、炭化装置の製造コストの低減を図
ることができる。
【0011】また、本発明では、前記炭化炉の上部に
は、処理物を投入するための投入口と、この投入口を開
閉自在に密封するための第1の蓋体が設けられ、前記炭
化炉の下部には、炭化処理した処理物を排出するための
排出口と、この排出口を開閉自在に密封するための第2
の蓋体が設けられていることを特徴とする。本発明に従
えば、炭化炉の上部に投入口が設けられ、またその下部
に排出口が設けられており、このような形態の炭化炉に
も適用して、炭化炉にて発生する有機ガスに含まれた水
分を除去することができる。
【0012】また、本発明では、前記炭化層は、炭化処
理される処理物が収容される炭化槽と、前記炭化槽の外
側を覆うように加熱室を規定する加熱槽とから構成さ
れ、前記燃焼バーナ手段からの燃焼排気ガスは前記排気
ガス送給流路を通して前記加熱室に送給されることを特
徴とする。本発明に従えば、炭化炉は炭化槽とこの外側
を覆う加熱槽から構成され、燃焼バーナ手段からの燃焼
排気ガスは排気ガス送給流路を介して加熱槽の加熱室に
送給され、この加熱室に送給された燃焼排気ガスによっ
て炭化槽及びこれに収容された処理物を加熱することが
できる。
【0013】また、本発明では、前記炭化炉は外形が略
円筒状であり、その中心軸線が前記横方向に延びてお
り、前記炭化炉の前記投入排出口は、前記第1の角度位
置にあるときには最上位位置又はその近傍に位置し、前
記第2の角度位置にあるときには最下位位置又はその近
傍に位置していることを特徴とする。本発明に従えば、
第1の角度位置にあるときには投入排出口が炭化炉の最
上位位置又はその近傍に位置するので、投入排出口を通
して処理物を炭化炉内に投入することができるととも
に、炭化処理中における処理物の投入排出口への流動を
確実に防止することができる。また、第2の角度位置に
あるときには投入排出口が炭化炉の最下位位置又はその
近傍に位置するので、炭化処理済み処理物を炭化炉から
外部に確実に排出することができる。
【0014】また、本発明に従えば、前記炭化炉と前記
燃焼バーナ手段との間には、相互に相対的に回転自在に
同心状に配設された内側筒状部材及び外側筒状部材を含
むフレームスィーベル継手構造が配設され、前記内側筒
状部材は前記排気ガス送給流路の一部を規定し、前記外
側筒状部材は前記ガス送給流路の一部を規定することを
特徴とする。本発明に従えば、炭化槽と燃焼バーナ手段
との間にフレームスィーベル継手構造が配設され、この
フレームスィーベル継手構造の内側筒状部材が排気ガス
送給流路の一部を規定し、その外側筒状部材がガス送給
流路の一部を規定するので、排気ガス送給流路を流れる
燃焼排気ガスの温度は比較的高く、ガス送給流路を流れ
る炭化槽からのガスの温度は比較的低く、内側筒状部材
に比較的温度が高い燃焼排気ガスが流れ、外側筒状部材
に比較的温度が低い炭化槽からのガスが流れることによ
って、フレームスィーベル継手構造の温度上昇を抑え、
例えば軸受等の構成部品の熱による損傷を防止すること
ができる。
【0015】また、本発明では、前記炭化炉には回転軸
が回転自在に支持され、前記回転軸に処理物を攪拌する
ための攪拌部材が装着されていることを特徴とする。本
発明に従えば、炭化炉には攪拌部材が装着された回転軸
が回転自在に支持されているので、回転軸を回転させる
ことによって、炭化炉内に収容された処理物を攪拌部材
によって所要の通りに攪拌することができ、これによっ
て処理物の炭化処理の均一化を図ることができる。
【0016】更に、本発明では、前記回転軸はその両端
部が軸受手段を介して回転自在に支持され、前記回転軸
の前記両端部を除く軸線方向中間部の内部に断熱材が配
設されていることを特徴とする。本発明に従えば、回転
軸の軸線方向中間部の内部に断熱材が配設されているの
で、この断熱材によって回転軸の両端部(軸受手段によ
って支持される部位)への熱の伝達が抑えられ、かくし
て軸受手段への熱による悪影響を少なくすることができ
る。尚、断熱材としては、例えば断熱性充填材が用いら
れる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を参照して、本
発明に従う炭化装置の一実施形態について説明する。図
1は、本発明に従う炭化装置の一実施形態を示す断面図
であり、図2は、図1の炭化装置におけるフレームスィ
ーベル継手構造及びその近傍を示す断面図であり、図3
は、図1の炭化装置の回転軸及びその近傍を示す断面図
であり、図4は、図1の炭化装置の要部を第2の角度位
置に保持した状態で示す断面図である。
【0018】図1において、図示の炭化装置は、生ゴ
ミ、木片、可燃性廃棄物等の処理物を炭化処理するため
の炭化炉2を備え、この炭化炉2は、略円筒状の炭化槽
4及び加熱槽6から構成されている。炭化槽4は円筒状
の内側周側壁8と、この内側周側壁8の両端面を閉塞す
る端壁10,12を有し、これら内側周側壁8及び端壁
10,12は実質上密封された処理室14を規定する。
加熱槽6は円筒状の外側周側壁16を有し、この外側周
側壁16は内側周側壁8を覆うように半径方向外方に配
設されている。この外側周側壁16の両端面は、内側周
側壁8の両端面を閉塞する端壁10,12によって閉塞
され、外側周側壁16及び端壁10,12は、炭化槽4
の内側周側壁8の半径方向外側に加熱室18を規定す
る。この実施形態では、端壁10,12を炭化槽4及び
加熱槽6の共通の端壁として構成しているが、炭化槽4
の内側周側壁8と加熱槽6の外側周側壁16とを別個の
端壁によって閉塞するようにしてもよい。
【0019】この炭化炉2は、後述する回転支持機構2
0によって、横方向、即ち図1において左右方向に延び
る軸線を中心として回転自在に支持されている。この炭
化炉2の周側面の所定部位には投入排出口21が設けら
れている。実施の形態では、炭化槽4の周側壁8に、処
理室14に開口する短筒部材22が接続され、この短筒
部材22は加熱室18を通り加熱槽6の外側周側壁16
を貫通して外方に突出し、この短筒状部材22によって
投入排出口21が規定されている。
【0020】炭化槽2には、この投入排出口21を開閉
自在に密封するための蓋体23が設けられている。この
形態では、蓋体23は短筒部材22の先端部に旋回自在
に取り付けられ、図1に実線で示す閉位置と図1に二点
鎖線で示す開位置との間を開閉自在に装着されている。
蓋体23を開位置に旋回すると、投入排出口21が開放
され、この投入排出口21を通して炭化処理すべき処理
物を後述する如く処理室14に投入することができ、ま
たこの投入排出口21を通して炭化処理した処理物を後
述する如く処理室14から排出することができる。一
方、蓋体23を閉位置に旋回すると、投入排出口21が
密封され、処理室14内の処理物及びガスの外部への流
出が確実に阻止される。
【0021】図3をも参照して、炭化槽4には回転軸2
4が回転自在に装着され、この回転軸24の一端部(図
1及び図3において左端部)が炭化槽4の一方の端壁1
0に支持され、その他端部(図1及び図3において右端
部)が炭化槽4の他方の端壁12に支持されている。こ
の形態では、軸部材24は、一方の端壁10に支持され
る第1軸部材25と、他方の端壁12に支持される第2
軸部材26と、これら軸部材25,26を接続する第3
軸部材27から構成され、これらを連結することによっ
て回転軸24が構成されている。
【0022】回転軸24の軸線方向(図1及び図3にお
いて左右方向)中間部には、軸線方向に間隔をおいて複
数個(この形態では3個)の攪拌部材28が設けられて
いる。これら攪拌部材28は処理室14内に収容された
処理物を所要の通りに攪拌し、処理物に対する炭化処理
の均一化を図る。回転軸24の一端部(又は他端部)
は、次の通りにして支持されている。炭化槽4の端壁1
0(又は12)にはスリーブ部材30(又は31)が取
り付けられ、このスリーブ部材30(又は31)の外側
端部と第1軸部材25(又は第2軸部材26)との間
に、軸受手段としての玉軸受32(又は33)が介在さ
れている。また、スリーブ部材30(又は31)の内側
端部は肉厚が厚く、この内側端部と第1軸部材25(又
は第2軸部材26)との間に弾性を有する耐熱シールリ
ング34(又は35)が介在されている。また、スリー
ブ部材30(又は31)の内側端部には、その厚肉部に
ボルト36(又は37)(図3参照)が螺合され、この
ボルト36(又は37)にリング押圧部材40(又は4
1)を通して調整ナット38(又は39)が螺合され、
この調整ナット38(又は39)をねじ込むことにより
前記耐熱シールリング34(又は35)を押圧するよう
になっている。かく構成されているので、回転軸24の
両端部は玉軸受32,33を介して回転自在に支持さ
れ、炭化槽4の端壁10,12と回転軸24との間隙は
耐熱シールリング34,35によって密封され、これら
シールリング34,35の軸線方向(図1及び図3にお
いて左右方向)押圧力は、調整ナット36,37を回動
することによって調整される。このようにシールリング
34,35を設けることによって、処理室14内の高温
のガスが外部に漏れることが防止され、熱による玉軸受
32,33への悪影響を防止することができる。
【0023】この実施形態では、玉軸受32,33への
熱伝達を抑えるために、回転軸24が次の通りに構成さ
れている。図3を参照して、第3軸部材27は中空パイ
プから構成され、また第1及び第2軸部材25,26の
内側端部には軸線方向に延びる凹部が形成され、第3軸
部材27の中空空間並びに第1及び第2軸部材25,2
6の凹部空間に耐熱性断熱材42が充填されている。こ
のように回転軸24の軸線方向中間部に耐熱性断熱材4
2を充填することによって、回転軸24の両端部への熱
伝達が抑えられ、玉軸受32,33への熱による悪影響
を抑えることができる。このような耐熱性断熱材42と
して、例えば、株式会社竹網製作所から商品名「ホワイ
トシール」として製造販売されている断熱性充填材を用
いることができる。
【0024】処理室14から玉軸受32,33への熱の
伝達を更に抑えるために、この形態では、スリーブ部3
0,31の内側端部の厚肉部の内部にも耐熱性断熱材4
4が充填されている。尚、所望の効果が得られる場合、
第3軸部材27にのみ耐熱性断熱材42を充填するよう
にしてもよい。図示の回転支持機構20は、回転軸24
の一端部を回転自在に支持する軸支持手段45及び炭化
炉2の端壁12側の下部を炭化炉2の回転中心に対しそ
の下方左右にて回転自在に支持する炉支持手段46から
構成されている。軸支持手段45は地面に設置される支
持脚47を備え、支持脚47の先端部に環状の受け部材
48が装着され、この受け部材48に玉軸受49を介し
て回転軸24が支持されている。また、炉支持手段46
は一対の脚部50を有する2組の支持脚体51(図1及
び図3において一方のみを示す)を備え、各支持脚体5
1の先端部にコロ52が回転自在に装着されている。一
方、炭化炉2の端壁12の外周部には、外側周側壁16
から半径方向外方に突出する支持フランジ53が設けら
れ、この支持フランジ53が炉支持手段46の2組の支
持脚体51のコロ52に支持されている。このように構
成されているので、炭化炉2は、回転軸24に対して相
対的に回転自在に支持されている。
【0025】この実施形態では、図1に示すように、炭
化槽4の端壁10の外面にリング状の駆動歯車56(図
3において省略している)が取り付られ、この駆動歯車
56が駆動源を構成する電動モータ57の出力歯車(図
示せず)に、例えば歯付きベルトの如き駆動伝達部材5
8を介して駆動連結されている。従って、電動モータ5
7が所定方向(又は所定方向と反対方向)に回動する
と、出力歯車、駆動伝達部材58及び駆動歯車56を介
して炭化炉2(炭化槽4及び加熱槽6)が例えば図1及
び図3において右側から見て時計方向(又は反時計方
向)に回転され、このように回動することによって、炭
化炉2は、図1及び図3に示す第1の角度位置に、また
図4に示す第2の角度位置に位置付けられる。図1及び
図3に示す第1の角度位置においては、投入排出口21
は炭化炉2の最上位位置又はその近傍に位置して上方側
に開口し、蓋体23を開状態にすることによって、投入
排出口21を通して炭化槽4の処理室14内に処理すべ
き処理物を投入することができる。尚、この第1の角度
位置においては、投入排出口21が炭化炉2の上方側に
開口するようにすればよく、このように構成することに
よって、投入排出口21を通して処理物を処理室14内
に投入することができる。また、図4に示す第2の角度
位置においては、投入排出口21は炭化炉2の最下位位
置又はその近傍に位置して下方側に開口し、蓋体23を
開状態にすることによって、投入排出口21を通して炭
化槽4の処理室14内の処理物を外部に排出することが
できる。尚、この第2の角度位置においては、投入排出
口21が炭化炉2の下方側に開口するようにすればよ
く、このように構成することによって、投入排出口21
を通して処理物を処理室14外に排出することができ
る。
【0026】また、回転軸24の一端には駆動スプロケ
ット67が取り付けられ、この駆動スプロケット67が
チェーンの如き駆動伝達部材68を介して駆動源を構成
する電動モータ69の出力スプロケット(図示せず)に
駆動連結されている。かく構成されているので、電動モ
ータ69が作動すると、出力スプロケット、駆動伝達部
材68及び駆動スプロケット67を介して回転軸24及
びこれに装着された攪拌部材28が所定方向に回転さ
れ、これによって炭化槽4内の処理物が所要の通りに攪
拌される。
【0027】炭化炉2に関連して、この炭化炉2を第1
及び第2の角度位置に解除自在にロックするためのロッ
ク手段(図示せず)が設けられる。ロック手段はそれ自
体公知の構成のものでよく、このようにロック手段を設
けることによって、処理物の投入時、また処理物の炭化
処理時に炭化炉2を第1の角度位置に確実にロック保持
することができ、また処理物の排出時に炭化炉2を第2
の角度位置に確実にロック保持することができ、炭化炉
2の安全性を確保することができる。
【0028】加熱槽6に関連して、燃料、例えば燃料用
油、燃料用ガスを燃焼する燃焼バーナ手段60が設けら
れている。燃焼バーナ手段60は、燃焼室61を規定す
る燃焼ハウジング62と、燃料を燃焼する燃焼バーナ6
3とを備え、燃焼バーナ63からの燃料が燃焼室61で
燃焼される。この燃焼バーナ手段63の燃焼室61と加
熱槽6の加熱室18とが、例えばパイプ配管によって形
成される排気ガス送給流路64を介して接続されてお
り、燃焼室61内での燃焼によって生成される燃焼排気
ガスは排気ガス送給流路64を通して加熱室18に送給
され、炭化槽4及びその内部(処理室14)に収容され
た処理物を加熱し、かく加熱室18に供給された燃焼排
気ガスは排気流路65を通して外部に排出される。ま
た、炭化槽4の処理室14、この実施形態では短筒部材
22の基部と燃焼バーナ手段60の燃焼室61とが、例
えばパイプ配管によって形成されるガス送給流路66を
介して接続され、炭化処理中に発生する有機ガスはガス
送給流路66を通して燃焼室61に送給され、燃焼バー
ナ63からの燃焼火炎に向けて供給され、燃料とともに
燃焼されて加熱燃料として利用される。このように有機
ガスを燃焼することによって、有機ガスの外部への排出
をなくし、環境への安全を保つことができる。
【0029】また、この炭化装置では、ガス送給流路6
6の中間部には、流路切替弁132を介してバイパス流
路134が設けられ、このバイパス流路134に水分除
去手段136、吸引ポンプ144及びガス開閉弁146
がこの順序で設けられている。この形態では、流路切替
弁は第1及び第2の状態に選択的に保持され、第1の状
態にあるときにはバイパス流路134を閉じ、炭化槽4
からの有機ガスをガス送給流路66を通して燃焼バーナ
手段60に導き、第2の状態にあるときにはガス送給流
路66を閉じ、炭化槽4からの有機ガスをガス送給流路
66の上流側部、バイパス流路134及びガス送給流路
66の下流側部を通して燃焼バーナ手段60に導く。
【0030】図示の水分除去手段136は、冷却ファン
138を備えたコンデンサ(熱交換器)140と、水気分
離用のセパレータ142とから構成されているが、この
ような構成以外のものでもよい。流路切替弁132、冷
却ファン138、吸引ポンプ144及びガス開閉弁14
6は連動して作動し、流路切替弁132を作動して第2
の状態にした際には、冷却ファン138が回転すると同
時に吸引ポンプ144が作動し、ガス開閉弁146も開
状態になり、バイパス流路134に流入した有機ガスが
ガス送給流路66の下流側部に戻るようになる。一方、
流路切替弁132を作動して第1の状態に戻すと、冷却
ファン138及び吸引ポンプ144の作動が停止すると
共に、ガス開閉弁146が閉状態になり、ガス送給流路
66を流れる有機ガスがバイパス流路134の流れるこ
とはない。尚、吸引ポンプ144は有機ガスをバイパス
流路134に積極的に導くためのもので燃焼バーナ手段
60における吸引力が強ければ必ずしもバイパス流路1
34内に設ける必要はなく、またガス開閉弁146につ
いてもバイパス流路134の不使用時にガス送給流路6
6のガスがバイパス流路134に逆流するのを防止する
ためのものであり、このガス開閉弁146についても、
必ずしも必要とするものではない。
【0031】セパレータ142は、上部タンク150と
下部タンク152が積層された二層式タンク構造であ
り、上部タンク150と下部タンク152のそれぞれ底
部側面が通水パイプ154を介して連通され、この通水
パイプ154の中間部に第1開閉弁156が設けられて
いる。また、上部タンク150と下部タンク152のそ
れぞれ上部側面が通気パイプ158を介して連通され、
この通気パイプ154に第2開閉弁160が設けられて
いる。また、下部タンク152の側面に第3開閉弁16
4を備えた通気パイプ162が接続され、更に下部タン
ク152の底面に第4開閉弁168を備えたドレインパ
イプ166が接続されている。通常、第1開閉弁156
と第2開閉弁160は開状態に、また第3開閉弁164
と第4開閉弁168は閉状態に保持されている。
【0032】上述したように構成されているので、流路
切替弁132を第2の状態に操作してバイパス流路13
4を開放すると、炭化処理中に発生した高温の有機ガス
は吸引ポンプ144の作用によって吸引されてバイパス
流路134に流れ込み、コンデンサ140にて冷却され
て有機ガス中に含まれている水蒸気が凝縮し、有機ガス
と水に分離された後にセパレータ142の上部タンク1
50に流入する。上部タンク150に入った水はタンク
150の底に溜まり、有機ガスは上部タンク150の上
部に溜まり、この上部タンク150内にて有機ガスと水
とに分離される。そして、この上部タンク150の上部
に溜まった有機ガスはバイパス流路134を経てガス開
閉弁146を通過してガス送給流路66の下流側部に戻
される。一方、上部タンク150と下部タンク152を
連通する通水パイプ154に設けられた第1開閉弁15
6が開状態に保持されているので、上部タンク150の
底に溜まった水は、通水パイプ154を介して下部タン
ク152に流れ込み、このようにして有機ガスと分離し
た水とが完全に分離される。尚、上下両タンク150,
152を連通する通気パイプ158に設けられた第2開
閉弁160が開状態に保持されているので、下部タンク
152内への水の流入に伴って、その内部の有機ガスは
通気パイプ154を通して上部タンク150に流入す
る。従って、水分除去手段136の作動中においては、
上部タンク150に入った水は、上部タンク150に溜
まることなく通水パイプ154を経て下部タンク152
の底部に溜まることになる。
【0033】下部タンク152に所定量の水が溜まる
と、第1開閉弁156と第2開閉弁160を閉状態にす
る一方、第3開閉弁164と第4開閉弁168を開状態
にする。かくすると、上部タンク150と下部タンク1
52との連通が遮断され、このような状態にて、下部タ
ンク152内に溜まった水をドレインパイプ166を経
て外部に排出する。このとき、密閉状の下部タンク15
2内と大気とが、開状態にある第3開閉弁164及び通
気パイプ162を介して連通されるので、下部タンク1
52内の水をスムースに排出することができる。
【0034】この形態の炭化装置では、図1及び図3に
示すように、炭化炉2が第1の角度位置にあるときに投
入排出口21が最上位位置又はその近傍に位置するよう
にし、またガス送給流路66の一端側が短筒部材22に
接続されるように構成することによって、炭化槽4の処
理室14内のほぼ全体に処理物を投入することができ、
炭化装置の処理能力を大きくすることができる。この炭
化装置では、燃焼バーナ手段60は固定的に設置される
のに対し、炭化炉2は固定的に設置される回転支持機構
20に回動自在に支持されることに関連して、両者の間
にフレームスィーベル継手機構70が配設されている。
主として図2を参照してフレームスィーベル継手構造7
0について説明すると、図示のフレームスィーベル継手
構造70は、同心状に配設された内側筒状部材71及び
外側筒状部材72を備えている。図1及び図2から理解
される通り、内側に配設された内側筒状部材71は排気
ガス送給流路64の一部を構成し、その一端部(図1及
び図2において右端部)には、排気ガス送給流路64を
規定するパイプ配管73が接続されている。外側筒状部
材72は内側筒状部材71を覆うように配設され、その
一端部は内側筒状部材71の中間部より一端側に延びて
いる。外側筒状部材72の他端部には環状フランジ74
が設けられ、この環状フランジ74に排気ガス送給流路
64を規定するパイプ配管73の環状フランジ75が接
続されている。また、環状フランジ74,75の間に
は、シール保持部材76が介在され、このシール保持部
材76は内側筒状部材71と外側筒状部材72との間を
軸線方向に延びる保持部77を有し、この保持部77と
内側筒状部材71との間に耐熱シールリング78が配設
されている。
【0035】また、外側筒状部材72はガス送給流路6
6の一部を規定し、その他端部にはガス送給流路66を
規定するパイプ配管79が接続されている。また、内側
筒状部材71の一端部を覆うように接続部材80が設け
られ、この接続部材80が内側筒状部材71に固定され
ている。接続部材80の開口端面は外側筒状部材72の
一端面と対向し、外側筒状部材72及び接続部材80は
実質上連続したガス送給流路66を規定する。この接続
部材80の接続パイプ部81は、ガス送給流路66を規
定するパイプ配管に接続される。
【0036】更に、外側筒状部材72と接続部材80と
の間には一対の皿ばね82が介在され、かかる皿ばね8
2間を通してガスが外部に漏れないように、次のように
構成されている。外側筒状部材72の一端部に厚肉スリ
ーブ83が装着され、この厚肉スリーブ83を覆うよう
に支持カバー84が配設され、支持カバー84の第1カ
バー85の一端側が接続部材80に固定され、支持カバ
ー84の第1カバー85の他端部及び第2カバー86が
取付ボルト87によって支持脚88の先端部に取り付け
られている。この第2カバー86と厚肉スリーブ83と
の間には軸受手段を構成する玉軸受89が介在され、ま
た玉軸受89の軸線方向内側に耐熱シールリング90が
介在され、この耐熱シールリング90の押圧力を調整す
るためのリング押圧部材91が、耐熱シールリング90
の一端部に設けられ、調整ボルト92を第2カバー86
に螺合することによってリング押圧部材91への押圧力
を調整自在としている。
【0037】かく構成されているので、燃焼室61から
の燃焼排気ガスはパイプ配管73、内側筒状部材71及
びパイプ配管73を通して矢印94で示すように加熱槽
6の加熱室18に送給され、断熱シールリング78によ
って、内側筒状部材71を流れる燃焼排気ガスが外側筒
状部材72(ガス送給流路66)内に流入するのが防止
される。また、処理室14にて発生する有機ガスはパイ
プ配管79、外側筒状部材72と内側筒状部材71との
間の空間を通して矢印95で示すように燃焼バーナ手段
60の燃焼室61に送給され、断熱シールリング90に
よって、外側筒状部材72内を流れる有機ガスが玉軸受
89に流れて外部に漏れるのが防止される。尚、この実
施形態では、外側筒状部材72内を流れる有機ガスは、
流路切替弁132が第2の状態にあるときにはバイパス
流路134を通して水分が除去された後に燃焼バーナ手
段60に送給される。このように炭化炉2と燃焼バーナ
手段60との間にフレームスィーベル継手構造70を設
けることによって、燃焼バーナ手段60に対する炭化炉
2の相対的回動が許容され、炭化炉2の上記第1の角度
位置及び上記第2の角度位置の位置付けが可能となる。
また、フレームスィーベル継手構造70の内側筒状部材
71によって排気ガス送給流路64を規定し、外側筒状
部材72によってガス送給流路66を規定することによ
って、比較的高温の燃焼排気ガスの周囲を比較的低温の
有機ガスが流れるようになり、これによって玉軸受89
への熱伝達を抑え、長期にわたって安定して外側筒状部
材72を支持することができる。尚、図2に示すよう
に、玉軸受89への熱伝達を一層抑えるために、必要に
応じて、厚肉スリーブ83の一部及び/又は支持カバー
84の第2カバー86の一部に、上述した耐熱性断熱材
93を充填するようにしてもよい。
【0038】次に、主として図1及び図4を参照して、
上述した炭化装置による炭化処理について説明する。処
理物を炭化処理する際には、まず、炭化炉2を図1に示
す第1の角度位置に保持し、蓋体23を開放して投入排
出口21を通して処理物を炭化槽4内に投入し、その後
に蓋体24を閉じて投入排出口21を密封し、処理物に
対する炭化処理を開始する。このとき、流路切替弁13
2は第1の状態に保持され、また第1開閉弁156及び
第2開閉弁160は開状態に、また第3開閉弁164と
第4開閉弁168は閉状態に保持されている。
【0039】処理物の炭化処理時には、炭化炉2は上記
第1の角度位置に保持される。この炭化処理時、燃焼ガ
スバーナ手段60の燃焼バーナ63にて燃料が燃焼さ
れ、燃焼室61からの燃焼排気ガスが排気ガス送給流路
64を通して加熱槽6の加熱室18に送給され、かく送
給された燃焼排気ガスによって炭化槽4及びその内部の
処理物が加熱され、処理物に対する炭化処理が行われ
る。この炭化処理中、電動モータ69が作動され、回転
軸24によって撹拌部材28が所定方向に回動される。
かくすると、撹拌部材28によって炭化槽4内の処理物
が撹拌され、処理物に対する均一な炭化処理が行われ
る。この炭化処理中に処理物から発生する有機ガスは、
ガス送給流路66を通して燃焼バーナ手段60の燃焼室
61に送給され、燃料とともに燃焼される。
【0040】処理物の含水率が大きい、例えば10%以
上である又は10%以上と予想される場合、ガス送給流
路66の流路切替弁132が第1の状態から第2の状態
に切り替えられる。かく流路切替弁132を切り替える
と、バイパス流路134が開放され、炭化槽4にて発生
した有機ガスはバイパス流路134を通して燃焼バーナ
手段60に送給される。このとき、冷却ファン138及
び吸引ポンプ144が作動すると共に、ガス開閉弁14
6が開状態となる。
【0041】このような状態で処理物を炭化処理する
と、処理物から発生する水蒸気を含んだ高温の有機ガス
は、吸引ポンプ144の作用によりガス送給流路66か
ら流路切替弁132を経てバイパス流路132に導かれ
る。バイパス流路132に導かれた有機ガスは、冷却フ
ァン138を備えたコンデンサ140にて冷却され、有
機ガス中に含まれている水蒸気が凝縮された後にセパレ
ータ142の上部タンク150に流入し、この上部タン
ク150内にて水と有機ガスとに分離される。そして、
上部タンク150の底部に溜まった水は通水パイプ15
4を通して下部タンク152に流れ、この下部タンク1
52内に溜まる。一方、水分が除去された有機ガスは、
吸引ポンプ144の作用によって更に下流側に吸引さ
れ、バイパス流路134及びガス開閉弁146を通過し
ガス送給流路66の下流側部に流れ、燃焼バーナ手段6
0の燃焼室61に送給されて燃料と共に燃焼される。従
って、有機ガスの含水率が大きい場合、この有機ガスを
バイパス流路134を通して流すことによって、それに
含まれた水分を水分除去手段136の作用により除去す
ることができる。
【0042】このような流路切替弁132の切り替え
は、例えば、炭化処理の初期(例えば1〜3時間程度)
において第2の状態に保持して有機ガス中の水分を除去
し、その後所定時間経過後(例えばタイマ時間によって
この切替時間を設定することができる)に第1の状態に
するようにしてもよい。また、このような構成に代え
て、ガス送給流路66のバイパス流路134の接続部位
の上流側部に含水率検知手段170を設け、ガス送給流
路66を流れる有機ガスの含水率を検知して流路切替弁
132を自動的に切り替えるようにしてもよい。例え
ば、有機ガス中の含水率が第1の所定値以上、例えば5
%以上になったときに流路切替弁132を自動的に第2
の状態に切り替えて有機ガス中の水分を除去するように
し、またその含水率が第2の所定値、例えば3%以下に
なったときに流路切替弁132を自動的に第1の状態に
戻すようにしてもよい。或いは、炭化処理開始時に流路
切替弁132を第2の状態に保持して有機ガス中の水分
を除去し、その後有機ガス中の水分が少なくなったとき
に含水率検知手段170の検出信号を利用して流路切替
弁132を第1の状態に戻すようにしてもよい。
【0043】このようにして処理物に対する炭化処理が
終了すると、炭化炉2を図4に示す第2の角度位置に位
置付ける。この第2の角度位置への位置付けは、電動モ
ータ57を作動させて炭化炉2を回動させればよく、第
2の角度位置に位置付けると、投入排出口21が最下位
位置に位置する。そして、この状態にて、蓋体23を開
放させればよく、かく開放することによって、処理槽4
内の炭化処理済み処理物が投入排出口21を通して外部
に排出され、このようにして処理物に対する炭化処理が
終了する。尚、炭化処理終了後は、蓋体23が閉じら
れ、その後炭化炉2が上記第1の角度位置に位置付けら
れる。
【0044】上述した実施の形態は、炭化炉を回転させ
る形態のものに適用して説明したが、有機ガス中の水分
を除去する構成は、炭化炉を回転させない通常の形態の
ものにも同様に適用することができる。図5は、本発明
の炭化装置の他の実施形態を示し、この実施形態におい
て、図1〜図4に示す実施形態と実質上同一のものには
同一の番号を付し、その説明を省略する。図5におい
て、この炭化装置は、固定的に設置される炭化炉106
を備え、炭化炉106は処理室101を規定する炭化槽
102と加熱室103を規定する加熱槽104から構成
されている。この炭化炉106及びそれに関連する構成
は、図6に示す炭化装置と実質上同一であり、概説する
と、次の通りである。炭化槽102の上部には投入口1
08が設けられ、この投入口108に第1の蓋体110
が開閉自在に設けられ、またその下部には排出口112
が設けられ、この排出口112に第2の蓋体114が開
閉自在に設けられている。炭化槽102には、撹拌部材
118が装着された回転軸116が回転自在に支持され
ている。燃焼バーナ手段120は、燃焼室122を規定
する燃焼ハウジング124と、この燃焼ハウジング12
4に取り付けられた燃焼バーナ126から構成され、燃
焼バーナ手段120の燃焼室122と加熱槽104の加
熱室103とは排気ガス送給流路128を介して連通さ
れ、また炭化槽102の処理室101と燃焼室122と
はガス送給流路130を介して連通されている。
【0045】バイパス流路134及びそれに関連する構
成(水分除去手段136等)については、図1〜図4に
示す実施形態のものと実質上同一でよく、このような構
成のバイパス流路134がガス送給流路130の一部を
バイパスして配設される。このようなバイパス流路13
4及びそれに関連する構成を備えた炭化装置において
も、バイパス流路134及びそれに関連する構成が実質
上同一であるので、上述したと同様の作用効果が達成さ
れる。
【0046】以上、本発明に従う炭化装置の一実施形態
について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種
々の変形乃至修正が可能である。
【0047】
【発明の効果】本発明の請求項1の炭化装置によれば、
炭化炉にて発生した有機ガスを燃焼ガーナ手段に導くガ
ス送給流路の一部をバイパスしてバイパス流路が設けら
れ、このバイパス流路に水分除去手段が設けられている
ので、有機ガスをこのバイパス流路を通して流すことに
よって、有機ガス中に含まれた水分(水蒸気)を水分除
去手段によって除去することができる。従って、有機ガ
ス中の水蒸気による燃焼バーナの温度低下がなく、燃焼
バーナ手段によって有機ガスを完全燃焼させることがで
き、また燃焼排気ガスの温度も高温に保つことができ、
処理物を高温で効率よく炭化処理することができる。
【0048】また、本発明の請求項2の炭化装置によれ
ば、炭化炉には投入排出口が設けられ、炭化炉が第1の
角度位置にあるときには、投入排出口が炭化炉の上方側
に開口し、この投入排出口を通して処理物を炭化炉内に
投入することができ、また、炭化炉が第2の角度位置に
あるときには、投入排出口が炭化炉の下方側に開口し、
この投入排出口を通して処理物を炭化炉の外部み排出す
ることができる。また、投入排出口が炭化炉に一つ設け
られているので、炭化炉の加熱領域を大きくすることが
でき、炭化炉及びこれに収容された処理物の加熱効率を
高めることができる。更に、投入排出口は、炭化処理す
るときには炭化炉の上方側に開口して保持されるので、
処理物が投入排出口に流動することがなく、これによっ
て、投入排出口を密封するための蓋体の構造を比較的簡
単な構成とすることができ、炭化装置の製造コストの低
減を図ることができる。また、本発明の請求項3の炭化
装置によれば、炭化炉の上部に投入口が、またその下部
に排出口が設けられており、このような形態の炭化炉に
も適用して、炭化炉にて発生する有機ガスに含まれた水
分を除去することができる。
【0049】また、本発明の請求項4の炭化装置によれ
ば、炭化炉は炭化槽とこの外側を覆う加熱槽から構成さ
れ、燃焼バーナ手段からの燃焼排気ガスを排気ガス送給
流路を介して加熱槽の加熱室に送給することによって、
燃焼排気ガスを利用して炭化槽及びこれに収容された処
理物を加熱することができる。
【0050】また、本発明の請求項5の炭化装置によれ
ば、第1の角度位置にあるときには投入排出口が炭化炉
の最上位位置又はその近傍に位置するので、投入排出口
を通して処理物を炭化炉内に投入することができるとと
もに、炭化処理中における処理物の投入排出口への流動
を確実に防止することができる。また、第2の角度位置
にあるときには投入排出口が炭化炉の最下位位置又はそ
の近傍に位置するので、炭化処理済み処理物を炭化炉か
ら外部に確実に排出することができる。また、本発明の
請求項6の炭化装置によれば、フレームスィーベル継手
構造の内側筒状部材に比較的温度が高い燃焼排気ガスが
流れ、その外側筒状部材に比較的温度が低い炭化槽から
のガスが流れるので、フレームスィーベル継手構造の温
度上昇を抑え、例えば軸受等の構成部品の熱による損傷
を防止することができる。
【0051】また、本発明の請求項7の炭化装置によれ
ば、炭化炉には攪拌部材が装着された回転軸が回転自在
に支持されているので、回転軸を回転させて攪拌部材を
回動することによって処理物の炭化処理の均一化を図る
ことができる。更に、本発明の請求項8の炭化装置によ
れば、回転軸の軸線方向中間部の内部に断熱材が配設さ
れているので、この断熱材によって回転軸の両端部への
熱の伝達が抑えられ、軸受手段への熱による悪影響を少
なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う炭化装置の一実施形態を示す断面
図である。
【図2】図1の炭化装置におけるフレームスィーベル継
手構造及びその近傍を示す断面図である。
【図3】図1の炭化装置の回転軸及びその近傍を示す断
面図である。
【図4】図1の炭化装置の要部を第2の角度位置に保持
した状態で示す断面図である。
【図5】本発明に従う炭化装置の他の実施形態を示す概
略図である。
【図6】従来の炭化装置の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
2,106 炭化炉 4,202 炭化槽 6,104 加熱槽 14,101 処理室 18,103 加熱室 20 回転支持機構 24,116 回転軸 28,118 撹拌部材 60,120 燃焼バーナ手段 61,122 燃焼室 63,126 燃焼バーナ 64,128 排気ガス送給流路 66,130 ガス送給流路 70 フレームスィーベル継手構造 71 内側筒状部材 72 外側筒状部材 132 流路切替弁 134 バイパス流路 136 水分除去手段 138 冷却ファン 140 コンデンサ 142 水気分離用セパレータ 144 吸引ポンプ 146 ガス開閉弁 170 含水率検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B09B 3/00 302 B09B 3/00 302C 302Z C10B 53/02 C10B 53/02 F23G 5/02 ZAB F23G 5/02 ZABA 5/027 ZAB 5/027 ZABZ 5/16 ZAB 5/16 ZABB Fターム(参考) 3K061 AA18 AA23 AB02 AC01 AC11 AC13 AC14 AC19 CA01 CA07 FA10 FA15 FA21 FA23 3K065 AA18 AA23 AB02 AC01 AC11 AC13 AC14 AC19 CA10 3K078 BA06 BA09 BA22 CA02 CA09 CA12 CA24 4D004 AA01 AA03 AA07 AA11 AA12 AC04 CA26 CB34 CB36 4H012 HA02 HB02 HB10 JA03 JA12

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理物を炭化処理するための炭化炉と、
    燃料を燃焼させる燃焼バーナ手段と、前記燃料バーナ手
    段によって燃焼された燃焼排気ガスを前記炭化炉に導く
    排気ガス送給流路と、前記炭化炉にて発生した有機ガス
    を前記燃焼バーナ手段に導くガス送給流路とを具備し、
    前記燃焼バーナ手段から前記排気ガス送給流路を通して
    送給される燃焼排気ガスによって前記炭化炉が加熱さ
    れ、前記炭化炉から前記ガス送給流路を通して送給され
    る有機ガスが前記燃焼バーナ手段によって燃焼される炭
    化装置において、 前記ガス送給流路には流路切替弁を介してバイパス流路
    が設けられ、前記バイパス流路には水分除去手段が設け
    られており、 前記流路切替弁が第1の状態にあるときには、前記炭化
    炉からの有機ガスは前記ガス送給流路を通して前記燃焼
    バーナ手段に送給され、前記流路切替弁が第2の状態に
    あるときには、前記炭化炉からの有機ガスは前記バイパ
    ス流路を通して流れ、前記水分除去手段によって水分が
    除去された後に前記燃焼バーナ手段に送給されることを
    特徴とする炭化装置。
  2. 【請求項2】 前記炭化炉は回転支持機構によって横方
    向に延びる軸線を中心として回転自在に支持され、前記
    炭化炉の外周面には、処理物を投入し且つ投入した処理
    物を排出するための投入排出口と、この投入排出口を開
    閉自在に密封するための蓋体が設けられており、 前記炭化炉は、処理物を投入して炭化処理するときには
    前記投入排出口が上方側に開口する第1の角度位置に保
    持され、炭化処理した処理物を排出するときには前記投
    入排出口が下方側に開口する第2の角度位置に保持され
    ることを特徴とする請求項1記載の炭化装置。
  3. 【請求項3】 前記炭化炉の上部には、処理物を投入す
    るための投入口と、この投入口を開閉自在に密封するた
    めの第1の蓋体が設けられ、前記炭化炉の下部には、炭
    化処理した処理物を排出するための排出口と、この排出
    口を開閉自在に密封するための第2の蓋体が設けられて
    いることを特徴とする請求項1記載の炭化装置。
  4. 【請求項4】前記炭化層は、炭化処理される処理物が収
    容される炭化槽と、前記炭化槽の外側を覆うように加熱
    室を規定する加熱槽とから構成され、前記燃焼バーナ手
    段からの燃焼排気ガスは前記排気ガス送給流路を通して
    前記加熱室に送給されることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれかに記載の炭化装置。
  5. 【請求項5】 前記炭化炉は外形が略円筒状であり、そ
    の中心軸線が前記横方向に延びており、前記炭化炉の前
    記投入排出口は、前記第1の角度位置にあるときには最
    上位位置又はその近傍に位置し、前記第2の角度位置に
    あるときには最下位位置又はその近傍に位置しているこ
    とを特徴とする請求項2又は4記載の炭化装置。
  6. 【請求項6】 前記炭化炉と前記燃焼バーナ手段との間
    には、相互に相対的に回転自在に同心状に配設された内
    側筒状部材及び外側筒状部材を含むフレームスィーベル
    継手構造が配設され、前記内側筒状部材は前記排気ガス
    送給流路の一部を規定し、前記外側筒状部材は前記ガス
    送給流路の一部を規定することを特徴とする請求項2,
    4又は5記載の炭化装置。
  7. 【請求項7】 前記炭化炉には回転軸が回転自在に支持
    され、前記回転軸に処理物を攪拌するための攪拌部材が
    装着されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれ
    かに記載の炭化装置。
  8. 【請求項8】 前記回転軸はその両端部が軸受手段を介
    して回転自在に支持され、前記回転軸の前記両端部を除
    く軸線方向中間部の内部に断熱材が配設されていること
    を特徴とする請求項7記載の炭化装置。
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