JP2002192701A - ダブリ検出方法、ダブリ検出用マーク、及びダブリ計測装置 - Google Patents

ダブリ検出方法、ダブリ検出用マーク、及びダブリ計測装置

Info

Publication number
JP2002192701A
JP2002192701A JP2000398227A JP2000398227A JP2002192701A JP 2002192701 A JP2002192701 A JP 2002192701A JP 2000398227 A JP2000398227 A JP 2000398227A JP 2000398227 A JP2000398227 A JP 2000398227A JP 2002192701 A JP2002192701 A JP 2002192701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mark
double
center
printing
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000398227A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3564388B2 (ja
Inventor
Hiroshi Yamashita
博 山下
Masahito Kaneko
雅仁 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2000398227A priority Critical patent/JP3564388B2/ja
Publication of JP2002192701A publication Critical patent/JP2002192701A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3564388B2 publication Critical patent/JP3564388B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotary Presses (AREA)
  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷用版胴を有した複数のユニットで多色印
刷する際、2ユニット目以降の版胴に転写された色がず
れて再転写されるダブリと呼ばれる現象が生じる。この
ダブリが発生すると、1枚毎にインキ濃度が異なったり
右と左でインキ濃度が異なる、校正刷りに対して網部の
濃度が異常に高い、などの現象が生じる。本発明は、こ
のダブリを迅速に正確に計測するダブリ検出方法及び計
測装置を提供することが課題である。 【解決手段】 小円状の中心マークと、中心マークを同
心で囲繞したリング状マークとでダブリ検出用マークを
形成し、印刷されたダブリ検出用マークの長径と短径を
計測して両者に差があるとき、その差をダブリ量とする
と共に中心マークを通る長径方向をダブリ方向としてダ
ブリを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷界においてダ
ブリと呼ばれる、印刷用版胴を有した複数のユニットで
多色印刷する際、2ユニット目以降の版胴に転写された
色がずれて再転写される現象を検出するためのダブリ検
出方法、ダブリ検出用マーク、及びダブリ計測装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的な印刷機は図7に示したように、
給紙部1、印刷する色に対応して設けられた印刷装置2
a、2b、2c、2d、……2n、排紙部3などで構成
され、更にそれぞれの印刷装置2は、印刷版を巻き付け
る版胴4、ゴム胴5、圧胴6、中間胴7などを有してい
る。そして、それぞれの印刷装置2の版胴4に巻き付け
られた印刷版の文字画像部分には、図示していないイン
キ供給装置から対応した色のインキが供給され、それが
ゴム胴5に転写された後、給紙部1から供給されてくる
印刷紙8に圧胴5で再転写されて印刷が行われる。
【0003】ところが図8に示したように、ゴム胴5a
のB1点で印刷紙8のP1点に印刷された文字画像の網
点は、次のゴム胴5bによる画像の印刷の際、圧胴6b
の圧力で印刷紙8側から逆にゴム胴5bのB1’点に再
転写される。そして次の印刷紙8のP1点に印刷された
文字画像の網点が、この圧胴6bに再転写された網点B
1’の位置と一致すれば何も問題はないが、何らかの理
由でズレてこの網点B1’がP2点に印刷された場合、
図9に示したようにP2点にP1点と同一色の薄い網点
が印刷される。これがダブリと呼ばれているものであ
る。なおこの際、2枚目の印刷紙8のP1点に印刷され
た文字画像の網点は、ゴム胴5bのB2点に再転写さ
れ、これもダブリの原因となる。
【0004】このダブリが発生すると、上記のように1
枚毎に規則正しくダブリの方向が変わり、1枚毎にイン
キ濃度が異なったり右と左でインキ濃度が異なる、校正
刷りに対して網部の濃度が異常に高いなどの現象が生じ
る。このダブリの原因としては、圧胴6における印刷紙
8を保持する爪の目詰まりなどによる咬え精度の低下、
歯車の摩耗による精度低下などがあげられるが、ダブリ
方向と量を正確に把握しないと正しい原因の究明ができ
ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来にお
けるこのダブリは、熟練者がルーペで網点を観察して量
と方向を判断し、原因を予測して対処するという方法で
行われていた。そのため常に熟練者を必要とし、また原
因の特定化と対処に時間がかかり、印刷機を長時間停止
する必要が出て多大な損害を生じることがあった。
【0006】またこのダブリは、20〜30μのオーダ
ーで検出しないと正確な色再現ができなくなり、しかも
印刷紙を保持する爪の目詰まりなどによる咬え精度の低
下の場合は局所的に発生することもあって、同一印刷紙
上である部分では大きく、ある部分では小さく現れたり
する。そのためこういった事態に熟練者一人で対処せね
ばならないということは、時間がかかると共に場合によ
っては原因把握を誤るもとになり、損害を大きくするこ
ともあった。
【0007】そのため本発明においては、このダブリの
量と方向を迅速に、かつ自動的に計測できるダブリ検出
方法及び計測装置を提供することが課題である。
【0008】
【課題を解決するための手段】そして、請求項1は方法
発明であって、印刷用版胴を有した複数のユニットで多
色印刷する印刷機に於いて、相前後するユニットにおけ
る後段ユニットの版胴に転写された前段ユニットの印刷
色がずれて印刷紙に再転写されるダブリを検出するため
の方法であって、小円状の中心マークと、該中心マーク
を同心で囲繞したリング状マークとでダブリ検出用マー
クを形成し、印刷された該マークの長径と短径を計測し
て両者に差があるとき、その差をダブリ量とすることを
特徴とする。
【0009】このようにダブリ検出用マークをリング状
に形成することで、たとえ印刷時にインキのつぶれや滲
みなどでマークが太っても、この太りはマークの360
度全周にわたって均等に現れるから、印刷されたこのマ
ークの長径と短径を計測して両者の差を検出すればダブ
リの有無と量、それに方向を簡単に正確に検出でき、迅
速な対処が可能になる。
【0010】そしてダブリ方向は、請求項2に記載した
ように「前記長径の方向をダブリ方向」とする。
【0011】このように請求項1と2に記載された発明
により、ダブリの量と方向を迅速に、かつ自動的に計測
できる
【0012】そしてこの長径と短径の計測は、請求項3
及び4に記載したように、前記短径と長径を、前記小円
状の中心マークの中心位置座標からの距離として計測す
ることを特徴とする。及び、前記ダブリ検出用マークを
前記中心マークの中心位置座標を中心として一定角度で
複数に分割し、該分割した各角度内で中心位置座標から
前記短径と長径を複数計測して平均値を算出し、該平均
値の最大値を長径とし、最小値を短径とすることを特徴
とする。
【0013】このように長径と短径を、小円状の中心マ
ークの中心位置座標から計測することにより、簡単に、
正確に計測することができる。
【0014】またこの長径と短径は、請求項7、8、9
に記載したように前記短径と長径を、リング状マークの
外周または内周で計測することを特徴とする。及び、前
記短径と長径を、小円状の中心マークの外周で計測する
ことを特徴とする。及び、前記短径と長径を、リング状
マークの外周と内周と小円状の中心マークの外周で計測
し、平均値をダブリ量とすることを特徴とする。
【0015】このように短径と長径を、リング状マーク
の外周と内周と小円状の中心マークの外周で計測してそ
れぞれの値を求めたり、平均値を求めることによって、
正確な値が計測できる。
【0016】そして以上述べてきたような方法に用いる
ダブリ検出用マークは、請求項10と11に記載したよ
うに、小円状の中心マークと、該中心マークを同心で囲
繞したリング状マークとでダブリ検出用マークを形成
し、同色のダブリ検出用マークを複数配列して群を作
り、該群を印刷色毎に設けたことを特徴とする。及び、
小円状の中心マークと、該中心マークを同心で囲繞した
リング状マークとでダブリ検出用マークを形成し、前記
ダブリ検出用マークを各色毎に所定の枠内に配列させた
多色用ダブリ検出用マークを複数配して群を作ったこと
を特徴とする。
【0017】このようにダブリ検出用マークを群で構成
することにより、単一のマークだけの場合、実際にはダ
ブリが生じているのにかすれなどで検出できないような
ことがあっても、複数のマークを計測することで見逃す
ことが無くなる。
【0018】そしてこのダブリ検出用マークを検出し、
量と方向を計測するダブリ計測装置は請求項12に記載
したように、複数の印刷ユニットで多色印刷する印刷機
に於けるダブリを検出するダブリ検出用マークを撮像す
る二次元エリアセンサと、該二次元エリアセンサを二次
元方向に移動させる手段とを持ち、計測位置におけるダ
ブリ量を計測するダブリ計測装置において、前記ダブリ
検出用マークの位置座標を記憶する記憶部と、ダブリ検
出用マークを記憶するパターン記憶部と、前記二次元エ
リアセンサを二次元移動手段でダブリ検出用マーク座標
に移動させた後、前記二次元エリアセンサが検出した像
パターンと前記パターン記憶部に記憶したダブリ検出用
マークとのマッチングを取るパターンマッチング部と、
該パターンマッチング部が検出したダブリ検出用マーク
の長径と短径を計測し、ダブリ量と方向を検出する制御
部とを持ち、二次元エリアセンサが検出したダブリ検出
用マークからダブリ量と方向を計測することを特徴とす
る。
【0019】このように計測装置を構成することによ
り、高精度に、自動的にダブリ量や方向が計測できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を例示的に詳しく説明する。但し、この実施の
形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、そ
の相対配置などは、特に特定的な記載がない限りはこの
発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる
説明例に過ぎない。
【0021】図1は本発明におけるダブリ検出用マーク
の一例であり、本発明においては、図のように中心に置
いた小円状の中心マーク30とそれを囲繞しているリン
グ状のマーク31とでダブリ検出用マークを形成し、こ
れを印刷で使用する各色毎に用意する。このダブリ検出
用マークをこのようにリング状としたのは、一般的に印
刷時、インキのつぶれや滲みなどで太りが生じるが、円
は太りが360度全周にわたって均等に生じるためであ
る。なおこのダブリ検出用マークの大きさは、一例とし
て小円状の中心マークの直径を20μから35μ程度、
リング状マークの外円の直径を400μ程度、内円の直
径を200μ程度に形成するが、これらの数値はだいた
いの値であり、これだけに限定されるものではない。
【0022】このように形成したダブリ検出用マークを
印刷してダブリが発生した場合、図2に示したような状
態になる。すなわちこの図2において30と31は図1
に示したダブリ検出用マークであり、40と41はダブ
リにより発生したダブリマークである。
【0023】そしてダブリを検出する場合は、印刷物に
印刷されたダブリ検出用マークの外周、内周、及び中心
マークを360度全周にわたって計測し、直径に差が出
た場合ダブリが発生したとする。この場合ダブリ量は、
例えばリング状マークの外周、または中心マークの最も
短い直径(短径)42と最も長い直径(長径)43の差
であり、ダブリ方向は中心マーク30を通る長径の方向
となる。なお、リング状マークの内周でこの長径と短径
を計測する場合は、短径と長径の差がダブリ量であるこ
とは変わりないが、短径の方向がダブリ方向となる。
【0024】なお以上の説明では、最初にダブリ検出用
マークの直径を360度全周にわたって計測し、その後
中心マーク30を通る長径をダブリ方向とするよう説明
したが、先に中心マーク30を検出し、この中心マーク
を中心としてリング状マークの直径を計測して長径をダ
ブリ方向とするようにしても良い。
【0025】また、短径42と長径43の差をダブリ量
とするのは、前記したようにインキのつぶれや滲みなど
で太りが生じ、この太った計測値と、予めわかっている
直径400μとの差を求めた場合、正確な値が求められ
なくなるためである。しかしこれを短径と長径の差を取
る方法にすると、円の場合は太りが360度全周にわた
って均等に生じ、正確なダブリ量が計測できる。
【0026】なお、このようにダブリ検出用マークを形
成しても、これを単一で用いると、場合によってはダブ
リが生じているにもかかわらずかすれなどで短径と長径
に差を検出できなかったり、また差が生じても正しいダ
ブリ量が計測できない場合が生じる。
【0027】そのため本発明においては、図3に示した
ように、図1に示したダブリ検出用マークを各色毎に所
定の枠50内に配列させて多色ダブリ検出用マークと
し、この多色ダブリ検出用マークを複数配列して多色ダ
ブリ検出用マーク群とする。またこれとは別に、図1に
示したダブリ検出用マークを図4のように複数並べて全
てを同一色として単色ダブリ検出用マーク群を構成し、
この群を印刷で使用する色毎に設ける。
【0028】そして図5のように、これら多色ダブリ検
出用マーク群61、単色ダブリ検出用マーク群62、6
3、64、65、及びこれらダブリ検出用マーク群を自
動的に検出できるように設けた位置検出用マーク66を
一定の間隔を持たせて配置し、この2種類のマーク群を
計測することでダブリ量の平均を求められるようにし、
上記したようなかすれや誤差に対処できるようにした。
なお、これら位置検出用マーク66から多色ダブリ検出
用マーク群61、単色ダブリ検出用マーク群62、6
3、64、65迄の距離、及び各群におけるマーク間の
距離は、あらかじめダブリ計測装置の記憶部に記憶させ
ておく。
【0029】なお図3における例は、多色ダブリ検出用
マークを構成する色を4色とし、黒51、シアン52、
マゼンタ53、黄色54を枠50内に配列した場合を示
したが、これ以上の色数においても同様に配列すればよ
い。また群を構成するダブリ検出用マークの数も、8×
8の場合を示したが、これもこの数に限られないことは
自明である。
【0030】以上が本発明になるダブリ検出用マークの
詳細であるが、以下図6に従って本発明のダブリ計測装
置について説明する。
【0031】図6の下部に示したのは本発明のダブリ計
測装置の形態を示した装置の概略斜視図であり、上部に
示したのはその制御ブロック図である。図中70はダブ
リ計測装置、71は印刷物を載置するテーブル、72は
印刷物、73は前記図5で説明したような印刷物上に印
刷されたダブリ検出用マーク群、74は印刷用紙の位置
決めピン、75は二次元の範囲を撮像するCCDエリア
センサなどで構成した二次元エリアセンサで、これは高
倍率の光学系を持って印刷物上の1×1mm程度の範囲
を撮像できる。76は二次元エリアセンサ75と印刷物
72の間隔(高さ)を計測するレーザ変位計などの計測
装置で、このレーザ変位計のレーザ光は計測位置を指し
示すレーザポインタとしても使用する。
【0032】77は二次元エリアセンサ75やレーザ変
位計76などの計測装置と印刷物72の間隔(高さ)を
調節するため、ステップモータやボールネジを有してZ
軸方向に移動させるZ軸ステージ、78は計測装置とZ
軸ステージ77を一緒に移動させるための移動テーブ
ル、79は移動テーブル78をX軸方向に移動させるボ
ールネジなどを駆動するモータと位置検出をおこなうロ
ータリーエンコーダなどの高精度位置検出装置を有した
X軸駆動装置、80は同じくY軸方向に移動させるボー
ルネジなどを駆動するモータと位置検出をおこなうロー
タリーエンコーダなどの高精度位置検出装置を有したY
軸駆動装置、81はXYZ軸のモータを駆動するモータ
駆動部、82はX軸駆動装置79、Y軸駆動装置80に
含まれるロータリーエンコーダなどからの信号で、移動
テーブル78上の計測ユニットが現在どの位置にあるか
検出する座標算出部、83はレーザ変位計76からの信
号で、二次元エリアセンサ75と印刷物72の距離(高
さ)を算出する高さ検出部、84は前記図5に示した位
置検出用マーク66の座標やこの位置検出用マーク66
から多色ダブリ検出用マーク群61や単色ダブリ検出用
マーク群62、63、64、65までの距離、及びそれ
ぞれの群におけるダブリ検出用マーク間の距離などを記
憶している座標記憶部、85は制御部、86は図1に示
したダブリ検出用マークの形状を記憶するパターン記憶
部、87は二次元エリアセンサ75が検出した像パター
ンとパターン記憶部86に記憶されているダブリ検出用
マークの形状とのマッチングを行うパターンマッチング
部、88は計測装置を保持した移動テーブル78の移動
量と移動方向を指示する移動量・方向指示部で、矢印キ
ーやジョイスティックなどを用いる。89はキーボード
などの入力装置、90はダブリ検出用マークやダブリ
量、ダブリ方向を表示する表示装置である。
【0033】このように構成したダブリ計測装置でダブ
リ量を計測するには、まず最初にダブリ計測装置70の
テーブル71に、印刷物72を印刷用紙の位置決めピン
74で位置決めして載置する。そして、移動量・方向指
示部88で、レーザ変位計76のレーザ光が、図5にお
ける位置検出用マーク66の位置を指すよう移動テーブ
ル78の移動を指示する。すると制御部85はモータ駆
動部81に、X軸駆動装置79、Y軸駆動装置80を駆
動させて移動テーブル78を指示された位置まで移動さ
せる。
【0034】そして、レーザ変位計76のレーザ光が図
5における位置検出用マーク66の位置を示すと、前記
したようにこの位置検出用マーク66と多色ダブリ検出
用マーク群61、単色ダブリ検出用マーク群62、6
3、64、65との距離、及びレーザ変位計76のレー
ザ光の位置から二次元エリアセンサ75迄の距離は予め
座標記憶部84に記憶されているため、制御部85は座
標記憶部84からこの値を読み出し、モータ駆動部81
に指示を送って二次元エリアセンサ75が、図5におけ
る多色ダブリ検出用マーク群61の中の最初のマークを
撮像できる位置まで移動テーブル78を移動させる。
【0035】そして、レーザ変位計76で印刷物72迄
の距離(高さ)を計測し、その結果を高さ検出部83に
送って印刷物72から二次元エリアセンサ75までの高
さを検出する。その結果は制御部85に送られ、その高
さがダブリ計測に不適な場合は信号がさらにモータ駆動
部81に送られ、Z軸ステージ77のステップモータな
どが駆動されて、ダブリ計測に最適な高さに調節され
る。
【0036】こうしてダブリ計測の用意が整うと制御部
85は、二次元エリアセンサ75に最初のダブリ検出用
マークを撮像させ、その像をパターンマッチング部87
に送ると共に制御部85を通して表示装置90に表示さ
せる。そしてパターンマッチング部87は、パターン記
憶部86に記憶されているダブリ検出用マークと、今撮
像された印刷物72上のダブリ検出用マークとのマッチ
ングを取る。そしてダブリ検出用マークの位置が検出さ
れたら制御部85は、このマークの直径を360度全周
にわたって計測する。
【0037】そしてこのダブリ検出用マークの直径が、
360度全周にわたってほぼ同一ならダブリなしと判定
し、次のマークを計測する。そして、同様にして図5に
おいて61で示した多色ダブリ検出用マーク群の全ての
マークを計測し、ダブリが検出されない場合はさらに単
色ダブリ検出用マーク62、63、64、65を順次計
測し、全てのマークにおいてダブリが検出されない場合
にダブリが発生していないと判定する。
【0038】しかしながら直径を360度全周にわたっ
て計測した結果、図2に示したように短径42と長径4
3に差が生じた場合、制御部85はダブリが生じている
と判定し、両者の差を算出してこれをダブリ量として表
示装置90に表示すると共に、中心の中心マーク30を
通る長径43の方向をダブリ方向とし、これも同時に表
示する。
【0039】そして、前記したように多色ダブリ検出用
マーク群、単色ダブリ検出用マーク群のダブリ検出用マ
ークを同様にして順次計測し、ダブリが検出された色に
ついては計測結果の平均を取って表示する。なお、前記
したようにダブリは印刷紙上に局所的に現れる場合もあ
るので、図5に示したダブリ検出用マーク群は複数箇所
に印刷するようにし、どの位置にダブリが現れても対処
できるようにする。
【0040】このようにダブリ計測装置を構成すること
により、多色印刷におけるダブリが簡単に、高精度に、
迅速に計測できる。
【0041】なお以上の説明では、ダブリ量の計測に当
たって単に直径を360度全周にわたって計測すると説
明したが、この計測方法には前記したように3種類の方
法が考えられる。まずその1は、図1におけるリング状
マーク31の外円の直径を測る方法で、その2は内円の
直径を測る方法、その3は中心マーク30の直径を測る
方法である。これら3種類の方法はいずれも長径と短径
の差がダブリ量となるが、ダブリ方向については、リン
グ状マーク31の外円と中心マーク30の直径を測る場
合は長径の方向がダブリ方向となり、リング状マーク3
1の内円の直径を測る場合は短径の方向がダブリ方向と
なる。
【0042】なおこの場合、それぞれの方法で計測した
長径と短径は、それぞれの方法で独立に計測結果として
も良く、また、3種類の方法で計測した結果の平均を出
し、それを計測結果として用いても良い。
【0043】さらに、それぞれの直径の計測方法にも3
種類の方法があり、まず中心マーク30の中心位置座標
を検出し、そこを通る直径を測定する方法、また中心位
置座標からそれぞれの円までの距離、すなわち半径を測
定する方法、及び、ダブリ検出用マークを前記中心マー
ク30の中心位置座標を中心として一定角度で複数に分
割し、該分割した各角度内で中心位置座標から前記短径
と長径を複数計測して平均値を算出し、該平均値の最大
値を長径とし、最小値を短径とする方法である。
【0044】さらに中心マークの中心を求める方法は、
あらかじめパターン記憶部86に中心マーク30の中心
位置も記憶させておき、二次元エリアセンサ75がダブ
リ検出用マークを撮像し、パターン記憶部86に記憶さ
れているダブリ検出用マークとマッチングを取るとき、
その中心位置座標も算出するようにする。このようにす
ると、以上説明してきた長径と短径の計測は、この中心
位置座標から容易に行うことができる。
【0045】また同様に、中心マーク30のマッチング
が取れたら、この中心マーク30の像の収縮を繰り返
し、最後に残った点を中心位置座標としても良い。
【0046】また以上の説明では、位置検出用マーク6
6の位置を移動量・方向指示部88で指示するよう説明
したが、これはあらかじめ入力装置89から数値で入力
し、自動的に計測するように構成しても良い。またダブ
リの計測は印刷中に何度か行われるので、この位置を座
標記憶部84に記憶させ、二次元エリアセンサ75によ
って自動探索させるように構成しても良い。
【0047】
【発明の効果】以上記載の如く本発明によれば、ダブリ
検出用マークをリング状に形成することで、たとえ印刷
時にインキのつぶれや滲みなどでマークが太っても、こ
の太りはマークの360度全周にわたって均等に現れる
から、印刷されたこのマークの長径と短径を計測して両
者の差を検出すればダブリの有無と量、それに方向を簡
単に正確に検出でき、迅速な対処が可能になる。
【0048】また、ダブリ検出用マークを群とすること
により、単一のマークだけの場合、実際にはダブリが生
じているのにかすれなどで検出できないようなことがあ
っても、複数のマークを計測することで見逃すことが無
くなる。
【0049】そして本発明のダブリ計測装置によれば、
高精度に、自動的にダブリ量や方向が計測できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るダブリ検出用マー
クを説明するための図である。
【図2】 本発明のダブリ検出用マークによってダブリ
量と方向を検出する説明図である。
【図3】 本発明の多色ダブリ検出用マーク群の説明図
である。
【図4】 本発明の単色ダブリ検出用マーク群の説明図
である。
【図5】 本発明のダブリ検出用マーク群の説明図であ
る。
【図6】 本発明のダブリ計測装置のブロック図であ
る。
【図7】 印刷機の概略を説明するための図である。
【図8】 ダブリの生じる原因を説明するための図であ
る。
【図9】 ダブリの説明図である。
【符号の説明】
30 中心マーク 31 リング状マーク 40 ダブリで印刷された中心マーク 41 ダブリで印刷されたリング状マーク 42 短径 43 長径

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷用版胴を有した複数のユニットで多
    色印刷する印刷機に於いて、相前後するユニットにおけ
    る後段ユニットの版胴に転写された前段ユニットの印刷
    色がずれて印刷紙に再転写されるダブリを検出するため
    の方法であって、 小円状の中心マークと、該中心マークを同心で囲繞した
    リング状マークとでダブリ検出用マークを形成し、印刷
    された該マークの長径と短径を計測して両者に差がある
    とき、その差をダブリ量とすることを特徴とするダブリ
    検出方法。
  2. 【請求項2】 前記長径の方向をダブリ方向とすること
    を特徴とする請求項1に記載したダブリ検出方法。
  3. 【請求項3】 前記短径と長径を、前記小円状の中心マ
    ークの中心位置座標からの距離として計測することを特
    徴とする請求項1に記載したダブリ検出方法。
  4. 【請求項4】 前記ダブリ検出用マークを前記中心マー
    クの中心位置座標を中心として一定角度で複数に分割
    し、該分割した各角度内で中心位置座標から前記短径と
    長径を複数計測して平均値を算出し、該平均値の最大値
    を長径とし、最小値を短径とすることを特徴とする請求
    項1に記載したダブリ検出方法。
  5. 【請求項5】 前記小円状の中心マークをパターン登録
    し、該パターン登録したマークと印刷されたマークのマ
    ッチングを取って中心位置座標を求めることを特徴とす
    る請求項3に記載したダブリ検出方法。
  6. 【請求項6】 前記小円状の中心マークを検出し、該マ
    ークを収縮して残った点を中心位置座標とすることを特
    徴とする請求項5に記載したダブリ検出方法。
  7. 【請求項7】 前記短径と長径を、リング状マークの外
    周または内周で計測することを特徴とする請求項1に記
    載したダブリ検出方法。
  8. 【請求項8】 前記短径と長径を、小円状の中心マーク
    の外周で計測することを特徴とする請求項1に記載した
    ダブリ検出方法。
  9. 【請求項9】 前記短径と長径を、リング状マークの外
    周と内周と小円状の中心マークの外周で計測し、平均値
    をダブリ量とすることを特徴とする請求項1に記載した
    ダブリ検出方法。
  10. 【請求項10】 印刷用版胴を有した複数のユニットで
    多色印刷する印刷機に於いて、相前後するユニットにお
    ける後段ユニットの版胴に転写された前段ユニットの印
    刷色がずれて印刷紙に再転写されるダブリを検出するた
    めのマークであって、 小円状の中心マークと、該中心マークを同心で囲繞した
    リング状マークとでダブリ検出用マークを形成し、同色
    のダブリ検出用マークを複数配列して群を作り、該群を
    印刷色毎に設けたことを特徴とするダブリ検出用マー
    ク。
  11. 【請求項11】 印刷用版胴を有した複数のユニットで
    多色印刷する印刷機に於いて、相前後するユニットにお
    ける後段ユニットの版胴に転写された前段ユニットの印
    刷色がずれて印刷紙に再転写されるダブリを検出するた
    めのマークであって、 小円状の中心マークと、該中心マークを同心で囲繞した
    リング状マークとでダブリ検出用マークを形成し、前記
    ダブリ検出用マークを各色毎に所定の枠内に配列させた
    多色用ダブリ検出用マークを複数配して群を作ったこと
    を特徴とするダブリ検出用マーク。
  12. 【請求項12】 複数の印刷ユニットで多色印刷する印
    刷機に於けるダブリを検出するダブリ検出用マークを撮
    像する二次元エリアセンサと、該二次元エリアセンサを
    二次元方向に移動させる手段とを持ち、計測位置におけ
    るダブリ量を計測するダブリ計測装置において、 前記ダブリ検出用マークの位置座標を記憶する記憶部
    と、ダブリ検出用マークを記憶するパターン記憶部と、
    前記二次元エリアセンサを二次元移動手段でダブリ検出
    用マーク座標に移動させた後、前記二次元エリアセンサ
    が検出した像パターンと前記パターン記憶部に記憶した
    ダブリ検出用マークとのマッチングを取るパターンマッ
    チング部と、該パターンマッチング部が検出したダブリ
    検出用マークの長径と短径を計測し、ダブリ量と方向を
    検出する制御部とを持ち、二次元エリアセンサが検出し
    たダブリ検出用マークからダブリ量と方向を計測するこ
    とを特徴とするダブリ計測装置。
JP2000398227A 2000-12-27 2000-12-27 ダブリ検出方法、ダブリ検出用マーク、及びダブリ計測装置 Expired - Fee Related JP3564388B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000398227A JP3564388B2 (ja) 2000-12-27 2000-12-27 ダブリ検出方法、ダブリ検出用マーク、及びダブリ計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000398227A JP3564388B2 (ja) 2000-12-27 2000-12-27 ダブリ検出方法、ダブリ検出用マーク、及びダブリ計測装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002192701A true JP2002192701A (ja) 2002-07-10
JP3564388B2 JP3564388B2 (ja) 2004-09-08

Family

ID=18863237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000398227A Expired - Fee Related JP3564388B2 (ja) 2000-12-27 2000-12-27 ダブリ検出方法、ダブリ検出用マーク、及びダブリ計測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3564388B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017221596A1 (ja) * 2016-06-24 2017-12-28 アイマー・プランニング株式会社 印刷装置における印刷ズレ修正方法
JP2020075484A (ja) * 2018-09-12 2020-05-21 ハイデルベルガー ドルツクマシーネン アクチエンゲゼルシヤフトHeidelberger Druckmaschinen AG 円形の測定マークによる見当合わせ測定/位置合わせ測定
JP2022169390A (ja) * 2021-04-27 2022-11-09 東洋製罐株式会社 容器および容器の製造方法
CN118927793A (zh) * 2024-09-13 2024-11-12 珠海格力电器股份有限公司 生产线的印刷异常处理方法及装置、计算机可读存储介质

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102257662B1 (ko) * 2016-06-24 2021-05-31 아이머 플래닝 가부시키가이샤 인쇄 장치에 있어서의 인쇄 어긋남 수정 방법
JP2017226176A (ja) * 2016-06-24 2017-12-28 アイマー・プランニング株式会社 印刷装置における印刷ズレ修正方法
EP3281792A4 (en) * 2016-06-24 2019-01-30 I. Mer Co., Ltd. METHOD FOR CORRECTING THE PRESSURE FAILURE IN A PRINTER DEVICE
CN109311312A (zh) * 2016-06-24 2019-02-05 艾美株式会社 印刷装置中的印刷偏差修正方法
KR20190070826A (ko) * 2016-06-24 2019-06-21 아이머 플래닝 가부시키가이샤 인쇄 장치에 있어서의 인쇄 어긋남 수정 방법
US10549525B2 (en) 2016-06-24 2020-02-04 I. Mer Co., Ltd. Method of correcting printing misalignment in printing apparatus
WO2017221596A1 (ja) * 2016-06-24 2017-12-28 アイマー・プランニング株式会社 印刷装置における印刷ズレ修正方法
CN109311312B (zh) * 2016-06-24 2020-07-14 艾美株式会社 印刷装置中的印刷偏差修正方法
JP2020075484A (ja) * 2018-09-12 2020-05-21 ハイデルベルガー ドルツクマシーネン アクチエンゲゼルシヤフトHeidelberger Druckmaschinen AG 円形の測定マークによる見当合わせ測定/位置合わせ測定
JP7317640B2 (ja) 2018-09-12 2023-07-31 ハイデルベルガー ドルツクマシーネン アクチエンゲゼルシヤフト 円形の測定マークによる見当合わせ測定/位置合わせ測定
JP2022169390A (ja) * 2021-04-27 2022-11-09 東洋製罐株式会社 容器および容器の製造方法
CN118927793A (zh) * 2024-09-13 2024-11-12 珠海格力电器股份有限公司 生产线的印刷异常处理方法及装置、计算机可读存储介质
CN118927793B (zh) * 2024-09-13 2025-10-14 珠海格力电器股份有限公司 生产线的印刷异常处理方法及装置、计算机可读存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP3564388B2 (ja) 2004-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5056430A (en) Method of positioning plate cylinders in a multi-color rotary printing machine
JP7150530B2 (ja) 画像センサの自動的な較正
JP2587053B2 (ja) 多色印刷機における見当合わせ誤差補正方法および装置
TWI748696B (zh) 用於決定印刷機之印刷參數的方法及測試平台
US7819060B2 (en) Method for mounting cylindrically-shaped printing forms
JP3053893B2 (ja) レジスタ偏差検出方法および装置
JP6058127B2 (ja) カラー印刷機又はカラー複写機の制御方法
EP2428360A1 (en) Method of mounting printing plates
JP2003025550A (ja) クロストラックを検出する方法およびクロストラックを検出する方法を実施する装置
EP2384889A1 (en) Method for adjusting and controlling a printing machine by employing minute marks
CN110893725A (zh) 具有圆形测量标记的对版-套准测量
JP2002192701A (ja) ダブリ検出方法、ダブリ検出用マーク、及びダブリ計測装置
EP1604820B1 (en) Method of registering different colours in flexography, and flexographic printer comprising a device for implementing said method
JP2001293847A (ja) 印刷物の色調測定方法及び装置
JP2003307854A (ja) 第1と画像付け装置とおよび第2の画像付け装置の相対位置を測定する方法
JP3404486B2 (ja) テスト彫刻の形成および評価方法
JPH03175304A (ja) 記録紙の位置のズレ量測定装置
JP3735251B2 (ja) 印刷用見当マークと見当ズレ計測装置
EP4275904B1 (en) Print quality control system for offset printing machine
EP0476035B1 (en) A method and a system for control of printing processes
JPS59145910A (ja) 精密加工物における加工誤差の測定方法
JP3235804U (ja) 印刷装置
JP2002510570A (ja) 彫刻部材の位置決め方法
KR20060116374A (ko) 다색 그라비아 인쇄의 레지스터 오차 제어방법
JPS6072730A (ja) 印刷物の検査方法及びその装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040518

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040607

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090611

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100611

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees