JP2002191893A - 超音波洗浄装置 - Google Patents

超音波洗浄装置

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JP2002191893A
JP2002191893A JP2000392766A JP2000392766A JP2002191893A JP 2002191893 A JP2002191893 A JP 2002191893A JP 2000392766 A JP2000392766 A JP 2000392766A JP 2000392766 A JP2000392766 A JP 2000392766A JP 2002191893 A JP2002191893 A JP 2002191893A
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Kiyoteru Osawa
清輝 大沢
Noriyuki Kitaori
典之 北折
Takahisa Yamashiro
高久 山城
Masayasu Sato
雅安 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汚れた衣類などを被洗浄物の対象領域の広さ
や構造に応じて適切な超音波洗浄を行うことのできる小
型且つ低消費電力の超音波洗浄装置を提供する。 【解決手段】 アタッチメントケーシング11内に、超
音波振動子18に後部超音波ホーン19と前部超音波ホ
ーン21が連設されてなる超音波振動部14が内蔵され
た先端アタッチメント3と、本体ケーシング4内に振動
部駆動回路6が内蔵され、且つ先端アタッチメント3が
着脱自在に装着される装置本体2とから成る。先端アタ
ッチメント3としては、前部超音波ホーン21の先端形
状及び先端面積が異なる複数種類が用意されている。こ
のような構成により、被洗浄物の対象領域の広さや構造
に応じて適切な超音波洗浄を行うことのできる小型且つ
低消費電力の超音波洗浄装置を実現した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波洗浄装置に
関し、さらに詳しくは、例えば織物や繊維製品などを洗
浄する家庭用の超音波洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、超音波振動を用いて繊維製品など
を洗浄する技術としては、特開昭63−66372号公
報及び特開平10−328472号公報のそれぞれに開
示されたものが知られている。これらの公報に開示され
た洗浄技術は、洗浄液中に被洗浄物(繊維製品など)を
浸漬させた状態で、振動子も洗浄液中に入れて、超音波
発振器で発生させた超音波振動を被洗浄物に伝搬させる
ことにより、被洗浄物に付着した汚れなどを除去しよう
とするものである。
【0003】また、他の超音波洗浄技術としては、実公
平7−5904号公報に開示された超音波洗浄機があ
る。この超音波洗浄機は、装置本体に超音波振幅拡大ホ
ーンを突出させ、超音波振幅拡大ホーンの先端から洗浄
液を噴霧する構成となっている。この超音波洗浄機で洗
浄を行うには、突出する超音波振幅拡大ホーンの先端を
繊維製品に軽く当て、洗浄液を噴霧しつつ前後左右にホ
ーン先端を移動させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た特開昭63−66372号公報及び特開平10−32
8472号公報に開示された超音波を用いる洗浄装置な
どは、取り扱いが難しいことから、一般の家庭での実用
化が困難であった。また、これら超音波洗浄装置では、
超音波振動部の先端形状や先端面積が一定であるため、
例えば襟などのある程度面積のある部分の汚れを落とす
場合、超音波振動部の先端の径寸法や幅寸法が小さいと
洗浄に時間がかかるものであった。逆に、狭い部分の汚
れを落とすには、先端が大きすぎて洗浄作業が行いにく
いものであった。また、先端の破損・摩耗等に対応する
必要もあった。
【0005】なお、従来の超音波洗浄装置では交換タイ
プは存在しないが、超音波を用いた道具の中には先端ツ
ールとホーンの接続を行うものがある。超音波振動部の
先端ツールとホーンの接続を行うと、接触面の面精度や
汚れ等からロスが発生した。これはACで少ない電力で
動作させる、もしくは乾電池で動作させる場合不利であ
る。さらに、締め付けトルクの管理も必要となる。ま
た、回路とのマッチングが難しい。つまり、回路が複雑
になると共に、回路が大型化してしまう。
【0006】そこで、本発明の目的は、超音波の効果を
十分発揮し、汚れた衣類などを被洗浄物の対象領域の広
さに応じて適切な超音波洗浄を行うことのできる家庭用
の超音波洗浄装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、アタッチメン
トケーシング内に、超音波振動子に超音波ホーンが連設
されてなる超音波振動部が内蔵された先端アタッチメン
トと、本体ケーシング内に振動部駆動回路が内蔵され、
且つ先端アタッチメントが着脱自在に装着される装置本
体とから成り、超音波ホーンの先端形状及び先端面積が
異なる複数種類の先端アタッチメント等が用意されてい
ることを特徴としている。このような構成により、本発
明では、先端アタッチメントを任意に取り替えることが
可能となり、洗浄対象部の面積や構造に応じて洗浄効率
や洗浄操作性を向上することができる。また、先端アタ
ッチメントと装置本体との双方の装着端面には、互いに
接続する接続部が設けられている。また、アタッチメン
トケーシングと、本体ケーシングとは、互いに差し込ん
で係合される係合部や、互いに螺合する螺子構造を備え
ることが好ましい。なお、超音波ホーンの先端形状は、
略円柱形状、略角柱形状などの各種の形状が選択可能で
ある。また、本発明は、乾電池や充電池などで駆動でき
る程度の1W以上8W以下の駆動電力であることが好ま
しい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る超音波洗浄装
置の詳細を図面に示す各実施形態に基づいて説明する。
【0009】(実施形態1)図1〜図4は本発明に係る
超音波洗浄装置の実施形態1を示している。本実施形態
1の超音波洗浄装置1は、装置本体2と、装置本体2に
着脱自在に装着される先端アタッチメント3とから大略
構成されている。
【0010】装置本体2は、図1及び図2に示すよう
に、本体ケーシング4内に、振動部駆動回路部5、電池
6などが内蔵されている。本体ケーシング4の先端面
(装着面)には、接続部としての端子コネクタ部7A,
7Bが設けられている。ところで、本実施形態において
は、電源として電池6の他に、ACジャック部を設けて
交流電源を接続して使用できるような構成としてもよ
い。
【0011】また、本体ケーシング4の先端部周縁に
は、先端アタッチメント3側と係合する係合溝部8が周
回するように形成されている。そして、端子コネクタ部
7A,7Bと振動部駆動回路部5とは、配線9,10を
介して接続されている。この他、装置本体2には、図示
しないスイッチや駆動確認ランプなどが設けられてい
る。
【0012】先端アタッチメント3は、先端に向けて漸
次細くなるアタッチメントケーシング11を備えてい
る。このアタッチメントケーシング11の後端壁部12
の外側面には、前記した本体ケーシング4の前端面に設
けられた端子コネクタ部7A,7Bに接続される接続端
子13A,13Bが突設されている。また、アタッチメ
ントケーシング11の後端周縁部には、後方へ突出する
周回壁11Bが形成され、この周回壁11Bの内側面に
内側へ突出する係合突部11Cが周回して形成されてい
る。この係合突部11Cは、上記した係合溝部8に係合
して、装置本体2と先端アタッチメント3との結合を可
能にしている。なお、係合突部11Cと係合溝部8の結
合は、図示のようにアタッチメントケーシング11と本
体ケーシング4を差し込むように係合する方法に限るも
のではなく、スライド式に係合するものも含むものであ
る。
【0013】また、アタッチメントケーシング11の内
部には、超音波振動部14が設けられている。この超音
波振動部14は、アタッチメントケーシング11内の中
間部に周回するように形成された支持部15に支持され
ている。
【0014】超音波振動部14は、圧電体16,17を
接合させてなる超音波振動子18と、超音波振動子18
の後端面に接合された後部超音波ホーン19と、超音波
振動子18の前端面にフランジ部材20を介して接合さ
れた所定長さ寸法の前部超音波ホーン21とからなる。
これら後部超音波ホーン19及び前部超音波ホーン21
は、超音波振動子18の前後に分割されているが、両方
を備えることにより超音波ホーンが構成されている。後
部超音波ホーン19及び前部超音波ホーン21は、超音
波振動子18の振動を特定の周波数に変えたり、振動を
強くするために振動を伝え易い金属で形成されている。
また、前部超音波ホーン21は、アタッチメントケーシ
ング11の前端開口部11Aから極僅か前方へ突出する
ように設定されている。フランジ部材20は、上記した
支持部15に支持されている。
【0015】なお、圧電体16の後端面と接続端子13
Bとは、配線22で接続されている。また、圧電体1
6,17の接合面と接続端子13Aとは、配線23で接
続されている。このような圧電体16,17を接合して
なる超音波振動子18は、所謂ランジュバン型の超音波
振動子を構成している。つまり、超音波振動部14は、
圧電体16,17と超音波振動子18及び後部超音波ホ
ーン19で構成されているが、これら全体をボルト締め
ランジュバン型超音波振動子と呼ぶ。またさらに、この
超音波振動子18と後部超音波ホーン19に加えてさら
なるホーンなる金属部ならびに振動工具を付加しても何
ら問題はない。
【0016】ここで、超音波振動部14の一実施例であ
る構成例を説明する。本実施形態1の超音波振動部1
4、圧電体16,17として、PbZrOとPbTi
との固溶体であるPZTを主成分とする円柱状圧電
体(直径15mm、固定するボルト穴の面積を除くと接
合面積は145.5mmで厚さ4mm)に厚さ方向に
分極処理をしたものを用い、アルミニウム製の後部超音
波ホーン19及び前部超音波ホーン21で構成された超
音波振動子(超音波振動部14)を用いる。そして、素
子(圧電体)への入力または素子の駆動電力は、8W以
下に設定した。
【0017】また、ホーン先端の面積(実際の汚れた布
と接触する部分)10〜140mm で望ましくは20
〜80mmを有する。ホーン及びケーシングの材質
は、アルミ、チタン、銅、亜鉛、鉄、などの金属類やジ
ュラルミン、ステンレスなどの合金類など、また、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチ
レン、アクリル樹脂、ポリアミド、ポリカーボネート、
ポリアセタール、ABS樹脂、フェノール樹脂、エポキ
シ樹脂、ポリウレタンやその共重合体などの熱可塑性樹
脂、熱硬化性樹脂などを使用することができる。このよ
うに、本実施形態1は、ホーンがアルミなどで、超音波
振動子がセラミックスなどからなり、両方をボルトで締
め付け、接合させることで超音波振動が得られる。この
ボルト締め付けには、適切なトルク、接合間の面精度が
必要とされるため、ユーザーには無理な作業であるた
め、アタッチメント部内に連接させることを要件とし
た。
【0018】次に、本実施形態1において先端アタッチ
メント3に用いられる超音波振動部14の典型的な例を
図3及び図4を用いて説明する。
【0019】まず、図3は先端形状が円柱形状の超音波
振動部14であり、前部超音波ホーン21の先端面21
Aが円形に設定されている。この先端面21Aの径寸法
を適宜設定することにより、洗浄対象の面積や状態に適
した先端アタッチメント3とすることができる。このよ
うな先端面21Aが円形状の超音波振動部14を備える
先端アタッチメント3では、例えば衣類などの狭い場所
の洗浄に適している。
【0020】また、図4に示す超音波振動部14は、前
部超音波ホーン21の先端面21Bが細長い矩形状であ
り、この幅寸法を適宜設定することにより例えば襟など
の比較的幅の広い部分の洗浄に適した先端アタッチメン
ト3とすることができる。
【0021】本実施形態1においては、装置本体2と先
端アタッチメント3とを、本体ケーシング4の前端に形
成した係合溝部8と、アタッチメントケーシング11の
後端に形成した係合突部11Cとを係脱可能としたこと
により、装置本体2に先端アタッチメント3を結合した
状態での使用と、他の種類の先端アタッチメント3との
交換作業を容易に行うことが可能となる。
【0022】以上、本実施形態の超音波洗浄装置1の構
成について説明したが、次にこの超音波洗浄装置1の操
作方法及び作用・動作について説明する。
【0023】本実施形態1の超音波洗浄装置1を用いて
例えば衣類の洗浄を行う場合、衣類の洗浄を行う部分に
応じて先端アタッチメント3の交換を適宜行う。そし
て、超音波洗浄装置1の装置本体2を手で持ち、図示し
ないスイッチをオンにすることにより、超音波振動部1
4を駆動することができる。洗浄液に浸して洗浄液を含
ませた衣類を用意し、先端アタッチメント3の先端部分
を衣類の布面に当て、この先端部分を布面上で滑らせる
ことにより、前部超音波ホーン21の先端面21A(2
1B)に確実且つ適切に接触させることができる。前部
超音波ホーン21の先端面21A(21B)での超音波
振動は、洗浄液を介して布面に伝搬して汚れを除去する
ことが可能となる。
【0024】(実施形態2)図5は、本発明に係る超音
波洗浄装置の実施形態2に用いられる先端アタッチメン
ト3を示す説明図である。なお、この実施形態2におい
て上記実施形態1と同一機能を果たす部分には同一の符
号を付して説明する。
【0025】本実施形態2における先端アタッチメント
3では、前部超音波ホーン21の周面に溝部21Aを周
回するように形成し、アタッチメントケーシング11の
内周面にこの溝部21Aに差し込まれるフランジ部11
Dを形成している。なお、前部超音波ホーン21におけ
る溝部21Aは、振動の節に当たる部分に形成されてい
る。このようにアタッチメントケーシング11側のフラ
ンジ部11Dで超音波振動部14を支持することによ
り、アタッチメントケーシング11側に振動伝達の少な
い構造としている。また、アタッチメントケーシング1
1の後端部の周縁には、装置本体2の本体ケーシング4
に係合する係合部11Eを設けている。なお、装置本体
2には、係合部11Eに係合する被係合部が用いられて
いる。また、本実施形態2における他の構成は、上記し
た実施形態1と同様である。
【0026】(実施形態3)図6は、本発明に係る超音
波洗浄装置の実施形態3に用いられる先端アタッチメン
ト3を示す説明図である。この実施形態3においても上
記実施形態1と同一機能を果たす部分には同一の符号を
付して説明する。
【0027】本実施形態3では、先端アタッチメント3
において、接続端子13Bと超音波振動部14とを接続
する配線22の途中にコンデンサ24を介在させてい
る。このコンデンサ24を設けることにより、装置本体
2に先端アタッチメント3を装着したときに、電気的特
性が補償させるようになっている。このため、装置本体
2の汎用性を高め、複数の異なる種類の先端アタッチメ
ント3の装着を可能にしている。
【0028】(実施形態4)図7は、本発明に係る超音
波洗浄装置の実施形態4を示す説明図である。この実施
形態4では、装置本体2側の前端部に端子挿入筒25,
26が突設されている。これら端子挿入筒25,26の
先端面には、ゴム製のパッキン27、もしくは28が設
けられている。図8は、装置本体2を先端面側から見た
正面図であり、パッキン27、もしくは28の配置状態
を示している。また、これら端子挿入筒25,26の内
奥には、接続端子13A,13Bが接続される接点板2
9,30が設けられると共に、接続端子13A,13B
をこれら接点板29,30に圧接させるための案内バネ
部31,32が設けられている。
【0029】一方、先端アタッチメント3におけるアタ
ッチメントケーシング11の後端面には、端子挿入筒2
5,26が挿入される凹部33,34が接続端子13
A,13Bの基部を囲むように形成されている。
【0030】本実施形態4における他の構成は、上記し
た実施形態1と略同様である。本実施形態4では、接続
端子13A,13Bと端子挿入筒25,26とを互いに
嵌合することにより、電気的接続に接続されると共に、
装置本体2と先端アタッチメント3との結合が行われる
ようになっている。このため、装置本体2と先端アタッ
チメント3とをワンタッチで装着、離脱させることが可
能となり、先端アタッチメント3の交換作業を容易にす
ることができる。
【0031】(実施形態5)図9は、本発明に係る超音
波洗浄装置の実施形態5を示す説明図である。本実施形
態5では、図9に示すように先端アタッチメント3の後
端面に接続端子13Bが形成され、後端周面に接続端子
13Aが露呈するように設けられている。また、接続端
子13Aが露呈する後端部周面には、雄螺子11Fが形
成されている。また、雄螺子11Fには、ゴム製のパッ
キン36が嵌合されており、装置本体2と先端アタッチ
メント3との間の水密性を高めている。なお、図示しな
いが、装置本体2の本体ケーシング4には、前記雄螺子
11Fに螺合する雌螺子が形成されている。そして、接
続端子13Bと超音波振動部14とを接続する配線22
には、振動吸収機能を有する緩衝用配線35が介在され
ている。なお、緩衝用配線35は、撓みをもつ銅など金
属板や電線でなる。このような実施形態5では、先端ア
タッチメント3において超音波振動部14が駆動されて
も、振動が緩衝用配線35で吸収されるため、配線22
の負担を低減することができる。
【0032】以上、実施形態について説明したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、構成の要旨に付随
する各種の変更が可能である。例えば、上記した実施形
態では、前部超音波ホーン21の先端面21A,21B
の形状として円形や長方形の例を述べたが、この他楕円
形、半球形などの各種形状のものを用いることが可能で
ある。
【0033】また、装置本体は、超音波振動子と超音波
ホーンとが接合されてなる超音波振動部とその振動駆動
回路および電源からなる洗浄機に限るものではなく、例
えば駆動回路や電源の一部が外付けとなった形態におい
ても、実質的に本機能を有する形態のものは広く適用す
るものである。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1,2記載の発明によれば、超音波ホーンの先端形状の
異なる各種の先端アタッチメントを装置本体へ自在に装
着することができるため、交換または洗浄部位の条件に
応じて適切な先端アタッチメントを用いることができ
る。このため、小型で超音波洗浄の効果を十分発揮する
超音波洗浄装置を実現することができる。
【0035】請求項3,4記載の発明によれば、先端ア
タッチメントを装置本体へ確実に接続させることがで
き、装着の操作性を良好にすることができる。
【0036】請求項5,6記載の発明によれば、1W以
上8W以下の低消費電力で駆動でき、携帯性の高い家庭
用の超音波洗浄装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る超音波洗浄装置の実施形態1を示
す断面図である。
【図2】本発明に係る超音波洗浄装置の実施形態1の分
解状態を示す断面図である。
【図3】実施形態1の超音波ホーンの一例を示す説明図
である。
【図4】実施形態1の超音波ホーンの一例を示す説明図
である。
【図5】本発明に係る超音波洗浄装置の実施形態2の先
端アタッチメントを示す説明図である。
【図6】本発明に係る超音波洗浄装置の実施形態3の先
端アタッチメントを示す説明図である。
【図7】本発明に係る超音波洗浄装置の実施形態4の分
解状態を示す説明図である。
【図8】実施形態4の装置本体の先端側端面を示す正面
図である。
【図9】本発明に係る超音波洗浄装置の実施形態5にお
ける先端アタッチメントを示す説明図である。
【符号の説明】
1 超音波洗浄装置 2 装置本体 3 先端アタッチメント 4 本体ケーシング 7A,7B 端子コネクタ部(接続部) 8 係合溝部(係合部) 9,10 配線 11 アタッチメントケーシング 13A,13B 接続端子 14 超音波振動部 16,17 圧電体 18 超音波振動子 19 後部超音波ホーン 21 前部超音波ホーン 21A,21B 先端面 22,23 配線 24 コンデンサ(補償用部品) 28,36 パッキン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山城 高久 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会 社研究所内 (72)発明者 佐藤 雅安 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会 社研究所内 Fターム(参考) 3B155 AA02 BB15 BB18 CA11 CB03 CB18 HB22 5D107 AA03 BB11 CC04 CC10 FF01 FF08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体が超音波振動子と超音波ホーン
    とが接合されてなる超音波振動部とその振動駆動回路お
    よび電源とからなる洗浄機で、ホーンの先端部に被洗浄
    物を接触させて被洗浄物の洗浄を行う超音波洗浄装置に
    おいて、 アタッチメントケーシング内に、超音波振動子に超音波
    ホーンが連設されてなる超音波振動部が内蔵された先端
    アタッチメントと、 振動部駆動回路が内蔵され、且つ前記先端アタッチメン
    トが着脱自在に装着される装置本体とから成り、 前記先端アタッチメントを交換自在にしたことを特徴と
    する超音波洗浄装置。
  2. 【請求項2】 装置本体が超音波振動子と超音波ホーン
    とが接合されてなる超音波振動部とその振動駆動回路お
    よび電源とからなる洗浄機で、ホーンの先端部に被洗浄
    物を接触させて被洗浄物の洗浄を行う超音波洗浄装置に
    おいて、 アタッチメントケーシング内に、超音波振動子に超音波
    ホーンが連設されてなる超音波振動部が内蔵された先端
    アタッチメントと、 振動部駆動回路が内蔵され、且つ前記先端アタッチメン
    トが着脱自在に装着される装置本体とから成り、 前記超音波ホーンの先端形状及び先端面積が異なる複数
    種類もしくは同一形状の先端アタッチメントが用意され
    ていることを特徴とする超音波洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記先端アタッチメントと前記装置本体
    との装着端面には、互いに接続される接続部が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の超音波洗浄装
    置。
  4. 【請求項4】 前記装着端面の一方の前記接続部は、該
    装着端面より突設された接続端子であり、前記装着端面
    の他方の前記接続部は、前記接続端子が挿入される端子
    コネクタ部であることを特徴とする請求項3記載の超音
    波洗浄装置。
  5. 【請求項5】 前記超音波振動部は、圧電体を振動の主
    駆動部としたボルト締めランジュバン型超音波振動子を
    備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載さ
    れた超音波洗浄装置。
  6. 【請求項6】 前記超音波振動部の駆動電力が1W以上
    8W以下であることを特徴とする請求項5記載の超音波
    洗浄装置。
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