JP2001275753A - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JP2001275753A
JP2001275753A JP2000100713A JP2000100713A JP2001275753A JP 2001275753 A JP2001275753 A JP 2001275753A JP 2000100713 A JP2000100713 A JP 2000100713A JP 2000100713 A JP2000100713 A JP 2000100713A JP 2001275753 A JP2001275753 A JP 2001275753A
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shaft
head
brush
grip portion
grip
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Keiji Matsumoto
桂二 松本
Shuji Iwao
修司 岩尾
Akira Matsumoto
曄 松本
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Lion Corp
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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッド部の振動がグリップ部まで伝わること
がなく、使い勝手に優れるとともに、ヘッド部が不安定
になることのない洗浄装置を提供する。 【解決手段】 基端部側を乾電池収容室5とされた筒状
のグリップ部1と、先端面にブラシ13を取着され、か
つ、その内部に偏心カム付きモータ12を収容されたヘ
ッド部2とを備え、ヘッド部2は、ブラシと反対側の端
面に形成された筒状スライド部16によってグリップ部
2の先端部内にスライド自在に遊嵌されているととも
に、筒状スライド部内には、グリップ部長手方向に向か
って伸びる往復動シャフト7がヘッド部端面に固設され
ており、該往復動シャフトは、その中間位置に設けたシ
ャフト支持用プレート10によってグリップ部2に対し
てスライド自在に支持されているとともに、該往復動シ
ャフトの周りにはシャフト長手方向に沿ってスプリング
18,19が縮設配置され、該スプリングによって該往
復動シャフト7を弾発状態でスライド可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繊維製品などの洗
浄に用いて好適な洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、衣類や靴下などの繊維製品に付着
した頑固な汚れ、例えば、皮脂汚れ、泥汚れ、油汚れ、
醤油やカレーなどの飲食物による汚れ、血液付着による
汚れ、口紅,化粧用ファンデーションの付着による汚れ
などを落とすには、汚れ部分に液体洗剤などの洗浄液を
直接塗布した後、手もみしたり、ブラシ、スポンジなど
で刷掃したり、あるいは、被洗浄物を洗浄液に漬け置き
した後、洗濯機で洗濯する方法などがとられている。し
かしながら、これらの方法では、手が荒れる、被洗浄物
が傷む、汚れによっては十分な洗浄効果が得られないな
どの問題があった。
【0003】そこで、本出願人は先に、このような問題
を解決するための洗浄装置を出願した(特願平11−2
54258号)。この先願の洗浄装置は、モータ駆動源
となる電池を収容したグリップ部と、偏心カム付きのモ
ータを収容したヘッド部を備え、該ヘッド部とグリップ
部を防音・防振用のゴムなどの弾性材からなる緩衝部を
介して連結するともに、前記ヘッド部の先端に洗浄用の
ブラシを装着したものであった。
【0004】この先願に係る洗浄装置は、モータの回転
軸に直結した偏心カムをモータによって偏心回転させる
ことによって、ブラシを含むヘッド部全体を振動させ、
この振動するブラシの先端を繊維表面に当てて繊維表面
を高速で繰り返し叩くことにより、繊維の間に付着して
いる汚れの微粒子や成分を繊維表面に浮き上がらせ、表
面に浮き上がってきたところをブラシで刷掃して取り除
くようにしたもので、極めて強力な洗浄効果を上げるこ
とができるものであった。また、ヘッド部とグリップ部
の間を弾性材からなる緩衝部で連結することにより、ヘ
ッド部の振動ができるだけグリップ部まで伝わることが
ないようにしたものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記先願に係る洗浄装
置は、ヘッド部とグリップ部をゴムなどの弾性材からな
る緩衝部で連結しているため、グリップ部へ伝わる振動
が減衰され、手が痺れるような感覚が生じることもな
く、使い勝手のよいものであった。しかしながら、ゴム
などの弾性材からなる緩衝部であるため、360度全方
向に自在に傾きやすく、ブラシ先端を繊維表面に当てて
洗浄する際に、ヘッド部がグラグラして不安定になるこ
とがあった。
【0006】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、ヘッド部の振動がグリップ部まで伝
わることがなく、使い勝手に優れるとともに、ヘッド部
がグラグラして不安定になることのない洗浄装置を提供
することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の洗浄装置は、基端部側を乾電池収容室とさ
れた筒状のグリップ部と、先端面にブラシを取着され、
かつ、その内部に偏心カム付きモータを収容されたヘッ
ド部とを備え、前記ヘッド部は、前記ブラシと反対側の
端面に形成された筒状スライド部によって前記グリップ
部の先端部内にスライド自在に遊嵌されているととも
に、筒状スライド部内には、グリップ部長手方向に向か
って伸びる往復動シャフトが前記ヘッド部端面に固設さ
れており、該往復動シャフトは、その中間位置に設けた
シャフト支持用プレートによってグリップ部に対してス
ライド自在に支持されているとともに、該復動シャフト
の周りにはシャフト長手方向に沿ってスプリングが縮設
配置され、該スプリングによって往復動シャフトが弾発
状態でスライド可能とされていることを特徴とするもの
である。
【0008】前記スプリングは2分割し、シャフト支持
用プレートを中に挟んで、シャフト支持用プレートとヘ
ッド部端面の間、シャフト支持用プレートと往復動シャ
フト先端部との間に縮設配置することが好ましい。ま
た、前記ブラシは着脱式とし、取り替え自在とすること
が好ましい。
【0009】上記のような構成とした場合、往復動シャ
フトとスプリングの作用によってヘッド部のみがグリッ
プ部長手方向に振動し、偏心カム付きモータの振動がグ
リップ部まで伝わることがなくなる。このため、グリッ
プ部を持った手が痺れるというようなことがなくなる。
【0010】なお、上記において、ブラシの振動振幅は
20〜2000μmとすることが好ましい。20μm未
満では洗浄効果がなく、2000μmを越えると振動に
よる不快音が発生する。
【0011】使用するブラシとしては、毛束を植毛した
ブラシを用いることが好ましい。この場合、毛束の植毛
穴間隔を1〜3mm、好ましくは1〜2mm程度とする
のがよい。1mm未満であると繊維に引っ掛かり、使用
性が悪く、洗浄効果も悪い。また、3mmを越えると洗
浄効果が悪くなる。
【0012】また、前記毛束の毛丈(植毛面からの高
さ)は2〜15mm、好ましくは3〜11mmとする。
2mm未満では繊維が痛み、15mmを越えると使用性
が悪く、洗浄効果も低下する。毛束を構成するフィラメ
ントの太さは5mil(約0.12mm)〜15mil
(約0.37mm)、好ましくは5mil(約0.12
mm)〜11mil(約0.27mm)とする。3mi
l未満では軟らか過ぎ、洗浄効果も悪く、15milを
越えると硬過ぎ、繊維が傷んでしまう。
【0013】さらに、前記ブラシは、毛束を構成するフ
ィラメントの向きが往復動シャフトの 振動方向と平行
となる向きに取着することが望ましい。このような向き
に取着すると、毛束を構成するフィラメントの方向と振
動方向とが一致するので、フィラメントが繊維の間の奥
深くまで入り込むことができ、優れた洗浄効果を上げる
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1〜図3に本発明の一実
施の形態を示す。図1(a)は実施の形態に係る洗浄装
置の略示横断面図、図1(b)は略示縦断面図、図2は
平面図、図3は偏心カムの説明図である。
【0015】この実施の形態に係る洗浄装置は、円筒形
になるグリップ部1と、該グリップ部1の先端部に位置
して後述の支持機構によりグリップ部長手方向に沿って
スライド自在に取り付けられたヘッド部2とからなり、
その全体形状があたかも懐中電灯様とされている。
【0016】グリップ部1は、プラスチック製になる上
側ケース1aと下側ケース1bに分割されており、複数
本のネジ4によって上下一体に組み付けられている。そ
して、このグリップ部1の後端側半部は電池収容室5と
されており、後述する偏心カム付きモータ12を駆動す
るための複数本の乾電池6が収容されている。
【0017】また、グリップ部1の先端側半部は、2本
の振動シャフト7,7をスライド自在に組み付けるため
の機構室8とされており、この機構室8内の先端寄り位
置には、ヘッド部2に立設された2本の往復動シャフト
7,7をグリップ部長手方向にスライド自在に遊嵌支持
するためのシャフト支持用プレート10が形成されてお
り、往復動シャフト7,7はこのシャフト支持用プレー
ト10に穿たれた2つの挿通穴9,9に遊嵌挿通されて
いる。さらに、グリップ部1の外面中央部には、電源O
N/OFF用のスライド式の電源スイッチ11(略示)
が設けられている。
【0018】ヘッド部2は、その内部に偏心カム付きモ
ータ12が固設されているとともに、その先端面には洗
浄用のブラシ13が着脱自在に取着されている。偏心カ
ム付きモータ12は、その回転軸12aがグリップ部長
手方向と直交する向きに配置されており、該回転軸12
aの先端に偏心カム14が取り付けられている。
【0019】また、前記ヘッド部2のブラシ取着面と反
対側の端面部には、前述した2本の往復動シャフト7,
7の一端がナット15,15で固定されており、この往
復動シャフト7,7の周りを囲むようにして、グリップ
部1内にスライド自在に入り込む大きさからなる所定長
さの筒状スライド壁部16が形成されている。
【0020】往復動シャフト7,7の先端側は、グリッ
プ部1内のシャフト支持用プレート10に穿たれた挿通
穴9,9のそれぞれに遊嵌挿通された上で、その先端部
にナット17,17などが螺着され、往復動シャフト
7,7が挿通穴9,9から抜け出ることがないように係
止されている。
【0021】前記往復動シャフト7,7には、シャフト
支持用プレート10とヘッド部2野端面との間にスプリ
ング18,18が、また、シャフト支持用プレート10
とシャフト先端のナット17,17との間にスプリング
19,19がそれぞれ縮設配置されており、ヘッド部2
はこれらのスプリングによって、グリップ部長手方向に
のみスライド自在となるように、シャフト支持用プレー
ト10に支持されている。
【0022】偏心カム14は、図3に示すように、所定
厚さからなる鉄などの金属製円板から構成されており、
この円板の中心Oから所定の距離Aだけ離れた位置にモ
ータ軸12aを取り付けることにより、重心の片寄った
偏心カムとしている。なお、ハンディタイプの洗浄装置
の場合、この偏心カム14の直径は5〜15mm程度が
好ましい。5mm以下では振動振幅が小さく、十分な洗
浄効果を得ることができず、15mmを越えるとモータ
12に負担がかかり過ぎ、モータの寿命を縮めてしま
う。
【0023】また、偏心カム14の偏心カム比A:B
は、1:1.5〜1:5、好ましくは1:2〜1:4の
範囲とする。偏心カム比が1:1.5よりも小さいと、
加振力が小さ過ぎ、十分な振動振幅を得ることが難し
く、また偏心カム比が1:5を越えると、偏心回転に伴
う不快音が大きくなり、好ましくない。
【0024】図示例の場合、ヘッド部2の先端に取り付
けられたブラシ13は、フィラメントを束ねた毛束20
を、ヘッド部2の先端植毛面に形成した植毛穴に植毛す
ることにより構成されている。このブラシ13は、被洗
浄物の種類、汚れの種類や程度に応じて他のブラシと交
換可能とするために、ヘッド部2の先端部に着脱自在に
取り付けられている。
【0025】ブラシ13における毛束20の植毛穴間隔
は1〜3mm、植毛面からの毛束の毛丈は2〜15m
m、毛束を構成するフィラメントの太さ(直径)は5m
il(約0.12mm)〜15mil(約0.37m
m)とする。さらに、毛束20の毛腰強度は2〜30k
g・f/cm2 、好ましくは5〜20kg・f/cm2
とする。2kg・f/cm2 以下の場合、毛腰が弱すぎ
て洗浄効果が上がらず、30kg・f/cm2 を越える
場合、毛腰が強すぎて繊維を傷めやすくなる。
【0026】ブラシ13の往復振動数は30〜400H
z、好ましくは100〜250Hzとする。30Hzよ
りも小さいと、汚れの剥離効果が小さく、400Hzを
越えると、繊維を傷めやすくなる。
【0027】また、ブラシ13の矢印(イ)方向の振動
振幅は20〜2000μm、好ましくは30〜1500
μmとする。振動振幅が20μm未満では洗浄効果がな
く、2000μmを越えると振動による不快音が発生す
る。
【0028】上記洗浄装置を用いた繊維製品の洗浄方法
を説明する。まず、洗浄すべき繊維製品に適した洗浄液
を用意し、ブラシ13の毛束20を洗浄液に浸し、洗浄
液を含ませる。さらに、必要ならば、洗浄対象とする繊
維製品の汚れた部分も洗浄液に浸して濡らす。
【0029】そして、前記洗浄液を含んだ毛束20の先
端毛先を繊維製品の汚れた個所に軽く押し当て、この状
態で洗浄装置の電源スイッチ11をONにする。これに
よって、モータ12が所定の速度で回転を開始し、これ
に伴ってモータ軸12aに固着された偏心カム14が偏
心回転を開始する。
【0030】偏心カム14が偏心回転を開始すると、ス
プリング18,19の弾発作用により、ヘッド部2全体
が所定の振動周波数で振動を開始し、毛束20を構成す
るフィラメントの毛先が繊維表面を構想で叩くようにし
て当たり、フィラメントの先端が布を構成する糸と糸の
間は勿論のこと、糸を構成する繊維の間まで入り込み、
繊維自体をも直接刷掃する。この結果、繊維間に入り込
んで強力に付着している汚れの微粒子や成分も繊維表面
から浮き上がって掻き落とされるため、繊維間に入り込
んだ頑固で落ちにくい汚れも、繊維を傷めることなく確
実に洗浄することができる。
【0031】このとき、前記ヘッド部2の振動は往復動
シャフト7,7を介してグリップ部1に伝わろうとする
が、この振動はシャフト支持用プレート10を中に挟ん
で縮設配置された左右のスプリング18,19によって
吸収され、グリップ部1まで伝わることがなくなる。こ
のため、グリップ部1を握った手が振動によって痺れ、
しっかりと掴んでおくことができない、というようなこ
ともなくなる。
【0032】また、ヘッド部2は、往復動シャフト7,
7、筒状スライド壁部16およびシャフト支持用プレー
ト10によって、グリップ部1の長手方向にのみスライ
ド自在とされているので、ヘッド部とグリップ部の間を
ゴムなどの弾性体からなる緩衝部で直接連結した先願の
洗浄装置と異なり、ヘッド部が横方向にグラグラと揺れ
るようなこともなくなる。このため、ブラシ先端を繊維
表面に当てて洗浄する際に、ブラシ13を繊維表面にし
っかりと当てて確実に洗浄することができる。
【0033】なお、上記実施の形態では、ブラシ13と
して毛束20を植毛したものを用いたが、使用するブラ
シはこれに限られるものではなく、洗浄対象とする繊維
製品の種類や汚れの種類、程度に応じて、例えば図4
(a)〜(c)に示すような種々のブラシに取り替えて
使用することができる。
【0034】図4(a)はナイロンなどの合成繊維から
なる高さ2mm程度のループ22を基布23の全面に植
毛したループ植毛体24からなるブラシの例、図4
(b)は表面に直径2mm、高さ1mm程度の小突起2
5を多数形成したポリプロピレン樹脂製のブラシの例、
図4(c)は粒径約20メッシュ程度の球状の硬質ポリ
エチレン粉末を焼結し、その表面を砥石状の粗面とした
焼結体26からなるブラシの例をそれぞれ示すものであ
る。
【0035】なお、上記実施の形態では、シャフト支持
用プレート10を中に挟んで往復動シャフト7の左右両
側にスプリング18,19をそれぞれ縮設配置したが、
後端側のスプリング19は省略可能である。後端側のス
プリング19を省略した場合は、シャフト先端部の抜け
防止用のナットが、往復動シャフト7の往復振動時、シ
ャフト支持用プレート10の端面に直接当たるようにな
るため、図1のようにスプリングを2分割して縮設配置
した場合に比べて振動騒音が大きくなるが、洗浄動作自
体は前記実施の形態の場合と同様に行なうことができ
る。
【0036】用いる洗浄液は、前述したように繊維製品
の種類や汚れの種類、汚れの程度によって異なるが、少
なくとも、浸透力の強いHLB7〜15のノニオン界面
活性剤を0.05〜60%、好ましくは10〜45%含
有するものを用いれば、最も効果的に洗浄を行なうこと
ができる。このような洗浄液(液体洗剤)の例を以下に
三種類示す。
【0037】(洗浄液の種類とその組成) (a)衣料用液体洗剤 ポリオキシエチレン(7) アルキル(C12/13)エーテル(HLB
12) ;40%、ジエタノールアミン;7%、酵素;3
%、リン酸系キレート剤;2%、イソプロパノール;5
%、希塩酸;1.5%、香料;0.3%、精製水;残量
【0038】(b)泥用液体洗剤 α−オレインスルフォネート;3%、オレイン酸石鹸;
10%、ポリオキシエチレン(8) ラウリルエーテル(HLB
12) ;7%、ポリエチレングリコールモノブチルエーテ
ル;5%、キレート剤;1%、エタノール;5%、香
料;0.2%、精製水;残量%
【0039】(c)シミ用液体洗剤 次亜塩素酸ナトリウム;5%、α−オレインスルフォネ
ート;1%、ポリオキシエチレン(10)ラウリルエーテル
(HLB15) ;15%、キレート剤;3%、エタノール;5
%、ジエチレングリコールモノブチルエーテル;7%、
水酸化ナトリウム;0.5%、精製水:残量%
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、ヘッド部を往復動シャフトとスプリングに
よってグリップ部にスライド自在に取着しているので、
ヘッド部の振動がグリップ部まで伝わることがなく、使
い勝手に優れるとともに、ヘッド部がグラグラして不安
定になることのない洗浄装置を提供することができる。
【0041】また、請求項2記載の発明によれば、スプ
リングを2分割し、シャフト支持用プレートを中に挟ん
で、シャフト支持用プレートとヘッド部端面との間、シ
ャフト支持用プレートと往復動シャフト先端部との間に
縮設配置したので、振動ノイズをより抑えながら、より
確実に振動を吸収することができる。
【0042】また、請求項3記載の発明によれば、ブラ
シを着脱式とし、取り替え自在としたので、被洗浄物の
種類、汚れの種類や程度などによって最適なブラシに自
由に取り替えることができ、より効果的に使用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る洗浄装置の一実施の形態を示すも
ので、(a)は略示横断面図、(b)は略示縦断面図で
ある。
【図2】前記洗浄装置の平面図である。
【図3】偏心カムの説明図である。
【図4】ブラシの他例を示すもので、(a)はループ植
毛体からなるブラシの断面図、(b)は小突起を多数形
成したポリプロピレン樹脂製のブラシの断面図、(c)
は表面を砥石状の粗面とした焼結体からなるブラシの断
面図である。
【符号の説明】
1 グリップ部 2 ヘッド部 5 乾電池収容室 6 乾電池 7 往復動シャフト 9 挿通穴9 10 シャフト支持用プレート 11 電源スイッチ 12 モータ 12a モータの回転軸 13 ブラシ 14 偏心カム 15 ナット 16 筒状スライド壁部 17 ナット 18 スプリング 19 スプリング 20 毛束 22 ループ植毛体 24 ループ 25 小突起 26 焼結体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 曄 東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 Fターム(参考) 3B155 AA02 CB18 CD05 3B202 AA19 AB13 BA01 BC06 BD04 BE10 EA01 EB12 EB17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端部側を乾電池収容室とされた筒状の
    グリップ部と、先端面にブラシを取着され、かつ、その
    内部に偏心カム付きモータを収容されたヘッド部とを備
    え、 前記ヘッド部は、前記ブラシと反対側の端面に形成され
    た筒状スライド部によって前記グリップ部の先端部内に
    スライド自在に遊嵌されているとともに、筒状スライド
    部内には、グリップ部長手方向に向かって伸びる往復動
    シャフトが前記ヘッド部端面に固設されており、 該往復動シャフトは、その中間位置に設けたシャフト支
    持用プレートによってグリップ部に対してスライド自在
    に支持されているとともに、該復動シャフトの周りには
    シャフト長手方向に沿ってスプリングが縮設配置され、
    該スプリングによって往復動シャフトが弾発状態でスラ
    イド可能とされていることを特徴とする洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記スプリングが2分割され、シャフト
    支持用プレートを中に挟んで、シャフト支持用プレート
    とヘッド部端面との間、シャフト支持用プレートと往復
    動シャフト先端部との間に縮設配置されていることを特
    徴とする請求項1記載の洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記ブラシが着脱式とされ、取り替え自
    在であることを特徴とする請求項1または2記載の洗浄
    装置。
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