JP2002191632A - 低体温療法用装置 - Google Patents

低体温療法用装置

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JP2002191632A
JP2002191632A JP2000398272A JP2000398272A JP2002191632A JP 2002191632 A JP2002191632 A JP 2002191632A JP 2000398272 A JP2000398272 A JP 2000398272A JP 2000398272 A JP2000398272 A JP 2000398272A JP 2002191632 A JP2002191632 A JP 2002191632A
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JP
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temperature
cooling
control
heating
heat exchanger
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Toshiyuki Ono
利幸 小野
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Mac Eight Co Ltd
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Mac Eight Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 温度コントロールおよび復温制御においてオ
ン・オフ制御で行うと、冷加熱に対して体温が変動する
遅延が大きいために、温度管理精度が粗く、体温の変動
が大きくなってしまうといった問題点があった。 【解決手段】 冷・加熱流体が循環するブランケットC
と、該ブランケット上に載っている患者の体温を検出す
る温度センサ7と、前記循環する流体の温度を検出する
温度センサ6と、前記流体を冷加熱する熱交換器4と、
該熱交換器を冷却する冷凍機1と、前記熱交換器を加熱
するヒーター2aと、前記冷凍機の冷凍能力を調整する
ための電磁弁1aと、第1温度調節器8と、第2温度調
節器9と、温度設定、温度傾斜勾配、インターバルを各
ポイント毎に設定するためのタッチパネル等の入力手段
11と、該入力手段によって設定された条件および前記
第2温度調節器よりの信号により前記ヒーターおよび電
磁弁の調節を行うCPU10とを具備した低体温療法用
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、患者が寝ているマ
ット状のブランケット内に冷加熱水を流通することによ
り該患者の体温を低下させ、この低体温の状態を所定時
間継続することにより治療を行うようにした低体温療法
用装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】低体温療法を行う場合において、人間が
持つ熱量に対して体温等の温度をコントロールする場
合、安全に外部から熱を与えられる温度としては4℃〜
40℃といわれている。また、低体温後に元の温度に戻
す復温処理を行うが、この復温時に時間周期的に低体温
装置の設定温度を変更しなければならい。
【0003】そして、従来にあっては、前記温度コント
ロールおよび時間周期的に復温制御を行う方法として、
冷凍機およびヒーターの制御をオン・オフすることによ
って行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記温度コ
ントロールおよび復温制御においてオン・オフ制御で行
うと、冷加熱温度が小さいため冷加熱に対して体温が変
動する遅延が大きいために、温度管理精度が粗く、体温
の変動が大きくなってしまうといった問題点があった。
【0005】本発明は前記した問題点を解決せんとする
もので、その目的とするところは、人体に与える冷加熱
温度の変動を少なくして、人体に対する負担を軽減する
と共に、サーボ機能からマニュアル機能への切換え手段
がセンサを切換えるのではなく温度調節器をソフトウエ
アーで切換えるようにして温度誤差を少なくした低体温
療法用装置を提供せんとするにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の低体温療法用装
置は前記した目的を達成せんとするもので、その手段
は、冷・加熱流体が循環するブランケットと、該ブラン
ケット上に載っている患者の体温を検出する温度センサ
と、前記循環する流体の温度を検出する温度センサと、
前記流体を冷加熱する熱交換器と、該熱交換器を冷却す
る冷凍機と、前記熱交換器を加熱するヒーターと、前記
冷凍機の冷凍能力を調整するための電磁弁と、前記人体
温度を検出する温度センサが接続された第1温度調節器
と、該第1温度調節器とカスケード接続された前記循環
流体の温度を検出する温度センサが接続された第2温度
調節器と、温度設定、温度傾斜勾配、インターバルを各
ポイント毎に設定するためのタッチパネル等の入力手段
と、該入力手段によって設定された条件および前記第2
温度調節器よりの信号により前記ヒーターおよび電磁弁
の調節を行うCPUとを具備したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る低体温療法用
装置の一実施の形態を図面と共に説明する。図1におい
て、Aは本発明の低体温療法用装置(以下、単に医療機
器という)、Bは該医療機器AとカップリングA1 を介
して一端が接続された断熱材(例えば、ウレタン)によ
って外周が覆われたチューブ、Cは前記医療機器Aより
前記チューブBを介して供給される冷加熱水が循環する
ように形成されたブランケットにして、患者Dが寝た状
態で体温の制御を行えるように構成されている。
【0008】次に、医療機器Aの詳細について説明する
に、1は公知の圧縮式冷凍機(以下、単に冷凍機とい
う)にして、冷凍能力調整用の電磁弁1aが取付けら
れ、後述する冷却キャピラリー1bへ流入する冷媒の流
量を調整して冷却能率を調整できるようになっている。
【0009】2は該冷凍機1の冷却コイル1cとヒータ
ー2aおよび該冷却コイル1c、ヒーター2aによって
冷却および加熱される流体(水)が流通する熱交換コイ
ル2bが内蔵された熱交換器、3は前記流体を貯蔵する
タンクにして、該タンク3内の流体の量を検出する液量
センサ3aが取付けられている。
【0010】4は前記熱交換器2によって冷加熱された
流体を前記ブランケットCを介して前記タンク3内に循
環させるポンプにして、該ポンプ4と前記チューブBを
接続する管には流量センサ5および流体温度センサ6が
接続されている。7は前記患者の体温を計測する体温セ
ンサ、8は該体温センサ7よりの信号が入力される第1
温度調節器、9は前記流体温度センサ6よりの信号が入
力される第2温度調節器である。
【0011】そして、第1、第2温度調節器7,8はカ
スケード接続され人体熱量を考慮したPIDパラメータ
を所持している。PIDとは比例動作、積分動作、微分
動作を組み合わせたもので、無駄時間のある制御対象に
も優れた制御結果をもたらすものである。すなわち、比
例制御でハンチングのない滑らかな制御を行い、積分動
作でオフセットを自動的に修正し、微分動作でが外乱に
対する応答を早くすることができる制御方法のである。
【0012】10は前記流量センサ5、第2温度調節器
9よりの信号を受けて後述するフローチャートの動作を
行うCPU、11は医師等が温度調整プログラムを入力
するためのタッチパネルにして、該タッチパネル11に
よって設定したプログラムは前記CPU10にメモリさ
れ、該CPU10は前記第2温度調節器9よりの信号と
流量センサ5よりの信号とを監視してプログラムに沿っ
て制御する。なお、タッチパネル11に代えてキーボー
ドによる設定も可能である。
【0013】図2は前記したタッチパネル11の表示画
面にして、「P1〜P5」は有効の設定を行うポジショ
ンスイッチ、「設定温度」は前記各ポジションにおける
設定を行うスイッチで単位は℃、「傾斜勾配」は設定温
度を制御する際の傾斜角度を設定するためスイッチで単
位は℃/時間、「MAX」は前記傾斜勾配の設定におい
て装置の最大能力での冷加熱で傾斜勾配の設定が無効で
あるときに表示される表示部、「SET」は設定した傾
斜勾配が有効であるときに表示される表示部である。
【0014】「インターバル」は設定温度に達してから
次の制御に移行するまでの時間設定を行うためのスイッ
チで単位は分、「制御中」は「設定」との切換えが可能
なスイッチにして、「制御中」は温度制御中を示し、
「設定」に切換えられていると設定可能状態を示す。ま
た、「LOOP」は「KEEP」との切換えが可能なス
イッチにして、「LOOP」は最終ポイントに達したら
最初のポイントに戻り、「KEEP」は最終ポイントに
達したら、その状態を維持する。「戻る」は他の画面、
例えば、トレンドグラフ画面、医療センサー上下限警報
設定画面等に移行するためのスイッチである。
【0015】次に、前記した構成に基づいてオートモー
ドにおける温度調整制御を行う動作を図3〜図8のフロ
ーチャートと共に説明する。なお、説明を容易にするた
めに図3〜図7のフローチャートはタッチパネル11に
よる操作と、該操作された結果に基づいて冷凍機1およ
びヒーター2aを制御するCPU10と、第1、第2温
度調節器8,9の動作をそれぞれ分離して開示してお
り、また、図8はセンサ8,9によって検出された温度
によって動作する第1、第2温度調節器8,9をそれぞ
れ分離して開示している。
【0016】先ず、医師等によりタッチパネル11を操
作して、各ポイントにおける温度設定、傾斜勾配、イン
ターバルおよび運転モードをキープにするかループにす
るかの設定を行うことによってプログラムの設定を行う
(ステップS101)。次に、ブランケット上下限値、
医療用センサ7の危険値、上下限値の設定を行うことに
よって監視条件の設定を行う(ステップS102)こと
によって温度調節の開始信号が送出される(ステップS
103)。
【0017】そして、前記したタッチパネル11におい
て設定した条件および浮遊(麻酔)人体熱の制御PID
パラメータの読み込みが行われCPU10は記憶する
(ステップS201)。前記CPU10が各種の条件を
記憶すると冷凍機1の制御を開始させると共に電磁弁1
aが冷凍能力が最大限となるように制御する(ステップ
S202)。
【0018】続いて、温度調節器へ設定(パラメータ設
定、カスケード制御命令)および監視条件を書込み指令
が送出され(ステップS203)、この温度調節器への
書込み指令によって温度調節器8,9に対して書込みが
行われ(ステップS301)、また、CPU10は監視
を開始する(ステップS204)。
【0019】そして、温度調節器側において温度調節ル
ープに入り(ステップS302)、温度の監視が開始さ
れ(ステップS303)、この温度調節ループは図8に
示すサブルーチンのフローチャートの温度調節制御が行
われる(ステップS304)。すなわち、人体の温度を
検出する温度センサ7よりの人体温度を読み込み(ステ
ップS304a)、人体温度読み込み値と設定温度値と
の差分をPID演算から第1温度調節器8の出力値を求
める(ステップS304b)。
【0020】次いで、温度調節器8の出力と循環水の温
度を検出する温度センサ6よりの温度を読み込み(ステ
ップS304c)、温度調節器8の出力値を設定値とし
温度センサ6からの差分とPID演算から第2温度調節
9の出力値を求め(ステップS304d)、その結果に
よってヒーター2aを制御する制御量を得る(ステップ
S304e)。
【0021】そして、前記ヒーター制御信号と現在の温
度データをCPU10に対して出力し(ステップS20
5)、かつ、前記データに冷凍機1の故障や、ヒーター
2aの断線が発生しているとか、チューブBが鋭角的に
曲げられて流体の流れが阻止されている等のエラーが発
生しているか否かを監視する(ステップS206)。ま
た、前記ステップS305において、傾斜勾配時の設定
温度と現在温度の偏差が基準以上げあるか否かの判定を
行い(ステップS306)、エラーが発生しているとの
判定の場合には前記ステップS206に出力を送出す
る。
【0022】前記ステップS206においてエラーが発
生すると警報等を発するので、チューブBの曲がりを直
す等のエラー処理を行い、さらに、傾斜勾配エラーや温
度調節エラーの場合にはプログラム設定内容の変更を行
う(ステップS207)。なお、前記したエラー発生原
因で致命的な場合、例えば、冷凍機1の異常、ヒーター
2aの断線等の場合には自動的に電源が遮断され医療処
置の停止を行う。
【0023】前記ステップS207のエラー処理を行っ
たことによりエラーが解除されると、CPU10は実測
の温度が理想値から外れているか否かの判定を行い(ス
テップS208)、外れているとの判定の場合には冷凍
機1における電磁弁1aの開度を制御して冷凍能力の調
整を行う(ステップS209)。なお、理想値が高い値
であり、電磁弁1aを最低限に絞っても前記高い理想値
に達しない場合には、冷凍機1をオフにして温度調節を
行うようにしてもよい。
【0024】この調整の後において設定値に達したか否
かの判定を行い(ステップS210)、設定値に達して
いないと判定するとステップS205に戻って前記した
動作を設定値に達するまで繰り返し行う。そして、設定
値に達したと判定されると、次に、タッチパネル11に
おいて最初に設定したプログラムモードがインターバル
モードであるか否かの判断を行い(ステップS21
1)、現在の設定がインターバルをとらないモードであ
る場合には、次のポイントがあるか否かの判断を行い
(ステップS212)、次の設定ポイントがない場合に
は、前記ステップS205に戻る。
【0025】一方、次の設定ポイントがある場合には、
タッチパネル11において設定したプログラムモードが
キープモードかループモードであるか否かの判断を行い
(ステップS213)、キープモードであると判断する
とキープ状態を維持し(ステップS214)、ループモ
ードであると判断するとポイントをリセットして前記し
たステップS205に戻り、前記した動作を繰り返し行
うものである。
【0026】また、温度調節器のフローチャートにおい
て、前記したステップS306のエラー発生が生じなか
った場合には、現在の設定において傾斜勾配制御が設定
されているか否かの判断を行い(ステップS307)、
傾斜勾配制御を行う設定である場合には、設定変更周期
のタイミングであるか否かの判断を行い(ステップS3
08)、設定変更時期のタイミングとなる場合には自動
的に温度設定値の変更を行う(ステップS309)。な
お、ステップS307,308において設定が行われて
いない場合にはステップS304に戻って繰り返し動作
が行われる。
【0027】また、前記したステップS211において
インターバルの設定が行われている場合にはインターバ
ル制御が行われる(ステップS216)。すなわち、ス
テップS216において、インターバルのタイムアップ
に達したか否かを判定し、タイムアップに達していない
と判定すると、ステップS205に戻りタイムアップに
達するまで繰り返し同じ動作が行われ、タイムアップに
達したと判定するとステップS212の次のポイントが
有るか否かの動作に移行するものである。
【0028】なお、前記した図3〜図7のフローチャー
トにおいて、前記した動作を行っている状態においてタ
ッチパネル11を操作した場合について説明する。前記
動作中においてプログラム変更が行えるのは、オートモ
ード、マニュアルモードでの設定温度の変更等、プログ
ラムパスでの変更が行えるのは、現在のプログラムでの
制御しているポイントの変更、運転モードでの変更が行
えるのは、オートモードでは温度センサを対象に温度制
御を行い、マニュアルモードではブランケット温度を対
象に温度制御を行う(ステップS104)。
【0029】このようなプログラムの変更を行うと、プ
ログラム変更であるかマニュアルモードの変更であるか
によって(ステップS105)、プログラム変更の場合
にはステップS101に戻って前記した動作を行い、マ
ニュアルモードへの変更である場合には、マニュアルモ
ードであるとして(ステップS106)、プログラムの
変更と運転モードを切換える(ステップS107)。
【0030】以上説明したような動作を行うことから、
例えば、仮死状態の新生児等の治療を行う脳の低体温療
法について具体的に説明する。脳温度を下げたいが、低
体温装置での冷却でブランケットC等での外部熱(冷
却)をできるだけ変動させないで、また、過冷却にしな
いことが予後の影響に害を与えないと言われている。
【0031】脳温度(または脳温度同等の温度個所)を
規準としたサーボ制御では、ブランケット温度が自動操
作のため、既存の低体温装置の場合、冷却能力と新生児
等の患者によっては過冷却温度範囲で外部熱を与えてし
まうという問題があった。
【0032】そこで、本発明の低体温療法用装置にあっ
ては、温度センサ7の基準でのサーボ制御において、ブ
ランケットCの温度は自動的に温度制御するが、タッチ
パネル11の操作でブランケットCの温度上限、下限値
を設定することができるので、、医師の判断で上下限値
を設定することで、患者に与えるブランケットCの温度
が過冷却(過加熱)を与えることがなくなるので安全に
温度制御することが可能となるものである。
【0033】また、従来の低体温療法等の復温法ではゆ
っくりと日数をかけて温度を上げていく方法がとられて
いるが、この方法では定時間毎、または、人体温度の変
動により低体温装置の温度設定を変更しなければならな
く、厳重な監視管理が必要とされる。
【0034】しかし、本発明の低体温療法用装置にあっ
ては、設定値までの温度傾斜勾配をCPU10により医
師が希望する温度傾斜勾配を自動的に誘導することで監
視管理を簡便にすることができる。そして、前記誘導す
る理想温度のマージンを持ち、このマージンから人体の
温度等が外れた場合は警報を発生することができるもの
である。
【0035】さらに、従来において、発熱時に氷枕、蓄
冷剤等で額の部分を冷却する処置が行われているが、前
記氷や蓄冷剤の何れにあっても時間の経過に伴い蓄熱効
果が減少し、室温または体温近くの温度に上昇してしま
うので、頻繁に交換しなければならないという問題があ
るが、しかし、この方法の場合には人体の皮膚に害を与
えないというメリットがある。このような問題を解決す
るものとして、氷や蓄冷剤の冷却能率が少し減少した時
点で頻繁に冷却蓄熱を持ったものと交換した場合、人体
の皮膚は凍傷、顔面神経痛を誘発するといった危険性が
ある。
【0036】そこで、本発明の低体温療法用装置を採用
した場合には、温度設定、該温度に達するまでの傾斜勾
配時間の設定が可能であり、また、前記設定温度に達し
てからのインターバルの設定を多数のポイントで設定、
否設定が可能となるので、氷枕での治療にも好適なもの
である。
【0037】
【発明の効果】本発明は前記したように、冷凍機を常時
運転状態となし電磁弁によって冷凍能力の調整を行うよ
うにし、かつ、ヒーターとを並行動作するようにしたの
で、温度調節時におけるハンチング現象を抑制でき、ま
た、第1、第2温度調節器をカスケード接続して人体熱
量を考慮したPIDパラメータを所持するようにしたの
で、操作量に伴う人体温度の変動を把握した制御と、人
体温度の変動に対して微細で俊敏な操作量で加熱温度の
大きさに変動なく人体に悪影響を与えることなく体温温
度の制御を行うことができる等の効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る低体温療法用装置のブロック図で
ある。
【図2】同上のタッチパネルの表示状態を示す説明図で
ある。
【図3】オートモード動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図4】同上のフローチャートの続きを示すフローチャ
ートである。
【図5】図3のフローチャートの続きを示すフローチャ
ートである。
【図6】図5のフローチャートの続きを示すフローチャ
ートである。
【図7】図3のフローチャートの続きを示すフローチャ
ートである。
【図8】図7の温度調節制御のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
A 低体温療法用装置 B チューブ C ブランケット 1 冷凍機 1a 電磁弁 1b キャピラリー 1c 冷却コイル 2 熱交換器 2a ヒーター 2b 熱交換器コイル 6 循環流体温度検出用温度センサ 7 人体温度検出用温度センサ 8 第1温度調節器 9 第2温度調節器 10 CPU 11 タッチパネル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷・加熱流体が循環するブランケット
    と、該ブランケット上に載っている患者の体温を検出す
    る温度センサと、前記循環する流体の温度を検出する温
    度センサと、前記流体を冷加熱する熱交換器と、該熱交
    換器を冷却する冷凍機と、前記熱交換器を加熱するヒー
    ターと、前記冷凍機の冷凍能力を調整するための電磁弁
    と、前記人体温度を検出する温度センサが接続された第
    1温度調節器と、該第1温度調節器とカスケード接続さ
    れた前記循環流体の温度を検出する温度センサが接続さ
    れた第2温度調節器と、温度設定、温度傾斜勾配、イン
    ターバルを各ポイント毎に設定するためのタッチパネル
    等の入力手段と、該入力手段によって設定された条件お
    よび前記第2温度調節器よりの信号により前記ヒーター
    および電磁弁の調節を行うCPUとを具備したことを特
    徴とする低体温療法用装置。
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